おっ、どんな裁判の話だっ?


バニーボーイ御剣  (描:谷津椿)

何このアヤシイ雰囲気! 全然イノセントな目してないよ!
しかも、初めてちゃんと乗せた絵がこれって。
元ネタはラーメンズのネタ、『バニーボーイ』です。
どういうネタかというと……とりあえず、成歩堂を客役にして逆裁バージョンっぽく会話を書いてみます。
元ネタの面白さにはおよばないけど。

御:「いらっしゃいませ。バニーボーイの店、“ラビリン”下高井戸店へようこそ」
成:「うん」
御:「最近全然来てくれないかったじゃないですか〜。寂しかったですよ〜」
成:「仕事が忙しかったんだよ」
御:「え、具体的に、どのくらい忙しかったんですか?」
成:「どのくらいって……まあ、睡眠時間が3時間くらいだったりとか…」
御:「3時間くらい? 『くらい』? 具体的には?」
成:「そんなの知らないよ。いいよ、そんなのは。それよりさ、今回の裁判がまた大変だったんだよ」
御:「おっ、どんな裁判の話だっ?」(興味津々顔で何故か低音ボイス)
成:「……まあ、殺人事件だったんだけど」
御:「へえ〜、あるんだ〜、実際」(ちょっと驚いたように)
成:「いや、まだ全然内容話してないからね?」
御:「あ、そっか。いっけねっ」
成:「……うん。それでね、まず、被害者が学生だったんだけど」
御:「学生…!」(拳握りながら立ち上がる)
成:「いや、まだそんなに驚く所でもないよ?」
御:「そっか、間違えた」(座る)
成:「でね、死亡推定時刻が午前2時で」
御:「午前2時…!」(再び拳握りながら立ち上がる)
成:「だーから! だから、まだ驚く所じゃないって」
御:「そっか、間違えた。よく間違えます」(座りつつ)
成:「いいから、僕の話を聞いてよ」
御:「おっ、どんな話が飛び出すんだっ?」(興味津々顔で低音ボイス)
成:「……だから、今話してるんだから、な?」
御:「うん」(じっと成歩堂を見詰める)
成:「……何でそんなにイノセントな目なんだよ」

って感じの会話を、延々と。
元ネタはもっと面白いですから。
あと、元ネタでは舞台がホテルで、そこに泊まりに来た男の部屋に、何故か先にバニーボーイがいるっていうところから始まります。
そこで、接客のシミュレーションをやりはじめて、↑のような会話が繰り広げられるんです。
とにかく面白いんで、おすすめです、ラーメンズ。

って、コメント長っ!

(2005.02.10)