「紅霞庵」御影聖良さまから50000hitのお祝にいただきましたー!!!

な、なんのお礼にもならないですけども、
下に風太の妄想SSをつけさせていただきました・・・!!!
ええもう、こんなお色気たっぷり脱ぎっぷりのいい方を拝見して、
エロを書かずにはいられません・・! 
というワケで。
(返ってイメージブチ壊しでご迷惑かもしれませんが・・)


以下、妄想SS。エロ有りですので、15禁でお願いします!!!
 


 









 ■ ribbon ■
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  



奪還屋の二人が、事務所兼住居となる安マンションをどうにかこうにかゲットして、早数日がたっていた。
男二人の同居に、最初こそ周りに好奇の目で見られたりもしたものだが、そこは銀次の持ち前の人当たりの良さが功を奏したようで、隣近所とは良好な関係にあり、まずまずの平和な毎日が送れていた。


・・・つーのによ。

「ばぁんちゃ〜んv いってらっしゃーいv」

先にマンションを出て駐車場に向かう蛮に、部屋のベランダから銀次が身を乗り出し、笑顔全開にして手を振っているのを肩越しに振り返ると、蛮は脱力したように”は〜・・”とため息をついた。

あのな・・・。
アホが・・!
目立つだろうがよ!

だいたいな! オレはいつ、嫁をもらったんだ! 
オレらは新婚さんかっての!
ほら見ろ、ベランダで洗濯干してるオバハンどもが、一斉にコッチを見やがるじゃねえか!

「オレも後から行くからねぇ〜v」
「わーったから、でけえ声で叫ぶな!」
「えぇ〜!? 何ー!? 聞こえないよー」

だから5階から、でけえ声出すなっての!!! 
ああ、もう! ガキどもまで、じろじろ見るんじゃねえ・・!

そんなこんなで、とっとと歩き出しながら至極面倒臭そうに、さっと手を振りかえして(でも一応は振りかえしはするのだ・・)、スバルのある駐車場に辿り着いてから、蛮は、やっと車のキーを部屋に忘れて来たことに気がついた。

・・・ったくよー。調子狂いっぱなしだぜ・・。

チッと舌打ちすれども、キーがなければ話にならない。
蛮は、仕方なく不機嫌に踵を返し、マンションへと戻ることにした。
今までなら車に乗るのにキーを忘れるなんてことは有り得なかったが、どうも最近、本当に調子が狂いっぱなしで。
それもこれも、つい最近まで相棒だったヤツが、同居するなりどーゆーワケか、ほとんど新妻状態になってしまっているのも大きな原因の1つだろう。

まったく。
いいのか?
こんな甘ったるい、腑抜けた暮らしをしていて・・よ。
無敵無敗の男、美堂蛮さまともあろうものが。
緊張感が無さ過ぎるっつーか・・。


とか何とか思いつつマンションに戻り、部屋の鍵を開けようとして、それが掛かっていない事に気がつくと、蛮はちょっと険しい顔になって扉を開いた。
そして、靴を乱暴に脱ぎ捨てると、短い廊下を大股でずんずん歩きながら怒鳴る。

「銀次! テメェなあ! オレが出た後はちゃんと鍵かけとけって言っただろうが!! ・・・・・・・・は?」
「蛮ちゃあん! よかったぁ、帰ってきてくれてー!」
「・・・・・・・・・・・テメ・・・ 何、やってんだ???」

リビングから顔を出した銀次は、なんだかピンクのやたらめったら長いリボンに巻き付かれ、しっちゃかめっちゃか身動きがとれない状態になっていた。
蛮の呆れたような顔に、汗を出しつつ、仕方がないのでにっこり笑ってみる。

「えへへ・・・」
「んだ、テメエ。1人で拉致・監禁プレイでもしてんのかよ?」
「んあ!? ちちちちがうよ! 何言ってんの、もー!」
「だったら、何だ。そりゃあ」
「ねえ、それより解いてくんない? 蛮ちゃん?」
甘えたような声で上目使いにお願いされるが、さすがにそこまで蛮も人が良くない。
「ワケ、じっくり聞いてから考えてやら」
「うー」

銀次の話したワケとは、こうだ。
もうすぐ父の日で、日頃お世話になっている波児はまあ、いわば自分たちの父親代わりみたいなもんだし。
なにかあげたいなと思ったものの、自分には金がない。
それで、自分にリボンをかけて、「今日一日、波児さんの言われるままに働くよー」というのは(ありがちな発想ではあるが)名案じゃないかと思ったとかで。
ちょうどテレビで「ラッピング講座」なるものをやっていたので、この前引越祝いに(引っ越し、というのだろうか?)夏実がくれた巨大な恐竜のぬいぐるみのラッピングに使われていたリボンを取り出し、自分に巻き付けてみたらば取れなくなった・・・と。
つまりはそういうことのようだ。

「アホだな」

簡単な一言で済まされて、銀次ががくっと落ち込む。
「・・そう言わないでよ、蛮ちゃん。これでも、オレなりに一生懸命考えたんだよ?」
「オメーの”一生懸命考えた”は、時々はた迷惑なんだよ。自覚しやがれっての」
「う〜」
「ったく、手のかかるヤローだぜ」
激しく銀次の身体に絡みついたリボンを、ブツブツ言いつつもほどいてやりながら、ふいに蛮の頭にピーンと悪魔のツノが立った。

よくよく考えてみれば、こんなオイシイ状況を楽しまない手はねえんじゃねーのか?

「オラ銀次。手、もっとこっち回せや」
「うん。こう?」
「そ。・・・で、頭をコッチ」
「こう?」
「おうよ」
「・・・・ねえ、なんだか最初より、ひどくこんがらがってない?」
「気のせいだ」
「・・・・そう?」
「ああ、もう。この上着、ひっかかって邪魔なんだよ。脱いどけ」
「うん」
リボンの間から器用に上着を取り去り、ついでにTシャツも下から捲り上げる。
「ばばば蛮ちゃん?」
「んー?」
「なんで、あの、どんどん服だけ脱げてんの??」
「服あると、絡まってやりにくいだろ」
「そ、そ・・・・ あっ!」
「どしたよ?」
問いかける声が、意地悪く笑っている。

やーな予感。

銀次がそう思った時は、既に遅かった。
嫌な予感は、まさに的中したようだ。
捲り上げられたTシャツの下から、這うように上がってきた蛮の手がおもむろに銀次の胸のあたりを撫で回し始めていた。
そのままTシャツが頭から抜かれ、え?と思う間もなく、ハーフパンツと下着までもが、するすると下ろされて足から抜かれる。
「うわ? リボン巻き付いてんのに。すごーい、蛮ちゃん。手品みたい!」
「坐っとけ」
「うん?」
言われるままにその場に坐り、呑気に蛮の器用さに感心していた銀次は、いつのまにか背中に回っていた蛮が含み笑いをしているのに気づくと、やっと自分の置かれている状況を理解した。

あれっ? 
ところでオレ、いつのまにすっぱだか・・なの?

「ば・・・蛮ちゃん、コレって・・・・! ア・・・!」
脇から回された蛮の手に、チクビを軽く指先で転がすように刺激され、思わず前屈みなる銀次の背中でリボンがぎゅ・・っとひっぱられる。
両の手首を後ろで交差した状態で固定され、全裸で体育坐りのような恰好のまま、銀次は完全に身動きがとれなくなってしまった。
「あの・・・蛮ちゃん?」
ひきつった笑いを浮かべつつ、少し前屈みのまま、後ろの蛮を肩ごしに振り返る。
「オレ、あの、えっと・・・」
「おし! 準備オッケー」
「じ、準備って何の・・」
「拉致監禁縛りプレイ」
「うわああん」
「ま、たまにゃーこういうマニアックなのもいいだろ!」
「よくない、よくないです〜! てゆうか、別にオレ、拉致・監禁されてないし!!」
「とか、言いながら、よ。ココ、こんなにしてんのはどういうワケだ?」
「え・・? アアっ!!」
やおら、背後から剥き出しにされた股間に手を伸ばされて、銀次の身体がビクッ!と跳ね上がる。
「期待に、答えてやんねぇとな」
期待なんかしてないよぉと反論する隙も与えず、既に固く持ち上がっている銀次のものに、蛮が指を絡ませてくる。
「や・・・アア・・・・ッ・・・!」
キツク扱き上げられて、銀次がいきなりの強い刺激に甘い悲鳴を上げた。

ち、ちょっと待って。
オレ、なんかこの状況、すさまじくヤバくない・・?
すごく、恥ずかしいんですけど・・!

思いつつも、全裸でリボンを巻き付けただけの艶めかしい姿態で、蛮の愛撫に頬を赤らめ息を乱す銀次を、その肩に後ろから顎をのっけるようにして覗き込んで蛮がほくそ笑む。
「自由がきかねぇってのも、結構イイだろ?」
からかうように言われて、銀次が固く目を閉じたまま、否定するように恥ずかしそうに、ゆるゆると首を横に振った。
「んじゃ、なんでこんなにココ、とろとろにしてやがんだよ?」
「アア!!」
爪をひっかけるようにされて、先端に強い刺激を受けて、返事の代わりになお高い喘ぎを上げて銀次の身体が前に倒れる。

へーえ、なんのかんの言いつつ、結構いつもよりコーフンしてやがんじゃねーの?

ニヤリとしつつ、蛮の空いている方の指先が、前のシゲキに思わず少し浮いた銀次の双丘の谷間に、チャンスとばかりに素早く滑り込む。
「や!!」
「ココも、さわり放題だしよ?」

いつもは恥ずかしいからイヤだの、くすぐったいからやめてだのと、やたらと遮りやがるうるせぇ手もねえし。

「イヤ! ソコ、やだってば!」
「ヤなワケねーだろ? 先走りが垂れてきて、コッチまでもうヌルヌルだぜ? オラ」
「あ・・! 蛮ちゃ・・・ぁ・・!」
「いつも以上に感度イイよな?」
「ア・・・・ア・・・・・・ッ!!」
入り口に丹念に先走りの液を塗り込み、指をするりと入れられるなり、銀次が快楽に顎を上げて背中をのけぞらせようとするけれど、縛られてそれも叶わず、前に身体を折りこんだまま蛮のイジワルな指の動きに堪える。
指の本数を増やしつつ、ソコを充分にやわらかく解して、蛮が楽しそうに、いきなりそのまま銀次の身体をころんとフローリングの床に転がした。

う、うそ・・!?

驚きのあまりに、銀次の瞳が大きく見開かれる。
「蛮ちゃ・・・・!」
とんでもない恰好にさせられて、銀次がさすがに慌てた様子で、背中で合わされた手首を解こうともがくけれど、蛮の手はそれを許さず、折り曲げたままの銀次の身体を力まかせに仰向けにさせた。
そして合わされた両足をひょいと片手で持ち上げ、蛮の指をくわえ込んだまま明るみに晒されたそこに、顔を近づけ唇を寄せる。
「ば・・・蛮ちゃん、や、やだ、やめてよぉ!」
「やめねーよ」
銀次の泣くような声に耳を貸すこともなく、指でゆっくりと銀次の体内で掻き混ぜるように動かしながら快楽の場所を存分に刺激し、いっぱいに張りつめたその秘所にそろそろと舌を這わせる。
「や・・・・ヤ・・・・! あぁ・・・・・あ・・・・っ・・・・・!」
銀次の声が充分に濡れを帯び、くっと切なげに寄せられた眉が次第にゆるんで、蛮の舌と指の動きに合わせて腰がビクビクッと跳ねるように反応を返してくるのを見計らって、蛮が甘みを含んだ声で聞いた。
「イレて欲しいか・・?」
「・・・・・・ん・・!」
「おし。今日はえれぇ素直だな」
「だって、も・・・ぉ」
「わーってるって」
言いながら、銀次の腰を上げさせて、ゆっくりとその体内に蛮が入り込んでいく。
高く腰を持ち上げられ、奥まで深く挿入されて、銀次が無理な体勢にちょっとつらそうに固く閉じた目元をひきつらせる。
その表情が、恐ろしく色っぽい。
次第に突き上げる速度を早めていきながら、いつも以上の強い締まりにちょっと焦りつつ、蛮が上擦った声で言った。
「悪くねーだろ、たまには縛りつーのも」
「う・・・!・・・・あ・・・はぁ・・・・あぁ・・・・・・んう・・・・・!」

・・ああ、けど、なんか足ジャマで、顔がよく見えねぇな・・。
ここだけ、ちっと緩めるか・・・。

せっかく感じ入っている様子の銀次の表情が、合わされた足に隠れて見えないのはかなり勿体無いと、蛮が銀次の足に巻き付いたリボンを緩め、膝を左右に大きく割り開く。
そして、その足を抱え直して喘ぐ唇にキスを落として、嬉々として、さらに深々と銀次の中に身体を埋め込みながら、激しくその身体を揺さぶった。










「・・・で。どーするの、蛮ちゃん」
「どーするったってよ・・」
「余計こんがらがっちゃったけど! しかも、蛮ちゃんも一緒にこんがらがってるけど!!」
蛮の太股を跨いで、つい今しがたまで愛し合っていたカタチのまま、銀次が目の前の蛮の肩に腕を回して、ちょっと責めるように言う。



「オメーが暴れるからだろうが!」
「蛮ちゃんがヘンなポーズばっか、取らせるからでしょうが!」
「悦んでたクセによー」
「よ、喜んでなんかないよっ!」
「”蛮ちゃあん、キモチイイよぉ”とか言ってじゃねーかよ」
「いいいい言ってないよ、そんなコト!!! もぉ・・。あ、そーだ。ソコの引き出しの中にハサミあっから」
「切んのか?」
「だって、切らないともう取れないよ? こんなになっちゃって」

確か巻き付いていたのは銀次だけのはずだったのに、ちょっとコッチを緩め、ちょっとソッチを巻き直して、あーんな体位やら、こーんな体位やらで愉しんでいるうち、いつのまにやら蛮まですっかりリボンに巻き付かれてしまっていたのだ。

「切っちまったら、また使うのに困んだろ?」
「ええ? まだ使う気なのー!」
「トーゼン! だから、テメエ、こんなのつけて波児に”ハイ、プレゼント”なんて言いやがんじゃねえぞ! こんな風にいただかれちまう事もあるって事をだな、オレは身をもってテメーに教えてやるために・・・!」
「・・・そんなヤラシイ人、蛮ちゃんぐらいだと思うけど・・・」
「あ゛あ゛!? んだと!? テメェ、この状況でそれを言うとはいい度胸だ!」
「ええ?! ちょ、ちょちょ、ちょっと待って! ま、まさか、まさか、まだすんの・・・?」
「おうよ、まだテメー、オレの教えがわかってねえみたいだしな!」
「あ〜、もう! これ以上ひんがらまっちゃったら、本当にとれなくなっちゃうよぉ! ねえ、蛮ちゃん、蛮ちゃんったら・・・! ア・・・」


そんなこんなで、何が使用目的だったかすっかり忘れ去られたピンクのリボンは・・。
結局、蛮が切るのを渋ることも出来ないくらいヨレヨレになった後で。
本来の目的にはついに使用されないまま、ようやく銀次の手でテープカットと相成ったのだった。
蛮がそれをひたすら残念がったのは、言うまでもない・・。



まぁなー・・。
別にリボンじゃなくて、ロープ使ってもいいんだけどよー。
銀次にゃ、リボンのが妙に似合ってやがったからなぁ・・。
イマイチ、ロープで縛りじゃあ、萌えねーんだよなー。


すっかりマニアックなリボンプレイ目覚めてしまった蛮は、その後恥を忍んで自らピンクの可愛いリボンの購入してき、銀次を思いっきり呆れさせた。





end











スミマセン、スミマセン!! 
恩を仇で返すとは、まさにこのことですー!うわあん。
でも、この色っぽい銀ちゃんを見たらば、もうもう、書かずにはいられなくて、エロ!!! 
だって、だって、食ってくれといわんばかりの・・・!
まさに「喰われちまいな?」という状態なのですもの!!!
誘ってるんですもの、銀ちゃんが!v
おかげでイキオイにまかせて、楽しく楽しくエロを書かせていただきました〜vv
しかし、このマンションの両隣に住んでいる方は、しょっちゅう銀ちゃんの艶めかしい声を聞かされるのですね・・。
なんだか気の毒なような、羨ましいような・・。
「もうちょっと声を押さえて」と言いたくとも、旦那さんコワそうだしね・・(笑)

御影さん、煩悩イラストを本当に本当にありがとうございましたー!!!
そして、すっかりエロにしちゃって本当にごめんなさいなのでした〜!!!(涙)


そして〜さらに〜!!!
2枚目のイラストもいただいちゃいましたよ・・!
これは御影さんのサイトさまにこのribbonをアップしてくださった時に加えて描いてくださったのよvv うわーい、大自慢vv
こちらはノーカット版(笑)ですvv 蛮ちゃーんの右手に注目〜vvv
もう蛮ちゃんの右手は最近こういうことをするためにあるんですね!
御影さん、本当に本当にありがとうございましたーvv(8/14)


御影さんのイラストだけじっくり見たい!という方はコチラ



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