「で・・・あの」
「なんだ?」
「どうしたの、これ」
「いや、おまえが使ってみたいっていうから」
「いいいいい言ってない!!」
「そうだっけ?」
「そうです! でも、だからどうしたのって、これ」
「通販で買った。オヤジの名前で」
「・・・・怒るよ、父さん」
「だろうな」
「で・・・・あの・・・・」
「スイッチ入れてみるか?」
「うん・・・え、うわああ!!動いた」
「・・そりゃ動くって」
「・・ところで、これ、どうやって使うの?」
「入れるんだけど。★☆★に」
「誰の!」
「誰のって、おまえに決まってるだろ」
「僕の?!どうして!?」
「どうしてって・・・」
「あ、あのさ。ちょっと待って。お兄ちゃん」
「なんだ? 気に入らないか?」
「うん。僕が見たの、もっとイボイボが・・って、そうじゃなくって! ぼ、僕まだお兄ちゃんと、初めて、その、してから、まだ**回め
(好きな回数を入れてください)だよね!」
「大概してんな」
「うん。じゃなくて! まだ、こんなの使う前にお兄ちゃんとしてないこと、い、色々あるんじゃないかって、お、思うんだよね」
「なるほど」
「そ、そういうのちゃんとしてから、使うべきじゃないかって思うんだ」
「・・・・(つまりマンネリしてきたらってことか?)」
「お・お兄ちゃん・・?」
「なるほど、おまえの言いたいことはよくわかった。そうだよな。まだしてないことあるもんな。色々と(ニヤ)」
「え・・・・・?」
「あんなことも、こんな角度からも」
「え。え・・・?」
「あ、これはおまえにやるよ。家で自習」
「は? いいいらないよ!そんなの」
「遠慮すんなって。そうか、でもタケルの方からそんなこと言うなんてなあ。いや、楽しみだな。色々と」
「あの・・言ってること、よくわかんないんだけど」
「あ、じゃあ。わかりやすいように、また本でも用意しとくよ」
「・・ほ・・本?」


                                        
続く・・のかな?
                                                     ura topにモドル

 がんばれ、兄弟!