珮李->嫌過ぎるねあのビデオレター
拓己->(ま、んなどうでもいい事はともかく。あいつがメッセージを伝えようとしたのは真
白なのか、それとも“本物”の方なのか……)
猛->そっか、まぁ気をつけとけって事なのかな
たつき->今の俺たちにどうこう出来るレベルの話じゃないからな
雫->注意しておく事に越したことはないけど…まぁ、めんどくさいって事は確かねー
拓己->(“本物”が日本で捕まって云々を知ってるなら、日本語で言う理由もあるけど。…
…あの言い方からするとやな感じなんだよなぁ……)
拓己->(@がしがしと頭を掻いてる)
旋->ロスト>……(眉をしかめながら)…支部は、一時間もないうちに消えたらしい。
珮李->綺麗サッパリ燃やし尽くしてかぁ…。こんな事、できるヤツなんて…。
拓己->…………(そういえば何だか心当たりがあるなぁ、と、嫌な感じを上乗せしてる)
猛.さんが入室しました
珮李->………あの時は真白、いなかったもんなぁ…(ぼそっと謎呟き)
猛.->@すみません、ブラウザ固まって再起動しました……(汗) 後でログを送っていた
だけると助かります(滝汗
旋->ロスト>文字通りの、とんでもない火力だな。悪魔ってのは此処までのものなの?(さ
て、と首かしげ。皆に振り)
雫->あれまで凄いのはよく解んないわよ、経験ないし
珮李->むしろリアルで出くわしたらボクらも残さず燃えちゃうと思うなー(遠目)
旋->ロスト>ふむ、やはりかなり上のほうか。さて、此処にある装備でも、アレに来られる
と困るね…
たつき->来られたら確実に潰されるな
拓己->どう対抗しろってんだよあんなバケモノ
珮李->レベルが違いすぎて何したらいいかも分からないっていうのに。
雫->正直な話、アレが本当に悪魔なのかも疑うわね
拓己->アレが人間だったら猿も空を飛べる(意味不明
旋->ロスト>悪魔じゃなかったら、それはそれで不思議だけれども。
旋->ロスト>まァ、『異能者』でもないと思うね。アレ、人間が扱えるレヴェルの力じゃな
いと見た
たつき->次元が違いすぎるな
旋->ロスト>此方でも調べてみようか。とは言っても、『月光』と連携しても何処まで行け
るか…
珮李->色んな意味で超越しちゃってるよね。
旋->ロスト>こっちはこっちで、前にキミ達が捕まえた不気味なのも居るし…
雫->不気味なの…まぁ使えるんじゃない?色々と
拓己->(@「不気味」という単語に反応してじろりとロストを睨み)
たつき->とりあえず尋問してみたらどうだ?
旋->ロスト>尋問して何か答えるような性格には見えないけど…
旋->ロスト>何か?(拓己に目を向け)
猛.->聞くだけ聞いても無駄そうだしなぁ……結局修行するしかやることないような気が
珮李->んー…あの人怖いからあんまり顔合わせたくないんだけどなぁ。
拓己->(@ん? 真白じゃなくてあっちか、あの変なのの事か、と思い直して視線そらし)
雫->こっちは時間もやる事も限られてるし、なるべく効率よくやりたいわね
旋->ロスト>本当に参るね。どれだけ調べても本名どころか国籍も出ないし。(肩竦め)
拓己->(@あら、やっぱりそっちだったかー、と額をペチリ/ぉぃ)
たつき->萌えで落とせないか?>珮李
拓己->落とせないか?>雫
旋->ロスト>……。
雫->落とせるかぁ!!(拓己の脛に蹴りを繰り出した!)
猛.->……いや、あの性格ならあるいは……(真剣に考えてる
雫->男って皆そうなんだから…っ
珮李->…たつき?最近ちょっと拓己に毒されてきてるよ?(撫でた)
拓己->ふっ、貴様の攻撃は既に見切ごぅわっ!(@いい加減慣れたのか飛び退いて避けたが、
飛び退いた拍子に備品に蹴躓いた)
旋->@……因みに。幻覚かもしれないが…と、いうよりそう思いたいぐらいな光景だが。ふ
と窓を見てみれば。向こうの浜辺を、ざっくざっくと歩いているのは…例の男ではあるま
いか)
雫->はんっ、見切れても周りの状況に対応できないのならまだヘボヘボよ、拓己くん!(鼻
で笑った!
旋->@白い髪に、白黒が混じった振袖にも似た袖付きの中華服の男が、海に向かってざっく
ざっくと歩いている……。
猛.->あ、逃げた
拓己->くっそ、頭打っ……お?(窓の外に気付く
旋->蝉時雨>(@因みに手に持ってるのは、半透明のインスタントコップに入った青汁。ず
るずるずーっと吸いながら、誰も居ないなって辺り見回してる
雫->……何、捕まってるんじゃないの?アレ(指差した
たつき->orz(地味にショック<毒されている
拓己->……雫、能力使えるか? 使えたら何かで狙撃してやれ(ぁ
珮李->んー?(窓の外を見て)…ものっすごく普通に歩いてるけど…まずくない?あれ。
旋->ロスト>…………上辺の、ホテルの最上階に居るはずだ。……上辺と底辺の間には、防
壁があるはずだ。
旋->蝉時雨>(ずずずずずずーっと青汁吸って、いい天気だなーっと準備運動してる)
雫->えー、まだ使えないと思うけど…(荷物の中から鏡を取り出し、能力使用を試みる)
旋->@砂浜全体には、朝の訓練から夜の訓練終了まで制御装置は稼動しっ放しなので、日中
は何時でも使えます
雫->ん、使えるか……よーし(鏡を回転させながら窓の外、準備運動している男の背中に飛
ばす)
旋->蝉時雨>(いっちにーさんし、と準備運動して。屈伸から立ち上がったと同時に…腰が
旋回し、左踵が跳ね上がり…鏡にぶつけて、破壊したッ)
雫->何となく予想はしてたけどやっぱり壊された!!(ちょっと悔しそうだ!
猛.->まぁそうなるだろうなぁ……
拓己->ひゅーっ(@口笛。吹きつつ窓から外へ)
旋->蝉時雨>(ぱらぱらと鏡の破片が散る中、振り向き。目星をつけたか、窓のほう見て…
暢気に手ェ振ってる)
たつき->ムカつくな、あの態度
珮李->まぁ予想はしてたけど…何処に行くのさヘンなおじさん(ざっくり言いながらドアか
ら外に)
拓己->帰るつもりか。そろそろ門限か?(いよっ、と片手を上げつつ)
雫->のんきなのがいらっと来る原因よね、きっと
旋->蝉時雨>いや、飽きた。帰る。(欠伸しながらがりがりと頭を掻き)
旋->蝉時雨>そろそろ道草毟って帰らないと、怒られますし(アッハッハ、と笑ってるし)
猛.->結局何しにきたんだあんた……
拓己->道草も予定にコミコミかよ(びしっとツッコミ入れ)
珮李->むしろ今まで飽きなかった方が不思議と言うか…まるきり散歩ノリじゃないか
旋->蝉時雨>てゆーか散歩?
雫->のん気すぎる!つかこんなところに散歩で来るなー!!
旋->蝉時雨>一応、目的のものも見れたし…(真白へと視線を、一度向け…)
たつき->目的…?
拓己->……何の目的だそれは?(冗談めかした態度を消し)
たつき->…ダボシャツが見たかったのか?(毒されている
旋->蝉時雨>ソレは先日楽しませてもらいました(親指グッ☆
雫->……たつきくんも結局はそんな奴なのね(ぁぁ
珮李->Σ何処で見たんだ!?
拓己->(@砂を投げ付け)
猛.->真白>(←むしろ今現在ダボシャツ)
旋->蝉時雨>(砂を首捻って避け)あと、聴きたいなら。もう少し敬意払おうね、年上に向か
ってー(全く、と腰に手を当てながら。やれやれ、と首振り
雫->男はみんなそんな奴ー、何か悲しい事実ねぇ…(ぼそり
たつき->いや、俺はダボシャツに興味はないぞ。どの辺がロマンなのかすら判らん>雫
雫->でもその発想が出るあたり…ねぇ?
猛.->素質はあるよ、きっと(ぁ
拓己->ええい後ろ五月蝿い! ……ではとりあえず形だけでも敬語を使ってみますので、ど
うか教えて頂けないでしょうか不審者さん(やや棒読み
旋->蝉時雨>まァ、どっちにしろ教えないけど(はぁと☆
たつき->獅子が散々言っていたからな<発想
珮李->拓己、ものすごい勢いで逆効果だと思うから(肩ぽむ)
猛.->あーゆーイタい人は無視した方がいいぞ、どの道こっちが疲れるから(肩ぽむ)
珮李->…まぁ、拓己に猛に…旋。こんだけのメンバーに囲まれたら影響は受けるやね。
拓己->いやでも話題が話題だし(ぉ
旋->(例の旋さん。現在…。…水場で転んで、頭打って気絶中)
雫->………うーん、そういえば。白い髪に変な服…なんか聞いた事があるような(少し考え
猛.->教育上問題あるかもなぁハハハ……ってなにっ!?(ぉ
珮李->猛、残念ながらキミもワリと必要悪だ(何)
猛.->そうだったのか……orz
雫->このメンバーの男性陣、全体的にアレよね…
拓己->そうだよなまったく
猛.->(隅っこで体操座りしてる)
旋->蝉時雨>そう落ち込んじゃいけないよ。何時か、春は来るさ…ほら、これでも飲んで(@
…他のメンバーが目を離していないのに、一瞬で猛の傍で。…青汁差し出してる)
珮李->(猛の頭を撫でてみた/ぁ)
珮李->Σ(びくっ)…その青汁は、改良版?
猛.->青汁はやめれぇぇ戻れなくなるぅぅっっ(ぁぁ) ………。(撫でられて大人しくなっ
た)
旋->蝉時雨>まず青汁には甘味が足りないと思ったので、サトウキビから採取した糖を加え
て見ました、さあさあ飲めェェェェェ(ぁぁ
雫->変に甘い青汁って逆に不味いわよねぇ(試したのか
猛.->バッ、止め―――(グビグビグビグビ〜〜)
旋->蝉時雨>フハハハハハハハハっ(ぐびぐびーと飲ませてから…)…如何よ?(真剣な顔で
たつき->貧乏性め
猛.->―――――(スターディングスタートの構え)―――――
珮李->……(そっと猛の頭から手を退けた)
拓己->(@合図のように、パンッ、と手を叩いてみる)
猛.->水ぅぅぅぅぅっっっ!!(海水の方がマシだ、と言わんばかりに海へと猛ダッシュし
ていった)
旋->蝉時雨>……(ずーんと落ち込んだ)
珮李->―――蝉時雨…だったよね。……キミ味見した?(猛を遠い目で見送り)
猛.->8380
旋->蝉時雨>してない。
雫->猛くんは何事にも損するタイプよねぇ
たつき->だろうな
珮李->……もう一杯ある?(ぁ)
たつき->していたら人に飲ませないだろう。
旋->蝉時雨>試作品だから一杯のみ。
珮李->…確信犯って呼んでいい?(ぁぁ)
雫->自分の作ったものって味見するの?普通(料理初心者の考え)
旋->蝉時雨>やだーケモ耳さんってばー☆(耳ぴーんっ/ぅぉぃ)
拓己->(@疲れたのか目頭を揉んでいる/ぁ)
猛.->うをををを何だこの変にトロピカルな甘さと苦味と鼻を突くような臭いの入り混じっ
た思わずボンボヤーージュと叫びたくなるような味はぁぁぁぁっっ(ボッチャーン、と海
に飛び込んだ)
たつき->しないのか?>雫
旋->蝉時雨>ボンボヤージュ…旅路?
雫->しない(きっぱり
拓己->……とりあえずあっちは、死ぬ程海水飲む前に自分で何とかする(やめるとか)だろ
うから大丈夫だろ
旋->蝉時雨>そうかッ、思わず旅に出たいぐらいのアジと言うコトだね! 成る程(メモ
珮李->み゛っ(ヘンな鳴き声出た)……やっぱ確信犯決定(びし)
猛.->ボンボヤーーージュッ!! (海で暴れてる、あまりの胃の中のカオスっぷりに混乱
してるようだ)
旋->蝉時雨>(胸キュン)<鳴き声
拓己->……で、こっちの方は俺ごときには今更どう更生させようもないから諦めるしかない
だろ(あ、投げた
たつき->作った料理を人に食べさせた事は?>雫
猛.->真白>(猛見つつ「あそこまでだったかな……」と首をかしげている)
雫->あぁ、2年前にある人に食べさせたわよ。真っ黒な野菜炒め
珮李->…(耳、へなる。地味に痛かったらしい/ぁ)むしろ市販の青汁配って満足すればい
いじゃん。
たつき->食べた後の反応はどうだった?
旋->蝉時雨>(再び、姿が皆の意識から消えたと思ったら。今度は、真白の真後ろで。肩ぽ
むっ、とし)まァ、今のところは合格としとこう☆
雫->えっとね、口元が引きつった笑いで「苦さと血の味がうまくマッチしてる」って言って
た!
猛.->真白>……な、何が?(肩ぽむに驚きつつ)
拓己->ッ!?(がばとふり返り)
たつき->血の味……
旋->蝉時雨>ぅん? 今は、私だけが知ってればいいこと。とりあえず言葉だけ受け取っと
いてください(にっこり
猛.->………。ぼんぼやーじゅ………(サバザバと戻ってきた)
雫->頑張って作った料理を笑顔で食べてもらえるのは嬉しいわよねぇ…(何故か嬉しそうに
言ってる)
たつき->きっと独創的な味付けだったんだな…(食べた相手に南無〜
珮李->(パーカーのポケットごそごそ)…猛、はい。ちょっと溶けてるかもだけど(みるき
ー差し出した/嗚呼)
猛.->神よ……(恭しく受け取って食べ始めた。あまりにも、口の中がアレだったらしい。
目に涙を浮かべてる/ぁ)
拓己->……ダメだ、あの身体能力(?)はわりとシャレにならないはずなのに、場の雰囲気
がどうやってもシリアスにならないッ……!(頭抱えてる/ぁぁ
拓己->とりあえず離れろそこの不審者!(ヤケになった/ぁ
猛.->これだ、これこそ人の食べ物だよな。とんでもない物飲んだぜまったく……あ(顔を
上げ)ありがとうな、珮李
旋->蝉時雨>言われなくっても離れるって甲斐性無し君(ぁ
雫->拓己くん一杯一杯ねぇ
猛.->真白>……?
拓己->(@地味にぐさり/ぁぁ)
珮李->いいって、猛の味覚がデストロイされるよりは…ねぇ(手ぱたぱた)
旋->蝉時雨>(スタスタと真白から離れ…)…フッ(勝った! と言わんばかりの笑みで)
拓己->青汁……(ぼそっ)
たつき->そういうお前は甲斐性なしじゃないのか?>蝉
拓己->そういえば、ケシスとかなんとか叫んでたけど。その人にも飲ませたのか? 青汁
雫->絶対甲斐性ないわよね、あの男(きっぱり
旋->蝉時雨>私はこれから彼女のとこに行くんです。(えっへんと胸張り)
雫->でも道草食ってたから怒られるとか?
猛.->デストロイってか、うん、なんていうんだろう。……ボンボヤージュだった(その単
語はなんなんだ)
旋->蝉時雨>(時計見てる。つーか拓己の話聞いてない)
珮李->甲斐性無しが甲斐性無しを甲斐性なしって言った…?(早口言葉か)
たつき->まあ、ダボシャツ美少女見に来たり、ケモ耳少女を弄って遊んでるおじさんが、甲
斐性あるようには思えないけどな
猛.->………珮李、それはちょっと口に出しちゃだめだ
拓己->所詮恋人にも自信を持って飲ませられない程度(レヴェル)の青汁か……(ぼそっ
旋->蝉時雨>(次に海を見て、うむ、と頷いてからたたたたたーっと海に走っていく)
珮李->…うん、何かあれを飲んだヒトじゃないと見えない世界が見えたのだけはよーく分か
った(肩ぽむ)…ん?禁句だった?
雫->甲斐性なしは周知の事実じゃないの?
旋->蝉時雨>あぁ、そうそう。甲斐性なしって言われたくないなら、不審者が彼女の真後ろ
に居るってのに、突っ立ってんなよそこのキミ☆
旋->蝉時雨>そういうわけで(波が砂浜に来るぎりぎりのところで立ち止まり、大きく、屈
みこみ…)
猛.->だから言って……(人生って厳しいなぁ)
拓己->ああそうかい。ケシスさんとやらをほっぽって他の女を見に来た変質者さんのご忠告
に感謝しますよ(砂を投げ
珮李->なんというか、どんぐりの背比べ的な…。
旋->蝉時雨>――(ヒュンッッッ、と。風を切るような音とともに…砂が当たる前に、姿が、
消えた――)
雫->まぁ、どっちもどっちよね。結局のところ
拓己->くそ、色々と腹の立つ! 塩撒け塩!
猛.->悲しいなぁ……。ま、まぁとにかく、トレーニング再開すっか
旋->………(よろよろ、と、林の中から今頃出てきた旋氏。ちょっとボロボロだ)
珮李->はー…と、あれ旋…何処行ってたのー?(今気付いたのか)
猛.->……あ、旋。何処行ってたんだ?
たつき->そういえば居なかったな(ぁ
旋->……いや、まぁ、ぅん。ちょっと水浴びに(転んで頭打って気絶してたとはいえない…)
雫->旋くん、忘れ去れてたわよ…
珮李->そういえばそんな事言ってたっけ…どっかで転んでたのかと思ったよ(悪気無く笑い
ながら近づいて手ぇがし)
旋->アッハッハッハ、やだな珮李ちゃん。そんなことあるわけないじゃないか(冷や汗たら
り)
拓己->(@海に向かって砂を撒いていて、旋を見てない/ぇ)
珮李->あはは、そうだよね。…水浴びしてきたワリには髪に泥付いてるけど(ぁ)
旋->…………。…木に、ぶつかってね。
拓己->……うん? (ふと)……同時に揃わない二人、仮面で隠された顔……はっ、一人二
役!?(違
旋->阿呆かキミ(ぁ、容赦ねェ
猛.->な、そそ、そうだったのか……っ!?
旋->…二人居た…
雫->思考が似すぎでしょ、弄られズ
旋->流石は伝説の二人組…ッ(何)
たつき->伝説なのか…。
旋->『月光』中部支部でも有名だよ?
猛.->いやだってナイス名案じゃないか。……実際のとこどうなのよ?
猛.->って、有名なの?
珮李->…だから鈴つけてけって…(ぁ)……有名なの?
雫->実力じゃなくてそういうことで有名になるのって、哀しくない?
旋->敵に突っ込んでって自爆したり。敵に突っ込んでってやられたり。
拓己->(@海の向こうを眺めだした/ぁぁ)
旋->社内ランキングで、『一緒に戦いたくないヤツ等』ナンバー1に輝いてたよ
80
雫->社内ランキングなんてあるんだ…
猛.->………orz
旋->他にも『食堂ランキング』などなど色々あるらしいよ。
猛.->俺、頑張って空気読む方なのに……(何
たつき->他にこのメンバーでランキングに入っている者はいるのか?
雫->へー…今度色々と見てみよう
猛.->『萌えランキング』なら総なめしてる気がする(ぁぁ
旋->因みに何疑われてんのか知らないけど、この仮面は外せないので悪しからず。
珮李->そのランクイン組みとチームなボク達の立場って。
旋->萌えランキングでは、珮李ちゃんで、ツンデレ予備軍が雫ちゃんだったような…
拓己->何、顔に貼り付いてて無理に剥がそうとすると激痛が走るのか? どこの好色皇だそ
れは(ビシッ
猛.->あるんかいっ
拓己->入ってるのかよっ
雫->…予備軍!?つか私そんなのに入っても嬉しくない!!
珮李->何アンケートしてんだのこ組織はっ!
たつき->(データとしてメモってる)
旋->火傷してる顔を誰が好き好んで衆目に曝すかっつーのよ(やれやれと肩竦め)
雫->え、ちょ、何。私そんな風に社内で見られてるわけ?うわー、凄い恥!(ブツブツ
拓己->甘いな、仮面キャラはかなりの高確率でいつか正体をばらされる(仮面を取られる)
運命にあるんだよ
拓己->恥じるな、むしろ誇れ>雫
旋->正体なんて無いのに(ヨヨヨ
雫->誇りたくなーい!!そもそも私そのツンデレのつもりないし!
拓己->親友に引っぺがされた某クモ男しかり、激戦の中で砕け散った某MS乗り(二人ほど)
しかり……
珮李->はいはい、拓己もあんまり苛めないの。一応ボクらよりハンデがある上にドジッ子な
んだから(ぁ)
旋->そうだそうだー、障害者をいたわれドジっ子言うな(ぁ
雫->旋くんはドジッ子なのね
旋->違うッ
猛.->ドジッ子だったのか……
旋->違ーうッッ
拓己->そうだ、ドジッ子ランキングも作ればいい。そうすりゃ晴れて一位だぞ! おめでと
う!(ぱちぱち
旋->シヌカオマエ?
たつき->年齢的に「子」じゃないだろう。ドジ男でいいんじゃないか?
雫->ドジ男って普通にダメ男みたいな響きあるわね
旋->ドジ男なんてイヤアァァァ!! 加齢臭が!!!
猛.->ドジッ子ランキング作ったらもれなく真白とかも入りそうな……
猛.->……ガンバレ
拓己->じゃあ……ドジ雄とかドジ夫とか(ぇ
旋->うわー皆が苛めるー!!(珮李の手を解き走り出すーっ)
珮李->Σあぁっ!また転ぶからっ!?
拓己->ほっとけ、すぐ止まる(ぁ
旋->(転んだ。顔面スライディングでがりがりがりー)
拓己->「仮面がなければ即死だったな……」
雫->旋くん、あの調子じゃこっちでついていけなくなるわよー
旋->……(二メートル進んだあたりで、ぱたって動かなくなった)
猛.->むしろあのために仮面なのか……?
珮李->……そういう仮面?(諦めた顔でてくてく)旋ー?(後頭部てしてし)
旋->(ぴくぴく…)
珮李->………………膝枕ともさもさどっちにする?(復活呪文を唱えた!)
拓己->まあ……あの仮面もいつかきっと、必殺技を放つ時に砕け散ってくれると俺は信じて
るから(信じるな
旋->もさもさァァ嗚呼アァァ嗚呼アァァ!!!!!!(復活!!
雫->拓己くん…それは何週もしないといけない気がする
猛.->次の戦闘だと何故か復活するしな
たつき->ふっ…(痛いモノを見る目で旋を見た
拓己->きっとこっそりと破片を拾い集めてくっつけてるんだよ
珮李->はいおはようー(もう慣れた)ほら、いきなり駆け出すと…ボクは心配になるから(皆
がとは言えない)
拓己->ということで、色々と頑張れよ、旋!(何をだ
雫->他力本願ねぇ
旋->@DVDに残っていた情報を見終わったところで、『月光』関連のニュースが上がった
との情報が入った。今度はテレビへと画面を移し変えれば…
旋->@今朝早朝、バージニア州テキスト通りに在住する『研究所』にて怪奇現象が起こった
とのコト。
猛.->ポチポチっとな……(テレビいじってる)
旋->@テレビの画面に出てきたのは……真白なビル全体が、巨大な氷柱と化した映像であっ
た。行き成り南極に放置されたかのように、ソレは氷に、ビルは閉ざされていた。
旋->@付近の住人が散歩をしていたところを見つけられたらしい。因みにこの日は、間違っ
ても建物が凍るような気温ではなかったことが上げられている。
拓己->……って、いくら気温が氷点下になろうと、こんな建物丸ごと凍り漬けには凍らんだ
ろ
旋->@幸い、誰一人負傷者は無かったものの――と、あるが実際は。中に居た局員が全員氷
漬けにされ絶命していたところを、『月光』により改竄された――、異例の事態とされてい
る
猛.->空気中の水分が足りないよな、寒くても。……なんだこれは
猛.->(と言って、真白を見る)
拓己->(その耳を引っ張って戻す)
猛.->真白>私じゃないからね? こんなの、できないし
猛.->だよなー……あいたたたっ
珮李->そもそも、真白は此処にいたんだしねぇ。
拓己->そもそもするとも思ってねえよ!
旋->@近隣に位置するアリゾナ州でも、昨夜『研究所』が全て焼失したという情報もあり。
何らかのテロの可能性が高い、とニュースキャスターは述べている)
猛.->真白>(ふっと笑い)ありがと
旋->@この際、ファックスで送られてきた報告書自体には。特殊金属マムが全て持ち出され、
被害は数十億にも及ぶと書かれている)
旋->@と、同時に。拓己や猛、珮李は兎も角とした。『月光』上層部は
旋->@スノーホワイト≠フ監視を怠らぬよう、と。幾分は言い方を柔らかくした…しかし、
真白に疑いをかけている要素が見られる
拓己->(@監視云々が書かれた報告書をびりびりと真っ二つ)
旋->@尚、今後。スノー・ホワイト≠ノ何かがあれば、捕縛する関連の命令書も来ている。
拓己->(@びりびりびりびり/ぁ)
拓己->っつかそもそも普通に考えてもアリバイバッチリだろうがっ(@破ったのをぐしゃぐ
しゃと丸めて投げ捨てつつ)
猛.->真白>……それ、なに? 拓己(ぁ
拓己->ゴミだ(即答
珮李->拓己、何時ものことだけど落ち着きなって(ゴミを拾い上げてくしゃくしゃ戻しつつ)
珮李->…まぁ、拓己は真白の傍にいるし。真白は拓己から離れないだろうし…「監視」はバ
ッチリだと思うけども。
拓己->そんなもん捨てちまえ。どうせ手前の無能の尻ぬぐいにスケープゴートが欲しいだけ
だろうが。
旋->とは言え、命令書を粗末に扱う時点でどんどん心証が悪くなるのは確かだけどね。
拓己->んな馬鹿みたいな理由でつまらない目に遭わせてたまるか(けっ)
猛.->真白>確かに、『私には』アリバイはあるけど……(ちょっと心配そうな顔をする)
旋->それだけで、上さんは文句付ける理由になるし。つまらない目に合わせたくないなら、
そういうことしないほうがいいよ(音だけ聞いていた人)
珮李->…テープとかはないよね、さすがに…(きょろきょろ)
拓己->機密情報の秘匿の為とか何とか適当に言うから無問題(何)ではいそこ!(ずびしっ
と真白を指差し)
猛.->真白>はいっ(手を上げたっ)
拓己->こんなあやふやな情報であれこれ考えたってしょうがないんだから、考えるな。世界
は不可思議に満ちているとはどこかの誰かさんのありがたいお言葉だ(ド適当
珮李->(とりあえず真っ二つな左右を手に持ってあわせつつ読み直し中)
猛.->真白>そ、そうかな? ……そうだね、世界は広いし、何が起こるかわからないよね
(笑い)
旋->@…因みに、命令書には。必ず、『夾 戒人』に届けるように、とある。……で、真っ
二つになってる命令書……。)
拓己->そうだ! 現時点じゃどうやったって何もわからないんだからな。もしかしたら、局
地的な自然災害(ブリザード)でああなったのかもしれないし
拓己->……とにかく、気にするな!(それを知らずにびしっと言い聞かせてる)
珮李->……………糊…もないよねー…(遠目)
猛.->……アリゾナ州って砂漠気候だからブリザードは。いや、突っ込むべきじゃないか(ぼ
そり
珮李->とりあえず拓己ー。この命令書戒人に届けないといけないらしいから。…オネガイ
ネ?(ぁ)
拓己->…………え?(汗
猛.->出すのは、任せた(ぁぁ
旋->@――そして…それは、偶然だったかもしれない。気のせいかもしれないが…真白と、
珮李。両名に、僅かに感じられた。悪魔の、気配…)
拓己->…………(届けろという文面を確認し)……握りつぶせ、ここで無かった事にしてし
まえば……!(ぁ
猛.->真白>うん……(柔らかく微笑んでいた表情が、一転、曇る)
珮李->……死にたくないんだけどな?(拓己に笑顔で)
拓己->大丈夫、ばれなければ(@ごしゃごしゃごしゃごしゃと丸めてる/ぉ)
珮李->………?(ふと、何かを感じて振り返り)……。
猛.->……拓己、それを握りつぶせば皆が殺られる。だが、素直に出せば一人だけで済む
猛.->……分かるな?(肩ぽむったー!)
拓己->ふ、一度握りつぶしてしまえば、お前らも自分可愛さにもう告げ口できない。……俺
一人死んでたまるかーっ!(ぁ
旋->@世界に二度起こった変質的な事件を知ったせいで、無意識のうちに高められた感覚が。
事件が起こったことに対して僅かにイラ付く彼(もしくは彼女)≠フ気を、捉えた…のかも
しれない
猛.->あ、てめ、死なば諸共と来たかーっ!?
旋->@…僅かに、ほんの僅かに感じた気配は。森の奥。この、スロウス島の奥から、感じら
れた)
拓己->はーははは! 旅は道連れ世は情けー!(壊れた
猛.->真白>………。(窓の外、それも森の方を向いている)
珮李->……(気のせい…?)……ん〜…(眉を顰めながら立つ。見ている方角は…真白と同
じだ)
旋->@感じられたのは、一瞬だけ。しかし……確かに、感じた。イラついたような気配とと
もに、あの独特の気配が…)
拓己->……って。どうかしたか?(二人の様子に遅まきながら気付き)
猛.->……また青汁でもいたか?
旋->…こんなときに青汁はやだなあ
珮李->いてたまるかぃ<青汁 …や、なんでもないよ?ちょっとヘンな感じがしたけど…
気のせいみたいだ。(多分…)
猛.->真白>妙な気配が……私もした。気のせいじゃないよ、きっと
拓己->……妙な気配? まさか戒人さんじゃないだろうな……(汗
珮李->…戒人だったらもっと禍々しいんじゃ?…って、真白も?
猛.->アレは妙な、で済むレベルじゃないだろ。堂々と爆弾みたいな気配撒き散らしてるだ
ろうし(ぁぁ
猛.->また不審者か……?
猛.->ま、何にせよ行って見るか、暇だし
猛.->方角はどの辺りだった?
珮李->えーと…森の奥のほうだったけど…。
旋->@――森の奥だ。一瞬にせよ…否、一瞬にしてはやけに正確に掴める。恐らくは、何時
もの水浴び場からさらに南へ直進したあたりだ)
拓己->行くのか。っと、その前に……この報告書をしっかり抹消しとかないと(ぁ
拓己->……よし、火に放り込んどこう
珮李->……(あとで口で戒人には説明しよう。正直に、と心に誓った薄情者/ぁ)
猛.->(戒人さんだったら言いつけてやろう……/ぁ)
旋->@それは、何処か。知らない場所だというのに見知った感じのある、既視感(デジャヴ)
に似た感じさえする…。…それほど、気のせいかもしれない気配の主が、大きいというこ
とか)
猛.->OK,あっちの方だなっと(タタタッと言われた方向に向かっていく)
旋->あ、私は待ってますよ。何かまた報告があるかもしれないし(手ひらひら)
拓己->だな、森の中なんかに連れて行ったらどれだけ時間がかかるかわからん
旋->………ヒデェ。
珮李->あっ、待ってよ猛。…ごめん旋、留守番お願いね?(1もさ/ぁ)いってきまーすっ。
拓己->事実だろう(すぱっ/酷
猛.->真白>あ、私も行くっ
旋->マッテマス(速)とりあえず拓己くん。あとでコロス。
拓己->殺られん(何)っと待て真白、来るのは……まあいいけど先に行くなっ
猛.->真白>うん(拓己の後ろをついていくー)
旋->@――…そんなわけで旋を除いた一向は、水浴び場から、南へ、南へと直進していくわ
けだが…)
旋->@…50メートルほど、進んだ辺りだろうか。……何故だか、進み辛い=B先頭の猛
をはじめ、真白や珮李などなど。なんとなく、帰りたいような気持ちにさせる…)
旋->@そう、なんとなく、帰って。さっさと残りの昼飯を食べて、夜に蓄えて、暫くの自由
時間の後訓練開始して休んでしまいたいような。そんな感じがひしひしと来る)
珮李->―――た、猛…(背後から肩ぽむ)まだ進むの…?何かやな感じするんだけど。
旋->@そう、だ か ら こ そ 。 怪しいのだ…)
猛.->……確かに、やなかんじだな
猛.->けど、目の前には何もないだろ?
旋->@この嫌な感じの向こうへ、それでも、進むというのなら。もう一歩だけ進めば…ソレ
で、恐らくはわかるような気も、する)
猛.->目の前に何もないのに、無意識に怪しいと感じる……どっかから何かが干渉してるか、
なんか見えないものがあるんだよ
珮李->そうなんだけどさ…。…まぁ、ここまで来たし、帰るのも…うぅーん…(困ってる)
猛.->心配ならここで待ってろよ。大丈夫、俺が見てくるからさ(にぱっと笑って進んでい
く)
猛.->(がさごそと、棒で地面と突きながら……)
拓己->真白、無理しなくて良いぞ? 珮李、ちょっとの間頼む(言って、猛の後に続く……)
珮李->Σちょっ、何かすごいのでたらどうするのさっ。あ、あぁ…分かったけど。あんまり
遠く行かないでね?
拓己->(@鬱陶しい枝葉をサバイバルナイフで刈りつつ)おう、大丈夫だ
旋->@――一歩…進んだ…その、瞬間。…ザワァ…ッッッ!!! …強風が、来るような勢
いをもって。血が逆流する。能力が、勝手に発現し、まるでソノ身から出て行くような、
感覚!)
猛.->分かったー、行ける行ける〜(片手を振っている影が遠くなり)
珮李->……真白、大丈夫?(真白の近くに駆け寄り)
猛.->真白>私は大丈夫だけど、心配……かな
猛.->うを、なんだこりゃっ!?(ずざっと後ずさる)
拓己->――ッ!(素早く飛び退く)
珮李->…ッ…今、向こうで何か…(2人が消えた方を見て)……ッゴメン真白、ちょっと付
き合って。
珮李->(真白の手を引いて其方に駆け出す)
旋->@……ザザザザザザ!!! 風に煽られるかのようにソノ身が疼き、能力が飛び出すよ
うな…。…この感覚を…一度だけ。夢≠フ中で、味わったことがある…)
猛.->真白>うん――(珮李の手を持ち、駆け出す)
拓己->何……だ、今の?(汗が頬を伝う……)
旋->@…アレは…。S級、『風のヴィザーリフ』を前にしたときと…特Aを通り越した悪魔
を前にして、その能力が猛るような感覚…それと、酷似している)
拓己->待て待て待て……何の冗談だよこれは! まさか本物……!?
珮李->―――拓己ッ、猛ッ!?(草を掻き分けて2人を見つける。其方に近づいて)
旋->@それと……もう、一つ。この、爆弾を前にしたような。何か、巨大な破壊兵器を前に
したような…見に締めている、威圧感…)
猛.->ついてないな、まぁた貧乏くじ引いたか――っ
旋->@身に染みている…
拓己->来るな! 珮李、あとで何でも聞いてやるから今はこっちの言う事聞け。今すぐ……
旋->@肌に突き刺さる、能力が猛るような感覚と。あの威圧感が、同時に、さらに奥から、
響いてくる…)
拓己->真白連れて、戻れ(ひとつ、生唾を呑み込み)
旋->@『――…しか……た…。…ヴィザー……?』
旋->@『……な。……仕方……』
珮李->…この状態で、戻れる程聞き分けよくないんだけどね。(言いながら…真白の手を離
して一歩、踏み出した)
旋->@――珮李の耳にさえ僅かにしか聞こえない、話し声も。また…森の、奥から…。
珮李->……ッ…声?誰の……。
猛.->真白>(彼女もまた、退かない。己が中の力を呼び起こし、警戒しながらも進む)
旋->@其処から、降り注ぐような。決して、意識しては居ないであろう彼等≠フ威圧感に
苛まされながら進むことさらに50メートル…)
拓己->真白、戻ってろ! これは大分ヤバイ……!
旋->@……ふと、声が、止んだ。…拓己の声に気付かれたかもしれない。
拓己->…………ッ
珮李->(拓己を通り越して進んでいた足を止めて)………(気付かれた…?)
旋->@……。…しかし程無くして、再び会話は再開される。どうやら森の動物の音とでも認
識されたらしい。…まだ先だというのに、大声を出しては最早気付かれる距離らしい)
猛.->(無言で、進んでいく)
珮李->………(息を小さく吐いては、足音もできるだけ立てないように歩いていく)
拓己->(真白、戻ってろ! 万が一の時……正直、守りきれる自信がない!/歯ぎしりする
ようなささやきで)
旋->@さらに進むこと、50メートル。あの水場から、150メートル…。…風水だったか
陰陽だったかで…水場から150は。企み事≠ェ成功する場所らしい)
旋->@……今更戻れというのも酷な話だ、この中で一人見つかれば。恐らくはこの中で最高
の能力を持つ真白と言えど生きては帰れない)
猛.->真白>(だからこそ、進むんだよ。大丈夫、拓己が護れないなら。私が貴方を護るか
ら……)
旋->@…と、戻れという拓己に、否と答える真白の問答が終わるか否かのあたりで。視界が、
開ける。
猛.->(開けた視界に目を細め――)
旋->@正確には、森の広場といった感じで、空けた場所があり…。…猛達は、丁度茂みに隠
れられる位置にして、空けた場所を監視できる位置。その場所には、二人の影が、あった)
珮李->(息を潜めたまま、視界の先にいる人影を確認しようと目を凝らし)
旋->@――そのうち一つが、あまりに異形だからこそ森の怪人と言われても納得出来るよう
な…。…両腕両足が太いバネで構成され、それに手袋と靴を穿いた、三メートルの巨人…)
旋->@…頭にはシルクハットを被り、ソノ身体は暗い色をしたマントで隠れていて、屈んで
はいるものの、デカイと認識させるには十分な迫力があり…顔は、皆から見て背を向けて
いるので解らない)
旋->@――そして、その異形の巨人と離しているのは…。…破壊兵器のような威圧感を持つ、
見慣れた男…。…『夾 戒人』…)
拓己->!?(息が漏れないよう口を押さえ)
旋->戒人>……炎の魔神≠ェ出てくるのが、速すぎる。挙句の果てに、あの氷山の事件は
…一体何なんだ?(腕を組み、サングラスを直しながら不機嫌気に巨人へ問うている)
珮李->―――ッ…!?(目を見開いて驚いた顔。微かに息を飲んで)
猛.->………っ(そうか、戒人さんがこんなのを見逃していたのは。そのせいか)
旋->巨人>……私に言われても、サッパリだよ戒人。此方としても…全くの…予定外だ(…
拙い発音は、慣れない日本語だからだろうか。腹に響くような声で、喋っている)
拓己->(@胸元の携帯電話、その録音機能を静かに起動させ……)
旋->@――……信じたくは無い。しかし…この、迸るような気配は、巨人だけでは、無い…
…)
旋->@この、今にも能力が暴発しそうな強烈な、気配は。戒人からも、発せられている……)
旋->@とは言え、完全に悪魔のソレかと言われれば確固たる違和感があるのもまた事実。現
時点では、悪魔とよく似た気配、としか解らないが…)
旋->@この感覚からして、恐らくは二人とも。悪魔としてのランクを言うならば、特Aは確
実に飛び越しているだろう)
旋->戒人>……(イラ付いたように頭を掻くと)……現時点では不確定要素が多すぎる。ア
レ≠ヘ、魔力の高い場所に出現するのは解るとして…
旋->巨人>『……。もし今、私達がアレを相手にしたら…?』
旋->戒人>十中八九、死ぬのは私達だな。まだ勝てんよ…。…『スノーホワイト』も、まだ
まだ成長が足りないからな…
旋->@(二人して同時に溜息をついている様は、これだけ見れば面白くもあるだろうが。こ
の気配の中ではそうも言っていられない)
旋->戒人>(@ふと、サングラスを取れば…白んでいるハズの右目が…眼窩は、墨をぶちま
けたように黒く。魔法陣のようなものが重なり合ったような瞳が、その中心にぽっかりと
浮かんでいる…)
旋->巨人>『……ヴェストルの魔眼≠焉A完成率は五十パーセント未満か』
旋->戒人>そういうことだ。まだまだ何もかもが、準備不足の未熟。困ったもの……。…?
(ふと、眼が、猛達の居るところへと向けられた)
猛.->(下手に動くのは拙いと身を固めている)
珮李->(びしっと硬直。微動だにしない…というより出来ない状態で只管息を殺してる)
旋->巨人>『……如何した?』
拓己->(目を閉じてじっと息を潜めている)
旋->戒人>……否、気のせいだ。どうもオマエと離していると、周りが気になってね? ち
ょっとはそのガタイどうにか出来んか?
旋->巨人>『し、失敬なッ。立ち上がると…目立つ、と…言ったのはオマエではないか。ソ
ノ上更に…ッ』
旋->戒人>…解った、うん、解ったらこっちに顔近付くな。燃える。燃えるからヤメロ。
旋->巨人>『……』(ボシュウッ、と。憤慨したように溜息をついたと思ったら、顔面に当
たる部分から火の粉が散っている)
旋->戒人>さて、では私はそろそろ行くぞ。昼飯がまだなんだ。
旋->巨人>『……あぁ、ではまた。月夜が逆さになる夜に(シュヴァルツェス・トーア)=x
旋->戒人>月夜が逆さになる夜に(軽く手を上げ…)
旋->@――…ドンッ!!! 最初から屈んでいたからなのか、呼び動作も見せずに。バネが
跳ね上がり、地上に巨大な靴後だけ残して、巨体が空へと跳ね上がった)
旋->@同時に、戒人も一息つくと。先ほどまで辺りを覆っていた、結界と言っても差し支え
の無い空気が、流れたかのように消え去り…。…そのまま戒人も、塒のある東へ向かって
歩いていった…)
拓己->………………ッ(姿が見えなくなってもまだまだまだまだ息を止めて)
旋->@がっさがっさと音を立てて気配が遠ざかっていき…皆の感知区域から、完全に消え去
る。どうやら本当に行ってしまったようだ。あの巨人に関しては、飛び上がった時から気
配が無い)
拓己->――ッハァ! これは……だから何の冗談だ、一体(吐き出しつつ録音を止める)
猛.->……………(難しい顔をしてる)
珮李->………っ、はぁ〜…(思いっきり息を吐いてその場に沈む。2人がいた場所を険しい
視線で見つめていて)
猛.->悪魔のような、そうではないような……。少なくとも味方には見えなかったな
珮李->あのでかいのと、戒人と…両方から悪魔らしいのの気配はした。っていうのは確かだ
ね。
猛.->あと、気付いていて見逃された辺り、完全に敵対してるとは言い切れないかな……何
がなんやら
拓己->ワケがわからない……たったこれだけの時間で、頭がパンクしそうだ(@録音を再生
して聞きつつ)
拓己->(大体何なんだよ、『スノーホワイトの成長』がどうのこうのと……! 真白の事か?
何の関係がある!?)
珮李->あー…あと…あれはやっぱり、炎の魔神の仕業だったってこと…?(先ほど見た映像
を思い出し)
猛.->そんな口ぶりだったな
猛.->本人に聞きゃ分かりそうだが、聞いたら最後殺されそうだ(肩すくめ
珮李->…やれやれ、人じゃない人じゃないとは言ってきたけど…本気で人じゃないとはね。
拓己->……お前ら、ケータイ使えるか? 録音したこの音声データ、バックアップとして持
っといて欲しい
拓己->とりあえず……報告とかはさておき、置いておいた方が良いと思う……
猛.->了解、念のため自宅の方にも転送しておくか……(操作し
珮李->ん…分かった、こっちでも持っておくよ(頷き)
拓己->頼む。
旋->@――…転送が終わった直後だろうか。ふと、三人同時に。ロスト氏からのメールが、
いいタイミングで来た)
拓己->(@神経が過敏になっていたのでぎょっとする)
珮李->Σ(同じくビクッと)め、メール…?(かこかこ操作)
猛.->見られたのか……? やなタイミングだな
旋->@とりあえず、ロスト氏から送られてきた、メールを…開くと。行き成り…ぱんぱかぱ
ーん! と、マナーモードにしているのに、音が鳴り。携帯の画面が、真黒になり…
旋->@真黒な背景に、白い文字。――月夜が逆さになる夜に=\―……と、三人同時に浮
かんで。…キー操作が出来なくなった)
珮李->ッ!!な、何…コレ…!?
猛.->……あー、やっぱ感づかれてたか
拓己->……にしたって何なんだよこの用意の良さは
旋->@十中八九、宛先人はロスト氏となっているが。ロスト氏ではないのは明白で…メール
がすっごく不得意な挙句PCを使えない戒人氏でもないとすると、どうやらあの巨人の仕
業らしい)
珮李->……お、恐ろしいほどタイミング……よすぎない?
拓己->(@電池パックを即座にひっぺがす)
猛.->後でメモリー引っこ抜いて情報だけ復活させるか、面倒だなぁ
旋->@パックを引っぺがそうが画面に変化は無い。黒い画面に例の単語が浮かんでいるだけ
だ…)
珮李->…(電池パックを外して)…うわ、予想以上にこれは…やってくれるというか。
拓己->ありえねえ……電源無しにどうやって動いてんだよオイ
旋->@此処まで来るとメモリーもコレ一色に塗りつぶされていそうだ。あの巨人、何をやっ
たかは兎も角結構なやり手らしい)
猛.->まぁ、結局何したって変な力で証拠は残らないってことだろ。命があっただけマシさ
旋->@――外国で起きる炎≠ニ氷=Bスロウス島に居た、悪魔のような巨人と戒人。そ
してこの二つが言う『スノーホワイト』――
拓己->何というご都合主義……この世界の神は間違いなく鬼(何
珮李->新しい携帯、経費で買ってもらえるかね、これ。(溜息つきつつ)
旋->@全てがバラバラで、何もかもがわからず、偶然にもコレを見聞きした彼等も加わり物
語は輪廻の如く動き出す…前の、ような感覚に苛まされ…
猛.->…………あ゛
猛.->し、仕事用の情報が、スケジュールが、……ぜ、全部飛んだぁぁぁぁぁ
旋->@…やがて、全ては、動き出していく。一点に、向かって。