たとえばオレが、







公園のベンチの前に立って、
うーんと大きく伸びをして、空を仰いで。


おひさまの光のまぶしさに思わず、
「はっくしょん!」と
大きなくしゃみをしちゃった時とか。


そんな何でもない時に、


ふと視線を感じて振り返った、その先に。
蛮ちゃんの、”そういう顔”があったりする。






冬の日の陽だまりのような、
あたたかでおだやかな、やさしい瞳。










目が合ったとたん。
いたずらを見つかった子供のように、
ちょっとバツの悪そうな顔をして、
フイと視線を逸らしてしまうんだけれど。


「なーに、蛮ちゃん」
「んでもねぇよ」


そうして何もなかったような顔をして、
あさっての方向を見て、煙草を咥えた。









オレたちは、




つらいことが多すぎて、
過去の一時、
笑うことさえ忘れてしまったけれど。






今は――
微笑んでいて。



そんな風に穏やかに、微笑んでいて。



もっと、もっと、
もっと、もっと。



オレの傍で。





微笑んでいて―――。











『武東の小箱』 武東様vよりいただきました。



 このイラストは、蛮ちゃんのお誕生日に武東さんのサイトにアップされてたもので、ひと目見るなりそのあまりに穏やかな微笑みに、いつもなら「うおおおお!!!」とか「萌え――!!!v」とか叫んで喀血して忙しいのですが、この時ばかりは感動して、思わず涙ぐんでしまいました…。もう本当に素敵…vv なんて穏やかにわらっているの、蛮ちゃん…!ぐす。
そしてこの微笑みをみたさに通い詰めた挙句。「あの蛮ちゃん、欲しい――!!!」と、フリーでもないのに、強請っていただいちゃって。へへへ。武東しゃん、ありがとーvv でね、イラストに添えられていた文章(ぽえむ?/笑)がまたすごーく素敵で!!! 上のは私がそれを思い出しつつ加筆させていただいたんですが。書いた後に武東しゃんから届いた原文のメールは。
『おだやかに 微笑んで。
もっと もっと もっと もっと。
オレの傍で。』
でしたー! そうかもっとは4回か! 2回しか書いてなかったや〜と、修正をいれてみたりしたんですが。ごめん!武東しゃん!ああ、余計な脚色しなけりゃよかったよ、武東しゃんのポエム(笑)のが絶対いいよー!やっぱこのままにしておけばよかったー。ごめーん。(でもちょっっぴりミニコラボ風にしたかったのー!)何はともあれ、大好きな武東しゃんの蛮さまを無事お迎えできて、とてもとても嬉しいですvv 王様、本当に本当にありがとう――!!! 


モドル