黒斗->@時間軸的には、デイブレイク&ピエロとの戦いから二ヵ月後。 黒斗->@だいたい、猛が回復してリハビリして、戦えるところまで復帰したところ。 黒斗->@…ところで、腕にドリルとかついてないでしょうね猛くん。(何 猛->@何とか、大丈夫だったみたいです(ぉ 黒斗->@惜しい(待 たつき->@ついていたら楽しいのに 猛->@でもリースの私室に行くと【装着予定】とか書かれた金庫とかがあるかもしれません。 用意はしてありますようで、みんな気をつけて(ぁ 拓己->@ドリルは男のロマンだーっ〈待 文子->@Σ(´Д`;;なんとっ 珮李->@池ポチャで済む程度にしないとっ 黒斗->@拓己くん、ドリルの予定が入りましたー。…腕だな、よし(ぁ 拓己->@ドリルの成分が「ロマン8割夢2割」、ハンマーの成分が「夢8割ロマン2割」だ ったか たつき->@右手がドリルで左手がハンマーっと( ..)φメモメモ 拓己->@つまりドリル+ハンマーは「ロマン10割夢10割」の最強武装で(ry 黒斗->@任せろ(嗚呼 拓己->@どう実現するんだろう……(とーい目/ぁぁ 黒斗->@それでは、始めさせて頂こうかな。シナリオ名、『水面に写る月』―― 黒斗->@ 黒斗->@――夏は過ぎたものの、まだまだ厳しい日差しの中。 黒斗->@コンクリの壁面は熱を持ち、中に居る者もさぞ暑苦しいことだろう。中に居なくと も、庭の剪定をやってるおじさんも汗が止まらず、タオルが手放せない。 黒斗->@窓の外から見える風景の中には、教卓に立つ教師が、テストの範囲をこそっと生徒 に教えたり。 黒斗->@生徒はソレを必死にノートに書き留めて、居眠りしている生徒はその後の未来が露 になったり(祝・赤点30回)。 黒斗->@ソレは、何時も通りの光景。 黒斗->@漸く午前の授業終業を知らせるチャイムが鳴り響けば。生徒達が溜息のようなもの と同時に雑談を始める、何時もの光景。 黒斗->@此処は学校。天白区、名古屋、私立三条中学校。 黒斗->@少し前に、行き成り屋上の壁が吹っ飛んだり、翌朝には校庭が荒らされたりして警 察沙汰。オカルト雑誌や新聞を賑わせたこともあるが、そんなことはもう生徒からは殆ど 忘れられているだろう。 黒斗->@弁当を広げるために席をくっ付けたり、パンを取ろうと購買に走ったりする生徒。 黒斗->@そんな中で、ふと何か≠感じた者は居ただろうか。 黒斗->@居たとして、目を校庭へと向けて。何か≠ェ何か、わかったのは、夏桜という… 転校してきて幾分か経った、とある少女だけだったろう。 黒斗->@――この、日差しがキツイ中。ぽつんと、黒い者が、一つ。すらりと引き抜かれた 脅威≠ヘ、飛来する。 黒斗->@ 黒斗->@ 黒斗->@日は真上。午後に差しかかろうとしている午前十二時。 黒斗->@午後のティーブレイクならぬデイブレイク、などとは何処ぞの恐い研究員さんが言 ったのはさておき。月光≠ヘ予測しようもない自体にざわめくことになった。 黒斗->@ソレは真昼の、大胆を過ぎる行動。ある意味、大胆という点においてデイブレイク が起こした挑発行為にも似ていたが… 黒斗->@…高校を、白昼堂々占拠した上での篭城。コレに何らかの意図を探るにしても、探 らせるにしても、あまりに無茶苦茶なものだった。 黒斗->@占拠されたのは、天白区にある私立の三条中学校。過去に色々あり、現在はちょこ ちょこと『月光』にも出入りしている夏桜の居る学校だった。 黒斗->@現在入っている、表向きの情報においては…犯人の数は予想されるだけで十人以上。 黒斗->@教員二名生徒五名が見せしめのように斬殺され。事態を伺っていた警察は、ミサイ ルらしき兵器により攻撃を受けたことから何らかの武装集団と思われること。 黒斗->@現在把握している、こちら側≠フ情報においては…(奇妙ではあるが)RPG−7 (対戦車ミサイル)と思われる兵器を持った悪魔が一体。 黒斗->@抵抗を試みた教員七名を殺害。後、残りの生徒総勢360。教員15名を体育館へ 軟禁。ランク、動機、共に不明。 黒斗->@占拠と報告したのは、ふいに警察署へと届いた教員からの電話。 黒斗->@事実と判明したのは、警察側より学校の監視システムを引き継いだときに映された、 報告してきた教員殺害の様子。 黒斗->@事実をより大きくしたのは、警察側から派遣されたパトカーを吹き飛ばしたその一 撃。 黒斗->@勿論、解ったのは行幸といえばそうだが。其処からして、どうにもきな臭いものが あるのは、『月光』という『裏側』だからこそ解る。 黒斗->@悪魔が、人間一人を見逃すか? 監視システムの一つ程度(それも学校程度)阻害出 来ないか? 挙句にデカイ花火なんぞをやらかすものか。しかも警察目掛けて。 黒斗->@考えれば考えるほど、ソレは人の目を集めるタメに行われているような…結果とし て、いまや学校は警察と特殊部隊とマスコミに囲まれることとなる。 黒斗->@おかげさまで『裏側』としては動きにくいことこの上ない。情報規制も退去も間に 合っていない状況なので、尚更に。 黒斗->@どうにも手口に、きな臭さを感じつつ。感じていようが、やるしかないのだ。 黒斗->@普通の人間では例え軍隊でも手に負えない以上、そのためにこそ能力者が居る状況 なのだから。そうして能力者は、司令室に集められる。 黒斗->@(此処から開始デス。どーぞ) 猛->さくら>……どうも、最近の悪魔は悪知恵が働くようですね 文子->…春先に出てくる、ちょっぴりおかしい人のほうがマシです… 珮李->いやぁ…この間よりも派手にやってくれてるもんだ。 たつき->ある意味進化してるってことかもな 拓己->これ……どうすんだ?(画面を指差して 黒斗->@皆の手元には、それとスクリーンには、現在の学校の様子を知らせる写真や動画な どが、記者や警察に紛れ込んでいる『月光』『調査班』が随時送り込んでいる) 猛->さくら>(警察から送られてきた情報をスクリーンに映し、整理している)……ここで 話している、と言うことは我々で解決する、と言うことでうs 猛->@ミス、と言うことです たつき->問題は、どう解決するかだな 猛->だよなぁ、これだけマスコミが居ると下手に動けねぇぞ(メロンパン食べつつ) 拓己->それだよ。あの衆人環視の中にどう割り込んで行くんだよ 珮李->うーん…全員覆面被るとかー? 拓己->……てか何だお前そのメロンパンは たつき->余計に怪しい 猛->フッ、今日はパン工場に勤めてきたのだ 文子->…うまく潜入する方法はありませんかね…(給食で取ってきたパック牛乳すすって る) 珮李->顔バレするよりはマシじゃないか。…って二人ともそんなおいしそうな(昼食べてな い/ぁ) たつき->(とろけるごく旨ヨーグルト<マンゴー>をスプーンで掬い)誰かが気を引くと か? 猛->さくら>一般人は深夜になれば殆ど居なくなるでしょう。問題なのは頑張って張ってい るマスコミですね…… 拓己->じゃない、待て待て待て待て。そうだ冷静になれ俺。そんな食い物ネタでだべってる 場合じゃない 拓己->(@必死に自分に言い聞かせてる/ぁ) 文子->…変装して「警察だ!」は難しいですしね たつき->警察に見えない者ばかりだしな 黒斗->@――マメ知識。マスコミは、こういう事件に対し、どの局よりもいいスクープを取 ろうと二十四時間体制で張ってたりする) 珮李->困ったなぁ…ボクはともかく皆は顔バレまずいよね。学校行ってる身だし。 猛->さくら>どんな格好をしてもあまり変わりはないでしょう、中で戦闘が起これば機密保 持は至難です。目をそらせるだけの餌も難しい 拓己->こういう時、つくづくマスゴミってウザイよなぁ…… 黒斗->@さて、適当に談話かましたところで。PLでの質問でOKですよ、キャラ談話だけ では成り立たんか、時間掛かるしね。 たつき->@マスコミが張っているのは正面玄関が主でしょうか?それ以外はどうなってま すのん? 猛->@うーん、電磁波とかの電子兵器でカメラ壊せませんかね 文子->@裏口もがっちり張ってそうな気も<マスコミ 拓己->@やっぱりあっちこっちの局があっちこっちで張ってるでしょうねえ 黒斗->@えーとですね、三条中学には南の正門と、東にある裏門がありますが。其処にマス コミは集中しとりますね。 たつき->@以前悪魔が張ってたような血塊は 黒斗->@結界は、残念ながら張ってません。 たつき->@…結界は出来るでしょうか 黒斗->@もうおもいっきりオープンにしとります。 黒斗->@魔力感知のほうは、悪魔が魔力抑えてるせいかランクとか測定出来てませんです たつき->@『月光』で特殊な結界は張れませんか? 黒斗->@『月光』にそんな技術あったっけ? 黒斗->@あと、電磁波ですけど。そういう兵器は詳しくないんですか、何かあります?>風 月さん たつき->@リースに期待してみる<技術 珮李->@リースなら何か用意してくれそうな気が。 たつき->@Dグレのサポーターみたいに、何人か封じる道具を駆使して…とか 拓己->@「エクソシスト様が来るまで持ちこたえるんだ……!」 黒斗->@タリスマンかぁ。そんなのあったなぁDグレ 猛->@私もそこまで詳しいわけじゃないですけど、精密機械なら壊せないかなと。……うー む、描写が出来なさそうなので自重しておきます 拓己->@いっそこちらで全滅させるとか>マスゴミ 文子->@Σ(´Д`;;全滅て! 猛->@そしたらもっとワンサカ湧いてくると思いますよ 拓己->@「月光」の、非能力者部隊を使って、周辺に張ってるマスゴミ連中を端から拉致る 黒斗->@あぁ、勿論、マスコミは裏門と正門に居ますけど。警察関係者も塀とかちらほら居 ますからね 文子->@神隠しか<拉致る 珮李->@警察関係もまとめて拉致?(ぇ) 拓己->@応援とか連絡をされる前に全員拘束しておいて、その隙に……駄目かぁ(駄目だ 猛->@周囲の建物から望遠レンズで張っている人間も居るでしょうし、拉致は難しいんじゃ ないかと たつき->@後が面倒だよね。警察関係は。 黒斗->@下手すると特殊部隊が出てくるぜ。敵側は、曲りなりにも対戦車ミサイル持ってる しね 黒斗->@『月光』側の圧力がどれくらいの権力を持つかにもよるけどね。 猛->@ヘリを使い、暗闇に紛れて上空からハイロー(パラシュート)で潜入とかどうでしょ。 文子->@上空…望遠レンズの人にばれそうな気が 黒斗->@カッコイイッ 珮李->@素敵だっ 黒斗->@望遠対策は、ステルス迷彩があるからねぇ たつき->@屋上にですか?迷彩加工を施した衣装と道具を使えばね 文子->@なるほど…「グッドラック!」が出来るのか 黒斗->@幾らなんでも、透明に近い物体が高速で降りてくるのを、レンズじゃ追えまい。< 遠方取材班 猛->@来るのが分かってないとアップに出来ませんし、それこそ囮を使うといいかも たつき->@潜入はそれでいいとして、戦闘になると音や爆発は避けられませんから 拓己->@それ以前にヘリが接近出来るのかどうか…… たつき->@ヘリは取材用に飛んでそうですけどね 黒斗->@報道ヘリ、って偽装したヘリくらい用意出来るだろうしね 黒斗->@防音に関しては、それこそ結界の出番だけれど。如何でしょうね、風月さん? そ こらの技術ってのは。 猛->@うーむ、悩みますね……。過去の悪魔の研究からそれぐらいの技術は確立しててもお かしくないとは思います 猛->@2025年の未来ですしね、それでは用意できると言うことで。 猛->@敵さんがミサイル撃ってきたらなんにせよばれる気がしますが、気をつけていきまし ょう たつき->@うい 黒斗->@結構状況を厳しくしたつもりが、あっさり突破されちまったなぁ。残念。 猛->@ただ相手が誘ってきているようですし、罠が怖いところですよね 黒斗->@来てからの、オタノシミ。 猛->@楽しいのだろうか(ぁ) あ、そういえば体育館はどの辺りにあります? 校舎から 直接いけますか? 黒斗->@遠いけれど行けますよ。屋上が裏門(東)の近くにありますけど、体育館は西側に建 ってます 猛->@OK、それじゃあ潜入ルートは屋上から校舎を通って体育館ですね…… 黒斗->@さて、シナリオにおいての現時刻は午前十二時。行動開始時刻の指定と、それまで、 他に何かやりたいことやらせたいことありますか 拓己->@そうですねぇ……あ、そういえば風月さん たつき->@開始は夜中…0時くらい? 猛->@報道ヘリは遅くまで居ないでしょうし、10時ぐらいがいいんじゃないかと。 って はいなんでしょ? 拓己->@例の封印石(……だったっけ名前/ぁ)、拓己はまだ持ってるんですか?(ぁ 黒斗->@人質が居るのもお忘れなく。 黒斗->@時間が経てば経つほど、緊張のせいでへばってる子が居ますからね 文子->@というか、午前12時って、夜中の0時ですよね? 黒斗->@っと、失礼。間違えたッ 黒斗->@昼間の十二時デス、ハイ 猛->@封印玉っす(ぉ) それは流石に支部が預かってると思います。 たつき->@黒斗さんはドジっこと( ..)φメモメモ 猛->@この作戦に持ち出せるかどうかは黒斗さんの判断によると言うことで 黒斗->@封印玉かー たつき->@では行動開始は夜の10時で。それまではどうしよう(悩 珮李->@使えるとしたらまた拓己君が所持ですかね。 拓己->@+( ̄ω ̄ (ぁ 黒斗->@いいですよ? 持っていっても。私は優しいからね(にっこり) 文子->@マンゴー。ファイトー(ぇぇ 猛->@………(この瞬間死亡率が上昇したような気がしたのは自分だけだろうか) 猛->@12時か、一端現場を見に行ってもいいですか? 猛->@下見をしておいた方が確実でしょうし 文子->@(…ここで文子死んだらなんかなぁ…/ぁ) 黒斗->@いいですよ。下見なら特に問題も無し。ニュースとかやってるんでうっかりTVに 移らないようにネ 猛->@あ、そういえば夏桜は一緒に捕まってるんでしょうか? 忘れてた 猛->@……猛なら大喜びでカメラに向かってピースしそうなので、誰か止めて(ぁ 黒斗->@漸く出たなぁ、夏桜の名前(笑) 捕まってますよ。バッチリ。 猛->@携帯とかはもちろん取り上げられてますよねぇ……ってうわぁぁぁぁ 黒斗->@まァ、普通にポケットに仕舞ってある限りは取られてますね。って如何した 猛->@あ、なんだ殺されたのは教師か(生徒かと思ってた) 黒斗->@うむ。生徒のほうは今の所全員無事。 黒斗->@375個の携帯が、生徒の近くで山と詰まれてます。ちょっと壮観(何 猛->@では携帯はとられております、探偵団バッチも持っておりませんし(ぉ) 無事か、 なるほど 珮李->@夏桜が捕まってるなら白いのでも同行させます?(風月さんの負担増/ぁ) 猛->@………。(猛君の心のメモ帳に『2,3個ちょっぱろう』と書き込まれた) 文子->@ちょっぱるってどこの言葉かと…(コラ 拓己->@誰か止めろー(ぁ たつき->@ちょっぱろうってガメようってこと? 猛->@うむ!(ぁ 黒斗->@猛君のささやかな希望をぶち壊しておこう。殆ど指紋認証システム付きだ(ぁっ 珮李->@2.3個ですむのか(ぁ) 猛->@猛ですから(ぁ 猛->@因みに分解して中の金とかマイクロSDとか取り出して換金します(待 猛->@白いのは隠密行動向きじゃないので無理ってことで、死ぬほど目立つし 黒斗->@くっ、そう来たか! 黒斗->@えぇ。白いのは駄目で。つーかそんなのがついてたら、夏桜もやばい。 たつき->@負担も増すし?>白いの 猛->@うん(本音 珮李->@猛の手口が初めてとは思えない(嗚呼) 黒斗->@さて、それじゃ他に無いですかね 猛->@私は特には 文子->@特には無いですー 拓己->@結局石は持っていけるんですかー? たつき->@無いです。しいて言えば殺さないでね?という希望だけ 黒斗->@持っていってもいいって言ったじゃないっすかー>七市くん 黒斗->@私は優しいのだよ。 たつき->@喪って行く代わりに 拓己->@……Σ(あったΣ 文子->@破壊とかされなければ良いのだけれど 拓己->@つい見過ごしてましたすいませんorz 珮李->@易しい方がいい(ぁ)うちも特にはー 黒斗->@いえいえ。 たつき->@…持って行くかわりにGMの怪しい笑顔がついてきますけど 黒斗->@アヤシクナイヨ? 拓己->@……持っていくなら持っていくで、色々大変そうだなぁ…… 拓己->@じゃあ……妖しい笑顔?(マテ たつき->@絶対何かのフラグ付だよきっと 黒斗->@ただ拓己くんは若干大変かもね。槍に球だし。 黒斗->@ヘイロー降下の際に足の骨折るナヨ☆ 猛->@頑張れ 文子->@ふぁいとぉー 黒斗->@能力者でも骨が折れたらそう簡単には回復せんし、させんッ たつき->@させんッに力はいってる 黒斗->@フフ。さて、それじゃあ特に無いとのことなので。続きやらして貰いますヨ 拓己->@玉はポケットにでも入れておけるとして。槍は……背中にくくりつけておくとか (ぇー 黒斗->@ソコラは工夫してくださいネ。 たつき->@槍でパラシュートに穴開けそうな予感 黒斗->@ 黒斗->@――最初の、占拠発覚のニュースから既に九時間が経過していた。 黒斗->@犯人からの声明や要求と言えば、せいぜい飲み物の補給だの食べ物の補給だの。生 徒が居るため多少大掛かりだが、その程度。 黒斗->@日が高く上っていたのも、もう夕暮れを通り過ぎ宵も始まる二十一時の半ばを過ぎ た頃。何故こんなことをするのか、なーんてドキュメンタリーや論争番組さえ出ている中。 黒斗->@報道ヘリは、現在三つ。『月光』側から圧力をかけ、朝●新●とか描かれた報道ヘ リの中に、パラシュート、迷彩、装備の最終調整を行うメンバー達は居た。 猛->@よりにもよって朝日かよ(笑 黒斗->@ヤヴァそうならなんとかしといてね☆ 猛->@あえて通す方向で 黒斗->@外を見れば、これといった犯行声明も無く。しかし、相手が危険な兵器を所持して いるとのことで待機している警察や、連絡を待つ特殊部隊は疲労の色も濃い。 黒斗->@マスコミは逆に、このような面白そうな事件は無いと、今か今かと目を光らせ。遠 方から撮影している者も昼間より多いぐらいだ。 黒斗->@しかし、両方から心配されるのは九時間以上にわたり監禁されている生徒。なんと か、殺害された教員は許しを貰って回収したものの… 黒斗->@…状況、いまだ変化せず。ソレを変化させるために、此処に来た能力者達に、漸く 時間が来た。 黒斗->@二十二時。任務開始―― 黒斗->@(此処から開始です、どーぞ) 猛->さくら>……いいですか、私はコチラからサポートに回ります。何かあったら逐次連絡 して下さい たつき->(装備のチェックをしつつ)了解。あ、連絡は代表一人がするのか? 猛->さくら>状況によっては機動隊に変装して待機しいる別働部隊に突入させます、ですが それはないように 拓己->流石に後々が大変そうだしな…… 猛->さくら>別行動しない限りは連絡は代表一名で構いません 珮李->ボクらでなんとかしないとって事か…。 文子->いたいけな生徒達のためにも、迅速かつ的確に。ですね たつき->…そういえば、このチームの代表って誰だ?(ぁ 猛->犯人は確か10人以上って言ってたか、人数割くより固まってた方が安全かもな 珮李->…そういえば、誰?代表って(ぁ) 黒斗->@※表向きの情報が十人であって、実際は悪魔一人。流石にたった一人に学校占拠さ れたとは言えないので根回しされた模様) 文子->…リーダーシップがとれ、なおかつ志気を上げられる様な方、でしょうか<代表 拓己->別に誰でもいいだろ。単に言葉遣いの問題なんだし。<代表 報告は後衛メンバーの 誰かが受け持て 猛->ってそういえば悪魔一人なのか、それじゃあ二組に分かれて別々に潜入した方がいいか もな……状況見て決めるか 珮李->少なくとも、拓己はダメだ(ぁ)たつきか文ちゃんでお願い。 猛->さくら>そうですね、お願いします たつき->まとめ役なら猛かなと思ったんだが<代表 たつき->拓己はダメなのは重々承知 文子->了解しました… 猛->俺はあれだ、細かく気配りがきかねぇし 拓己->(@床に円を描き始めた/ぁ) 珮李->拓己は前科があるからねー(ぁぁ) 拓己->前科って何だよっ 珮李->胸に手を当ててみるといい。 拓己->……(@胸に手を当てて考えてる) 猛->さくら>とにかく、そろそろ時間です。作戦を開始しましょう たつき->(考えないと思いつかないのか…) たつき->そうだな。考えるのは後だ、マンゴー 猛->さくら>――GPS報告(運転手に) 拓己->……ま、思い出そうが思い出すまいが、俺が今回やらない事に変わりはないしもうい いや(投げた 猛->運転手>高度1000、300:211、降下可能範囲です。 猛->さくら>了解、これより作戦を開始します。皆さん、準備は宜しいですね 珮李->あぁ、この作戦が終わったらねちっこく教えてあげるよ。 猛->@(ガチリ、とドアのロックが外される) 文子->はい、大丈夫です。いつでも行けます 珮李->こっちもOKだよー。 拓己->とりあえずいいさー 黒斗->@ロックが外されると同時に、乗り合わせている偽装班がカメラをドア付近に設置し。 校舎全体の図を何度も取っている) たつき->問題ない 猛->さくら>天候、気圧、風向き……共に問題なし。では、―――Good luck 黒斗->偽装班班長>鳥になって来いッ(親指グッ、としてダンディスマイルな、口髭の似合 うおじさん今年三十歳も、応援してくれた) 猛->(ストローを落とし、踏みつけ……ドアに手をかけ。一つ頷くと、身を空に投げた) 猛->@因みにBGMはメタギアである 珮李->@(ぐっ)<BGM 黒斗->@(ぐっ) 猛->@んでは屋上に着陸シーンから始めちゃっていいんでしょうか 黒斗->@OKっすよ。かっこよく着陸しちゃってください 珮李->@オチは拓己君、よろです。 猛->@上空、黒き帳の幕に紛れて小さな”歪み”が落ちてくる。肉眼ではとても見えないそ れは―――― たつき->@だな<オチ 拓己->@Σ 猛->@人だった。背に半球型の黒い幕を背負い、月光に薄っすらと照らされる屋上へと急降 下していく…… 猛->@微妙な体重移動で落下地点を絞り、地面に対して斜めに滑り込むようにして落ち…… ぶつかる 猛->@ガッ、と足に強烈な振動。それに耐えて前方に滑り込む……かかとと尻を使って硬い コンクリートを滑り台のように強引に滑る 猛->@かなりの距離を落下のエネリギーで引き摺られ、その滑走もやがて両手を獣のように つけて止まる。……そして、ゆっくりと立ち上がる 猛->(ガチン、とパラシュートを外し)……ふぅ、訓練の賜物だな。(ゴーグルを外してニ ヤッと笑う) 猛->おっといけね(そしてすぐに後続に気付き、パラシュートを抱えて隅に) たつき->どいてー(隅に避けた猛の後を追うようにチャぅ陸 たつき->(─着陸!) 珮李->(後に続いて屋上に落下してくる)…ったた…少し膝打った…(ずりずりパラシュー トを引きずって) 文子->(少し離れた所で着陸し、ずざざーと音を立てて足でスピードを落とし…大分緩めた 所で、ずるっと転んだ!) 黒斗->@降り立った夜の校舎は、やはり屋上とは言え暗い。次々と仲間達が降りてくる中、 その闇は歓迎するように深く、不気味だ) 黒斗->@少し振り向けば、裏門や正門には警察などが張っていて、張り付いたまま動けない というのに。自分達は悠々と屋上に立っているのだから、変な気分にもなるが…) 拓己->(@スピードこそ落ちてはいたものの……止まりきらずに屋上の出入り口の扉に突っ 込んでる) 文子->……(むく、と起き上がり。パラシュート外し抱えて。何事も無かったかのようにメ ンバーの下へ) 黒斗->@…変な気分になりすぎた人も、居たようだ。がっしゃっ! っとそのせいで扉が壊 れた) 珮李->……拓己…(パラシュート外しつつ遠い目した) 文子->拓己さん、ドジッ子です(違 拓己->(@ずりずりとパラシュートを引きずりながら、扉のほうから慌てて戻ってきた) たつき->お約束、というヤツだな 黒斗->@ソレは勿論、大きな音で。警察関係者、マスコミが一斉にそちらを見るものの…光 学迷彩なんていう代物のおかげで、バレていないようだ) 拓己->ええい五月蝿いっ(@抑えた声で言い返しつつ、ようやくパラシュートを外し 黒斗->@…インカムから、さくら支部長の盛大な溜息が聞こえた。ような、気がした) 拓己->くそぅ、腰が痛い…… 猛->……まぁ、鍵を壊す手間が省けたよな 珮李->まぁ、いつも通り多少のハプニングを経て潜入には成功したし。 黒斗->@哀れ屋上の扉。今回は、何にも関係ないのに破壊された) 拓己->(@文句を言いつつ、急いでランスを組み立てている。一度ばらいて、パラシュート の展開を邪魔しないように上手く括り付けてきた)) 珮李->……(屋上をぐるっと見回して)そういやここには、いい思い出ないなぁ…。 黒斗->@此処からが本番なわけだが。さて、見たところ、そして拓己が扉まで突貫したとこ ろ。屋上にはトラップは無さそうだ) 拓己->(@無論その括り方については支部長頼みだったが/ぁ) 拓己->@……こんなのでオッケーですかね?(汗 黒斗->@OKOK、トラップ捜索も省けたし(笑) たつき->@トラップがあったら面白かったのに(何 猛->@ありがとう拓己、身をもってトラップ探知してくれて(笑 文子->@タフガイ拓己ー(ぇ 猛->@それじゃあ長物持ってるメンバーで先行しつつ、体育館を目指しましょうか 黒斗->@えぇ。此処は、そう、この後ことあるごとに拓己を突き飛ばして罠の感知をしつつ 潜り抜けたってことでいいですヨ(テメ 珮李->@さすが拓己。頼りになる。 拓己->@Σ たつき->@便利だな 拓己->@そこは猛だろうっ(ぇ 文子->@タフガイたk(略 黒斗->@罠に掛けるのも面白そうだったけど、こっちのほうがもっと面白いし。拓己くん、 到着した頃には心臓ばっくんばっくんだね☆ 黒斗->@さて、そんなこんなで体育館近くまで来たわけですけれど。此処で、分かれるのか 如何なのか決めてから、様子を伺うなりして下さい たつき->@GMが笑っている。この後が恐怖の本番と見た 黒斗->@トラップなぞ、所詮は前座よ。ククク。 拓己->(@ぜーぜー言ってる。精神的には既にわりとキてる/ぁぁ) 猛->拓己………、食うか?(メロンパン差出し) 文子->私も、牛乳なら提供できますが(あるんか 珮李->まだ持ってたんだ…(ぁぁ) たつき->潰れてるんじゃないか?さっきの着陸で<メロンパン 猛->何を言う、メロンパンは潰して食べるのが基本だろう(ぁ 拓己->くれ(即答) 猛->OK(即渡し) 猛->……さて、それじゃここらで二手に分かれないか? 拓己->栄養補給より精神的な余裕の回復が必要だ……(かりもふかりもふ 拓己->……(これ猛の尻で潰されてたらすげー嫌だなぁとかふと思いついてしまったが、無 理やり忘れる/ぁ 文子->了解しました。どのように分けましょうか 猛->簡単に言えば悪魔を抑えて時間を稼ぐ班と、人質の逃走ルートを確保し開放する班の二 つに 黒斗->@――体育館近く。此処まで来たら、流石に悪魔の存在は感知出来ているワケだが… 珮李->5人を分けるんだから、悪魔を抑える方に人数裂いたほうがいいよね。 黒斗->@…弱い。反応が、弱い。幾ら隠していても、この距離ならば解る。コレぐらいなら、 せいぜいCクラスの上位かBランク。 猛->そうだな、それもなるべく時間が稼ぎやすい能力の奴の方がいい 黒斗->@子爵とされた『タナトス』を相手した身としては、慢心と感じながらもつい幾分か の余裕が生まれる。 たつき->……(悪魔の気配を探る) 猛->……あれ、それにしても反応弱いな? たつき、どの辺に居そうか分かるか? ってい うかこれ本物か……? たつき->場所は特定できるが…にしても弱いな。(このレベルでこんな事件を起こすとは…) 珮李->…んー…こんな大掛かりな事しでかす割には…確かに反応が弱いね。 文子->……何にせよ、油断は禁物だと思います。 猛->だよな、ギニュー特選隊か……? 拓己->油断大敵火がボーボーっつうだろうが たつき->悪魔はステージの中央に居るようだ。 拓己->少なくとも俺は、絶対油断なんかしない(かりもふかりもふ 文子->…まるで、出たがりさんのようです…<ステージ中央 猛->なるほど、サンキュ。……んー、じゃあ俺は人質解放に回ろうかな、鍵だろうが壁だろ うが縄だろうが溶かせるし 黒斗->@見取り図によると、ステージは、皆に一番近い入り口から横に広がっているようだ) たつき->反応は薄いが…間違いなく悪魔だろう。 黒斗->@其処からずっと東側の左右に二つ。一番端っこに非常口となっていて…。…悪魔の 居る位置は解るが、生徒が何処に固まっているのかまではわからない) 黒斗->@総勢375名だ、やけに広めの体育館とは言え、この面積の四分の一は埋めている と予測されるが。どの入り口から一番近いのか、遠いのか、解らない) 猛->とりあえずステージから遠い方の非常口から回ってみるか……誰か一人きてくれる か? 珮李->後衛の二人は分けた方がいいかな?連絡役も兼ねてるし。 たつき->ん。では俺が行こうか? 拓己->任せる。俺はこっちに残る(かりもふ/しつこい 文子->はい、了解です。 猛->よっしゃ、それじゃ頼むぜ 猛->@って事で二手に分かれて潜入を試みますよ たつき->@猛に期待しつつ付いて行きます 黒斗->@えぇ、了解です。悪魔は、やっぱりCクラス上位程度の実力しかないのか皆には気 付いていないし、そういった魔力の流れも感知してなさそうです 黒斗->@裏側組から突入するだろうし、先やりましょーか 猛->@了解、それじゃあそっと鍵を壊して中をこっそり伺うって感じで 文子->@…そういえば時間近いっ…ファイトですー たつき->@能力は使わなければ気付かれ難いですか? 黒斗->@猛の能力ならほぼ無音ですので、気付かれませんよ 黒斗->@ 黒斗->@抜き足、差し足。まさにそういう体裁でこっそり裏側へ回った後…やはりかけてあ った鍵をそっと溶かし。音を立てないように除けば… 黒斗->@流石に照明はついている。暗い中で明かりが漏れてくるので、外側から見ればやや 不自然だが… 黒斗->@…ビンゴだった。校庭ほど、とは言わないものの。やけに広い体育館の後ろ。非常 口側に、生徒は居た。 黒斗->@別段、縛られたり、精神に作用するような代物を掛けられた様子も無く。各々、不 安な表情を浮かべながらも友達などと固まって、生徒総勢375人が詰めている。 猛->(……よし、取り敢えずは無事だな) 黒斗->@流石にこの隙間からは見えないが。恐らく尚もこの中に居るであろう。 黒斗->@十時間の監禁。それも、教員を七人も殺害したような犯人が近くに居るので、その 顔は色濃い焦燥感や疲労感。つまりは衰弱しているが、命に別状も無さそうだ。 たつき->(当たり、という報告を仲間に入れて) 猛->@了解、では中の様子を見つつ待機で。取り押さえ組みが騒ぎを起こしたら救出誘導を 行います 猛->(……という連絡を仲間に) 黒斗->@悪魔の確認は? 丁度見えますけど。 猛->@あ、見えるんですか? ならもちろん見ますよ 猛->@それと非常口の大きさってどんなもんでしょう 黒斗->@だいたい、大人二人が両手広げてても通れるような大きめの作りになっています 黒斗->@非難口としてはそれなりに大きいですが、一気に400近い人を非難させるとなる と時間が掛かるでしょう 黒斗->@して、悪魔ですが 黒斗->@…中には、そう、ステージのほうに目を向けて怯えた顔をしている子も居るが。そ っちに目を向ければ…。…悪魔が一匹、反応元と思われる者が、此方から覗けた。 黒斗->@ソレは、ステージ中央の縁に腰掛。足を組んだ…思ったよりも随分人の形をしてい る) 黒斗->@バイクのライダーが使うような、フルフェイスヘルメット。を、人の頭ほどに小さ くした代物を被り(アイシールドはマジックミラーにでもなっているのか、生徒を鏡のよう に映している)… 黒斗->@こげ茶色の皮ジャンや皮パン、足首を覆うブーツ。その上から黒無地のロングコー トを羽織っているせいで、殆ど肌は見えないのだが…… 黒斗->@……僅かに見える首や、手袋をしていない手。此処で、皮手袋なんぞしていれば、 何処ぞの高速道路で走っていそうなライダーの完成だったのだが。 黒斗->@…ボディスーツを幾分か硬くしたような、傍目からも解る質感に。骨に沿って線引 き、盛り上げがしてある、趣味の悪いデザインは…。 黒斗->@強化外骨格、ではないのか。遠目だから確実にそうとは言えないが、かつては戒人、 リースの研究室でも見たことのあるソレに酷似している。 黒斗->@本来、強化外骨格は、特殊金属MTRM並にコストが掛かる上に、その性能故の危 険性が常に問題点として上がる代物。取り扱いは厳重な警備の元、運搬・開発が行われる。 横流しするにしてもそう簡単には行かない。 黒斗->@ソレを、何処ぞの、リストにすら載っていない悪魔が着ている。其処が一番、目を、 引いた。 猛->(悪魔の詳細を報告し)……近代武装しているのか。どっかと繋がりがあるのかもな 黒斗->@ハイ、此処で待機組っつーか突入組に移しますですよ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> 黒斗さんが強い悪魔を出してくるのはとても怖い。 が。 黒斗さんが弱い悪魔を出してくるときは、もっと怖い。 それがよく分かった気がする(ぁ 最初の潜入でかなり惑わされましたが結果的に格好良く潜入できたのはよかったと思って ます。 というかこれを見る限り敵さんは『月光』と言う秘密組織を知っていて、尚且つその弱点 を狙っているような気がしますね。 力ではなく知力がある、これは厄介です。 メロンパンを食べつつ次のシーンは万全を期して行きたいものです。