JR東海 超電導リニア館

 超電導の実験を見ようと超電導ラボの前で待っている間、炎天下の中待ち時間がわからなくて気をもんでいた年配の夫婦にiモードで待ち時間を調べる方法を教えてあげました。話を聞いてみると、なんとかパソコンを使って冷凍マンモスが見られるマンモスラボの予約を取ったそうです。私はインターネットにつなげられるパソコンはあったけど、何の予約もしないでやってきました。その後でiモードから予約してみようとしたら・・・全滅。リニアモータの原理もご存知で、好奇心さえあれば年齢など問題になりません。

 会場外にあるMLX01-1の実車と車内を観察後、超電導ラボで実験ともう一台のMLU002の超電導コイルを見てきました。
 3Dシアターは事前予約が必要ですが、超電導ラボは不要です。

 減速する方法は、
・翼を動かした空力ブレーキ
・モータを発電機として作動させる回生ブレーキ
・車と同じようなタイヤに付いている機械ブレーキ
 空力が使われる所が584km/h出せるリニアモーターカーならではです。

会場外とMLX01-1
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2005年05月02日 11時35分

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2005年05月02日 11時35分

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 まず、MLX01-1の実車を観察。下部には目立つメカは無い。推進コイルと案内コイル(壁からの位置を保持する)は車両側面の前・後方に付いています。
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2005年05月03日 15時01分

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 MLX001-01側面のコイル。手前にあるのが"推進コイル"で中央に見えるのが"案内コイル"。
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2005年05月02日 11時36分

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 推進コイルのズームアップ。コイルが欠けているのは、これで良いのだろうか? わからない。
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2005年05月02日 11時35分

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 浮上・案内コイルのズームアップ。
 変形したU字型磁石のような推進コイルとは違って、輪になっているようだ。
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2005年05月02日 11時36分

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 推進コイルの説明
 クリックするとかろうじて説明が読めます。
 簡潔に説明すると、線路の壁にある電磁石からの磁力が、この推進コイルに作用して車両を前に進める。
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2005年05月02日 11時36分

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 浮上・案内コイルの説明
 クリックするとかろうじて説明が読めます。
 簡潔に説明すると、線路の壁にある電磁石からの磁力が、この案内コイルに作用して車両を地上から引っ張り上げて(浮上)、かつ線路の壁から一定の距離を保つ(案内)働きをする。車両下面にはコイルはついていないようだ。
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2005年05月02日 11時36分

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 MLX01-1車内の様子。
 従来の新幹線というよりも飛行機に近い感じでしたが、テープが貼ってあって座れませんでした。
超電導ラボ-1 超電導実験
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2005年05月02日 12時39分

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 超電導ラボで行われた実験にて。
 10Gの加速度でスペースシャトルの模型を水平に打ち出すために、超電導コイルに冷却と励磁(コイルに電流を流して磁力を発生させる)を開始したところ。
 なぜ励磁電流を3分もかけて増す必要があったのでしょうか。
 起磁力[AT]上昇中。
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2005年05月02日 12時39分

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 コイル温度-251度一定。
絶対零度(-273度)より高い温度で超電導状態を作れるのが高温超電導。
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2005年05月02日 12時39分

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 撮影失敗のため、ほとんど読めません・・・
励磁中 89%
通電電流 254A? 緩やかに増加。発射時には300Aまで増加していました!
起磁力 450AT? 直線的に増加していました。
コイル温度 -250度 一定
1st温度 -207度? 一定
2nd温度 -250度? 一定
 300Aという電流は電圧にもよりますが、一般家庭のブレーカは30〜40A、工場の小さいラインが動きます。
超電導ラボ-2 MLU002
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2005年05月02日 12時39分

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 超電導ラボ内にあるもうひとつの実験車両MLU002で使われたコイルの説明文。
 側壁にある無励磁コイルと車両にある通電しているコイルがのすれ違いによって起こる電磁誘導(通電、無励磁は反対かもしれない)で、車体を引き揚げているとのこと、つまり車体強度によって最高速度の限界が決まるのでしょう。
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2005年05月02日 12時38分

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 手前の白いものに推進コイルと案内コイルが収まっていて、奥にはコイルを冷却するユニットが付いている。超電導状態を保つために液体窒素などで冷却が必要。
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2005年05月02日 12時38分

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 上のDVC40012の内部。その二  写真のコイルは外にあるのがコイルで、内側にある円柱は荷重支持材。製作は三菱電機。