猛->@状況は以前の続き、タクミがPCの前に座っています 猛->@LANで喧嘩売る寸前でしょうか(ぁ 猛->@簡単な操作で司令室の方にビデオチャットが繋げられますよ 拓己->@ふむふむ。 猛->@誰が出るかはまだ分かりませんが、司令室を長瀬たちが占拠しているのは確実です 猛->人工悪魔に悪魔の機械化か……とことん戦力増加に拘ってるな長瀬は 拓己->(@あれ以上の情報はない事を確認してから、とりあえず放る) 猛->現状でも悪魔を倒すだけなら戦力は十分な筈なのに…… 雫->備えあれば…って奴じゃないの? 拓己->(@内線関連の方をカチカチと……) 旋->と、いうより。戦力が十分な今に動かない現状に、業を煮やしたってヤツでは…? 拓己->だからその備えはストレートに裏切られ全滅ルートだと何度言えば 珮李->要するに、今の月光のやり方が相当ご不満なんだろうねぇ。 拓己->……っと、これかビデオチャット 旋->だろうねぇ。そこ等は解らんでもないけど…(溜息つきながら) 猛->そうかもな、対人戦とか威圧の目的か……戦争でも始める気かよ 拓己->ぅおーい、司令室に通信入れてみようと思うんだが、何か言う事あるかー? 旋->あぁ。オレは一言二言、あるんで、すぐに通信切らないでね 猛->我々は完全に包囲されている! 大人しく降伏しろ! とか(ぉ 珮李->それ逆だからっ(ぁ) 旋->でも、実際はそうだよね(ぁぁ 雫->大人しく降伏してくれたら良いのに。ほんとーに 珮李->…うん、そうだけど(ぁぁ) 猛->俺はまぁ特には無いかな、長瀬を追っ払えればそれでいい。『月光』っていう働き口が 無いと困るしさ 珮李->今までと違って組織のサポートがない状態で立ち向かうって…どんだけ不利だよ。 旋->しかも能力無しで、ネ たつき->向こうの戦力すらこちらは把握できていないんだからな。 珮李->…駄目だ、現状を自覚すればするほど切ない(遠目) 旋->…今思えば、能力がないと。君等全員、歳相応…。……つく方間違えたかな(何か言っ てる 猛->寝返っていない人たちを見つけて仲間に引き入れることを考えなきゃか…… 雫->なに、旋くんご不満? 拓己->ふむふむ。とりあえずみんなの意見を要約すると、「個人で戦うのは怠いからさっさ と諦めやがってくださいこの野郎」ってとこか 猛->うん、そんな感じ たつき->ネタなら豊富にあるぞ>旋 拓己->だ、そうだぞ司令室ー(@さっきから既にスイッチON/ぁ 珮李->…というか、こういう対話で拓己ってあんまり適任じゃないよね(ぼそ/ぁ) 旋->不満じゃないけど困ったなァって… 雫->拓己くんは…ねぇ?適任ではないわよねぇ(ぁぁ たつき->拓己だと冷静さに欠けるからな 旋->何が哀しくてこんな不利な状況で、通信入れてさらに不利になろとしてるんだろう… (がくり) 猛->オペレーター「……だ、そうですがいかがしますか長瀬様?」(中継してくれたようだ 珮李->…そういう趣味なんだよ、きっと(ぁ)自分を苛めたいというか。 旋->拓己のシュミに付き合わされて死ぬなんていやんっ 猛->@画面にはオペレーターの女性が……席を立って長瀬と交代した 珮李->まぁ、拓己の口が過ぎるようなら強制交代させればいいか。 旋->そのときは任せろ。鞘で脳天かちわ…げふん、殴打するから。 雫->なるべく理性もたせてよねー、じゃないと面倒だし 珮李->うん、任せた(旋の肩ぽむ/ぁぁ) 猛->長瀬「……まぁ、なんだ。その覚悟はいいがそのまま突撃すれば犬死するぞ、君達」(長 瀬は通信を介してとても呆れた表情をしている) 拓己->やぁどうも侵略者の頭領殿。こちらさっきから非適任だの頭かち割るだのと物騒な事 を背後で囁かれてる『月光』能力者チーム暫定代表の匠拓己だ 旋->暫定でも代表にしたのが間違いだと、今痛感している斉藤 旋と申します。 珮李->うん、言いたい事はものすごく分かってる。分かってるから言わないで。 猛->長瀬「フム、通信を入れたと言うことは何か目的があってのことかね? ……寝返る、 と言うなら席が無いことも無い。我々は常に戦力を求めている」 拓己->そうさな、現状と選択肢を確認する事は重要だ。というわけで体面無く聞くが、寝返 ったら時給いくらになるかね? 猛->長瀬「我々の目的は悪魔の存在を世間に公表し、『月光』を表の公式機関にのし上げる こと。そして悪魔を一掃し、その力を持って世界警察となることだ」 猛->長瀬「……そうだな、現状では満足な時給は払えない。だが計画が成功した暁には、莫 大な財を約束しよう」 猛->長瀬「どうかね? 現在の裏に徹する『月光』には過去も未来も無い、成長も、無い。 我々に付けば……輝かしい未来を約束しよう」 拓己->ふぅむ……要はアレか、世界的に大々的に大手を振って活躍する正義のヒーローにな るのが目標か。面白いな 拓己->最初っから甘い汁は吸えない、我慢して我慢して働いて働いた先に素晴らしいご褒美 がある、と。成る程成る程 珮李->あぁ、拓己(肩ぽむ)支部の人たちの安否も聞いておいて。 旋->……(うーん、と唸り)…会話中失礼、幾つかいいですかね。(軽く身を乗り出し) 拓己->(珮李に「おk」、と親指返し) 猛->長瀬「……無論、その過程に犠牲があることは否めないが。……何かね?」 旋->その、過去も未来も無いってのは如何いうことか。教えていただけませんか 旋->まさか、裏だから、なんて言ったら一笑に付しますけど。 たつき->確かにな。やってることは同じなのに、未来がないと言うのは可笑しな話だ 猛->長瀬「月光は過去を隠蔽する、死亡した人間は公的に”無かったこと”にされる。社員 でも月光の歴史を知ることは許るさない、悪魔の撃退に必要で無い限りは。これが過去の 無いということ」 猛->長瀬「未来が無いということは……今の『月光』は悪魔を保護している、と言う話だ」 旋->…………。…悪魔を保護? たつき->どういうことだ? 猛->長瀬「現在、月光は悪魔に対して10倍近い戦力を保持している。だと言うのに何故殲 滅できないのか? おかしな話だとは思わないか。例え発見が難しくても、一定のペース で悪魔が発見され続けるのは不可解だ」 たつき->む… 雫->なるほどね、確かにおかしいけど 旋->確かに。言っちゃなんですけど、此処の戦力は小さいとは言い難い…ってのぐらいは把 握してるけど。 猛->長瀬「『月光』という組織は悪魔という『敵対者』が無ければ存在できない。ならば、 悪魔が絶滅してしまったらどうなると思う? ……その先に在るのは破滅だ」 珮李->…殲滅できない。じゃなくて、あえて殲滅してないって事? 猛->長瀬「その通り、一定数の悪魔を見逃し、ある程度の被害を出させ続ける」 猛->長瀬「そうすることで政府は頭を悩ませ続け、『月光』などと言う武装集団を黙認、果 ては支援しなくてはいけない状況となる」 拓己->(@ふうむ、と考え込むポーズを作り) 旋->…成る程成る程、悪魔を殲滅する組織が、悪魔を助長させて被害を出し続け、いや〜な ループになってるわけか… 猛->長瀬「上層部のみが知ることだがね。斉藤獅子も、今の支部長もこのことは知るまい」 珮李->保身のために敵を見逃してるって事かぁ…。 雫->ふーん……(つまらない話を聞いているような顔になる 拓己->……なるほど、たしかにいや〜なループだな。それがイヤで、表舞台に出たいと? 猛->長瀬「だからこそ私は『月光』を改革する。残る悪魔を表舞台で倒してみせ、その絶対 的な力と正義で国際警察を名乗る」 拓己->世界警察レベルの組織になれば……うんうん、たとえ悪魔を殲滅しきっても、警察業 務の方で存在意義を保てるから 旋->先ずは上層部だけ消してもらいたいなァ…(さらり) 拓己->悪魔が居なくなっても用済みとは扱われないか たつき->表に出ずとも『月光』の上層部さえ潰せばすむ話ではないのか? 珮李->確かに、上だけ消せば解決っぽいけど。 拓己->そうだな、そこは気になる。手っ取り早く潰して成り代わればいいだろう 猛->長瀬「無理だな、この計画には【悪魔が無くても能力を使える環境】が必要となる。… …つまり人工悪魔が要る」 猛->長瀬「『月光』とは悪魔を憎む者達の集合体だ。たとえ上層部を放棄してこの決定を持 ちかけたところで、大半の人間は悪魔を利用することには反対するだろう」 猛->長瀬「だからこそ、武力制圧によって『従わせる』」 拓己->……なるほど、ねえ…… 拓己->じゃ後は皆さんそれぞれに考えやがれって事で話変えようか(スパーッ 拓己->選択肢はうん、まあ、こういうのがありますよ、と。考える材料としてこういう事情 がありますよ、と。それはいい 拓己->“現状”の方確認してみようか。ぶっちゃけこの状況で俺達が裏切る意味ってあるの か? あんたら既に司令室まで抑えて、完璧勝ち組ムードじゃん 猛->長瀬「そうだな、少なくとも命は保障しよう」 猛->長瀬「……真白君も、無傷で帰ってくるかも知れんぞ?」 猛->長瀬「逆に、我々に逆らえばどうなるか。それは目に見えていると思うがね」 猛->長瀬「ああ、逃げると言うのなら止めないが」 拓己->命の保証か……本当にアテになるのか? その言葉。あんたらが来るまでその部屋に いた人間はどうなったよ? 拓己->他にも。多少は裏切り者が出たにしろ、『月光』派も少なくないはずだ。それをどこ にやった 猛->長瀬「ある部屋に眠らせて監禁している。なに、後々利用する人間だ。無下に殺しはし ない」 拓己->利用ねえ……嫌な響きがしてしょうがないな 猛->長瀬「武力制圧とは得てしてそういうものだよ、生半可な甘さを抱えていては成功など しない」 拓己->いや、というか、あのケモノの攻撃力見てると、殺さず捕まえられてる事が凄く驚き なんだが 猛->長瀬「君たちには取っておきのものばかり仕向けたからね。……さて、どう捕らえたか は黙っておくとしようか」 拓己->あいつらだろ? そっちの主戦力って 拓己->……ご厚意痛み入るね。文字通りの意味で(ぁぁ 旋->………(近くの椅子に腰掛けたまま、ずーっと考えてる) 猛->@長瀬は余裕をもってモニターの前で笑みを浮かべている 拓己->じゃあもう一つ質問。そっち側に付いたとして……今後具体的にどうするかプランは 固まってるんだよな? 拓己->たとえば、悪魔の存在を公表するって事だが 拓己->そんな眉唾物の話、どうやって世間に信じさせるんだ? 猛->長瀬「マスコミの人間はいくらか買収している。こちらの研究員の科学的な資料をつき つけ、全国放送でいくらか人工悪魔をお見せしよう。機械化した悪魔なら目に見えるうえ」 猛->長瀬「能力者もまた、一般人には見える存在だ。悪魔の被害状況は隠しているとはいえ 余りにも一般的に見て不自然、例えばネットなどでは悪魔や妖怪の類の噂などは幾らでも 立っている」 猛->長瀬「それらを公的に開放し。また『被害者を証言台に立たせる』、これはなかなか… …真に迫っていると思うがね」 旋->成る程。確かに、眼に見えるものなら信じざるを得ない。一部信じない人間が居たとし ても、ようは目的が達成できればいいわけだしなぁ…(感心) 拓己->やらせクサイとか叩かれそうな気もするが……それも最初のうちだろうなー 猛->長瀬「悪魔との戦いを生中継、と言う計画もあるな。あるものは疑いようが無い……も っとも、世間は多少混乱するだろうが」 猛->@それもいい兆候だ、と長瀬は言う 珮李->どんなに胡散臭くても目の前に突きつけられちゃ信じるしかないもんねー…。 拓己->おいおいおいおい……生中継の話で一気に安っぽくなったぞ 雫->生中継とか、よけいやらせっぽいし 珮李->ヒーローショーみたいなもん? 旋->それはソレで血生臭いし、生中継は反対かなァ… 拓己->(うーむ……何言えば上手く回るかなー。いや、そろそろお喋りも限界かな?)(@ 言いつつ考え中 猛->長瀬「まぁあくまで計画の一端だな」(言葉を切る) 旋->……所々、やや気に食わないけど。さて、ちと考えさせられるねェ…(さて、さて) 猛->長瀬「さて、返答は決まったかね? 時間は許す限りは待とう」 珮李->まぁ、知りたい事は大体分かったけど…うーん…困ったね。 拓己->……だ、そうだ。さて、じゃあ皆、言いたい事聞きたい事はもう無いかー? 旋->最後に一つ、いいですかね? 猛->長瀬「これが最後なら構わんよ」 旋->あァ、オレの最後の質問なんでほかは知らないけど…ソレを実行し悪魔を撲滅する行動 をする上で。被害を最小限に抑えられますか? つもりではなく、抑えられるか。ここ重 要。 猛->長瀬「この計画は一般人の協力・理解なくしては進められない。今の月光かそれ以上に 一般人への被害は食い止めよう、そもそも悪魔が撲滅されれば人的被害は減る」 猛->長瀬「我々に反乱する勢力がある場合は、私は容赦しないがね」 旋->それ以上が、最低条件だね。今の此処と同じようなら、納得出来ないし…。 旋->…じゃあ、オレはそっちに乗ろうかな。給金が減るのは痛いけど、条件は魅力的だ。 拓己->……他に賛同者は?(他のメンバーを振り返り) 猛->長瀬「なるほど、ご理解痛み入る」 旋->椅子から立ち上がり、刀を手に取ると)せめて、飯は美味いの出してネ☆ 猛->俺はこっちに残るぜ、あんた嫌いだし(スッパリ) たつき->体験入団は可能か? 珮李->んー…共感できる所が多々あるのが困ったところだけどね。 旋->体験入団てッ 雫->私はパス、この組織に生活かかってるし、今金を払えない奴に用は無い。組織の保身な んてそれが?な感じ 拓己->一応言っておくが、誰かが行くから俺もー的な発想はやめろよ 珮李->そういう拓己はいいのかい? たつき->そちらの言い分は判るが、あくまでお前の理想論だろう? たつき->実現出来るのか。言ってる事が正しいのか。それを判断するには材料が足りない… 拓己->俺は……あと一つ、あと一つだけの要素でどうしようか迷ってるところだなぁ…… 珮李->…ボクはやめとく。悪魔を倒すために月光に入った以上、世界警察とかそんなの興味 ないし。 旋->ソレ言ったら、オレも世界警察なんぞ興味ないけどね(サラッ たつき->俺も興味は無い。 旋->此処に居ちゃ、悪魔の撲滅は出来ない。なら、悪魔を撲滅できる所に行く…ソレだけ。 猛->長瀬「体験入団か、入った以上逃げ道は確実に狭まるが。それでもいいのならば構わん よ」 たつき->ただ、今よりも一般への被害が抑えられるのであれば協力したい 拓己->普通に撲滅しても良いんじゃねえのって思うんだがなぁ……それはさておき 珮李->別に未来や過去がなかろうが悪魔を倒せればいいし、その最終目的さえなければいっ たんだけどね。 たつき->それで構わない>長瀬 雫->ふん、結局少なからず被害は行くのに変わらないのに 拓己->……そもそも『月光』云々以前に、俺は真白を助けるつもりで来たからな。あいつの 無事を実証してくれれば、そっちに付かない事もない 拓己->というか、あいつをどうにかするような連中に付いていく気は無い、と言うべきか な? 拓己->……営利誘拐の次点でグレーゾーンだが(ぼそっ 猛->長瀬「どうにか、か。……それは残念だ、もうレッドゾーンだな」 拓己->(眉が僅かに動いた) 拓己->……一応聞いておくが何した? 猛->長瀬「正直に言おう、彼女は現在生死をさ迷っている。魔力制御装置を摘出した今、彼 女が生き残るかどうかは5分と言ったところだ」 猛->長瀬「無事に帰すと言う要求は飲めそうに無い。身柄を渡すことが交換条件ならば飲ん でも良いがね」 拓己->……摘出? 何の為だ 猛->長瀬「悪魔の機械化のためだよ、計画を進めるためにはどうしても必要だった。私も人 の子だ、すまないとは思っている」 旋->……(刀をつッかえ棒に立ってたけど、そろそろ行くかと身を翻し) 拓己->………………っ 旋->…ところでさ。まさか此処に居るからって、この子等捕らえろとか命令されるわけ?(面 倒くさそうに画面を振り返り) 拓己->……やれやれ、思いっ切り啖呵切ってやろうと思って色々考えてたのに、無駄になっ たな 珮李->そんな事言われたらとりあえずダッシュで逃げるけど。 猛->長瀬「うむ、よく分かっているね。こちら側につく最低条件は、我々に反抗する彼らを 捕らえることだ」 雫->逃げられるかは分からないけどねぇ 珮李->あちゃ…しかもお約束どおりか。 たつき->その条件は難しいな。 猛->@長瀬は、指を鳴らした 雫->はぁ…なんか、不快指数がガンガン上がるわ 猛->@―――ズドォォン 猛->@その瞬間全身をプロテクターで固めた実戦部隊が雪崩のように研究室に押し入って くる 拓己->(@席を立ち)……悪いが俺は真白最優先だ。……俺と旋、あと来るのは誰だ 珮李->……ホントだ、確かにコレは不快だね(溜息) たつき->ふむ…最初から選択肢は無い様なものじゃないか(溜息 珮李->後はたつきじゃないの? 雫->ふん、勝手にしたら?私は自分の利益を優先するんだし 猛->@数は10、12、……15……!! 完全武装した人間が銃を構えて皆を取り囲んだ 拓己->俺も自分の方を優先させてもらう。……身勝手だな、お互い(苦笑し たつき->俺は悪魔退治については同意したが、捕らえるのは別だ。 旋->じゃあ、たつきくんも一緒にか。気が進まないね… 雫->人間はいっつも自分が一番大事、当たり前でしょ?拓己くん 拓己->……かもな 珮李->そうそう、思うとおりに生きればいいんだよ。 猛->長瀬「そうか、そもそも、仲間を裏切れる覚悟の無いものは必要ないな」 拓己->(@槍を手に取る。構えた先は――かつての仲間) 拓己->というわけで、悪いが……大人しく捕まってくれ、身の安全は保証するから たつき->俺が戦う相手は人じゃない。悪魔だ。 珮李->…自分の信念曲げてまで降るより、貫いてここで犬死のがマシだし。 旋->…部隊の皆さんは、手を出さないように、ネ。というか出したら、手が滑るかもしれな いから。(ゆっくりと、刀身を抜き放ち…) 拓己->…………(たつきらの言葉に黙る) 雫->でも、勝手にさせるけど文句は言うわよ。バカみたいな男についていくような奴は嫌い だし たつき->…この場では、俺は何もしない。 旋->たつきくん。残念ながら、ソレは許されないってもんだよ。 珮李->拓己が保障しても、むこうが保障してくれるとは思えないけどねぇ(肩竦め) 猛->長瀬「保障しよう、君達は捕獲次第地下牢に入ってもらうが」 珮李->…その後の処遇はどうなるんだい? 旋->お墨付きが出ちゃったネ。 雫->地下牢ねぇ…悪趣味なっ 拓己->ほらな。常識的に考えてみろ、貴重なレアスキル持ちだぞお前ら。こいつらが、そう そう簡単に殺すかよ 猛->長瀬「その後にどうなるかは、君達の対応次第だな」 珮李->か弱い少女を地下監禁なんていい趣味じゃんか。 雫->っは、じゃあ保障されないも当然ね、対応次第なんて 拓己->……か弱い?(@隣の旋を見) 旋->…否定。(すぱっ) 拓己->だ、そうだ、残念だったな 珮李->……うん。自分で言っててここまで嘘っぽいとは思わなかった(ぁ) 猛->ま、嫌いなやつにはとことん歯向かうさ。そもそも俺は仲間を裏切りたくは無い、たと え一時でも、絶対に 拓己->ああもうぐだぐだと! さっさと捕まれ、時間的に余裕が無い 珮李->ま、とーりーあーえーずー(武器を抜いて) 猛->(棒を構え、前に立って対峙するが)……さてどうする、強行突破するか。それとも投 降するか 雫->やだ、拓己くんに大人しく捕まるほど落ちてはないしー(手をぷらぷらと振り 珮李->そっちの都合も承知してるけど…無抵抗で捕獲されるのも嫌だし。 拓己->お前らの意志には敬意を表するよ。だけどな……あっちに真白が居る以上俺も退けな い 雫->選択肢の意味なくない?それ>猛 猛->痛い目をみて捕まるか、あんまり痛くなく捕まるかの違いだろ? 珮李->どっちかっていうと、投降するか突破し掛けて捕まるかだもんね。 旋->あ、コレ、パス。持ってて(抜き身の刀をぽーいっ、と部隊の人に投げた←滅茶苦茶危 ない) 拓己->(捕まる事は確定済みなのか……賢いと言えば賢いのか?) 猛->隊員「おわぁぁととととっ!?」(物凄くひやひやしながら受け取る) 雫->んー、こういうのはスマートに決めたいんだけどね。あー、めんどくさいわー… 拓己->……とりあえず、大人しく捕まってくれれば肉体的にも精神的にもかなり楽に済むか らありがたいんだが 珮李->うーん、どうしよっかねぇ(銃剣ぶんぶん振ってる) 旋->そんなに慌てなくても大丈夫、名刀だから落としても折れないって☆(注:人がサクッ 斬れるマス) 猛->@因みに戦う場合は容赦なくトランプ使用します 拓己->秒で決めろ。俺は……さっさと行きたい たつき->@トランプ…orz 雫->@トランプか…っ(何 拓己->@うわ、大口叩いていたけど急に不安が(ぇ 猛->俺は投降することを薦めるけどな、相手が銃を構えてる以上あいつらを倒したって結局 捕まるし 雫->まーねー、楽に行く事には大いに賛成かな 猛->@……この場合猛のトランプ出目ってどうなるんだろう(ぉ たつき->それに真白には時間が無い。これが最も重要な理由だ。 旋->ッハ、もしかしてオレ等、負けた場合、最悪銃弾の盾にされる…ッ!? 珮李->…まぁ、さすがに殴る蹴るはいいけど撃たれるのはいやだね。 珮李->…旋バリアー?(ぁ) 旋->いやんっ 珮李->まぁ、旋けっこう分厚いし。それなりに…。 猛->案外丈夫で使えそうだと元祖盾は保障しよう 拓己->さ っ さ と 決 め ろ 旋->……さっき、刀も渡しちゃったしなぁ…斬られるかなぁ… たつき->旋はマトリックスの如く無理矢理避けそうな気がするが<盾 雫->うん、元祖盾のお墨付きはいいわね…って、ちょっと待っててよ、拓己くん 拓己->今更「やっぱやめる 拓己->」とか言ったら俺はお前を殴る(ぁ 拓己->待たん。時間は無い。お前らにも、俺にも 旋->大丈夫、寧ろ負けれない理由が出来た(うん 拓己->……真白にも 猛->@あんまり猛が決めてしまうのもなんなので投降するしないはお任せしまうよ 珮李->はぁ…えー…どうする2人とも。 雫->うーん…このままだらだらするのもアレだし、さっさと捕まっちゃう?時間の無駄だし 拓己->もし……万が一億が一、あいつの死に目に間に合わなかったら……俺は本気でお前ら を許さん 猛->俺は投降を勧めるぜ、戦うならやるけど。ここじゃ不利だとおもう(ヒソヒソ 珮李->だねぇ…無駄な体力は使わないのが吉か。 猛->よし、それじゃあ……投降するか 雫->屈辱なのはこの際我慢か…あーあ、不動峰の名前も落ちたわねぇ…(げんなり 拓己->決まったか? おい、そっちの無個性集団(と言って振り返り 珮李->了解(武器をしまって)はいはい、投降するよー。 拓己->拘束具くらい持ってきてるだろ。寄越せ 猛->(棒を投げて渡し)降参だよ降参 旋->(猛の棒を受け取り) 雫->降参ー、はぁ…(溜息つきつつ武器を捨て) 珮李->あぁ、武器渡さないとね(ホルダーごと前に投げて) 猛->無個性集団「………」(睡眠薬、タオル、拘束具、ロープ、等々結構な量を投げて渡す) 旋->拓己、雫の拾って(珮李のホルダーも受け取り) 珮李->Σどんだけ色々持ってきてるんだ! 雫->用意周到よね、無個性の癖に 拓己->面倒だ、そっちに任せる(丸投げした 旋->しかし無個性集団とは可哀想に。ほら、ボブとか、額に頭文字書いて…ッてオレッ!? 旋->じゃあ武器持てよ、武器。オレが縛るから。 珮李->旋ー。優しくしてねー?(ぁ) 拓己->(@聞いていない。投げ寄越された中からロープを拾い) たつき->仮にも「元仲間」が武器を持ってたらマズイだろう 猛->無個性集団「………」(たぶん揃いのヘルメットの下ではみんなしかめっ面している) 旋->……………。 たつき->無個性集団に持たせよう 雫->寝返った傍からグダグダだけど大丈夫?そっち 拓己->最初は誰だ。手を後に回してこっち来い 旋->というかたつきくんも、縛られる側だからね? 珮李->早いよグダるの…。 拓己->さ っ さ と し ろ たつき->構わんさ。抵抗する気は最初からない>旋 猛->はーい、と (手を後ろに回して歩き) 旋->(武器を、折り畳んだりしながら部隊の皆様に渡しつつ。自分の剣も、返してもらって 鞘に収め…) <地下三階の牢獄> たつき->@こっちは全員縛られてるのでしょうか? 猛->@うぃ、長瀬側は真白の所からになります 旋->@寧ろ葵と優雅に茶でも飲んでてやるッ 拓己->@とりあえず旋は追い出そう。追い出してさらに暇をもてあまらせてやる(ぁ 旋->@あとで斬られても文句ないってことだな、ソレ 猛->@牢獄の中では拘束は解かれますよ、まぁ用を足すときとか不便ですし たつき->@優雅なひと時を邪魔すると消されるぞ>拓己 雫->@消滅フラグか 拓己->@「葵のところに行って茶でも飲んでればいいだろ、しっ、しっ!」(ぁ 旋->@本気で斬ってやる(能力がない拓己にソレ避けろというか 珮李->@死んじゃうから 拓己->@「お前が来ると真白の容態が悪化しそうな気がする」(酷 猛->@でかくてゴツイ牢の中にぞんざいにポイポイポーイっと放り込まれます 拓己->@一応牢だけでも別にするものでは? 旋->@コレから何人放り込まれてくるかわかんないのに別々にしてられんのでは。 猛->@そうですね、それも有ります たつき->@それに能力さえなければ、ただの女子供ですし(ぁぁ 拓己->@はっ……まさかこれは猛ハーレムフラg(打撃音) 猛->@イエス、ぶっちゃけると凄く見くびられてるのです(ぁ 雫->@ハーレム…たつきも含めてハーレム(何 猛->@含めてですか たつき->@何故含まれているんだ 拓己->@含めてです(断言/ぁ 珮李->@たつきもかっ 雫->@うん(きっぱり 猛->@肩身が狭いような、取り合えず再開しましょ 拓己->@(モノローグ)『いいかたつき、世間には「ショタ」って属性もあってだな……』 拓己->@はい、どうぞー 珮李->@ういー 雫->@了解です たつき->@猛にはそんな属性ないだろう たつき->@おけー 猛->@地下牢は『月光』と言う最新鋭の施設において、実に旧時代めいた場所だった 猛->@明かりは暗く、地面は灰色一色。まるで何世紀も前のものを流用したかのような鉄格 子が一直線の通路に沿っていくつか並んでいる 猛->@広さで言えばそれなりだが、何故かとても窮屈に見えた 猛->@唯一近代的なものがあるといえば、この鉄格子は魔力を遮断する特殊素材であり。鍵 はカードキーになっている、と言うことだけだ。一応トイレもあるが簡易的なカーテンは 慰めか何かか 猛->@だが重要なのはそんなことではない 猛->@暗い、昏い 猛->@此処は何か、明かりを超越した部分で異様な闇に包まれている 猛->@自分達と門番以外の息遣いは無い。……静かだ、水を打ったように 猛->@だからこそ考えてしまう。……一体こんな場所に”以前は何が捕まっていたのだろう” 猛->@そんな静けさの中に、囚われた能力者達は閉じ込められていた 猛->@スタートです 猛->……さて、これからどうするかねぇ 猛->あったりまえだけど能力は使えないし、七つ道具も取られちゃったし たつき->能力が使えない状態じゃ、何も出来ないだろう 珮李->まさに八方塞って感じだね…(肩竦め) 猛->だな。携帯も繋がらないし…… 雫->出来る事、なーんにも無いって感じ 猛->??「……いや、まだ、手はある………」 たつき->は? 猛->@暗がりから、声がした。牢の中だ 珮李->え…?だ、誰、今の…。 雫->幻聴だとしても、気味悪いわね 猛->@皆が目を向けてみれば……そこには幻ではなく見知った顔が居た。 珮李->こんなハッキリした幻聴嫌だよ。 猛->鷹「まだ、リースが残っている。可能性は費えては居ない、はずだ……」(苦しげに呻 いているのは、額から血を流し。身体の至る所を朱に染め、満足に動けもしない様子の支 部長だった) 珮李->鷹…ッ!?無事…でも、ないか…大丈夫? たつき->まさか鷹まで捕まっているとは…な 猛->鷹>……はぁ、残ったのは4人か。喜ぶべきか悲しむべきか(彼は皆を見て、ホッとし たような笑みを浮かべた) 雫->まさに少数精鋭って奴よね。牢の中だけどね たつき->(この分だと獅子も…時間の問題だな) 珮李->まぁ、ゼロよりはいいと思ってよ。 猛->鷹>情けない事だが、長瀬とやり合って負けてしまってな。(苦笑し) 生きてはいる、 俺を殺しては……親父との交渉材料に出来んからな 珮李->それにしたって、随分痛めつけられちゃったね…? 珮李->(手を伸ばすも、傷に障るとかと引っ込めて) 猛->鷹>こっちも命がけだったからな、あれだけ撃たれれば死に掛けもする。……だがある 程度の人間は逃がせた。暫く待てば、他の支部からの救援が来るはずだ 雫->ふむ…間に合えば良いけどね 珮李->太刀打ちできるかも、ちょっと疑問だしね。 猛->鷹>間に合わせる、そのためにもリースが残った。あいつは夾さんを抑えに行った。… …夾さんを倒せれば、戦力的には一気に逆転も出来る 珮李->つまり、現時点での頼みの綱はリースってことか…。 猛->鷹>ああ、だが最悪でも時間は稼げるはずだ、出来ればその間に抜け出して長瀬を討ち たい所だが…… たつき->どちらにとってもヤツはジョーカー的存在だからな… 珮李->…けど、この状況で抜け出す方法なんてあるのかい? 猛->鷹>(傷を押さえ)……ちっ、この傷さえ無ければな。長瀬め、念入りに隠し武器まで 奪うとは 猛->鷹>……それにしても、皆は体調は大丈夫なのか? 雫->体調?別に何も…大丈夫だと思うけど? たつき->何とも無いぞ? 珮李->ボクらは素直に投降したから怪我もないしね。 猛->@ふと、そんな事を言う。見た目に無傷なのは見て分かるはずだが 猛->鷹>いや、身体ではなく精神がだ。……ここはトラストの拘留所であり、同時に処刑場 だ。下手したら悪魔に憑かれる可能性がある 雫->ふむ、なるほどなるほど。ここってそんな所だったのね(納得したように頷き 猛->鷹>憑かれなくとも、十年に渡り何千と殺され続けた悪魔と、そして人間の怨念が此処 には溜まりこんでいる。身体に害をなすレベルでな 珮李->悪魔に?…でも…今の所別に精神的に変調があるわけでもないけど。 猛->鷹>此処の照明は壊れていない、此処が暗いのは……既に視覚化可能になった呪いのせ いだ たつき->呪い…嫌な言葉だな 猛->@この闇”そのもの”が呪いなのだと。鷹は言った 珮李->うわ…そういわれると俄然不気味になってくるね。 雫->不気味だけど、こちらとしてはうっとうしいだけよねー… 猛->@皆の精神に異常は無いが不意に「………ククク」と、何処からか声が聞こえたような 気がした 猛->@はい、そんなこんなで、精神抵抗ジャッジをよろしくです(ぁ 猛->@結局トランプは使います(笑 珮李->@おお、今日使わないと思ってたトランプっ(ぁ) たつき->@呪いでトランプなんて最悪だー(背後的に 雫->@呪いに対抗できるトランプが欲しい(ぇぇ 猛->@呪いを受けるとヤナ事があるかもしれません 珮李->@Σやな事 旋->@旋が来たら、また銀様の幻を見るとか(何 たつき->@呪いと言うだけで、既に言霊受けてるっぽい 猛->@あと、こちらからは目標値を設定しません。抵抗力、つまり能力で判定してみて下さ いませ 雫->@能力でかぁ… 珮李->@ふむ…ではシャッフルシャッフル 猛->@悪魔に抵抗する力の具現ですしね 珮李->@お、ジョーカー出たー たつき->@よし!Kだ!! 猛->@……って猛13(+1)かよ。呪われようよ(ぉ 旋->@皆、出目がいいなぁ 雫->@えーと、Qでだ 猛->@な、く、クビキさんが呪いに抵抗した……!? たつき->@ふははははは 旋->@何故クビキさんが呪われぬ 珮李->@ひでぇ(ぁ) たつき->@Aが出るかとヒヤヒヤしてました 旋->@クビキさん=呪いの担い手なのにっ。ヤイ怨念、貴様等何年怨念やってやがんだ!! 猛->@だが次で1を出せばあるいは……! 雫->@クビキさんもたまには抵抗するのですよ(てめぇ たつき->@ボブじゃなければ抵抗出来るのですよ たつき->@って、次? 雫->@とりあえずこっちは15(+3)ですね。能力値高い分特 猛->@Kは10に変換してもう一回引けるのですよ たつき->@引かずに終わりにしたいです 猛->@ふむふむ、OKですよ 猛->@では数値を出して下さーい 珮李->@ジョーカーももう一回ひけるんでしたっけー 猛->@はい 珮李->@では折角だし…ドローっ たつき->@能力を足せば12(+2)ですね。自分は。 珮李->@…あ、Q 珮李->@25(+3)ですね たつき->@あ、変換しなくてもいいのか。なら14(+2)になるかな。 猛->@Kは13ですから15(+2)になりますよ 雫->@藍月さん、今後の運が心配(ぇぇ たつき->@げふっ。足し算も出来ない私orz 珮李->@Σ言わないで(ぁ) たつき->@15ですた 猛->@……って12出したのに猛が一番低いですとな!? 雫->@能力値の差ですねぇ 旋->@猛は何処まで言っても猛なんですね たつき->@もしかして、一番低い人が何か…? 珮李->@出目はいいのにビリいか 拓己->@これが猛……否、風月さんクオリティッ……! 珮李->@い が余計だorz 拓己->@ボス戦での(敵の)引きがやたら強い分、猛のカード運が低いという 拓己->@……なるほど、『等価交換』ですね?(手をぽんっと 旋->@ボス戦での引きはすごいですしね、風月さん 雫->@逆の方が良いのにねぇ、風月さんネタ師だから(何 猛->@ふむ、では猛以外の皆にはあんまり何もおきません(ぉ 雫->@あんまりなのか! 珮李->@やっぱり猛には何かあるのかっ たつき->@微妙だ 猛->@そうですね、皆は物凄い寒気を感じます。そしてこんな声が 拓己->@トチ狂ったら殴って止めろっ(ぇ 猛->@「……ねぇキミ、生きてるのって……楽しいかい?」 猛->@それは確実に己に向けられた言葉であり、そしてそれは……頭を抑えて蹲る猛のほう から聞こえてくる 猛->@「……ねぇキミ……ねぇキミ……ねぇキミ……ねぇキミ……ねぇキミ……ねぇキミ… …ねぇキミ……ねぇキミ……ねぇキミ……ねぇキミ……ねぇキミ……ねぇキミ……ねぇキ ミ……ねぇキミ」 猛->@「……生きてるのって?……生きてるのって?……生きてるのって?……生きてるの って?……生きてるのって?……生きてるのって?……生きてるのって?……生きてるの って?……生きてるのって?」 猛->………グ、ガッ、アアアアア!!!!(頭を振り、目を見開いて頭を打ち付ける) 猛->@他の皆に対しては、【確定した死】が言葉を囁くような気色悪さ、嘔吐しかねない不 快感が襲うだけだが 猛->@……果たして、猛に対しては違うようだ 猛->アアッ!! ………はぁ、………はぁ。な、なんだ……? 今の? 猛->@だがそれも一瞬の悪夢のような出来事であったらしい。乱れた息は次第に整っていき、 顔色もまた徐々に元に戻っていく 猛->……ああ、ゴメン。もうなんとも無いみたいだ 珮李->(少し気分悪そうに眉を顰めたまま)今のが、呪いの影響ってこと…? 猛->鷹>そうだ。……どのみち、此処に長く居ては精神が持たんと言うことだ 雫->………呪いだろうが何だろうが、やり口が気味悪いわよ!うるさいし!(不快感を露に しつつ) たつき->…そのようだな(不快そうに顔を歪め) 珮李->…最悪だ。のんびり助けを待ってることすらできないってか…?(溜息) 猛->鷹>ああ、此処に閉じ込めたと言うことは長瀬は本気で屈服させに掛かるだろうな。こ こは何もせずにそれが出来る 雫->やっぱり悪趣味な奴ね…だから嫌いなのよ、ああいうの 猛->(深呼吸している) たつき->正直、俺は呪いの類には弱いからな…(←自他共に認める呪われ体質) 猛->鷹>(ピピピ……と鷹のピンバッチが鳴る) 珮李->やれやれ…君たち次第とか言っておいて、こんな手使ってくるんだから…。大したヤ ツだよ。 猛->鷹>(口の中にでも隠していたのだろうか、鷹はそれを使って小さく会話し)……よし、 助けが来るぞ 雫->ふぅ、この段階は何とかなりそうね。問題はその後だけど 珮李->助け…リース?それとも応援部隊? 猛->@そしてその言葉をほぼ同時に、牢の入り口でくぐもった悲鳴が上がった。ゴプリと、 喉が切り裂かれるような音…… たつき->そうか。出来るだけ早く来てもらえると助かるな たつき->……? 珮李->(入り口の方に目をむけ) 猛->@そこから音速の如く駆けつける音は爪が硬い床をけるような、例えば獣が駆ける様な 猛->@皆が見た瞬間。そこには凄まじい速度で門の前に馳せ参じた―――ホワイトビースト の姿があった 珮李->………え? 雫->………なんでここで来るわけ? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> 呪われ属性として有名なクビキさんが、何とクリティカルで呪いフラグを完全回避! 騒然となる会場、今日この日奇跡が起きた! とりあえず第一に語るのはこれでしょう。 そして避けられた呪いが(厳密には抵抗しきった)猛に回っていったのはある意味予想通 りだったのだろうか。12出したのに…! それはともかく、ついに離反組みが出てきてしまいましたね。 今後の二組の行動が楽しみです。 次回からは派手な展開が待っていますので、自らが決めた方向に思いっきり突っ走りまし ょう。