会のいろいろ

なぜ会員制?

 芝居を観たいと思っても、地方ではなかなか観られませんでした。

私たちが住む福島で芝居を観ようと思えば自分たちの手で芝居を呼ぶことを考えなければなりません。

芝居は、経済面から多くの観客を必要とします、映画や音楽などと違い、公演だけで経費を賄わなければなりま
 せん。そのため観客が少ないと公演が成り立たなくなります。

そこで鑑賞会は会員制にして、一定の会員数を維持することで、公演が成立するようにし
 会員が安心して継続的に芝居を観ることが出来る環境を作ってきました。

また福島だけでは芝居を呼ぶのは大変難しいことです。東北には15の演劇鑑賞会や市民劇場があります。
 その鑑賞団体の仲間と力を合わせることで、例会が成り立っています。

過去に福島演劇鑑賞会では、会の窓口を広げようと、誰でも入会しやすいようにと、「個人でも」「一回だけでも」
 入会出来る方針で、会員募集をしたことがあります。

しかし作品によって、会員数の増減が激しくなり、知名度のない作品では会員数が減少し、赤字が出て会の存続
 が危うくなったことがありました。

このような経験から、「最低でも一年間は観続けましょう」という呼びかけをし会員制にしています。
 観続けることで、芝居の面白さを発見し、会員間の交流も生まれ、この会への愛着もでてくると思います

この会は興行団体ではないので、「主催者と観客」という関係が有りません

会員の意見が、運営や作品選びに、反映出来るのは会員制以外にはないと考えています

なぜサークルは3人以上なのか

鑑賞会へ入会するときは、3人以上でサークルを作ることが原則になっています。

演劇を観るということは、個人の行為ですが、一人では観たい演劇を招くことは出来ません。鑑賞会は、演劇を

観たい人が集まることで成り立っています。これは、仲間と観劇することで、より多くの人と感動や発見を語り合

い、観劇の輪を広げようという、会の目的に根ざしたものです。

鑑賞会は過去に一人でも入会出来る方針を持ったことが有りましたが、しかし失敗してしまいました。

一人では好きなときに入り、観終わったらやめていきがちです、継続するのが難しいようです。

二人では、夫婦、恋人等で成立し、それ以上広がりが望めません。

三人以上だと、何かを決めるときも、多数決が出来ますし、仲間で観劇することで楽しさが倍増するとおもいます。

サークルの仲間と話し合うことで、観たい作品が見えてきたり、新しい発見が有ったりします。

「来た芝居を観る」から「観たい芝居を呼びたい」という積極的な方向になって、より芝居を楽しめると思います。

会の運営もサークル単位で行われので、スムーズにできる様になります。