猛->@そんなわけで今回は『月光』側が極めで不利な状況からスタートします たつき->@利用できる物は何でも使いましょう たつき->@…いかん、性格がシオンになりつつある 旋->@亜音速で壁に減り込んだ猛は、のっそり出てくるわけか たつき->@ライス・炊けるだからね<のっそり出てくる 猛->@ほっかほかです…… 旋->@突っ込んだ先が食料庫なら口にカンパン咥えてるかもしれん ジロー->@何て図太い 珮李->@ある意味素敵だ 旋->@カロリーメイトだったりしたらお肌がツヤツヤになってるかもしれん(エネルギー変 換が早すぎる 猛->@どんな超人ですか たつき->@カロリーメイトはフルーツ味希望です 旋->@それが、ライス・炊ける…ッ ジロー->@チーズ味が一番です<カロリーメイト 旋->@…ヤツは、節約というキーワードが一致したときのみ。人を、超える(待てぃ 拓己->@超えそうですけどね実際(ぁ 猛->@貧乏人の胃袋は今人知を超えた……!(ぇぇ 旋->@そのうち節約のキーワードだけでレベル2になりかねんなこの男 猛->@っと、シリアスー…シリアスー…(言い聞かせてる) 旋->@OK、シリアス。逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ… たつき->@小遣いでレベル3に進化しそうだ ジロー->@逃げちゃダメだー…エヴァから(違 旋->@……シリアスな旋をイメージするには、普通のキャラのシリアスを演じるのに二倍の 集中力が必要だッ 拓己->@拘束具が(ry 珮李->@そろそろシリアス蕁麻疹が出そうです(どんだけだ) 猛->長瀬(流れ落ちる血を拭い)「……そろそろ時間か。諸君、長らくお待たせした。…… お見せしよう、凡百の能力者・悪魔を超越する存在…『EVE』を……!」 拓己->@一瞬「シリアス」が「シリウス」に見えたのは秘密です(何 旋->@長瀬、血の流しすぎでとうとうおかしくなったか たつき->@エヴァ=暴走した旋…とか? 旋->@銀様見せれば暴走しますが何か? ジロー->@もう手をつけられなくなるのか 拓己->@振り返ったらネコ耳しs(ry)の銀様を(ヤメレ 猛->@長瀬が”卵”の脇にあったコンソールを叩くと。シィィィ……ン……、”卵”の駆動 音が消え、アレだけ輝いていた光が消えていく…… 猛->@―――充電完了――― 猛->@そしてそれと同時に先ほどから意識を朦朧とさせていた真白がようやく腰を上げる。 ゆらりとした動作で起き上がった真白が見たものは、いつの間にか傍に居た拓己と…… 猛->@……ついに発動してしまった人工悪魔。コード―EVE―だった。 猛->真白>た、拓己アレは……っ。み、みんな何で戦ってるの? 猛->@混乱した様子の真白はまだ状況がつかめていないようだ、だが、これだけはハッキリ と言う 猛->真白>……いけない、ダメっ! あれと戦っちゃダメ! 拓己->………… 拓己->(@真白を庇うように立っている) 猛->長瀬「おはよう、真白君。されど遅かったようだ、君の提供のお陰で……私は幾万に匹 敵する戦力を手にした……!」 珮李->…はぁ…これ以上差開けてくれなくてもいいのにねぇ…。今度は何さ。 旋->幾万と来たからにゃ、イイモノと期待しとこうかなぁ 猛->@プシュ、と言う蒸気の抜けるような音と共に楕円形の“外殻”が取り外される。…… そして重たい金属音を響かせて着地したのは、巨大な人型の金属だった ジロー->こっちにとっては、イイモノなんじゃないですかぁ? 猛->@悪魔と、人と、そして機械を融合させた……正に神への冒涜のような生命体。金属に 包まれたロボットのような悪魔。 猛->@完成する人工悪魔。 『EVE』 それは機械化された神秘といっても過言ではない。 たつき->@(旋の発言が「イロモノ」に見えた…) 旋->@どうせイロモノキャラさ…ッ たつき->@(自覚はあるんだな) 猛->@そう、初号機に限り完全な悪魔を媒体にして作り上げた、最強の歩兵である。――そ れは、重さを忘れさせるような足取りで長瀬の隣に立った 珮李->…また、とんでもないシロモノが出たなー…(見上げて…溜息) 旋->………(…ぼやけてるな。機械と人が混じってるからか? 視得…はするけど、視辛い …) ジロー->(うへー、ごついなぁ…金属だらけだしー) 拓己->(またろくでもないもんを……暴走フラグが見えてる) 猛->@全身を覆う白い金属から突き出した銃口、そして手の甲に装着されたブレード、脚に はローラーダッシュまでついている。……今これが、敵に回った 旋->……。…ところでさぁ、拓己くん。(人工悪魔から目を逸らして、真白を庇う位置に居 る拓己へと向かい…) 猛->長瀬「ブルー……そろそろこの場を終わりにしようか。そして始めよう、世界の改革を ……っ!」 拓己->……何か用か 猛->@巨大な人型の金属は小さく頷き、銃口を『月光』の面子に向ける 旋->そりゃね。たいしたことない質問だけど…キミ、敵?(僅かに、首傾げ) 珮李->うわ…あの子を媒体に使ったんだアレ…最悪。(げんなりした顔で) 猛->しかも罪悪感はまるで無しか……俺も最悪に一票 拓己->なんで今更そんな事を聞く?(はんと鼻を鳴らしつつ、『ブルー』という単語を気に している) 旋->真白ちゃんの意識も戻った、挙句その子はキミの後ろ…こっちにはもう、用はないでし ょ? ジロー->(人間的には最悪の部類に入るんだろうけどねぇ…) 猛->真白>旋……さん? なにを言ってるの?(不穏な空気を感じつつ) 珮李->しかしまぁ、見事なまでに不利というか。…参ったね(苦笑しつつ、武器を握り締め) たつき->@(ブルー…弟はボブか?) 猛->@(な、なにゆえっ/笑) ジロー->@(Σ(´Д`;;ブルースじゃないっ! 拓己->もう少し常識的に考えろよ、旋。そうする事に何のメリットがある 旋->そうかねぇ? 今の真白ちゃんに必要なのは、十二分な休息と、緊急事態に対応できる 設備…こっちには、そんなもん無さそうだよぉ? 旋->名前を覚えていて貰って、光栄だ真白ちゃん…。…何を言っているかは、まァ、察して くれると嬉しいね。オレの立ち位置を鑑みた上で。 拓己->……あんなのが出てきてるんだ。どっちにしろデメリットの方が大きい ジロー->おお、なかなか根強いなぁ。拓己くん(ちょっと感心したように 旋->……ふーん。真白ちゃんの安全をより確保するためなら、アレとも戦いそうに見えたん だけど… 拓己->ここまで来ておきながら、妙な事をして死んだり死なせたりなんか冗談じゃあない 猛->真白>(対峙している姿を見て)……な、長瀬さんに付いた、の?(こちらはこちらで 手一杯の反応をしている) 拓己->協力の約束も……今動くのは逆に邪魔になる。なら飛び火を警戒しておくくらいしか する事もないさ(つまらなそうに吐き捨て ジロー->ピンポン。大正解ー(ぱちぱち、と拍手して>真白 拓己->黙れジロー。空気くらい読め、おちゃらけた事を言うような場面か ジロー->はいはい、ごめんなさいね(ふぅ、を溜息をついて黙る 猛->真白>………っ(かなりショックな顔をしている) 旋->……あーぁー、そうショックな顔されると罪悪感沸くなァ…(がっくり、と肩を落とし) 拓己->(@静かに歯ぎしりしつつ振り向かない) 珮李->旋の癖に罪悪感とは生意気な(ぁ)っていうか、話まだながくなりそうー? 旋->あぁ、OK、眠りから覚めたらタイムスリップみたいになってたお姫様への説明も、理 解も追いついたみたいだし。いいんじゃない? 猛->真白>……だって、ダメ。そんなことは、悲しくなる…… ジロー->(うんうん、と動きだけで旋に同意) 旋->其処は喋ってもいいと思うよジローちゃん。緊迫した場面でおちゃらけたことほざくヤ ツナンバー1の拓己くんにアレいわれたら落ち込むのも解るけど… 珮李->ん、ならよし。(一度頷いて)それに、今の拓己だったら逆にいらないっての。 ジロー->そうですか?じゃあ喋ります(ぉ 拓己->…………(無言) 旋->喋らなきゃ帽子・ジローになっちゃうよネきっと(…緊迫した場面でおちゃらけたヤツ ナンバー1は、間違いなくコイツだ) ジロー->そうですね、きっとーアハハ(帽子…っ!/ちょっとショック受けた!) 珮李->帽子の方が喋ってないと目立つんだ(ぼそ/ぁ) 旋->ちょっと美味しそう。バームクーヘンな…あ、ごめん長瀬さん。喋っていいよ?(ぁ 猛->長瀬「お心使いありがとう。……逝き先は決まったかね? では再開しようか」 珮李->了解、っと…。さて、あんだけ自信満々に出したんだ。生半可な強さじゃないんだろ うねぇ…。 猛->中に入ってるのを考えると、なおさら凹むよな……けど。やらなきゃ殺られる…っ 珮李->……(やっても殺られるかもとは言わないでおこう) 旋->オレとジローちゃんも生半可じゃないのをお忘れなくぅ〜♪(再び、抜刀しながら…そ の他が入ってないことは気にしてはならない) 猛->真白>逃げて、みんな、死んじゃイヤ……! 猛->@――――カシャ、ン。……見上げるような巨大な機械の鎧が、地響きと共に立ち上が った。 ジロー->確かに生半可じゃないねぇー。頑張りましょー(ギターを構え 猛->@その素体は葵である。生まれたままの姿の上に、体のラインに合わせて流線型の機械 の鎧が余すことなく全身を覆っている。それらは小さな駆動音を唸らせ、強大な出力を生 んでいるようだ 猛->@瞳は淡く輝いている、そしてその存在感は見るだけで居竦みたくなる…… 猛->@葵……いや、EVEが瞳を開き、一歩足を踏み出す。 珮李->…ッはー…(これは…死ぬかな?)……(何度か深呼吸を繰り返し) 猛->@同時に、能力者たちの体に震えが走った……まるで本能の叫びのような、震えが。… …そしてあの感覚がやってくる、強大すぎる力の前に血肉まで荒れ狂うように。 猛->EVE「歌を……歌いましょう」 猛->EVE「私たちの未来(さき)に在る、平和な世界を願って」 拓己->…………チッ 珮李->ええいもうっ、こっちは準備できてるよ…来るなら来いッ! 猛->黒光りする操作基盤や予備発電機を背景に、そのフォルムを青白い蛍光灯の光が鈍く光 らせる 猛->@そんなわけで戦闘開始ですー 旋->@月光組が先行ですか? 猛->@そうですね、少数派が先攻ということで 珮李->@というかあれだー、攻撃対象決めるのうちだけかもしかして(嗚呼) 猛->@うん(ぁ 珮李->@orz 旋->@猛は珮李が攻撃するところに行くだろうし(ぁぁ 猛->@選び放題だよ(肩ポム) 珮李->@なんて嬉くないんだっ! ジロー->@嫌な選び放題だ… 旋->@いいから選んで、引けぃ(ぁぁ 拓己->@そういえば、『封印玉』は拓己がまだこっそり持ってたって事でオッケーなんです よね? 猛->@目下長瀬が一番ボロボロですね 猛->@持っててオッケーですよ 珮李->@はぁ。じゃあ長瀬にいくかなー(しゃっふる) 猛->@他拓己がちょっとダメージ受けてるぐらい……改めて戦力差を感じる 珮李->@能力で15(+3)ですー 猛->@能力で8(+3)……む? 沈みましたね 旋->@あぁ、ついに たつき->@弱いな、長瀬 ジロー->@おお、一発目で 珮李->@そんなにボロボロだったのか… 猛->@出番の前なのに……! 旋->@やっぱりザ・不幸か 猛->@ええいどうぞ復讐をっ! たつき->@猛は次に消耗している拓己に攻撃か? 珮李->@ふ…最後に一花咲かせてやるっ(嗚呼) 旋->@しかし今、BGMがひぐらしの、嘆きノ森だが。妙にマッチしてるなぁ… 猛->@長瀬はまた獣を構えて受け止めようとしますよ 猛->@銃ね たつき->@獣ってなにかと思った 珮李->@長瀬が仔猫でも構えてんのかと ジロー->@獣だったらそれはそれで凄い 拓己->@ブルービーストを盾にしてるんですか(ぇ 猛->@右手に犬を、左手に猫を「……フハハハハッ! これを攻撃できるか!?」 ジロー->@最強だっ(ぇぇ 旋->@…A(ファンブル)アァァァァァ!!!!!!?(若本ボイス/何 珮李->@「ひっ、卑怯だぞ長瀬っ」(嗚呼) たつき->@真ん中は長瀬だから大丈夫 旋->@…クビキさん、何もこんな時に!(クビキさんのせいか たつき->@てへっ☆ 猛->@前回出してシャッフルしてたはずなのに……! 旋->@そんな…そんなァァァァッ 珮李->―――せめて、貴方だけでも倒さないと…皆に悪いんでね…ッ!(身を低くして、一 気に駆け出し間合いに飛びこむ) 猛->長瀬「フッ、悔いたまま果てるがいい……っ!」(間合いに入られても動じず、的確な 動きで最速の防御を――) 旋->あ、やべぇ(一人ぼそっと、長瀬と珮李の攻撃を視て…) 珮李->タダで果ててやりほどできた人間じゃないんでね…ッッ!!(能力発動の速度に任せ て…全力の一振り。先ほど斬りつけた傷を更に深めるように) 珮李->―――お前に傷つけられた人の痛み。まとめて返す……!! 猛->長瀬「――――な、に……?」(いつかと同じ、二丁の銃をクロスさせた最速の防御方。 だが、その動きさえ……神速の一撃には届かない!) 猛->長瀬@鈍い音がした、銃身が切れその破片が地に着くよりも速く……その体は背後の予 備発電機に叩き付けられる。コンマ遅れて、傷口から赤が噴出した) 猛->@では、猛は今のうちに空気読まずに拓己へと攻撃を仕掛けます! ジロー->…あぁ〜あ…長瀬さん、やられちゃいましたよ…(はぁー、と長めの溜息をつきつ つ) 旋->今の、すげぇ速度だったねぇ。居合いに匹敵する…ありゃ懐に入られてから防御じゃ間 に合わんわ(ジローちゃんの隣で溜息ついてる) 猛->長瀬「……ク、いい……斬撃だ……」(立ち上がれずに傷を抑えてる) 拓己->…………やれやれ、だ 珮李->お褒めに預かり光栄で。…百万の悪魔を倒さなくても、しっかり届いたでしょう? 猛->@体術で12(+3)です、NPCは非情な一撃を目を覚ませとばかりに叩き込んできま す 猛->長瀬「ああ、たった一人の人間も殺せぬ軟弱な剣だ……」(口元に皮肉な笑みを浮かべ ている) 拓己->@能力で、13(+3) 珮李->ふん、いいんだよ。ボクの力は殺すためのものじゃない。護るためのものなんだから (息をついて) 旋->@防がれちゃった ジロー->@拓己くんの運スゲー 珮李->@しまった、真白補正がっ(何それ) 拓己->(@表情には力がない……が、背後には退けない理由がある) 猛->@結構渾身の一撃だったのにっ!? 猛->―――っ!(快心の一撃を防がれ、怪訝な顔をする) 拓己->悪いが……食らってやれないな 拓己->……食らってられないんだよ……! 猛->なら二人で隅っこに座ってろ、……邪魔だ! 猛->@……そして来てしまった、長瀬組のターン……! 珮李->@(白装束着てる/覚悟済み!?) ジロー->@皆かっこいいなぁ…(しゃっふるしゃっふる) 猛->@EVEは重いので最後に行動しますよー 旋->@(しゃっふるしゃっふるしゃっふるしゃっふる/決死の表情でカード切ってる) ジロー->@能力で11(+3)。あえて炊けるくんに攻撃ー(ぇぇ 猛->@あと長瀬に止めを刺そうとした場合EVEが庇いに入りますので 珮李->@Σなんだその鬼気迫る雰囲気っ 旋->@…あ、ジョーカー 猛->@炊けるくん8(+3)、3のダメージ! ジロー->@流石黒斗さん。容赦ねぇ 旋->@……続き、K。キタヨコレ 猛->@ゲームオーバーフラグだね ジロー->@さすg(略 拓己->@鬼コンボ再来っΣ 珮李->@恐ろしく嫌な予感がしますがー(嗚呼) 旋->@…………三枚目、ジョーカー(爆笑) ジロー->@Σ(´Д`;;ホントにどんな運っ!? 拓己->@もはやイカサマのレベルだッ(嗚呼 珮李->@偏りすぎだっ(嗚呼) 猛->@空気読もうよカード…!(ぉ 珮李->@EVEが動く前に終るんじゃ(ぁ) 拓己->@とりあえず拓己は真白を庇う位置で待機しときます(ダイヤの9を持ちつつ退く/ ぁ 旋->@最後は無難に10。つーことで…44(+4)? ジロー->@本格的にゲームオーバーが…(ぁぁ 猛->@して、誰を抹殺するので?(ぁぁ ジロー->@新記録達成ですねぇ 旋->@珮李と行こうか。神速を見せられたからには、神速でお相手しよう 珮李->@GMGMー。これでも生きていられるんですか?(ぁぁ) ジロー->@それ以上の結果を出せば…(無理 珮李->@カード引く意味あるのかなぁ(ほろ) 旋->@とりあえずKと12出せば助かるさ 拓己->@どれだけ確率が絶望的なのかと(ぁぁ 猛->@1417176分の1の確立ぐらいかな……(汗) 生きては居ますよ 珮李->@ええいちくしょーっ!!(しゃっふるしゃっふるしゃっふるしゃっふる) 拓己->@呪いはどこへ行ったんだーっ 珮李->@……あ 旋->@最初の呪いが効いたよーだ 珮李->@ジョーカーデタ 旋->@何ィィィィィッ!!!? ジロー->@Σ(´∀`;;キタ! 珮李->@つ、次いくつ引けば大丈夫なんだっけ!?(挙動不審だっ) 猛->@もうなんか、人外の戦闘が繰り広げられてるに違いない 旋->@12 珮李->@……(祈るような気持ちでしゃっふる) 拓己->@下手に乱入したら巻き添えで砕け散る、壮絶な死闘ですね……(汗 珮李->@………………………あ、あはは… ジロー->@何か長い沈黙が… 猛->@ス、スゲェ……オラワクワクしてきたぞ! 旋->@砕け散るっつーか八つ裂きに近い形になると思う(ぁぁ 珮李->@……神様って、いるね(何) 拓己->@ミンチだミンチだ(ぇ たつき->@鬼め>旋 猛->@ついに司令室の床が抜ける日が来たか ジロー->@TRPG至上、ここまで熱い戦いはないだろうなぁ… 珮李->@Kキターーーーーーーーー!!! 旋->@チッ たつき->@舌打ちかいっ 猛->@さすが師弟だ…… ジロー->@Σ(´∀`;;きちゃった! 猛->@でもね、次にAが来ると助からないヨ(ぁ 猛->@あ、13で止めればいいのか たつき->@たつきじゃないから大丈夫さ 珮李->@えーと…うむ、3(ぁ) 猛->@あぶなっ たつき->@…言ってて悲しくなるのは何故だ ジロー->@ギリギリだー 珮李->@どうやら2回までの運だったようだ 猛->@HP:2点残ったのかな 拓己->@最終的に……44vs23? 珮李->@ギリギリ動けるレベルだー 猛->@おーけー、思う存分激しい描写で戦っちゃって下さい(ぁぁ たつき->@44vs26でしょう。能力補正がありますから たつき->@18ダメージで残りが2 猛->@10でも高いぐらいの数値なのに(汗 ジロー->@恐ろしいなぁ、「天地」(ぇ 珮李->@もう二度とこんな奇跡ないんだろうなー(遠目) 旋->―――(鞘を、投げ捨て…) ジロー->オレも頑張らないとねぇ…(左手をかざし、いつものように風を収束させ。鎌鼬を 発生させる) 猛->……クソ、多勢に無勢って奴か ジロー->(鎌鼬は全部で3つ。それを猛に向かって放つ!) 珮李->くそっ…(息を整え、素早く体勢を整え迎え撃ち) 旋->(…手が、ブレた。ソレは、手首と指を回転させたものでは在るが、視えはしない…そ う認識されたときには、珮李にも劣らぬ速度で駆け抜け…) 猛->けど、譲れねぇんだよ……っ!! おおりゃぁぁっ!!(ブンブンと鎌鼬を掻き消そう と棒を激しく振り回し……それを持った腕が、支える足が、パックリと切り裂かれる) 旋->(――珮李の脳天目掛けて…刀だったものが閃光と化し…)――シュッ!(呼気一つ。光が、 上から下へと、珮李へと、流れた…ッ) 猛->チッ、鎌鼬なんてどう止めろってんだ…… ジロー->お、ヒット。掻き消そうとしても、能力で発生した鎌鼬が簡単に消えるわけないで しょうに…(にま、と笑い 珮李->――――ッ…!!(速い。と思う間も無い。一瞬に見えるような僅かな時間に、頭で 思うよりも先に体が僅かにだけ動き…) 猛->ハッ、鎌鼬が消えねぇなら本体を先に叩き潰すまでだろ?(ニッ、と笑みを返す) ジロー->うん、そうだね。それが一番手っ取り早いけど…この状況でも希望を言えるのが凄 いね(珮李の方をちらりと見 拓己->(……どいつも、こいつも……) 珮李->…ぅ…あっ…!(脳天から攻撃を避け退きかけた…所で光のような一撃を肩に喰らう。 熱のような痛みを感じるよりも早く、体が後ろへと倒れこんでいき) 旋->(――光は、珮李の肩口を通り過ぎ。勢いをさらに止めず、床を、さらに余波で天上に おけるまでを。巨大な斬撃音を残し、巨大な爪痕を派手に刻む) 猛->@―――ピシ、と床に血管のような亀裂が走る。もう長くは持たないかもしれない ジロー->ひゅー、流石旋さん。鬼ー♪(味方側に言うセリフじゃない 珮李->っく…あっ…くそっ…!(押さえた左肩から夥しい血を流しながら歯をきつく食い縛 る) 旋->や、仕留め損ねた。やっぱ、居合いじゃないと其処まで速度出ないわ(天上から落ちて きた破片を払いながら、月光特性の金属板で補強された地面に根元まで埋まった刀を引き 抜き) 猛->(流石に状況が不利だな……頭を潰すか? いや、あの機械をどうにかしないと……) 珮李->…遠慮っ、ない…なぁ…(痛みに多少歪んだ笑みになりながら、よろよろと立ち上が り) 猛->@拓己はどう動きます? 拓己->@床もやばそうなので待機 たつき->@あれ?拓己は真白を守るように立ちはだかったのでは たつき->@鬼の攻撃の影響を受けないように 旋->@影響でないように、気を使って唐竹割りにしたのに 拓己->@部屋を両断しておいてよく言うわっ ジロー->@後どれくらいで床がご臨終なさるのか気になるっ! 珮李->@床には遠慮してない(ぁ) 旋->@えへ☆ たつき->@キモっ 猛->@了解、旋の攻撃は拓己には届かなかったってことで。ではEVEの攻撃に移ります 旋->@orz 猛->@……男は渋く生きましょうや(肩ポム 旋->@…。…フ、のほうが良かったかな 珮李->@普段は渋くて時々えへって言うとか 拓己->@ギャップが萌えポイントですね(ぇ 猛->長瀬(途切れ途切れの息で命令している)「……何を躊躇っている? やるんだ」 たつき->@………ぇへっ……(ぼそっと<渋いイメージ 珮李->@…シブデレ?(ぁ) 旋->@嫌だソレ 猛->@EVEが片腕をあげると……その金属の筋に閃光が灯る。その先の銃口に巨大な熱が 収束し―――― ジロー->@むしろ変な人みたいだ… 拓己->@言葉の響きが凄いですね…… 猛->長瀬「さようなら、第13小隊の諸君」 猛->長瀬「未来への賛歌をレクイエムにするがいい。良い夢が見られることを祈っているよ」 旋->@全方位攻撃か!? 猛->長瀬「――撃て」 ジロー->@Σ(´∀`;;無差別!? 珮李->@Σなんて凶悪っ 拓己->@えーこっちにまで!?Σ 猛->@フフフ(笑 猛->@―――翼、だ。 たつき->@旋を盾にするんだっ!>珮李 旋->@第13隊っつったから、全員に来るな、と。 ジロー->@「月光」じゃないのがポイントか 猛->@『EVE』はその背に青白く輝く翼を広げ、号令と共に指令室の高い天井へと羽ばた いた 珮李->@旋障壁っ(ぁぁ) 猛->@その姿は『天使』以外の何者でもなく、柔らかい慈悲の笑顔を浮かべた彼女は――― ― 猛->@―――その翼から腕から、脚から、瞳から。10…20…50…無数の光の槍を、嵐 のように乱射した!! 猛->@秘儀、おーるれんじこうげき〜 猛->@えへ☆ 拓己->ちょっと待て、その攻撃は――! 旋->そう来るか。 たつき->@風月さんならよし<えへ☆ ジロー->え、マジですか… 珮李->……やっぱ最悪だ、アイツ… 旋->@OK、珮李の盾になってくれよう 猛->@……あ、残念。全員に6か、まだモーターが温まって無いな 珮李->@旋シールド、召還(ぁ) 猛->@体術か能力で判定どうぞです 旋->@って…ファンブルァァァァァ!!!!? ジロー->@たつきくんは大丈夫なんでしょうかっ! 猛->@ここでか(笑 珮李->@…珮李で護るか(何) 猛->@たつきは炊けるが庇いますよ。 拓己->@(T▽T)人(T△T)ナカーマ 拓己->@ファンブルーっorz 猛->@何でみんな6なんかでミスるのですっ!? ジロー->@お、よかった…敵が助けてどうすんねんになってしまう(ぇ)体で7(+2)− 旋->@珮李の分も受ける…けどまぁ、それでも2ダメージか 拓己->@真白の分も当然庇う(ぁ 拓己->@能力補正で4(+3) 旋->@5(+4)。 珮李->@体はるね男ども(ぁぁ) 旋->@…身体能力値が高い分、得した 猛->@拓己の場合4点、旋は2点。猛は無駄に14(+3)で耐え切りました 旋->@つーか、さっき、ぁとで始末するって言ったの聴いてたのか長瀬。 ジロー->@ジローちゃんはI love meなので体張らない!(ぇぇ 旋->@ぼそっと目立たないように言ったのに! 猛->@聞いてたかも知れません(笑 拓己->っの野郎――!(@真白を庇ってその前に立つ) 旋->……(…もしかして聞こえてた?) たつき->@因みにたつきは6(+2)だったと言っておきます。運よく当たらなかったとい うことで。 猛->……あ、アブネー……(脇にあったテレビを盾にしてなんとか助かった) ジロー->よ…っと!(物陰に隠れてやり過ごす 拓己->っく……!(@弾ききれなかったモノを体で止め) 旋->あ、刀が溶けた!? 名刀がぁぁぁっ!!!? 猛->真白>た、拓己、無茶しないで!? 拓己->いや、問題……無い 猛->真白>でも、だからダメだって……あの人、最初から自分の部下以外信じて無いから… … ジロー->ま、結局はこんな展開か…ちっ、小悪党め(ボソッと毒づいた! 珮李->……無差別もいい所じゃないか…(肩を押さえたまま溜息) 旋->…チッ。あとで殺そうと思ったのに…計画が速まった(ぶつくさ言ってる黒い人 猛->長瀬「聞き間違いかな? 小悪党は君だよ、私は精々中くらいさ……フ」 旋->(…に、しても。珮李ちゃんを庇ったときに……左手が焼けたな。感覚ねぇや…) たつき->@(中悪党…微妙だ) ジロー->はいはい、オレは小悪党で充分ですよーだ。(べーと物陰で舌を出す 拓己->……クソ野郎が、どこまで馬鹿にする 珮李->…(旋の肩をぽんと)…ごめん、ありがと…。 旋->コレで、殺そうとした分チャラでいいから。礼は要らんよ 猛->長瀬「……私も根っからの裏切り者でね、どのような人間が信頼に足るかは心得てるつ もりだよ。……さぁ、そろそろフィナーレだ」 珮李->うわー…しっかりしてるー(くすくす)ま、貸し借り無しって事で…いっか。 旋->でも借り、オレが作ることになりそーなんだよねぇ…刀、貸してくんない? オレの、 今のレーザーで溶けちゃった。 猛->@部屋は……皆の身体と同じく、あの砲撃で殆ど瓦礫と穴で埋め尽くされている ジロー->…さて、床はあといつまでもつやら見物かもー(ぶつぶつ 珮李->…雪消月でも持ってきてればよかったかな。(自分のを差し出し)どうぞ。どうせボ クも左手動かないし。 たつき->@少し動いただけでも崩れそうですね<床 猛->@配線は焼かれ漏電し、モニターというモニターは黒い煙を巻き上げている。そして床 よりも先に……壁が崩れ去った 猛->@皆は床が先と予想していたが、壁もまた崩壊寸前だったのだ。……そう、外からの衝 撃が多かった故に 猛->@―――グルゥゥゥ!! 猛->@そう、壁の外側での戦いは終結を迎えていた。倒れ付した数十人の特殊部隊の山を背 に、吼え猛った白き獣が飛び込んでくる! 猛->鷹「……生きているものは生きている、死ぬものは死んだ。辛うじて、俺は生きてる方 に残れたようだ」(刀を地面に突き刺し、鷹は反対側の壁を背に座り込んでいる) 猛->真白>ホワイトビースト? 何でここに……? だ、ダメ! 今来ちゃ……! ジロー->わぁー。いつの間にやらサバイバルな事やってたんだなぁ、あの人…(ひょこっと 様子を見 旋->あァ、アレなら大丈夫じゃない、真白ちゃん?(サラッと) 猛->@何故か、真白の静止も聞かずに飛び込んでくる巨体、――――そう、ソイツが踏み込 んできた瞬間 珮李->生きてるだけでも大分いいほうだよねーこの状況は。 猛->真白>大丈夫じゃないのは、皆なのっ! 猛->@―――バキ、と。天秤は均衡を放棄した ジロー->あ、床… 旋->あぁ、そりゃ解る。何か色々、こう…ほら、音とか、空気とか。 珮李->…あ、そういや…そうだったねー…(あえて床を見てない) 猛->@地面に走った血管はその巨体の登場を前に恐ろしい音を響かせ、無数の蛇が這うよう に急速に広がっていく ジロー->だっはっは…人を浮かせられるだけの風力が出せればなー…無理だけど 旋->退避ーっ、といいたいところだけどこりゃ間に合わないなぁ、ハッハッハ 拓己->部屋の外へは――無理か 猛->@―――フッ、と。身が宙に浮くような、肝が冷却される感覚。嫌な予感…………抜け 落ちていく、床 猛->@まるでダルマ落しにでも遭ったかのように、轟音と共に全員の足場が消え去った―― ―! 旋->……目が見えないって、不幸。滅・茶・苦・茶恐ェェェェェッ!!!! 拓己->(@咄嗟に真白を寝台に押し倒し、クッションになるよう、真白の寝台にありったけ の誇張を叩き込む) ジロー->うえ、この感覚気持ち悪ーっ…! 珮李->見えてても十分怖いけどね――――ッ!! たつき->@もしかして死亡フラグ?←既に瀕死状態の人 猛->@ホワイトビーストを中心に走った亀裂は断層となり、砂時計のように全てが落下する ……! 旋->@炊けるが下敷きになりますよ<たつき 珮李->@柔らかそうだ炊ける 猛->@そうだね、炊けるなら必ず誰かの下敷きに……フ ジロー->@なんて不幸 猛->@とりあえずそれぞれが対処を取ったということでダメージはカウントしませんので ご安心を たつき->@対処=炊けるクッション展開っ! ジロー->@おお、良かったー…未だにノーダメのツケは来なかった(ぇ 猛->@炊けるくんは地面を能力で柔らかいクッションにしつつ、助かったと思った瞬間上か らたつきが降ってくるわけですが(ぁ 旋->@旋。珮李の下敷きと化す 珮李->@借りが戻っちゃった☆ たつき->@嬉しい感触?>旋 猛->ふっ、この程度なら楽しょ…フギャッ 旋->@因みに顔の部分に丁度、珮李のお尻が落ちたらしい。 旋->ぐべへぁっ72 ジロー->@とりあえず能力で衝撃緩衝だー…どっちにしろ痛いなぁ 拓己->@そのまま死ねばいいのに(ぁ 猛->@なんて美味しいポジション取りするんだ……! 珮李->@それはさすがにきゃーって言うよ珍しく(嗚呼) 猛->@拓己、美味しさで言えば君も十分負けて無いぜ?(ぁ 拓己->@拓己はー…… 旋->@幸福の絶頂と痛みの絶頂が同時に来る ジロー->@どっちが強いのか<幸福と痛み たつき->@どちらにせよ絶頂なのね 旋->@幸福。 ジロー->@やはり(ぇぇ 猛->@真白はびっくりして拓己に抱きついてますよ 珮李->@美味しいな拓己も 旋->@そのまま死ねばいいのに(ぁ>拓己 ジロー->@くそう、何か一人で寂しい!(何 たつき->@ここはジーク嫉妬の集まりか? 旋->@因みに長瀬はどーした? 拓己->@とりあえず、真白の為に誇張をかけたクッションで、ある程度ショック吸収して貰 ったってな感じで 猛->@いいもんいいもん、猛は仰向けになって鳩尾にたつきが振ってくるんだからっ(死ぬ 気か 旋->@小学生の体重とは言え死ぬぞ。炊ける、カロリーメイトだ、受け取れ! 猛->@――バキッ、と爽やかに齧る! 『元気100倍! 炊けるくんっ!』 ジロー->@アン○ンマンだー! 旋->@やっぱコイツが一番人間辞めてるっぽい たつき->@顔は食べられないけどな(ぁ 猛->@EVEは飛べますからね、長瀬はEVEの片腕に掴まりながらゆっくり降りてきます よ 拓己->@ポパイのノリですかね、もはや 旋->@長瀬コロスコロシテヤル(何 ジロー->@殺意の波動が たつき->@もはや敵も味方もないですな 珮李->@下から狙い撃ちたい 猛->長瀬「……おや? 地面に転がるとは趣味が悪いな。ああそうか、君たちには翼がなか ったのだったね、それは失礼した」 猛->@なんか途端に嫌味なやつに 猛->@上からすんげー見下してますよ 拓己->ハッ……言ってろよ、所詮テメエのも借り物だろうが 旋->(刻むぜビート、燃え尽きるほどにヒィート…。喰らえ。殺意の波動…。とかいうのり で、キッシャアアアアア!!!! とか雄叫び上げてどす黒い気とか放ってる) ジロー->長瀬しねー…(痛みに悶えつつぶつくさ 珮李->ムカツクおっさんだなー… たつき->@長瀬は「目がぁ目がぁぁぁぁ!!」ってポジションだと思ったのに 猛->@ムスカぁぁぁ ジロー->@天空の城の覇者がー 旋->@覇者(仮)だ ジロー->@なるほど、(仮)か(ぇ 旋->@ザ・不幸ごときが翼だと!? 許さん!!(ぁ 猛->@因みに墜ちたのはあの拘留所、『月光』組が呪われた場所ですよ。……ムワッと嫌な 空気が皆を包みます 猛->@長瀬、単に地面に行きたくなかったらしい(ぁ たつき->@瀕死+呪いですか。マジでヤバそうだ 旋->@黒い気を放ってる誰かさんは怨念がある場所に来れて益々パワァアップ…(待 ジロー->@呪われるのかっ 猛->@たつきはきっとうなされてます 珮李->@何と言うドツボ 猛->@とりあえず白い獣と共にEVEに掴まった長瀬を見上げる形となっております たつき->@くっ、トランプで抵抗してやる 猛->真白>ありがとう拓己……ぁ……(引っ付いてたのを思い出し、赤面して離れる) 猛->@くそぅ……(何か悔しがっている) 旋->……(真白と拓己を、若いなぁって目で見てる) 珮李->というかまた此処に戻ってくるとは…うあー、ここやだよぅ… 旋->……いや、お尻が落ちてくるというのもまたとない経験だが(独り言) ジロー->くっそー、カップルめ…なんかオレばっかり独り身じゃないか(ぶつくさぶつくさ /ウザイ 拓己->大丈夫か? 傷に……障らなかったか? 珮李->……旋、それは忘れてくれると嬉しい(ひっそり赤面) たつき->@いっそ長瀬が精神攻撃(呪い)を受ければいいのに 旋->…いや、アレは中々忘れられないと思うよ、うん 猛->真白>大丈夫、その、拓己が守ってくれたから 珮李->ぅー…助かったのは嬉しいけど恥かしかったじゃないか…(ぼそぼそ) 拓己->そうか、なら良かった……(一息つき 猛->真白>え、えっとそれにしても。あの子、なんでわたしの言う事を聞かないんだろ(ジ ッと長瀬を見上げるホワイトビーストを見て) 旋->というかアレ、ホントにホワイトビーストか? 能力が、聞いてたのと桁違いなんだけ ど…(真白を向きつつもホワイトビーストを指差し) 珮李->確かに…あそこまで丈夫だったっけ。ホワイトビーストって。 旋->…結構本気で出した斬撃にカウンター合わせられたときは地味にショックだった 猛->真白>(目を瞑り)……だめ、精神を同調できない。なんか、”先に心が入ってる”… …? ジロー->なんか弄られたと考えるのが一番妥当な線ですカー(ようやく復活 猛->ホワイトビースト「………グル、ル…」(見上げるその首に。光る金属片が……) 珮李->うーん、それにしたって誰が…(ホワイトビーストをじーっと見つめて)…ぅん? 猛->誰ってか、そういうことが出来るのってリースぐらいだろ? ……ってあれ、何処かで 見たような…… 珮李->…あの首に下げてるの、なんだろ…。 拓己->何でもいい。重要な事は他にある 旋->……(見えないのでどうしょーもねぇ…)…うむ、重要なことが一つある。此処…暑くね ぇ?(さらっ 猛->@拓己辺りは覚えてるはず、アレは秀樹の欠片。砕け散った無限の剣製(たましい)の 欠片である 珮李->…暑い?ん…そうえばさっきいた時より温度が上がってる…かな? 猛->@それを媒体にして先に在るという心、……そう。夏桜の持っていた形見を媒体にして、 リースが降霊術を掛けたのである。白き獣に、とある男の魂を…… 旋->此処、地下の牢屋だろ…? …なんでこんなところが暑いのか。28度くらいは行って るかも(ぱたぱた、と手団扇で扇ぎながら) 猛->? ここってヒンヤリしたイメージがあったけど……確かに暑いな 珮李->うーん…まさか外が火事になってるとか? 拓己->どうでもいい……事もないな、大丈夫か真白? 旋->空調が壊れて暖房になった暑さじゃないぞ、コレ…あ゛ー… 珮李->(きょろきょろ)見たところさっきと変わりは無いのに…なんでこんなに暑いんだろ。 猛->真白>暑さも傷も大丈夫、だけど……(上に目を向ける 猛->@――EVEは、能力者が喋っている間中ずっと。全身の砲台にエネルギーをチャージ しているようだ 猛->@第二射は壮絶なことになるだろう 旋->@――…ソレは、現時点での異変と同時進行の怪異。真白と……もしかしたら、葵も感 じて居るかもしれない。この暑さ、暑いだけにシテは…変≠セ) 拓己->……(見上げ)中は葵なんだよな 珮李->…どっか出口ないのかね…?(肩を竦めて) 旋->とっとと出入り口探して出たいな。また一度上がったぞ畜生。 猛->真白>……うん、身体にも意識にも傷一つ無いと思う。なんで、あんなことするんだろ …… 珮李->それより前に、あのさっきのもう一回食らって生き延びれるかなぁ…。 拓己->一つだけ聞くが……“それ”で、本望なんだな? 猛->EVE(中からくぐもった声が聞こえる)「ええ、それは間違いなく。……この世に、戦い を下地にしなかった平和なんて存在しないわ」 拓己->違う。ンなことはぶっちゃけどうでもいい(良くないが) 猛->@周りは鉄格子の嵌められた牢獄、上には砲台を向けたEVE。逃げ道は無い 拓己->“お前自身”は、“それ”で(と、その体を指差し)……良いのか、って事を聞きた いんだ 旋->青臭ェ台詞だ。 珮李->拓己らしいじゃないか。 猛->EVE「愚問ね、私は満足してるわよ」 珮李->(鉄格子に目を向けて)…破壊は…できそうにないか…? 拓己->満足か……そうか(寂しげに溜息をつき 猛->EVE「私が唯一求めるモノはマスターの理想、その道にあるものならば。私はその全 てを喜んで受け入れるわ」(……チャキ、と銃口を向け) 猛->真白>破壊は、出来ない。けど……止める事ならできる(ポツリと、言う) 拓己->それも一つの幸せか……オーケー、わかった 珮李->…真白?なんだって…? 猛->真白>あの人の心臓は、さっきまで私の心臓だったから……分かる 猛->真白>電磁波……魔力制御装置は精密機械だから、巨大な電磁波に当てられると停止す る 珮李->巨大な電磁波……。 猛->@……そう、先ほどから真白が見上げていたのは、EVEではなかった 猛->@その先に在る、予備発電装置である 猛->……なるほど、アレをショートさせろってか 珮李->でも、あそこまでどうやって…。 拓己->(……人造悪魔……それでも効いたっけか) 旋->…投げて当たるかな、アレ 猛->@……床が崩れるまではGMの考えの外だったりするこの状況(ぁ 珮李->…投擲得意な人ー(ぼそっと/ぁ) 猛->@発電機までの高さはおよそ4m、何かしろの攻撃を当てればショートするものとしま す 猛->@もちろん、EVEが邪魔するわけですが 旋->……得意ではないけど、バイヨネットなら投げれると思いまーす。方向と角度を把握し て、さらにはアレの邪魔さえなければ。 珮李->ふむ…なんとか、あれの動きを止められればいいんだけど。 猛->@今回は数値よりも作戦重視とします、上手いことEVEをすり抜けて攻撃を当てるこ とが出来れば成功です 拓己->……確実に行けると思うやつが行け 旋->バイヨネット、あと何本ある 旋->あと何本ある? 珮李->旋に渡したのを含めて、全部で3本だよ。 旋->むぅ、ソレじゃ乱投してアレの動きを止めてから投げるってのは無理だなァ 猛->@あ、あと因みに簡単な命令ならホワイトビーストも聞いてくれますよ 珮李->予備を持ちすぎても重いからさ。…そういや拓己、あれまだ持ってるの? 拓己->止める策がない事も無い(@下ろしたままの拳の中を見せ 旋->@踏み台になってもらうのってありですかね? こう、手を組んでもらって。その手に 乗った後、ぶん投げて貰う<ホワイトビースト 拓己->(@無論、上からは見えない角度で) 猛->@んー、手の構造的に難しいですね、爪がブレードみたいになってるので組んだら裂け ちゃいます 拓己->@踏み台にすれば良いのでは 猛->@足の裏をパンチして打ち上げるとか 旋->@かなり痛そうだなソレ 猛->@秘儀、佐之介ジャンプ! 拓己->@挑戦者ジャンプ→追ってビーストもジャンプ→ビーストを踏んで二段ジャンプ(ぇ 珮李->@ゲームになってるっ(ぁ) 旋->@仕方ない、普通に踏み台になってもらうか。旋が飛ぶとなると、脚力の関係でかなり 痛い目みてもらうが。 猛->@全身これ筋肉の頑丈さが売りですから、なんとか耐えてくれるかと 拓己->こいつを使えば……止められるんじゃないか? 旋->@閃光のような斬撃を放てる足腰の強さを見てくれる(待て、見せる相手違う 珮李->こいつって…(手の中覗き込み) 猛->それは……確かに、それなら何とかなるかも 旋->(…見えないし、仕方ないのでみんなの壁的位置に居る) 珮李->で、その間にショートさせる事ができれば…か。 猛->まさに……チャンスは一回きりって奴だな 猛->オッケー、やってみようぜ。……どうやら悩んでる時間は無さそうだ 猛->旋、こっから4mぐらい上に発電機があるんだけど、狙えるか……? 拓己->狙えるかどうかじゃねえ、狙え(何 旋->テメェがやってみるかボケ瓢箪(ぁ 珮李->はいはい喧嘩しないで(嗚呼)…予備にもう一本持っとく? 旋->や、飛びながらの射的は未経験なんでね。一本目が外れたら二本目打てる自信無いし… 一本でいいや 旋->なんとか、やってみるとしようか…。 珮李->了解。で、と…ちょっと悪いけど『彼』に踏み台になってもらおうか。 珮李->(ホワイトビーストに視線を向けて) 猛->真白>……おねがい 旋->惜しい。『彼』が居なかったら、拓己に踏み台やらせて、勢いで骨の五〜六本砕いたの に… 珮李->…それ、踏み台にならないんじゃ(ぁぁ) 猛->ホワイトビースト「グル……」(牙を下げ、首も下げてお座りのような姿勢を作る。こ ちらの言葉を理解しているようだ) 珮李->準備オッケー。…後は頼んだよ拓己、キミが失敗したら元も子もない。 拓己->よし、じゃあ手っ取り早く行こうか(言うと同時に拳を掲げ 猛->EVE「……それは」(チャージ中にもかまわず撃とうとするが、もう遅い) 拓己->――凍れ(@封印玉、発動) 珮李->―――旋っ、今だっ! 旋->BGM、鳥の詩ァァァァッ!!!!(同時に、本人的には気合の入る言葉らしいものを 吐いて、白(ビースト)ちゃん目掛けて走り出したーっ) 猛->@クリスタルの中心から眩い光が波動の如く解き放たれ――――EVEの翼を、凍らせ る 猛->@魔力を掻き消された巨体はチャージも無効となり、ガクリと高度を落とす…… 旋->(EVEの翼が、凍ったときにはその足は。盛大に地面を砕いて飛び上がり…)……ッッ ッ、シィッ!(高度が落ちた時には。その、閃光の斬撃すら可能とする脚力が。ホワイトビ ーストの肩へと、突き刺さり…ッ) 猛->長瀬「貴様、まだそんなものを……っ!」(その瞬間、長瀬の身体を機械の腕が掴んだ) 猛->長瀬「なっ!? 何をするブルーっ!!」 猛->EVE「生きて、下さい……マスター」(そのまま、放り投げるように軽々と長瀬を上の 階へ投げ飛ばした!) 旋->(――砂地においては加減してさえ、己の身長ほども跳ぶ足を持って。裂帛の気合と共 に翔ぶと…腕の力のみの横投げで、予備電源へと。バイヨネットを…放つ) 猛->ホワイトビースト「グッ、ルゥ……」(鉄のような肩がメキリと音を立てるが……岩の ように微動だにしない) 猛->@それではバイヨネットは暗い部屋に一条の銀光を迸らせ、――予備電源の中心に深々 と突き刺さる! 拓己->白いの! 体空いたら檻壊せ、出させろ! 旋->手応えあり…フ。あとはこのまま…落ちるだけェェェェ… 猛->@……瞬間、膨大な電流がバイヨネットへと流出し、金属すら紅く溶解させるとんでも ない電圧が煌々とスパークする! 珮李->やったっ!って、ぁ……(そりゃ落ちるかーって) 旋->(どかぁん!! と派手な音立てて地面に激突)ぐぼはっ! 猛->白いの「ガルッ!」(瓦礫を蹴散らしながら格子に突進し、檻の鍵のある辺りを凄まじ い体重と破壊力でぶち破る) 珮李->旋っ!大丈夫?(スパークに目を細めながら駆け寄り) 旋->ぐへあっ!?(白いのに踏まれた) 拓己->よくやった! ――猛! 旋->言うと思ったぞぼけ南瓜…! 猛->@バン、バンッ!! とスパークは暗い部屋を何度もフラッシュさせ、爆発音を繰り返 す 珮李->なんてお約束な…っと、ともかく此処から出ようっ 猛->@そして地面に轟音を立てて墜落したEVEは、爆発音に呼応するタイミングで痙攣す る 猛->おうっ! 旋->くそったれこのデカイ鎧も連れてくぞ! 拓己->……真白の事、少し頼む(言い置いて先に駆け出ていく) 珮李->運び出すのっ!? 猛->真白>た、拓己? 猛->あ、ああ分かった 旋->可愛い女の子はほうっておかない、コレいい男の鉄則だ。っつーことで…ぬおっ、やっ ぱ重てぇっ!? 何キロあるんだ…ッ 拓己->(@全力で走る。探しているのは……逃がされた首謀者) 猛->長瀬(上の階から状況を確認し、身を翻す)「クッ、CPUが暴走したか! ……すまな い、EVE」 珮李->ったく…えと、白いの…なんて呼べばいいのか分からないけど…運ぶの手伝ってっ! 旋->いや、白いのは先導だろ。何があるかわかんないしねっ 拓己->(逃がさねえ……あいつは逃がさん)(@走る、走る……) 珮李->そんな事言ったら、さくさく行っちゃった馬鹿もいるけど…(上を見上げ) 猛->@……この速度で走ると、恐らく出口辺りで追いつける 旋->…ッ、ああああぁぁぁぁっりゃああぁぁぁっ!!!!(顔真っ赤にして、飛ぶとき以上 に気合込めた声で鎧を持ち上げて担いだ) 猛->長瀬>『誰か居ないか! 可能な人数だけだけでいい、撤退するぞ!』 拓己->(くそっ……きついな。だけどへたばってるわけにもいかねえんだよっ……!) 珮李->…ボク達も行こう、とりあえずここからさっさと離れたいし。 旋->お、おぅ、い、いい、い、行くぞ…ッ!(ぜーっ、はーっ!) 猛->白いの「ガルルルゥゥウウガッ!!」(前方を走りぬけ邪魔な瓦礫、鉄格子、時には正 しい壁でさえ拳でぶち抜いて直線ルートの逃げ道を作り出し、突き進む) 珮李->(白いのの後を追う様に先へ進んでいく) 猛->……ちっ、動力失っても軽量化できないか。ゴメンな旋、頑張れ! 旋->なんのっ、これしきィィィィィッ!!!!(くわっ!) 珮李->途中でバテないといいけどねぇ…。 拓己->どこだ……どこにいやがる、長瀬ェーッ!! 猛->行こう、真白。さっさと先に行きやがったあいつを拾ってかないとな! 猛->真白>(頷いて、走る) 珮李->まったく、美味しい所持っていこうとするんだもんなぁ…。 猛->@走る、走る 猛->@珮季に重傷を負わされつつも速度を落とさずに走れるのは、鷹と似たような凄まじい 数の修羅場を潜り抜けた故か…… 猛->@だがしかし、拓己の足の方が速い 猛->@拓己は非情通路に差し掛かったところで、その先を走る長瀬の姿を見つけた 拓己->(っ、居たッ!)(@無言のまま、その背中目指して猛加速する) 猛->@ああ、因みにそこまでにいたる通路は皆ボロッボロの廃墟状態です。天井に風穴が開 いてるわ、火の手が上がってるわ、壁と言う壁に亀裂が入ってるわ 猛->@何か途轍もない力と力がぶつかり合ったかのような、破壊され具合 猛->@上に行くごとに、徐々に赤熱していく暗い通路…… 拓己->(@とりあえず床さえしっかりしてるならあとは無視ッ) 猛->@長瀬が片手で腹を押さえつつ、地上に転がり出たすぐ次の瞬間。拓己もまた地上へと 身を乗り出した 拓己->待て……長瀬ェ!! 猛->長瀬「ハァ、……ハァ。君もしつこいな……過ぎたる行動は身を滅ぼすぞ。私のように ね」(苦しげに息を吐きながら拓己に向き直る) 猛->長瀬「ハァ……む? なん、だ……この感覚は……?」(外に出た途端、長瀬は周囲に 目を向けて。何かを……警戒している) 拓己->知るか。お前を……行かせるわけには行かないんだよ! 旋->@――……暑い。まだ、そんな季節ではないのに、どうにも、暑い…ソレは、勿論幾ら 鈍感な拓己にだって解る) 拓己->(……!? くそ、何だ!? けどまずはコイツだ!) 猛->長瀬(色々な意味で脂汗を流し)「……私とて、このような場所では死ねん。諦めない 限り生き続け、この理想を追い求める……」 旋->@何時もと変わらない風景のはずだ。青い空の下、灰色のコンクリートの上、見回せば オフィスビルが立ち並んで青空なんぞ映していたりして…) 猛->長瀬「(チ、待機部隊が到着するまであと3分は掛かるか……)」 拓己->黙れ、大人しく捕まれ畜生が(槍を突き付け) 旋->@…そんな普通の街並の中、裏の事情を叫んだりしている拓己達だけは異質なのに。ど うにもこうにも、異質感が無い…) 拓己->……お前が自分で言った通り、レッドゾーン突破でぶっ殺してやりたい所だが……殺 さない 拓己->ここの後始末、葵の体の事! お前にやって貰う事はまだ残ってるんでな……それさ えなけりゃ今すぐぶち抜いてる所だ 猛->長瀬「……ふん、残念だが私も君を殺せそうにない。だが掴まるわけにもいかないな… …それに、ブルーはもう助からない」 拓己->!? 拓己->……それが……それがあいつ自身の意志だったとしても……お前はッ……!(@槍を 後ろに振りかぶり、突進 猛->長瀬「彼女はどれだけの年月、悪魔と戦い続けてきたと思っている? ……5年だ、そ れだけの長きに渡って悪魔を飼い続けて来たこと自体、奇跡だった」 拓己->ふざけろよ、何を語ってやがる。そもそもそんな宿業を背負わしたのはテメエの身勝 手だろうが! 猛->長瀬「EVE計画とは、心が死した後も戦い続けるための計画でもある。そうだな、私 の身勝手だ」(@徒手空拳のまま、死に体を捌いて紙一重で槍を避けていく) 猛->長瀬「何故彼女は私に付いてきたのだろうな……今でも、時々分からないよ」 拓己->なら最期まで……責任取れよ  拓己->(@一人の少女の姿が、よぎり……) 旋->@――…『――――』……。 …何かが遠くで。近くで、囁いた…) 拓己->助からない? いつか死ぬ? ならその時を少しでも延ばせよ! 最期まで自分に 付いてきたやつに応えてやれよ! 猛->長瀬「言った筈だ、私の理想も彼女の理想も同じもの。そのために命を掛ける覚悟は共 に済んでいる」 猛->長瀬「ここで戻る? 戯けたことを、それでは理想の成就などありえない」 拓己->ならそのご大層な理想を叩き潰してやる。理想(まえ)へ向かって進めなくなりゃ戻 りもするだろ! 猛->長瀬「彼女の命には報いる。そのために私は死んでも、殺しても、この理想を貫く。… …例えそれが、この手で彼女を殺す結果になろうともだ!!」 拓己->黙れ! これ以上お前の好きになんてさせるかクソ野郎。お前は生きて生きて無様に 生き抜いて、手前の理想が叶わなかった事を…… 猛->長瀬「フッ、心を潰そうとも体を潰そうとも、例え……間違っていたとしても。私の信 じたこの理想だけは。――けっして折れはしない」 拓己->――『月光』が、それを別の形で達成するところを、その目で見届けろ。あいつと一 緒に見届けて、負けを認めてから勝手に死ね 猛->@……遠方から車のエンジン音が轟いてくる 拓己->わかったか畜生が!(@ランスを投げ付けるように捨て。身軽にして拳で直接殴りか かる!) 猛->長瀬「そうなれば私も本望だな。……フッ、脆弱な月光を君たちが何処まで変えて見せ るか。それだけは見ものかも知れん……!」(@その拳に答えるように、長瀬らしくなく何 も考えずに拳を振るう) 猛->@殴る音、殴られる音、肉の衝突しあうその鈍い音は……止め処なく続く 猛->@意地を張り合った男の叫びが、拳となってお互いに突き刺さる…… 拓己->(気張れよ俺、ここで沈んじゃ……裏切ったツケの支払いが済まねえだろうが!) 猛->@だが、両者……倒れようとしない。どちらも意識を失ってもおかしくない傷だという のに 猛->@そしてそれを続けている最中に長瀬の待機部隊の車が到着し、同時に葵を引き摺った 旋たちもその場へと追いつく 拓己->っらあああああっ!!(@長瀬の顎に、拳を叩き込む) 珮李->と、到着……って、うわ…何か派手にやってる…。 旋->@――ソレが、故意か偶然か。ソレはもしかしたら、本人にさえ予期もせぬ、幕開けで あったのかもしれないが…。…誰もが、殴り合う二人さえも。一片の…紅い、桜が見えた) 珮李->(2人の方を見て…)……え…(視界を過ぎる紅に動きを止め) 猛->長瀬「っおおおおおっ!!」(カウンター気味に拓己の腹に拳を叩き付け。……されど 深く入った顎のダメージがふらつき、倒れまいとするもよろりと後ろに下がる) 旋->@待機部隊の諸々の衆も、殴り合う二人も、駆けつけた旋達も、勿論真白も、意識が残 っているかどうか怪しい葵も、眼の見えない旋さえも…。…赤い桜が…地面に、落ちた) 猛->……桜……? 珮李->…ねぇ、これって…もしかしてあの時見た… 旋->@――瞬間の、変異) 拓己->っ!?(思わず、拳が止まる) 猛->真白>……強い魔力を、感じる…… 珮李->まさか、来たっていうのか…? 猛->@素早く倒れこんだ長瀬を受け止めた待機部隊の面々も、不気味そうに桜を見上げてい る 旋->@――青い空は焼け爛れた赤へと変異し) 旋->(@――灰色の地面は焼け焦げた土を除かせた荒野に変異し) 旋->@――周りのオフィスビルはたちまちに炎上する紅蓮の塔へと変異し) 旋->@己の今まで居たビルは、その中に一際際立つ。紅蓮の柱へ変異し空へと昇る) 旋->@ソレがまた空を燃やし、ビルを焼き、地面を焦がし、そしてソレがまた塔へと吸収さ れて空を焼く) 旋->@その光景たるや、日本で言えば焦熱地獄に等しくあるもの。この世に決して出てはい けない煉獄の眼前が、この日本に、二度目≠フ襲来を遂げた――) 旋->@暑い。熱い熱い熱い熱い熱い。しかしこの中で、誰一人として焼け爛れた人間が外に 飛び出してこないことこそ、安堵であると同時に、不気味だ) 珮李->(呆然と辺りを見回し)……一体、何が目的で此処に……。 拓己->っハァ……ハァ……くそ、何なんだよ、一体……!(荒い息を吐きつつ 猛->一難さってまた一難か……いい加減休みくれよな、夏休みなんだしさ(文句を言いつつ も周囲に気を配り) 旋->@――陽炎の向こうに。人影、一つ) 猛->真白>暑い……私、暑いの嫌い 珮李->これで特別給与出るならいいけど……とりあえず拓己っ、こっちに戻れっ! 拓己->(くそ、でも長瀬は……!) 珮李->この状態でお前が真白の傍にいなくてどうするんだっ! 旋->@――…この範囲の中のどれだけがこの状態なのかは知る由もないことだが。どうにも あたり一面がコの惨状にして、結界のようなモノが出来ているらしい。外部に、連絡でき ない) 猛->@長瀬のほうは4人の黒尽くめの男たちが担ぎ上げていた、銃口をこちらに向けながら だが 拓己->ッ、くそ、ここまでやっといて……!(長瀬の周囲の男達を見、一歩退く) 拓己->(手を出さないなら……退かせてくれるか?) 旋->@――…………カツン。………カツン。……カツン) 珮李->……(掌をぎゅっと握る。嫌な汗が流れるのを感じて)…クソッ…… 猛->@男たちに撃って来る気配は無い、威嚇のようだが……彼らの注意は別のところに向い ている 猛->@そう、こちらに向かってくる、影に…… 拓己->(……何の余裕も無いか!)(@さっと身を転じ、ランスを掴んで真白の方へと駆け 戻る) 旋->@この距離なら、珮李辺りなら、ソレは硬い革靴が。堅い地面を叩く音だと解るだろう) 旋->@待機部隊の連中が見て居る先。陽炎に揺らめく、一種幻想的にすら思える場所から… 一つの影が。その音を上げて、歩いてくる) 珮李->(神経が過敏になっている分、ヤケに大きくその音が聞こえる。緊張に小さく息を飲 んで) 旋->@……カツン。…カツン。カツン、カツン、カツン…と。……紅い、紅過ぎるコートを 身に纏った長身が) 旋->@炎の熱風に、その、腰まで届く一括りにされた銀髪を揺らせながら。靴音と共に…心 臓どころか、その身が圧迫せんばかりの重圧を乗せて…) 猛->真白(拓己が戻ってきて安堵の表情を浮かべ)……なに、あれ (それでも、それを警 戒する) 旋->@ソレは、そう。あの、悪趣味なビデオレター=B修行を行った島で見たあの映像に 載っていたソレと、同じ…) 拓己->(@真白を後ろに庇いつつ人影に向き直る)……さあ、な。ろくなモンじゃないのは 確かだ……! 珮李->まいった、ね…できればボク達には用事はない方向でいてくれると嬉しいんだけど…。 旋->???>『……全くもって、驚く。…どんな大物が来たと思えば…イレギュラーな自体 と来たか…』(低く、小さい。しかし妙に皆の耳に届いたソレ…確か、殴り合う前に、拓己 や長瀬が効いたのもコレだったような…) 拓己->(くそ、よりにもよってこんな時に来るかよ……! まともに戦えねえぞ……!) 猛->………(静かに棒を構えている) 旋->???>『……引き金を引いたのは、理想論を振りかざすガキ二人。…ハァ』(ガッカ リしたように、溜息までついているその姿は。漸く、皆の前へと現れ…前髪に隠れた目を、 向けた) 猛->白いの「………ガルルルルルッ!!!」(長瀬のとき以上に、激しい威嚇をしている) 旋->???>大きく、手を上げれば。その邪魔な前髪を、バックへと掻き上げれば。その目 の色は…橙でも、緋でも、紅でもない。何処かで見たような…色の、眼だ) 珮李->……(左肩を押さえたまま視線を向け続け) 旋->???>その顔は、ともすれば女性のソレと間違えかねないが。声、目元、頬の厚みか らしてかろうじて男性と解る程度のものだ)『…挙句、前に薔薇をくれてやった娘が死に掛 けて居る』 拓己->……っ、……っ(荒い息を吐きながら槍を構えている) 旋->???>『その娘によく似合う、蒼い薔薇……。…全く持って…ッ』(――ビリィィィ ィッ! …空気が、裂けそうだ。語気を荒げただけで、世界に影響が出る…) 猛->EVE(@制御基盤の暴走によって心肺維持装置が破壊、現在は……心臓が停止しかけ ている) 旋->炎の魔神>しかしソレ以上に、眼は葵へと向いているが…)『…あぁ、いかんな。名乗 り忘れていたが…全員、私の名を知っているようだ…』 旋->紅の夜明け>『だが。あえて、此処では別の名を名乗ろう…随分とまた、懐かしい場所 へ来たものだ。本名を名乗っても、問題はあるまい…』 猛->知りたくも無いし忘れていいもんなら忘れたいし出来ることならそのまま帰って欲し いけどな、どうやら見たことはあるみたいだぜ……何者だよ、あんた 拓己->(@真白を出来る限り遠ざけておこうと、じり、とさり気なく下げる) 旋->月光=猛に、僅かに笑みを浮かべながら…)『人は、炎の魔神=A紅の夜明け ≠ニ呼ぶ。その真名は……月光≠ニ言う』 珮李->……月光…? 拓己->月の光とは対極な気がするけどな…… 旋->月光>『この蒼き惑星の闇を照らす月より戴き、0と1の世界に座す女神より頂いた…』 珮李->いきなり馴染みのある名前と同じものを名乗られると、余計違和感あるね…。 猛->ある宗派によると己に最も邪悪な名前をつけて、それを克服する試練とかがあるらしい ぜ。なんとなく、それの逆っぽい感じが 猛->月光、か……ここの関係者、なのか? 拓己->まさか、冗談だろ 旋->月光>『……』(炎上する柱を見上げ)『…名前をくれてやった』 猛->そうだよなー、いや絶対見えネェ……んなわけねぇ……ぇぇぇえええええええ っ!?!? 珮李->なっ、名前をくれてやったって…本当に関係者っ!? 拓己->どうなってやがるんだ上層部ーッ! 旋->月光>『今や、随分と騒がしいことになっているようだが。さて…あの男≠ノは一度 会うて、灸でも据えてやらねば…』(一人、他の騒動とは関係ないとでも言うように呟いて るし) 旋->月光>『さて。しかし……』(…ゆっくりと、長瀬へと振り向いた) 猛->@長瀬は男の1人の肩を借りながら立っている 猛->長瀬「……私に御用かな? もしそうならば、光栄なことだが」 旋->月光>『…先ずは。オマエだ』(何時の間にか上げられていたその指は、長瀬を指差し …閃光。紅い炎が、レーザーかくやという勢いと速度をもって、長瀬の周りを囲う四人の 男へ…放たれた) 猛->@4人は一瞬で、……跡形もなく蒸発した 旋->月光>(指を下ろしながら、呆気ない…とでも言いたげに溜息をついている) 拓己->な……!?(絶句 珮李->い、一瞬で跡形もなく…? 猛->長瀬「……グッ」(肩に回していた手が焼け、体重を支えようとするも)「ゴホッ!」(珮 李に深々と斬られた傷から出血し、前のめりに倒れ込む) 旋->月光>『先ずはオマエ。それと、オマエ…』(…拓己に、目線をやり) 旋->月光>『…抵抗は自由だ』(ごきりっ、と、手が軋る) 拓己->ッ……!(@咄嗟に、真白達から跳びすさって離れる) 珮李->…なんで拓己まで狙われるようになってるんだよ…。 猛->真白>拓己っ!(追おうとするが、その手を猛が掴んで止める) 旋->月光>『引き金を引く。ソレが、我が条件…。…その理想が、その思想が、その想いが 本物であるのなら。或いはこの身に、届くやも知れぬ』 猛->真白>放して! 猛->猛>……ダメだ、行ったらあいつを汚すことになる 旋->月光>『届かぬのならば。その理想を抱いて、闇へと溺れて朽ちていけ』(ゆっくりと、 長瀬へと、歩み…) 拓己->サンキュー猛、そのまま頼む。どうやら、俺らしいからな……でも度の過ぎたセクハ ラをしたらあとでしばく(ぁ 拓己->ッ……待ちやがれェェッ!(やけくそ気味に突撃ッ) 猛->長瀬>(倒れたまま動けない、もとよりそのままでは死に至る重傷だ。止めを刺すのは 赤子の手を捻るより簡単だろう) 拓己->殺すな! そいつにはまだやる事が残ってるんだよ! 珮李->……万全の体勢でいても、勝てるような相手じゃないっていうのに…お互いタイミン グが悪すぎる…ッ 旋->@――光が、ちらついた。…と思われた瞬間には…ソレは投げたコインを掴むような仕 草で。…拓己の後頭部が掴まれ、持ち上げられていた――) 拓己->がッ――!? 旋->月光>『……先がいいか?』 猛->長瀬>「ハァッ、ハッ……カ……ズ……」(跪いた姿勢で、懐に手を当てる。コートの 下に差し入れた手が……真っ赤に染まる) 旋->@――見えないどころの話ではない。知覚¥o来ない。近づき、背後に回り、掴まれ る。その動作が、見えないのではなく、すっぽ抜かれたように結果が存在している) 拓己->……死ぬ順番か? ならあとも先も……願い下げだッ!(切っ先を反転したランスを、 脇の下を抜くようにして後方へと突く!) 拓己->(@半ば以上、ヤケだ) 旋->@――どすんっ! …手応え、在り) 旋->@……呆気ないほど、刺さってしまった。その心臓に、幅広のランスが深々と突き刺さ っている) 猛->長瀬「………この、理想を抱いて死ねるなら……それも、本望……だが」(ゴフッ、と、 吐血する) 拓己->(@手応えが来た事に半ば驚き、ゆっくりと、視線を後ろへ……) 旋->月光>『……』(…刺さっている。手応え通り、ソレは冗談のように刺さっているが)『… いい腕だ』(…血が流れていないどころか。深々と刺さっているはずのランスが…背中に抜 けていない) 拓己->な……!? 猛->長瀬「そこの少年ならいざ知らず……何処の馬の骨とも知らぬ勘違いヤロウに殺される のは、我慢ならん……っ!! 心の闇に抱かれて消えろ―――魂砕き(マインドクラッシ ュ)」 猛->(懐から取り出したハンドガンを至近距離から、拓己を掴む腕に向けて発砲する) 拓己->馬ッ、やめろ下手に手を……! 旋->月光>『この状況で、意を失わぬ意気や見事。成る程、一撃、生き――』(――ドンッ!  なんて派手な音を上げて、即頭部に穴が開いた。挙句、腕にも穴が開き、一発拓己の足に 当たる) 珮李->……ッ…(撃たれた様子に息を飲んで) 旋->月光>(さらに胸に、心の闇を誘発する弾丸まで喰らって。その手が、拓己の頭を離し た…) 拓己->出す……っぐ!? 拓己->(@落ちて、背後を振り仰ぐ) 猛->長瀬「生憎私は多芸ではなくてね、今お見せできるのは意気しか、な……い」(銃を握 る腕をだらりと下げ、荒い息をついている) 拓己->(くそ、無理してんじゃねえよ阿呆……!)(人の事言えない 旋->月光>(ぐらりと、揺れたモノの…)……(…眼が、ゆっくりと、長瀬の方を向き…) 猛->………なんか二人から負けず嫌いオーラがぷんぷん漂ってやがるぜ 珮李->……こんな極限状態でそんな似たもの属性を押し出さなくったって…。 旋->月光>『……腕狙って頭に叩き込むような腕ならば。今後、銃は使わぬことを進める』 (こともなげに、撃たれた側頭部を抑えてる) 猛->気が合うんだよ、死んだって死にたくないってさ 珮李->すごい根性だよね。あぁいうの殺しても死にそうにないって言うのかな…。 旋->月光>(……指を、デコピンの形に変えてから。猛の額へと、伸ばし…) 旋->月光>(――ドンッ!!!!!! …炸裂) 旋->月光>(ただのデコピン一発が戒人の、フルスイングに匹敵…というより若干超えてい るっぽい一撃が猛の額に突き刺さった) 猛->長瀬「忠告痛み入る……そうだな、確かにこんな事をしているようでは、私は指揮官失 格だ」(自嘲気味に漏らした笑みから、血が滴る) 拓己->――猛!? 珮李->たっ、猛ッ!!? 拓己->お前真白に巻き添え食らわしてないだろうな!?(そっちか 猛->@それって頭蓋骨粉砕しませんかね?(ぉ 旋->@額なら砕けませんヨ。頭蓋骨が砕けても額の骨は無事ってぐらい堅いから(ぁ 旋->@皹が入る程度です(ぁぁ 拓己->@いや、骨はヒビ程度でも中身はーっ!?(汗 旋->@そこらへんは手加減したよ☆ 猛->@小さいから大丈夫 旋->@OK 猛->@猛に脳みそが詰まってるなんて思っちゃダメだ 旋->月光>『…人のドタマ撃ち抜いておいてコトも無しに喋るとは、ろくなガキじゃないな』 拓己->@OKΣd(ぇ 珮李->@いいのかっ(嗚呼) 旋->月光>『しかし成る程、心の闇を浮かべる弾丸…か。面白いものを、持っている』 猛->@貴様にだけは死んでも言われたくないわーっ、と思いながら豪速で背後の廃墟へと突 っ込んでいく 珮李->わ、わっ…ちょっ…猛ー!?(慌てつつ、真白の腕持ち係交代/ぁ) 猛->@一瞬遅れて、コンクリートが打ち砕ける音と。同時に砂の混じった煙が立ち上った 旋->月光>『……(途中、何喋ってたっけ、とか額に手を当てて考え)……あぁ、そうだ(思い 出した)』 猛->@因みに背後にいた真白は白い獣がちょいと引っ張って避難させた。……真白は、抵抗 せずに珮季の腕を握り返す 旋->月光>『――腕を貰う』 猛->@……怖いのだろう、なまじ敏感なだけに。アレがどれほど恐ろしいものが肌で感じ取 っている 旋->月光>(長瀬に、振り向き。闘牛がやるような、足で地面を擦り…) 拓己->は? な……ちょっと待てよオイ! 珮李->……(拓己たちと傍の真白を交互に見ている。猛が気になるが、不用意に動ける雰囲 気でもなく) 猛->長瀬「この期に及んで弱いものイジメか? フッ、とんだ魔人さまだ」 猛->長瀬(@……強がっているが、腕のすらまともに持ち上げられていない) 旋->月光>『何、私の信条だ』(呟くように言えば、右腕に、炎が宿り…) 拓己->ッ、待て!(咄嗟にランスで攻撃しようとするが……) 旋->月光>『―― 女 一 人 抱 け ぬ 腕 な ど 、 無 く て も 良 か  ろ う ?』 旋->@瞬間の紅蓮。姿が消えたときには、長瀬の肩から先は…後ろの魔人が、両腕だったも のを…生きていたものの消し炭を、握っていた) 猛->長瀬>「腐った言葉を吐くな、この腕は常に。理想を抱いている」 旋->月光>『理解を得ようとも、共感を覚えて貰おうとも思わぬから安心しろ』 猛->長瀬>「奇遇だな、私も同じことを思っていた。貴様の愚考を許すことも忘れることも 無いから安心するがいい」 拓己->な……おま……!(言葉を失っている 旋->月光>(長瀬の腕だった消し炭を、自分の後ろへと投げ捨てながら)『クク、あァ。安心 しておこう』 猛->長瀬(@ぼたぼたと両腕から……いや、それが元々有った場所から血を流している。既 に致死量を超えているはずだが……それでも長瀬が生きているのは、月光と言う男が強い 魔力を佩びているからだろう) 旋->月光>『キサマの情念、何時の日かまた合間見えることもあろう。その時まで、楽しみ にしている』(口の端を歪めた笑みはそのまま、長瀬に一瞥もくれず…拓己のほうへと、歩 く) 猛->長瀬(@優れた能力者である限り、殺さない限り瀕死では決して死なない) 珮李->…悪い夢でも見てるみたいだ(掠れる声を小さく零して) 拓己->……ッ(来るか、と身構え) 旋->月光>『さて……オマエも、殺すには惜しいが…』(ふい、と真白に眼をやり…) 猛->真白>(ビクリと身を揺らし) 拓己->(@視線に気付いて先に殴りかかる) 珮李->(真白の腕をしっかりと掴み直し、背に庇うように立って) 旋->月光>(乾いた音を立てて、あっさりと掌で受け止め…) 旋->月光>(…ソレを、その拳を握れば。そのまま、みしみしと音を上げて拳を握っていく) 拓己->ッ!? ……っお、おおおっ! 拓己->@ギミック使って良いですかー? 旋->月光>(みし、みしみしみし…ッ。…デコピンの威力など考えれば、こんなもの握って いるうちに入らないだろう。明らかに加減がある) 旋->@どーぞ、ばんばん使ってくださいな 旋->@というか槍、まだ持ってたのか 猛->真白>拓己っ!? 止めて、……止めてぇぇぇぇぇっ!!!(悪夢でも見ているかのよ うに叫ぶ) 拓己->(@槍の柄、その一部をスライドさせて開き、中のスイッチを押し込む) 拓己->(@同時、穂先の根本で小さく煙が弾け――引き抜けば、仕込み刀) 珮李->拓己…ッ…(真白を抑えながら眉根を寄せた視線をむけ)くそっ…。 拓己->(@槍から薙刀へと変じたそれをもって、片足を軸に体ごと一転して胴を薙ぐ斬撃!) 旋->月光>『ギミックランスか』(…生肉が押しつぶされるような音を上げて。拓己の、骨 が、肉が…拳が。…人間の体が。悪い冗談のように、潰れた) 旋->月光>『痛くないワケではない。そう何度も、喰らってやれん』(@…刀が、刀身が。 既に振られ、届くか、届かないかの所で…横に振られたのだろう。拓己の体は、薙刀だけ を残して、真白目掛けて飛んでいた) 拓己->――――は……? 旋->@――剛速球というわけではない。しかし、当たれば先ず間違いなく真白ごと吹っ飛ぶ ような、速度で…) 拓己->が、ほッ!?(認識能力が、現実に追いついていない――) 猛->真白>!(反応できるわけもなく固まっている) 珮李->…ッ!?(咄嗟に真白を引き寄せながら横に避けようと) 旋->月光>(左手には、拓己から奪った薙刀を持ち…。…横投げ。腕の力だけで投げたソレ は、ソレだけで閃光じみた速度で…邪魔なホワイトビーストの肩目掛けて…放たれていた) 旋->@――尚、珮李の反応が何とか間に合ったおかげで。拓己は真白が居た空間を通り過ぎ たところで丁度、地面に落ちることになる) 拓己->(@二転三転……地面を転がる。もはや痛みをすら認識できていない) 猛->@……ガギッ!! 鈍い音を立てて突き刺さるかと思われた薙刀は、何故か甲高い金属 がぶつかり合う様な音を立ててホワイトビーストの肩に突き立った 珮李->拓己…ッ!(真白を引き寄せた瞬間に通り過ぎた影を視界の隅に入れながら、視線は 前を向いて) 旋->月光>『…おや?』(体格から力を計算して、突き刺さってふっ飛ばすぐらいの力は入 れたつもりだったが…間違えたらしい) 猛->白いの「グル……」(避けもしなかったそれを、緑色の体液が吹き出る出るのもかまわ ず引き抜いて、心なしか拓己のほうへ向けて捨てる) 旋->月光>『…見た目と中身が違うのか』(仕方ない、といった感じで。硬質な音を立てて、 真白へと歩み始めた) 猛->白いの(@その傷口の下から見えたものは……刃、無数の、数え切れないほどの鉄の塊 だ。だが動かない、まだ期を見ているのか、他に理由があるのか) 珮李->……(真白を背後に庇いつつ)…参ったな…男連中バテるの速すぎだよ…(口端を薄 く引き攣らせて) 拓己->…………、……  …………!(倒れた状態で、藻掻く) 旋->月光>『恐らくは、魂からして別のものが入っているのか……ン?』(立ちはだかった 珮李を視て…溜息)『退け。』 拓己-> ……て………… ま …………! 珮李->ボクだって退きたいけどさ。真白に何かあると後ろの馬鹿が怖いんでね…(じりじり と後退して) 拓己->(体……力が……何が、どうなってる……っ) 珮李->(片手で銃剣を握る。左肩の鈍痛に眉を微かにだけ顰めて) 旋->月光>『…危害は加えない。これでも、余程のことがないと拳は向けないことにしてい る』 旋->月光>『女の子だけの限定サービスだがね?』(肩を竦め) 猛->長瀬(@這うようにして車の下に辿り付いている、意識も殆ど無いはずだが……見上げ た根性だ) 珮李->……けど、真白に対してその余程が起きないとも限らないじゃないか…。 拓己->(@がり……と、指が地面を掻いて) 猛->真白>……まって、私に用があるなら、私が出る 珮李->…真白…ッ…!? 旋->月光>『成る程、道理だ』(あぁ忘れてた、と、長瀬へと掌を向けると。パチンッ、と 指をスナップさせれば…長瀬を、この『空間』から排除した。『現実』へと吐き出したのだ) 猛->真白>珮季まで傷付くのは、いやだから……(困ったような笑みを浮かべ。……キッと 月光を見据え、その前に立つ) 猛->@……恐らく現実空間では車の中で待機していた運転手が長瀬を介抱している事だろ う 旋->月光>『……』(キッ、なんて見据えられて困ったように掌を額に当てつつ)『…葵とか 言ったか、あの娘』 珮李->まし…ッ…(引きとめるよりも出られるのが早かった。できるだけ離れず、不安そう に見つめていて) 猛->真白>神崎葵……私の、お姉ちゃん 旋->月光>『…このままでは先ず間違いなく死ぬ。ついでに、普通に治療しても死ぬ。其処 をあえて問いたい…どうしたい?』 猛->真白>生きられるのなら、生かしてあげたいけど……ううん。生きて欲しい 旋->月光>『……』(炎の柱を見てから)『…あの女はまだ出てこないか。仕方あるまい、そ れでは私達だけでやろう』(あっさり頷くと、アッサリと踵を返し。葵のほうへと歩いてい く) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> 長いよ、そして誤爆多いよ(ぉ) それはともかく、やっと決着が付きましたね。 ただ長瀬は何とか撃退できましたが支部の方は殆ど機能を失った状態です、この後もまだ まだ苦しい状況は続くことでしょう。 しかし……これ本気でゲームオーバーになるんじゃ無いかと冷や冷やしましたが、何とか 纏まったようでホッとしてます。 アドリブに次ぐアドリブで戦力調整してたので多分プレイヤー以上にGMはドキドキして おりました(汗 特に旋の攻撃力44はサーー……ッと顔から血の気が引く思いでしたね、そしてそれに耐 え切った珮季の出目には目玉が飛び出るかと思いました。ドキドキハラハラです。 ある意味、あの瞬間が一番BOSS戦をやっていたんじゃなかろうか。 それと最後の予備発電装置破壊。 大人の事情ですぐに種明かししてしまいましたが、アレは真白が「電磁波」と言うヒント だけを出して解決策をプレイヤーに探させるというイベントだったりします。 単純な数値の対決だけではつまらないそうですし色々と考えた結果ですが、吉となるよう なら今後ともそういったギミックを用意したいと思います。 さて、今回の一連の『恒久的世界平和を求めて』のいかがでしたでしょうか。 GMとしても反省点ばかりだったのですが、特にもう寝返りフラグはこりごりです(苦笑) 次ぎあたりは馬鹿な悪役を出してスッキリと倒されたいと思っています。 フフフ……いや失礼、スッキリと言うのは誤植があるかもしれませんが(GM笑い) そして最後のサプライズですが……正直、辛かった。 演出も面白かったし私も好き放題やりましたし時間も気にしてはいませんが、自分達のキ ャラが悉く暴力の前にひれ伏していくばかりと言うのはプレイヤー心理的に物凄く心苦し いです。 いや腕持ってっていいよとノリノリで許可してましたけど、むしろ長瀬に関しては楽しか った(ぉ) GMとしてはそういった演出もあるのでしょうし今後のことも考えて必要だと判断できま す。桜の演出とか世界変貌の演出とかもう何年もやってるのに全然追いつけないなぁと、感嘆してばかりでした。 ので1プレイヤーとして感想を申し上げます、……辛かったと。