猛->@―――負けるわけにはいかない。と、鷹は言った。 猛->@やつらは、まず反抗する『月光』の人間を皆殺しにするつもりだからと。 猛->@―――警報(アラート)が甲高く鳴り響く、視界がパカパカと赤と白に染まる 猛->@管理室に忍び込んで武器を奪い返した……まではよかった。監視カメラの網を抜けつ つ移動もしていた、……だがそれだけで見逃してくれる相手ではなかったようだ 猛->@もはや光学迷彩も意味を成さない。『月光』に残った面子は、銃を構えた男たちに追 われていた 猛->@しかし、今ならば無抵抗ではない。目の前を導くように走る白い獣が居るのだから― ――― 猛->@追っ手から逃げつつ司令室を目指してください、今現在は地下2階から2階まで上が って来たところ。つまり廊下の端っこです 猛->@司令室までの距離は70メートルほど、しかし伏兵の可能性があります。 猛->@ターン数は3ターン、追っ手からの攻撃を避けつつ生き延びましょう 猛->@それではスタートです 猛->結局見つかるんだよなぁ……ああもう、しつこい追っ手だな! 珮李->まぁ、敵と味方の絶対数の違いかね?…四面楚歌って感じだよ。 猛->@銃声と共に足元の地面が弾ける。鋭い風が体を掠った気がする たつき->ま、すんなり見逃してくれるとは思ってなかったけどな 猛->無個性軍団『……大人しく武器を捨てて投降しろ!』 珮李->そもそも司令室に近づいてるんだしただですむわけないとっ… 猛->@背後から追ってくる人間の数はおよそ8、……少々多い 珮李->…その他大勢がよってたかって…ったくうざったいな…。 たつき->ヤダ>無個性軍団 猛->@というわけで、威嚇射撃ではなく足を狙って撃って来ますよ。……ハハハしかもジョ ーカーで(初っ端から 珮李->@orz たつき->@秤ス引いてんのっ!? ジロー->@流石だ風月さん 旋->@あ、戻ってきたら何か進んでた 猛->@(サイコロ振って)……たつきに11で攻撃(ぁ 珮李->@たつき、頑張って防いでくれぃ(ぁぁ) たつき->@5で回避…できないや 猛->@あっと、体術です……6点入りました。最初から飛ばしてるなぁ たつき->@他人事みたいにっ たつき->@ジョーカー引いたの誰ですか(ぁぁ 猛->@銃弾が容赦なくたつきの足を掠めていきますよ。そして熱い感覚と共に痛覚が襲う 猛->@……人は時に試練を超えなくてはならない たつき->つ…ッ!(痛みに足が鈍るが、止めずに何とか前へ進もうとする) たつき->@くそう。呪いパワーをGMにちゅーにゅー(念 猛->無個性軍団「っ! ……往生際の悪い子供だ」 猛->@ぐわぁぁ……次もジョーカーダヨ(ぁぁぁ 珮李->たつきっ!…くっそ…数だけはやたらいるのが厄介だな…。 珮李->@Σ連続ジョーカー!? たつき->@GMのばかぁぁぁ 旋->@これでボス戦、クリティカル出る確率がヘルと思えば。 ジロー->@なんて運だ…本気で潰す気ですね 猛->@そして猛に13で体術攻撃……なんだろうこの出目 旋->@残るはK三枚、流石に出たとしても全部は出ないだろうヨ たつき->@そこでファンブル出すなよ、猛 珮李->@ファンブルったらミラクルですな 猛->@あ、でも猛15(+3)で避けましたよ。珍しく 猛->@……念のためトランプシャッフルしておこう 旋->@銃弾を避けただとう。生意気な(何 たつき->@猛のクセにっ(何か悔しい 珮李->@猛じゃないみたい(ぉぃ) ジロー->@猛なのにっ(ぁぁ 旋->@道端に100でも落ちてたか? 旋->@拾おうとしたら避けれたのか? 猛->(銃弾が飛び交う中で走り)……や、ヤバイ。もう避けられ――― 猛->@10mほど先で光る、小さな円状の…… 猛->うをおおおおおおおっっっ!!!!(猛は激しく、銃弾を超えるかのような光速ダッシ ュを見せた!!) 珮李->Σなっ、何事ー!?(ぁぁ) 猛->無個性軍団「………ク、これが能力者の力か!?」(違います) 猛->@ではラストターン……珮季に……3です ジロー->@Σ(´Д`;;ちっさ! 旋->@…100円玉でこの速度…。…一万円札なんて見つけた日にゃ、ワープしそうだな… 猛->@空間を凌駕した金銭欲 珮李->@うぃ。11(+3)っす 旋->@金銭欲が、ついには時間と空間さえ越える。化け物か(ぁぁ) 珮李->@金のためにそこまで… 猛->@銃弾は鋭く狙いを定めているものの、所詮珮季の足に追いつけるはずも無かったよう です たつき->@一人銃弾受けてる〜(めそり 珮李->ええいうっとうしい…てめぇら全員食い千切ってやろうかこのやろーっ!(物騒って か何処を) 猛->無個性軍団「クソッ! もうだめか、―――防衛班に緊急連絡! 奴らがそっちに向か った、至急応援を頼む!!」 猛->@……先頭を危なげなく疾走していた白い獣が、歩みを止めた。 猛スピードであった とは思わせないほどピタリと。……その反動で胸に下げている金属片がキラリと揺れた 珮李->っとと…(ぶつかりそうになりつつ、つられて停止) 猛->@そのまま腰を屈めて唸りをあげる……見れば、司令室からもプロテクターとヘルメッ トを被った隊員たちが飛び出してきていた。洗練された素早い動き、一糸乱れぬ集団行動 ……明らかに特殊訓練を受けた集団だ。 たつき->くっ、挟み撃ちか 猛->@……挟み撃ち。この状況と、この数。絶望的な状況だ 猛->@それでもなお彼らを守るように、白い獣は一歩踏み出して前へ出る。 珮李->これはちょっと、マズイ…な…。 猛->ホワイトビースト?「ぐるるるぅぅ………!」 たつき->猛、一万円出すから奇跡を起こせ(無茶な 猛->@低い唸り声と共に揺れる金属片。……そう言えば、アレは夏桜が肌身離さず持ってい たものだ。あの金属片は形見の―――― 猛->……一万円は欲しいけど生憎奇跡は起こせません 珮李->一万円で窮地を凌げたら安いもんだったのに。 猛->鷹>(傷を押しながら何とか付いてきていた)ち、此処まできてこの状況か…… 珮李->あの連中は、さっきの無個性集団より大分腕が立つんだろうねぇ…(溜息) 猛->鷹>(ふと辺りを見渡し……宿直室の扉を見つける)あそこは確か……よし 猛->鷹>(白い獣が前に立ったように、鷹は追っ手に立ち塞がるように後ろへ出る)……此 処は俺が時間を稼ぐ、皆は宿直室へ入れっ! 珮李->…ッ…でも鷹、その傷じゃ……。 たつき->稼ぐって、一番ボロボロなのは鷹だろう 猛->鷹>あそこは司令室に隣接している、猛の能力を使えば直接入れるかも知れん 猛->鷹>……やつらは俺だけは殺せないはずだ。ならば俺が出入り口に張り付けば時間稼ぎ 程度は出来る たつき->(確かに、このままでは全滅だ。だが鷹を置いて行くのは…) 珮李->鷹の利用価値は生きていてこそ、か。それだって絶対とは思えないけど…。 珮李->…何にせよ、このままじゃ犬死にするだけかぁ…(はぁ) 猛->鷹>なに、傷が痛むなら倒してしまえばいいだけの話だ。(刀を引き抜き)……お前達 はお前たちの使命を果たして来い たつき->(鷹の背を見…そして視線を猛へ)…猛、行けるか? 猛->@そこに打ち込まれる銃弾―――は辛うじて鷹の構えた鞘が防ぐ 猛->@前面の敵は白い獣が全て食い止めていた、雄雄しい叫びと共にただの人間と言う脆弱 な存在を打ち倒している。……あの分ならば鷹も平気かもしれない 猛->……おうっ、行ってみせるっきゃないだろ! 珮李->じゃ、2人は先に。ボクは一番最後に入るから。 猛->(すぐに扉に飛びつくが……開かない)……ちっ、このっ!!(体当たりをしてもびく ともしない) たつき->頼む…(足を引きずって宿直室へ)>珮李 猛->だぁぁぁもうめんどくせぇぇっ!!(扉そのものを脆くしてそれを蹴破る!!) 猛->@……宿直室、畳の敷かれたその広大な部屋の中には大量の人間が居た 珮李->(2人の後を視線で追い)じゃ、気をつけてね鷹。…行ってきます…っ(宿直室へ駆 け出す) 猛->@……ただし、皆が皆何らかの方法で拘束され。そして例外なく死んだように眠ってい る 猛->@どうやら拘束された人間の監視場所のようだ 猛->@皆がそこに入っていったあと……猛は外れた扉を拾って嵌めなおし、それを強化する と共に接合した。そう、蓋をしたのだ 猛->@蓋の外からは激しい銃声が聞こえた…… 猛->@ということでシーンアウトです 旋->@さて、次のシーンは何ですかね 猛->@次は長瀬派のシーンです、司令室に真白が居るらしく長瀬と真白と葵と拓己はそちら に居ますので、お2人は別の場所に……食堂で待機とか言われている状態ですね ジロー->@ご飯だー(ぇ 旋->@御飯だーっ 猛->@訓練室でバトっててもいいですけど(ぉ ジロー->@ご飯で(コラ 旋->@御飯(ぉ 猛->@うん、ではご飯で(ぁ 猛->@一つの単語だけで繋がる意思、分かり合った瞬間。 旋->@(親指グッ ジロー->@(こっちもグッ 猛->@ということで2人は思い思いの食事をとっています。タダです、好きなものがタダで す 旋->@最高。 ジロー->@タダ最高ー(ぁ 猛->@ただオバチャンが居ないので自分で作りましょう(ぁ ジロー->@材料費の事だったのか 旋->@無個性集団、暇なヤツら引っ張ってきて作らせる(何 猛->無個性軍団「ちょ、何するんですか自分は見張りがっ!?」(ズルズル…) 旋->@『どうせ暫く誰も来ねぇだろ。いいから来い、そして作れ(ずるずる』 ジロー->@『見張りなんてご飯の前には無意味だしっ!(違』 旋->@『いいか。見張りなんてものはな、御飯の前には金塊の前に存在する石ころだッ!(く わっ!』 猛->無個性軍団「うう、なんで自分が……も、もしかして中華料理店でバイトしてたの知っ てたんすか?」(びくびく) 旋->@『マジで? じゃ、とりあえず、先ずはラーメンから一通り作ってもらおうか』 ジロー->@『オレ和食が良いのにー』 猛->@とか言いながらせっせと働く無個性な人。無個性なだけに実に無難で不味くは無いけ どそこまで美味しくは無い中華料理が出されるのだった 猛->無個性軍団「すいませんこれしか能が無いもんで……」(へこへこ) 旋->がつがつがつがつがつがつがつがつ(でも幸せそうだ)――ごくっ。気にすんな、十分い ける(グッ ジロー->…まぁ、不味くは無いしね。うん…(もぐもぐ 旋->あ、餃子おかわり。十人前。 旋->(このヤロウ、さっきからラーメン三杯、炒飯五人前、餃子六人前、酢豚や唐揚げ八人 前は食ってやがる) ジロー->(もぐもぐもぐもぐ…咀嚼数が多いだけでそれほどは食ってないらしい) 猛->無個性軍団「な、なんて速度だ……っ! (こ、この人本当に人間なんだろうか? あ あ、もしかして噂の人工悪魔? こ、怖いよ怖いよ母ちゃぁぁん……)」 旋->(ぐびっぐびっぐびっ←オレンジジュース、大ジョッキで飲んでるし) 猛->@さて、そんな風に緊迫した空間の中の異次元なほど平和な場所に……キィと、ドアが 開きます 猛->@開きますが、人影は何処にもありません。勝手に開いたようです ジロー->んぐ?(くり、と振り返って扉を見る) 旋->ム? はんへふ?(何です?) ジロー->…(もぐもぐもぐ…ごっくん)誰も居ないけど。何、立て付けが甘いの? 旋->はっへにひひふはへんは。はっふふ、へっほうもひへふのふふひがあはひひんはから(仕 方ねぇなぁって感じで立ち上がり、閉めようとスタスタと歩き) ジロー->もう何いってんのか、あんまりわかんないです(ぁぁ 猛->???「Σあうっ、い、痛いです痛いですっ!!」(透明な空間が何だか痛がった) 旋->ひほいっ、ジローちゃん(此処だけ発音かんぺき)ほへのことはは…。……はひ? ジロー->なに、空気が叫び声をあげるなんて…地球の危機かっ!?(違います 旋->ほへっ!? ひひゅうのっ!!? ジロー->そう、地球が泣いている…(何を言うか 猛->@トトト……と、よく見ればほんの少し空間が歪んでいるような、それが動いたような …… ジロー->…(ようやく立ち上がり、ほんのりゆがんでる空間に近づく) 旋->(――ごっくん。えぃっ、と、腰に差した刀を取って。鞘だけ、手首のスナップで、揺 らいでるところへ振り下ろした) 猛->夏桜「……ぷはっ」(頭から被っていたLLサイズの光学迷彩を脱いだ、そこに居たの は眼鏡で三つ編みの少女、夏桜だ) 旋->あ ジロー->あ 猛->夏桜>Σっきゃうっ!? (コツーンと、額に鞘が当たったー) 旋->いい音したゼ。 猛->夏桜>……ぅぅぅ(抑えてる、抑えて屈んでる) ジロー->あー、女の子のおでこにぶつけたーいけいなんだー(オイ 旋->ところで大丈夫? …飲む?(ジョッキ差し出したーっ ジロー->女の子はジョッキでジュースのみませんよ 猛->夏桜>ちょっとたんこぶに……って大丈夫です! そしてそれどころじゃ無いんです っ! 頂きますけど!(ジョッキは受け取った!) ジロー->Σ(´Д`;;飲むんかいっ 旋->それでこそ、いい女になれる(うむ 猛->夏桜>す、すみません、今日一日飲まず喰わずだったから……(コクコクととりあえず 水分補給する人) ジロー->…えーっと。で、夏桜ちゃんは何故にこんな所(食堂)に… 旋->何なら中華料理、丁度今餃子なんてあるけれど、どうよ? その前にどちらさんか聞か なきゃならんが…ジローちゃん、お知り合い? ジロー->えー。まぁー…一応は(頬を掻き 旋->オレが来る前に、任務ででも知り合った人? 声からして可愛い女の子と見た。 猛->夏桜>……はい、ジローさんがこっちに来たのを見かけたので。……お願いします、助 けて下さい! ジロー->眼鏡で三つ編みのかわいこちゃんです…何があったの? 旋->な、なんてクオリティ…。…負けたぜ、そんな成りで可愛い子が本当に存在するなんて。 世の中って、なんて摩訶不思議…ッ 猛->夏桜>今、鷹さんが捕まっていた人たちを連れて司令室の方に乗り込んでいったんで す! ……このままじゃ皆、殺されてしまうんです! ジロー->…ああ、それか…(再度、頬を掻き… 旋->…あー… 猛->夏桜>……じきに応援部隊が来てここを奪還するそうですけど、それじゃあ間に合わな いんです……! 旋->…御嬢さん。一つ、いいかな? 猛->夏桜>……はい? 旋->実はオレも、勿論知ってる通りジローちゃんも、鷹さんの部隊なワケです。 ジロー->なのに、こうして食堂でご飯を食べてるわけで… 猛->夏桜>そ、そうですよね、一緒に居るって事は…… 旋->しかも、あそこの人。ほら、作ってくれてる人。多分、鷹さん連れてった人と同じ人だ と思うなァ 旋->(ミス。同じ部隊系統の人ー) 猛->夏桜>そうですよね……ってなんで此処にいるんですかっ!? 此処は誰もいないは ずなのにっ 旋->そりゃあ、オレ達が飯喰いに来たから居るわけで。 ジロー->なんで、って言われるとなぁ…はっきりいったほうがいいのかな(むー、と唸り 旋->…つまるところ、食いに来れるような立場なんだよねぇ(言った 猛->無個性軍団「……あ、そのせつはどうも」(ペコリと頭を下げてる) 旋->しかし、今頃気付くとは。天然さんっ♪ ジロー->んー…まぁ、そんな感じで。ごめんねぇ、夏桜ちゃん(ちょっぴり困ったような笑 顔で 旋->…三つ編みで眼鏡でかわいこちゃんで天然だと? ……ジローちゃん、オレは、この娘 に勝てないよ(何 猛->夏桜>(この際頭を下げてる人は無視した)……そんな  ジロー->まぁ、ある意味最強ですねー 旋->くっ、しかァし。この場合…捕らえるべきかなァ? ジロー->んー、一応捕らえるべきなんでしょうね。月光側のコですし 旋->うーん。ま、そういうわけで抵抗しないでもらえると助かる。 ジロー->痛くさせたくないしー。お願いだよー 猛->夏桜>イヤです! 旋->…イヤッて言われちゃったーィ 猛->夏桜>……私は鷹さんたちを見殺しには出来ません ジロー->そりゃ素直に「わかりました」なぁんて言う子いませんて(じり、と夏桜に近づく 旋->いやいや、鷹さんはまだ殺されないと思うけれどね…いやはや、気が強い子ですな(溜 息つきながらも、柄を持ち…) 猛->夏桜>それに、あの人たちは鷹さんたちだけじゃなく。自分達に反抗する『月光』の人 間を全滅……皆殺しにするつもりです ジロー->だろうね。大体の想像はつくよ(ギターを持つ 猛->夏桜>それを看過することも、私には出来ません(グッと、手を握り。立ち塞がるよう にして2人の目を見る) ジロー->うーん…健気だね。流石夏桜ちゃん…今はちょっと残念かも 旋->……実にネ。 旋->田中さん、ロープだけ用意しといてもらえる? 他には伝えなくていいからさ(作って た人に一声かけ/田中さんなのか?) 猛->夏桜>……お願いです、協力して下さい。 旋->……。…救い出すことは兎も角、今の『月光』を助けることには協力出来ないかな。 ジロー->…協力する気があったなら…元からこんな事はしないもんね 猛->田中さん「あ、はいただ今。この場所には無いのでちょっと時間が掛かりますが……」 (出て行った 猛->夏桜>現在の体勢を変えるのは、今からでも、私たちの手でも出来るはずです。……悪 魔を見逃す行為は今の『月光』の総意ではありません 猛->夏桜>みんなが団結すれば上層部だって腰を上げるしかないんです! こんな、戦わな くても……月光は変えられるんです!(叫ぶように彼女は言う) ジロー->……美談だね。理想論とも言うのかなぁ… 旋->…十年の過去がある。総意じゃないのなんて、勿論解ってる。しかし、今の今まで、こ の十年間、『月光』はこの状態だった… 猛->夏桜>それは今まで上層部が情報を隠し続けていたからでしょう? ジロー->…でも、気付いてた人もいたんじゃないかな?はっきりでなくともさ 旋->疑問に思いながらも、結局変わらなかったワケだしね。まァ、オレもその口なんでとや かく言えねェけどさ 旋->何より。今からゆったり変えてたら、また何百人と民間人が死ぬ。何百人と行き地獄を 味わう人が居ると思えば、多少乱暴な手段でも、オレはこっちに乗るさ(肩竦め 猛->夏桜>いいえ、それが公開された今、『月光』の総意は動くはずです。 少なくとも鷹 さんや獅子さんが知らなかった情報が広範囲で知られている可能性は低いはずです ジロー->…そうだね。そうなんだろうね…オレもさ、大まかに言えば旋さんと同じ意見なん だけど… ジロー->…何百人の犠牲者の中に、大切な人を巻き込みたくないんだよね。少しでも… 猛->夏桜>獅子さんに協力してもらって動けば遅からず変える事だって出来ます! …… その大切な人に、『月光』に居る人々は含まれないんですか? ジロー->…含まれない。オレが大切なのは血のつながった『家族』なんだから(いつもの目 は、はっきりと開く 旋->それでも、何ヶ月か掛かる。何ヶ月分の人を救えるなら、ネ。因みに、大切な人は含ま れないねェ…とっくに悪魔に殺されちゃった(ッハ、と自嘲するように笑みを浮かべ) 旋->(顔に手を掛けると、弾くように腕を動かし。仮面を、夏桜へと、投げ――) 猛->夏桜>………(咄嗟に受け止め) 旋->(――夏桜が受け取ったときには、腰から鞘がついたままの刀が、抜かれ。夏桜ま胴、 目掛け。横薙ぎ…一閃) 猛->夏桜>(同時に、旋に手がかざされます) 猛->@こちらは能力、旋は体術で判定して下さい 猛->@夏桜は沈静化を使用しますよ、廊下を挟んだすぐ向こう側で白い獣が戦ってますしね 旋->@うぃす。15(+4)。 猛->@……あ、クリティカル ジロー->@Σ(´Д`;;こんなときにっ! 旋->@いやん 旋->@つーかなんでそうポンポン出るか…ッ。すごく悔しい 猛->@20(+3)……うわぁいどうしよう 旋->@さっきからジョーカーとクリティカルしか出してねぇよ風月さん…。 ジロー->@ジローちゃんも能力使えるなら、そっちで応戦したい所…(汗 旋->@…沈静化で、失神しちゃうかなぁ、コレ 七市(遅刻人)->@失神で済みますかね 七市(遅刻人)->@あ、差は5だから大丈夫か 猛->@20出ちゃいましたしねぇ(汗) でも差は低いので身体が麻痺するぐらいで 旋->(…振りぬこうとして、しかし本人の意思とは関わらず手から柄が離れ。挙句、腕だけ で振りぬいたものの…足がもつれて、地面に激突ーっ)ン、な…!? 猛->@交差する鞘と腕―――しかし、鞘はそれが届く前に不可視なる力に阻まれた 旋->@刀だと如何にも殺す気満々じゃなーい。旋さんはコレでも優しいのことよっ 七市(遅刻人)->@最初「鞘が付いたまま」を見逃していて、「旋外道ーっΣ」とか思って ました(ぁ 旋->@びとーい。紳士に対して。 珮李->@紳士?(ぁ 七市(遅刻人)->@……「紳士」? 銀様の尻を追っかけてたような人が?(ぁ ジロー->@紳士ー?(コラ 旋->@他の誰に言われてもいい。拓己にだけは言わせない(ぁ 猛->夏桜>(一瞬驚いたような顔をしてから、仮面を置き)……すみません。私も譲れない んです、失ってしまった大切な人のためにも…… ジロー->ありゃ、旋さんやられちゃったよ…こっちが出来れば良いけどっ(開いてる左手を 前方にかざす) 旋->……(腕…いや、足も、立とうとしても立てず。握ろうとしても握り難く…)……。…ク ソ。不意撃ちまでしてこのザマたぁ…かっこわる… 旋->いや、しかし何だね。オレの抜刀(正確には抜刀ですらないけど)についてこれる上に反 撃までするとは…鍛えれば、強くなるよ(倒れたまま何か言ってるし) 猛->夏桜>(ジローの方に向き直る)……ごめんなさい (とだけ呟いて、彼女はまた手を かざす) ジロー->(風を集め、拳大の塊をいくつか作る)避けないでねー(あくまで優しく言ってみ る) 猛->@ということで能力対決になりますね今回は ジロー->@えー…ジョーカー出たんですが たつき->@ジロー君は意外と容赦ないね 旋->@発展途上ですらない女の子に負けた無念、ジローちゃんに託…でかした! ジロー->@えっと、もう一枚引くんでしたっけ? 猛->@1〜13まで選べますが、10として引いてもう一枚引いた方が強いですね ジロー->@えー、7が出たので…20(+3)…容赦ねぇ! 猛->@どの道夏桜は13(+3)でしたけれども 七市(遅刻人)->@ジローちゃんひっどーっ(何 旋->@よくやったジローちゃん! ジロー->@めいっぱい悪役になった気分…良いな(ぇぇ 旋->@そして倒れた夏桜に潰されるであろう、旋。(ぁ 猛->@ではではかざした夏桜の手に一瞬塞き止められたかのように見えた風は……その実 腕を巻き込むようにして襲い掛かる旋風として夏桜に襲い掛かる! 猛->@では圧縮された風が目の前で爆発し、紙切れのように吹き飛ばされた夏桜は旋の上に 吹き飛ばされる ジロー->ふぅ…避けなかったね。良い子だねぇ(真剣だった目はいつものにんまりとした笑 顔に戻る 旋->ぐへあぁっ!?(潰された) 旋->(女の子の柔らかが載っかってきて嬉しいことには嬉しいけど、風で吹っ飛ばされた分 加速した体重に潰されて激痛の二重奏) ジロー->田中さんがロープ持ってくるまで、押さえておかないとね…(トコトコと近づく 旋->じ、ジローちゃ…わ、わざと、オレの上に、落としたな…(ぴくぴく) 猛->夏桜>……ぅ………兄………ちゃん………(元々体力は皆無なので気絶してしまいま す) ジロー->わざとじゃないですよぅ。決してー(にまにま ジロー->んで、…おにいちゃん、ね…(ふぅ、と軽く溜息をつきながら 旋->た、確かに女の子を、地面に落とすのは頂けないが…ぐへ、今のデ胸骨に軋みが… 旋->あ。オレが夏桜ちゃんに負けたのは他言無用で頼むよ、マジで(一言一言言うたびに回 復してるっぽい) ジロー->(そのお兄ちゃんを殺したのは俺たちだけど、もともとは月光の判断なのにねぇ…) ジロー->はいはい、心の奥の宝石箱にしまっておきます 猛->@今までかなり頑張っていた様子で、疲れが噴出したらしく起きる様子はありません。 ぐったりしています 旋->しかし、さて。鷹さんが捕まったか…他の子は捕まってないみたいだし。オレ等もそろ そろいかなきゃねぇ…(潰されたままで) 猛->@で、そこに田中さんが戻ってきます 旋->(し、しまったぁっ。見られた!!?) ジロー->へーい、田中さーん。この子しばってー(手を振り振り 猛->田中さん「あ、これやっとチョッパってこれました………あれ?」(目撃!) 猛->田中さん「あ、はい。わかりました?」(テキパキと縛り上げていく人) 旋->……。…(むくりと起き上がって、夏桜縛るの手伝ってる。…無言だ) 猛->@さて状況は分かりましたが、どう動きますか? 司令室に向かうなり、司令室よりち ょっと離れたところに居る鷹とビーストを始末するなり、待機なりできますよ 旋->@鷹とビーストは捕まってんじゃないんですか? 旋->@じゃあ、司令室に行くとしますかね。まさか逃げ出すなんてことは、あのメンバーに 限ってありえないだろうしってことで。ついでに夏桜かついで行きます 猛->@現在少し離れた廊下で交戦中です。スルーして司令室へは行けます。 鷹はもうズタ ボロで生き延びるだけで精一杯ですけど、ビーストの方が頑丈なので善戦しているようで す 旋->@アレ、捕まって無かったのか。どっち優先すべきか 猛->@無個性軍団は能力の使えない能力者を制圧する部隊ですからね。悪魔そのものに対し ては劣勢となります 旋->@…やはり司令室に行くとしましょう。鷹が死に体のような状況なら、時間の問題だし。 皆と刃を交わしたい。突破してきたら、ビーストごと相手にしてやるわぃ たつき->@夏桜に負けたくせにー(ぁ 旋->@言うなァァァァッ!!!(ぁぁ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> 旋は、夏桜と戦う前にこう言っていました。 >旋->…三つ編みで眼鏡でかわいこちゃんで天然だと? ……ジローちゃん、オレは、この 娘に勝てないよ(何 それが現実のものになろうとは(ぁ トランプには魔物が潜む、恐ろしいですねぇ。そして今回私クリティカル出し過ぎでした ねぇ(汗 次回のクライマックスがドキドキです。 今回の目的はクライマックスの会場である指令室に移動することと、寝返り側に悪役を楽 しんでもらうというか意識してもらうことでした。 それもまた一つ悩ましいロールが出来ていいのではないかなと。 ……悪役の楽しさに目覚めすぎてもらっても困るけどねっ!(ぁ