黒斗->@さて、猛が苺大福という名の意外に高い出費に、懐から出血してる頃合。漸く本題 に入れます 黒斗->@ 猛->(終った、今月の俺の人生……)   liliorzlili 黒斗->@丸井デパート建設予定地・現廃墟。其処には当然、映像を映すようなものが無いお かげで、小型衛星なんぞ奪取(諜報員曰く:お借りしました)して、其処から映像が送られて 来る。 黒斗->@更には先に到着している部隊からも小型カメラに試作の小型無人偵察機なんぞも 飛ばして四方八方更には上から映像が来るのだが…… 黒斗->@デパートの二階、吹きっさらしの床に、其処等の鉄骨打ち抜いて作ったらしきガー ドレールのような椅子に腰掛けたケルト・クロス≠ェ映されている 黒斗->@何らかの理由で突然魔力が噴出したのか、わざと誘き寄せているのか。部隊が到着 したのを待っていたところからして後者と予想されている 黒斗->@しかし、それ相応の戦力が来ると解っていた筈なのに。今回は、重火器は勿論あの 西洋剣すら所持していない。その点に疑問を感じつつも 黒斗->@今回は、研究者や一部の人間から。生きた悪魔を捕らえるチャンスだ、という声も 多い。決定権はさくら支部長にあるものの、もし本当に非武装だというのならチャンスに 違いない。 黒斗->@能力者が来るまでの時間稼ぎとして廃墟を取り囲み、タリスマン(結界装置)を張り 巡らせている部隊から送られて来る画像を元に、ブリーフィング(作戦会議)は始まる。 黒斗->@(此処からどーぞ) 猛->状況が似てるな……いや、あえて似せてんのかね 珮李->可能性はあるね。この状態であんな堂々としてるんだし…。 たつき->いかにも…という感じがひしひしとしているな 猛->さくら>本来なら武装できるところを”あえて”しない、ということは。その行動をす るだけの”理由”があちらには有るのでしょうね…… 雫->ふーん……確かにあんな感じじゃーねー… 猛->行動理由も性格も分からないんじゃ予測が立て難いったらねぇな 珮李->謎な部分が多すぎるもんね…。一体何がしたいのやら。 黒斗->@映像の中のケルト・クロスは只管。何かを待つように、腕を組み足を組み。冷たい 風にコートを揺らしながら、ふと懐に手を突っ込み…) 雫->こっちもやりづらいわよねー、何かちょっとでも解れば違うんだろうけど 猛->ま、それを知るためにも今回接触してみればいいんじゃないか? たつき->全員でか? 珮李->前回取り逃がしてるからねぇ…今回も同じ事にならないようにしないと。 黒斗->@…部隊の面々が、何ぞ兵器でも取り出すのかと思っていたら。タバコの箱を出して、 仮面にある空気穴から吸い始める次第。とことん舐めてるのか自信があるのか) 猛->一人で行って返り討ちにされる危険も、なくはないとないと思うぜ。まぁ用心に用心を 重ねて、包囲を固めた上で複数人で接触するのがいいんじゃないか? たつき->ま、こうしていても埒があかないのは確かだな(画面を見て) 珮李->確かに…なんだかなぁあのもう少し放置したら居眠りでも始めそうな余裕っぷり。 雫->まぁ複数人のほうが安全ではあるけどね… たつき->居眠りを始めたら行ってボコるとか 珮李->どこの七匹の子ヤギを食べた狼だいそれ。 珮李->…とりあえず、複数人で接触ってのには賛成かな。…前回のアレを見る限りは。 黒斗->@さらに、やっぱり何処か弛緩した動作でふいに立ち上がると。すったすったと無人 偵察機近くの壁の隅に行き。どうも床下収納のような場所を開き、がさごそ…) 雫->そーねー、私も賛成ってとこね。被害が来るとしても分散しておきたいし 黒斗->@…ちょっと踏ん張って、何やら白い、長さ一メートル前後の袋を引っ張り出し。そ の袋を、開けて…) 猛->さくら>罠の可能性も否定できませんが……、相手の実力からして非能力者を行かせる わけにもいきません。包囲はさせますが戦闘の役には立てないと思って下さい たつき->…何をしているんだ? 珮李->ま、そういうときのための能力者だから。ボクらでなんとかしないと。 黒斗->@片方をしっかりと空けてから。小学生がサッカーボールを思いっきり蹴り飛ばすよ うに、足を振り上げ…) 黒斗->@…思い切り、蹴り飛ばす。蹴り飛ばされた時から、袋は白い粉を撒き散らし。軌跡 を成して、近くの重火器がある方へと飛んでいけば、地面にぶつかり。辺り一面、白い粉 が舞う) 黒斗->@白い粉が舞うのを確認もせずに、腰から、此処まで聞こえるピィンという小気味い い音を立てて宙に舞うソレは。如何見ても、手榴弾――) 黒斗->@――強化外骨格に包まれた掌で、掴めば。その粉がもうもうと立ち込めている所目 掛けて。ボール遊びのように、放り、投げた) 黒斗->@瞬間。映画でやるような爆発音と、司令室にある画面が白く焼き付くほどの光を上 げて。ゴゴゴゴゴゴ!! なんて音を上げて、大爆発を起こした…ッ) 雫->(眩しそうに目を細めつつ、画面を見て)うっわー…… 猛->さくら>(パチンと、画面を切り替える) 黒斗->@画面が切り替わり、焼きついていない無人偵察機がケルト・クロス≠映したと きには。大爆発を鑑賞しながら。袖から滑り落ちてきた短剣を握り締め、部隊目掛けて走 っていく姿が見えた…) 猛->さくら>さて、丸腰ではないことが分かっただけ吉報ですね……。後援部隊には注意を 促しておきましょう 珮李->……(目を軽く擦って)…というか、早く来いってことかね…。 たつき->来なければ被害が広がるぞ、ってことか 猛->ご丁寧なことだな 珮李->確かに、こんな所でぐだぐだ喋っても分からないもんは分からないしね。 雫->さっさといった方が賢明ってトコね 珮李->真実は直接、本人に聞いてみないとか。…それじゃ、行こうかね? たつき->ああ 黒斗->@ 猛->さくら>……コレから忙しくなりそうです 黒斗->@と、失礼。此処で一度カットで。 黒斗->@一度、カッコいい粉塵爆発をやってみたかったんです(行き成りぶっちゃけるな) 珮李->@それが目的か(ぁ) 雫->@私情が入りまくりですね 黒斗->@まァ、速くキヤガレってメッセージにもなったし。オーケー(キサマ たつき->@ま、黒斗さんだしな 猛->@PLが近くに居ないNPCの空間は基本的にGMが好きなことやるためにある(ぉ 黒斗->@その通り(嗚呼 黒斗->@さて、それじゃ皆さん車で現地へ直行ですが。その前に欲しい武器は持っていくと いいですよ(嗚呼 珮李->@欲しい武器デスカ。 雫->@ふむ、欲しい武器ー… 黒斗->@まァ見ての通り、前衛に居た部隊にごっつい襲撃かましてるんで。武器が手元に少 ないケルトクロスは武器を調達してるですよ 猛->@衛星から発射する光化学レーザーキャノンとか?(待 黒斗->@粕けれねぇっ。つーかソレは武器じゃなくて戦術兵器だ…ッ 猛->@色々持っていたところで使いこなせそうにないので、猛は迷彩と棒だけで行きますよ 猛->@兵器が欲しくなれば後援の部隊が提供してくれるでしょうし 雫->@カッコイイなぁ…兵器だけど(何)こっちも武器を複数使う技術がないのでいつも通 りでいきますかね 珮李->@迷彩とー。銃剣…?武器取られたら殴ろうかな(まてぃ) 黒斗->@雫って武器なんだっけ? 久しぶりに戦闘参加するから忘れちゃった たつき->@こっちもいつも通りですかね。迷彩とトンファー…懐にチャクラム入れていても いい? 雫->@雫は現在メイスを使ってますね 黒斗->@いいデスヨー、チャクラム。メイスか、了解 猛->@おっと、そういえば防具を忘れていた。 黒斗->@ただ、近くに落ちてるのは鉄骨とかコンクリの破片だけど大丈夫?<雫の能力 猛->@パピヨンマスクと変身ベルトも装着していきますよ、勿論 黒斗->@パピヨンマスクと変身ベルトだとぅ!? …くっ 猛->@変身ベルトはあの博士の提供と言うことで 雫->@大丈夫だと思います。飛ばすのは一個一個になりそうですが 珮李->@前回より豪華なのかな、マスク 猛->@マスクは変わらないとしてもヘルメットを付けたくなる(ぉ 黒斗->@コレはやらんぞッ(自分のヘルメット兼仮面を死守するケルト・クロス/待) たつき->@どんな戦いだ 珮李->@なんて低レベルな戦いっ 雫->@ヘルメットを賭けるのか(何 黒斗->@仮面というモノに魅せられた、漢の戦いさ… 黒斗->@…え、負けたら仮面取られるの? 黒斗->@……ゴッ(←オーラ倍増) たつき->@(仮面を)ころしてでもうばいとる たつき->@そんな戦いじゃなかったの? 猛->@…己の命(仮面)かけて戦う、か。燃えてきたぜ 雫->@なんだろう、こっちの緊張感がドンドン失せる! 猛->@まぁとにかくそんな装備で向かいますぜよ 黒斗->@OK、そんじゃ行きますか 珮李->@二人だけ盛り上がるのかー。 たつき->@仮面戦争 黒斗->@ちゃんと普通に戦るから大丈夫さ、うん 黒斗->@では行きますぜよ 黒斗->@ 黒斗->@硝煙の匂いを、焼け焦げた土が掻き消し。鉄錆びた血の匂いを、冷たい風が攫って いく。打ち棄てられた火気が並ぶ中、こげた土を踏みしめ。メンバーは、廃墟の前へと辿 り付いた。 黒斗->@デパートの壁自体も撃たれたり焦げたりした後が残り。負傷者は今は後方支援から 次々へ、『月光』の息が掛かった病院へと運ばれていく。 黒斗->@鷹カー特殊装甲仕様(リースに改造されていた)に乗せられ此処まで運ばれてきた ものの、ちょっとした戦場になっているこの場に自分の血も冷えそうだ 黒斗->@運転してきた調査員は流石に、これからの戦いには参加出来ないので。鷹カーを残 し、後方支援へ加わっていくのを横目に。あとは2階に見えるその背中目掛け、上がるの み。 黒斗->@(此処からどーぞ) 黒斗->@2階の吹きさらしから皆を一瞥した後、人差し指で自分をしゃくった後。見えない 位置へと引き返していったケルト・クロスも。奪った火気を調整しているだろう 猛->さてさて、今日もお仕事と行きますか 珮李->場所がどこでも派手にやるのは変わらないんだねアイツは(上を見上げて) 雫->あっちが派手にやるほどこっちは困るんだけどねぇー… 猛->相手は火気を持ってる、ならばらけた方がいいか……それとも前衛が盾役をするか…。 猛->多少聞きたいこともあるし後者のがいいかな 珮李->そうだね、それじゃあ盾役頑張るとするかな? たつき->気をつけてな? 雫->こっちも頑張って支援するしね 猛->フッ、このパピヨンマスクがある限り……心配はいらないぜ 猛->(いつになくやる気満々である) たつき->…俺は猛の頭の中身が心配だ(ぁ 珮李->…ここにいつもの猛の相棒がいれば合わせてあげられたんだろうけどね(ぁ) 雫->これ突っ込むべき?突っ込むべきなの? 猛->(懐からスチャッと自然な動作でパピヨンマスクを装着し、廃墟内へと進んでいく)ハ ーッハッハ! 待ってろよ悪の怪人ーーっ!! たつき->突っ込んで行ったぞ。一人で。 珮李->Σちょっ、待ってー!?(慌てて追いかけた) たつき->まったく、世話が焼けるな(追いかけ 雫->…………あー、放置したら怒られるかしら(溜息つきつつ追いかける) 黒斗->@本来戦術を優先する戦場ならば今頃、猛は蜂の巣なわけで。本人も戦術を重視して いるタイプ…のように見えるのだが。攻撃は来ない) 黒斗->@そのまま真っ直ぐ、クレイモア(地雷)が設置…されているワケでもない階段を上れ ば、直ぐにケルト・クロスの居る場所に出られる) 黒斗->@相変わらず、廃墟らしくボロい上にあちこちコンクリート片のせいで歩きにくいそ の吹き曝し。出たところより北へ十メートル…) 黒斗->@其処に、悪魔が発する気配は相変わらず弱いまま。しかし、その割には雰囲気も、 圧し掛かってくる威圧も気配にそぐわぬほどに思い悪魔が座っている) 黒斗->@…尚、仮面の形が変わっている。フルフェイスヘルメット式のソレは、上は目より 下から顎まで。横は側頭部まで除去され、何処ぞの忍みたく布で被い。ヘルメットには茨 なんぞ刺繍されていたりする) 猛->………強い。(ヘルメットだけ注目し) 雫->どこを見て言ってんの。どこを見て 黒斗->ケルト・クロス>『……』(鉄骨で作ったガードレールのようなものから腰を上げて。 …僅かに猛を見て、動きが止まったものの。ごき、と首を鳴らしている) たつき->見た目で判断するな 珮李->どういう勝負だよ たつき->向こうも反応してるし 猛->……古来から、一つの諺が語り継がれているのを知っているか。曰く、……”デザイン のこってる敵は、強い(何度も出るから)” 猛->だから、やつは強い 猛->(とてもシリアスな顔で言って棒を構えている) 珮李->……ハッ、確かに…ッ…(納得するな) 黒斗->ケルト・クロス>『……キミも、変わらず見事だ』(唇が動いているものの、相変わ らず合成音声…な第一声は、猛の褒め言葉だった) 雫->………(何だか哀しいやらアホらしいやらな複雑そうな目線を猛に送った) 猛->褒めるなよ、賛辞は闘りあった後に贈ろうぜ。……それはそうと、一つ先に聞きたい。 お前は何をしたいんだ? 珮李->……どんな認め合いなんだろうか…(小声で呟きつつ武器を抜く) 雫->何だか…こっちは良く解らない事になりかけね(メイスを引き摺り) 黒斗->ケルト・クロス>『……』(腰へと手を伸ばし、掴み、引き抜いたソレは。日本刀の 漆黒と白銀を兼ね備えた刀身を持つ業物の品) 黒斗->ケルト・クロス>『調査は終わった。想定外の上に困った場所へと入られたものだか ら、幾分か手間取った』 珮李->調査?どういうことだい…? 黒斗->ケルト・クロス>『月光≠フ反応速度、対応能力、適応能力。戦力……』 たつき->スリーサイズとか昨日の晩御飯とか言うなよ? 黒斗->ケルト・クロス>『受付嬢のソレは中々に知りたいが』(軽い仕草で、肩を竦めた後 …) 雫->ふーん……で、調べた結果は面白かったの? 珮李->というかまぁ、調べて如何するのさそんなこと。 黒斗->ケルト・クロス>『突破するのに、自分の身一つでは心許ないからな』 黒斗->ケルト・クロス>『崩すべき点は理解した。あとは、突くのみ……』 珮李->つまり、月光をぶち壊すのが目的ってことでOKかい?また何のために…。 黒斗->ケルト・クロス>『自分の力量ぐらい承知している。月光≠ヘ、壊せんさ。だが、 崩せれば十分…』 黒斗->ケルト・クロス>『マリア≠奪い返すぐらいの隙は、出来るだろうさ?』 猛->(血部長に会話を流しながら)なるほど、元はマリアはお前のところに居たわけか…… 猛->@支部長ね、うん 珮李->じゃあ、お前が…マリアの言っていたお父様…? 黒斗->ケルト・クロス>(足元に置いてあった銃器を足先で跳ね上げた後、回転するソレを 手に取る。磨き上げた黒銀の長い銃身は、猟銃だ) 黒斗->@コピペミスー…長い銃身と、木目色のグリップ。ソレに刻まれた鷹のマークは、猟 銃の証。 黒斗->ケルト・クロス>『……』(問いには答えないものの)『…あの子は、この世界に居る べきではないのだ』(合成音声に混じる、苦い響き。手首の回転と共に、猟銃に弾を入れ…) 珮李->(獣化をかけ)…どうも、もう少し詳しく話を聞かないといけなさそうなんだけどね …? 猛->生まれたことそのものが罪だとでも言う気か? イエスに怒られるぜ(一歩前に出て、 皆を庇うように棒を構え) 雫->これじゃあわかっている様でわかってないって感じ…(集中して、周りのものを確かめ つつ) 黒斗->ケルト・クロス>(猪でも殺す大口径の銃口が、皆へと向けられ)『止めるのならば、 構わん。障害は、排除する』 たつき->勝手に決めないで欲しいな。 黒斗->ケルト・クロス>(躊躇無く。猪や熊を殺すための引き金を、猛の胴体目掛けて。引 き…) 黒斗->@同時に。弾丸自体が普通の銃より大きい為に、速度こそ音速には届かないものの。 矢などよりはずっと早く、銃声と回転で空気を裂き。猛の鳩尾へと吹っ飛んでくるッ) 黒斗->ケルト・クロス>(同時にナイフを逆手に取り、珮李目掛けて走り出す…まだ、強化 外骨格は起動していないものの。体育館の時より、ずっと速い) 猛->ガ ッ ッ !! (無論避けることなど出来ず、巨大なハンマーでブっ叩かれたかの ように後方へ弾き飛ばされる) 黒斗->ケルト・クロス>(猛が後方へ吹っ飛んだと同時に、珮李へと到達すれば。首目掛け ての、一撃必殺狙い。右から左への、横薙ぎッ!) 珮李->猛ッ!?…ったく、いくら珍種の蝶でもハンティングはないだろうに… 珮李->(舌打ちを一つ、敵を見据えたまま振るわれたナイフを、地面を踏みしめ後ろに跳ん で避けようと) 雫->やっぱり速…!(拳大のコンクリートの破片を操り、隙を作るために相手の顔面めがけ て飛ばす) 黒斗->ケルト・クロス>(切っ先が僅かに、珮李の喉へと掠るものの、空振り。ソレを遠心 力に、空手有段者がやるような綺麗なフォームで、後ろ廻し蹴り…ッ。コンクリート破片 を、ゴガッ! という音と共に粉々に砕いた) 猛->ったく重火器相手だと対応しようがねぇ、よな……(口の端から垂れた胃液を拭いつつ、 ヨロヨロと棒を杖にして立ち上がる) 黒斗->ケルト・クロス>『……やはり、起動しておかねば相手にならんか』(後ろへと飛ん だ珮李も追わず。吐息ひとつ…キィィィィッ、という独特の起動音と共に。血脈模様が走 り、機能を起こしていく) 珮李->チッ…それを使われると厄介なんだけどね…ッ! 黒斗->ケルト・クロス>(さらに、威力は抜群にあるものの連射は出来ない猟銃を投げ捨て てから。近くの床板を蹴り飛ばせば、今度は拳銃がある。ところどころに、隠してあるら しい) 黒斗->ケルト・クロス>(今度はグリップも銃身も全て銀で覆われ、日光が反射する程磨き 上げた回転式拳銃(リボルバー)を手にし…) 珮李->…ここを武器庫にでもしてるのかね、アイツ…。っと、猛!大丈夫っ? 猛->………。(たったまま動かない。相変わらず後衛を背に庇いながら目だけが動きを追っ ている) 猛->まだダウンはしないよ、晩飯は食えそうにないけどな 雫->(武器を握りなおし)あんま無理すると晩御飯どころじゃなくなるけどね… 珮李->ま、ご飯の味を分かる程度のケガ具合でなんとかなるよう頑張るかね…。 黒斗->ケルト・クロス>『……』(此方も、撃鉄を起こしたものの…)『……強化服。私が見 たモノより遥かに強度が上がっている、な』(…リボルバーも、投げ捨てた) 珮李->………(強化服を見たことがある…?) 黒斗->ケルト・クロス>(更に、刃渡り五十センチのドスかと思うぐらい長いナイフも投げ 捨て。再び腰に手をやり引き抜いたのは、刃渡り20ほどの、グリップも肉厚も少ないタ イプに持ち替えた) 猛->博士達には感謝してるよ、コレがなきゃ何百回と死んでたかもな(射撃武器は使ってこ ないとみて、ケルトに駆け出していく) 雫->(ナイフか……あんまりコンクリが効くとも限らないのよね) 猛->(接近すると速度を落とし、武器の届く間合いまですり足でジリジリと近寄ろうとする) 珮李->それでも、花畑は何回か見る羽目になってるあたり、ハードな仕事だよなぁ…(肩竦 めながら、後衛の盾になる位置で構え) たつき->(何だろう…嫌な感じ) 黒斗->ケルト・クロス>『博士……全く、月光≠ノは優秀な研究者が多すぎる』(僅かに 苦笑したようだったが。半身を開き、腰を落し。さらに、空手の左を口元に。逆手に握っ たナイフを、腹の前に置き…) 猛->変なやつバッカだし、なっ! (相手を見ながら素早く踏み込み、リーチを生かして棒 の先端で小手を打つように鋭く振る。軽く、牽制だ) 黒斗->ケルト・クロス>(握りや柄尻の突起等に滑り止めを施し。柄も刀身も黒く染め上げ られたソレは、野戦用のソレ。此方も構えたまま、摺り足で猛を伺っていたものの…) 黒斗->ケルト・クロス>『同意する』(突いてくる棒に対して、あえて前へと出てから。蛇 のように左手が動けば、棒の先端を掴み…そのまま、後ろへ下がる動きと同時に、引っ張 るッ) 猛->ほっ!(抵抗して棒を引くように……体を前に弾きだし、相手の力を利用して前に飛び 出しながら飛び膝蹴りを腹に叩き込もうとする) 黒斗->ケルト・クロス>(ほぅ、と感心したように吐息を零してから。避けるか、捌くか、 というところで。どしぃ…ッ、という独特の感覚が猛の膝に響く。受けた) 猛->でぇい見てないで援護してくれぇっ!? このまま勝てるとでも思ってんのかっ!? (自分で言うな 黒斗->ケルト・クロス>(受けたことで肺から空気が搾り出されるものの。棒にやっていた 手は離れ、猛の首へと腕ごと巻きつき…今度は此方が、自分の体重を乗せ。滞空中の猛を、 地面へと叩き付けるべく、引っ張るッ!) 珮李->あぁ、うん…蝶仮面に見とれてた(後ろを見て)とりあえずこっちにはこさせないつ もりだけど、気をつけてね。 たつき->いや、ヘタすると猛に当たりかねないのだが、それでも良ければ 雫->私が援護すると案外大雑把な操作になるかもだけど、とりあえず何か飛ばすけど… 猛->ぐ……(滞空中では身を捻る程度しか出来ず、結果として受身を取り損ねる形で肩から 地面に叩き付けられる) 珮李->まぁ、何もしないよりはましだよ。うん(呟きながら走り出す、近づいたところで、 猛が地面に落ちるのを見て足を止め) 猛->(左肩から嫌な音が響くと同時に叩き付けられたコンクリートに亀裂が走る) 黒斗->ケルト・クロス>(こっちは猛をクッションにしたに近いので、叩きつけた衝撃もソ コソコに。直ぐに身を起こした後、猛の右腕にどしりと乗っかり… 黒斗->ケルト・クロス>『動くな』(黒塗りのナイフを、猛の首筋に宛がった) 雫->(中小様々なコンクリート破片を複数操り、飛ばそうとしたが動きを止め)うえ…! たつき->っ! 珮李->…ッ…(武器を構えた体勢でその場に固まり) 猛->(毒か……っ?) 黒斗->ケルト・クロス>『体重を落しても、腕を引いても、猛君が身動きしても、下手すれ ば血の噴水だ。殺し殺される立場だが、出来るなら殺したくはない』(淡々と語っている最 中も、ナイフは微動だにしない) たつき->……(どういうつもりだ?) 珮李->…マリアを取り戻すことができれば、それでいいって事かい? 雫->ベタだけどきっつい手口… 黒斗->ケルト・クロス>『…無人偵察機AK−α(ドローン)より見ている支部長及び月光 %チ殊部隊諸君。道を、開けて貰おう』(無人偵察機に顔を向けた後、やはり淡々と…) 猛->…………。 猛->(ナイフに首をジリジリと近付け、性質変化できないか試してみる) 猛->さくら>(猛の通信機を通して音声が流れてくる)『貴方がコチラの隊形を乱してくれ たお陰で多少時間が掛かります、3分ほど掛かるでしょうか。見えている以上に人が居る んですよ』 黒斗->ケルト・クロス>(性質変化、出来るか出来ないかのときに、スッと一cmほど離し てしまい)『……』(…猛には見向きもせずに)『即時でなくとも構わん。確実に、開けて貰 えれば、な』 猛->(気付かれたか。魔力があっても悪魔とは限らないんだけど……、これ以上下手に刺激 するのもまずいよな……) 猛->ハァ、ここでこいつを逃がしちまったら今度は別の意味で首とかないよな……? 黒斗->ケルト・クロス>『その時は、仲間も一緒だろう。ハハ、流石に、面食らった』(失 笑と解るような笑いを零しながら、胸へと開いている手を伸ばし。カチ、と何かのスイッ チを押し…) 珮李->だろうなぁ…でなきゃクビでもいいかって思うくらいのお説教ぐらいで。 黒斗->(@途端に、悪魔独特の魔力の気配が消え。珮李達からも能力が薄れていき、しまい には消え去った) 猛->@他に皆さん行動しないなら三分経ったと言う事で道を開けますよ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> なんだが開始前からデジャヴが見えて仕方なかったです(ぁ 同じ場所を使ってくるとは何らかの意図があってのことなのでしょうか、気になりますね。 そこは分かりませんでしたが相手の目的も少しずつ見えてきて盛り上がる限りです。 ただ、戦闘に関しては……今回はプレイヤー側の自滅だったんじゃないかなと。 黒斗さんのボスは手強いですしもっと連携を重ねたかったところですね、どうなることや ら猛君。美味しいぞチクショー。