無限のファンタジア名古屋OFF会レポート!
『背後ハッチャケ弄られるの巻』
午前7時に起床!
天気はカラッカラに快晴っ! 風は強くて寒いけど日が照ってるので問題なしっ!
私は身支度を整えると朝食を掻き込み、流し込み、ズドンと入れ込むと、リュックとグレイさんからの『差し金』を持って家を飛び出したのであった。
いい朝。いい陽射し。
その中に出かけるのは何といっても気持ちがいい、多少寒いのも眠気が覚醒して丁度良いというものだ。
私は意気揚々と我がクレイジーホエール号(ママチャリ)をかっ飛ばして駅に向かった。
これから待ち受けている、楽しくも嬉しくも弄られまくる運命を知らずに……。
会場まではクレイジーホエール号使用時間も含め凡そ30分程度で到着である、流石に地元会場での参加なので軽々と行けるのが嬉しいところ。
私は黒川駅で下車すると――午前9時15分――4番出口を出てすぐに在る生涯学習センターに到着した。もう、ここに来るのは3度目か4度目である。
入ってすぐに有る掲示板を確認すると、そこには『第二調理室〜9時〜料理会』などと書かれている。で、その隣を見てみると『第二集会所〜9時半〜無限のファンタジア』と、書かれていた。(部屋の名前はうろ覚え)
さぞかし、料理会の人々は何の集団だか分からなかった事だろう。
傍から見ても妖し過ぎる集団である。と言うよりも「何の集団やろ?」と普通に囁かれていた。 …ほんと何の集団だろう。
まあ、いい。
抽選の景品で『萌え用語辞典』……なんて物を用意する時点で一般市民の理解は得られまい。
いや、一応弁明はしておこう。……変人じゃないですよ?
面白い人々の集まりです。
私はエレベーターなどと言う野暮なメカは使わずに二階まで上がって行った。会場は上って突き当たりに有る。
―――開いてないじゃないですか……っ!?
意気込んで行った次の瞬間に私は希望を打ち砕かれた気分になった。
と言うのは大げさだが、少し早すぎたようだ。大丈夫、早く到着し過ぎて待つなんて慣れている。前々回なんて1時間早く到着した。
開始時刻は9時30分。それまで待つとしよう。
……10分経過……
そろそろ10人くらい人が集まってきた、のだが主催者のロザリンドさんが携帯でも連絡が取れないらしい。『留守番電話センターに繋がる!』と叫びが聞えてきたのは未だに記憶に新しい事だ。
結局は皆さん他のお客様の迷惑にならないようお待ちする。
……更に10分経過……
皆さん来てるなー、とか思いつつも雰囲気が静か過ぎて誰も話し声をあげられない昨今。
未だにロザリンドさんは来ていなかった。時刻は9時35分である。
いい加減事故ったんじゃ無いかと心配になった。
……更に5分経過……
ロザリンドさん、到着。皆に急かされて鍵が開かれたあの瞬間の『カチャリ』と言う音が黄金の光を放ったかのようだった。
この時点で30人近く集まっていた人々は砂時計が高速で流れ込むように部屋へと入って行った。
そう、入ってしまえばこっちのもんだ。そんな勢いで。
部屋には黒板があり、ノーマルな机と折り畳み式の椅子がツラツラと並べられている。窓からは紅葉した樹木が木枯らしに吹かれてその葉を散らしていた。
私は中ごろの右よりの席に着いた。
目の前にリュウセイさんが居た。居たったら、居た。そりゃもう自然に。
弄りの気配、思わず逃げるように参加者名簿に名前を書きに行く私。申し訳御座いません。(汗
さて、私が書き終わって席に戻ってみると、名簿書き順番待ちで行列が出来ていた。
集金も有るから名簿に名前を書くのは時間が掛かる、なのでOFF会においてこの行列が出来るのは恒例行事だ。
だが、なんとその列にコクトさんが居るではないか。
……昼からの参加じゃなかったっけ? そんな無粋な疑問を噛み殺して私は親友に声を掛けるのだった。
「差し金いかがっすか? グレイさんからの」
私は前日、名古屋に来れないグレイさんからあるものを託されていた。
クール便で届いたそれは、ブッセ。
ホワイトチョコレートクリームに小豆の入った、とんでもなく甘いブッセ。
またの名を甘い物が苦手なコクトさんへの≪差し金≫である。
グッジョブ
こうして名古屋OFF会は和やか〜にスタートしたのだった。
コクトさんに出会う前に先ず出合ったのはルナンガさんだった、コクトさんは来るかと聞かれて『昼に来る予定ですよ』と答えちゃった相手でもある。失礼致しました。
そして、そして、そして、何故か…………………………………軍人、が居ました。
実際に自衛隊の隊員さんが着ていたらしい迷彩服に、戦場から出てきたような迷彩帽被って自衛隊御用達らしきポーチを付けた、人が居ました。この方こそミスタリーマスター。
本人、「イラクから来た」と言ってました。
サブマシンガンでも持ってたら誰も疑わなかった事でしょう。先回は何故か二段重ネコを頭に乗せて登場していた方です。
毎回、感銘を受けずには居られない。
もちろん差し金はお渡ししました、2人共に。25個入りだったのでまだまだ数量には余裕が御座います。
……ほんとに全部売れるだろうか? 私はチョッピリ不安だった。
その後、幾許もせぬうちに私とコクトさんは、パロットさんやリスリムさんに出会うことになった。リスリムさんはお久しぶり、パロットさんは初めましてである。
まぁ、そんなわけで、固定メンバー発生だろうか? 幾つかの旅団で知り合いである我々はまるで100年来の親友であるかのように語らいを始めたのだった。
ネタですが、ネタ塗れですが、これいかいに?
いや、主にネタだったのはネタの海(コクトさん)やら私やらでしたけれども。もしやここでもネタ感染拡大を狙っている?
まあ、そんな風になればやることは只一つ。デスフォーナ団員募集。
皆さんは『Death Fourna―武運は我等あり!―』と言う旅団をご存知だろうか?
俗に言うデスフォーナ軍、ですが嫉妬旅団との関連性は特にありません。
ええ、ええ、現団長パロットさんや真団長コクトさんやらが居るのに、団員2名と言う由々しき事態の旅団です。
……同意者は多いはずなのに!(ぉ
ふと、そんなデスフォーナ関係者の我々の前に、黒板が目に入ります。学校にある物とほぼ同じタイプの黒板です。
……ニヤリ。
【デスフォーナ軍隊員募集中! 集え、ロンリーウルフ!!】なんて黒板に、しかもハートにでかでかと×を刻んだマークつけて書いちゃうとは。
関係者は少なくともやってることはビッグ。
……元団員として私も書きましたけどね? 一部を♪(※あくまで一部です、突っ込みは受け付けません)
そんなわけで割りと目立ってた私たち。
もちろん、主催者様の許可は得てます。
広まり続ける黒板ねた、こうなったら止まりません。黒板の横に拡大したBUを何種類か貼り付けて【←指名手配】とか書いたりもしてましたね、誰かに通報されないかとハラハラです。
誰も『手配されるような人じゃない』とは突っ込んでくれませんでした。……何故でしょう?
まぁ、ともかく。
気の合う友人と暫く閑談したわけです。
途中リンさんやオイスターさんやルナンガさんも混ざって話に華が咲きました。
もちろん、終始を話しているだけでもありません。OFF会と言うのは有る意味チャンスでもあるのですから。
私の場合そのチャンスを、有り余るグレイさんからの差し金を売り捌くことに使用しましたね。
両手でしか持てないような大きなブッセの箱を持って、人の溢れかえる会場を練り歩くのです。
「差し入れいかがっすか〜〜? グレイさんからの差し金でーーす、お一つ、お一ついかがっすか〜〜?」
こんな感じに野球観戦中のビール売り子みたいに。
手渡すと。
「デス・フォーナ軍をよろしく♪」
めっちゃ笑顔で宣伝です。
ええ、受け取ったが最後デスフォーナを心に刻み込みます。これぞ戦略。ああ、なんて真面目なんだろう私。
そんなわけでお昼を迎えるまでには半分以上売れてましたね。もしかしたら商才有るかも知れません。
ああ、でも渡すばかりではありませんでしたね。
買い手も負けてばかりではいませんでした。 (勝負なのか?)
お返しに『黄な粉』とか『北海道梅しずく』とか『ハバゴンのたまご』とか『ごめん飴』とか『沖縄限定さとうきび味飴』とか!
ブッセの空き箱に皆さん凄い物を入れてって下さる。『これなんだろなー?』と商品名見てビックリでしたよ。
……さすがOFF会、古今東西からネタの集まる聖地なだけはある。
空き箱は魔窟と化した。
因みにリュウセイさんも恒例的に手作りクッキーを配ってました。なにやら謎の物質を食べさせて回っていた人も居たようです。
序盤から皆アクセル全開ですな。(全壊かも)
名古屋OFF会は今回も絶好調なご様子。
そんな活動をしていれば小腹が空いてくるのは当然のことしょう。……時刻もいつの間にか12時を回っていました。そろそろお昼を食べに行かなくては。
ここで注意しなければいけないのは、OFF会の鉄の掟。
『昼食食べてて自己紹介に遅れたら躍らされます』
何を踊るのかは不明。ですが、恐ろしや。
会場の近くにはサークルKやらミスタードーナッツやら有るのですが、我々はうどん屋へGO。女性陣はミスタードーナッツへ行く面子が多かったですね。
寒中歩いていきます。交差点の待ち時間が寒いの何の。
昼食は月見うどんを食べました、安くて早くてグッドな値段。私は小食なのでそれで充填完了なり。
お勧めの小説などの話で盛り上がりました。やたら仮面ライダーの話題が出たのは男ばかり居たせいかもしれません。
最近の仮面ライダーはロンリーじゃない! ……妙に盛り上がったのですがむげふぁんとは関係ないので割愛。
っと、店を出たところで一緒に昼を食べたコクトさんが『そう言えば』と、サングラスを買う予定だったのを思い出します。
ついでにこの時サティアさんキュフィンさん一向にも出会いました。コクトさん突撃されてました、いい走り込みです。
サングラス、そう、すぐそこにメガネ屋が有るのですよ。
私たちはそこに行く事にし、後から出てきたリスリムさんとパロットさんも『面白そう』と付いてくる事に。
面白そう、これぞここに来る人間の大体が当てはまる行動原理也。
……で、コクトサンがサングラスを選んでる間に私もサングラスを試着したりしていたのですが。
その時の私の格好は上にボタンを締めた黒コート、下は黒ズボンに黒い靴、黒の皮手袋……ついでに黒髪。プラスでそこにサングラスなんて装着したもんだから………≪マトリックス≫なんて呼ばれました。
調子に乗ってポーズ取る私にはやはり芸人の魂が有るのかもしれなかった。
はい、取り合えず帰ったらそろそろ自己紹介の始まる時間でした。開始時刻の1時より5分くらい前でしょうか、何とか間に合った模様。
やがて開始時間となり、この時皆さん着席したのですが。
今思うとよく席が足りたものです、100人近く来てましたからね。机の前に座れる人は3分の2程度、後は壁際の外枠に椅子を並べて座ってました。
室内温度25度。
……一つ間違えば二酸化炭素中毒が発生しそうですな。
で、もちろん自己紹介は大切な【ネタの勝負処】でした。
流石にあの数全員が自己紹介するには時間が掛かりましたけれども、苦にならないくらい皆さんコメントが面白かったですね。
中でも傑作だったのが、リンさんが『トイレの前で拾ったんですけど』と、ロックさんの名刺を自己紹介の時に出した時。あれは受けました。名詞は落とさないようにしましょう。
自己紹介での所要時間は1時間程度、前回は少し混雑気味でしたが今回はスッキリと回ったようです。
それにしても自己紹介の瞬間はドキドキです、OFF会の醍醐味ですね、キャラの名前を言われて『ああ、あの人か!』と思う瞬間もいつもながら楽しかった。
さて、終了時刻は2時程度。
ここから抽選会まで暫く雑談タイム。
なのでフラフラと席を立って歩き出したのですが、まもなくサガさん発見! 差し金を売り捌きつつ挨拶なのです。
因みにこの時点で差し金は完売いたしました。皆さんご協力ありがとう。
で、暫く話していたのですが、そこで私はあることを思い出しました。……そう、コクトさんと腕相撲の勝負をすると宣言していた事を!
負けたら何処からか取り出されたデスソース(最辛タバスコ)付き激辛煎餅(目も向けられないほど真っ赤)を食べなくてはなりません。
と、何故かいつの間にやら罰ゲームまで用意されていました。
こいつぁ負けられねぇぜ……!
と言うか負けたら命がない、舌の。ここに2匹の負けられない戦いが始まる。
場所は最前列の机、荷物を退かしてもらって火花が散る。
……省略……
どうやら、辛くも私が勝てたようです。コクトさんは文字通り辛くも辛い運命を背負う事に。
恐る恐る、いや。コクトさんは男らしく一気にいった!
……パリッ
控え目な音がした。
それが、どれ程恐ろしかった事か。恐怖に震えましたよ。まるで断崖絶壁の上で足元が崩れるような音に聞えました。
もちろん、その時感じた恐怖なんて、何も知らないお子ちゃまの感じる程度のものだったわけですが……。
省略しますがその後色々な方と5連戦ほどやりました。2勝3敗程度ですが、……最終的に負けてしまったのです。
……パリッ
この後5秒間は、(あ、なんてことないや♪)と思ってました。
―――5秒後。
ギィイイイヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッッ―――――――ッッ!!!!
脳内?
真っ白でしたよ。
口内?
真っ赤でしたよ。
ドラゴンブレスでも今なら吐けそうだと半ば本気で思いました。
例えるなら口の中に真っ赤な炭を入れられたような、…5秒置いて襲ってきたその恐怖の衝撃に耐えかね死に物狂いでトイレに駆け込んで水飲んだものです。
先客にコクトさんが居ました。
ヤッホ。
その後、優に10分間はまともに喋れなかった私たち。死にそうな衝撃なのに死ねない痛みとは何かを知りました。
正直、あの時の記憶が少ないのは何故なのでしょうね?
思わず嫌な汗が出たり。
そんなわけで私に残された記憶は次の、抽選会の始まりからです。
一度でもOFF会の話を聞いた事が有る方は分かると思いますが、この抽選会で当る景品の9割はネタです。
参加者の皆様が素敵な賞品を持ち寄ってくださるのだから、それも当然といえばそうでしょう。
まったく皆さん素晴らしい。
今回もその例に洩れず、前記の『萌え用語辞典』やら『巨人の星式極太眉入りアイマスク』やら『塗り壁&幾多郎ストラップ』やら『警棒』賞品は様々の分野で多数色々有りました。
オイスターさんなんて『手榴弾(375円)』なんて当ててましたからね。ネタの神様微笑みすぎて大笑いです。
ですが、ぶっちゃけて言ってしまいますと、これだけの数になると当る確立は低いです。
大体8分の1くらいの確立でしょうか。
そんなわけで私は当らないだろうと思って、ちょっと雑談していたりしたのですが。
気付けば『当ってますよ』とか、言われました。
……マヂデスカ?
参加者50人程度だった大昔の名古屋オフでこの黒Tシャツ(当日黒尽くめでした)を当てた時ならいざ知らず、今当る?
今日は妙についている様です。
ビックリし過ぎて猫耳着けられたまま品物を受け取りに行ってしまいましたよ。
途中で気付いたのですが、どうせならこのまま行ってしまえと付けたまま受け取りました。ちょっと視線が集まりました。
で、受け取ったのが『太極剣』とか書かれた中国産っぽいパチ物っぽい土産サイズの小刀。
猫耳に合うネタアイテムを期待していたら至って真面目なものが来てしまった。が、よく考えてみたらギャップが面白いかもしれない。
帰ってきて、私はこの『太極剣』を胸に提げることにした。
そして猫尻尾まで取り付けられた。
……そう言えば、何で猫装備しているのだろうか?
笑顔のコクトさんがその理由を知っていそうだった。
が、逆らわないのは同意したと同じ事なのである。何故かこれにプラスしてコクトサンのグラサンと猫の手グローブなる物も装着させられる私なのだった。
ハハハ、もう好きにせい。
帰ってきたら一瞬にして、どう見ても妖し過ぎる黒猫の完成である。
……皆さん、ケイタイデンワとやらを持って何をしていらっしゃるのですか?
この、ピカッ! って光るメカはいったい何という機械で御座いましょう?
そして何で私はポーズ取ってる?
何故かロックさんはペンギンになってましたし。
コクトさんは2名ほど女の子をテイクアウトしようとしてましたし。
いつの間にやらデスフォーナ軍に入ってくださる方が2名ほど集まったりしていたし。
結論。
みんな、面白いのが好きなのですね。
猫になってそれを深く深く実感した。
と言うか私がつける前、元はリンさんが猫ハンド装着してました。……元は何処から回ってきたのだろう?
おかげ当日、最も撮られた人でした、私。(フッ…
さてさてさて、こんなに濃いOFF会です、時間が流れるのもまた早い早い。
いつの間にやら時計は3時30分の到来を告げていました。
いつもならこの辺りで『今回も終わりかぁ』と思うわけです。が、今回はちょいと違います。今日の私は一味違うのです。
窓の外はいつの間にか夕暮れが迫り、道路の色は気付かないうちに黒の色合いを濃くしていた。
この時私は2次会に参加する予定。思えばこれが始めての参加。
マスターさんたちが去った後の椅子の片付けもいつもより気合が入ると言うものです。
ええ。
『その椅子は片付けなくてもいいですよ』と言われたのは片付けた直後でした。
……戻しました。
さて、舞台は生涯学習センターを出て地下鉄栄駅へと移ります。
リンさんパロットさんやサティアさんやキュフィンさんなど、そこで二次会不参加組みと別れを惜しみながらも別れ、我々参加組みは2次会会場へと向かいました。
参加者は私とコクトさんとリスリムさんとオイスターさんなどなど30人近く。軍服姿とかスーツとか何でも有りな集団に何人かの通行人が振り向いていきます。
「何の集団やろ?」
また言われました。弁明はしまい。
さて、5時30分程度に到着。
飲み屋です。鍋です。鍋奉行はオイスターさんです。
私はレトロな雰囲気の店内に心を打たれつつも、コクトさんリスリムさんらと共に座布団に座りました。もちろん正座なのです。
―――『乾杯』
そんな声が上がる。甲高いグラスの合わさる音が聞こえる。
それからは皆さん、ハイペースでしたの何の。
始まったと思ったら何人か一気飲みしてました、ビール一瓶を。
『サワー全部』とかメニュー見せながら注文してた人も居ましたし、皆さんすげえや。…初参加の私はビックリしながらカルピス頼んでましたよ。(ぉ
酒は飲まない派閥なので、いつの間にやら目の前には枝豆の山麓が出来上がってました。
4分の3は私が食べましたね、皆さん飲んでたので。残りはオイスターさんとリスリムさんが消費してました。
鍋の方も飲まない派の私は悠々と鍋を突けましたけれども、ちょっと食べてばかりだった気が。自称とかロールの仕方とか、ハイテンションに色々な話題が銃撃戦のように飛び交ってました。
この時期、鍋は美味しいです。(ぉ
そんなわけで盛り上がってました、異様なほど盛り上がってました。何回乾杯したことやら。
そして気付けば時刻は7時を回っていました。
そろそろ帰る時間です。
名残惜しいですがいつかは帰らなければならない時間と言う奴は来てしまうもの、今日はそれを延ばすことができただけでも良しとしなければ。
私はコクトさんたちに早めに帰る旨を伝えると、早くもぶっ倒れていた人を踏まないように慎重に帰って行ったのだった。
幸いにも、空気に酔うことは無かったので無事地下鉄の駅まで迷うことなく歩いて帰れました。
これも地元の恩恵かな、名古屋の町は上も下も複雑なので初めて来た場所から駅まで帰るのはちょっと心細いのです。
しかしまぁ、今日一日の出来事の多さはとんでもなかったようで、帰りの電車の中でそれを思い出していただけでいつの間にやら家に到着していました。
それほどこの11月19日は濃縮された日だったのです。
その証拠は、上に書いてある通り。
私は帰るなりパソコンのスイッチを入れた。
―――今日の報告を、来られなかった仲間にするために。
おしまい