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旧厚生省は皮膚科,小児科病院をモニターにして、1979年から健康障害の調査をしています。皮膚科
では調査以来連続 して健康障害のトップは合成洗剤です。
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≪口から入り込むより皮膚から入り込むほうがコワイ!≫
皮膚の表面は皮脂謨という天然のクリームで覆われていて、外部から皮膚を保護しています。合成界面活性剤はこの
皮脂膜を破ってしまい、他の化学物質をも侵入しやすくします。手荒れや湿疹はこのような合成界面活性剤の作用の表 れです。
洗濯や食器洗いによって合成洗剤が手から侵入します。洗濯した衣類からは合成洗剤や柔軟仕上げ剤が汗などに
溶け出し皮膚から侵入します。シャンプーやリンス,ハミガキ剤のほとんどにも合成界面活性剤が入っているので、頭皮, 毛髪,舌が侵されるとともに体内に入ります。合成洗剤で洗った食器や野菜からも残留したものが口から入ります。化粧 品や食品にも乳化剤として合成界面活性剤が使用されています。
口から入った場合は、排泄されやすいのですが(旧科学技術庁の実験では1週間で99%排泄)、皮膚から進入した場
合は、10日で10%しか排泄されません。それだけ体内に長期間残り、血液によって体中にめぐらされます。合成界面 活性剤は、細胞を破壊する作用があり、最後にたどり着いた肝臓の細胞が特に悪影響を受けます。ネズミを使った実 験では、発ガン物質と一緒に合成洗剤を与えると、発ガンの割合がぐんと上がる結果も出ています。
毎日、毎日、合成洗剤で洗濯,食器洗い,野菜洗いをし、合成シャンプーで髪を洗い、合成界面活性剤入りハミガキ剤で
歯を磨き、合成界面活性剤入り化粧品で肌の手入れをしていれば、そのことが人体にはかり知れない悪影響を及ぼす ことになるのです。
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