猛->@ 猛->@―――― ニ日目 ―――― 猛->@ 猛->@選択:『捜索(浅野家)』 猛->@@残り……5日…… 猛->@ 猛->@訓練を終え、自信をつけたかと思えば見事に砕かれた前衛たち 猛->@それでもあの攻撃には有る程度慣れたかもしれない、だけどそう連日でやっていては 身が持たない 猛->@そんなわけで今回は足を使ってあの悪魔を調べることになった。……何故か、浅野家 に向かっていたが 猛->@鷹カーは地元の子供達から『オバケ屋敷』といわれて怖がられてるような家の前に止 まったのだった 猛->@ 猛->@(では開始ですー) 文子->…突撃…隣のご飯時。本日は浅野さんのお宅です(しゃもじ持って/違) 拓己->今更言うのも何だけどさ。……なんで俺らここに居るんだ?(ぁ 文子->悪魔の捜索のためです(しゃもじを置け 珮李->…だって、支部長が出した候補地にあったんだもん 猛->@土地はこの前に行った文子の家の……100分の1スケース。なんの変哲もないフツ ーの住宅街にその家は建っている、崩れそうではあったが 珮李->あと文ちゃん、それ何処から(ぁぁ) 文子->…うっかり、自宅から持ってきてしまいました(ぇぇ 拓己->ドジっ子属性があったとは驚きだ(何 猛->@木造二階建て、築50年。庭も駐車場もありえない、窓の一部は開かない、屋根瓦は 継ぎ接ぎだらけの一品であった 珮李->うっかり属性とも言うね。 文子->うっかりしてしまいました…(ぁぁ 拓己->馬鹿言えそこは『ドジっ子』だろーっ!?(何を騒いでる 猛->……こんな我が家を突撃されるのが恥ずかしい(ちょっとブルーな人) たつき->案内よろしく。 文子->…素朴で良いお宅だと思います 珮李->というかリアルに突撃すれば5秒で倒壊しそうだね(ぁ) たつき->(突撃したら潰れそうだな、というのは口にしないで置こう) 猛->大丈夫さ、ぱっと見て間取りが分かる広さだから(ぁ 拓己->あー、あれだよな、清貧っていうんだよな(フォローのつもり 猛->フッ、ウチは清くない貧乏なんだなーこれが 猛->(とりあえず玄関まで歩いていき) 拓己->赤貧か……(遠い目になる 文子->赤い貧乏さんなのですか 猛->(扉に手をかけ) 珮李->あー、ほら。まぁ…何か異常があるのは確かなんだし。一応調べようよ…(猛の後ろ についてく) 拓己->……ジリ貧とも言うのかな(同意を求めるな 拓己->まぁ、珮李に続いてこいつの家にまで異常とあっちゃあ無視も出来んよなー 猛->………ハァッ!!!(ガキャッ!! ギ・ギ・ギ……!! と、凄い音を立てて引き戸 が開かれる) 文子->立て付けに問題があると思われます(ぁぁ 拓己->………… 珮李->………… 猛->おんぅぅぅぅどりゃぁぁぁ!!!!(ガチャン!! ……開ききった)……ハァ、ハァ。 どうぞー 拓己->……この異常は俺達にはどうしようもないと思う(ぁぁ たつき->……とりあえず行こうか 珮李->誰か建築家呼んでこようよ(嗚呼) 文子->…参りましょう… 珮李->…お、お邪魔しまーす(一歩入った) 猛->(靴をそろえて上がり)ただいまー 猛->そしていらっしゃーい。あ、締めるのは割りと簡単だから 拓己->(@足下を確かめながら上がる)お、お邪魔しまーす…… 文子->お邪魔します(きちっとした礼儀作法で靴を揃え、上がる) たつき->お邪魔しま…(ギィィ…一歩踏み出した床が悲鳴を上げ) 珮李->(帽子直しつつ)あれと比べて割とって…(扉に手をかけて閉めてみようと) 猛->あ、その場所には二人以上乗らないようにな<たつき 拓己->……下手に踏み込むと床踏み抜いて地下へ落ちるとか普通にありそうだ…… たつき->…す。(足を引いて)そういうことは先に言ってくれ。 猛->だいじょうぶだって、普通に締まるから(言葉通り少し力を入れると引き戸は閉まる) 猛->(締めた途端……プチッ、と妙な感覚が) 文子->老朽化のようですね。気をつけて参りましょう(堂々 珮李->……「プチッ?」 たつき->…ん? 猛->……どうせ古いよー、前世紀の遺品だよー 拓己->そして踏み抜いて落ちた先には謎の地下室が(ry 珮李->(何だ今の…妙な音…) 拓己->「前」世紀で済むのか?(ぁ 猛->@(ヒュゥゥゥ、と、いきなり拓己の頭上に金ダライがっ) たつき->あ 珮李->え 文子->… 猛->あ、しまった! 拓己->甘いっ! 拓己->(@とうっと一撃頭上へパンチ! 金ダライを殴り飛ばして避けるっ) 珮李->ト、トラップ!?しかも古典的なっ!? 文子->罠ですか。厳重なセキュリティですね(何か違う 拓己->ふっ……いい加減これだけ何かの度に酷い目に遭ってれば……危機察知能力だって 身に付くさ たつき->第二弾がありそうな… 猛->あ゛あ゛あ゛あ゛ぉぉ我が家の洗濯機がぁっ!? たつき->……え? 拓己->……“回避”能力はまだまだだけどなッ……(@殴り飛ばした腕抱えてる/ぁ 珮李->……「機」じゃないと思うんだけど…。 文子->…猛さん、金ダライは洗濯機とは別物だと思われます(ズバッと たつき->(タライを見て)洗濯機…?? 猛->……名前はドリームなんだよ(大事に金タライ抱えつつ) 拓己->全自動洗濯機なんだろ、きっと 猛->ったく、卓も客が来るって言ったら毎回ろくなことしねーんだから……(ハァ、と溜息 つき) 珮李->……(靴を脱いで上がって)というか、猛の家っていつもこんなセキュリティが? 拓己->「全」部「自」分で「動」かす洗濯機……(ぼそっ たつき->乾燥機はローラーか?(何故知ってる) 文子->全自動洗濯機とはそのようなものなのですか…(ぇぇ 猛->ま、たまにな。引っかかるのは大抵知人だけど<セキュリティ 猛->ローラーはノーコメンとで8ぁ 珮李->まぁ、ある意味賑やかな家だね(ぁ) 猛->ま、とにかく居間に上がってくれよ。狭いけどさ……(と廊下を歩いて居間の方へ、因 みに反対側には階段がある) たつき->折角だし猛の部屋が見たいんだけどなー 拓己->猛がMに目覚めざるを得なくなるだろうからやめてやれ(何 猛->この人数では入りきらないんだよ、俺の部屋は。二段ベッドがあるから狭いんだ 文子->二段ベッド…ちょっと憧れです 珮李->じゃあ順番で見に行かないといけないんだ(ぇ) 猛->まぁ、Mはともかく別に見せるのは構わないけどな たつき->獅子からベッド下と枕の下は要注意だと言われている 猛->残念な気分になってもこっちは一切責任取らないからな(ぉ 猛->獅子……あんたって人は、何でそうピンポイントに 文子->(…何があるのでしょう…9 猛->まぁ行くにしても後で、立ち話もなんだろ 珮李->まぁ後ほどってことで。そういや、男の子の部屋に入るのは初めてだなー(ぼそ/ぉ) たつき->そうだな。家族の人に挨拶もしなくてはならないし 文子->そうですね。せめて一言でも… 猛->@居間は古き良き畳敷き、その上にちゃぶ台が置いてあり、奥には昭和の匂いを感じる テレビが申し訳程度に置いてある。その反対側にカーテンを挟んで狭いキッチンが有ると いう感じである 猛->@そして、ちゃぶ台には先客が2人ほど居た 猛->@1人はエプロンをかけた中年ほどの女性、柔和な印象を受ける人だ。 猛->@もう1人は小柄な女の子、地元中学の制服を着た細身の……って言うかいつか諒の道 場で見かけた加奈である。その2人が正座をして待っていた 猛->母>あらあら、もう来たの? 皆さんいらっしゃい、狭いところですがゆっくりしてい ってね 猛->加奈>……いらっしゃい たつき->こんにちは。お邪魔してます(礼 珮李->こんにちわー(ぺこり) 文子->初めまして、東海林文子と申します。猛さんにはいつもお世話に…(深々と礼 猛->@2人も申し合わせたかのように会釈する。部屋は掃除をした直後のような片付き具合 である、というかお茶とお煎餅まで人数分用意してある 拓己->ちわーす(軽く頭を下げる 猛->ただいまっと、……あれ、卓は? 猛->母>卓ならなんか笑いながら2階にいっちゃったわよ 猛->……うん、まぁ。よく分かった 猛->ま、遠慮せず座ってよ。(座布団敷きつつ) たつき->(座布団に座りつつ)そういえば兄妹が大勢だって言ってたな 珮李->(もそもそと座布団に座って)…ここの床は軋まないね(ぁ) 文子->失礼します(座布団に座り)ご兄弟、多いのですか…(ちょっと羨ましそう 猛->いや、兄弟は卓だけだ。コイツ(加奈)従兄弟でね、まぁやっぱウチに済んでるし兄妹 みたいなもんかな…… 拓己->(座りつつ)……なあ猛、お約束として言うべきか? 猛->おう、実に遠慮なく言ってくれ 文子->(兄弟…羨ましいです…) 拓己->いや、単に単語から連想しただけなんだが……従姉妹とは結婚出来(ry 珮李->どういう意味合いでのお約束だよそれは(ぁ) 文子->まぁ、ご結婚のご予定が?(違う たつき->…拓己の頭の中にはそういうことしかないのか? 猛->加奈>アニキ、これ(拓己)なに? 猛->……友達だよ(ふっ 珮李->そんな遠い目で言う友達って…。 拓己->……色んな意味で攻略対象外か…… 猛->加奈>始末し……なんでもない(思いとどまったようだ) 珮李->キミの頭の中は基本ギャルゲーかラブコメかい(ぼそ) 拓己->むしろ少ない方だけどな、ギャルゲは 猛->いや攻略したいなら別に構わないが、俺はこれ以上修羅場は作んないほうがいいと思う ぞ?(ぁ 珮李->真っ先に真白に言いつけてやる(ぁぁ) たつき->それ以前に攻略は無理だろう 文子->…頑張ってくださいね(言いつけられること前提 拓己->馬鹿言うな、んなもん最初っからする気ねーよ たつき->見た感じ強い男が好きなようだし(ぁ 猛->加奈>……良く分からないけど、ウチと付き合いたかったらウチを倒してから話しや (何 珮李->この中で一番強いとなると猛だねぇ。 たつき->珮李じゃないのか? 文子->…難しいです(むー、と考え 猛->馬鹿言え、俺加奈に勝ったことはねぇぞっ(汗 たつき->まあ、女の子同士では付き合えないが 猛->珮李の方が相性はいい気はするけどな 拓己->そんな武闘派な女の子とのフラグ立てるのは現実には無理 珮李->Σどういう意味での相性っ!? 猛->まぁ、色々と たつき->拓己は母性本能を擽るタイプだからな 拓己->そもそも女を倒して付き合うってどれだけ…… 猛->母>まぁまぁ、積極的ねぇ(ウフフと笑ってお煎餅食べてる人) 拓己->そこのチビッコは黙れ(ぁ 猛->母性本能をくすぐるといったらたつきが本職じゃないか(ぉ 文子->…このような事に関しては良くわかりません…(むー、とまた考え たつき->俺は護られるタイプじゃないし 珮李->拓己の場合は母性本能擽られる前にダメ男の印象がねぇ…(ぁ) たつき->ヘタレの部分がくすぐるんじゃないか?この人を護ってあげないと!という気に させるのが拓己だ(ぁ 拓己->…………(遠くを見始めた/ぁ 珮李->……(拓己の顔をじーっと見て) 猛->むぅー…確かに力足りずとも頑張る部分は可愛いのか(何か考えてる たつき->実際付き合ってる女性は拓己より強いだろう?(ぁぁ 拓己->これだけ死線を越えてきてこの対応……これが『月光』クオリティなのか……(遠い 目 珮李->…何度か、コイツ本気で殴ろうかと思ったことはあるけど。護る気にはなぁ…(ぁぁ) 文子->(むむむぅ…と顎に手を添えて黙々と考えてる) 猛->加奈>。O(変なのが増えたなぁ……) 猛->母>えーと、そういえば、皆さんはどのようなご用件でウチにいらしたのかしら? 確 か、遊びに来たわけじゃなかったのよね?(と、何かを思い出したかのように) たつき->あ、忘れていた 猛->……考えてる余裕もなかった たつき->(お茶をずず〜っと)←出された物は頂く主義 拓己->仮にも仕事でそれってどうなんだ 文子->…本題から逸れてしまいました 珮李->…そういえば遊びに来たんじゃなかったんだね(ぁぁ) 珮李->っても…何処をどう調べたものか…。 猛->母>遊びにいらしたので大いに結構なのですけどね、皆さん猛と仲良くしてやってねぇ 猛->母>この子バカだし働き過ぎててあんまり友達居ないのよぉ(語り出す母 猛->バッ、止めろって!(止める息子 たつき->はい。それにしても子供思いの良い親御さんですね(煎餅ポリポリ) 文子->…良いお母様ですね(ちょっぴり笑顔 珮李->………(なんとなく遠いものを見る目で茶啜ってる) 猛->母>いえいえ、それほどでも。(やんわりと笑ってる 猛->皆知らないんだ、母さんこの笑顔でいつもテレビしか見てな……ぅっ 猛->母>ウフフフ…… たつき->ん、どうした?>猛 拓己->色々混沌としてるなぁ…… 猛->(片腹押さえつつ)……な、なんでもない、なんでもない。子供から見ても良い母さん だよ、ハ、ハハハ…… 文子->羨ましいです。混沌でも(ぇぇ 珮李->混沌も許容範囲になっちゃうんだ(ずずー) 文子->はい、なります(なるんだ 猛->まぁ慣れちまえばそれも日常だからな……(ズズ… 珮李->確かに、それもそっか。(ずー)まぁ楽しそうで良いじゃないか。傍目には。 猛->ってそれより魔力の元を調べねぇと 拓己->(ずずずー……)ほー(一人勝手に和んでる たつき->(それ口にしていいの?) 文子->そうでした。行動しなければ 珮李->調べるのに時間はそうかからなさそうだけど…(ぁ) 猛->母>どうかしましたか? 猛->加奈>……… 文子->いえ、猛さんにお家の案内をしていただこうかと思いまして… 珮李->猛の部屋に興味もあるしねー(ぉ) たつき->なか…友達の事はよく知っておかないとな 猛->まぁ案内だけなら3分で済むけどな(ぉ 猛->母>そうなの、猛、出来る限り面白く案内してあげなさいね。それと 猛->母>……(「くれぐれも、余分なものを見せるんじゃないわよ」耳元で囁くかのように) 猛->(コクコクと頷いている) たつき->どうした?>猛 猛->い、いや……まぁそれじゃお待ちかねの俺の部屋でも行くか 文子->はい、参りましょう 珮李->全員で入れるの?猛の部屋って。 たつき->順番か? 猛->んー、2人ぐらいベッドに収まれば大丈夫だぜ 拓己->わざわざそうまでして入りたいのか 文子->ベッド…!(入りたいらしい 拓己->こらそこ、反応しない 猛->そんなに面白いもんはないけどなー 文子->ベッドに憧れがあるのです(布団の人 たつき->いいんじゃないか?何か見つけるかもしれないし 拓己->何を見つけるつもりだ、何を 猛->うーむ、その期待を裏切りそうで怖い……(廊下に出て)んじゃこっちだー 珮李->じゃあまぁ、すし詰められに行こうか?(後についてく) 猛->@と、先ほどの玄関の方に案内する 猛->@そして玄関を越えた先には階段とトイレがあるのだが 拓己->……(ここでトイレ開けたら神だなぁ……)(何 猛->ああ、階段は気ぃつけろよ? 段差有る上に滑るし手すりも無いから 猛->ウチでは『魔界』って呼ばれてる場所だ、慣れない奴はゆっくり行かないと滑って墜落 するから慎重に たつき->よく平気で昇れるな、これ(壁に手を付きながら) 猛->……ああなるぞ?(床の一番下に生々しく血痕らしい染みが残ってる) 拓己->……(……結局何かしらネタは付いて回るのかっ……!) 文子->日本家屋に魔界が存在するのですね。不思議です(慎重に昇る 珮李->なんて身近…でも危険度の高い魔界なんだ…(慎重に上って) 猛->@因みに一段昇るたびにギィギィ言ってます 猛->@角は丸く、そのくせワックスが滑る滑る、一番上まで行くのが一苦労なのだった…… 拓己->どう考えても墜落フラグにしか見えないんだが(@とか言いながら、最後尾で上がっ ていく) 珮李->先頭が落ちたら全員落ちるねこれ…。 猛->小さいときはよく落ちたもんだぜ、思えばだから頑丈なのかもなーははは 猛->@そして昇りきると廊下が伸びており、片面は壁、片面には窓がある。窓の向こうには 物干し竿があり、そこに洗濯物が色々と干してある 猛->@壁側には2つドアがあり、突き当たりも狭い部屋になっているようだ。手前が猛と卓 の部屋、奥が父の部屋らしい 猛->んじゃ入るぞー(ガチャっと扉を開け、中に) 珮李->…ここには罠は無いのかな(猛の背中を見つつ) 猛->@部屋の広さは畳8畳分ぐらいだろうか。一番奥にある飾り気のない二段ベッドが最初 に目に付き、その手前に壁に張り付くように勉強机が1つ。その脇にかなり古い型のパソ コンが一大置いてある たつき->…普通っぽい? 文子->…新鮮です…(なにやらワクワクしてる 拓己->色んな意味で新鮮かもなー 猛->@後は隅に漫画が積み上げられていたり、その上に目覚まし時計があったり、壁にはバ イトの予定が3年先までビッシリ書き込まれたカレンダーが掛かっている 珮李->確かに…思ったよりも普通だ(中に入る) 猛->罠は……(確かめつつ)よし、無いみたいだな。入っていいぞー 文子->今度はないのですか…(とてとて、と中に入る) 珮李->あるかもしれなかったのか…。 猛->まぁ此処は卓と共同で使ってる部屋だしな、有る意味一番危険な場所だ 拓己->罠と隣接した日常生活か……さぞ刺激的なんだろうなー(言いつつ頭だけ入れて中を 見る 珮李->危機回避能力は養われそうだね(辺りを見回して) 猛->心臓に悪いうえにストレスがたまる毎日だよ、ろくな罠がない 文子->スライムが落ちてきたりするのですか?(微妙 猛->@因みに机には2人分の教科書がビッシリ詰まっているので割りとごちゃごちゃして いるが、それ以外は特に散らばってないようだ。汚すようなものも無いので牢 猛->それは小学校の時にあったな。寝てる間に顔面スライム、何秒で目覚めるか計ってやが った 拓己->お約束っぽく言ってみるが……色気のカケラもない部屋だなー 文子->…危険ですね<顔面スライム 猛->…あの時はマジで死に掛けた 珮李->どういう部屋なら色気あるって言えるんだい? 拓己->さあ、俺に訊かれても 文子->男性の部屋の色気…偏見で言えばアイドルのポスター等でしょうか? 猛->色気に走るほど余裕があると思ったか たつき->枯れてるな… 拓己->ああ、なるほど。天井に貼ってあれば完璧なんだな(とか言いつつ天井を見てみる 珮李->拓己の部屋みたいに美少女がいたりするとより色気があるだろうね。 猛->ポスター張ると卓が怒るんだよ、目線が気になって眠れないって 文子->目線ですか… 猛->@天上にはなにやら板を打ち付けた跡がいくつもある 拓己->…………(@視線を戻した) 猛->……あんまし見るな、雨漏りの跡だから 拓己->……たしかに、無いな。余裕(ぁぁ 珮李->……話には聞いてたけど、本当に頑張ってるんだね。猛(ぁ) 文子->…お疲れ様です(ぁぁ 猛->これでも幸せに暮らしてるよ。うん 猛->@そんなことを喋っていると、不意に物音がする、そして 猛->@『キャァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!』……という、今に も誰かに襲われそうな女性の絹を裂くような悲鳴が、すぐ近くから五月蝿いほど皆の耳に 響いた 珮李->…っな、何…!? 文子->悲鳴です。近くのようですね 猛->@尋常ではない声、そして声量……近くで何かが起こっているのは間違いない……! 拓己->……言ったそばからかッ! 猛->……… 拓己->すぐ下に……猛? 珮李->……猛?どうしたの? 猛->@悲鳴は同じような声量で2,3回叫ぶと……そのまま。聞こえなくなった 猛->あ、いや 猛->(ポチッとボタンを押しつつ)……これ、目覚まし 珮李->………… 文子->…………(ぁぁ 拓己->…………………………………………、は? 猛->@猛が目覚ましを弄るとまたあの声が聞こえ、もう一回押すと止まる 珮李->…………何故。 拓己->(@猛を蹴り飛ばした/ぁ) 文子->猛さん、その目覚ましでの起床はお勧めしません 猛->……俺も最初はビックリしたんだよなー、でも卓が懸賞で当てたらしくてアダァッ!? 猛->(尻押さえて)な、なにすんねんっ 拓己->やかましい! 紛らわしいにも程があるわっ! 文子->…弟さんは独特のセンスをお持ちのようですね(ぁぁ 珮李->というか懸賞…それ商品化されてるんだ。 猛->俺じゃなくてその突っ込みは卓に入れてくれっ、絶対犯人アイツだしっ!? 猛->ああ、これ声を吹き込んでそれを記録して目覚ましに出来るんだよ。で、その懸賞で有 名な声優さんが声を吹き込んでくれたんだと 珮李->そこで何故にこんな鬼気迫った悲鳴を入れてもらうかなっ。 文子->…悲鳴である需要が私には理解しかねます… 拓己->よりにもよってなんでそんな声を入れたんだその声優さんはっ 猛->本当にあった怖い話をテレビで流すって番組だったらしい 拓己->萌えを狙えとまでは言わんけど……それでももう少しまともな台詞があると思うん だが 珮李->…有名な声優さんなら、オークションで売れるんじゃないの?(ぁ) 猛->……まぁイヤでも起きるからって活用してる俺も俺なんだけどな 猛->売りたいのは山々なんだけどそれは卓のなんだって、くぅ。俺なら絶対に売るのになぁ 文子->………(勝手にベッドまで行って、勝手に座った!) 拓己->それに慣れたらもしもの時に対応出来なくなるんじゃないか? それ 猛->いやー、案外冷静に物が聞こえるようになるし、本物なら聞き分けが出来るって。…… たぶん 文子->…曖昧です… 猛->@因みにベッドの掛け布団の柄はクマさん模様である……! 猛->そんな悲鳴なんて中々聞けるもんじゃねーし 文子->…クマさん…(もふもふもふ/何しとる) 珮李->悲鳴の聞き分けができるってのも…(ベッドに近づいてる)猛のベッドって下ー? 猛->ふ、もう10年の付き合いになる…… 拓己->良かったな猛、色気が出てきたぞ(ぁ 猛->俺は下、卓が上だよ。で、時々卓が上から攻撃を仕掛けてくる 猛->……の、ノーコメントでっ(ぁ)<色気 珮李->(文ちゃんの隣に腰掛けた/ぁ)………(そして枕の下を見てみた/ぁぁ) 文子->年下が上で寝るというのは基本なのでしょうか…?(多分違う 猛->他はどうか知らないけど、俺のが体重重いからさ。……落ちたら困るし 拓己->下手すると、床をぶち抜いて一階まで行きそうだな 文子->(ベッドの耐久力が気になります…) 猛->@因みに枕の下には何もない。だが枕カバーの下が怪しいようだ(ぉ たつき->上から攻撃を仕掛けられたら体重も何もないような… 珮李->(速やかにカバーを剥ぐ/うわ) 拓己->あー、そこ。あんまり年頃の男子の私室を物色しないように 拓己->って躊躇無しか貴様 文子->珮李さん、何か発見しましたか? 猛->@チャラチャリと小銭が中から出てくる 猛->……… たつき->……ヘソクリ? 拓己->…… 文子->…なるほど、これが「へそくり」と言うものですか 珮李->…………ヘソクリ、だね。 猛->………取るなよ(ぁ 珮李->誰が取るか(ぁ) 珮李->(ごそごそと元に戻してる) 拓己->……、そういえば 猛->あー、あれだ。もしも困ったときの為に保険にだな……っ(汗 たつき->…このままじゃラチがあかないな。(目を閉じて感覚を研ぎ澄ませる)この家の魔 力の源を探ればいいんだろう 拓己->あ、気付いてた 文子->たつきさんには霊感がありましたね 猛->そうだな、それなら分かるかも。たつき、頼む 文子->何か見つかると良いのですが…(もふもふもふもふ…/まだやるか) 拓己->だよなぁ、うん、いつまでもだべってたってしょうがないのはわかってた。わかって たけど何でそこを切り換えるのがパーティ最年少?(ぁぁ たつき->@…判断はトランプでしょうか?←ダメダメな人 猛->@うぃ、トランプでOKですよ。目標値は5で たつき->@危ない。ダイヤの5です たつき->@ギリギリですな 猛->@では何もない……と思いきやかすかに”違和感”を感じます。その違和感は……どう やら二階の突き当たりの部屋、物置らしい場所から感じられます たつき->最初から探る予定だったんだ。ダベるのは…お約束だな>拓己 たつき->ん…(物置の方を見)向こうの方から何かを感じる 拓己->あっちには何があるんだ?>猛 猛->あっちはただの物置だぜ……って言うかそういう場所が一番怪しいか 珮李->とりあえず見に行ってみようか。 猛->ある意味我が家の汚点なんだけどな……ま、これ以上俺の部屋を探られるよりはいっか 文子->(頭上に気をつけながら立ち上がり)そうですね、参りますか たつき->そうだな。 拓己->魔力を発するようなものを取って置いてんのかお前の家は 猛->何とも言えん(ぉ) こっちだ たつき->拾った物を置いておく場所=物置とか…? 猛->………! 猛->……たつき、お前なんでそのことをっ!? 拓己->待てコラ たつき->…冗談だったんだが 文子->何を拾って置いているのかが楽しみですね(ぁぁ 珮李->……予想以上のカオスが待ってそうな気がする。 拓己->カオスには慣れてる。行こうか 猛->と、とにかく、こっちだ(廊下を渡って狭い部屋に行く) 猛->@その先の暗い部屋にパチッと電気を点けると、……そこは確かに混沌(カオス)だっ た たつき->……ここはどこだ?(ぁ 文子->……浅野家二階、物置です(ぁぁ 猛->@良く分からない巨大なダルマが転がっていたり、『修理中』と書かれた札の貼られた 電子レンジが置いてあったり、足の無いテーブルがあったり、天に昇る豚の描かれた掛け 軸があったり 拓己->………… 珮李->……… 文子->…整理整頓、もしくは不必要なものの処分をお勧めします たつき->拓己、お前慣れてるんだよな。捜索よろしく(ぁ 猛->@良く分からないが、とりあえず拾ってきたものが大事に洗って詰め込まれている。や たら沢山、無駄にジャンル分けしにくく 珮李->……確かに、違和感を感じても無理は無いねこれ(ぁぁ) 猛->良く分からないツボとか、魔封器って書かれた炊飯ジャーとかあるぜ 拓己->どこの誰だそんなネタ律儀に再現したのは 拓己->というかそんなもんどこで拾ってきた 猛->後は13時まである掛け時計とか、大魔王の着ぐるみとか 珮李->コスプレの小道具にでもしたんじゃないの…? 文子->需要が分かりません(ズバッと 珮李->…えー…とりあえず、この中で更に違和感なものがあるって事だよね。 猛->んー、近所の粗大ゴミ捨て場? ああ、でも結構都心の方に出張して拾ってくることも あるぞ! 自転車こいで!(何故か自慢げだ) 拓己->自慢げに語るなっ 猛->何を言うっ、我が家の家具の七割は拾い物だ! ゴミを馬鹿にするなっ!(ぁ たつき->@とりあえず再度魔力探索を試みますね。時間もないし(ぁ 拓己->ああ、わかった、もういい。黙ってろ。さて……しかしカオスにも程があるだろ。手 を付ける気になれんぞ 猛->@ではトランプは省略で1つ気になるものが目に付きますよ たつき->この中のどこに……あ? たつき->あれは……? 猛->@それは7分の1スケールの彫像、金メッキのムキムキの半裸の男がアブドミナル・ア ンド・サイ(両手を頭の後ろに回して腹筋をこれでもかと見せ付けるポーズ)を取ってい るというものです 拓己->何だ? 何か見つけたのかこのカオスから 猛->@異常なほどの存在感を放っています。が、近付く気にはなりません(ぁ 文子->…誰が取りに行きますか?(ぁ たつき->見つけたというか目に付いたというか… 猛->@魔よけっぽい力が宿っているようです、良く見ると全身にお経みたいなものが書かれ てます 拓己->何をだ? 俺には怪しいものは全然見えないなー(@とか言いつつ目は泳いでる/ぁ 珮李->……色々な意味でどうしよう(ぁぁ) 猛->……誰だよいつの間にあんなもの持ち込んだの 猛->@金メッキのナイスガイは良いスマイルでこちらに笑いかけている、……ように見える 拓己->さてと。そろそろ帰るか(逃 文子->…このまま眺めていても埒があきません。とりあえず持ってきましょう…(勇気を持 って近づいてみる 珮李->……(目反らした/ぁ)この像があの悪魔に関係あったらアイツの感性疑うや… 猛->絶対関係ないと思うけどなぁ…… 珮李->(溜息つきつつ文ちゃんの後ろに付いていく) 拓己->(@物置の外から眺めてる) たつき->待て。うかつに近付くと危険だ。ここは拓己に…(マテ 文子->(カオスな物置を慎重に、時折物を落としながら進む/ぁ) 猛->うをわあっっと!?(それを滑り込んで受け止めている) 拓己->押し付けるな。お前が見つけた責任取ったらどうだ 文子->あ、申し訳ありません。通りにくいもので…(でも進む たつき->何かあった時に耐えうる前衛が行くべきだろう 珮李->というか文ちゃん、重くないかい? 拓己->そもそもアレに近付くという行為自体に耐えられないんでパス(何 たつき->ヘタレマンゴー(ぼそっ 文子->大丈夫です…多分(とりあえず、メッキのナイスガイの前に立ち…持ち上げようと試 みる) 猛->@因みに大きさは30センチに少し足りないぐらい、重さは4Kgほどありそうです 珮李->(後ろで見守ってる…けど直視はできない/嗚呼) 拓己->貧弱バナーヌ(ボソ 文子->…少々重いです…(ちょっとがんばって持ち上げる) 猛->大丈夫か? あれなら手伝うけど……ってこれ彫刻かと思ったら金属性かよ 珮李->とっ…無理しちゃダメだよー?(手を貸して一緒に持ち上げる) 文子->ありがとう御座います…では、戻りましょう…(じりじりと戻る ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> 120%ネタ、これ以上にいうことがあるのだろうか。 それでも浅野家を選択した皆さんと藍月さんの決意に脱帽です。楽しんでいただけたのな らこれ幸い。 ホント猛君が稼いでるはずなのになんでこんなに貧乏なんでしょうね。 ……やっぱり何か貧乏神でもついてるに違いない。 皆さんに移ってないといいのですが(ぁ 因みにあのゴールデン像は『ハイブリット耳無し芳一』と言う作品名でした。 さて、残り5日間。真面目にいきましょうか。