C2s は、 20 年近くに及ぶアナログシンセサイザーの改造 / 製作によるアナログ回路のノウハウを持つ Studio Electronics が満を持して送り出すスタジオ用コンプレッサー / リミッターだ。設計はもちろん、部品やデザインまで妥協の無い自信作である。
FET を使用した Class A 回路で構成されるコンプレッサー / リミッター部はスタジオの定番機として君臨する Urei 1176(R) を基本に各部をブラッシュアップ。レシオは 4 : 1 、 8 : 1 、 12 : 1 、 20 : 1 に加えて有名な 1176 の裏技であるボタン4つ同時押しモード( Squash )も抜かりなく搭載されている。
入力段には Reichenbach 製( JENSEN 製と同等品)のインプットトランスを使用、 1176 とは異なりトランスの後にインプットアッテネーターを配したことにより、常にこの入力回路をフルにドライブさせ、 S/N 比を初めとするサウンドクォリティを格段に向上させることに成功した。
出力段は最初期の 1176 や Neve 1272 等で使用されていたものと同等のトランスを使用した Class A 回路を搭載。アウトプットトランスには SOWTER 製のトランスを使用、往年のビンテージサウンドのニュアンスを余すところ無く再現する。
アウトプット / ゲインリダクションメーターは素早いトランジェントに対応するため LED を使用したピークメーターを採用。ディテクター信号を共用するリンクスイッチによりステレオでの使用ももちろん可能。トゥルー・バイパス方式により、電源 OFF 時であっても完全な状態で信号を通過させられるのも嬉しい配慮だ。背面には2種類のコネクターを持つバランス入出力端子、グラウンドリフトスイッチ、出力インピーダンス切替スイッチを装備。