猛->@では…… 猛->@時刻は開園十分前! 鐘音->@――…ケシスに貰った遊園地のチケット。遊園地の名前は、『スウィート』。……… …。 猛->@夏に向けて改装されたとかで一層綺麗になったその『スウィート』に、猛者たちは集 合していた!(集まってくるところから始めて下さい) 猛->@夏休みと言うこともあり、この時間でも多くの若人の行きかう姿が見受けられる。… …ああ、だからこそ連れ添い歩く二人組みの姿も痛いほど目に入る 鐘音->――フフ、フフフフ。あの敗北から幾夜、ボクは今復活した。第二、第三のボクなん て要らん、オンリィィィワァァァァン!!!(朝からハイテンション。ついにアルマーニを 手に入れたのだ) 猛->@その遊園地のシンボルともいえる噴水の前に集合。……そろそろ約束の時間だった 珮李->鐘音、テンション高ーい…(一緒に来たらしいケモ耳。今日はパンク系で纏めてる) 鐘音->スラックスの、淡いストライプや。あるかなしの紋様がなされたシャツやブラウスの ブラックブルーのスーツ(普段着用)に身を包み、レモンの香水をかけて一層お洒落…を狙っ てます) 雫->あー…遊園地なんて何年ぶりなんだか…(簡単なポーチを手に、いつもとそんなに変わ らない服装で来た) 猛->真白>………。(……噴水の前でそわそわしている。いつもの白い着物ではなく、今日 は朝顔のように白地に青が透き通るワンピースを着ているからだろうか、落ち着かないよ うだ) 鐘音->グフフ、こういうところには絶対、絶〜ッ対、グループで来てる可愛い娘っ子が居る ッ。狙う。フフフフフ…… 珮李->…犯罪沙汰にならないように(ぁ) 鐘音->……ところで真白ちゃん、レモンのフレグランス(香水)があるんだけど。使う? 此 処で女らしさをアピールだよっ(差し出してみた) 拓己->(@向こうから、何か全力で走ってくる奴が居る) 猛->真白>………。(高く結っていた髪も下ろしている、肩口まで届くその髪は水のように ストレートに肩口まで流れている。……と、それが波紋のように揺れた) 雫->あっふ……おはよー…(珮李に適当に手を振り、噴水の傍に立つ) 拓己->――ねーすーごーしーたーっ! セーフか!?(ズザザザザーっ 猛->真白>た、拓己……(姿が見えて嬉しいのか、姿が見られて恥ずかしいのか。すぐさま 拓己の方に振り向くもやはり何処か所在無さ気にしている) 珮李->おはよー(雫に手を振り返して)それにしても、いつもの集合と違うから何か不思議 な感じがするなぁ…。 たつき->(サイドカー付きのバイクが遊園地脇に到着)…すまないな。帰りは何時になるか 判らないからそのつもりでな(バイクから降りメットを手渡す) 猛->真白>あ、それじゃあ借りるね……香水なんて初めてだけど(受け取って、少し手首に 付けてみる) たつき->じゃ(軽く手を振り集合場所へ) 鐘音->レモンは、初心者でも十分使えるからOK(親指ぐっ たつき->待たせたか?(とてとて) 雫->んー…着々と集まってきてるわね、遊びの為の集合だからテンション皆高… 珮李->や、大丈夫だよたつき。…っと、あと来てないのは…?(人数確認) 猛->真白>ありがとう(花のような笑顔を鐘音に向け)……おはよう、あの、どこかおかし くない?(そして拓己に振り向いて衣服を気にしたような仕草をする) 鐘音->……(悶えてる) 猛->@―――ボコッ! と、皆の足元のマンホールが持ち上がった! たつき->(服装はノスリーブのフードパーカーとハーフパンツ。色は例によって黒一色) 雫->ん?(足元を見る) 鐘音->こ、このマンホール以上に貧乏臭い匂いは…ッ 珮李->Σうわっ!?(ずざっと引いた) 拓己->(服装は普段と変わりなし。と、真白を見て口ごもった) たつき->(マンホールの蓋を踏んでみた)…えいっ(ぁ 猛->(中から例によって安全第一ヘルメットにくたびれたツナギ姿の猛がノソッと出てく る)……ふぃー、なんとか間に合ったぜ 雫->どっからで出て来る、どっから!(ヘルメット踏み付け) 鐘音->ツ、ツナギに…ヘルメット… 猛->あ、たつきヤメッ!?(バコンッ!! ………ひゅ〜………ドスッ。 なんて音が聞こ えた気がするが気のせいだ) 拓己->え、と、……(言葉が見つからないらしい 鐘音->……(無言で、懐からキーを取り出すと。ボタン一つ、ちょっと離れたところで車の 鍵が開いた音) 猛->真白>……や、やっぱりへん?(※猛には気付いてない) たつき->もう一回出てこないかな(じーっと蓋を見詰める) 珮李->…まさか今の今まで働いてたとは。(マンホールを見下ろし) 鐘音->炊けるくん、カモン。服、買ってあげるから(魔法の言葉を出してみた 雫->出てきたらもっかい踏んでみないと。面白そうだし 拓己->ああいや、そんな事はっ! あーその、何というか……うん、似合ってる、ぞ(※こ っちも気付いてない 猛->ッダーーー!!(蓋をばこっとボッ飛ばしてスパイ○ーマンの如く地面に着地する―― ――鐘音の目の前に) 珮李->何回も踏むと1UPしそうだね(何) 鐘音->OK、車乗るといいよ♪ 雫->猛くんを踏んで1UP…猛くんの何を取ってるんだか 鐘音->(というか炊けるの首根っこを引っ掴むと、車のほうに投げ飛ばしながら)ちょっとゴ メンよ、皆。炊けるくんの身なり整えたらすぐ来るからさ 珮李->…あんまり取れそうなもの無いよね(ほとんど拉致られてる猛を見て) 猛->(よく見ると片手に使い古されたスポーツバッグを抱えている……というかいつもの七 つ道具の入ってるアレだ)そ、その言葉に嘘偽りはないなっアー……(そして投げ込まれ た) たつき->逆に猛が今無敵モードになってるな。☆(物)を得たからか? 拓己->えっと……なんつーか……あーその……とっとにかく! 綺麗だから心配すんな! (猛の方は眼中に無い 鐘音->(――その後、時速90キロで公道をぶっ飛ばして、炊けるは。戒人以外にも、この 世には車の怪異が幾つもあると知るのであった) 雫->☆…お給料のこと?(ぁ 雫->何と言うか…煩悩って怖いわよねー たつき->お得な何か、かな。今は服を「タダで」貰えるから。 猛->真白>そ、そう! ……よかった(と胸を撫で下ろして落ち着いたかと思えば)……綺 麗?(またボッと顔が赤くなる、かなり初々しい) 珮李->猛にとってタダより力強い言葉はないんだろうねー。 猛->@……とにかく場面を進めましょうか、オチも付いたことですし 鐘音->@――尚、その十分後。スニーカーをして、近日発売された足が疲れにくいとされた 高機能スニーカー(黒)を初め。ボトムス(黒)に加え、シャツとパーカーを買ってもらったそ うな) 鐘音->@炊けるが新品みたいに輝いてます 猛->@――タダの物に包まれて絶頂の如く幸せそうな顔してます 雫->@新品の猛くんは猛くんじゃない気がする(ぇ 鐘音->@『お金は要らないけど、あとで、言うこと聴いてもらうからね♪』 たつき->@タダより高いものは無い 猛->@『ラジャー!』(あっさりと買われた) 珮李->@猛…(ほろり) 雫->@金の力は偉大ですね 拓己->@「さあ願いを言え どんな願いも 話だけなら聞いてやろう……」 鐘音->@その気軽な一言が、あとで地獄を見るなどと…想像もしていない炊けるくんなので あった) たつき->@プライドはないのかー 猛->@……さて、『スウィート』もやがて開園時間となり、門が開くと共に大量のお客さん が津波のように移動を開始します 猛->@その混雑を乗り越え、一向は何とか園内へと侵入することに成功しました 鐘音->@入場のときに、回転ドアに真白が挟まれるというハプニングに遭遇しつつも。なん とか無事とおれました 猛->@通り方が分からずにあたふたしていたようです 鐘音->@顔にちょっと痕ついてます(どじっ娘フラグ) 珮李->@萌えすぎる 拓己->@真白ーっΣ 雫->@ベタだが萌えるっ 猛->@……そんなわけで今現在何処に行こうか審議中 鐘音->@――成る程、改装したというだけあって。結構古くからあるといわれているものの、 中々に綺麗なものではある。改装記念でパレードなんぞも多いようだ) 猛->〜♪(上機嫌に) それじゃあ皆まずは何処に行くー? 雫->絶叫系ー!(さっと挙手、のっけから凄い趣味だ 鐘音->@お化け屋敷やゴンドラなどのレトロなものから、足場の無い高速ジェットコースタ ーなどのハイテクまで一通り揃っているらしい) 猛->ジェットコースターとか大型のアトラクションはすぐに込むから……おっと雫ナイス アイデア! 俺賛成だっ 拓己->あんまり派手すぎるヤツは、真白の体が心配なんだが…… 鐘音->@中にはお化け屋敷とジェットコースターを混合させたモノもあるようだ) 鐘音->@因みに勿論、あんまり身長低いとジェットコースター乗れません) 雫->絶叫系は体力のあるうちにやるべきよ、後半になると乗る気力なくなるしー 珮李->人気がありそうなのは早目がいいもんね。っと、まぁ真白がそういうの平気か分から ないけど。 鐘音->何事も経験。(ぐっ) 猛->真白>あ、体の方は大丈夫だから心配しないで。やっとお姉ちゃんと同調が上手くいく ようになってきたし、お医者さんもいいって言ってたから 拓己->そうなのか? なら良いけど……あんまり無理するなよ? 疲れたら遠慮無く言え よ 猛->真白>私こう見えても体力有るよ? ……うんでも、疲れたら頼る 珮李->じゃあ行こうか。どうせならここで一番速いヤツ…(パンフ見てる) 猛->よっしゃ、それじゃまずここの目玉のジェットコースターから行くか 拓己->おう。人混みも凄いし、はぐれないように気を付けろ。迷ったら、その辺にいる係員 に言えば良いからな(あれこれ教えてる 雫->垂直落下とかあるかしら…(わくわく 猛->一番速いやつかぁ……あ、これじゃね? 『最高速度150Km! 高さ100m! 最 高最恐の悪魔、デビル・サイクロン!』 雫->おぉー、すっごいのあるわね!よし乗りたい(早! 鐘音->ていうかさぁ、拓己くん 猛->真白>迷わないよ。……こうしてるから(するっと拓己の手を取り) 鐘音->(…手を握れば、って言おうとして真白に先にやられちゃった) 珮李->あ、それってあれのことかな?(遠くからでも分かる巨大なコースターを指差し) 拓己->……、なら、大丈夫だな(少し照れつつそっと握り返し 猛->@スウィートの名前を意識してかデザインは控えめだが……とてもではないが控えめ とは言えない高さの建造物が珮季の指した先に有る。……この距離でも絶叫と轟音が聞こ えてきた 雫->よく建てられるわよねー、ああいうの。メンテ大変そう(コースターを見つつ) 猛->@さて、一向はそちらに移動していくこととなる。 猛->@開園したばかりとはいえ多少の行列があったが……それを我慢すると、意外と早く順 番が回ってきた 猛->@ガッガタンガタン……! コースター特有の激しい音を立てて車両が乗り場へと下 りてくる 拓己->……アレか、最高時速150kmだけに、順番が回るのも早いのか 猛->@……心なしか降りていく乗客の半数が涙目で、もう半数が大喜びしているように見え た 鐘音->うーむ、既にこのガタンガタンって音からもう緊張するね、ジェットコースターっ て! 雫->一番前はすっごそうよねー…誰乗る?(乗らせる気か) 猛->@……ああ、なんか中学生ぐらいの子が降りて早々屈み込んで震えている。……そして 友達に肩を叩かれて歩いていった 珮李->ふむ。中々期待できそうじゃないか(ワクワクしてる) 猛->はいはーいっ! 一番前乗りてーーっ!(挙手!) 鐘音->(真白と拓己の背中を…どーんっ、と一番前に行くように押し出した!) 拓己->うおっ!? 雫->一番前が100だとしてー普通に楽しめるのはひいふうみ…3番目くらいに乗るかな ー(ブツブツ 猛->アハハ楽しみだ…ナ゛ッ!?(後ろからバッ飛ばされて、食み出し。2番目の席へ) 珮李->…鐘音、初心者に一番前はさすがにハードじゃ? 鐘音->(何も知りませんって顔で二番目、炊けるのとなりに行っちゃう) 猛->真白>えっ!?(拓己にのしかかる様な感じで一番前の席へ……因みに横幅は二席だ) 雫->大分気を使うのねー…っと(3番目の席へ) 珮李->(3番目の席に座りつつ)…これで悲鳴上げるのが拓己だけだったら笑う。 鐘音->二人とも駄目だよ〜、込んでるんだからちんたらしてたら今みたいに押されちゃうっ て(にっこり) 拓己->こいつは……! 鐘音->何か? 雫->拓己くんだけだったら腹抱えて指差してやるわよ、ふふふ…(ぁ 猛->真白>ぇ……え?(ガタコーン…と降ろされる安全バー。管理員さんが「危険ですので しっかりとお腹に当てるように…」と説明している) 拓己->何か変な期待されてるな畜生。真白、大丈夫か? ……というかコレがどんな乗り物 なのかわかってるか? 珮李->そういえばさっき、失神して運ばれてるお客さんもいたしねー。まぁ真白の前でそん な失態だけはしないと思うけど。 猛->……ったく(ブツブツいいながら姿勢を正し) 雫->根性試しってとこねー。へたれっぷりを晒さないといいけど 猛->真白>え? ゆっくりと上に上がって行って、景色を楽しみながら静かに下りてくるん でしょ?(人はそれを観覧車という) 拓己->待て、別のと勘違いしてるぞそれは(とか言ってる間にも既にスタートしている……) 珮李->でもさー。ジャットコースターで女の子がキャーッ☆ってなっても、バーがあるなら 抱きつけないね(何) 猛->@――――ガタン……ガタン……ガタン…… 雫->それはホラーハウスでしょー、ここは彼氏の化けの皮をはがすトコ(違います 拓己->これはジェットコースターといってだな、ゆっくりとは上がるが落ちるのは―― 猛->@グイッと体が押さえつけられるような感覚がしたかと思うと。徐々に、徐々に……焦 らすかのようにゆっくりと車体が持ち上がっていく。その高度100mの今日へ向かって 鐘音->@――因みに、丁度、雫の二つほど後ろの席にて。真白と全く同じことを言っている …真白に似た声がする) 珮李->あー、そっか。じゃあますます…見ものだね(ぁ) 猛->サングラスの女性「……それにしても、景色を見るだけでこの安全装置は物々しいわね。 やっぱり日本人は心配性に過ぎるわ」(何も知らないかわいそうな人だった) 鐘音->サングラスの男性「だから、コレは違うと…だいたい、わざわざコレに乗らなくても だな……」 拓己->超高速での激走――って、あ 雫->………なんか後ろの方から前と同じような会話が聞こえたような気がするんだけど 猛->サングラスの女性「そうなの? まぁ、何であれあの子を近くで見守るのが今の私の役 ―――」(――体が宙に浮く、感覚) 猛->@ガタン―――ガッ、ガダダダダダダダダダ――――――――――― ―!!!!!!!!!! 鐘音->サングラスの男性「そもそもコレは、誰かを見守るのに適していない――」(――男 性の声がかき消される) 猛->@自身が銃弾にでもなったかのような速度、飛行機から生身のままホッポリ出されたか のような感覚が乗員を容赦なく襲う――――!! 猛->@景色が……景色が……落ちる。落ちる………地面に激突してしまうっ!! 鐘音->っわーーーーーーーぃ!!!!!(真っ先に感性を上げて、手を思いっきり突き出し たら…拳が炊けるの頬に当たった) 拓己->っおおおおおおっ! 風圧! 風圧がッ! 猛->@――というところで急に鎌首を上げて急浮上する車体、かと思えばトルネードのよう に螺旋を描きありえない速度でベッ飛ぶ! 上下左右逆転、もう前後、とにかく後ろから 前に爆進しているとしか分からない!! 鐘音->おぉぉぉスゴイ、コレはスゴイよっ! まさに景色が矢のように吹っ飛ぶ!! サイ コォォォォォッ!!!! 雫->うわ、あははは!すっごいこれ!(心の底から楽しんでる!) 猛->イデーーーーーーッッ! イダッ、イダッはしゃぎ過ぎだっ!? ――ホァッ!?(別 の意味で恐怖を感じてる奴一名) 珮李->んーーーっ!速くて気持ちいいーっ!!(速いの慣れしてるがこれはこれで楽しそう だ) 拓己->目ぇ回るわアホーーーッ!(誰に言ってんだ 鐘音->おぉぉスゴイ、ねぇ炊けるくんコレすごいッ、螺旋に昇ってるゥゥゥゥッ!!!!(… 全く炊けるくんの安否をきにしていないはしゃぎっぷり) 猛->真白>――――(目をギュッと瞑ってとにかく安全バーを握っている。いやもう。それ しかすることが出来ないとばかりに) 猛->殴るなっ、それと押すなうをぁっっっお、落ちる落ちるてマジ――――(爆風に掻き消 される悲鳴) 鐘音->サングラスの男性らしき声>『おいっ、ちょっ、目を回したまま安全バーを抜け出そ うとするな!? 落ちる、落ちる!』 拓己->(風圧に閉口しつつ、真白の様子を見……手を伸ばしてその手を握ってやる) 猛->サングラスの女性「―――きゅぅ……」(分かる、サングラスの下の目がグルグルして ると) 猛->真白>―――ぁっ(手が触れたその瞬間だけ、目を開く) 猛->@轟音は轟き続け、車両は上へ下へと容赦なく急旋回しては150Kmで爆走する 拓己->大丈夫だ真白、隣には俺――がぁあぁぁぁぁぁっっ(急降下ーっ 鐘音->@中には、この速度を映そうとでも携帯を取り出そうとした人が。ソレを落としてし まうというべたな事故も起きているが…) 猛->@……そんな苦行が実に3分半も続き。やっとの思いで鈍いブレーキの音と……足に重 力が戻る感覚がする 拓己->お、終わったか……話してる余裕なんぞ皆無だな(ぜぃぜぃ 猛->@―――ガタン……ガタン……ガタン 雫->くぅぅぅぅっ!コレよコレ、宙に浮く感覚と風圧!絶叫系の醍醐味、満足満足っ(スッ キリとした余裕の表情だ! 鐘音->あー、楽しかった。って、あれ、どーしたの炊けるくん。顔に一杯痣出来てるよ? 猛->@行きと同じ音を立てて、車両はようやく地上へと帰還した。……あ、後ろに座ってた サングラスの人がサングラスの男の人に背負われて運ばれていった 鐘音->サングラスの男性『しっかりしろ。とりあえず飲み物だな…ハァ』 珮李->面白かったねーっ。この爽快感はやっぱりジェットコースターでないと味わえないし。 拓己->場所によっては二周する所もあるらしいけど、ここは違ったらしいな……助かった 雫->日ごろのストレスも吹っ飛ぶ感じだったわ、久しぶりに大笑いしたわ 猛->サングラスの女性「うー……気持ち悪い。や、やるわね、観覧車……」(最後まで間違 っていた) 鐘音->@…一番前が、一番まともな反応をしているという愉快な乗客と、三分半であった) 拓己->とりあえず降りるぞ、真白。……大丈夫か? 猛->……これか? ちょっとな、猛獣と相席しちまった悲劇ってやつだ(痣をさすりつつ) 鐘音->猛獣なんか乗ってたっけ?(はて) 猛->興奮すると腕を振り回した方がいいと思うぜ、うん 珮李->次は何乗ろうかねー(乗る前より元気になって降りてる) 鐘音->そう? ボク、興奮してても大人しいよ? 猛->真白>……ぁ、うんっ! 大丈夫(少しボウっとしていたがすぐに立ち上がって降りる) 雫->このまま絶叫系やってもいいけど…ダメージ受けてる人がいるから大人しいのでクー ルダウン? たつき->お疲れ(よっと手を挙げてお出迎え) 鐘音->大人しいのかー。じゃ、アレ(次に指差したのは…) 猛->真白>……っ(されどやっぱり足に来ていたらしい。ふら付いている) 鐘音->@…カリブの海賊、という。レトロかつ、皆もよく知っている。巨大な船型の遊具で、 振り子のようにぶん回されるヤツであった) 雫->海賊船!(きらりと目が輝いてる!) 鐘音->クールダウン(親指ぐっ 拓己->ほんとに大丈夫か? 少し休んでいくか?(ふらついてるのを見て手を貸しつつ 拓己->ってちょっと待てそこーっ!Σ(片手でビシッと 珮李->あれなら大人しいしね、じゃあ決定ーっ(ぐぐっ) 猛->何でもいいけどさ……(次は絶対鐘音の隣には座るもんか……!!もんかっ!) 猛->……たつきっ!(ぐわっと前進) 雫->だって、海賊船アトラクションなんて今のに比べたらゴーカートみたいなもんよー? 鐘音->そうそう、ゆーっくり浮遊感を楽しめる程度のもんだよ たつき->狽ネ、なんだっ!?(びくっ) 猛->つぎのアトラクションは隣に座ってくれ! 頼む! 俺の安全のためにっ(ぁぁ 珮李->外国の方だとあれが一回転するタイプもあるらしいね。 鐘音->@――一回転どころか三回転ほどしてます) 猛->真白>大丈夫、大丈夫……(深呼吸して) 雫->あー、体が逆さになるのは楽しいわよねー! 拓己->まずな、比べる対象が間違ってる。だいたいアレだって相当激しいじゃねーかっ! たつき->でも女の子と一緒の方がいいんじゃないか?>猛 鐘音->激しいかなァ…あぁ、三回転なんて未知の領域…(うっとり) 猛->あれ(鐘音)以外ならなっ!(ぁぁ 鐘音->さ、行こか(がし、と炊けるの…首根っこ掴んで) 珮李->Σ(予備動作しかしてなかったらしい)はー…すごいねあれ、真上で止まったらどう なるんだろ。 猛->ま、待てっ、何故そこで掴む!! 雫->真上でとまったら?そりゃあレバーに押さえられるか落ちるか?(ぁ たつき->気に入られてるからじゃないか。(手を振って)お幸せに〜(何>猛 拓己->真白、いきなりアレはきつかったろ。休んでても良いんだぞ? 鐘音->(ずーるずーる) 雫->ああいうのって遠心力もあるだろうし 猛->いやだぁぁ、いやだぁぁぁ…………!!(フェードアウトしていった) 珮李->頭に血が上りそうだね〜。(呑気に怖いこと言いつつ歩いてる) 鐘音->何でって。そりゃあ勿論、キミなら無事だからさ。何時もボクの隣に座る人って、一 回でダウンしちゃうんだよねぇ… 猛->だからダメなんだろっ!? 鐘音->何でダウンしちゃうんだろ…(うーん) 鐘音->…まァ、わかんないことは気にしない! 猛->殴るからだよっ!! 雫->落ちる時の爽快感はありそうだけどね(さらりと言いつつ 鐘音->♪(聞いてない) 珮李->……(引きずられる猛に。申し訳無さそうな視線を送ってる) 猛->聞けやっ!? 鐘音->係員さーん、大人二枚♪ 猛->真白>あ、もう治ったから平気。あれも、楽しかったし。休むより遊びたい…(と言っ て拓己をクイクイと引っ張っていく) 拓己->そうか? なら良いけど 雫->こっちも大人1枚…は?小学生じゃないっつの!!(係員にキレてる たつき->雫…(ほろり) 鐘音->係員「っは、失礼しました…えーと、中学生の方…で?」>雫 珮李->(雫を後ろから押さえた/ぁ) 鐘音->係員2「(炊けると鐘音を、隣同士の席に案内してる)」 猛->子供一枚っ! ……は? こう見えても小学生だっつの! 割引半額!(係員にキレて る 雫->………高校生!ほら学生証!(珮李に抑えられじたばた たつき->猛…(呆れ 鐘音->係員2「(にこやかに炊けるをスルーしつつ、安全のため…とか説明しだした)」 拓己->……あの辺の馬鹿とは離れた所に座ろうな 鐘音->係員「高校生!?(がびんっ!」 鐘音->係員「し、失礼しました。つい…(ぁ」 雫->なによー!身長はクリアしてても幼いって言いたいわけ!?むきぃぃぃぃ!!!(ぁぁ たつき->…子供一枚頼む。(雫たちの後ろの席をGET) 猛->なっ!? ……お、お前も買われてるんだなっ!? そうなんだなっ!? いやぁぁぁ (ジタバタしつつも結局は安全バーに押さえつけられていく) 珮李->(片手で自分の券を買って)さ、雫も行こうね(ずーるずる) 雫->あー大人なんてキライキラーイ!(ズルズルズル… 猛->真白>見てる分には面白いけど(頷いて、後ろの方の席へ) 鐘音->サングラスの男性「ちょっと待てェェェッ!? さっきので懲りたろ、待て、人の話 を…」(…あ、さっきの人がサングラスの女性に引き摺られてる) たつき->「大人なんて」と言ってる内は子供だぞ?>雫 雫->たつきくんに言われると余計ムカつく!!(席に座りつつ足をバタバタしてる) たつき->(券を受け取り雫たちの後に続く) たつき->子供の戯言だ。気にするな>雫 珮李->まぁまぁ雫、そんなに足動かすと服乱れるから(頭をぽん…しようとしてギリ耐えた) 猛->サングラスの女性「……懲りたわよ。懲りたからこそあの子が危険な目に遭わないか心 配なんじゃない。それにこれ船よね? 船ならゆっくりに動くと決まってるわ」(酔いにも 負けず巨体を引き摺る逞しい人だった) 雫->うぅぅぅ…どいつもこいつもぉぉぉ!!(叫び、ひとまず落ち着いてスカート直した) 猛->サングラスの女性「だってこれ遊覧船でしょ?」(でもやっぱり間違えているのだった) 鐘音->サングラスの男性「だから、コレは……あ、待て係員ッ、説明させ――」 鐘音->(@――この人たちは、雫のさらに後ろに案内された。男性が、がっくりと肩を落と している…ような気がする) 珮李->落ち着いて落ち着いて…ほら、そろそろスタートするみたいだよ。 猛->@(――しかもそのタイミングで発信のブザーが鳴り響いた。結局説明は安全装置の物 だけに) 鐘音->@――それぞれの案内や安全確認のレバーを提げると。ブザーが鳴り次第、パイ○ー ツ・オ○・カリ○アンでよく流れていたテーマ曲彼こそは海賊≠ェ鳴り始める) 拓己->始まるか……本当に大丈夫か?(と、傍らの真白へ 猛->@ガッ、ギィィィィ……!! 猛->@巨大な乗り物が軋むような音をたて、持ち上がっていく 雫->こうなったら3回転でストレス発散してやる…(ぐっと拳を握り締め 鐘音->@……見た目が、古くの海賊船をイメージしているせいか。軋むような音は、ある意 味リアルすぎる) 猛->真白>うん、……拓己が一緒なら平気だから 猛->@……前に、大きく持ち上がり。その反動で今度は後ろへと持ち上がり―――また、前 に。 段々と振り子の力をつけてより強く、より早く船が揺れ動く 拓己->(ごほん、と空咳一つ)そうか。ま、無理はするなよ 鐘音->@ギィィィィッ、ギィィィィッ!! と、まさにボロ船って感じの音が響き。さらに は波を掻き分けるような音まで付属されながらも、彼こそは海賊≠ェ一層大きくなる) 拓己->このくらいなら、馬鹿でかいブランコでも済むんだけどなぁ……(揺られつつ 猛->@船尾が澄み渡った青空に突き刺さるほど持ち上がった……同時に下腹部がヒヤリと 浮き上がるような感覚がする。――そして轟音を立てて落下! 今度は先端の人魚の像が グワンと天に昇り 猛->@―――そして、天上で一瞬の硬直。逆さまになった頭に血が上る――― 鐘音->@――先ずは一回転。) 猛->@そのほんの一秒ほどの硬直を超えて……ついに1回転した先の落下が皆を襲った 鐘音->@ある意味、ジェットコースターよりよほど浮遊感溢れるというか。多分エレベータ ーが、最上階から行き成り落下したらこんな感じになる…そんな感触であった) 猛->真白>(今度は最初から拓己の手を握っている、…怖くなるたびに強く) 鐘音->うむ、日本で一回転なんてただでさえ珍しいのにこれからあと二回だよっ! わーー ーーい!!!(ぼこぼこぼこぼこぼこ←何かが拳に当たってる音 拓己->(少し気恥ずかしいが、その手をしっかりと握り返している) 猛->イダッ、イダァァァーーーッッ!!(何処からかやたらと真に迫った涙声が聞こえてき た) たつき->……(平気そうな顔してるけど、手は安全バーをぎゅっと握り締めているのだった) 珮李->うわっ…落ちてる感じがすごいする…ッ…これはこれで楽しいや♪ 雫->えーーい、ぶっとべ!もっと速くても良い! 鐘音->サングラスの男性「OK、解った。解ったから…手をちゃんと握ってるから泣くなッ、 エレベーターはこんなことにならないからっ、なっ!?」 猛->サングラスの女性「な、泣いてなんてないわよっ! と言うか私に触れていい人は一人 だ――――」(そこからの台詞は全部悲鳴となって晴天に響いては溶けた) 猛->@――3回転するには、事実それだけの勢いが必要である 猛->@結果として船はドンドンと加速していき、乗客は襲い来る重力の反転とくるくると上 下が入れ替わる不思議な恐怖を楽しんだのだった――― 拓己->(天にも昇る気持ちとはまさにこの事、ってか? ……誰が上手い事言えと(ry) 猛->@………そして、またもや数分なのに何時間にも思える時間が終わりを告げ 猛->@船はゆっくりと地上へと落ち着いていく…… 鐘音->あーーーー、爽快。三回転ってこんなに素晴らしいものだったんだ…!! 猛->@……ガチャン、と。安全バーが上がると共にホッとした空気が流れ込んでくるようだ 雫->スッキリしたー…最後はほとんど上しか見なかった気がする(両手を上に上げて伸びを し) 拓己->……ふう。大丈夫か?(と、隣へ 珮李->面白かったー。まさかぐるんぐるん回るだけであんなにすごいとは(満足げに降りて る) たつき->…大したこと…なかった、な(ちょっとフラ付いてる) 鐘音->遠心力ってのも馬鹿に出来ないなァ…アレ、炊けるくん、また痣増えてない? 猛->真白>こ、こんどは何とか……コツが分かったから 拓己->……コツ? たつき->ん?随分男前になったな>猛 猛->真白>我慢してちゃダメなんだって、そういう乗り物だって受け入れちゃうと簡単…… かな 拓己->なるほど 猛->そうだな、もういっそのことパンダになれるかもしれねぇ 猛->……なぁ、みんな。そろそろ昼飯にしないか? 珮李->ある意味人気者だけどパンダ。それにしても…鐘音と一緒でここまでもつなんて… (いっそ尊敬の目だ) 鐘音->サングラスの男性『……(手を握らないなら握らないで、素直に従おうとしたら色々 なところ引っ張られた男性が。フォローにげっそりしながら、またダウンした女性を背負 っていった』 雫->ん、お昼?確かに叫びすぎでお腹空いたかもねー 猛->いやそうでもない。>珮李  俺もう腹(体)が持たなくてさ、うん。切実に休憩した いんだっ 鐘音->なっさけないなぁ炊けるくんはー 猛->はっはっは、その通りだねー(無駄な反論は諦めた) 拓己->こっちも小休止が欲しい所だな。正直、いきなりのこのコンボは無いと思う 珮李->いやいや、一回で普通は皆死ぬから。鐘音に目を付けた男はそれで沈んでいったよ (ぁ) 鐘音->でもまぁ、昼になると座れないし。速めに席取ったほうがいいかなー 珮李->そだねー。じゃあ、適当に場所見つけてお昼にしようか。 猛->サングラスの女性「―――きゅぅぅ……」(やっぱり目がグルグルしている。……その まま背負われて何処かに行ったのだった) 雫->えー、このコンボダメ?結構大人しめだったのに… たつき->良かったな>猛 拓己->お前の言う『大人しくない』コンボってどんなだ(ぁぁ 猛->世の中には生きてる方が苦しいことが沢山……うん、とりあえず休憩は良かった。うん 鐘音->ねぇねぇ、御飯食べ終わったらさ。ほら、このパンフレットに書いてある、お化け屋 敷とジェットコースターの複合施設行かないー? 雫->さっきの船とー、あと垂直落下のやつとか回転する所があるコースターとか(ぉ 拓己->オーケーわかった、一人で行ってろそのコンボ(ぁ 珮李->お化け屋敷かー…ある意味現実がホラーみたいだけど、面白いかねそこ(ぁ) 猛->休憩所、休憩所ぉぉぉ………(ゾンビのように歩き出す人) 鐘音->えーとね、何かグラフィックを駆使したお化けとか出るらしいよ。 猛->オバケ屋敷なら自分の足で歩く方がいいなぁ 鐘音->普通のお化け屋敷もあるみたいだけど、其処とは違う感じ。 拓己->つうかジェットコースター系ばっかってのもどうだよ 雫->一人でいったって面白くないでしょ。やっぱ怖がる人がいないと……どんな感じ?普通 のお化け屋敷 珮李->うーん…抱きつきフラグを考えると歩く方がいいんじゃない?(何を真面目に) 猛->正直俺体が固定されるタイプの乗り物はもう耐えられる気が……(ぁぁ 鐘音->えーとね、『今蘇る伝説の怪異! 吸血鬼に塗り壁、猫娘にゾンビ!』…。…西洋と 東洋の化け物がごっちゃごちゃだ(何 鐘音-><お化け屋敷 珮李->…急に安っぽくなったね(ぁ) 雫->売れない博物館みたいな奴ね(ぁ 鐘音->コレはコレで案外、アジアンティストと洋風のお洒落があるかもしれないけど…微妙 だなぁ。行くけど(行くのか 珮李->戦慄迷宮みたいに病院一個使ってます、みたいな所あればよかったんだけどね。 雫->あー、某ハイランドのお化け屋敷。あれは面白そうよねー 鐘音->結構、パンフ見てると結構でかそうだけど… 鐘音->…あ、何時の間にか炊けるくんが遠くのほうに 猛->飯……休憩……飯……金………(空ろな表情で歩いてる) 拓己->何か変なの混じってなかったか今 珮李->まぁ、取り合えず行ってみれば面白いかもだし。 雫->煩悩がむき出しね。猛くん 珮李->…金って言ってたね今 猛->真白>考えてることをそのまま喋ってそう 猛->真白>オバケ屋敷は私も行ってみたい。今まで、オバケ側だったし…(結構洒落になら ないこと言った) 猛->@そんなわけで一向はとりあえず休憩所へと向かったのだった 猛->@しかし、タダ一箇所においてのみ怪奇があった。……なんかさっき見たサングラスの 人たちの周りだけ、異様に席が空いているのである 猛->@他の席はかなり込んでいる、そこに座るしかないのだが…… 猛->……なぁ、あの二人見たことあるような気がするのは俺だけか? 珮李->え?あの2人って…(グラサンズに目を向け) 雫->猛くんだけじゃないと思う、私はあそこの席を本能で警戒してる(ぁ 鐘音->サングラスの男性>『……(アトラクション、たった二つ乗っただけなのに、やけに 疲れてるっぽい…パンク調にこしらえたノースリーブとGパンの、190センチほどもあ る長身の男だ)』 猛->どっかで見たような……いやまぁどうでもいいけどさ(隣のテーブルに腰を降ろし) 拓己->(真白もいるしどこか別の場所を探そうかと半ば本気で考えてる) 珮李->…深く考えると負けかもしれないから。(あえて気にしないようにして猛の隣に座っ た) 猛->真白>? 誰だろうね?(そしてやっぱり分かってない) 雫->負けかぁ…負けは嫌だなぁ(しかたなく席に座って) 珮李->まぁ、何かされないなら別に問題ないでしょ。 雫->被害が来なければ良いんだけどね…来ないといいわね、うん 猛->見てるだけっぽいしな、……あーみんなジュースでも買って来ようか?(バイトでのゴ マスリ精神が昼間になると必ず出てくる人) 拓己->真白、気にするな。この世にはな、知らなかった所で何ら問題は無いというかぶっち ゃけどうでもいいような真実が山程あるんだ。アレは間違いなくその一つだよ(小さな溜 息つきつつ着席 鐘音->あ、ボクお茶ー(挙手 雫->私は紅茶が良いー(こっちも挙手 猛->サングラスの女性「まったく、遊園地がこんなに恐ろしいところだとは思わなかったわ。 これじゃ怖園地よ……」 珮李->オレンジジュースー。って、1人で全部持ってこれる? 鐘音->サングラスの男性『言い得て妙といえばいいのか、上手いといえばいいのか判断付き かねる…ハァ(結構でけぇオムライス食ってる』 猛->ヘイヘイヘイっと、10本までなら1人でいけるって。んじゃちょっと行ってくるわ(す たたっと自販機に走っていく) 猛->サングラスの女性「別におべっかはいらないわよ。まったくデートにしたってこんな所 にこなくても……」 猛->サングラスの女性「……あ、(男に買わせて来たたこ焼きを食べようとするものの、… …割り箸がもてない。まだ手が震えている)」 鐘音->サングラスの男性『(黒く長い髪を、ズレたのか、片手で一括りに直しながら…)…オ レ個人としては面白いというか…ん?(震えている手を見て…』 猛->(タタタッと自販機から戻ってきて手早くジュースをテーブルの上に並べる)…へいお 待ちっ! 1人120円なっ!(もちろん料金は請求する貧乏人だった) 猛->サングラスの女性「(手を押さえてそっぽ向き)……な、なんでもないわよ」 鐘音->サングラスの男性『………(少し考え…)…良ければ。いや、宜しければ…なのだが… 手の代わりなどをさせて貰えれば、と思うわけだが如何かな?(言葉選んだな)』 雫->セコッ!ちょっとくらい奢ってもいいじゃないのよー…(120円をテーブルにのせつ つ) 鐘音->あ、一万円札しか無いや。炊けるくん、両替できるー?(嫌がらせか) 猛->ちょっとならな。……120円は俺に取っちゃ大金だ 猛->あー、拓己。両替頼む(即答、そして断言) 拓己->知ってるか猛。両替って元もと、料金取られるもんだったらしいぞ?(フフフフフ 珮李->ある意味潔い…(テーブルに120円ちゃりん) 猛->サングラスの女性「ほんとになんでもないわよ? ……ないけど、そんなに言うなら仕 方ないわね。お願いするわ」(言葉遣いが正解だったのか、箸を男に渡した) 猛->じゃあ真白に頼もうかなー? 鐘音->サングラスの男性『ありがとう。では…あぁ、熱いから気をつけてな(箸で、一口で 食べられるようにたこ焼きを分けてから…こういうときは、どういうんだったか…などと 思い…)』 鐘音->サングラスの男性『…あーん?(…一番似合わない一言であった)』 猛->真白>…ごめん。私も5千円札しかない(ぁぁ) 雫->(紅茶をぐびぐび)両替って、結構めんどいわよねー 拓己->(五千円札一枚千円札四枚五百円玉一枚百円玉四枚五十円玉一枚十円玉四枚五円玉一 枚一円玉四枚をばしばしばしーっと並べて出したっ) 猛->サングラスの女性「Σちょ、ちょっとその台詞は恥ずかしいから止めなさいっ!? こ、 恋人みたいじゃないの……っ」(でもちゃんとホフホフと食べている。食べながら帽子を目 深に直してこっち見てるし) 猛->……一円っ足りねぇぇっっ!!!!(突っ込んだ!!) 拓己->……チッ、流石に目ざといな(ぁ 雫->そこか、そこを突っ込むのか 鐘音->サングラスの男性『……自分でも、言ってて…まァ、いや、何だ。それ以上言わない でくれ…』(うぅむ、と唸りながら。水も、ストロー差して差し出してる) 鐘音->サングラスの男性『……まァ。周囲だけにせよ、恋人に見られる…と、いうのも、個 人的には悪くないが…(ぼそり』 猛->まったく……(ブツブツいいながら)……で、珮李。ちゃんと弁当は持ってきたか? 拓己->ほれ、ジュース代も(と言って一円玉と、追加で二百四十円を出す) 鐘音->(拓己と交換してから、120円分出してる) 鐘音->むぅ、じゃらじゃらする… 珮李->うん、今日のために早起きして作ってきたよ。 鐘音->ふふり、実はボクもだね。皆を驚かせようと作ってきてたりするのだっ 猛->サングラスの女性「(ほふほふほふ)……フン、まぁカモフラージュとしては上出来ね。 見て、あの子達ったらこんなに近くに居るのに私達に気付いてないわ」(気付いてないのは 主に自分である) 雫->ん、どれどれ…みんなの料理の腕前はどれほど? 珮李->えぇっ!鐘音も作ってきたの!? 鐘音->サングラスの男性「……(何も言うまい。しかし、こっちに来て最初の遊びがコレか …つくづく、女運悪いなぁ、オレ…。…溜息ついてる」 猛->(小銭を実に、実に大事そうに巾着袋に仕舞っている)……おいおい、どんな風の吹き 回しだよ? 鐘音->ふっふっふ。料理は女の子のたしなみだよ 雫->(たしなみかなぁ……?/ずれてる) 猛->料理を嗜む前にエロタイフーンと殴り癖をどうにかしてくれ、女の子なら 珮李->(女の子というカテゴリに鐘音を入れてていいのかとふと思ったが口にしない/ぁ) 鐘音->エロは、ボクのアイデンディティだもんっ。あと殴り癖なんてなーい 鐘音->兎も角(がさごそ) 猛->そうか、それじゃあ俺の痣は自然に浮かび上がった聖痕ってことなのか。ふ、ふふふ… … 鐘音->(手持ちの鞄から、次から次へとタッパが出てくる。やれ唐揚げだの、やれ餃子だの、 やれ炒飯だの…中華ばっかだ) 珮李->ありがたみを感じない聖痕だねぇ…(ぁぁ) 雫->ほー、全部一人で食べたら絶対胃がもたれるメニューね(何 猛->(怒りマークを浮かべつつ此方もスポーツバッグから弁当箱を取り出す……ティッシュ 箱に見えるのは気のせいだ。断じて花王とか書かれてはない) 鐘音->(大根の微塵切りに、別途用意したらしいタレなんぞもどんっ、と置き)フ、かつて中 華料理屋で働いていたことがあったね! 珮李->…食べきれるかね。(ごそごそと大き目の二段重ねお弁当箱とか出しつつ) 猛->沖縄なら郷土料理かと思ってたんだが、ちょっと以外だな 鐘音->一番最初に炒飯作ったとき、珮李を実験台にしたらぶっ倒れて病院運ばれちゃってさ ぁ。あれから必死に勉強したんだよ 雫->あ、教訓からの勉強はするんだ… 猛->……お前も、苦労してるんだな(同類見つけたりって目をしてる) 鐘音->郷土料理はネ、弁当に詰められないのが多いんだよなぁ… 珮李->……あれはすごかった(ぼそ/ぁ) 鐘音->だ、だからあの時はホントに悪かったってば。 珮李->あ、でもゴーヤのポン酢和えなら作ってきたよー? 雫->ゴーヤかぁ…昔食べたのはすっごい苦くて食べられなかったのよねぇー 珮李->別に気にして無いけどさ。その後お爺ちゃんまで実験台にしたでしょ(ぁ) 鐘音->えへ。冬刃まで入院しちゃったのにはビックリした☆ 猛->……ぽっくり逝かなかったか?(ぁぁ 珮李->一時は覚悟したけど、むしろ死線を越えて丈夫になったね(何) 鐘音->あの人はあと100年ぐらいは生きそうだよねえ 珮李->そこまで生きたら人じゃない。ありえそうだけど。 猛->まず腹から鍛えたわけか……(と、此方も蓋を開ける) 鐘音->何年か前だったっけか、本土までバタフライで泳いでったでしょ? …飛行機乗って たボクより早く九州に居たんですけど 猛->@猛の弁当……それは日の丸のない日の丸弁当にお情け程度のふりかけが掛けてある ものだった! ……ふりかけはポテチ(コンソメ味)の残りかすだ! 雫->どんだけ早いバタフライ… 雫->……………弁当?それ(猛の弁当を見て 珮李->あぁ、うん。今は専らそれで移動してるみたいだよ?(さらっと) 鐘音->………………。 猛->@おかずは巨大な弁当箱(ティッシュ箱のリサイクルに見えるがきっと気のせいだ)に 2割、申し訳程度に入っている。ただご飯の質だけはいい、称号は伊達じゃない) 拓己->(ジュース飲みながら歓談を眺めていたが、その弁当がでた瞬間視線を余所へ向けた /ぁ) 猛->@内容は、水で薄めて容量アップしたウェット卵焼きと、魚肉ソーセージをパンの耳に 包んで揚げたもの、そしてジャガイモの煮っ転がしと申し訳程度にデザートにスイカが入 っている。 珮李->……猛…(ぁぁ) 鐘音->…えっとさ、炊けるくん。遠慮しなくていいからね(珍しく。そりゃもう、珍しく… 気を使うような表情で言いやがった 拓己->……良い天気だなぁ(逃げるな 猛->……フ、快心の一作だぜ(その自分の痛さに気付いていないのが一番、痛かった) 雫->…………あー、なんと言うか。猛くん、リアクションしづらい。それ(ぁ 鐘音->サングラスの男性『……げほん(横目で見てたが、誤魔化すように咳き込んでる』 猛->サングラスの女性「……可愛そうな子(哀れむような目をしてる)」 猛->真白>ご飯の量、多いね……(真白でさえ困っている) 珮李->……ボ、ボクも開けるね…?(空気を変えようとしてるっ) 鐘音->う、うん、もうどんどん食べちゃっていいからねっ、炊けるくんっ。あ、うん、珮李、 あけちゃって! 猛->(あれー、なにこの空気ー? って顔をしてる) 雫->あ、うん。珮李の見たいなーっ 猛->おう、珮李のも楽しみだなっ 珮李->(かぱっと開けると…綺麗に色のバランスが取れたおかずが出てくる。南瓜のコロッ ケやから揚げやホウレン草のおひたしに豚肉で大葉を巻いたものだとか) 鐘音->(げっ、て顔で珮李のコロッケ見てる) 雫->一番美味しそう…っ。というか、一番普通のお弁当…(ぉ 珮李->(2段目は、一口大のおにぎり(鮭・梅・たらこ)にみにお稲荷さんも入ってる) 鐘音->……珮李。そのコロッケ…だ、大丈夫…?(うーむっ、と宿敵を睨むかのような目で 見てる) 猛->おおぉ、やるなぁ 珮李->デザートは別容器に果物入れてきてるからー。…って、何をそんなに心配してるのさ 鐘音。 拓己->へえ、(約一名を除いて)皆、言うだけの事はあるなー(約一名を除いて) 雫->流石に日常で鍛えてる人は違うわよねー(ある意味 鐘音->どの顔でそういうこと言うかなっ!? キミ、コロッケだけは前々から下手っクソで …前に食べたときなんてコレステロールの取りすぎで、あとの食生活がどうなったと思っ てんだ! 鐘音->一口でコレステロールが平均値ぶっ飛ぶぐらい油塗れなコロッケ食わされた身にも なってみろーっ! 珮李->……ハハハ、いやぁあれは悪かったって。大丈夫、今回は!ボクだって上達したんだ し。 珮李->大丈夫、大丈夫だって、うん…(徐々に自分に言い聞かせるような小声に) 鐘音->う、うぅ…見た目が普通だからって騙された、アレは悪魔の食べ物だった…。…炊け るくん、毒見せぃ(不信に陥ってやがる 猛->……まぁ別にいいけど、おれじゃきっと毒見にはならねぇぞ? それじゃいただきまー す 珮李->(固唾を飲んで見守ってる) 拓己->(面白そうに見守ってる/ぁ) 雫->さてさて、どーなる? 鐘音->ドーナルカナ 猛->(コロッケを半分に切って口に放り込む)……ふむ、確かに若干脂っこいけど名か中々 珮李->だ、大丈夫そう…?(作った本人まで不安そうだ) 鐘音->ボクがいえた義理じゃないけど、味見しろ 拓己->……大丈夫なのか? 珮李->…今日急いでたから…(目ぇ反らした) 雫->気持ちは分かるけどねー 猛->そりゃ大丈夫だろ?(案外ケロッとしている) ……俺を潰したかったらあの青汁以上 を持って来いってんだ(アレで耐性がついたらしい) 鐘音->(――) 猛->いやなんで俺が平気だと残念そうにするかなっ!?(ぁぁ 拓己->オーケーわかったよくやったぞ毒味役。真白、あのコロッケは食うな、常人が食うの はやばそうだ(ぁ 珮李->………コロッケの作り方、上手い人に教わりたいなー…(遠目だ) 猛->真白>そ、そうなの? 大丈夫そうに見えるけど…(汗 鐘音->うむ、それじゃあコロッケは食べない方向で。いただきまーす! 珮李->はっはっは、拓己。ボクの弁当食べるな(にっこり/ぁ) 雫->まーいいじゃない。食べられる人が食べれば…じゃあいっただっきまーす 鐘音->(タッパの口を開ければ、特に餃子。にんにくの匂いが強い) 猛->栄養価が高くていいと思うんだけどなぁ……(パクパクと) 拓己->猛にとっての『大丈夫』と、まともな人間の『大丈夫』は根本的な所からレベルが違 うんだ、覚えとけ(珮李の言葉は聞こえないフリした 珮李->…鐘音、ちゃんとタブレットとかスプレー持ってきてる?(たっぱー覗いて) 鐘音->フ、勿論。にんにくを使った料理を使うときは必需品だね 雫->(珮李の弁当の中身を端からつまんでいる)ん、美味しいっ。やっぱ人の食べるのはい いわよねー(もぐもぐ 鐘音->この餃子、自信作。 猛->何を言う俺ほど正確な『大丈夫』を持ってる人間はそういないぜっ!? そのへんの雑 草だって一口食べれば『大丈夫』かそうじゃないかが正確に峻別できるんだからなっ 雫->そっちの大丈夫は一般人に行ったらドン引きよねー(もぐもぐ 鐘音->炊けるくんは文明が滅んでも生きていけるね 珮李->そこまで鍛えられた舌って何事だろう(もぐもぐ) 猛->むぅ(自分の弁当が売れ残ることぐらいは分かっているらしく、そちらから食べていっ てる) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> 遊園地の描写にかなりの体力を持っていかれた気がする、と言うか絶叫系の描写難しいよ (ぁ 全員が乗っているのでここでミスっては全員が全員白けてしまうという、プレッシャーと 全力投球。そしてあんまり長くすると全体の時間が……! ただ何が一番厳しかったと言うと。 私は実はカリブの海賊という船系の乗り物にはまるで乗ったことが無いことですっ、簡単 に言うと絶叫系はまるで乗りませんっ。 見た目と想像だけでやっちまった今回、嘘書いてないかちょっと心配です(ぁ