猛->@時間軸は前回から3日後、ベッドの上に転がってる状態です 猛->@猛君はまだアフロ 旋->@旋はまだ備長炭 たつき->@たつきは池ポチャ 珮李->@ケモ耳皹入り 猛->@白いのは体を再構築して下働きにHらほっちら 文子->@文子は…えーと、適度に(どんな 旋->@Hらほっちら…メモったッ 猛->@やめっ 旋->@殿堂入りな? 文子->@殿堂に…(コラコラコラ 珮李->@調子いいですな 猛->@割とやることも無く、しかし情報だけが慌しく錯綜し、心は休まらない時間 たつき->@流石誤爆王 猛->@そんな皆さんに二つの報告が舞い込んできます 猛->@一つは新しい人員がこの部隊に配属され、本日顔合わせをすること 猛->@もう一つは鷹からの連絡が予定されていることです 猛->@激戦から染み入るように時間は流れ、静か過ぎる昼下がり 猛->@そろそろ新人が来る時間だが…… 猛->@皆は場所が空いてないということで一つの大部屋に詰め込まれてますよ 猛->さくら>(治療室にパソコンを持ち込んで作業している) 旋->……(包帯ぐるぐる巻きのミイラ男。その手に萌えっ娘写真集『諸葛凛のハンター・ガイド☆』を携え、ささやかに趣味を楽しんでいる) 三織->(静かにドアを開けて入室してくると丁寧にお辞儀をし) こんにちは。新しく入りました、おりがみ・みつおりです。 珮李->(うつ伏せたまま何か動かない。寝てるのか) 旋->(ビクッ)病室を間違えるという危険を顧みず、入ってきた瞬間の挨拶……出来るなッ 文子->(ふ、と顔を上げ、三織を見)…報告で聞いていた新人さんですね? 猛->獅子>(その後ろからぬっと顔を出すドアを屈んで通る海坊主)それもなかなか見込みのあるヤツだ 旋->出たな海坊主。あ、今月のハンター・ガイド見る? 猛->Σうをっ、今日はリースさんじゃないのかよっ 文子->まぁ、海坊主…なるほど(納得すんな 珮李->ぅー(顔を上げ)あれ、獅子…珍しい。 三織->はい、そうです。  …そそ、それ程でもありません。(海坊主に褒められて赤面) たつき->あ、獅子と…新人さん? 猛->獅子>今月はたしか諸葛凛の特集だったな(←チェックしてる)、もちろん見る。あとで貸してくれ たつき->(池ポチャから病室に移動したばかりで気力も体力も低下中ー) 珮李->獅子のことだから発売日前にゲットしてそうなのに、本。 旋->仕事で忙しそうだからねぇ 文子->…新人さんに、私もご挨拶せねば…(正座しようとして…怪我を考えて、止める) 猛->獅子>が、その前に紹介だ。こやつはスカウトする前に自分から志願してきおってな、能力も回復系と使えそうだからこちらに手配しておいた 珮李->むぅ、買う暇すらないってことか(もさもさ起き上がる) 旋->回復系ねぇ……そりゃ確かに珍しい。 文子->はい、珍しいです… 旋->この部隊には丁度いいんじゃない? 確かに怪我多いし。 たつき->回復は有難いな。 珮李->そうだねぇ、作戦一回で誰かは怪我するし。 たつき->…一番重傷のヤツに言われたくないな 三織->まだ大した回復はできませんが…獅子さん、皆さんのお力になれれば。 旋->つかオレだって此処までの怪我は予想してなかったって… 猛->獅子>見ての通りだな、忙しくなるだろうが気張ってやってくれ。きたいしとるぞ、ハッハッハ(三織の肩をバンバン叩きつつ) たつき->人間備長炭>旋 旋->他の人間だったら焦げたソーセージになってたろうよ 文子->どうやら真面目な方のようですね。この隊には本当に珍しい…(ぇぇ 珮李->旋以外じゃ確実に死んでたね。 たつき->貴重な人材だ<真面目 猛->真面目な話なのに美味しそうだな炭とかソーセージ……って(←最近肉を食べてない 珮李->さて、じゃあこっちも自己紹介したほうがいいのかな。 三織->は、はいッッッ!!(  叩かれた瞬間あまりの興奮に鼻血が出た) 文子->そうですね。名前、年齢、自己PRを(いらんわそこまで 旋->……真面目だけど、何か変だね、この子 たつき->(鼻血見て)…やはり普通の人じゃないのか 珮李->じゃあ言いだしっぺの文ちゃんから(ぁ) 猛->獅子>(こっそりと)スリーサイズが聞きたかったら儂に聞け、うむ(待 文子->…そうきましたか(ぁぁ 珮李->ふぁいと(笑顔) 三織->き、聞いて、も、いいんですか…(鼻をおさえつつ) 文子->では、私から…東海林文子、14歳。趣味は書道です(さらさらっと 珮李->ういじゃあ次ー、バナ…たつきで。 旋->……そういやオレのバナナが見当たらんな 三織->…バナ? 文子->バナナは美味しいです(なんか違う たつき->バナーヌじゃない。 猛->獅子>儂に答えられんことは無い(ぉ) 珮李->猛、食べた?(ぇ) 猛->そういやマンゴーが見当たらないなー、どこに行ったのかなー。あははは(白々しい 旋->何ィッ。トロ食わせてやんねぇぞコラッ>猛 たつき->俺は九条たつき。小学5年10歳だ。能力は植物系だな…。 猛->お、俺じゃないって。証拠がないだろっ!? 珮李->はいはーい、ではお次。トロを食い損ねそうなライスで(嗚呼) 猛->さくら>先ほど、皮まで食べてましたね>猛 文子->皮は色々と加工すれば美味しいそうですね(何 旋->(ぎらり) 猛->おっと、俺は浅野猛。17だ、能力は物質の性質を変化させることだな、それと 猛->ダンサーを、目指してる(真剣な目でアフロ たつき->皮は普通食べないだろう。それほどまでに飢えているのか?(憐れみの眼差し)>猛 珮李->そういや、バナナの皮を乾燥させて吸うと幻覚見るとか昔言ってたね。 三織->………なれると思います。がんばってください。(アフロを見ながら) 文子->…後に散髪をお勧めします。というか、切りましょう(ぁぁ 猛->んじゃあ次はケモミーな 珮李->ケモミー違うやい(耳ひこ) 猛->なぬっ。このフサフサ具合がゴージャスでいい感じなのにっ 旋->アフロだと戦力アップするっていうよね(言わない 文子->…だれか、鋏を。良く切れる鋏を(ぁぁ 旋->はさみはないけど…コレでいい?(ぎらりと日本刀) 文子->はい、それで(いいんか 珮李->岬 珮李。17歳。…能力は見て察してくれると嬉しいな(ぁ) 猛->さくら>コンバットナイフで宜しければ…(ぎらりと2) 文子->二刀流…(両方とも受け取っちゃったよ) 珮李->ちょっと皆、獅子の前で髪を切るなんてだめだよっ(嗚呼) 旋->日本刀とコンバットナイフ…和と洋の合同……コレが、美か…(違います 旋->馬鹿ッ(珮李の口を塞ぎ) たつき->獅子の見ていないところでやるべきだ 三織->……能力…ケモミーという渾名から推測するに、獣だけが持つ特有の癒しを与える、でしょうか。(真面目顔) 珮李->んぐっ…(ハッ)……(すごく悪いことを言った目をした) 文子->…そうですね。あとでお覚悟を(ぁぁ 旋->あ。あとオレ? 猛->獅子>散髪か? 思う存分やってしまえ、若いうちだけだぞ坊主にしても生えて来るのは(ぁ 珮李->んーんん、んー(旋に、自己紹介しろって目線) たつき->(新人…鼻血以外はマトモだな) 文子->では、承諾も頂いたので今お覚悟を(ぁぁ>猛 猛->獅子>(鷹とは違って精神的ダメージは受けていないようだ、むしろ乗り越えちゃってる) 旋->了解、了解。絶賛、志々雄真実中な斉藤 旋と申します。斉藤獅子さんとは浅からぬ縁で…… 三織->流石です…獅子さん。(尊敬の眼差し) 猛->(年齢だけうまく伏せたな…) 猛->獅子>せがれと同じにするでないぞ、無いには無いの生き様がある 猛->獅子>……と、そういえば今日はそのせがれからの報告があるそうだな たつき->報告? 旋->悪い報告? いい報告? 文子->漢らしいです…報告ですか(刀をコンバットナイフをとりあえず置き 珮李->んー、何の報告だろうね。 猛->さくら>はい、たった今通信が繋がりました。大画面にモニターします(パソコンを操作し、治療室の壁にプラズマディスプレイがせり上がってくる) 旋->42型!? デカッ、こんな病室にまでこんなもんあるのかよッ 三織->(獅子の傍をしっかりキープしつつディスプレイを見つめている) 猛->さくら>暗号化No99、データ解析完了、通信を開始します(モニターに光が灯り、その向こうに鷹の姿が映る) 猛->鷹>(多少画質が荒く、背後には青空が見える。どうやら屋外から繋いでるらしい) 猛->鷹>『こちら鷹、傍受の危険性があるため暗号化レベルを高くしてある、ちゃんと見えているか?』 珮李->あー鷹だ。久しぶりに見たなぁ。 猛->さくら>通信良好です、Over 旋->(人工視覚装置が付いたサングラスを掛け、耳とコメカミに感度を上げるチップを取り付けてる) 文子->画質荒めですがね… 猛->鷹>『皆、久し振りだな。今現在中国の武漢から通信を繋いでいる』 文子->まぁ、海外出張ですか…お疲れ様です 旋->中国? …また何ぞ妖怪の話とかじゃないよね? 猛->鷹>『ああ、土産話の一つでも話してやりたいが、今回はその前に重要な報告がある。……これを見てくれ』 珮李->中国の妖怪…応龍とか?(呟きつつモニター眺め) 猛->さくら>映像データですね、展開します 旋->九尾の狐も元は中国産だしなぁ… たつき->中国…パンダ… 旋->キョンシーが真っ先に思いついたオレって一体… 猛->鷹>『今現在、一部の国で悪魔の存在を報じるテレビ番組が出ている。これは今回武漢で大々的に流されたものだ』 猛->@画面が切り替わり、代わりにスーツを着たアナウンサーとコメンテーターが真面目な顔で早口に番組を進行させている。ニュース番組のようなものらしい 猛->@【魔在日本出! 〜害了中国人留学生3人!?〜】 猛->さくら>同時通訳を開始します……(キャスターの声にあわせてさくらが通訳する) 旋->…ン? チャイニーズが三人、殺されたの? たつき->日本に魔物が現れて留学生3人が被害に遭った…とか? 猛->@画面には大々的に悪魔(…実物だ)映像が流され、その存在をキャスターが軽く。そして的確に説明していく 猛->@そしてその悪魔によって中国人留学生が3人被害に遭った、というものらしい 旋->…ヘェ、悪魔でも人間殺さないことってあるんだー(棒読み) 文子->…まぁ、びっくりです…結構きっちり報道してますね…(その割には無表情のままで) 珮李->見たところ大真面目に報じてるしねぇ…。 三織->これがどんどん広まってしまったら… 猛->さくら>……なお、この件に対しては政府より正式に査察団が派遣したい考えであり。悪魔の存在を否定する日本はこれを拒否すると見られています 珮李->…はぁ、同じようなことを前に企んだヤツは止められたのに,今回はそうもいかなかったか…。 猛->さくら>これだけの物的証拠が揃っていながら何故日本は実在を隠匿しようとするのでしょうか――――(ここで映像が切れる) 旋->つか、広まってしまったらっつーか。人口密度ナンバー1の中国に報道されちゃった時点で、結構痛手だよね たつき->日本は否定しているのか。ふむ。 文子->一気に国際問題に…大きな問題です 猛->さくら>……なるほど、国内と友好国には情報規制が敷かれている。ならば仮想敵国を狙う作戦ですか 珮李->さすがというか。…感心してもいられないけど。 旋->……中国って、確か近代兵器を人海戦術で叩き潰したとかいう戦争やらかしたことあったよねぇ。敵に回したらまた恐そうな… 猛->鷹>『そういうことだ。日本政府は中国当局に情報規制を要求したが、中国人犠牲者を理由に中国はこれを拒否した。……態々被害者を絞った情報を流したのだろうな』 猛->鷹>『この映像はyoutubeなどのネットを介して世界中に飛び散り始めている……作為的なほどに』 旋->ぅわーい 文子->ネットは規制があるようでありませんしね。世界レベルで日本が大変な事に… 珮李->さすがネット社会。こういう時は憎たらしいけどさ。 猛->鷹>『既に米英の悪魔崇拝者およびキリスト教徒がこれに過剰に反応し、日本に対して抗議文を提出している。密入国も増えているという情報も入っている』 旋->そのうち、日本の一般市民も加わりそうな気がしてならないね 猛->鷹>『日本国内からはまだ目立った情報を得ていないが、どうだ?』 猛->さくら>……現在警察のサイバーポリスがフル出動で情報を抑制しているようですが、6時間ほどでそれも現界でしょう。1週間後には出国者も出始めると思われます 猛->鷹>『そうか、そうなるとアメリカ政府も教会からの圧力を受けて方針を展開するだろうな……』 猛->さくら>日本政府からは……『月光』に対しては現状維持、政治不介入を警告されています 猛->鷹>『介入している余裕もないだろう。了解した、俺は引き続き海外から鶴岡楠治朗<ボス>を探す、そちらも出来る限り国内を捜索してくれ』 猛->さくら>了解しました、健闘をお祈りします。 猛->@……通信は、ここで切れた 猛->……おいおい、本格的にやばくないか。これ 文子->…極普通の一般人だった頃では考えられないような事態ですね 旋->……なんつか、策略云々っていうよりは。今まで渡ってきた橋は、ハンマーでぶっ叩かれれば崩れかねんようなものだったと再確認させられるねぇ 旋->このままどんどん進めば、日本の仏教云々どころか一般市民も加わって、月光、表世界に引きずり出されそうな感じがする。 珮李->あー…ボク、悪魔と勘違いされそうだよ。 猛->さくら>ええ、そのための国家規模の組織だったのですが……。どうやらその国が弱点になったようですね 猛->さくら>今後は表舞台に出る場合は陸自を装う場面が出てくるでしょう。皆さん、光学迷彩を忘れないように たつき->了解 三織->了解です。 文子->了解しました… 旋->了解ー。この中で陸自の制服一番似合うの、オレかぁ… 珮李->了解。…とんでもないことになったなぁ。 猛->さくら>なにはともあれ、今は傷を癒すことに集中して下さい。行動するのは全てその後のことです 珮李->年齢的に一番しっくり来るだろうからね、旋の場合。 たつき->確かに…このままじゃ動けないな 猛->さくら>三織さんは14:00をもってトレーニングルームに出頭して下さい。皆さんの怪我が治るまでに戦闘の基礎を教授いたします 文子->心身ともに回復せねば…勝てるものも勝てませんし…(傷を眺めながら 三織->14:00ですね、分かりました。 猛->獅子>よし、それなら儂も少し手伝ってやろう。最初に気合を入れるのが肝心だからな 三織->本当ですか!? 光栄ですっ! 宜しくお願いしますっ!!(深々) 珮李->…喜んでるけど…獅子とさくらに稽古つけてもらうって。わりとヘヴィじゃ。 旋->十八オンス(座布団三枚ほどの厚み)のグローブ必須だよ、アンタは…>獅子 猛->さくら>……用意しておきます 文子->……確かに、へびぃな予感がひしひしです。 珮李->……(女王様と怪物級だもんな、とは口にしない/ぁ) 三織->獅子さんとお相手をする日が来るなんて…っ。(ぼたぼた) 旋->治ったら、オレも参加するかなぁ… 旋->対斬撃の訓練なら、自信あるし。 珮李->しっかし…動けないのって歯痒いなぁ。早く治ればいいのに。 猛->獅子>ハッハッハ! なぁに、若ぃやつぁベコベコになるまで打たれてこそ硬くなる! 鉄は熱いうちに打つに限るってやつだ、楽しみにしておれ たつき->同じく…動けない 猛->さくら>(ベッドをもう一つ空けるように手配している) 文子->…穴あくまで打たないで下さいね… 珮李->あんまり長期寝込むようなことはしないでね、獅子。 猛->獅子>分かっておる、戦力を折りはせん。……さて、その前にだ 旋->其の前に? 猛->獅子>旋よ、今月のハンター・ガイド、貸してくれ 猛->@ここで切りましょうかー 文子->@見事なオチ 旋->@ナイスオチ 珮李->@綺麗なオチ たつき->@うい 旋->@しかし獅子相手とは、三織も可哀想に 三織->@グッドオチ 猛->@次は三織が適度にフルボッコ……いやハーフボッコ? されたところで 旋->@まだ動けんのか 珮李->@何にせよボッコかぁ 文子->@ボコボコだー 猛->@2週間後、傷が治ったところから開始いたします 三織->@それでも獅子さんにボッコされたのだから喜ぶけれど。(笑) 猛->@喜ぶんだっ!? たつき->@やっぱり普通じゃないのね 猛->@その徹底的さに美しさを感じる 珮李->@ある意味タフだ 文子->@精神的タフー 猛->@でも獅子が相手したのは初日だけで後はお仕事に行ってしまって、さくらやら斉藤さんやらが訓練相手ですけどね(ぉ 三織->@ふふり。 あぁ、他の人が相手だったら普通に凹むかもしれませんね。(ぁ 猛->@では時は流れ2週間後…… 猛->@ 猛->@悪魔の噂は、現実として囁かれるようになり、ついにはこの日……日本でも悪魔の存在が公表された 猛->@ついに日本国内でも悪魔の情報を抑えることができなくなり、政府とマスコミに過激なパッシングが集中。特に外国からの非難を浴びて規制を解除する流れとなった 猛->@こういったときに迅速な対応が出来ないのが日本の腰の重さ、悪い癖である 猛->@それはある種、全国規模の大祭りのような現象だった 猛->@連日連夜テレビでは悪魔に対する特番を組まれ、科学的に悪罵を分析するものやまるでバラエティ番組のように自称エクソシストをゲストにして悪魔を祭り上げる番組も出てくる。 猛->@ほぼ全てのチャンネルが悪魔関連の話題で埋まり、新聞の紙面も半分以上がこの話題を取り上げる物に変わった 猛->@……またも、作為的なほどの過剰さ 猛->@だがそこに来て更に極めつけが起こる。NHK――ゴールデンタイムの全チャンネルを遮って放送された政府提供の『緊急速報』である。 猛->@アナウンサーが真剣な面持ちでの挨拶から始まり、悪魔に対する説明が”政府の公式な発表”と言う形で国民に伝えられたのだ。……そこに『月光』の言葉はなかったが 猛->@アナウンサーは悪魔についての説明を終えると、日本の現総理大臣『細川賢太郎』総理に中継を繋ぐ 猛->@細川総理は冷静な面持ちで国民へまず頭を下げ、警察及び現在自衛隊を動員して対策に当たっていることを説明し、国民に安全を訴えた。……その割りに警戒宣言も出しているのは詭弁だろうか 猛->@『軍縮を叫ばれてきた世界第3位の防衛費ではありますが、それはこのような日に備えてのものであります。国民の皆様はどうか…』 猛->@@国会議事堂から総理が直接『悪魔に対する警戒宣言』を出、それが全国ネットで何度も流れたのである。これで悪魔の存在を否定できなくなったことは間違いない。 猛->@……翌日 猛->@新聞では各誌がこの記事を載せ、警察も機動隊を投入し自衛隊と連携して警戒・対処に当たると声明を出した。 猛->@これにより……日本という国は、大きく揺らぎだすことになる 猛->@些細なことであろうと何か事件が起これば『悪魔』の名が持ち上がり、その得体の知れない影に付近の周囲の住民が震え上がる。 猛->@人間は自分の知らないもの、理解の出来ないものほど恐怖する。 猛->@海外に移住を決める人も大量に発生し、国力が瞬く間に失われ始めた。それに呼応するように、全国の悪魔による被害が急激に増加し始めた…… 猛->@そうまるで 猛->@――作為的なほどに 猛->さくら>――現状説明は以上です、何か質問は有りますか? 猛->@場所は作戦司令室。そこに、いつもよりも少し硬い表情のさくらがいた 猛->@次の作戦に移るための召集があったのだ 旋->(森林迷彩が施されたスラックスにウェット、アーミーブーツにディフェンスグローブ…これから陸自として活動する為の訓練中に呼び出されたせいで、タオル片手に…) 旋->…陸自に紛れて活動することになった、とのことですけど。この状況で、紛れられますかね? 猛->(同じような出で立ちでチューチューとパック牛乳を飲んでいる) 文子->(ぎゅ、と親や友人との連絡用の携帯電話を握る) たつき->緊張感ないなぁ 猛->さくら>表沙汰の戦闘を行う場合は実際の陸自を呼んで偽装します 珮李->まぁいつもの事だけど。 猛->さくら>むしろ今までより動きやすくなった、ともいえますね 猛->さくら>ですが基本は今までのように住民に知られずにことに当たります、ですので非戦当時は場に適した装備で活動して下さい 三織->(いつもより背筋をピンと伸ばしつつ)了解です。 旋->AK(ライフル)やナイフ常備なのは助かるね。 猛->さくら>我々は鶴岡楠治朗、及び春日森貞彦の捜索を継続します 旋->見つけた場合は如何に? 猛->さくら>……峰静香の自宅がまだ発見出来ていないのが痛いところですね、操作に関する情報は殆ど増えていません 文子->…苦しい状況、です… 旋->あー、やっぱ後手後手なんだ 珮李->死んでも尻尾を掴ませないなんて、さすが妖狐だなぁ…。 猛->さくら>両者共になるべく生け捕りにして下さい、聞きだしたい情報があります。逮捕状も出ていますからその後はそのまま刑務所に拘留することになります 旋->生死問わず(デッド・オア・アライヴ)だったら楽だったのになぁ… 猛->さくら>……今回の件は諸外国へのラインが見え隠れしています、政府としても『月光』としてもその線は洗い出したいのです 猛->さくら>ですので、追加情報のない今。皆さんには春日森貞彦の捜索を行ってもらうことになりますね 猛->さくら>彼はこの2週間目だった動きはしていません 猛->さくら>油断は出来ませんが、まるで何かに怯えるように別荘に篭っているようです 珮李->怯える…。 旋->前の時みたいな、相手が化け狐みたいなイレギュラーの線は薄いかな? 文子->…ひきこもりですか。増えるのは好ましくないです 旋->あ、っか、そういうイレギュラーの場合は、手加減してたらこっちが死んじまうんでその時は勘弁願いますよ 猛->さくら>新聞の配達も追い返したそうですからね、神経質になっているのは確かです 珮李->何があったか知らないけど…まぁ、行けば分かるか。その辺は。 文子->そうですね…何とかして尻尾を掴んで、引っ張り出さないといけません。 猛->引き篭もりねぇ、前とは別の意味でお知り合いになりたくない感じだ 珮李->ほんとだよ、早くしないとこっちが引きずり出されかねない。 旋->前のは美人だったからある程度許す(きぱっ) 珮李->許すのかッ 猛->さくら>別荘には依然多数の人間がつめているようです、潜入する場合も油断しないように 三織->許しちゃうんですね…。 旋->しかし今回は美少年だろうと美青年だろうと許さん。男は許さん。 猛->(うんうん) 珮李->ボクも引きこもりはなぁ…見た目良くてもお断りだ。 文子->男性に厳しいのですね… 旋->しかも最後の爺だっていうじゃないの。けちょんけちょんにしちゃるわぃ 猛->さくら>……春日森貞彦の外見をモニターします 猛->@小太りで茶髪のおかっぱ頭、でっかいカエルがスーツを着て歩いているかのようだった 猛->@例:リョース 旋->……爆竹詰め込んだら、いい音して破裂しそうだ 珮李->………………あいたー… 文子->…お世辞にも良いとは言えない外見ですね。性格も悪いですし(ぁぁ 三織->駄目ですよ皆さん、人の外見をとやかく悪いと言っちゃあっ。 文子->性格も悪いので問題ないです(酷 珮李->悪いというか、却下(何から) 旋->悪いなんて言ってない。まァ、皆、手加減してやろうって気は一ミリグラムもなくなったろうが。 猛->むしろ感謝してる、顔を殴っても罪悪感が無さそうだ 旋->全面的に同意。 珮李->引きこもって蝦蟇の油とか出してそうな、ある意味前よりも妖怪面に容赦したくないよ。 三織->そりゃそうですね… 猛->さくら>(モニターを消し)私からは以上です。捜査方法は皆さんにお任せします 珮李->うーん、潜入するにしても何に化けたものか。 旋->ていうか、一人一人使用人攫っちゃ駄目かな 文子->ひとさらいですか 旋->外に出てきたところをパクッって(喰うのか?) 珮李->食べてもいいけど(ぁ)情報吐かせるのかい? 猛->@携帯にデータが転送される、春日森英彦のパーソナルデータと別荘の地図データだ。東京の高級住宅街、渋谷区鉢山の一部にポイントされている 旋->うむ。AK頭に翳してやりゃ喋るんじゃない? 文子->拷問ですか 旋->失敬な。尋問と言ってくれ 猛->そんなの銃使わんでも、抱きついてキスするぞって脅せばいいことじゃないか 猛->(いい笑顔 旋->拷問は非効率に、相手を痛めつけるが。尋問とは効率よく…。…オレが抱いてキスするのが、脅しになると? 珮李->それは男性のみに有効な感じだね。 文子->……いきなり言われたらどっ引くでしょうね 珮李->あ、いや。女性もか…?(悩) 猛->ハンター・ガイド片手にやれば完璧 文子->ドン引きですね 旋->………(何故か。自分の口にガムテープ張ってから…。…ハンター・ガイドを片手に持ち) 珮李->……旋? 旋->…(がっばぁぁぁっと猛に抱きついたーっ) 猛->(速やかな動作で三織の陰に隠れた) 珮李->あ 三織->え゙ 文子->…… 猛->グアオッ78(←逃げ遅れた) 旋->(そしてそのまま。ぶっちゅぅぅぅぅっ←すげぇ嫌な効果音) 三織->………(眼をそらした) 猛->いやーーーたーーすーーけーーてーーっっ、け、ケダモ(ぶっちゅぅぅぅぅぅっ) 珮李->(―――しばらくおまちください―――) 文子->…背景に何かバラトーンを散らして…(漫画的表現 珮李->(…とか書かれたメモをひらひらしてる/ぁぁ) 猛->(BGMにヴィヴァルディが流れている) 旋->Peッッッ(猛を離してから、口からガムテープを剥がしてる) 旋->こんな感じかね?(何処か壊れた爽やか過ぎる笑顔で) 文子->まぁ、効果が実証されましたが…どうなさいます?(聞くのか 珮李->旋…気持ちは分かるけどそんな、自分まで傷つけなくても(ぁ) 猛->――――捕まえた人間にも人権がある、最低限の尋問にしてあげよう 猛->――――あと 猛->――――モウイイマセンユルシテ 文子->猛さん…ご愁傷様です(深々と礼) 旋->HAHAHA、どうしたんだぃ猛くん。そんなに顔を蒼くして?(不自然なほど以下略) 珮李->まぁ…ガムテ越しでも生ぬるさは伝わるだろうし…(ぼそ) 猛->(スゥゥ……と色が抜けて行き、パイプ椅子にガタッと堕ちた) 三織->喜ぶかどうかは相手次第ですしね、その手は慎重に考えましょう。…。 猛->(口から白い煙状のものが抜け掛かっている) 珮李->Σた、猛ー!? 旋->(猛の耳元で)特上寿司寿司寿司寿司(復活 の 呪文 を 唱えた!) 猛->……(はじめてだったのにー と、 唇が動いている) 文子->…ふぁーすときすはガムテの味。ですね(どんな 珮李->……(ちょっと居た堪れなくなった) 猛->さくら>……食堂に交渉してみましょう 珮李->だ、大丈夫だよ猛。セカンドがまだ残ってるっ。 文子->せかんどきすに賭けましょう。可愛い女の子でありますように 猛->……(す……し……すし……寿司? ス・シ?  また唇が動いている) 旋->食堂に言わんでもオレが取ってやるさ。約束してたし。<寿司 三織->女の子…(珮李と文子を見た) 旋->トロ。オオトロ。中トロ。サーモン(まだ唱えてる 猛->……(白目を剥いていた目に光が戻る、黒目はトロとサーモンの形になっていた) 旋->蘇生完了。 猛->………………………………………………す 文子->…私でなく、珮李さん「だけ」見てください。こういうときは(ぇ>三織 珮李->脂の乗った刺身の感触がある意味セカンドかもしれない(ぁ) 猛->寿司ィ――――――――ッッ!!!!!!(グワバッ!! と物凄い勢いで跳ね起き、蘇生完了) 文子->まぁ、花より団子のようですね。これだから縁がないのでしょう(ぁぁ 旋->(親指グッ) 珮李->文ちゃん地味にきつーい。 三織->成る程。 文子->事実です(ずぱっと 猛->身体的にここで王子様のキスで目覚めさせてくれるとかそんな展開はありえない事はよーく知ってるからさ、ふっ 旋->流石にオレも目的は果たしたので、もうガムテープは… 珮李->王子にはなれないなぁ…(三織を見てる) 猛->いや性別的な意味での王子様ではなくっっ 文子->王子様…魔女役ならなった頃はありますが(学芸会 三織->相手が獅子さんだったら考えたかもしれませんね。キスの王子役。(鼻をおさえつつ) 旋->しかし、やろうと思えば。相手が女の子なら口説き落とすってのも有りだよなァ… 珮李->あ、なんだ(嗚呼)まぁほら、待ってないで自分から奪うとかすればいいよ。そのときが来れば。 珮李->もし訴えられても庇ってあげるから(ぁぁ) 猛->ある意味主人がアレだと不満はありそうだよな 猛->って訴えられるって、俺にそこまでやれと 旋->火傷見るとドン引きされるから化粧で隠して、スーツ着て……さくら支部長、女の子的に見て如何かな、オレを以っての口説き作戦ッ(何故他の女子に聞かないのか) 文子->…旋さんの外見…(まじまじ 珮李->まぁ、通り魔的に唇奪ったら捕まるけど。前段階があれば…まぁ、つまり。 珮李->もっと色気づいたらって事で、若いんだし(同い年だろ) 猛->さくら>……個人の趣向によるところが大きいでしょうが、概ねの女性には可能性があるのではないでしょうか。非戦闘思考な作戦である事は評価します 猛->前段階か……例えば、例えばだぞ。珮季ならどうする? 珮李->へ?ボクが?猛に?……んー……(考え中) 猛->さくら>春日森貞彦のデータを見る限り、若年の女性を雇っている可能性は十分にあります。狙えなくはないかと 旋->(小さくガッツポーズ) 珮李->………まぁ、悪くないんじゃないかな。うん(腕組みしつつ) 文子->ふむ、この作戦いけそうですね(いけるんか 三織->あんまり気は進みませんけれど… それで、いきますか。 珮李->旋のお手並み拝見って所だねぇ。 旋->とは言え、そうなると軍服は着ていけないね。こういう服、良くも悪くも土の臭いするから、鼻が効く人にはバレる 猛->参考にさせてもらうぜ、色々と(ぉ 猛->……臭い……(←ファブリーズでも消えない貧乏臭) 珮李->ん、そうしておくれ(爽笑)………(肩ぽむ/ぁ)<貧乏臭 猛->……お、俺はダンサーになってゴージャスな男になるんだ(アフロフッサフサ……しようと思ったら文子によってスポーツ刈りになってた) 猛->orz87 文子->…(グッと親指おったて 旋->今度、香水選んであげようか? 香水一つでも随分印象変わるし。 旋->猛くんは、メンズよりレディースの香水のほうが似合いそうってのが微妙な話だが。 珮李->選んであげるついでに買ってあげるって言ってあげないと(ぁ) 猛->ゴージャス&爽やかでいて癖の無い少しでも長持ちする大容量お徳サイズのなら 珮李->猛、香水はトイレの芳香剤じゃないから。 猛->欲しいかも 文子->…そんなだからびんb(強制終了 猛->……え?(ぁ 旋->買ってあげる、というと、買わなきゃいけないような心理が何処かで働いちゃうからね。心に負担を掛けないのがモノ選びの鉄則よ(フ…) 三織->香水は高級なほうが癖が無いと聞きましたよ。…頑張って稼いでください。 猛->@では方針も固まったようですしこれで切 ――――――――――――――――――― <感想> ぶ っ ち ゅ ぅ ぅ ぅ ぅ ぅ ぅ ぅ  これ以外に何を書けと(待 いや新人の三織君も印象的でしたね、鼻血が、鼻血が(何故二回) あと意外と鷹は外国語が得意です、ビジネスマンの父を持つからですかね。 やっと海外の伏線も現れてきました、世界大戦に発展するとなるとどうしてもこういった情勢の描写も必要になってくるのですが、なるべく分かりやすく書きたいものです。 しかしそう思って書いていると自分の不勉強がドンドン露骨に出てくるわけでして、本当に矛盾点とかあったらすみませんです。と先に謝っておく(ぉ