蔵人->@うむ。流石は霧咲くん、よく解ってる 猛->@そしてその置手紙だと支部長黙って一人で行こうとします(ぉ 蔵人->@そこんとこ考えてなかった月光氏。さくらまで居て首を傾げるの図(テメェ 猛->@でも、一人で行こうと思ったら何故か宗主が先に屋上にやってきていると 蔵人->@うむ。ところでさくらは月光の正体知ってんのかな 猛->@宗主と知り合いであることぐらいしか知らないでしょうね、宗主も人には教えないで しょうし 猛->@何より月光は外的観測では測定しきれないそうですし 蔵人->@うむ、成る程。では何故かさくらまで居るけど、構わず行くとしよう(アバウトな 猛->@さくらは邪魔にならないように物陰に隠れてる事にしますよ(そんなのばっかだなぁ 支部長) 蔵人->@怪しいなぁ(笑) 猛->@では、霧咲さんは月光(月のほうの)背にしする月光の方に歩んでいきます 蔵人->@ 猛->霧咲>ふう、突然の連絡だったからビックリしましたよー。何かあったんですか月光さ ん?(あくまで軽い宗主) 猛->霧咲>こんな所に呼び出すなんて。……まるで果し合いじゃないですか(そして声のト ーンを下げ、シリアスモードに) 蔵人->月光>クク。まァ、オマエも随分と成長したことだから此処で一つ味見をするのも面 白いんだけどな…(タバコを咥え、火をつけながら。僅かに口の端を歪め…) 猛->霧咲>見た目は変わりませんけどね(肩を竦め) 蔵人->月光>そういうところが、特にな(懐から携帯灰皿も取り出してる)…ちょっとした話 だ。だが、電話より、この話は直にしたほうがいいと思って。駆けつけて貰った。 猛->霧咲>光栄です、今の僕なら一体どれくらい月光さんの力を出させることが出来るでし ょうね。 ……なるほど、今のご時勢電話は他人に聞かれてると思った方がいいですから ね 蔵人->月光>(面白そうにさらに歪みを引き伸ばした後、口腔から紫煙を吐き出し…)…情報 社会とは言うが不便なものだ。まァいい、本題に移ろうか。 蔵人->月光>…オマエ個人。そしてこの施設『月光』は、身体を得た悪魔と邂逅したことは あるか? 猛->霧咲>人間を食い尽くして体を得た悪魔ですか? ……非常に近い場所にいた悪魔な ら退治したことはありますが、実際にそうなった悪魔と会ったことはありませんね 猛->霧咲>もっとも、最初から身体を持った悪魔なら。……見たことだけはありますが(少 し伏目がちに)これは例外でしょう 猛->霧咲>しかし、いきなりそんなことを話されるとは。まさかそれを発見されたんです か? 蔵人->月光>……。…いや、オレもまだ、発見には至っていないが。最近、やけに純度の高 い悪魔を見るようになった。 猛->霧咲>純度の高い悪魔? 蔵人->月光>身体を得始めている悪魔、といったほうが解り易いか。 猛->霧咲>悪魔が現れてからもう10年以上経ちます、そろそろ下位の悪魔は潰され、力の あるものばかりが世に残ったということでしょうか……(ふぅむと唸り 蔵人->月光>さてな、あのゴキブリのような奴等のことだ。まだまだ下のほうは居るだろう が……この十年、そのような徴候は無かったというのに、急に増え始めた。 蔵人->月光>後ろ盾を得たのではないか、と思っているのだが…… 猛->霧咲>悪魔の成長を促す存在が現れた、と……? 蔵人->月光>……もしくは、ソレに類似する存在。例えば、ソロモン七十二柱クラス。神話 級の悪魔とか、な? 猛->霧咲>悪魔を統率し軍勢を成すほどの”柱”ですか……。それが事実なら、大変なこと になりますね 蔵人->月光>あくまで推測段階に過ぎぬが、肉体を得始めるまでに活発化し。かつ、ソレを うながしつつもオレに悟らせないレヴェルの存在…と、なると。可能性は高いな。 猛->霧咲>月光さんにも感知できないとなると此方が気付くのも難しいですね……、分かり ました。各支部にはそれとなく警戒させて置きます 猛->霧咲>巨大な影そのものが掴めないのならその根を掘り出すまでです 蔵人->月光>とは言えまァ、オレも其処まで絶大に感知レヴェルが高いってわけじゃねぇん だが…(僅かに苦笑を浮かべながら灰を落とし)…そうしてくれ。 蔵人->月光>さらに、吉報じゃなくて悪いんだが。奇妙な悪魔が居るらしいじゃないか? 蔵人->月光>能力者から悪魔の領域へ踏み込んだ者が居るって話を聞いたんだが… 拓己さんが入室しました 猛->霧咲>はぁ、悪魔は皆奇妙なような気がしますが……(ぽんと手を叩き)ああ、この支 部の鐘音さんですか 蔵人->月光>奇妙の先に行ってるっつーか行っちゃったっつーか。そんな、ちんちくりんも 中には居るけどな(とある自分の得物なんぞ思い出して溜息つき…) 猛->霧咲>確かに、今までに例を見ないパターンです。回収して原因を掴めるといいのです が……(フゥム 蔵人->月光>原因不明な挙句、鐘音って娘だけじゃないだろう。正確な数は調べられなかっ たが…恐らくは能力者の中で、そんなのが二桁は行ってる筈だ。 猛->霧咲>……そうでしたか?(本当に知らないという顔で) 蔵人->月光>……多分な。コレも推測だから、まァ少ないにこしたことは無いんだが… 猛->霧咲>ふぅむ、そうですか。またハブられちゃってますか僕……(ガッカリした顔をし てる) 蔵人->月光>……今度、直談判でもしにいこうか(溜息ついてから) 猛->霧咲>そうですね、その時はお供しますよ(苦笑し) 蔵人->月光>…解ってるだろうが、そいつ。もしくはソイツ等はすでに肉体を得た悪魔に等 しい。コレも、支部に伝えて置くように。 猛->霧咲>情報ありがとう御座います。情報を回しつつ、此方でも独自に調べてみることに します 蔵人->月光>こっちでも、見つけたら捕らえるようにはするが…期待しないでくれ。 猛->霧咲>ええ、分かってます。”信頼はしますが期待はしません”これでいいんですよね? (柔らかく笑みを浮かべながら 蔵人->月光>あァ…流石だ。…(ちょっとげっそりしたような顔して…)…哀しい話なんだが、 特A程度の悪魔じゃ触っただけで蒸発しちまうんだよ…これじゃ捕まえられねぇ。ハァ… 猛->霧咲>……そういうことです。精鋭チームの選抜、宜しくお願いしますね?(何処かに 向かって声をかけ 猛->@と、とにかく。では今は夕方、いつものように皆はトレーニングルームで訓練に当た っています 猛->@さくら支部長は急に忙しくなったそうで顔を出していません 猛->@そんなわけで筋トレや体操などいつものメニューをこなしているのですが……どう も、猛にいつもの元気がありません 蔵人->……(拳、足での打突やタックルなどのフォームを矯正するために、サンドバッグの 前で一人色々やってたが…)……?(ふと、猛君に向き) 猛->……はぁ〜(片手で腕立てを繰り返しながら、息は切れてないのに今にもくたばりそう な表情をしてる) 珮李->…くぁ…(なんだか寝不足そうに欠伸をかみ締めながらサンドバッグにしがみついて 揺れてる/ぁ) 文子->(ぼす、ぼす、とサンドバックに、何か弱弱しいパンチを入れている/非力) 蔵人->……(珮李が寄り掛かってるサンドバッグに、べしーんっ、って平手入れてさらに揺 らした) 珮李->(ぶらーんぶらーん…べしゃっ)……蔵人、痛い…(揺れでちょっと飛ばされたらし い。頭擦りつつ立ち上がる) たつき->(サンドバッグにローキックを叩き込んでいる)シッ! 拓己->っあー……(伸びをし)休憩がてら、ちょっとジュース買ってくるわ 蔵人->(倒れてる珮李を背に、猛へと歩いていき)ふむ。如何かしたかね…? …如何にも顔 色が悪いようだが。 猛->リース>(そんな皆を片目に監督しつつ、自分はノーパソでひたすらマインスイーパー の上級編最速クリアを目指してる) 珮李->ん…?(首傾げつつ蔵人のほうに近づいて、肩越しに)…猛?どうかしたの…? たつき->変なものでも拾い食いしたんじゃない?(ボスッボスッ) 文子->(くる、と振り返り)確かに、猛さんの様子は変ですね。溜息が大変多いです 拓己->? ……(ちょっと考えて) 猛->(パタッと地面にうつ伏せになり)……あ、いや。ちょっと夏バテたみたいでさ 猛->最近食欲が無いんだ……(特大問題発言) 拓己->おっとっと(@わざと小銭を落としてみる。チャリーンッ、と、派手な音がした) 文子->夏バテ…夏に起きる体の不調の総称ですね… 猛->………はぁ〜(←無反応) 珮李->夏バテ…?(傍らにちょこんと座り込んで)……しょ、食欲がない…ッ?猛なのにっ? 蔵人->……!!?(古い劇画みたいな顔になった) 拓己->Σ(な、何だとッ!_) たつき->薄メが小銭に反応しないだとっ!? 文子->…これは夏特有の現象なのでしょうか(首を傾げ 珮李->………(硬直)…た、猛…ちょっとお医者さんに見てもらったほうが…。 拓己->(ま、待て落ち着け、聞こえなかったという可能性もある……) 猛->ハハハ、皆大げさだなー、もぅ(力なくにこやかだ) 蔵人->……い、ぃや。私の店の賄いでもアレだけ食べていた君が。いやソレよりも今の音に … 拓己->(@落とした小銭を回収しつつ)……お前本当に大丈夫か? ……というかお前本当 に猛か?(ぇ 珮李->小銭の音に反応しない時点で大事だと思うよ…(額に手当てようと)熱とかは平気な の? 文子->…猛さん、何かあるのならおっしゃって下さい…出来る限りの助力は致します(ちょ っと不安そう たつき->今すぐ精密検査したほうがいい。 猛->他に誰がいるんだよ? ほら身分証明書は持ってるぞー(と学生書出し) 拓己->うーん……(見て)良く出来てるな 蔵人->……(軽く手を挙げて、リースを呼んでみる) 猛->だろ、本物だからな 猛->リース>精密検査かぁ、それは必要そうだね。……一本やっとく? 猛->ハハハ、遠慮します 猛->(流石にそれは拒否りたいようだ) 蔵人->危険な響きがするのは確かに肯定するが… 珮李->んー…確かに最近暑さ厳しかったし、具合悪くしてもおかしくないけど。 蔵人->…しかし、夏バテにしても随分とひどいようだ。せめて医務室で休むなりしたほうが いい。 猛->だ、大丈夫だって。このぐらいで休んでたら24時間耐久バイトなんてでき……な、… …い(慌てて立ち上がろうとして。立ち眩みを起こして蹲る) 猛->あ、あれ……? 変だな、こんなこと 珮李->せめて睡眠時間は取ろうよ。…一人で行けないようなら肩貸そうか? 拓己->やれやれ……リースさん、放置するとおいおい面倒そうだからもう拒否無視してやっ ちゃって? 文子->流石に、これは夏バテの症状ではないように思いますし… 猛->リース>はーい、OK。だれかちょっと縛るの手伝ってくれる?(何処からかロープを 取り出し) たつき->任せろ 拓己->任せた(丸投げ/ぁ 猛->なっ、ちょっと何すんだっ!? 変なとこ触るなってうわわわっっ!?(あっさりと捕 まる猛、確実に筋力が落ちている) たつき->大人しくしろ。暴れると余計危険度が増すぞ 珮李->大丈夫だって、別に今以上悪化する様なことはないはずだしさ。 猛->リース>麻酔でも打っとく? 猛->……大人しくします 蔵人->賢明だ。 文子->大人しくしていればすぐに終わります。注射と同じです(ぁ 珮李->痛いのは一瞬だけだよ。きっと(ぁ) 猛->うう、そんなんじゃないのになぁ……(着実に縛られ、医務室へと担ぎ込まれていく猛) 蔵人->私も随伴しようか? 彼の場合、治り切っていなくとも。ある程度治ったら抜け出し てしまいそうだ。 たつき->いや、リースの見張りとして行ってくれると有難い 猛->リース>それじゃあお願いする、割かし厄介かもしれないからね 猛->リース>それとたつき、それはどういう意味かな?(笑顔/ぁ たつき->(目逸らし)…気にするな。何でもない。 蔵人->……(あえて何も言わずそそくさと医務室へと歩いていく) 珮李->…い、いってらっしゃーい…(ぁぁ) 猛->@そう、その時誰が予想しえただろうか。猛の病状は、絶望敵であったなど…… 猛->@そんなわけでシーン切り替えです 蔵人->@…勢いでついてくって言ったけど、アレか? 真っ先に襲われるフラグかコレ? (嗚呼 猛->@さて、どうなるでしょうねー(フフフ 蔵人->@ぎゃーっす! たつき->@まあ、蔵人なら襲われても…ねぇ 文子->@ふぁいとー(ぁ 猛->@場所的には近いのでもしそうなっても大丈夫だと思いますけどね 蔵人->@少なくとも珮李を除いた皆よりは安全率は高いだろうが。不安だ 蔵人->@して、次のシーンは? 猛->@では同行するのは蔵人とリースだけですね たつき->@医務室? 珮李->@まぁほら、他の面子が後に様子を見にきて発見するフラグでひとつ(ぁ) たつき->@猛×蔵人を見に?(マテ 蔵人->@マテや 猛->@医務室です、精密検査にはやたら時間が掛かっているようです 文子->@え、猛が上?!(コラ 蔵人->@コルァァァァッ!!! たつき->@だって猛が襲うんだし 蔵人->@黙らぬか貴様等ッ 珮李->@暫くしたら様子見に行こうかなとケモ耳は思ってますよ(周りが聞こえないように 耳塞いでる/ぁぁ) 猛->@両方攻めでバトり出しそうな気もしますがまぁともかく 猛->@では何度か様子を見に行っても『検査中』と言われるばかりです。検査が長引くとい うことは良くない物が見つかったということなのでしょうが…… 蔵人->……(仮にも医務室なので、タバコを吸う訳にも行かず。待合室にあるソファに腰掛 けて、『バイオ●ザード』の攻略本を読んでる) 猛->@そうしているうちに時は流れ。皆がそろそろ帰ろうかと思ったその時……『月光』の 廊下に聞き慣れたアラートが鳴り響き、真っ赤なライトが点灯します 蔵人->(…ゆっくりと、目を紅いランプへと向け…) 猛->@『港区の方面に悪魔が観測されました、第十三部隊は至急司令室へと集合して下さい。 繰り返します……』 珮李->(トレーニングルームの扉を開けて)って、こんな時に呼び出し…? 文子->…悪魔ですか、タイミングが悪いですね 猛->@第一種警戒態勢を示すその声は、全員を呼んでいます。 蔵人->……港区…遠いな(溜息をつきながらも、丁寧に攻略本(どうやら備えつきの本棚から 取ってきたらしい)に戻して。気遣わしげに、病室へと目を向け…) たつき->仕方ないな。(猛は気になるが…)行くしかないだろう。 珮李->もう一回猛の様子見に行こうと思ったのに…(眉を顰めながら司令室方へと足を向け て) 猛->リース>(カーテンを締め切られた個室から首を出し)……大丈夫、命に別状は無いか ら。お仕事してきて 拓己->(@暇つぶしにいじくっていた携帯電話をしまい込み)ったく。これ見越した仮病だ ったりしたらあとで締め上げてやる(言いつつ司令室へ向かう 文子->(無言で司令室に向かう 珮李->拓己じゃあるまいし(ぼそっ) 蔵人->……了解。戻ってきたときには、いい報告が聞けることを期待しているよ(リースに 一礼して、踵を返し。司令室へと歩き始め) たつき->戻る頃には結果は出ているだろう。さっさと片付けて戻ろう(司令室へ) 猛->@指定室ではさくらが待ち構えています。例の如く鷹は他の任務なのか姿が見えません ……先日から霧咲宗主と一緒に動いているようです 猛->@ミス、司令室 猛->さくら>(さくらは皆を見渡し……)皆さん全員揃いましたか? ……いえ、浅野さん がいないようですね? 拓己->あいつはちょっと病欠ー 珮李->うん。猛はちょっと、体調不良で医務室にいるよ。 蔵人->戦場には出られそうも無い、ということで。 文子->今回は猛さんを除いての任務になりますね たつき->まあ、病人に戦わせるわけにはいかないからな 猛->さくら>そうですか、そうなると今回の任務は少し荷が重いかもしれませんね……(少 し思案するように眼鏡を正し) 蔵人->敵≠フ性質が拙いのかね?(はて、と僅かに首を傾げ) 珮李->それとも純粋に、悪魔の相手するのに人数不足だって事? 猛->さくら>後者です。観測する限りでは敵の魔力は最低でも特Aクラス以上……しかも 隠れもせず此方に堂々と見せ付けるほどです 蔵人->最低でも、特A…… 文子->…特Aクラスとなると、相当厳しい任務になりそうですね 蔵人->…最低でも、ということは、まだ隠している可能性を見出している、と? 珮李->…そりゃ、確かに厄介だね…。 猛->さくら>それも有ります。今回問題なのは意図的に此方に察知させている、と言う点で す。 珮李->……向こうからお呼びがかかってる、って感じなのかな…? 蔵人->察知させている、というのはやはり自信の表れと見たほうがいい、かな。 たつき->ふむ… 拓己->いっそ無視しちまえば?(何 たつき->罠かもしれないな 猛->さくら>罠であるのかもしれませんし、単に此方に勝っている自信があるだけかもしれ ません 文子->…目的は行って見なければ分かりませんね 猛->さくら>……ええ、本来ならばもう少し静観したいところなのですが。(ピッ、とモニ ターを映し) 珮李->まぁ、ここでどうこう言ってても敵の目的は分からないしねぇ…。 猛->@モニターに3人ほど男女の顔写真が映し出される 猛->さくら>今夜になって急に3名もの”行方不明者”が出ています 蔵人->行くしかない、というのもまた下策ではあるが。現段階でどうしようもない以上…(モ ニターを見て…)…致し方あるまい。 たつき->放っておけば犠牲者が増える事になる 珮李->…ま、悪魔の相手をするのがボクらのお仕事。…だし、ね…? 猛->さくら>放置すれば数が増え、やがては死者として情報が更新されるでしょう。敵も徹 底的に無視はさせないつもりのようです 文子->一般人へに被害は最小限に抑えたいです… 猛->さくら>(頷き)……場所の説明をします 猛->さくら>(モニターを切り替えて地図にポイントを表示する)魔力の発信源はここです。 港区の西部にある工場跡……現在は空き地となっている場所です 猛->さくら>幸い付近に民家はありませんが、その分悪魔も何をするか分かりません。 蔵人->工場跡、ということは廃工場も幾つか周りにあるのかね。工業地帯というのは一つが 無くなれば、周りも倒れていくからな…… たつき->いかにも戦場という感じだな。まあ、人気がないのはこちらも助かるが 猛->さくら>そうですね、周りは廃工場が多いようですが生きているものも少なくは無いよ うです 珮李->人を巻き込まないですむのはいいけど。向こうも遠慮無しで来るだろうね。 猛->さくら>指令は以上です。……今回は私も出ます。車で、現場に急行しましょう 猛->@そんなところでシーンカットですー 蔵人->@廃工場ごと薙ぎ倒される羽目にならなきゃいいけど(工場とか聞いて真っ先に思い 浮かんだ 猛->@場所を移動して工場跡へと向かいます 猛->@いえ、廃工場は回りにありますが、工場跡自体は多少機材が放置されているだけで平 地となっています。そして背後は海です たつき->@海か…だれかが落とされる予感(ぁ 蔵人->@そんなところで堂々と立ってんのか。いいね、悪魔。 猛->@見るからに自信満々ですね 珮李->@潔い待ちっぷりだ 文子->@堂々してるなぁ、本当に 拓己->@舞台設定から、十字槍持った超再生能力者が思い浮かびました 猛->@そのせいか、目標地点の2Km以内に入った時点で既に胸騒ぎが始まりますよ 蔵人->@激戦なんて使われた日にゃどう勝てっちゅーんじゃって話ですなぁハハハ。 猛->@今回の悪魔はやたら広範囲に魔力を垂れ流しているようです 蔵人->@最低でも特A、とは言え馬鹿みたいに範囲広いね たつき->@勿体無い。 蔵人->@あんまり垂れ流してると紅いコートが寄ってくるぜ(性質の悪い悪霊かあの男 猛->@彼がやってきたらそこでシナリオ終了かもしれません(ぁ 文子->@Σ(´Д`;; 蔵人->@気をつけよう(嗚呼 猛->@ともかく、近くに車を止めて皆は駆けつけますよ 猛->@因みに運転してきたのは蔵人さんということで(ぉ 蔵人->@頭文字Dもビックリの運転テクを見せたんですね(何 猛->@ダンディな走りを見せ付けてくれたものと信じております(ぉ たつき->@目的地に辿り着いた時には酔いで立てないかもね 拓己->@「俺の魅力に酔いな」的な?(ぇ 蔵人->@戒人さんの運転がスピーディかつ最小の動きになったようなものとお考え下さい。 (何 猛->@「思考能力20%低下……そんな」とか言いながら景色を見るように頑張ってるさく らであった 蔵人->@景色が矢のような速度で吹っ飛ぶ速度が一キロも落ちないままカーブを綺麗な弧 を描いたりするぜ。 拓己->@某エーテライト使いが思い浮かんだんですが偶然でしょうか風月さん(ぁ 猛->@ハハハ、6つの『室』を脳内に備えた6乗の思考能力を持つのが彼女の能力さ(ぁ 蔵人->@並列思考だったか 蔵人->@で、現場につくワケですな 猛->@近未来を予測し得るほどの思考能力で戦うのです。ロールではとてもじゃないけど使 えないので実際戦力としてはあまり期待できませんが(ぁぁ 猛->@そうですね、何の障害も無く現場に到着できます 蔵人->@出来る限りの最速でな。 拓己->@つまり……さくら嬢)「○○○○、とお前は言う」 相手)「○○○○……ハッ!?」 みたいな事n(ry 猛->@月の無い夜、曇った空の下を通う夜風が申し訳程度に生えた雑草の葉を揺らし。皆に 潮風と錆びた鉄の匂いを届けた 猛->@500平米はあるだろうか、広大な平地に1つ。小さな影が皆を待ち構えている。… …風下の位置だ 蔵人->短矢がどっちゃりと詰まったリュックサック片手に、ホルダーを装着し…)……(小さ な影を、僅かに目を細め凝視) 珮李->(手に銃剣を持った状態で深呼吸をひとつして)あそこにいるのが…。 拓己->……折角向こうが風下なんだし、こっちから毒ガスでもまいてやったらどうだ? 猛->@フードを被っているので顔はよく見えないが、どうやら皮製のライダースーツのよう なもので上下半身を覆っているらしい。左手を無造作にポケットへ突っ込み、右手で何か 巨大な得物を担いでいる 文子->毒ガスはいくらなんでも卑怯です(トンファーを握りつつ 猛->@周囲にはドラム缶のようなものが転がっている…… 蔵人->……やけに大きなモノを担いでいるが。ランクがそのまま身体能力ならば、そのまま こちらに返されそうではある。 たつき->(わざと風下に位置しているのか?) 猛->さくら>行方不明者がいるのですよ。人質に取られていたらどうするのですか? 毒ガ スは却下です 拓己->言ってみただけだよ。実際に撒いたら色々と面倒な事になりそうだしな 蔵人->(月光にこしらえて貰った特性の革手袋を、キュッ、と音を立てて手に装着し…) 猛->フードの影>……ちっ、この匂い。奴は来てねぇのか 猛->@彼我の距離は250m程度、珮季にだけ言葉が聞こえます 珮李->……奴? 蔵人->?(珮李に目をむけ) 拓己->? 文子->?何か聞こえたのですか? 珮李->…奴は来てねぇのか。って言ってるのが聞こえたよ。 たつき->奴…? 文子->ふむ…奴。つまり、その人は私達の中には居ないのですね。 拓己->来てない奴……13番隊メンバーで言うなら、猛が丁度居ないけど 拓己->鷹さんとかリースさんとか、来る可能性のある人間は他にもいるしな。誰の事を言っ てるんだか 蔵人->『月光』内部に何か居るかもしれない可能性、は出たがね。さて、はて…… 猛->さくら>(スコープで姿を確認しつつ)……敵の得物は、どうやら斬馬刀のようです。 それも時代錯誤なほどの大きさの、肉厚は2cmほどありそうですね 猛->@佐之助を思い出してください(ぁ 珮李->…またごっつい獲物を持ってるね…(人影に向かって視線を向け) たつき->@判りやすい例えだ 蔵人->……成る程、腕力さえあれば馬どころか戦車でも叩き潰せそうな代物だ。 拓己->……その潰せる対象に人間が入ってる事は言うまでもないんだろうなぁ……(遠い目 珮李->それでもって特Aなんだ。勿論腕力にも自信ありなんだろねぇ。 蔵人->どれほどの速度で振れるのか。鍔元だろうと切っ先だろうと関係ないほどの早さで振 られそうな気がしないでもない 文子->そうなると大変危険ですね… 猛->さくら>接近戦は挑むべきではありませんね……ふむ 珮李->あー…まともに食らえば潰れるか半身泣き別れか…。 蔵人->……私でもまともに受け止める気にはならん。 猛->さくら>ですが少し状況が飲み込めました。敵がここを選んだのは、単に”アレ”が振 り回したいだけなのでしょう たつき->エモノが大きければ振りも大きくなる…が、そんな弱点など無いような 珮李->そりゃ…また、随分と自分勝手な理由というか。 拓己->まあ、自分に有利な場所で戦うのは基本だしな 猛->@悪魔は口元に笑みすら浮かべながら此方の動きを待っているようです。向こうから来 る気配は、今のところありません 珮李->ただの力馬鹿ならまだマシなのに。…どうしたものかな。 蔵人->しかしおかしなものだ。悪魔とは大抵、このようなことなどしないと思っていたが… …待ってさえくれるとは。 文子->…特殊な性格の悪魔なのですね…どう行動したら良いのでしょう… 猛->さくら>何か目立ちたい理由でもあるのでしょうか……、ただ戦う気は有るようです 珮李->罠があるのか、自信があるのか、なんかの足止めなのか。理由を考えたらキリないね。 文子->本人に聞く事ができれば一番良いのですが…(ちらりと悪魔を見)無理ですよね… 蔵人->しかしやらなければ始まらない。では、私が先ずは行って見るとしようか…(ホルス ターに出来る限りの矢を突っ込み) 猛->さくら>珮李さん、蔵人さんの援護を。もし敵が接近してきた場合可能な限りひきつけ、 斬馬刀を空振りさせてください 蔵人->(ゆっくりと、深呼吸をしながら歩き始め…。…右手にはあらかじめ、矢を一本) 珮李->了解。こっちの速さを上回らないことを祈るよ(念のために獣化を進めて武器を構え) 猛->さくら>ですがくれぐれも自分からは出ないようにして下さい。それでは……恐らく避 けようがなくなります 拓己->……俺の機動力じゃ、下手に接近するとぶった斬られるのが目に見えてるからなぁ… …任せた 珮李->あっはっは、五体満足で戻れるように頑張るよー。 文子->いざと言う時は、私も助力いたしますので… たつき->フォローは任せろ 猛->フードの陰>……どいつもこいつも、――しい匂いさせやがって たつき->@でも時間なので落ちー(ぁ 蔵人->(深呼吸を、一回。二回。三回……片目を閉じて、四回目。…身体に、纏わりつくよ うな。揺らぐような、独特の気合を纏わりつかせて、残り100メートルの位置…) 珮李->……?(緩く、首を傾げながら蔵人の後を歩き) 猛->@フォローーーッ!(嗚呼 猛->@お疲れ様ですー(笑 蔵人->@デッドさんもだから。わーぃ、後衛が蔵人しか居ない 文子->@わたしはもう少し居ますねー 拓己->@お疲れさまです〜 蔵人->@助かるッ 珮李->@ふぉろーがっ(ぁぁ)おつですよー 蔵人->@お疲れ様で。 たつき->@すみませぬ。明日は月初作業があるので… たつき->@お休みなさいませ。 たつきさんが退室しました(2007/08/31 23:54) 文子->@お疲れ様ですー 文子->@でも、ちょっと離席です。すぐに戻りますんで気にせずにどうぞっ 蔵人->(顔を引き締め、何と言うかグラビティ・フェイス。さらに穂を進め、80メートル ……) 猛->フードの陰>来いよ? 何処からでも、何でもぶった切ってやるからさ。……丁度いい 準備運動だ 蔵人->(音を上げて、右手の筋肉が唸るように引き締められ。70メートル…)…準備運動か。 余計な話をせずに、結構なことだが… 猛->フードの陰>――――っ!!(だが、唐突に表情を歪め、左手を出して頭を押さえるよ うなポーズを取る) 珮李->(緊張した面持ちで後ろから歩いて)……ッ…?(様子の変わった陰に訝しげに) 猛->フードの陰>五月蝿ぇ、黙ってろ……っ!!(……そのまま、凄まじい勢いで自分の額 を殴りつけた。皆の位置まで聞こえそうなほど、生々しい音がする)  文子->…いったい、何があったのでしょうか…(少し、首を傾げ 蔵人->――(60メートル。射程範囲…唐突に様子が変わった影目掛けて…閃く、そんな言 葉がぴったりな程に腕が動き。音も無く、黒い鉄の矢が閃光染みた速度で、先ずは頭部目 掛けて放つ…ッ) 珮李->……(何を…っていうか、誰に言ったんだ?今のは…) 拓己->(@その様子を見て)……二重人格とか、一つの体に三つの魂とか、魂通信とか色々 考えられるな 猛->フードの陰>ハァ、ハァ……チッ(刀は動かさずに左手の甲で矢を受け止める) 蔵人->ふむ。この程度の速度では駄目か。(受け止められたのを見て、眉を僅かに吊り上げ) 猛->@トス、と言う音と共に皮のグローブを貫いて血が吹き出る……血は、赤くはないよう だ。しかし真っ黒なそれは微量であり、あの皮の強度は殆ど金属のそれであることが分か る。 猛->フードの陰>(ブン、と手を振って無造作に矢を抜き。右手で斬馬刀を担いだまま姿勢 を低くする)……時間がねぇ、さっさとおっ始めるか 蔵人->(今の一投は、下手投げ。肘から先を遠心力と間接の振りぬきで投げたものだが…。 …さらにもう一本取り出し) 蔵人->願っても無い。私も、まだ読みかけの本があってね……さっさとおっ始めて、さっさ と終わらせたい。 猛->フードの陰>(足元を見渡し、ジリとすり足で近付く。矢を放つタイミングを見ている ようだ)……1分だ。その願い、叶うぜ 蔵人->上々…(再び、腕が閃く。肩から始まり、肘へと伝道し、手首を伝える力の流れを矢 に乗せて…横投げ。肘の振りを、腕の振りに変えて。速度をさらに上げての――次は、胴 体腹部ッ!) 珮李->(後ろで、いつでも動けるように準備をした状態で立っている。小さく息を吐いては 飛ばされた矢を目で追い) 猛->フードの陰>オゥラッ!!(ガンッ、と転がっていたドラム缶を蹴り出し飛んできた矢 の身代わりにする!) 猛->フードの陰>……オラオラオラッ!! 弓兵は弓兵らしく引っ込んでろ!(60m、そ んな物を走り切るのに3秒と必要ない―――!!) 珮李->ッ、蔵人…!! 文子->(遠くて良く見えませんが、準備はしなければ/右手のトンファーを筆に持ち替え、 いつでも使えるようにしておく) 蔵人->…アレを担いでこの速度か、まいったな。珮李嬢、サポートを頼む…(しかし。矢を 放つのに、一秒もいらず。今度は三本、再び胴体目掛けて撃ち) 珮李->速いなぁ…これは…空振り誘うのも大変そうだッ…(苦笑しつつも蔵人に頷き、前に) 猛->フードの陰>温いぜっ! 特攻上等よっ!!(一本目は確かに左腕で弾いた、だが残り 2本は避けもせず突き刺さるに任せ真っ直ぐに突っ込んでくる。避ける隙など与えぬとば かりに!) 猛->フードの陰>ウォラァァッ!!!(3mはあろうかと言う巨大な鉄塊、それをまるで枝 葉のように振り上げ、ただ単純に――――最速で振り下ろすのみ!! 狙うは、珮李の脳 天!) 珮李->―――ッ…(速い。と頭で思うよりも早く体が動く。後ろではなく横に、地面を蹴り できる鍵の最速で跳び避けようと) 猛->@矢は確かに腹筋の辺りに刺さり、皮のライダースーツに染みを作っている。だがしか し、この男の勢いを減じるにはまだ足りない 蔵人->(この長さだと、自分にも当たる、とすぐさま思ったときには珮李と同時に横っ飛び へと移り…) 猛->@……その次の瞬間。むき出しの地面に爆発音が轟き、地表は爆砕された。瓦礫が轟音 と共に周囲に飛び散りクレーターを穿つ 文子->…!(轟音に驚き、咄嗟に耳を塞いだ) 猛->フードの陰>まだまだぁっ!!(グンと腰を回転させ、地を踏み割るかのような踏み込 み。……同時に巨大な鉄塊が飛び去ろうとする2人に横薙ぎに襲い掛かる) 拓己->……ッ! こりゃ胴体泣き別れ程度じゃ済まんわ。砕け散る 蔵人->(耳を塞いでる暇もない。思いっきり横っ飛びしたせい挙句、瓦礫のせいで満足に着 地も出来ずに。何度か地面をバウンドするように跳ねて、その後…さらに、後ろへと全力 で地面を蹴り上げるッ) 文子->…どうしましょう、これは大変難しい状況です(耳から手を離す) 拓己->そうだな、どうするか。……ぶっちゃけ下手に突っ込んでも、邪魔にすらなれずに即 殺されそうなんだが 文子->私もそう思います…(ぎゅ、と筆を握り) 猛->フードの陰>オラッ、オラッ、オラッ、オラァァァッ!!(避けられるのも構わず、た だ反撃の機会を奪うために追いながら鉄塊を振り回し続ける) 珮李->(地面に足を付いた瞬間…更に踏み込み前へと跳ぶ。轟音だけは聞こえたが、敵を視 認する暇もなく) 蔵人->(ソレを、横へ、前へ後ろへ。ただ全力で飛び退って、かろうじて避ける始末)ク、砕 け散る云々の前に掠っただけで千切れるねコレは…ッ! 珮李->…く、そっ…あんな物軽々扱うなんて…馬鹿力にも程があるッ…(素早く体勢を整え 悪態を零し) 珮李->(止まってる暇もなく、ひたすら回避に全力を傾けている) 猛->フードの陰>クハハハッ!! どうしたっ跳べ! もっと速く、もっと強く! 下半身 と泣き別れしたいかオラァッ!! 猛->@(一振りするごとに土が舞い、捨て置かれた器械が爆砕される。さながらそれは暴力 のハリケーン…!) 拓己->……とりあえず、接近しないにしても援護くらいはしないとな。これで死なれたら寝 覚めが悪すぎる……! 文子->…そうですね。出来る限りの援護をしなければ…! 蔵人->ッ!(腕が、掠った。それだけで、骨が砕け血飛沫が上がり…僅かに、体勢を崩した 分。一秒の、遅れ…ッ!) 拓己->何か遠距離攻撃出来る武器を出せないか? 弓……は上手く扱えないだろうから、そ う、パチンコとか 文子->出せます。パチンコなら触ったこともあります(言いながらさらさらと書き、円で囲 む…) 猛->フードの陰>貰ったぁぁっ!! サヨウナラだ、蔵人っ!!(嬉々とした表情で振り上 げられる3m150Kgの凶器……それが蔵人の頭上へと) 文子->(ぽんっと弾ける音がすると、手にはパチンコが握られていた)出来ました。持つの は3分だけですので 蔵人->…ッ(ギシィッ、と奥歯を砕かんばかりに噛み締め)ッ、…ヅァラァッ!!!(気合一閃。 地面が砕けるのも構わず踏み締め、飛んでくる斬馬刀の腹を。思いっ切り、それこそ渾身 の力で、殴り付けたァッ!) 拓己->良し貸せ、ぶっ放す! 文子->よろしくお願いします!(拓己にパチンコを手渡す 珮李->くっ、蔵人っ!?(焦った声、ピンチの状況を見たこともだが。何よりそれをぶん殴 る様子に目を見開き) 拓己->(@その辺に転がっている、適当な大きさの岩を拾い。その硬度及びパチンコに誇張 を掛けた上で引き絞る) 猛->フードの陰>………ッ、グハッ!!(その瞬間、フードの下の口から黒い液体が飛び散 った。――そして、ほんの僅かに勢いが減じられた斬馬刀は蔵人の左肩を掠めて地面に” 突き刺さった”) 拓己->(精神集中――そこだッ!) 猛->さくら>……爆砕するだけの出力が無い? 拓己、今ですっ! 拓己->(@片目を瞑って狙いを定め。斬馬刀を持つ腕を狙って――放つ!) 珮李->……ッ!!(岩が放たれたのと同じタイミングで…地面を踏む。距離を詰めて胴を横 に薙ぎ払おうと) 猛->フードの陰>ゼェ、ハッ、……このクソ死神が……っ!!(そこに、拓己の放った岩が 飛び。刀を持つ腕に直撃する) 猛->フードの陰>……チィッ!(一瞬腕の力が抜けていたのか、片手で持っていたその刀は 地響きと共に取り落とされた) 蔵人->(ミキミキミキィッ、と額に血管が浮き出たと思ったら。左肩の肉は削ぎ取られたも のの…大きく、それこそまた思いっ切り腕を振りかぶって。拳を、珮李と同じタイミング で。腹部へと飛来させる) 拓己->っし! 拾わせるな、そのままボコれ!(言いつつ、自分も槍を掴んで駆け出す 文子->わ、私も行きますっ(右手の筆はそのままで駆け出す 猛->フードの陰>珮李、助走が足りねぇよ。……お前はもうちっと腕力を付けろ(取り落と した右手で――――珮季の剣をそのまま鍔元で握り締め、止めている) 猛->@しかし物事は同時にはこなせないようだ。フードの男は強かに左脇腹を蔵人に打ちぬ かれ、珮李ともども雑草の上を数十メートルほど吹っ飛ばされることになる 文子->…気になるのですが、悪魔は私達の名前を知っていて、親しげに呼ぶものなのです か?(走りながら呟く 蔵人->ッ! ってしまった、珮李嬢!!? 猛->@逆にそれが他の面子との距離を取ることになるのだが…… 拓己->……さあな(吹っ飛ばされていった方向へ向きを変えつつ、小さく返す) 珮李->っな…(届くより先に止められた刃に驚いたのと…同時か。いきなり視界が横に流れ …獲物を握ったまま影と一緒に横に吹っ飛ばされる) 猛->フードの陰>(ペッ、と血の塊をはき捨て)動くなっ! ……近付けばこの女の首を握 り潰す 蔵人->……(しかし、先ほどは偶然かと思ったが。私の名前も、珮李嬢の名前も……そして、 彼女の弱点も…。……嫌な予感がするが)……(珮李が人質に取られたので、自分で額抑えて る) 文子->(ぴく、と反応し。その場で止まってしまう) 拓己->ッ……(足を止め)……ハッ、動かなかったら握りつぶさないって保証はあるのかよ 珮李->う…(銃剣は、握ったままだが動かせる隙もありそうにない。内心で舌打ちを零し) 拓己->(@言いつつも、それ以上は進もうとしない) 蔵人->……いや、すまない。私のミスだ。まさか珮李嬢の手を持ったまま飛ぶとは……。 文子->(…やはり、不思議です。彼は何なのでしょう…) 猛->フードの陰>ねぇよ、全ては俺様の思うままってな。(拓己に応えつつ、珮季の首に手 を回している) 珮李->………(今の状況を苦々しく思いつつも)…ねぇ。もしよかったら哀れな人質の質問 でも聞いてくれるかい? 猛->フードの陰>(軽く目を合わせただけで何も言わない。……ただその目には殺気は無く、 しかしその体からは紛れも無い死の匂いがした) 拓己->……さっさとそいつを解放した方がお前の為だと思うぜ? 銀行強盗は、「立て籠も り犯」に変わった瞬間負けが確定するモンなんだからよ 珮李->……(小さく、息をつき)いいや、質問だけは一応させてもらうよ。 珮李->……どうして、ボクの…いや、ボクたちのことを。そんなに知ってるのさ。 猛->フードの陰>全ては、ある目的の為だ。(よいしょ、っとばかりに珮李を担いで立ち上 がり) 文子->…目的とは、一体何なのですか?(ダメ元で聞いてみる 珮李->目的?それって…っぅわ…!(質問を続けようとした所で担がれたので思わず口を閉 じて) 蔵人->……(…飛んだ割にはダメージがあまり無いように見える。これまた随分とタフな…) 猛->フードの陰>有体に言えば、……人殺しさ。(自嘲気味に笑い)  猛->フードの影>ジッとしていろ(といいつつも強引に珮季の腕を掴み、左のポケットから 注射器のようなものを取り出す) 珮李->…殺したい人がいるって事…? 珮李->(呟くように問いかけて…)ッ…!(捕まれた腕と注射器に身を強張らせ)な、なに を… 猛->フードの陰>馬鹿な男が考えた精一杯の罠だよ(ぷすりと細い管がその腕の血管を通り、 すぐに引き抜かれる)) 拓己->テメ……! 蔵人->……何の薬か、は聞いても答えそうにはないが。首を捻れば殺せる相手に、毒薬も何 も無かろうよ 文子->…人質は生きていないと効果がありません。毒だとしても即効性のものではないと思 いますが… 珮李->(針の刺さった痛みに眉を顰めて…体に何か異常が起きていないか確認しようと) 蔵人->…また、死に至る薬でも無さそうだ。ああいう戦い方をする者は、総じて己の力で相 手を殺したいものだ。 拓己->単なる麻酔なら良いけどな。麻薬みたく、直接的な毒じゃないけどろくでもない薬な んてのはいくらでもあるだろ 猛->フードの陰>猶予は一週間だ 文子->一週間たったら、死ぬのですか?(淡々と訊ねる 蔵人->おや。予想が外れたか… 猛->フードの陰>さぁな。ただ解毒剤は俺が持っている……それまでに俺を探し出し、殺し てみな。(淡々とそれだけを言い。珮季の片手を掴んで皆のいる場所へ……悠に30mを 軽々と投げた) 拓己->待ッ……危ねえ!(@咄嗟に槍を投げ捨て、珮李を受け止めようと) 珮李->…ッ…(何か言おうとしたが声になる前に、その体が高々と空へと舞い投げられ) 猛->フードの陰>俺のコードネームは『デイブレイク』になるはずだ。(腕時計を確認し) ……じゃあな、また合おうぜ 拓己->っど――ぶッ!(@――したのだが。受け“止める”、までは出来ず、そのままクッ ションになって潰れた) 猛->デイブレイク?>(いっそ清々しいぐらいなまでに背を向け、全速力で”海”に向かっ て駆け出した!) 蔵人->(……日常を壊す、か。ますます、嫌な予感も膨らむものだが…)…あの速度には追い 付けんか 文子->…追いつけませんね。確実に… 珮李->(硬い地面を想像して目をつぶるも…)……?(拓己がクッションになったおかげで 痛みもなく着地したようで) 猛->@そのまま走り幅跳びのような勢いで海へと跳躍し、派手に高々と水しぶきを舞い上げ る。何処までもあっけらかんと、値の張りそうな斬馬刀まで堂々と残している) 文子->@あうー、すみません。1時なので落ちねば…(汗 拓己->ぐ……潰れる……お、重―― 珮李->た、拓己大丈夫…?(よろめきつつ拓己の上から退くと、海を見やり)