連日、<*手続不要*>という冠がついた「臨時支度金の5億8500万をお支払い致します。」というメールが届いています。手続不要だったら、何もしなくても手に入るはずなのに、メール本文には URL が貼られています。「手続不要ちゃうんかい」と、メールが届くたびに突っ込むのに疲れました。それにしても、いったいなんの支度金なんでしょうか。このあと、なにかやらされるんでしょうか。いずれにしても、イデオロギー的に、不労所得をいただくわけにはまいりません。
6月10日(火)『夢売るふたり』
観たことがあって、面白かった記憶があるので、無料配信されているのを40分くらい観ました。例によってほとんど覚えてなくて、えー、こんな展開になるんだっけ、と思いました。ラクダに似た俳優が夫を風呂で問い詰めるシーンが面白かったのは覚えていましたが、そこはやっぱり面白かった。しかしそれ以降は、かなりムカムカします。以前観たときもこんなにムカついたのだろうかと、記憶が定かではありませんが、ひょっとするとむかしはもう少し寛大だったのかもしれません。じじいになると、誠実性を踏みにじる者が許せなくなるとか、あらあらこれじゃあ意識哲学だわ。
6月11日(水)悩ましい
花粉症の薬をやめると途端に鼻水が出始めるのは、これはひょっとして禁断症状なんだろうか。だから仕方なく服用を再開するのだけれど、これって完全に依存していることになるのではないか。マスクをつけている国会議員はごく少数で、そのうちのひとりが太郎らしいということを知って以来、マスクを外すようにしていたら、これまた鼻水がやってくる。もうおとなしく薬を続け、マスクも外さなければいいのか。しかし依存と太郎はお断りしたいところだし…。
6月12日(木)そのまま暴力
わんわん男2人組が入れ墨をした女性に足払いして、さらに髪をつかんでいる動画が「おすすめ」でまわってきました。なぜ「おすすめ」されたのかはわかりませんが、その動画にぶらさがっているコメントの多くがクズばっかで、さす九どころかさすポンニチです。拳銃を所持しバックに国家が控えているわんわん男2人組なんて、それだけで暴力以外の何ものでもないのに、なんでそんなやつらの肩をもつコメントをわざわざ書き込めるのでしょうか。石原の支持者は石原がもっとも切りたがっている者たちだと、かつて言われていましたが、体制をどっこいしょしているそいつらって、事があれば真っ先に切られちゃうというのに。
6月21日(土)片づかない
あんなことやこんなことで忙しく、しかしまだそんなことやそんなことが残っているのだけれど、いつの間にやら30℃を超えるような日々が始まってしまったので、溶けてしまわないうちに何か書いておかないといけないと思った。いや、別に溶けるわけはないだろうし、何か書いておかないといけないなどという論理的必然性もどこにもないだろう。そんなわけで、阪ちんが弱すぎて無駄に時間を過ごすことがないというのに、ちっともいろんなことが片づかない。
6月22日(日)よくわからない
相変わらず、みんなが自分らしく生きられるようにうんぬんかんぬん言う人たちが後を絶たず、それ本気で言ってますかと思わずにはいられない。みんなが自分らしく生きようとしたりしたらどんだけ大変な状況になるか、とか考えないんだろうか。世界がひどい状況なのは、みんなが押しつけられた自分らしさを生きなくちゃいけなくなってるからで、「ホントの自分」を生きれば、みんなハッピーだと、そういうことなんだろうか。そもそも自分らしさなんてものを笑って見せたポストモダンはどうなったんだろう。
6月23日(月)正義に反する
アメリカがイランの核施設を爆撃した。テレビも新聞もないから知らないだけで、実はもっと大騒ぎになっているのかもしれないけれど、ネットではどっかのアホの政党の都議選候補者42人全員が落選とか、どっかのコンプラ違反のやつの話とかが多く、中にはフェイクニュースだと言ってる記事があって、ひょっとするとホントにフェイクニュースなんじゃないかと思ったほど。どうして世界中で反対声明や反対運動が起きないのか。さっき見たヤホーの見出しは、「米によるイラン攻撃 物価影響懸念」だよ。イランの人たちの被ばくの懸念じゃないのかよ。ドイツのニュースの見出しは、「イギリス外相がイランに警告」だけど、警告はアメリカに出せよ。アホなのか。
6月24日(火)バカ丸出し
どっかのクソ作家があそこの知事をくさして、そんなに蟹が好きなら知事を辞めて蟹工船に乗れやとかいう話をしたったと、自慢げにポストしているのですが、そのしたった話はどっかの政党関係者がご高説を垂れる催しの一環で行われたようで、その政党関係者がうれし気に一緒に写真に納まっていたり、好意的に引用リポしたりしていて、おまえらひょっとしたら小林多喜二すら知らないのかもしれんなと、クソ作家とバカ政治家たちにムカついてしまいました。もう、消え去ってくれていい。
6月25日(水)いまだに
いまだに「エロは反権力」などと大真面目に言ってる人がいて、ある意味では衝撃的だ。まさか、エロは権力による法を侵犯するのだから反権力だ、とか考えているんじゃないでしょうね。まさかね。もしそんなふうに考えているのだとしたら、全力で痴漢を擁護していただく必要があるでしょう。あの人たちは国家暴力による被害者であり、あの人たちこそ、反権力であるとかなんとか。そんなわけで、皇国屋が絡むエロこそ、暴力以外の何ものでもない。もっとも、皇国屋が絡めばエロだけではなく、なんだって暴力ではあるが。クソが。
6月26日(木)どうせ
「エロは豊かな人生の喜び」だそうです。いまどき、男子中学生ですら、そんなアホなことは言わないだろうし、そういうことを公言しているおっさんをきっとバカにするだろう。しかもこのおっさんにとってのエロは、どうせミソジニー丸出し、性加害全開の代物だろう。だけど「反権力」とかほざいちゃうわけで、きっと子どもをもつ権利がうんたらこうたら寝言を言うに違いない。一瞬でも、その「喜び」の犠牲になってる人がいるかもしれないとか、まあ考えないわな。