■ 風の向かう場所 




鬼里人七頭目の1人、蝉丸と戦う赤屍と別れ、銀次は少しほっとしていた。

なぜだろう。
この谷に来てから、どんどん自分が自分じゃなくなっていく気がしている。
花月が合流し十兵衛たちの援軍があり、多人数での移動になってからは殊更強くそれを感じていた。
自分じゃないというよりも、自分らしくいられない、そんな感じだ。
脳内はひたすら混沌としていて考えがまとまらず、思ったままがつい口をついて出る。
その言葉に、微妙に矛盾が生じていることなど、とうに自分でも気がついている。
迷いがあることさえ。
しかも、それを十兵衛に見抜かれた。
目が見えないため、その分人の心の動きに過敏であることは承知していたが、それでもかつては部下であった男だ。
普通なら、そうたやすく心を読まれたりはしないものを。
いや、迷っていること自体どうだろう。
ここしばらく、いやもう随分と長く、自分はそんな風に今自分が何をすべきかということを深く思慮に入れずに動いてきた。
ごく自然に。
そして、そこに迷いはなく、疑念さえ生じることはなかった。
自分にはいつも答えが見えていたから、そこに突き進むだけだった。
難しいことはわからないけれど、それでも直感がいつも銀次に教えてくれたから、自分はそれを信じて前に進むだけだった。

――ただ、ひたすら前に突き進むだけ。

そして前に、
自分の向かうそこにあったのは・・・。

考えて、ちょっと俯く。


そうだ。
いつも、ひた走るオレの前には、
蛮ちゃんの背中があった。
そして、駈けて駆け抜けて、それを追い越して、
その気配が背後に回っても、自分は足をとめなかった。
駆け抜けていくのは、気持ちがよかった。
何1つ、迷いもなく、想いのままに駆け抜けるのは。

それでも時折、自分はこれで合っているか?と微かに不安を抱く時もあったけれど。
そんな時は、迷わず振り返った。

そうすると、ずっと見守ってくれていたらしい紫紺の瞳が、包み込むように自分を見て笑う。


――おうよ、間違ってねえぜ。大丈夫だ。ちゃんと見ててやる。安心して進め。


『行け! 銀次!』
『うん!!』



「蛮ちゃん・・・」

池と呼ぶには巨大過ぎる水溜まりを泳ぎながら、銀次はふと声に出してその名を呼んでみた。
ずっと誰かが一緒だったから、そんな風に声に出してその名を呼んだことは、別れてから一度もなかった。
水中から突き出していた岩を見つけ、ぬかるむ岩肌に抱きつくように、それに手をかけ掴まりながら、もう一度口にする。
今度ははっきりとした声で。
「蛮ちゃん」
呼ぶなり、銀次の口元がほころんで、笑みがこぼれた。

なんて。
なんて、いい響きなんだろう。
心の中のもやが、さっとひいていくような。
泣きたくなるほど、懐かしいような、そんな響き。


蛮ちゃん・・。
オレには、本当のところ、蛮ちゃんがどうしてあんな風にオレに言ったのかよくわからない。
もっと他の言葉でもよかったんじゃないかって、そんな風にも思えるんだ。
でも。
あんな風に蛮ちゃんに言わせたのは、オレだよね?
うん、大丈夫。
気持ちはちゃんとわかってる。
少々乱暴でも、オレのこと、ちゃんといつもわかってくれたのは蛮ちゃんだけだったから。

蛮ちゃんは、こんな形でオレがおっかけてきちゃったことを怒るかもしんないけれど、でも。
でもね。
でも、オレ、やっぱGetBackersの"s"の意味は、オレたちが
どんなに離れてても変わんないって、
そう信じてるから。
だから、オレ、蛮ちゃんだけを行かせられないって、
行かせちゃいけないってそう思うんだ。
たとえ力がなくても、それで足手まといになったとしても。
離れてちゃ、いけないって。
だって。だってさ。

――オレたちは、二人で1つだもん。

そうでしょ? 蛮ちゃん。



――!
岸の方で、地震のように大地が揺れた。
それが赤屍と蝉丸の戦いによるものだと知って、銀次がちょっと険しい顔になる。
みんな闘ってる。
それぞれ、自分と。
立ち止まってなんか、いられない。
自分も、闘うんだ。
自分自身と!
これはたぶん、そういう戦いなんだ。
答えは、きっと、その戦いが終わった時に見える。
自分自身に克った時に。
だから、今は、前に進むことだけ考えたらいい!

そうだよね、蛮ちゃん。


オレ、やっとわかった。
変だった、自分が。
どうしてだったのか。

ちゃんと見てなかった。

いつも、いつだって、蛮ちゃんは、オレの行く先を指し示すように、そこに光を投げかけてくれてた。
答えをくれた。
それは、そばに居なくちゃ見えないもんなんかじゃなかったんだ。
離れてたって、絶対に見えるんだ。
それに気がついていなかった。

大丈夫!
オレ、やれるよ!

電撃なんかに頼らずに、きっと戦い抜いてみせる。
蛮ちゃんの居るところまで辿りつく!
絶対に―!








「――!?」


蟲宮城に向かう通路を鏡形而とともに駆っていた蛮が、脳裏に閃いた強烈な光に唐突に立ち止まった。
「どうしたんだい? 美堂くん?」
それに合わせるように優雅に足を止め、鏡が蛮の背中から笑みを投げかける。
「いきなり立ち止まったりして。天野くんが気になるのかい?」
本気で言っているのか、からかいを含んでいるのか。
相変わらず、真意の読みとれぬその口調にも、しかし蛮は反応しなかった。
感覚を研ぎ澄ませ、それを周囲に張り巡らせるようにその気配を探す。
確かに、感じた。
イナズマのように、大気を震撼させるほどの強い気配があった。
どこだ・・?
だが、一瞬大きくはっきり現れた気配が、今は少し遠い。
蛮の紫紺の瞳が、苛立ちを含んできりっと宙を睨み付けた。
「どれ? 中継してみようか」
それを気にもとめぬように、のんびりした口調が横やりをいれる。
「中継だと?」
「ああ」
いぶかしむような蛮の瞳に、さらりと涼しげな笑みを返して、鏡が両手の中にダイヤモンドダストのカケラを集め、手鏡のような大きさのスクリーンを作り上げる。
「ごらんよ」
その中を指し示されて、蛮が睨むように目の前のやさ男を見た。
どう考えても信用ならないこの男が、いったい何を『中継』してくるのか予測がつかず、蛮が眉間に細かな皺を寄せた。
「へえ。これは・・。なかなか面白いよ。美堂くん」
促すように視線を流され、その鏡の顔に一瞥をくれると、警戒心も露に蛮がその中を斜めから覗き見る。
途端に、蛮の表情が一変した。
一瞬、ひどく驚いたような顔になり、それがだんだんに綻んでいく。
少し引いて見ていたはずの上体が、いつのまにか前のめりになり、その中を食い入るように見つめていた。
射るような視線が瞬く間にやわらかくなり、そばで見ていた常と同じように、瞳がフ・・と細められた。


その中で、戦っている男は、まさしく懸命だというのに。


『もう! 次から次へと何なんだよ〜!
 これ、まさか幽霊船なのー!?
 オレ、お化けは大っきらいなのにー! あああもう、このこの!!
 あっち行けーッ!!』

画像だけでなく、ご丁寧に音声までしっかりと中継してくれる親切ぶりに、蛮が多少辟易とする。
それでも、まあいい。
元気でいる姿が見られただけでなく、声まで聞けたのだから。
真意はどうあれ、ここは感謝してやってもいいだろう。
遠くに動き出した気配だけは既に感じていたから、無事にいることだけはわかっていたが、それでもこうして目前に姿を見ると心から安堵する。
――よくぞ、無事でいてくれた。と――


しかし、まあ。
あっち行けっつって、行ってくれりゃー世話ねえがな?
心で思って、自然と口元を綻ばす。
相棒は、どこぞの船の上で、ゾンビまがいの兵と闘っているらしい。
虫のゾンビたぁ、さぞかし不気味だ。
お化けや幽霊が、大の苦手な銀次のこと。
かなりな大パニックなことだろう。
すでに、半泣き状態だ。
自分がもし近くにいたら、即座に飛んできて”ばぁんちゃあん”と情けない声でも上げて、背中にへばりつくところだろう。

やれやれ。まったく。
大の男がバケモンぐれぇで、んな半ベソかいててどーすんだよ。
相変わらず、テメーは・・。

『ああ、もう! くそうー! キリがないよー!
 よ、ようし、こーなったら!!
 ば、ばば蛮ちゃん直伝ー! スネークバイトォォオオ!』

な・・!

『どうだ、ザマーミロ!
 見たか、蛮ちゃんのスネークバイトの威力っ!! ふははは・・』

お・・。オイオイ。

『あー! くっそお、まだ来るかぁ! す、スネークバイトォオ!
 スネーーーーークバイトォオーーーッ!』

・・あのな、テメー。

待て待て待て。
ちーと待て。
そりゃあ、ねえんじゃねぇか?
オレの真似はいいがよ、タレてちゃ意味ねえだろう!
しかも、届いてねえし! 全然! 
ああ、手、短けえ!
第一、しかも、しかもよ、
それのどこがスネークバイトだっての――!!! ゴラァ!


しかし、まあ。
なんつーか・・。

――可愛いやな。

オメー、マジで、ソレ可愛いって。

必死で、オレさまの必殺技、かましてよ。
オメーって奴ぁ、ったく・・。
可愛いすぎんぜ?








――ああ、そういやぁ、んなこと言ってやがったこともあったっけな。


「ねーねー、オレも蛮ちゃんみたく、スネークバイトできるようになんないかなぁ」

仕事もなくて、ヒマを持て余している昼下がり。
ふと銀次が何の脈絡もなく唐突に放った言葉に、芝生に寝転がっていざ昼寝・・という状態にいたオレは、それこそ『鳩が豆鉄砲をくらったような顔』をしただろう。
何を言うのか、この相棒は。
『呪われた右腕』とまで裏の世界で呼ばれ恐れられてきた、蛇を宿した忌まわしいオレの右腕。
その常人ならぬ握力で敵の肉を喰らい、身を守ることは容易かったし、それに関しては多少の自負もあった。
が、同時に持て余してもいた。
あまりにも容易く、肉を抉り取り、骨を捻じ曲げ砕く。
この腕に宿っているのは、本当に蛇なのか。悪魔ではないのだろうか。
血塗られた右腕は、いつかその皮膚から奥に向かって他人の血が染み入って、今に自分の身体からは絶えず死臭がするようになるだろう。
そんな気が、時折意識に降って湧いた。
そんな腕が繰り出す蛇咬だ。
それを、出来るようになりたいとは。
一拍の沈黙の後、呆れたように答える。
「あほか。無理に決まってんだろ」
「でもさぁ。あ、ね、ちょっとだけ、いいでしょ?」
目の前で両手を合わせて、にこっと笑う。
テメエは確かにおねだり上手だ。それは認めてやる。
だが、どうせ強請るんなら、もっと別のもんがあるだろうに。
「んで、そんなもん出来るようになりたいよ?」
「だって、カッコいいもん!」
「はぁ?」
「スネークバイトしてる時の蛮ちゃん、カッコいいんだもん!」
畜生。せっかくいい具合に眠気がきてたのに、その一言に吹っ飛んじまった。
「・・・・・・あのな」
「だから、ねっv」
「恰好良いのは、オレさまだからだろうが? テメーがやったって、どーせ猫がツメ出してじゃれついてるようなモンだろうぜ」
「ええ、ひどいなあ。でもま、いっか。それでもいいから教えてよ。手はさ、こんな感じ?」
「オメー、潮干狩りじゃねーんだからよ」
「むっ! んじゃあ、こんな?」
「ちがうっての」
「じゃあ、教えてよ、ねぇねぇ。振り下ろす時って、こんな??」
「振り下ろしてんじゃねえって。それじゃあオメー、へっぴり腰のジジイの薪割りだ」
自分で言って、思わず吹き出す。
けど、例えとしちゃあ、的は得てんぜ?
「ひどーい。もう笑ってないで! ほら、起きてよ」
「ああもう、うるせー」
言いながらも、銀次に腕をひっぱられ、面倒くさげに立ち上がる。
「いいじゃん、どうせヒマなんだし」
「ああ?! オレさまの必殺技伝授がヒマ潰したぁ、いい度胸じゃねーか、テメー!」
「のあ! そ、そういう意味じゃなくて、ですね!」
ビチビチとタレやがるのを一発殴って元に戻し、しようがねえなとため息をつく。
「・・・ま、いいか。ったく。テメーはよお。ああ、何やってんだ。もっと手はこうだ、こう!」
「こう?」
「ちげえ! こうだ」
「こう?」
「違う!!」
「いったぁ! 殴んないでよー」
「テメエがへたくそだからだ!」

ったくよー。
オレさまの真似なんぞしなくっても、テメーは電撃してりゃあいいんだよ。
蒼白い光に包まれ、それを金色に変えて解き放つ時のテメーはな。
ぞくぞくするほど、きれーなんだよ。
まあ、もっともんなこたぁ、口が裂けても言いやしねぇが。







「嬉しそうだねぇ」

いつのまにか、そこに鏡がいたことなどすっかり忘れていた蛮が、笑みを含んだ言葉にはっとなる。
無意識に、食い入るように銀次を見ていた。
思考が、勝手に記憶を辿って逆走してしまっていた。
「力をなくした相棒が、自分の必殺技を駆使して必死に戦っている。相棒冥利につきるかい?」
鏡の言葉に、呆れたように蛮が両肩を聳やかす。
「あれのどこが、オレの必殺技だっつーんだ」
「・・本人は、そのつもりみたいだけど?」


『あああ、くそう! スネークバイト! スネークバイト! スネークバイト!
 スネエェェクバイトォオォオ・・・・!!』


それにしても、と。
一撃ごとに叫ばれる技の名に、思わず蛮が頭を抱えてしまいそうになる。

ああ、もう。
バナナの叩き売りじゃねえんだ。
ヒトの必殺技を、大安売りしやがんじゃねえ! くそ!


「それにしても、多勢に無勢だね」
「ああ、しかも敵は、屍にしちゃあ活きがよさそうだしな」
「どうするんだい?」
「どうするって? さあ? どうにでもしやがるだろう」
鏡の言葉に、蛮がそのダイヤモンドダストのスクリーンから離れ、煙草を咥える。
鏡が、少々意外そうな顔をした。
「さぁて、こっちも休憩してる場合じゃねえ。とっとと蟲宮城に向かうぜ」
「天野クンは? 助けなくていいのかい?」
「助けに戻ってる時間はねえ。ここまで来た以上、自分の力で何とかしなくちゃ進めねえってことぐれぇ、ヤローも覚悟の上だ」
「へえ。やっぱり、結構冷たいんだね、キミは」
「どうとでも言え。行くぞ!」
まだ充分長い煙草を投げ捨て踏みつけるようにして足を進める蛮を、やれやれと肩を竦めて見つめながら、鏡が手の中にガラスの破片を吸収させてスクリーンを消す。
そして、続こうとする鏡に、蛮が背を向けたまま言った。
「で? ホスト野郎」
「何だい」
「テメエは、それを使って、いったい誰に何を『中継』してやがる?」
言いつつ、凄みのある笑みを浮かべて、蛮が鏡を振り返った。
それに、涼しげな笑みで鏡が答える。
「何のことかな?」
蛮がにやりとした。
こういうタイプの人間は、表情を変えない時ほど真実味が滲み出る。
――なるほど、そういうわけか。
「いや、何でもねえ」
蛮は、それに満足そうに笑みを返し、踵を返して再び『城』を目指して駆け出した。
鏡が続く。


長く長く、果てしなく続くかのような深紅の絨毯の敷き詰められた通路を駆りながら、蛮は思っていた。


銀次と別れて進み出してから、何かが足りないようなそんな感覚が常に付きまとい、自身の無敵さにすら翳りが見え出していた。
胸の奥に、大きな空洞が出来てしまったような。
それを自覚してはいたが。
理由は明確ではなかった。
なぜ、わからなかったのだろう。
銀次が傍らにいる。それこそが自分の力だったのだ。
それほどまでに、相棒の存在は自分の中で大きかったのだ。
大きくなりすぎていた、ともいえる。
・・頼っていたのは、むしろコッチの方だったのだろうか?

我知らずと、フ・・と笑みがこぼれる。

テメエが、テメエのありったけの力で踏ん張ってる以上、オレは進むしかねえ。
手を差し伸べることは容易いが、今、お前はそれを望んじゃいない。
それがわかるから。
向かうべき場所で、オレは風が来るのを待つだけだ。
その風が、背中からオレを追い掛け追い越して、吹き抜けていく時を。


来たよ! 蛮ちゃん!!
オレ、間違ってないよね! こっちで間違ってなかったんだよね!


おうよ、テメーが自信をもって突き進む方向に、いつも間違いなんてねえ。
信じてりゃいい。



ただよ、迷子にゃなるな。
テメーは、天性の方向音痴だかんな。
オレの声のする方に、真っ直ぐ来い! わかったか!








――銀次!




「蛮ちゃん?」



「今、蛮ちゃんの声が・・・」

「蛮ちゃんの声がした」
恐怖に、パニックに陥りかけていた銀次の顔にゆっくりと笑みが戻る。

見ててくれんだね、どこかから。
蛮ちゃんの気配・・。
それは、もっと先の方だね?
まだまだオレは遅れてるんだ。
急がなくちゃ!
こんなところでおめおめと、化け物さんたちの餌食になんてなってられない!


「よおし、頑張るぞお!! 」


「もーいっちょー!! ばーんちゃん直伝ー!
 スネーク〜〜バイトォオオオ・・・・!!」







そして、ふと。
こんな苦しい状況下に陥るなど何も知らずに、無邪気に蛮と戯れていた平穏な昼下がりを、銀次は思い出していた。

ひとたび仕事に入れば、そんな日々を奪り還すのに一苦労があることなど知ってはいたから。
どんなに空腹が続く長いオフでも、それを互いに、無意識に、存分に楽しんできた。


・・この仕事が終わったら、奪還しよう。
しなくちゃ。
かならず。もう一度。
コンビニのお弁当たいらげて満腹になって、
お日さまの降り注ぐ公園の芝生で、並んで昼寝した至福の時間を。
もう一度。
奪り還さなくちゃ。


その奪還のためにも、今、オレは負けられない。
そうだよね、蛮ちゃん――!




それに答えるように一陣の風が、
銀次の背を押し、足下から上昇し、振り上げた腕に絡みつくようにしながら、
天空高く駆け上っていった。





END













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マガジン37号のネタバレSSなのです。
一度書き始めて没にしていたのですが、原作が思ったほどなかなか動かないので、再び書き出してみました。
いえ、とにかくあまりに「蛮ちゃん直伝スネークバイト」を繰り出す銀ちゃんが可愛くてv
蛮ちゃんに見せてあげたくて仕方がなかったのです。
きっとへたくそだとか、どこがスネークバイトだとか悪態つきながらも、照れまくってしまうんだろうなーって想像したら楽しくて。
きっと、可愛くてたまらなくなるんじゃないかなあ。
でもきっと助けにはいかない。そんな気はします。自分の土俵で精一杯頑張ってるのがわかるから。
自分のすべき事を最優先しなくちゃと思うでしょう。
でも『直伝』っていいよね! 直に教わるってことでしょう?
 てことは、直に教わったんだ! どんな風に??
 と第2に妄想が生まれ、こういうお話になりました。(笑)
コンビニお弁当は、ぜひ奪還させてあげたいです、まともなもん食べさせてあげたい。熊肉じゃなくてね(笑)