猛->@ 猛->@―――― 一日目 ―――― 猛->@ 猛->@選択:『訓練』 猛->@残り……6日…… 猛->@ 猛->@先日、戦いから帰還した珮季は医師から衝撃的な診断結果を聞かされることになる。 猛->@それは7日後には記憶を失うという、ある意味殺されるよりも辛い事実。 猛->@今回は皆も診断を見守っていたので、全員がこの結果を聞かされることになる。 猛->@……さぁ、残りの一週間。能力者たちはどう動くのだろうか……。 猛->@ 猛->@……トレーニングルーム。 猛->@最初の一日は、訓練を行うことに決めた。 猛->@(ということで、開始です!) 猛->(休んでいる間にそんなことがあったせいだろう。朝から口数が少なく、黙々と基礎ト レーニングを続けている) 珮李->(無言でサンドバッグを殴りつけている。腕力が足りないと言われたのを気にしてる ようだが、あまり表情は冴えない) 拓己->(@しばらくトレーニングをしていたが)……おーい、月光ー 雫->むー…(何となくしゃべり辛さを感じているが、とりあえずトレーニングを続け) 猛->@今回の監督役はさくらである。直接戦いに参加したから、と言う理由での措置なのだ ろう。彼女はリースのノートパソコンを借りて物凄い勢いで何かの作業をしている 月光->……?(呼ばれたので、振り返るが。誰だっけ? って顔をしながら。先日押収され たばかりの、あの鉄塊を調べていた手を止め。振り返る) 拓己->(……まさかこいつ、自分でぶっ飛ばしといて忘れてる!? ま、まあ良い、とりあ えずそれは良い……) 月光->?(←思いッッッ切り忘れてる) 拓己->えっと、対あいつ戦を想定した戦闘訓練したいんで……まあ手っ取り早く言えば、模 擬戦の相手をしてくれないか たつき->……(拓己、本気か?) 珮李->……(殴るのをやめて拓己の方を見て) 月光->……アイツって、あァ。コレの持ち主か? 想定っつったって、オレァそいつの技量 を知らんぞ?(コンコン、と鉄塊を叩きながら) 猛->………(此方も手を止め。チラリと珮李の方を見る) 拓己->模擬戦出来る相手で……”アレ”に一番近い仮想敵はあんただからな 雫->ふーん…(体をほぐし、拓己を見てる) たつき->知らなくても構わないんじゃないか?この中では一番強いのはお前みたいだし たつき->もし模擬戦をやるなら見学させてもらいたいな(二人の側に歩み寄り)…色々参考 になりそうだ 月光->……(少しだけ眉を潜めて、鉄塊を見やり…)……。…逆に遠いと思うが。どれ、一度 振って見せようか(柄を掴み…) 珮李->んー…まぁ、あの速さでそれぶん回せるのは…(口元を指を当てて何か考え込みつつ …視線に気づいて、猛の方をちらっと) 拓己->(@とりあえず、月光から安全距離を取る) 猛->(視線を戻し)……やるなら、俺もつき合わせてくれ。どうせ前衛しか能が無いからさ、 少しでも慣れときたい 月光->(150キロ以上のソレを、手に取れば。停滞も無く、普通の剣でも持ち上げるかの ような気軽さで持ち上げ) 拓己->(@……もう一歩下がりかけたが踏み止まる) 月光->(切っ先を天上へ向ければそれだけで空気が鈍く動くが…本人は小枝でも持ち上げて るような面しながら…)…どういう振り方がいい? 拓己->どうだっけ……支部長、説明頼んだっ(投げた 猛->さくら>基本は縦と横、振り下ろすか薙ぐの2パターンしかありませんでした。両手を 使えば別でしょうが……速度はプロ野球選手のスイングスピードほどです 月光->片手で操っていたということか。どれ……(薙ぐために、大きく腕を振り上げ…) 猛->さくら>ただ、振る工程の中で『休む』と言う行為が無く、何十回でも連続して振って きます。一番厄介なのはそこでしょうね……恐らく悪魔の加護が関係しているのでしょう たつき->人間の筋力で振り回すのは不可能だろうからな。連続で振り回したら腱や筋を痛め るだろう…普通なら。 月光->(風を殴りつけるような不細工な音を上げて――ゴバッ! っと。瞬きする間に右か ら左へ刀身は移動し、爆風が起きた…ッ。…野球は野球でも、60マイル並の速度で振りや がった) 拓己->(@余波をまともに食らってひっくり返った) 雫->(髪の毛を押さえつつ)…やっぱ速っ! 珮李->あ、あそこまで早かったっけ…?(爆風が届いて髪を揺らしつつ) 拓己->……ま、まあ多少は予想してたが……模擬戦する時はもう少し加減してくれよ?(汗 たつき->手加減したら訓練にならないんじゃないか? 拓己->死んだら意味がないだろうが 雫->模擬戦なのにねー、ご臨終はきついわね 猛->低いところから段々慣らしていこうぜ……?(汗 たつき->まあそうだが。死の境地に立って見つかる事もあるかもしれないし 珮李->本番前に死んだら元も子もないしねぇ…ボクも参加させてもらおうかな。 月光->何気に頑張って、野球のスイングに近づけようと調整して何度か振ってる) 拓己->……下手したら死ぬって緊張感を味わうのも事前準備としてはわりと有効かも知れ ないけどな確かに。マジで死んだら本当に洒落にならん たつき->…既にやる気になってるような気がするが?(振ってるのを見て) 猛->さくら>(腕の振りはこうで……速度はもう少し緩く……、解説している) 雫->さーて、死なない程度になるかしらねー… 拓己->あれは「やる気」なのか「殺る気」なのかどっちだ(ぁぁ 月光->(成る程。つまり、腕の力だけではなく、身体を落とすような姿勢と共に…とか解説 受けつつも、姿勢から矯正してる。) 珮李->殺ることにならないように調節してるんじゃないの? たつき->支部長もしっかり指導してるし 拓己->単純に”アレ”を再現されたら死ねるけどな? 猛->正確に指導されたら死んでしまうんでは……?(汗 猛->ま、まぁその辺は月光のセンスに期待するさ! たつき->支部長の指導は正確だぞ 雫->それを乗り越えたら強くなってますという事で良いじゃない、もう(適当な 珮李->本番前に死亡フラグって何事だよー…(遠め) 拓己->馬鹿言え、そんな事は良く知ってる>指導正確 …… だ か ら 怖いんだろうが 猛->さくら>当然です。戦闘データは漏らさずに第一記憶庫に記録してありますから たつき->そして指導を受けてる方の戦闘センスもしっかりあるしな 月光->(どすんっ! っと切っ先を地面に下ろしながらも)良かろう、だいたいは理解した。 雫->完璧な再現になるわねー、確実に 拓己->(まあ……アレを至近距離で感じた事がない俺にとっちゃあ、正確な再現こそがあり がたかったりするわけなんだが……しかし模擬戦でマジ死にの危険性があるのがなぁ… …) 珮李->最初からレベル設定が「高」にされてるようなもんだよなぁ…気合入れないと普通に 逝ける。 拓己->支部長ー、一応聞いとくけど再現性は何%? 猛->さくら>お望みであれば当日の風向き、湿度、気温、飛んでいた虫の数まで再現しまし ょう。……そうですね。月光さんであれば97.2%でしょう たつき->(聞かない方がいいんじゃないかな、と思いつつ。データとしては聞いておきたい) 雫->うーん、死亡確率すっごい高そう 拓己->……この模擬戦で死傷する可能性は?(ぁ たつき->…聞いていいのか?後悔するぞ>拓己 珮李->縁起でもない可能性を聞かないでよっ!(ぁぁ) 猛->さくら>微細なマイナスは身長や体重などの差異です。……(月光を見て)……日ごろ の行いを振り返ってみれば、分かるかと。<死亡率 雫->ぼかしてる感じでぼかしてないわね 猛->………(あちゃぁ、って顔した) 拓己->(……(@日頃の行いを振り返って)……死にそうだなぁ/ぁ) 珮李->結構直球で絶望的なこと言ってるよね。 拓己->じゃ、じゃあ最後に一つだけ 月光->(なにやらコートを脱いで。懐から、紋様がびっしり描かれた包帯みたいなので腕を ぐるぐる。拳をぐるぐる。) 拓己->あいつの戦闘能力を再現して貰って模擬戦やるとして。……部屋の修繕費は?(ぁ 猛->さくら>頑張ってゼロにして下さい、これは支部長命令です。(ぁ たつき->…だそうだ。頑張れ。 珮李->き、厳しい…ッ… 月光->(腕や拳に、バンテージのように巻いた後。ぎゅっ、としっかり巻いたようで)頑張れ。 (あっさり) 拓己->(0にならなかったら俺達の所へ来るんだろうなぁ……/遠い目) たつき->お前が言うな>月光 雫->がんばれー、お金の話は厳しいもんだしねー 猛->(それがイヤでサンドバックとか必死になって片付けている) 月光->十回やって十回とも寸前で止められるほどの達人ではないのだ。残念ながら。 猛->(←貧乏人属性は回復したようである) 拓己->猛、諦めろ。備品はともかく、縦振りされた時点で床粉砕は確定だから(何か諦め入 ってる 珮李->…形あるものはいつかは崩れ行くらしいから。特に最近この支部は破壊運に恵まれて るし。 猛->す、少しでも少なく……っ!(因みにこう頑張って片付ける姿を、さくらは「まぁこん なもんですね」って感じの表情で見ていたりする。秘儀、未来予測である) 月光->さて……(ズシッ、と先ほどより重さを感じさせる引き抜き方で持ち) 猛->ッハァ、ハァ。……こ、これで少しはマシになっただろ たつき->模擬戦前に消耗してないか?>猛 猛->っ!(慌てて棒を構え) う、うるせーっ、まだいけるって! 月光->掠ったら痛いぞ。 珮李->はは、まぁダメだと思ったら早めにギブろうね? 拓己->……気をつけるよ(小さく溜息尽きつつランスを構え たつき->無事に模擬戦が終わったら飲み物奢ってやるよ>ALL 雫->死んだら意味ないしねー、頑張ってねー 珮李->じゃあボクオレンジジュースでー(銃剣を構えて) 拓己->飲み物程度じゃ安い、メシおごれメシ(何 猛->言ったな? ドクターペッパー買って待ってろよ! たつき->ん、メシでもいいぞ。…無事だったらな(ぁ 猛->さくら>(カメラを起動させている) 拓己->……頑張るかぁ(ぁぁ 月光->ヒュゥゥゥゥゥ……(大きく吐息をつき…) 雫->それだけ頑張ったら万々歳よねー。ま、食べられるくらいの状態だったら良いけどね 珮李->食べたものが胃からだだ漏れな体にならないように祈っててー(縁起でもない) 月光->……(片手に担ぐように、持ち上げてから。腰を落とし…) 猛->(反復横飛びの前のように腰を屈め) 拓己->(@持っているのは訓練用の模造品ではなく、戦闘用に使っている方だ) 珮李->……(静かに息をついて、獣化を進めておく) たつき->(戦闘が始まる前に後方へ避難し)ああ、祈ってる。 雫->こっちも祈りながら頑張って見学してるわよ(たつきの後に続き 拓己->……とりあえず、どれだけ頑張ろうと近接戦一切無しでケリを付けるのは無理だと思 う。となると、近距離でどう戦うかだ 月光->(爪先で、床を叩き。ソレを合図とするかのように、前へと。滑るように、ではなく。 荒野を飛びすさぶ、荒々しくも足運びで…先ずは真正面の拓己目掛けてすっ飛ぶ!) 拓己->来いやぁッ!(@動かず、その攻撃軌道の見極めに集中する……!) 月光->(それこそ距離が距離のせいで一秒も掛からず。ふいに、足裏が二メートルの位置で 立ち止まったときには…その位置でも届く化け物刀が小枝のように軽々と振り上げられ、 脳天目掛けて、落とすッ) 珮李->(…あの時の感じからして、隙がないってわけでもなかったし、付け入ることはでき るのかもしれないけど…) 拓己->(@落ちる斬馬刀に対し、まず左の足を蹴る。蹴って右を軸足に体を回し――) 拓己->(@――次いで即座に右を蹴る。片足に全力を込めて蹴れば、その分踏んだ足が長く 残る……そう考えた、素早い二段動作の回避ッ) 拓己->(一足目で大体の軌道から体をずらして、二歩目で確実に安全圏へ――!) 月光->――その二段階に置いても、僅かに刃先が残った刃に掠れば。靴の様先が一瞬で襤褸 と化し。床にぶるかる寸前に止めたら…風圧でピシッ、とか床に皹) 猛->さくら>フム――(眼鏡をキラリと輝かせ。カタタタタッとキーボードを叩く、皹を見 つつ) 月光->(目が追うと同時に。其処から右腕一本撓み。拓己の胴体目掛けて追撃の、横薙ぎッ。 ついでに近くに居た炊けるも範囲に含んだ薙ぎだ) 月光->@月光は丁度柄の真ん中を掴み振り回し、長身故に腕が長いせいで、剣+腕で三メー トルぐらいなら楽々とカバーしてくる。此処が体格の機微というモノだ) 猛->は、速ぇっ!? (恐ろしい速度だが限界までそれを見極め……)っ、そこだっ!! (思 いっきりジャンプして避けようとする) 拓己->(@着地と同時に膝を曲げ、まるでそのまま落ちるかのように体を低く落とす) たつき->(俺が前衛だったら確実に攻撃が届かないな、あのリーチは…) 月光->(今度は猛の爪先が掠り、ただでさえボロボロの運動靴が、さらに襤褸と化させなが らも。若干拓己のお団子まて掠り一部持っていったーっ) 雫->(皹の方に視線を走らせつつも月光の動きを凝視する) 月光->(しかし。そのまま、止まるのではなく。独楽のように、回転し――) 猛->っ、ぉぉぉぉらっ!!(ジャンプしたのは、そこからの反撃に繋げるため―――同じく 長いリーチを活かし、逆に月光の脳天を目掛け棒を振り落とす!! 拓己->(まだ来るか!? 実際にやられてみるとわかるなオイ、これが「休み」の無い連続 攻撃か――!) 猛->マイフレンド(※運動靴)の仇ぃぃぃっ!! 月光->(――…がぼんっ! なんていい音して、脳天に棒がクリティカルしたような手応え を感じたときには。剣の腹に持ち替え、巨大芭蕉扇と貸したソレで。猛ボールを、ぶっ叩 いたァッ!) 猛->さくら>(サンドバックをよっこいしょと移動させている) 猛->いっ!?(よ、避けられっ―――) 月光->ジャンプするなとは言わんが、する時は、ソレが必殺であるべきだ(躊躇い無く、振 り抜いたーっ) 珮李->…あー…(空中じゃ避けよう無いもんなぁ…) 拓己->……スマン猛、お前の犠牲は無駄にはしないッ!(@半ば自棄。しゃがみ込みで曲げ た足を蹴り伸ばし、突撃ッ) 猛->@イメージ的には『カキーンッ!!』と言う音がし。目の玉が飛び出るほど胴体にクリ ーンヒットしたボールは……壁へと目掛けて弾丸ライナーッ!!) 雫->あらー、すっご…(猛を目で追って) 珮李->猛…見事なヒットだったよ…ッ…(そっちの方見ない用にしながら、拓己と挟み撃つ ように駆け出し) 月光->(振りぬいた直後に、足に蹴りを入れられ。本来ならそれぐらいでは倒れないが、あ えて崩れ…不安定な拓己目掛けて、倒れていきー…) 拓己->(@振り抜いて無防備になった胴体目がけ、ランスを突き出す! ……死亡率がどう のこうのと言いつつ、わりと殺す気な攻撃だ/ぁ) 猛->@しかし壁には異物……幾つかのサンドバックが正確な位置に設置されている。猛はそ の中心点へと……袋を突き破って砂を盛大に撒き散らしながら突き刺さった 拓己->(――うお!?) 猛->@ドンッ、と壁が軋むような揺れが起きるが。建物自体は壊れなかったようだ 月光->注意その2。こんな攻撃もある(倒れていったと思ったら。その自重を乗せて、肘が、 拓己の脳天に落ちてきたッ!) 猛->ゲフッ!!?(猛の体はともかくとして) 拓己->っく……おおおおおおっ!!(@落ちてくる肘を見ながらも――そのまま突っ込んだ ーっ!) 珮李->(倒れ行く月光…とその先にいる拓己を見て)…拓己、君の犠牲も無駄にしないから …っ(ぁ) 猛->さくら>サンフドバックが1つ……壁に比べれば安い物です。(「計画通り」……とでも 言い出しそうな勢いである) 月光->(因みに月光の体重は、細い身形の割に…150キロはある。槍が突き刺さる前に、 その肘は拓己の背中に。身体は、拓己を全体に落ちたーっ) 珮李->(そのまま、倒れる月光の首元めがけて…銃剣を振り下ろそうと) 拓己->貫け俺の武装錬ごほッッ!(落ちたーっ/ぁ 月光->尚、もしオレが避けたらその銃剣は。見事、この少年の背中から腹へと貫通する(向 かってくる珮李を見ながら、拓己押し潰しつつ) 珮李->…ッそっ、わっ…うわわわっ!!(言われて初めて気づいたらしい。なまじ一撃必殺 の速さで落としたそれを、慌てて寸止めしようと半ば反るように後ろに下がった) 拓己->く……馬鹿 月光->(その、後ろに反ったせいで無防備な腹を、寝転んだまま、足裏で。珮李の腹を、軽 くとはいえ蹴り飛ばした) 珮李->あっ…ぐ…(軽くでも相手が相手。ごほっとか、空気が押し出される堰を出して…軽 く、後ろに吹っ飛んだ) 拓己->(あちゃーとか言わんばかりに顔に手をやる) 猛->(砂の山の中から這い出てくる)……クッ、ゲホッ、ゲホッ。……あ゛ぁ……(頭を振 ってグルグルと回る視界を治そうとする……) 拓己->(@やるがそんな余裕が無くなってきて、その手を床にぶつけながら)ってちょっ、 待、ギブギブギブ……! 珮李->(壁にぶち当たりはしないものの、受身を取り損ねて…床に強かに背中をぶつけてち ょっと床を滑った) 月光->……(よっこらしょ、とこっちは悠長に起き上がり。結局、拓己の上に尻乗っけたま ま…)…そんなに重いか?(150キロ。相撲取りより重い挙句、身体が細いせいで重さが腰 にクリティカル) 拓己->潰れ…………!(@最早言葉どころか床を叩く余裕すらなく、腕がぴくぴくしてる) 雫->地味にきてるわね、あれは(拓己を見て 月光->……鍛え方が足りんのではないか? 月光->(仕方ないから、腰を上げ) たつき->そういう問題じゃないと思うぞ>月光 珮李->かはっ…ぅ…はっ、はぁ…!(必死に空気を吸い込みつつよろよろ起き上がる。つい でに頭も打ったのか後頭部擦りつつ) 拓己->(@ばたりと手が落ちた/ぁ) 月光->おや、失神しちまったか。鍛え方でなけりゃ根性だな 猛->ふ、1人無事じゃあなかったな……(足を捻ったらしく匍匐前進でやってくる) 拓己->生きとるわ畜生……(ぜぃぜぃ)……支部長、リザルト報告お願いじま゙ず…… 珮李->今…拓己が押し花になる幻を見たよ…(くらくらしながらぼそっと) 月光->(スタスタと壁へと歩いていくと。鉄塊を壁に立てかけつつ、近くにあったパイプ椅 子広げて座ってる) 月光->(ぎっしぎっし悲鳴を上げて潰れそうなパイプ椅子。タスケテとかいう幻聴が聞こえ たかもしれない) 猛->さくら>今回の戦闘はビデオ録画して有りますが……(見直しつつ)……うぅん(ぁ、 困った顔してる) 拓己->最終的な被害状態は……?(と、床に伸びたままで 猛->さくら>床の皹、サンドバック1つは安くはありませんが。その程度は此方で負担しま すのでご心配なく(笑みを浮かべ) 猛->(←心底ホッとしているのが1人) 月光->此処の床、弱くは無いか? 幾らなんでも風圧で皹が入るようでは… 雫->良かったわね、財布の打撃が来なくて 猛->まったくだ……いやヒヤヒヤしたぜー 珮李->今回の模擬戦の本当の意味って…財布に痛くない戦いをしよう、だったのかね… たつき->床が弱いんじゃなくて、お前の力が強いんだ>月光 拓己->しかし今回の戦いで良くわかった。あいつ相手に援護無しの近接戦は無理(ぁぁ 猛->さくら>……少なくとも貴方とリースさん以外に此処の床を砕いた記録も持っている 方は居ませんね。それでは弱いとは判断しかねます 月光->もっと速く寸止めしろってか。この制御布巻いてるとキツイんだけどなぁ…取ると速 過ぎるし。仕方ない、やってみるか… 拓己->(リースさんも割ってたのか……何やったんだ一体) 猛->さくら>ああ、後は戒人と言う人が居ましたか……。どの道これ以上強化するよりは使 う度に修理した方が安くつきますから 珮李->…ご愁傷様(床を撫でてる) 雫->どう転んでも床は壊れるものなのよねー… 猛->さくら>いっそ野外で行うことも検討した方がいいかもしれませんね……(パソコン画 面とにらめっこしつつ) 珮李->まぁでも、それなりにいい経験にはなったんじゃないかな。………ぇー、ほら…。そ の…(あれ?とか首傾げた) 猛->っ? どうしたんだ? たつき->いっそ解体工事現場でやったらどうだ? 雫->いい経験ねー…まぁアレとの戦いで役に立てば良いわねー… 珮李->……………。 月光->十年前は、工事現場でバイトなんてしたこともあったりしたけど。おやっさん元気か なぁ… 雫->珮李、どうかした?(訝しげに珮李の顔を覗き込み 珮李->………(じーっ、と。月光の方を見て)……あの人…。 拓己->(@そろそろ起きて床に座ってる)……? たつき->月光が何か? 月光->……(視線を移し…) 珮李->…名前…なんだったっけ…?(ぼそ、っと) 猛->いや月光だろ。(そこでハッとなり)……もしかして、お前 珮李->あ、そか。月光だったね。うん…(手をぽんと叩いて…気まずげに俯き) たつき->名前がぶっ飛ぶくらいに存在感が大きいからな 月光->いや別に、覚えようと覚えまいと構わんが。 珮李->あはは…いやー…覚えてはいたんだろうけど、ちょっとねー…。 雫->ふーん…ま、悪いおふざけならまだ良いけどねー… 珮李->度忘れってたまにあるじゃん?ねぇ(軽く笑いつつ…立ち上がって部屋の隅。自分の 荷物がある方に歩いていった) 猛->………(その後姿を見送り) 猛->……おい 猛->(クルッと振り向き)……メシ、おごってくれ。(たつきに振ったーーっ!!) たつき->あ、度忘れしてた。 珮李->(ごそごそとバッグをあさっている。中からメモノートを取り出して…何か書き込ん だ) 月光->……(こっちも立ち上がると、ふいにさくらの方まで歩いていって)……リースでも手 のうちようが無いということか?(腰を屈めて、さくらに聞き) たつき->何食べたい?出来ればカードが使える店がいいんだが>猛 猛->さくら>……現代社会では見たこともない症状だそうです。脳内での変化が複雑で、そ の解析だけでも一週間以上は掛かると<月光 月光->………成る程。目の前の敵以外に、とんだ課題もあるわけか。苦労するな(ふむ) 珮李->…よし(自分で書いたものを見直して頷くと。それをバッグにしまいなおし) 拓己->……(@しばし無言の後、視線を珮李の方から外して)まだまだァッ! もういっち ょやるぞ月光ーっ! 猛->さくら>(頑張って目線あげつつ)手足なら代えは利きますが、頭はそうは行きません からね…… 雫->ん、拓己くんまだやるのー?懲りないって奴? 珮李->元気だなぁ拓己。そだ、たつきー。ボクにもご飯奢ってくれるの?(戻ってきた) 月光->……(僅かに苦笑してから、腰を直し)皆が飯食う中、一人訓練か。熱心だな。 たつき->勿論だ。食べたい物があったら言ってくれ>珮李 猛->出来れば俺はフランス料理が食ってみてぇなー。……一生に一度ぐらいさ 雫->フランス料理か…そういえばこっち来てから食べてないわねー… 拓己->やかましい、苦行の果てのご褒美こそ最高なのだ。次こそは一撃入れてやるから覚悟 しろテメ 珮李->よっし。あ、ボクももう一回戦るよ。運動した方がご飯は美味しい(ぁ) たつき->いいぞ。フルコースいってみるか?>猛 猛->(捻った足をテーピングで固定しつつ)……や、フルコースの次ぐらいで頼むよ。フル コースはさ、自力で稼いで家族に振舞ってやるんだって決めてるんだ 珮李->…今までの稼ぎで十分振舞えたと思うんだけど。 雫->一応悪魔退治も自力で稼いでることになるだろうしねー たつき->家族思いなんだな。 たつき->稼ぎは修理代にいってるんじゃないか…?(ぁ 猛->……それもあるけど、借金も多いんだよ。とっても(ぁ 雫->哀しい家庭ねー…いろんな意味で 珮李->報われ難いねぇ…。 拓己->どうせなら一億五千万くらい背負ってみろ。チビッこいお嬢様が拾ってくれるフラグ が立つぞ(何 拓己->……フラグが回収される可能性は極端に低いがな(ぼそっ 猛->報われてるって、割のいい仕事も出来てるしな。……そんなに背負ったら夜逃げするぜ、 フッ たつき->←一応お坊ちゃま(チビッこいは否定するが/ぁ 雫->(私も一応元お嬢だけど…まぁ貧乏人は拾わないか/ぁ) 猛->しかし良家に売り込むのは策としてアリかもな……(ちょっと本気にした) 月光->……下手すると袋叩きだが。 珮李->それは最終手段としてとっておくといいと思うよ。 拓己->ま、びんぼーにんの家庭の事情は今はどーでもいいや(ぁ)二本目始めるぞ(@武器 を掴み直して立ち上がる たつき->まずはナレーターの確保だな(違 月光->次は剣ではなく、拳を使ってきた場合、を想定してみるか。剣ばかりで目を慣らすの は良くない。 猛->チッ、行きたいけどちょっと動けないか……(足を冷やしつつ) 珮李->…より痛い目を見そうな感じだねそれは…。 拓己->だな。その武器は――もう一本用意してない限り――もう持ってないはずなんだし 月光->フ…(何か、剣持ってるときより若干楽しそうにシャドーボクシングしてる) 雫->拳はめんどそうねー たつき->アイツの得意分野…だったか 拓己->あのパワーだと、むしろつかまれる方がヤバイと思うな、俺は 月光->その前に、今度は懐に入られることを注意。 月光->長物は、普通なら懐に入られた時点で、日本で言うところの『まな板の上の鯉』だ。 拓己->うーん……なら、相手が素手ならいっそこっちも誇張手袋で行くかな…… 月光->正面から行くのはお勧めしないがね。 拓己->出来る限り後衛とも連携して行くのが良いんだがなー。でも、実際にそう上手くやれ るとも……(と、あれこれ話し出した 珮李->…まぁ、まず拓己が前衛系の癖に力がヘナチョコだし(ぼそ/ぁ) 月光->……(否定してやれよ 拓己->……(無理だよ畜生/ぁぁ 月光->……(嗚呼 珮李->……(フォローを考えたようだが思いつかなかったらしい/ぁ) 雫->うん、頑張れ(応援しちゃったよ 拓己->……(とーい目 猛->信じていればキット。……10年後ぐらいに、さ☆(明るく 月光->……其処の二人は非戦闘員か?(雫とたつきを見やり) 拓己->いや遅えよ! もういい始めるぞ畜生ーっ!(嗚呼 雫->一応戦闘員、さっき参加してなかっただけー たつき->今回は拓己要請による模擬戦だからな。邪魔したら悪いだろう? 月光->……。…そうか。関心の高さがそのまま、とは先人も上手く言ったものだ(何か納得 したように頷いて、拓己の方へと歩いていき) 雫->関心がなくて悪かったわねーっだ!(頬を膨らませ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> 勝てないもんは勝てない、と言う事実を身を持って知らされた感じがします。 実物はまだ勝機があるのですが月光だと勝てる気がしないというか、訓練で死なないよう に注意しましょう。 ゴールデンカードでフランス料理を食べて回復せよ(ぉ