猛->@ 猛->@   パ  キ  ン    猛->@ 猛->@音にならない、音がした。その瞬間世界はぜんまいを巻きなおしたかのように流れを 再開する…… 猛->@止まっていた時が動き出す 猛->@失っていた光が差し込む 猛->@視界は開けた。全身を覆っていた闇は消え去り、周りには仲間しかいない 猛->タナトス>………ハ、、、ぅゥ、………ぐ…… 猛->@その目の前で、タナトスは逃げるように飛びのいた 猛->@苦々しく堰をし、胸を押さえながら能力者たちに憎悪の……いや。嫌悪の視線を投げ かける 猛->タナトス>何故だ……何故、ボクを受け入れてくれないの? 猛->@そういいながら、逃げるタイミングを計るかのようにジリジリと後退している。…… 後ろには、膝までしかない壁がある 猛->タナトス>ボクは影だ、ボクはいつも君たちと共に在る。それを拒んでどうするのさ? 猛->タナトス>さぁ、ボクと一緒に行こう。影の国へ…… 猛->@タナトスはこの期に及んでなお手招きをしています 猛->@(いつでも入っちゃってOKですよ) 拓己->……一人で失せろ。影の国だ? この世を楽しみ尽くして生き飽きたら考えてやるよ 珮李->ここまで来てまだ頑張るその姿勢は立派だけどねー…? 雫->私はココでやらなきゃいけない事が沢山あるし…それにつまんなそうだし、お断りよ 珮李->まぁ……影なら影らしく、黙って足元に敷かれててくれるかい? たつき->光があるところに影がある。影からは逃げられないが、そこに入るつもりはない。 猛->タナトス>分からないなぁ、分からないなぁ。……どうせ人は死ぬんだから、自分の意 思で来た方が良い死後を送れるのに。ホント、ボクには分からないよ 猛->@そう呟くとタナトスの片手に身長の優に2倍はありそうな、禍々しい黒い大鎌が出現 します たつき->判らなくて結構。勝手に人の心を覗いて判った気になられても困る 雫->ふん、行きたくないものは行きたくない、それで良いでしょ。どうせ死ぬんだから、最 後まで生きて行きたいじゃない 拓己->死後の良し悪しなんて知るか。俺にとっては、生きてるこの時が全てだ 猛->タナトス>(愛でる様に刃を撫でて……)クク、もういいよ。どうせ君たちとは、友達 になれないんでしょ? 珮李->聞き分けの悪いちびっ子とは、友達にはなれそうにないね…? たつき->友達になろうって態度じゃないと思うが? 拓己->人のトラウマを突いといて言うセリフじゃねえ 雫->偉そうだし…やっぱムカつく! 猛->タナトス>やだなぁ、ボクと友達になるってことはね……(クスリと笑い) 猛->タナトス>絶望に打ちひしがれながら、苦しみ、嘆き。結局は死んでいくってことさぁ ……(ユラリと、姿がブレ……消える) 拓己->全力で好みの真逆だな。こういうのなんて言うんだ、アンチテーゼ?(@槍を握りな おしながら たつき->逃げた?…なワケないか(周囲に気を集中し居場所を捉えようと) 猛->@そして次の瞬間、先頭に居た拓己の影がモコリと立体的に人の形を作る 珮李->それじゃ益々友達になれないっての…(武器を握って) 雫->うわっ、何かありがちな流れ!(人型の影を見て 珮李->――ッ、拓己の影に入った…ッ!? 拓己->ッ、失せろ!(@影を蹴る 猛->タナトス>(それが色付き……)死に魅入られるといい、その美しさを理解してみなよ ……(蹴られた瞬間衝撃で身体が倒れるが……) 猛->タナトス>(ベロベロバーをし)ウ・ソ♪ 猛->タナトス>悪魔には触れないんだよー?(まるで体勢を崩さず、大鎌をバットのように 振り絞る) 拓己->こいつなら、どうだよ?(@槍で、横薙ぎに殴る たつき->拓己っ、避けろ! 猛->@無論、拓己の足に手ごたえは無く、空振っている。タナトスの動作とどちらが速いか は自明の理だ 雫->(武器を握り)速い…!能力で飛ばしても避けられるわねこりゃ…! 猛->タナトス>アハハハハッ(まるで剃刀でも振り回すかのように鎌を振るい、拓己の槍を 跳ね除ける) 拓己->チッ……! 珮李->拓己…ッ…(鎌を振るった隙をついて横から近づき、首元を切りつけようと) たつき->こちらの攻撃は受け付けない。でも向こうの攻撃は通じる…まったく厄介な敵だな。 猛->タナトス>残念だけどこうするしかないよ。友達、欲しかったな……っ (笑いながら、 振った鎌をそのままの速度で首元に振り上げ。拓己の首元に近付け……) 猛->@※もちろん能力か特殊金属の武器なら当たりますよ 猛->タナトス>あれ……?(珮季の刃を避けようともせず、キョトンとした顔で斬られる) 雫->(武器を引き摺るように走りつつ、あっさりと斬られたタナトスを見て)…また嘘とか じゃないわよね?流石に 猛->@刃は紙のように振り切られ、スパンとタナトスの首が落ちた……。が…… たつき->手ごたえがなさ過ぎる… 珮李->…ッ…(落ちた首を視線で追いかけ)…まさか、こんな簡単に倒せるはずは……。 猛->タナトス>ケケケケ、クククク、アハハハハ……(顔だけがケタケタと笑い。体は拓己 の首を斬ろうと刃に力を込める) 拓己->――!(@逆に、真っ直ぐタナトスへ突っ込もうと 拓己->(こんな大鎌は、ゼロ距離なら――!) たつき->チッ!(鎌を振るう手に蔦を絡め、動きを止めようと─) 猛->タナトス>おや? (意外だったらしく、抵抗できずに近付かれる) 珮李->クソッ…!(舌打ちをして今度は腕、鎌を握る手を肩ごと切り落とそうと刃を落とし) 拓己->あとは――ボコる!!(@槍を手放して両の手袋を誇張、ボディ目がけて連打ッ 猛->タナトス>フフ、危ないなぁ……(鎌を持つ腕を封じられ、そこを珮季に腕ごと切り落 とされ……足元の顔だけが嗤っている) 雫->アンタ…嫌い!その笑い方とか特に!(メイスを振り上げ、タナトスの頭に振り落とそ うと) 拓己->(@顔が笑ってるのを見、踏もうとした所で雫を見て慌てて足を引く) 猛->タナトス>ああ、酷いな (身体はろくに抵抗も出来ずに連打を受け、仰向けに吹っ飛 ばされる) 珮李->手ごたえがなさ過ぎて逆に恐いな…(眉を潜めたまま吹っ飛んだ体を見て) 猛->@―――そして、グシャリと。雫の手にスイカ割のような硬い感覚が伝わった 猛->@それでも、身体の方はびくびくしながら立ち上がろうとし…… 猛->タナトス>さぁ、これと同じ痛みを君た―――― 猛->@最後まで言えぬうちに、バッサリと両断された。 猛->@タナトスの更にその背後、黒いライダースーツの男が……凶悪すぎる剣を振り落とし ていた 雫->(感覚が気持ち悪いと言うように顔を歪めつつ)………またなんか来た 猛->デイブレイク>ここだろ、手前の核は……!(剣の柄だけを引き抜き、タナトスの下腹 部に突き刺す) 猛->タナトス>いいのかい? そんなことをすれば君は消えるんだよ? 冥界にもいけず、 元の世界にも戻れず……逝き先は無だ 猛->デイブレイク>消えて惜しむものなんて覚えてない。お前を消せれば、俺の願いは叶う (柄を引き抜き、もう一度突き刺す) 猛->タナトス>フフフ、アハハハッ……(最後までピエロの少年は嗤い続け、元の影へと還 っていった) 拓己->……最後まで, 拓己->鬱陶しい奴だった(溜息 猛->@その影は分裂し、皆の影へと吸い込まれていく。まるで『死は常に共に在る』とでも 言うかのように 珮李->……ホントうざいな、最後まで…(消えていった影を見てから…視線を上げて) 雫->はぁ………何かイマイチスッキリしてないんだけど たつき->やけにアッサリしていたのが気になるな 猛->デイブレイク>あいつは消えた……いや、戻った。とりあえず生きてんだから贅沢言う なよ(カラン、……と。武器を手放し) 珮李->………(デイブレイクに複雑そうな視線を向けて、一歩近づき) 雫->むー……生きていられるのはいいけど…やっぱり何かモヤモヤする(ポケットの中に手 を突っ込み 猛->デイブレイク>……ん? なんだよ。謝れっつったって嫌だからな(どこか不機嫌そう にいい) 珮李->………(目の前までツカツカっと近づくと…ぼそりと)……ゴメンよ?猛…。 拓己->(@頭痛と吐き気がする……)……次の休みは、あいつをどっか連れてってやろう(ぼ そ 猛->デイブレイク>何が? あいつなら今頃……なんだっけ。治療受けてるだろ(そっぽ向 き) 珮李->だって、ボクは…猛のこと、助けてあげられなかったんでしょ?だから、こんなこと になって。 珮李->何があっても…仲間だけは護ろうって、そう決めてたのに…(しゅんと、若干俯き加 減で) 猛->デイブレイク>……俺が覚えている限りでは、お前も、他の皆も助けようとはした(ポ ツリと呟き) 珮李->………(顔を上げて) 猛->デイブレイク>だからこそタナトスは俺を使って不意打ちを仕掛け、仲間を殺すように 仕向けたんだ。ご丁寧に筋弛緩剤まで用意してな 猛->デイブレイク>故に罪があるとすれば俺自身、あの時のタナトスに勝てなかった俺の軟 弱な精神力にある。……謝られる覚えなんてない 珮李->でも…それでも。その時のボクは誰よりも自分を責めたと思う。護るって決めたのに、 それどころか自分のせいで余計苦しめる事になるなんて。 珮李->……そのときの自分がいたら叩いてやりたいくらいだよ(眉を潜めたまま微笑して) だから、今の謝罪はその時のボクの代弁ってことで。 猛->デイブレイク>……まぁ、自分に怒ってるってことじゃ同じだな。それじゃ否定できな いか(複雑そうにとりあえず頷き) 猛->デイブレイク>ただ、先を生きた者として忠告はしておこう。 能力者が一番気をつけ なきゃならないのは人間だ 珮李->人間に気をつける…? たつき->その理由は? 猛->デイブレイク>……悪魔は、人間を使って何をすると思う 猛->デイブレイク>その人間の欲望を叶えることだ。少なくともその形で、”人間自身”に 悪事を働かせる 猛->デイブレイク>発展させよう、人間自身で行うことの出来る最高の悪事とはなんだ? 珮李->最高の悪事…んー…やっぱり、人を殺めること…? 猛->デイブレイク>戦争だよ。それも世界戦争クラスの巨大な戦争だ…… 雫->戦争、ねぇ… 拓己さんが入室しました 猛->デイブレイク>少し想像すれば分かるだろう? 悪魔が人を殺したいと思ってるなら、 一国の主に取り憑けばいい。アメリカなんて最高だ、自分で核ミサイルのスイッチが押せ る 猛->デイブレイク>……まぁ、そういうことさ。やつらは”押しやがった” 珮李->…押したって、まさか…ッ… 猛->デイブレイク>俺の居た歴史では3つの国が合併され、2つの国が死んだ。人工は10 億ぐらい減ってたっけか……まぁ後々そんな情報すら入ってこなくなった 猛->デイブレイク>戻れるっていわれてもあんまし戻りたくはねぇな、あっちは。爆撃の音 で耳がおかしくなる 珮李->…とんでもない事してくれたものだね…(溜息) 雫->そこまで手遅れな感じ出されると滅入るわねぇ… 猛->デイブレイク>まぁ、そういうこった。だから帰ったら支部長にでも伝えといてくれよ 『ロシアの大統領、それとスイスの連邦参事』に目をつけておけってな 珮李->了解。…でも思えば、そういう人のほうが悪魔には縁がありそうか…。 雫->上のほうにいる人間は欲望の塊だし、納得は出来る 猛->デイブレイク>だからこそやつらは逆に悪魔崇拝者に対する規制とかを敷いて無関係 を装ってるぜ(ククと笑い) たつき->上に立つ者ほど欲望に取り憑かれやすいからな。 拓己->戦争だなんて冗談じゃない。娯楽のごの字も消えるじゃねえか 珮李->はぁ…そういう方向にだけ知恵が回るんだねあの手の人間は。 猛->デイブレイク>それだ、いいとこに目をつけたなマンゴー。………奴らの目的はそれだ たつき->落ち着いてらぶらぶも出来なくなるな>拓己 雫->娯楽が消えるのが? たつき->マンゴーの称号はそのままなのか… 拓己->未来でもなおマンゴーか俺は。それはともかく……どういう事だ? 猛->デイブレイク>その先さ、娯楽だけじゃなくやつらは幸と呼べるもの全てを奪いつくそ うとする 猛->デイブレイク>この世を”生き地獄”に変えようとするんだよ 珮李->それが連中の目的…?益々聞いててげんなりするんだけど。 猛->デイブレイク>そうすることで……奴らは”この世界を冥界の一部に取り込もうとして いる” 雫->ふーん……なんかめんどい話ねぇ… 猛->デイブレイク>10年後の『月光』はそう考えている、そうすれば悪魔はいくらでもコ チラに出てこれるからな 珮李->たった10年で其処までいくか。…この世界ごと食い物にする気とはね。 猛->デイブレイク>ま、今思ってみれば。だからこそ長瀬は最終的に『世界警察』を目指し たんだろうよ……(ふぅと、遠くを見て一息つき) 猛->デイブレイク>……もうじき、夜明けか 猛->@冷気を孕んだ風が吹き抜ける。……見上げれば、空は赤みを帯びて雲の多い空を染め 上げていた 珮李->………(明るくなり始めた空を見上げている) 猛->@その赤に吸い込まれるように、同じ名前の男は朝焼けに向かって歩き出す 猛->デイブレイク>それじゃあな、もう言う事も訊く事もねぇだろ(背を向けながら軽く左 手をあげて) 珮李->猛…(その背中に向けて)ねぇ、ボク…今度はちゃんと。ちゃんと助けるから…。 雫->んー……私は、じゃあね。くらいしか言えないけど、充分?(頬を軽く掻き) たつき->元気でな(あえてその言葉を使い) 拓己->……ちょっと違うか? まあ、良いや……“またな” 猛->デイブレイク>……… (軽くあげていた手で握り拳を作り、親指を立てる) 猛->@夜明けと言う名前の黒い皮のコートは段々と朝焼けの色に染まっていき…… 猛->@そして……ゆっくりと空のキャンバスに混じって消えた 猛->@朝焼けが雲間から差込み、皆を照らしている 拓己->(@同じ親指を立てた握り拳を作って見送り)……格好がつかねえんだよ、馬鹿 猛->@今回全体的に傷は少ないですが何故か猛だけ超重傷でベッドに縛り付けられてます (ぁ) 珮李->@猛…(ほろり) 雫->@相変わらずな役回りですね 猛->@他の面子は検査を受けにきたって感じですね、特に珮季は精密検査が必要ですし 珮李->@検査兼お見舞いって感じですか 猛->@時間的には一週間後ぐらいにしましょう。一時は峠すら迎えた猛でしたが何とか意識 を取り戻しています 猛->@検査は終ったばかりという感じで 拓己->@了解ですよー 雫->@了解です 珮李->@ういー 猛->@因みに検査役はリース、「はい終了〜」っとホイホイと検査を済ませて皆を集中治療 室から放り出してます(ぉ 猛->(ベッドに手足を固定されて寝かしつけられている)………ZZZ 珮李->(猫の子みたいに放り出されてきた/ぁ)猛〜…?っと…寝てるのか。 猛->さくら>血圧、心拍数、脳派……全て異常なし。確かに寝ているだけのようですね(カ ルテを眺めながら脇のベッドに腰掛) 雫->(手持ち無沙汰に電源の切ってある携帯を弄り、猛を見て)ん、まぁ…起きててもあん まりかわらなそうだけど 珮李->まぁ、一時はどうなるかと思ったけど。持ち直してよかったよ(見舞いのマンゴー詰 め合わせを置いて/ぁ) 猛->さくら>まさにゴキブリ並みの生命力だったようですね……。医師の話によると峠を迎 えたときは必死に何かを呟いていたとか 雫->必死に…金とか? 珮李->…バイトが〜…とか?(猛の顔を覗き込んで) 拓己さんが入室しました 猛->さくら>さて、どうでしょうね(珍しく小さく微笑んで) 珮李->む?さくらにしては珍しい言い方だけど…気になるじゃないか。 雫->わざわざ意味深に言うほど面白い内容なら聞きたいけど 猛->さくら>いえ、医師にも聞き取れなかったそうですから私も知りません。ただ本人に聞 いてみたら何と答えるかと思っただけです 珮李->…覚えてるのかなぁ?(ねぇ?と寝てる猛の額を突付いて) 雫->多分寝ている間に印象深い夢を見てるわよ、多分 猛->(突かれ)ヴぬぉ……ドリルゥ、ドリ……ゥ…… 雫->………ドリルて 珮李->……何か言ってる(つんつん/ぁ) 猛->い゛やぁ……虫歯、ないから……ないからぁ……(懇願してる、らしい) 猛->さくら>ああ、そういえば今日は猛さんのご家族の方がお見舞いに来るそうです 雫->しかも虫歯、どんなもの見てるんだか……猛くんの家族? 珮李->…(ちょっと噴出した)また可愛らしい悪夢見てるなぁ…(クスクス) 珮李->あぁ、あのお母さん達が来るんだ。 猛->さくら>先方にはバイト先で頭上から鉄骨が落ちて来た、と伝えてありますので。話を 合わせて下さいね 雫->鉄骨が落ちてきて案外生きてる結果かぁ………なんか嫌よね、それ 猛->さくら>あくまでも我々は秘密結社ですので、それをお忘れなく 珮李->時々秘密結社なのを忘れそうになるけど…了解〜。 雫->秘密結社って子供の頃はカッコイイイメージがあったんだけどねぇ…(溜息 猛->さくら>………そうですね(メンバーがメンバーだから、と思ったが口にしないで置い た) 猛->……ハッ、こ、ここはっ!?(目が覚めた) 雫->うわ起きた!(驚いて後ずさり) 珮李->あ、起きた。(手ひらひら)おはよー猛。調子はどうだい? 猛->な、手足が縛られてる!? やっぱり俺は悪の秘密結社の怪人に誘拐されて改造人間に されるんだなぁぁぁぁっ!?(夢の続きらしい) 雫->………もう本当に改造してライス炊けるになっちゃえば良いのに(ぁ 珮李->何ライダーだよそれは(ぁ)おーい、しっかりしろ〜? 猛->むっ、出たな怪人ケモミーよっ! ……って、あれ珮李?(キョトンとした顔で) 珮李->誰が怪人かっ!もぅ…目が覚めたかい?(ぺしっと額を突付き直した) 拓己さんが入室しました 猛->でも近いも……コホン、あー目が覚めた、とても覚めた。今日も絶好調だ 拓己->(絶好調にも程がある……) 雫->絶好調すぎてなんかネジ取れてない…? 珮李->カジルゾコノヤロウ(ぁ)ったく、心配して損したよ。(不貞腐れた) 猛->ちょ、ちょっと怖い夢見てたんだよ。なんかこうリースっぽい人がドリル構えて俺の体 を…… 拓己->…………(無言 珮李->…………(目反らし/ぇ) 雫->…………(明後日の方向を向いた 猛->……え、え? なに、俺だけが何も知らないみたいな反応はっ!? おいっ(滝汗 猛->さくら>まだ、気付かれないのですか……(深刻そうな顔で) 珮李->うん…でも、ほら…無事なんだし、ちょっとくらいはね…? 拓己->しっ……言うな、何も(ぁ 雫->世の中知らない方がいい事も…(ぼそ 猛->待て待て待て待てっ!? ひょっとして機械の体を手に入れちゃったりしてるのか俺 っ!? ベルト付きっ!・ 拓己->さて、こいつも起きた事だし、『反省会』でも行くかー(話逸らそうと 珮李->アハハー…ま、まぁそれよりさ(強引に話を変えようとしてる!)さくらが言ってた んだけど。 雫->うん、何々ー?聞きたいなー(棒読みになった! 珮李->峠迎えた時に何かうわ言言ってたらしいんだけど…。覚えてる? 珮李->(まさかその時点でリースの悪夢に魘されてたらフォローできないけど/ぁ) 猛->さくら>そういうことはよく覚えてるんですね貴方は……、ですが今日はここを動けま せんから、お寿司の出前でもいいですか? 上で(ぉ 拓己->Σd(全力で指立てたよコイツ 猛->うわ言……?(んー、と考え込み) 珮李->やっぱ、バイトがーとか、そんな感じ?(ぁ) 猛->さくら>了解(ヤー)、では少し電話をかけてきます……(コツコツと部屋を出て行き) 雫->お寿司か……今日はとりあえず食事を確保できるかなー…(ブツブツ 猛->………な、なんでもないって。(思い出して何故か恥ずかしがってる) 雫->何で恥ずかしがってんのよ、何で 珮李->むぅ、そうだよー。思い出したなら教えてくれたって良いじゃないか。 猛->べ、別に恥ずかしがってなんていないってっ! そ、そうだバイト! いけなくなった バイトのことを思い出して呻いてたんだきっと、ハ、ハハハ(不自然である) 雫->なんか気になるー……青少年的なもんでも見たの? 珮李->今更そう言われても信じられないって(きぱ)教えてよー、青少年的でも引かないか ら(ぁ) 猛->生死の境を彷徨ってる時にそんな物見てたら重傷だろっ! ……ああもう、ちょっとや な夢を見てたんだよ。タナトスが出てきてさ 雫->ふむ、まぁ普通……それでそれで?(頷きつつ 猛->……獣化した珮季が出てきて、自分を殺せだとか何とか言い出して――――(内容的に は珮季の見たものと殆ど同じ夢を説明する) 珮李->…む…(ちょっと眉を顰めながら聞いてる) 猛->そんなもの見せられたら普通声出すだろ……ああもう思い出すだけで頭痛が 拓己さんが入室しました 珮李->まぁ確かに。…けど、恥かしがるような内容でもないんじゃ? 雫->ふーん……まぁ、解らなくはないけどさ(自分が見せられた物を思い出しつつ) 猛->………んー、まぁそうなんだけど。うん、そういうことにしといてくれ(ぉ 珮李->………(じー/ぁ) 拓己さんが入室しました 猛->………。(目をごしごし擦ったり) あー、今日もいい天気だなー 猛->@地下である 拓己->(これはまさか、何かのフラグ……?)(ぁ 雫->猛くん、苦しい苦しい 珮李->お約束的ボケをありがとう(ぁぁ) 猛->どういたしまして(ぁ 珮李->しかし逃さないよ(ぁ) 猛->くぅ、動けないとはこうも辛いことだったのか……っ 珮李->ふふふ、さぁ包み隠さず言うんだっ。そしたらお寿司食べさせてあげるから(物で釣 った) 猛->@そこにコンコン、と乾いたノックの音が響く 拓己->哀れだな猛。いっそスッパリ諦めろ 拓己->お? 雫->ん?来た? 猛->なんだよ、ちょっと泣いちまっただけだってば……あ? 雫->(泣いたんだ……) 珮李->……なんだ、そこまで一緒なんだ(ぼそ) 猛->さくら>どうぞ、お構いなく(何故か外からさくらの声が聞こえ) 珮李->(ノック音に目を向けて)ん、さくら? 拓己->……? 猛->@ガラッとドアが開けられると、先頭には小柄な野球帽を被った少女が。そしてそれに 続くように片手に大きな寿司を持ったさくらが続き、最後尾に猛の母がいる 雫->お、やっぱり(ちょっと呟き 猛->@どうやら外で鉢合わせていたようだ……むしろ、さくらが何か根回ししていたのかも しれない 珮李->あ、こんにちわー(ドアが開く瞬間に帽子を被ってお辞儀) 猛->加奈>………(チラリと猛の位置を確認し)こんにちは。 (そっけなく頭を下げる) 拓己->ちわー(片手を上げ 雫->こんにちわー(軽く会釈して 猛->母>あらぁ、結構いいところじゃない。(まず病室の広さに感嘆し) あら皆さんこん にちは、ちょっとお邪魔させてもらうわねぇ(と、ニコニコ会釈をしながら入ってくる) 猛->母さん、いま家より広くて綺麗って計算しただろ 拓己->…………(さりげなく視線を逸らす/ぁ 珮李->………(遠目/ぁぁ) 雫->(また明後日の方向を向いた) 猛->母>あらあら、そんなに包帯巻いちゃって大丈夫?(否定はしないで猛のところまで行 き) 猛->大丈夫だって、身体以外は元気だから 猛->あー、……そういえば俺も寿司、食べていいの?(今のうちにテーブルを出して寿司を 用意しているさくらに向けて) 猛->さくら>自重して下さい(皿を用意し終わり、冷ややかに) 雫->んーっと………(ちらりと携帯を見て落ちつかなそうに)ちょっと電話したいから外行 ってくるわ。お寿司は食べちゃっていいから 猛->だよな……(ガクゥ) …あ、ああ。いってらっしゃい 珮李->まぁ、まだ食事にも気をつけないといけないかぁ…ん、いってらっしゃい? 雫->うん、行ってくるー。猛くんは精神的ダメージに気をつけてー(余計に言って病室を出 ていった 珮李->まぁまぁ、全快したらお祝いに何か奢るよ(肩ぽむ) 雫->@と言うわけでそろそろ時間なので落ちますね(汗 猛->さくら>肺の手術までしたのです、胃も機能を取り戻していませんから。珮季さんに期 待して下さい……おかゆくらいは用意させましょう ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> 後半の七市さんが物凄く不憫でならなかった(ぁ 回線の調子がやばかったですね今回……。 さて、それはそうとやっとタナトスとの決着が付き、デイブレイクが次回への伏線作って 消えていきました。 問題はやっぱり世界規模になるのです。 ただすぐには起こらない事ですので暫くは違う事件を追うことになるでしょう。 個人的には今回はデイブレイクの去り際を演出できたので満足です(笑