戒人->@まあ、行き成り屋上が大破してたし。居る。うん、居る(嗚呼 戒人->@えーとですね、当直の警備員さんは全員で三人居ます 戒人->@一時間ごとに、一階の庭からはじまり。校舎を上へ上へと昇って、一通り巡回して きます 拓己->@屋上へは? 戒人->@モチロン屋上も。 猛->@そりゃあれだけやれば誰だって警戒しますし(笑) ……なるほど、わりと厳重です な 戒人->@そして最期に体育館を覗いて、当直室に戻っていきます 戒人->@一応、ゴツイお兄さん三人ですが。皆なら、やろうと思えば難なく取り押さえられ るでしょう 戒人->@モチロン、校舎巡回の際も。一つずつ教室見回ってるので、だいたい巡回一回につ き30分ぐらいですかね 拓己->@それらを踏まえて打ち合わせ開始ですな 猛->@フムフム了解です 戒人->@あ、ぁとスンマセン。脱字ですが、一時間〜一時間半ごとです 拓己->@了解です 戒人->@ではでは打ち合わせを開始してください 拓己->ふんふん……警備員が面倒くさいな 雫->警備員をはっ倒しておくにしても、後が結構面倒かもねー 拓己->調査するなら、上手く隙を突いてさっさと片付けないとダメだな 猛->見つからないように歩くのが無難だよな……むぅ、こうなるんだったら組織の方に暗視 ゴーグル用意させりゃ良かった 拓己->まあ、はっ倒してオッケーなら余裕だけどな 拓己->なんなら校舎全体に電気つけてじっくり調べても…… 珮李->鉢合わせは避けたいけどね。またヘンなのに襲われたらそうも言ってられないかもだ し。 猛->校舎全体に電気つけたら近隣住民に通報されないか? 調べる部屋だけでいいと思う ぞ たつき->電気が煌々と点いていたら怪しまれるだろう 戒人->……(壊れちゃったサングラスの変わりに、ゴーグルみたいなものを嵌めている←『月 光』特注、サングラス兼暗視ゴーグル) 拓己->俺んちの近くの学校なんか、夜でも普通に電気つけてるぞ? 戒人->此処は違う。 雫->1つ2つくらいなら大丈夫かしらね?長くは無理でしょうけど 戒人->一応、外からは。中で起きる超常現象は視認出来ずとも、明かりなら感づかれるだろ うしな。長くやっている暇も無い たつき->部屋にしても点けない方が良くないか?懐中電灯なら警備員だと思わせられるが …。 拓己->……で、マジで警備員はっ倒しとく方向で話進めんの? たつき->(でもそれだと見落としがあるかもしれないな) 戒人->ふむ(報告書を見ながら)確かに警備員は、見回りのとき以外ほぼ当直室に引きこもっ てるから。明かりは長くなければなんとか… 戒人->…駄目だな、はっ倒すな。定時連絡がある 拓己->じゃあ、巡回の隙を突いてもぐり込む、って感じか 猛->なるほど。……となると隅々まで探すんじゃなくて、ある程度目星をつけて素早く行か ないとな 戒人->最近の警備会社はしっかりしているな。巡回の度に本社と連絡を取り合って、無い場 合はだいたい十分ぐらいで飛んでくるんだそうだ 雫->目星ね…前の時に怪しかったのって屋上とか? 拓己->いや、屋上はもう……それより中だろ 猛->トイレと、3年生教室……それと戒人さんの戦った場所も怪しいな。6体も出て来るな んてなんかありそうだ たつき->トイレは? 戒人->裏庭か。 戒人->…あの時は本当に何事かと思ったわ。振り向いたらガーゴイルが居た… 拓己->じゃ、メンバーを分けて別々にもぐり込むか? その方が効率よく広範囲を調べられ るだろうし 雫->戦力をわけるの?まぁ全員でぞろぞろ行くのもアレだけどね 戒人->ガーゴイルより強いのが複数出てきたら、如何するつもりだ 戒人->戦力を分けられるほど安定したメンバーでもなかろう。全員で行け。 拓己->……まあ、たしかに不安定なチームだよな(お前が言うか 猛->逃げて合流すれば良いんじゃないですか? 戒人->私なら、逃げられる前に。弱いほうを囲んで、潰すな 猛->簡単に潰されるようならそもそも組んでも無駄なように思うっすけど…… 戒人->……ふむ、では効率のいいメンバーの分け方は如何する。 拓己->前衛と後衛とを公平に振り分ける? 珮李->前衛と後衛の数って均等だったっけ? 雫->前衛と後衛ね…公平に振り分けられる割合だった? 猛->俺と拓己とたつき。 珮李と戒人さんと雫でいかがでしょ? 拓己->なるほど 珮李->前衛3人後衛2人…あと極前衛が1人って感じだね。 猛->戦力が不安定なら、なるべく安定している組み合わせを作るのが無難じゃないかなって 戒人->……ではそれで行くか。インカムの通話は常にオンにしておくのを忘れるな 猛->了解です 拓己->了解了解っと 雫->りょうかーい、戒人くんとかぁ…(ふむふむ たつき->……判った 珮李->了解だよ。 戒人->……全員、強化服と得物は持ったな。 雫->当然、忘れてられないでしょ。それは たつき->当然だ。 拓己->そうだそうだ、鷹さん、例のもの、できました?(にやにや 珮李->ん、しっかり持ってるよ…。 戒人->(本人は、車のトランクをがさごそ……日 本 刀 が、出てきた) 猛->鷹(居た)>ああ、今さっき届いたようだ。……試験は重ねたが初の実戦だ、気をつけ ろよ(と言って長い筒状の袋を渡す) 拓己->了解了解、任せてくださいよ(受け取りつつ笑み 珮李->…戒人の得物がチェーンソーじゃなくなってる(ぼそ) 戒人->(野太刀・胴太貫――戦国の時代に人斬り包丁として名を馳せた一品である。肉厚の 上に、戒人の胸まである長尺仕様だ) 雫->どっちでも戒人くんの凶悪さは変わらないわよ(ぼそっと返し) たつき->銃刀法って知ってるか?>戒人 猛->……ああ、そういえば自宅にあったっけ……(凄い思い出してる) 戒人->戦場でそんなことを言ってられると思ってるのか?>たつき 雫->(そもそも戒人くん日本の法律知ってるのかしら…) たつき->持つなとは言わないが、堂々とし過ぎるのも何だと思うが… 拓己->〜〜〜♪(袋の中を覗き込んでご機嫌だ/ぁ) たつき->もう少し隠すとか──(言っても無駄だろうけど) 戒人->うだうだぬかすな。さて、いくか(無駄だった 珮李->…まぁ、戒人が持てばただのフォークも殺戮兵器、か…。 猛->割り箸でレンガ切れそうだもんね… 拓己->何かのツボを突いて、つまようじ一本で砕くとかやりそうだぞ 雫->あー、戒人くんと一緒に行動かぁ…(また言った 珮李->大丈夫だよ雫、ボクも一緒だから。一人じゃ死なせないって(どういう意味だ) 戒人->(さっさと歩き出してる。二度も三度も言いたくないらしい) 雫->珮李、もしもの時は守ってね。命が惜しいから(ぁぁ 猛->(強化服のダイヤルを弄り、そのまま光学迷彩(つまりは周りの情景に溶け込む)にす る。というかこれは普通の使い方だ) たつき->で、どっちが何処を調査するんだ? 拓己->……そういえば、女性メンバーは全部向こうに取られてるな……(ぁぁ 戒人->拓己達はトイレだ。私たちは裏庭に回る たつき->不満があるなら雫と代わるか? 拓己->……それもなぁ(ぁぁ 猛->いいじゃないか、平均年齢低いと思えば(ぁぁ 雫->そっちは何かメンバー的にアレだから。組み合わせが(ぁぁ 戒人->……………(溜息ついた) 珮李->まぁ、猛と拓己は離せられないもんね(何) 拓己->(くそう、夜の学校だぞ。そこで女子と一緒となればアレだったりコレだったりナニ だったりってもんだろうよ/ぶつぶつ) 戒人->……最期に一つだけ言っておくと、敵を見つけたら、ただちにその場から離脱しろ。 特に、狭い場所では、だ 猛->………考慮はしたけど、そういわれるとなんだか…(ぁぁ)>離れられない 猛->了解です たつき->だから後衛の俺と雫が代わればと言ったんだが… 戒人->特に猛と、見たところ…拓己はナガモノらしいな。狭い場所で振り回すことは避けろ 雫->私がイヤなのよたつきくん。わかる? 拓己->(地味にショック) 珮李->…拓己は下心が顔に出るからね(ぼそ) たつき->拓己は俺と一緒に居たくないみたいだし…(ぼそっと 猛->フ……(遠くを見た) さて、んじゃま学校の怪談人気第一位の場所に行きますかね 雫->いってらっしゃーい。拓己くんは花子さんを見ても反応しないでよー(手を振って たつき->(相変わらず目を合わせないまま)ま、雫がそういうなら仕方ないな。行こうか。 拓己->しないってーの! うし、行くか(たつきには気付かないまま) 珮李->はぁ…(遠目)とりあえず、3人は気をつけてね。何出るか分からないんだから。(び し) 戒人->というかキサマ等全員が心配だよ私は。 猛->大丈夫、戒人さんより怖いものは出ないさ(軽口叩きつつ、辺りを見ながら校舎に向か って歩いていく) 雫->ぶー!いいのよこっちはいざと言うときは戒人くん置いて逃げても大丈夫そうだし! 戒人->大きい声を、出すな、戯け。 雫->戯けじゃないし!ムキー!(でも小声だ!! 珮李->…それもそうか(猛の言葉に納得しつつ、スタスタと歩きはじめて) 拓己->学校の怪談……階段の怪談……?(ぶつぶつ言いつつ猛に続いた) たつき->(強化服の迷彩機能ON。懐中電灯を片手に2人に続く) 戒人->@そんなわけで猛組は堂々と正門から。戒人組は裏口から、中へと侵入していくので あった 戒人->@――夜の学校は、昼とは全く違う側面を見せる。ある種の、不気味さ…暗闇に何か が潜んでいるかもしれない、と思わせる雰囲気が今、満ちていた) 猛->怪談の階段? いや匠拓己なお前なら似合いそうだけど……(よく分からないことを小 声でいいつつ、正門を飛び越える――着地とともに身を低くして辺りを見る。ソロソロと、 歩く) 戒人->@と、同時に。悪魔は、居ないはずだというのに。あの感覚≠ェ、どくんと皆の身 体を打つ…) 戒人->@――…霧のような気配だけは。恐らくは悪魔本人が居ないであろうというのに、依 然渦巻いているのだ…) 戒人->@数個存在すると推測されている魔方陣を消さない限り、どうにもコレは消えてくれ ないらしい) 戒人->@昼間と違うところと言えば、本体が居ないせいか何処もかしこも同じような濃度で あると言ったところだろう) 拓己->……やーな感じだ(半分だけ正門をまたぎつつ) 戒人->@因みに先程、巡回は終わったらしい。先程まで暗かった宿直室に、再び明かりが点 いている) 猛->あの魔法陣が原因だとして、まだ残ってるんだろうなぁ……。(……トイレでの戦闘は 無理、戦うなら表に出るか、手ごろな教室だろうな) 戒人->……(裏口を一っ跳びで飛び超えてから、無事に裏庭へと降り立ち。すぐさま、奥の ほうへと歩いていく) たつき->……(ジャンプして正門に飛びつく。蹴上がりの要領で上がり、軽やかに着地する) 猛->@暗い中何とか歩みを進め、宿直室を迂回するかのように校舎へと入っていく。……あ まりにも音の無い、“無”を感じさせるような闇が蠢いている) 雫->ちょ、戒人くん先に行かないでよ…(少し遅れつつも戒人の後をついていき) 珮李->うー、学校に入るのは初めてだけど(裏口を越えて中に入って)…やーな感じだ…。 (小走りに後について) 戒人->……早く来い。此処の裏庭は、校舎に出るまでの道のりは速いが横に異様に広いから な。とりあえず其処を捜そうかと思う 猛->意外に足音が響くな……(ソロソロと歩きつつ) みんなちゃんといるかー? 拓己->おう、いるぞー(ぞー(ぞー……) ←微・エコー 雫->ふんふん、広いと調べるの大変そうねぇ…(キョロキョロと辺りを見回し) たつき->あまり声を出すな。ちゃんと居る。(小声 猛->いや、いつの間にか一人増えたりして……とか思ってさ……(ぉ) 拓己->いるぞー(ぞー(ぞー……) ←裏声 珮李->というか、流石に暗いね…足元が…(何度か下を見つつ2人の後を歩いていて) 猛->な、ナニィッ(口押さえ)……なんだ拓己かよ たつき->……(溜息 戒人->@相変わらず、霧のような気配は分断されて流れている。右に左に、そして下に。節 操が無いぐらい乱雑だ) 戒人->@校舎は、非常用出口の看板に明かりが点いているだけ。裏庭にいたっては月明かり だけだ。見難いことこの上ない) 拓己->……昼間とのギャップがあるせいかな。暗くて人のいない校舎ってやけに不気味だよ な……(ひそひそ 雫->こーいう裏庭って整備されてると思うけど…転んで花壇にダイブはしたくないわよ 戒人->花壇の肥料は、匂いがキツイからな…(一人暗視ゴーグルつけてる人) 珮李->さすがに泥まみれになるのは遠慮したいね…。とりあえず戒人の後ろ歩いてれば平気 なんじゃないかな? 猛->ああ、マジで……なんか出そうだ……ってか出るんだったけか。幽霊より厄介なのが… …(ソロソロと歩いていると、やがてトイレの前に到着する( 雫->でも戒人くん歩くの早いし、黒い服だと余計分かりづらいんだけど… 猛->@ピチャ……ピッチャン……… たつき->(水の音?) 戒人->……(溜息つくと、コートを脱いだ。コートの下は、真紅の紅と黒い逆十字があるシ ャツである) 猛->@水滴の滴る音が響く、トイレの前……。やはり直しても漏れてしまうのか……老朽化 した校舎には良くあることだ 珮李->…………ほら、雫がそんな事言うから妙なのが…(ぼそ) 戒人->@いかにも何か出そうではある、トイレ。直したというのに、またも床どころか便座、 個室の壁に至るまでびしょ濡れだ) 猛->流石学校の怪談の代名詞……雰囲気満点だ………(そっと、音が出ないようにトイレの 引き戸を開ける) 雫->でも分かりやすいからいいわよ。結果よ結果 拓己->……言いたくないのに「花子さーん」とか呼びたくなるな…… 猛->「は・ぁ・ぃ……」(←お返しとばかりに裏声で) 拓己->ついでに太郎さーん(やめぃ 珮李->ま、確かに後を追いやすくはなったね(うんうん) 戒人->@――『は・ぁ・ぃ…』 ……何処かのトイレから、明らかに猛の声ではない、女の 子の声が…響いた) 拓己->…………………… 猛->…………………(冷や汗ドバッ) たつき->今の声は…? 戒人->…………(たしょう歩くと、そこで止まる)此処で、ガーゴイル共に襲われたのだが…。 猛->たつき、………じゃあないか。あっちから聞こえたし……… たつき->その前に、完全に女の子の声だろう。 拓己->さっ、テキパキと調査を済ませて帰るか!(なんか急にやる気出したよこの人 雫->ふーん、ここでかぁ…(近くの地面に軽く触れ) 戒人->@――『は・ぁ・ぃ……呼んだのは…だ・ぁ・れ?』……また、響いてきますよ何処 かの個室から。こんなときに限って個室は全部、締まっている) 珮李->んー…何かこの辺にあるのかな?(暗い中で辺りを見回しながら) 拓己->……………………(冷や汗だらっだら 戒人->@――裏庭の戦闘場所には、確かに。他とは違う空気がある。何処が違うのかと問わ れれば困るが、確かに違う) 猛->こ、コイツですっ!(仲間を売るな) ……ま、冗談は置いておいて、調査するか 拓己->(真面目モードへの切り替えでそのまま流れてしまえ……トイレだけに! ……さぁ、 調査調査) たつき->悪魔なら倒せるが幽霊は倒せないぞ。万一の時は呼んだやつがなんとかしろよ 猛->(念のため棒を組み立てて構え、個室を手前の方から一つずつ、開けていく) 珮李->………(周辺を少し歩いてみる。闇の中で目を凝らして)…戒人ー、何か見える? 戒人->@――『此処よ、此処よ……』…呼ぶ声がする。しかし、何処の個室からも聞こえる ようで、実際に開けてみれば、居ない) 戒人->……暗闇だけだな(ゴーグルを外すと、珮李に見てみろと貸しつつ) 雫->なーんか、へんな空気って言うか…(周りをくまなく見ながら) 拓己->(袋の口紐を解いて、いつでも出せるようにしておく) 戒人->@裏庭。流れや霧の質は同じだというのに、何処か。清潔感の漂う気がする…) 猛->(最後の個室を開け)――――いない? 戒人->@トイレ。順々に、個室の扉は開いていき。そう、最期の扉を開けても……居ない) 戒人->@――次の瞬間。『呼んだのは……アナタ?』拓己の耳元で。女の子の、声が、する) 珮李->(受け取ったゴーグルを装着して、改めて周囲を見回し)うーん…ヘンなのは分かる だけど、何でヘンなのかが分かんないんじゃなぁ… 猛->ホントに幽霊って訳じゃないだろうな……、うーん念のため女子トイレの方も行ってみ るか。ちょっと気が引けるけど……(ブツブツ) 拓己->……………………(凍り付く) 猛->………ん、どうした拓己? 戒人->@――そして次の一拍後。――ズンッッッ!!! ダンプカーに行き成り、跳ね飛ば されたかのような衝撃波が、拓己の全身に直撃した!) 雫->原因が分からないと動きようが無いのがイヤなのよねぇ…(頭をガリガリ掻きつつ) たつき->気配が濃くなって─… 拓己->がッ!!(個室の壁をぶち抜いてぶっ倒れる 戒人->空気が違うと言うコトは、やはり…何かある…ン?(衝撃音が、微かに聞こえた) 戒人->@――拓己が立っていた場所に、何の前触れも無く。女の子が一人、立っていた…) 雫->どうしたの戒人くん(衝撃音は届かなかったのか、戒人に向き直り) 珮李->そうだよねぇ…っ……?…今何か、音しなかった?(耳をぴくっと反応させつつ校舎 の方を見て) 猛->(マイクを握り)通信―――拓己が突然現れた女の子に、ぶっ飛ばされました 拓己->っつ……なん、だ……? 猛->なんだあれ……!(拓己のほうに駆け寄って棒を構え) 戒人->@――その姿を、猛、たつきが確認した時には――ガッシャアン!!! 裏庭のメン バーは、行き成り出現した、檻のようなものに。…閉じ込められた) 戒人->……………………。 拓己->くそっ、まて猛、それだとなんかすげえかっこわるい感じになる(そこそこ余裕だ たつき->さっきまでは何の気配もなかったのにっ(蔓で動きを封じようと) 雫->女の子…?って、はぁあぁぁぁ!?(檻を見て) 猛->おっけー、怪我してないんだったら場所移すぞっ(出口に向かって走り) 戒人->@――その女の子は、腰までかかる、月明かりが映えそうな黒髪に。猛達とそう変わ らない年齢とうかがわせる、しかし人形のような可憐な顔。そして、白い、死に装束…) 雫->ちょ、待って待って。これは何?いや、檻ってことは分かるけど… 珮李->猛?一体何…Σって…!?…な、なにこれ…(檻のようなものに触れてみようとして) 戒人->@――蔓が、なんと、女の子を縛り上げようと。襲い掛かった瞬間…蔓が、枯れた) 猛->……そっちでも何かあったのか? 雫->珮李待った!危険だって!! たつき->何っ!? 戒人->……『檻』が出た。 戒人->@――バッシィィィ!!! 雫の助言、多少、遅し。檻に触れた瞬間、電撃のような ものが珮李の身体を貫く!) たつき->(周りに見えない障壁─攻撃を受け付けない何かがあるのか?/眉をひそめ) 拓己->戒人さんの修行様々ってとこか……やばそうだ、一旦退くぞたつき!(たつきのから だを抱えて逃げ出そうと) 戒人->@――電撃は、軽いスタンガン程度だろうか。戒人に食らった浸透剄よりは随分マシ だが、身体を麻痺させるには十分だ) 珮李->―――ッッ!!(その場に崩れるようにへたり込んで)…っあ、うぅ……。 戒人->女の子>『アハハハハハハ、ねぇ、何で逃げるのぉ?』(逃げていく猛達を見ながら、 おかしそうに笑い…)(@幸いと言うか、逃げられるようだ。見えない壁は張っていない) たつき->えっ、ちょ…っ!?(抱えられ)離せっ、自分で走れる!>拓己 戒人->……(無言で、珮李を支え…) 猛->ホームグランドで戦わせてやる必要は無いしなっ(手ごろな教室を探し) 雫->珮李、大丈夫?(顔を覗き込むようにして) 戒人->……私の浸透剄を食らった甲斐があったな。ちと全身が痺れているだけだ 拓己->そか、なら行け!(背後を警戒しつつ、たつきを下ろし) 雫->そっか…それなら休めば大丈夫よね(ふんふんと頷き) 珮李->うん…ど、どうにかね…(苦笑しつつ頷いて)…まさかあの経験が役立つとは…。 猛->こっちだ!(3年生の一番トイレ側の教室、その鍵を軟化させガラッとドアを開ける) 戒人->女の子>『アハハハハハハハハ!!』(可笑しそうに、嗤うと…その身体が、重力に 逆らい。ふわりと浮き…) 戒人->(@浮いた瞬間には、矢のような速度で。吹っ飛ぶようにして、猛達のもとへとすっ 飛んでいく!) 猛->……うわ、今気づいたけど俺の能力空き巣に最適だな たつき->(下ろされ、着地と同時に走り出す) 拓己->ッ!!(袋に入れっぱなしで武器を構える) 雫->にしても、完全に待ってましたーな罠ねぇ…それが逆にムカつくと言うか…(自分を閉 じ込めている檻を睨み) 戒人->……ふむ。しかし逆に、此処には何かがあるな。何も無いのに、こんな罠は出ないだ ろう。 猛->(可能な限り机を退かし、戦えるスペースを作る) 戒人->女の子>『ねぇぇぇ、何で逃げるのぉっ?』(凄まじいまでの速度で猛達の逃げ込ん だ教室へと突っ込むと…壁を摺り抜けて、入ってきた。ホントの幽霊のようだ) 珮李->(拳を開閉させようと手に力を入れつつ)確かに。…けど、この檻どうする?壊さな いと出れそうに無いよね。 雫->罠の発生源とか探したいけど、この状態じゃあね。戒人くん電流に耐えながら鉄格子壊 せない? 戒人->……雫。珮李を、支えてろ。 拓己->そう言うそっちは、なんで追いかけてくるんだよ……! 雫->ん、はいはい(珮李を抱き締めるようにして支え) 戒人->……(ごきり。手の指が、鳴り。躊躇い無く、がっしぃっ、と鉄柵をつかむと当然。 びりびりと、電撃が身体の中を走りぬけ…) 戒人->女の子>『呼んだのは、貴方達じゃなぁい?(がくんがくん、と首が不気味に揺れな がら。中空を、ふわふわと体重が無いかのように浮いている』 珮李->うー…ごめんよ2人とも…(雫に支えてもらいながら少しずつ体を動かせるように試 みつつ) 猛->ハハ、色男ばっかだからかもな……っ! 拓己->あー、ごめんごめん、用もないのに呼んで悪かった。って事でお帰りくださいどうぞ ご自由にっ(汗 雫->いいんじゃない?あっち側は花子さんもどきに襲われてるし、そっちよりはマシな気が する 戒人->……フュー……ッ、フ…ッ!(身体に、電撃を一身に浴びつつ。力を込めるも…恐ら くは凄まじい堅さなのだろう。曲がる気配もなく…) 戒人->女の子>『駄ー目、私は、呼んだ人を、殺さなくちゃあ。そういう概念≠ネんだも のぉ?(楽しそうにけたけたと笑いながら、ぐりんっ、と瞳がビー玉のようにまわり。拓己 を捕えた』 猛->(棒の根元を持ち、素早く踏み込んでフェンシングのような片手突きを放つ。威力は無 いだろうが手応えがあるかどうかを確かめるための牽制だ) 珮李->…そういえば向こうから大変そうな音声が聞こえてきてるけど…。(大丈夫かな?) 拓己->はっはっはぁ、呼んだつもりはねえんだけどなぁ……モテる男は辛いねってか!? (叫びつつ袋を引きむしって槍を抜き放つ) 戒人->女の子>『とゆぅぅぅぅことでぇぇぇ』(大きく、手を広げ…た次の瞬間。隙だらけ の胴体に、棒が、突き刺さった…!) 猛->……それじゃあ、俺たちとは仲良く慣れそうもないな、っと!(すぐに後ろに飛んで構 えを作る) 戒人->@――しかし。…何の手ごたえも、無い。まるで、中空に、素振りしているかのよう に…) 猛->効いてない、……か? 雫->まぁ、あっちは大丈夫と信じるしかない!それしかできないし。で、戒人くん、無理そ う? たつき->相手が悪魔じゃなく幽霊だから…? 猛->そうかもな…… 拓己->(鋭いランス……穂先の部分の方が、柄よりもやや長い) 戒人->……(しばらく頑張っていたが…)…無理だな。 猛->けど、どっかに本体があるんじゃないかな。魔法陣とかさ……ってかあってほしい 珮李->戒人も壊せないとなるとお手上げじゃないかー…(むぅ) 拓己->幽霊だ? 知るか! なら特殊合金製特製ランスならどうだっ!?(言って、突撃!) 雫->檻が勝手に退くまで待ってるのも暇そうねぇ 戒人->女の子>(スゥゥゥゥ、と大きく息を吸うと…)『シィィィィィネェェェェ♪』(やはり 何の手ごたえも無く、ランスは女の子の身体に突き刺さる。手ごたえは、無い…因みに言 うと猛のも特殊金属製だ) 戒人->女の子>『えい♪』(よりによって、武器が摺り抜けたところを。拓己の顔に、手を あて…) 珮李->……地面でも掘る?(ぼそ) 戒人->@…た、瞬間。――ズンッ!!! …また、あのダンプに跳ね飛ばされたような衝撃 が、拓己の身体に放たれた!) 雫->私達で?それも途方もないわねぇ…脱獄者みたい 猛->くそっ(手の方向から計算して、拓己の後ろ側に移動する) 戒人->……………(溜息をつくと…刀に、手を、掛け…) 珮李->やってる間に夜があけそうだよね…(溜息) 戒人->……(ゆっくりと、引き抜くは人斬り包丁の名に恥じぬ輝き。そして、肉厚の刃を、 夜の空気に晒し…) たつき->…っ!(無駄だと知りつつも、気を引く為に女の子の頸目掛けてチャクラムを放ち) 雫->ん?戒人くんなにかやるの? 戒人->女の子>『アハハハハハ、無駄無駄ァッ♪(やはりチャクラムも、摺り抜けてしまう)』 拓己->(机や椅子の中に突っ込む)っぐ……! 戒人->@武器が効かないのも、何より。この車に撥ね飛ばされたかのような衝撃は、普段、 戒人に何度も殴り飛ばされて慣れていても。そう何度も食らって耐えれるものではない) 戒人->…………伏せてろ。 雫->(伏せてないと被害来るような事を狭いところでやって欲しくないなぁ…)はいはい、 珮李、動ける?(身を屈めつつ) 珮李->ん、大分動けるようになったみたい。(頷きつつ、若干ぎこちないながらもその場に 伏せて) たつき->(武器は通じない。草も枯らしてしまう…でも人には危害を加えられる能力) 拓己->くっそ、二人とも行け! 俺を狙ってくるんなら、俺が引きつけとく! その間に魔 法陣なりなんなりを探してくれ! 戒人->(一度、大きく。息を吸い込むと……刀を、大きく。上へと上げ。珮李達の眼には、 届かなくなり…) 猛->(このままじゃ何も出来ないと判断し)……分かった、やばくなったら絶対呼べよ! 戒人->(…瞬、間…)『――松風』(……ずじゅっ!! と、何かがひしゃげ。溶け。朽ち果て たような音が、珮李達の認識外から、届く) 雫->(うわ何々何の音?気になるー) たつき->出現した場所、トイレを探すか?>猛 戒人->……(剣を一振り、して。鞘に収めたときには…檻の一面が、まるごと。溶け果てた ような、朽ち果てたように、無慚な姿へと変わり果てている) 戒人->……出るぞ。 雫->(身を起こし周りを見て)こういうことが出来るなら、最初からやってくれれば良いの に 珮李->………(刀振るって出る音じゃないよな)……うわ(顔を上げて軽く絶句) 猛->(拓己の強化服に触れて更に“硬化”させ)ああ、ぜってーあそこが怪しいよな。も一 回シラミ粒しだ!(一気に教室を出て行こうとする) 戒人->女の子>『アハハハハハぁぁ!!!』…と、再び突撃していこうとした瞬間)『きゃ っ!?』(ばちんっ! と。硬化された服に…弾かれた) 珮李->とりあえず、これで出れはするね…(服を叩きながら檻から脱出して) 戒人->……誰が見ているかも解らないのに、うかつに技が出せるか。 拓己->ハハッ、サンキュー猛。ほら来いよ「花子さん」、遊ぼうぜ!(無駄と知りつつ、槍 で殴る) 雫->そんなもんなのかしら…(檻から出て) 猛->……むむ?(パッと止まり) たつき->(武器は受け付けないのに服には弾かれた…?) 珮李->武器を携帯してる時点で目立つと思うけどねぇ。 戒人->女の子>『…何すんのぉっ!』(そしてやはり、槍は摺り抜けて。今度は、拓己の顔 に触れると――ズンッ!! 衝撃、再び) 猛->………セイッ!(試しに棒を“硬化”させ、それで女の子の背後に回って思いっきり胴 に打ち込もうとする) 拓己->ぐっ……!(ぶっ飛んで窓枠に激突する。枠がへしゃげ、ガラスが割れた) 戒人->女の子>『っは……あぅっ!!』どがんっ! …確かな、手応え。拓己と同じように、 窓目掛けて、吹っ飛んだ!) たつき->これ以上は…拙いな。(服を硬化させ、吹っ飛んだ拓己に向かう) 戒人->女の子>『いったぁぁぁぃ!!!』(しかし飛び出す前に、ぐるんぐるんと前転した あと。窓にぶつかるまえに、停止した) 戒人->『…猛。今何処だ?』 猛->……なーるほど、ね。(同じく拓己のほうに向かう) 猛->『303の教室です』 戒人->(@確かに、拓己はこれ以上受けたらまずいだろう。ただダンプカーに撥ねられるだ けの打撃ならまだしも、それが全身に行き渡る衝撃波なのだから…) 猛->『現在幽霊のような女の子と交戦中、何とか反撃に成功して……でも拓己にダメージが 入ってますね』 拓己->……やれやれ、きっついぜえ……(「花子」から距離を取りつつ、猛らと合流しよう と回り込む) 戒人->『……了解』おい、303だ。先に行け。 雫->りょーかい、303ね。珮李、いこ!(教室に走り出し) 珮李->了解ッ(雫の後を追って走り出し) 猛->(合流し)……多分、誇張や硬化した武器なら効くんだろうな 戒人->……(走っていくのを見届けながら…くるりと振り向く) 拓己->やれ、やれだ。そんなことなら……こいつ(槍)はむしろ邪魔だな 戒人->@戒人の前には……ガーゴイル、再び。そして今度は、計十二体…) 雫->全く、拓己くんが何か余計な事してんのね、絶対(ブツブツ呟きつつ) 戒人->………一ダースか。少し、苦労しそうだな(収めた刀を、再び抜き放ち……) 戒人->…一体一分だ。それ以上かけさせるなよ、石ころ共…!(走り、出した) 拓己->@槍を投げ捨て。両手の手袋を膨らませた 拓己->(カウント、両手で4……きついな、十回は無理か…………!) 戒人->女の子>(さっきからずーっと、背中が痛いらしく。悶えていたが…むっとした表情 で、猛達を睨みつけ…) 珮李->ま、拓己らしいといえばそれまでだけどねっ(肩を竦めながら階段を駆け上がり) 雫->(303の教室の、開け放ったドアをくぐり)3人とも生きてるー!? 戒人->女の子>『これからコロすとこなのー!』(ヒステリックな叫びが雫に飛んできた 猛->時間差で行こう、あいつも何発も連続で衝撃派撃てないだろ(ジリ……と足を開き、ビ リヤードのように棒を構える) 雫->知るわきゃないでしょそんなの!ガキかあんたは!!(負けずに叫び返し) 珮李->こ…はい?(雫の後ろできょとんとして)っと…全員何とか無事…だね? 拓己->やかましいクソガキ! 何が悲しくて殺されにゃならんのだ!(同じく叫び返し。で も結構キツイ) 戒人->女の子>『あんただってガキじゃないこの幼児体型!!』(雫に叫び返した!) たつき->あ、禁句 猛->……(頷いた) 拓己->(あ゛) 戒人->女の子>『コロすのが仕事なんだもん!!』 雫->(ぷっちん) 珮李->…… 雫->じゃあ自分を殺せ馬鹿女ぁぁぁぁぁ!!(教室の机を片っ端から女の子に飛ばし た!!) 猛->雫、ま、まて! 落ち着けっ! 当直室に聞こえるっ!? たつき->ちょっと!そんなことしたら後処理が!! 珮李->Σし、雫さぁぁあんっ!?(思わず敬語)ちょっ、気持ちは分かるけど落ち着いてっ! 拓己->っても既にトイレやら窓ガラスやらに被害出てるしな(ちょっとげっそりしつつ) 戒人->女の子>『見てわかんないのっ、もぉ死んでるッぽいじゃないってきゃああああ あ!!!?』(どがががががかー!! と。机とかが振ってきて、避けちゃえば。壁に当た ってすごい音が…) 猛->だぁぁもう、行ってやるっ!!(この隙に一気に教室内を走り、接敵し、上半身のバネ で全力に突きを女の子の喉元目掛けて放つ!) 珮李->……あぁ……これは…気付かれたかな(汗) 雫->(一度に出来る最大量をやったのか、机はすぐに床に全て落ち)はぁ…はぁ… 拓己->まあ、最悪警備員さんボコって気絶させれば良いんじゃない(汗 戒人->女の子>『ちょっ、もっ、多人数プレイなんてー!』(当たる前に、一気に後ろへと 下がれば。壁を、摺り抜け…がつんっ、と猛の棒は空しく壁を叩く) 雫->もーいい、気付かれようが知ったこっちゃないわ、とにかくあのふざけた奴絶対私が止 め刺したい(何かスイッチ入った) たつき->逃げた 拓己->そりゃ逃げるよな 珮李->何処行ったんだろ。 戒人->@――…しかし、これだけ派手な騒ぎだというのに。何故だか、宿直室からは談笑し か聞こえていない。…気付いて、いないというのだろうか) 雫->何処行こうが探すわよ! 拓己->……じゃあ雫、俺が協力しようか? 戒人->女の子>『……』(にゅっ、と。顔だけ、壁から出てきて。べーってして)『幼児体型 ー』 猛->うわー、素敵な……戦意……(汗)>雫 たつき->……。 雫->ぶっ飛ばす!!(机を一個顔面に向かって飛ばし) 珮李->……殺意が増したね。 戒人->女の子>(ひゅっ、とすぐに顔を下げてしまったので。壁は空しく壁にがっつん) たつき->おかしいな。警備員が来ないなんて…(皆が騒いでる間に宿直室に向かう) 拓己->ええいやめろ! 落ち着けっての!(雫を後ろから羽交い締めにしつつ)ちょっと作 戦っぽいのがあるから聞けって! 猛->せめて投げるなら俺が“硬化”した机を投げてくれ。あいつ、能力で強化した武器しか 効かないらしいからさ 雫->あの女、拓己くん以上にむかつくわ!!…って作戦? 猛->(……あの机の席のやつ、悲惨だろうなぁ) 戒人->@――…宿直室からは、やはり談笑しか聞こえてこない。やはり、気付いていないよ うだ…) 雫->(羽交い絞めにされつつ)能力強化ねぇ…じゃあ猛くんとか拓己くんが必要ね たつき->(そっと足音を忍ばせて──気付かれぬよう宿直室を覗き込み) 珮李->(猛の肩をぽんと叩いて)ところでさ、あの花子さんトイレにいたんだよね。他に何 かなかった? 戒人->@――覗いても結果は同じだ。警備員三人とも、たつきにも、そして騒ぎにも気付か ずに楽しげに談笑している) 拓己->猛、用務員室か何かからビニールシート持ってこい。無ければ何でもいい、とにかく 広い布っぽいの 拓己->とりあえず、まずあの小娘をとっ捕まえることから考える(槍を拾いつつ) 雫->あ、猛くんが硬化した袋か何かにあの女を突っ込むの? 猛->取り合えずトイレの個室には目立ったものは無かったな、今も無いかは、保証しないけ ど(女の子も突然出てきたし)>珮李 拓己->硬くしちまうと動かせないから俺の能力の方だな。雫、お前にも頑張ってもらう 雫->勿論、協力は惜しまないわよ(ぐっと拳を握り) 猛->ヘイヘイ……ビニールシート、っていえば被服室の方がでかそうなのがあるかね(ひと っ走り2階へ急ぐ) 猛->(でかい布があるだろうと考え、走っていく) 珮李->んー…トイレを見に行きたいけど、流石に1人じゃ危険か…(ぶつぶつ) 珮李->…今日の雫は気合入ってるね、いつも以上に。 たつき->結界でも張られているのか?それとも…いや、考えるのは後だ。今なら校内で戦闘 をしても気付かれない、その情報だけで十分。 雫->ふ、私の怒髪天を突いた罪はあの女の存在で贖ってもらうから(ぁぁ 猛->@詳細はカット、被服室から未使用の布地を持ってくる。大体3m四方ぐらいありそう だ 雫->…で、さっきからたつきくんがいないのが気になるけど たつき->とりあえず皆の所に戻るか…(身を翻し、教室方面へ…) 拓己->猛、適当な所にそいつを敷いといてくれ 珮李->存在で償えとまで…(汗)とりあえず、準備が終る前に花子さんが再来しないといい んだけど。 拓己->(俺が逃げ回って、あいつをそこに誘い出す。あとは雫、お前だ/万が一にも聞かれ ないようぼそぼそと) 猛->ああ、それなら宿直室の前にいたぞー(さっき消えた辺りに布を広げ) 雫->(ふんふん、私の能力使うのよね?どんな感じに/ぼそぼそ) 拓己->(……そうだな、ジャングルを歩いていて、いきなり網で釣り上げられる感じ/ぼそ ぼそ) 雫->(あぁ、あのポピュラーな…4隅を持ち上げるやつね/ぼそぼそ) 拓己->猛、とりあえず廊下に放っといてくれ。いきなりじゃ無理があると思う、学校走り回 ってそこに誘い込む 猛->ヘイヘイ……ってイメージがあるなら自分で敷けばいいだろ(ブツブツいいながらも廊 下に敷き) 雫->ん、じゃあ拓己くんの体力勝負ね、まずは。ダメージ深刻みたいだから1回でも受けた ら死ぬと思ってね 拓己->キッツイが……任せろ(笑って見せ)んじゃ、雫は隠れてろ、後のメンバーは適当に 頼む 珮李->まぁまぁ。これで上手くいけば無問題でしょ(クスクス) 拓己->@軽く走って皆から離れ…… 雫->はいはい、っと(机を能力で移動させ物陰を作り、そこに隠れた) 猛->それじゃあ一応トイレを見ておくか、何かあるかもしんねーし。珮李、たつき、ついて 来てくれるか? たつき->構わないが… 拓己->はーなーこーさぁーーん……(すぅ)かかってこいや小娘ぇーっ!!(学校中に響け とばかりに叫ぶ 珮李->うん、了解だよ。 戒人->花子さん>『だぁぁぁぁぁぁれが小娘かぁぁぁぁぁ!!!(すっぽーーーーーんっ、 と地面の中から行き成り出てきた』 猛->いざ、花子さん出生の謎、捜査へっ!(トイレへと向かい、入っていく) 拓己->っだぁっ!(反射的に誇張拳を振り下ろす) 戒人->花子>『享年19だもんっ、小娘じゃなーいっ!!』(そして空中でじったばった… してたら、ものの見事にじっしゃあ! と呆気なく誇張拳に叩き伏せられた) 拓己->…………(拳をさらにでかくして捕まえようと) 珮李->(猛の後を追ってその場を離れ) 戒人->花子>『いやぁぁぁぁえっち!!!』(じたばた) 拓己->…………なんかこうもあっさり捕まるとなぁ……(ため息 猛->(通信聞きつつ)……享年19でなんで中学に居るんだ……?(ビチャビチャと水浸し のトイレを捜索する) たつき->(続いて入って)さっきと同じでズブ濡れだな 雫->さーて、拓己くんうまくやってるかな(物陰から、敷かれた布の四隅をいつでも動かせ るようにしておき。相手を待つ) 戒人->@因みにトイレだが、水浸し以外何にも特徴が無い。というそもそも魔方陣なんて全 然無い) 猛->魔法陣が無いのに花子さんが現れた? ……いや、そもそも魔法陣とは無関係なのか 珮李->何も無いね…。裏庭でも見つからなかったし、骨折り損は嫌だなぁ…。 戒人->@――…と、思えばそうでもない。確かに此処は、何も無いが…若干、空気が濃いの は確かにアル) 戒人->@ガーゴイルのときもそうであったように、倒してみてから出てくるというのもある かもしれない。第一使い魔が全部魔方陣から出てくるという確証も無い) 拓己->(とりあえず、脱いだ強化服をサイズ誇張して花子さんにグルグル巻きに) たつき->ん?…この辺の空気が 戒人->花子さん>『ちょっ、やっ、さ・わ・る・なぁぁぁぁ!!!』(ヘッドバッド!) 猛->何か、濃い……?(触ってみようとする) 戒人->@――残念ながら現時点では、濃いとわかるだけで。触っても、霧の流れが感じられ る程度だった) 珮李->………(拓己、何してんだろ)ここだけ、他と少し違うけど…。 拓己->ハイハイうるさいうるさい、花子さん萌えー(適当に答えつつ、服と手袋で無理矢理 抑える) 戒人->花子>『きぃぃぃぃぃ!!!』 雫->(通信を聞きつつ)………何やってんのかしら、あっち。というか私もう出ても良いわ よね? 拓己->(無理矢理ふんじばった上、誇張手袋で猫のように首の後ろを掴んで雫の方へ) 戒人->花子>『……』(つままれた上、ぶらーんぶらーんとしながら運ばれる) 拓己->おーい、雫ー? 何か……大分あっさり捕まえたぞ 雫->(物陰から出て、拓己を視界に確認し)一人でも出来るじゃない、隠れ損(肩を竦めて) 猛->………戻るか、捕まえたみたいだし。(若干肩透かしをくらいながらも、拓己たちの方 へ) 拓己->さて、自称十九歳のステキなお嬢さんをとっ捕まえた所で……どうする? 珮李->ん、そうだね。今はこれ以上の収穫はなさそうだし…。 戒人->花子>『……』(むっすーっ…と、してる) 雫->何ていうか、あんた、意外と弱くない?(花子を見て)もちろん、吐く事吐かせたら処 分(キッパリ) 戒人->花子>『……弱い?』(ぴくっ) たつき->また………だな(ぼそっと//二人の後に続く) 拓己->……むしろ女の子はその方が可愛いと思うんだがなぁ……(ぼそっ 雫->だって何かあっさり捕まったし…。拓己くん、弱い女の子ならこの組織で求めるもんじ ゃないわよ 珮李->強い女の子はお気にめさないかい?(通信通して拓己に) 戒人->花子>『………』(ぴくぴくっ――反応中) 拓己->いやいや、強くてもだな。時折見せる弱さってものがあるとぐぐっと来るというかな んというか 雫->まぁ、それより聞きたいこともあるし…ちゃーんと答えてもらうわよ 戒人->花子>『いーや』(ぷいっ) 雫->拓己くん、花子さんがセクハラして欲しいって(ぁぁ 拓己->……そういう意味ではこいつも割とポイント高いんじゃ……?(ぶつぶつ 猛->……(戻ってきて)……なんですと? 戒人->花子>『そ、そんなの駄目ッ。絶対駄目ッッ。この幼児体型ッ、変なこと言うんじゃ なーいっ!』 珮李->ある意味学校怪談のアイドルにセクハラするの?(戻ってきた) 雫->いーや言うわよ!あんたが喋る気になるまではずかしーい思いしてもらうわよ!! 拓己->まあ俺も(他人の目の前で)やる気はないけどさぁ 戒人->花子>『小学生みたいな身体しといてこの幼児体型ー!!』 拓己->……他人が見てない所ならどうだと聞かれると……ううーん、だが(ぁ 雫->(再びぷっちん)私はれっきとした高校生よ!! 戒人->花子>『……高校生? ……ぷっ(噴出した!』 雫->この、花子って地味なセンスしくさってからに…それ以上おだってっとその服ひん剥く わよ!! 猛->ま、まぁまぁ落ち着け、どうどう……(汗 たつき->それは拓己と猛が喜ぶだけだからやめた方が 戒人->花子>『ふっふーん。私は身体に自信あるもん。ほら』(ぐいっと身体をよじれば胸 元ばばんっと。グ ラ マ ラ ス が似合うような体型してます) 珮李->雫、怖いから怖いから…。 雫->(ピキピキピキ…)やっぱりこの場で処分したくなってきた… 拓己->……(マジでポイント高いかも。じゃなくてっ)えーと、あのな花子さん? あんた もほら、お淑やかにしてれば魅力的なんだからな、そういうわざわざ敵を作るような発言 をするなって 戒人->花子>『88だもの』(えっへん) 珮李->88……(ぁ) 雫->(ガスッと壁を殴りつけた!!/ぁぁ) 戒人->花子>『……さてと』(ふぅ、て幽霊もどきのクセに息ついて) 拓己->とりあえず落ち着いて話をしよう、ってかさせてくれ……(疲れてきた) 猛->そうそう、吐くもん吐いちまったほうが……おをっ!?(雫にビビリ たつき->(88って何のことだ?) 戒人->@―――ビリィッ!! …部屋の圧力が。否、気配が、濃くなった) 珮李->雫…どんどんガラが悪くなってるから… 戒人->花子>『……』(大きく、息を、吸い込み…) 雫->珮李にはわかんないわよー…って、何?(周りを見渡し) たつき->(呼吸と比例してる?) 珮李->…っと、なに?さっきと違う……。 戒人->花子>『覇!!』(――気合、一閃! 花子さんを中心に。あの、ダンプカーに撥ね られたような衝撃波が、無差別に跳ね起きた!!) 戒人->@机や床は破裂し、壁は爆砕し、皆の身体にも。100パーセントとはいかずと、び りびりと衝撃が来る…ッ) 戒人->@そのインパクトの瞬間、強化服が一瞬膨張したのを見逃さず。すっぽーんっ、と強 化服から脱出した) 拓己->ぐっっっっ!!(思わず手を離してしまう) 猛->がっっ(両手を交差させて衝撃波を受け止め、それでもなお廊下側へ吹っ飛ぶ) 雫->あぅっっ!!(衝撃で壁まで吹っ飛び、背中をぶつけた) 拓己->(一番近くにおり、しかも強化服も脱いで巻き付けていたため、ダメージがでかい) 珮李->うあ…っ!!!(衝撃で近くの壁に背中が当たるまで軽く吹っ飛んで) 拓己->ッ……かっ……!(真後ろの壁にぶつかり、そのままずるずると) 雫->っっ…くあぁぁ……っ!きっつ…(座り込み、痛みを振り払うように頭を振り) たつき->うっ、くぅっ!!(強化服のおかげで多少ダメージは軽減されたが) 戒人->花子>『ふふ、広範囲で出せるのは今の一回のみだけどぉ。だいせ〜こぉぉぉ♪』(く るくるっと回りながらけたけた笑い) 拓己->(くっ……そ…………やばいな、さすがに限界か…………) たつき->(後方へ吹っ飛び、壁に激突する直前に体勢を入れ替え、足裏で着地するようにし て衝撃を緩和した) 戒人->花子>『さぁーてと。それじゃあぁぁぁぁぁ……』 雫->この……おふざけ女っ!(ヨーヨーを構え、壁に手をつきながら立ち上がり) 戒人->花子>『…本気の本気で、ブッコロスねェ♪』(先程までとは気配の濃さが違う。本 領発揮、といったところだろう) たつき->(拓己…っ、動けないのか?)ちっ…(拓己の元へ駆け寄り) 珮李->―――げほっ…い、ったぁ…(よろめきながら壁から離れて)…ッ…また油断しちゃ ったよ…(毒づいては得物を構えて) 拓己->女にやられてお陀仏か? シチュは悪くないけど、死ぬなんて冗談じゃねえ…… 雫->皆少なからずダメージ受けてて、しかも相手は本気モード…んもー!本当は絶対やりた くないのに!! 猛->(その楽しそうな笑みに―――錐揉み上に回転させた棒が、全力投球で飛んでくる。無 論“硬化”済みだ) 戒人->花子>『じゃ、いっきまーす♪(ふぃっ、と…棒に、目を向けた瞬間。霞のように… 掻き消えた!)』 猛->……どうだ、外からなら虚が付けたかなっと(口元から血を流しつつ、それを拭いて廊 下側から入ってくる) 戒人->花子>『…此処だよ?』(次の瞬間には、耳元で声がかかり。がっしいっ。と。猛を、 後ろから抱き締めた…衝撃は、まだ、無い) 拓己->(カウントは……六、七? けどこのボロッボロじゃ、できて一回、しかもごく短時 間……? きついな) 猛->って、ダメなのかよ!?(即座に服を“硬化”する) 雫->な、速過ぎ…!(周りの破片に目を向け、操れるようにしながら) 猛->シッ!!(その強化服の肘で、顎を打とうとする) 珮李->そうか、普通に攻撃したんじゃ効果が…あぁもうどうしろって…(苛立たしげに唇を 噛んで) たつき->動けるか?>拓己。 戒人->花子>『おーっと!』(肘が出された次の瞬間には、再び中空へと舞い上がっている …幽霊故か、どうなのか。駿足に過ぎる) 拓己->たつき……悪い、一人じゃキツイみたいだ……(ぐったりと) 戒人->@――ガーゴイルがパワー型とするなら、この『花子』さんはスピード型といったと ころか。攻撃力が一撃必殺ではないだけなんぼかマシではあるが…) たつき->(肩を貸し)…撤退、した方がいいかもしれないな。 拓己->@あの衝撃は十分一撃必殺になりうると思います先生 雫->(集めた破片を一塊にして猛のほうに飛ばして)猛くん、念のためこれ硬化して! たつき->(最も、敵が見逃してくれる保障はないけどな) 戒人->@いやいや、そこまでパワーは無い。ランクが低い拓己でも四発までいけたし 拓己->たつき、お前の身長じゃ無理あるって……それより、廊下のあの布だ。アレを使えれ ば…… 猛->(ゼイゼイと肩で息をして)……へいよっ!(まだ動けそうだが、荒い息で破片を“硬 化”する) 戒人->花子>『(行き成り、ふと皆とは違う方向。丁度、そう。裏庭の方面を見て)……げ』 雫->えい!(硬化された破片をばらばらにして、花子を取り囲むように飛ばす) 雫->ん?何見てんのあいつ… 戒人->花子>『っと…!(慌てて首戻せば、囲まれていることに気付くものの、イライラし た様子で…』 珮李->あっちは…裏庭?そういえば戒人がまだ来てないけど…。 戒人->花子>『っとにぃぃぃっ、ガーゴイル一ダースも居て十二分しか足止めになんないの かぁぁぁ!!(頭抱えちゃってる』 たつき->判った、ちょっと待ってろ…(拓己を壁に寄りかからせて、廊下の布を取りに行く) 雫->(取り囲んだ破片を、今度こそ攻撃の意味でぶつけようと操り) 雫->ガーゴイル出てたのね…つか、戒人くんか… 戒人->花子>『シッ!(飛んでくるいくつもの破片を、上半身の捻りだけでぶんぶんと交わ し…)』 珮李->(猛に近づいて)猛、しんどそうな所悪いんだけど…これもお願いできる?(自分の 得物を差し出し) たつき->これか?(拓己に取ってきた布を手渡し) 戒人->@――ズガァン!! 校舎の窓ガラス、教室に入るためのドアをぶち破って。刀が、 矢のように飛んできたかと思うと。幽霊に突き刺さり…ッ。…そのまま、壁に花子さんご と刺さった!) 拓己->かぶせて硬化なりなんなりできれば捕まえられる……あの広範囲攻撃ももう無いは ずだ。なら…… 猛->へんっ、まだまだ行けるって!(汗を流しながら珮李の武器も硬化し) 戒人->花子>『――――――――イィィィィッッッッ…!!!』(壁に貼り付けられ。苦鳴 を漏らす) 拓己->って……はぁッ!?(驚愕 雫->戒人くんやっと来たわね!! 猛->………はい!? 戒人->今のうちにさっさと捕まえろ!!(……かなり遠くから、声が聞こえてきた) 雫->……だって、さっさと布かぶせて終わらせましょ 珮李->ん、ありがと…って…(刀の飛んできたほうを見て)…ど、どこから…。 拓己->(布になんとか誇張をかける)雫! こいつを巻き付けちまえ! 戒人->@穴を覗き見れば……遥か遠方。というか、まだ裏庭に居る戒人氏が走ってきてる) 雫->りょーかい!(布を操り、花子を包んで、ついでに四隅をがっちり結び) 拓己->猛、俺の能力は保たない、硬化を……! 戒人->花子>『こ、この…!』(刃を掴んで、抜こうとしたところで…かぶせられ)『狽ぁ っ!?』(ショックそうな声が響いてきた) 猛->(息をつきながら歩いてきて)りょー……かいっ!(思いっきり、硬化をかける) 珮李->……どうやって狙ったんだとか、愚問なんだろな…(武器を納めつつ花子さんの方に 近づき) 戒人->花子>『…ぬぁぁぁぁっ! 出せー!!』(じたばたと、袋の中から暴れている 猛->ぜー……ハァ……俺の能力も持って3分ぐらいだからな、今のうちに、処遇、決めない と 雫->(その場に座り込み)出すわけないでしょ、このヒス女(ぼそり 戒人->……チッ。思ったより手間取ったな。(刀が部屋に飛んできてから一分後。漸く30 3に走ってきた) 珮李->このままじゃ確実に駄目だしねぇ… 戒人->花子>『今ヒスって言ったなこの幼児体型ー!』 拓己->……いっそこのまま殺すのも手だけどな…… 雫->ガーゴイルもこいつが関係してるみたいだし、聞き出せれば良いんだけどねぇ 戒人->……………………。…確実に仕留めたと思ったんだが、狙いが浅かったか? 雫->言ったわよこのヒステリー!!幼児体型言うな! 珮李->あ、おかえり戒人〜。ご苦労様だよ(手ひらひら) 戒人->@注:戒人の投げた刀は、しっかりばっちり心臓に突き刺さっていた) 戒人->花子>『うるさい幼児体型ッ、幼稚園から身体作りなおせー!!』 戒人->……くっ、私の投擲技術も衰えたものだな……(がくり) 雫->……今この場でこいつ処分したいんだけど 拓己->コマンド逃げる、明日リトライ。もっと長時間尋問できるだけの余力を残して捕まえ る。…………都合がよすぎるか 珮李->うーん、尋問してる間に効果が切れるとまずいしね。手早く聞いて言いそうになかっ たら殺す? 拓己->言ってる間に時間切れなんじゃ…… 戒人->花子>『買b、なんで殺されなきゃなんないのーっ!』 拓己->死にたくなかったら話せ。そっち次第じゃ、死なずに済むかもよ?(とか言ってみる たつき->敵対するからだろ。あれだけ攻撃してよく言うな>花子 猛->ギ、くぅ…………(苦しそうな表情で脂汗をダラダラ流してる) 戒人->花子>『コロすのがお仕事だもん』 珮李->…そのお仕事は自分で決めたのかい? たつき->そのお仕事は誰に頼まれた? 拓己->頑張れ猛、頑張ったら雫と珮李からご褒美が来るぞ(ぼそっと) 戒人->……(無言で、刀と思われる出っ張りをがっつんっ! と蹴り飛ばした) 雫->じゃあガーゴイルも、変な霧も仕事のうちなのかしら? 戒人->花子>『誰が言う…はぐっ!』 戒人->……どうやら本当に刺さっているらしいな。猛、強化解いていいぞ 拓己->……大丈夫なのか? 逃げられるんじゃ…… 雫->戒人くんが刀で固定してくれるんじゃない? 戒人->この刀が刺さっている限りは大丈夫……と思うがな。コレを突き刺して喋る魔物の類 ははじめて見る。 たつき->逃げたら戒人が責任を持って捕まえるだろう 猛->………ブハッ、―――ハァ、はぁぁ……(暫く汗を落としながら、貪るように呼吸をす る) 拓己->じゃお任せで。どっちにしろ俺はもう喋るくらいしかできないしな(はっはっはぁ、 と、あくまで軽く) 珮李->ご苦労様だよ猛。頑張ったね(頭なでなでした/ご褒美らしい) 戒人->@――ぱらり、と。強化が解かれて、布が落ちるれば。壁に突き刺さった刀に貫かれ たまま、花子さんが憮然とした表情をしている) 戒人->……ナニユエ、コレを心臓を突き刺されて無事なのだ? 戒人->花子>『…』(あっかんべーってしてる) 猛->はは、アリガ、ト………(辛そうな呼吸の中に、少年らしい笑みを浮かべて) 拓己->はーなこちゃん、おとなしく喋ってくれないかなー 雫->猛くんお疲れ様ー(何をして良いのか良くわからなかったので、とりあえずハンカチで 汗をぬぐってあげた) 珮李->っていうか、この刀が何なんだって話でも…(ぼそ) 猛->それ、気になるわ……棒も槍も植物も、効かなかったのに…… たつき->ま、後は戒人に任せるさ… 戒人->野太刀・胴太貫。藤沢之鬼神丸国重。……コレの刀の名前だ。 雫->戒人くんのだからじゃない?それしか言えない気がする 戒人->……ふむ、戦国時代の遺物なのではあるが。かつて、新撰組の斉藤一をして数多くの 武士にもたれた刀と言われている。時代検証は定かではないがな 戒人->そして、世界でもっとも人を切り刻んだ刀、でもある。ほぼ妖刀だ、おかげで悪魔に 効く効く。 拓己->@相変わらず反則くせーとか思ってる 雫->妖刀ねぇ……まぁいいか、戒人くんのだし 珮李->…戒人が使う得物ってそんなんばっかだね。…まぁともかく、花子さんを抑えてられ るのはいいか。 戒人->副作用もキツイおかげで、普段は持ってないのだがな。 猛->なんだかなぁ……まぁ助けられたからいっか 戒人->獅子が持っていたのを譲ってもらったのだ……アイツ、これ年中素振りしてたがな 拓己->ということだそうだ花子ちゃん。そのままだんまりしてるとマジでぶっ殺されるよ? 珮李->………(獅子、副作用ではげたのかなー/ぁ) 戒人->花子>『……』(むっすー、としていたが)『はぁ……いや本当に何も知らない』 雫->………このオチは考えてなかったんだけど 戒人->花子>『元々はただの幽霊だったところを、変なのに捕まえられて。仕事させられて ただけだもの』 拓己->何もってなんだ。少なくとも、ガーゴイルについては知ってただろ 戒人->花子>『一応、ガーゴイルを好きなところに配置することは出来るけど。どうやって 動いてるのかも知らないし、命令してるわけじゃないもの』 戒人->花子>『ホントにぱぱっと捕まえられて、仕事させられて、時期が来たら離してもら う契約しただけー。おかげで一応力はそこそこあるんだけど』 拓己->……時期ってのは? いつまでだ 戒人->花子>『それは言えないなぁ』 拓己->(無言で戒人らを指差す) 戒人->花子>『脅したって無駄ー。これ喋ったら私、消えちゃうもの』 猛->じゃあ、その変なのって、何だったんだ? 詳しく教えてくれ 戒人->花子>『んー、それも言えない』 拓己->何もか 猛->それは悪魔か、否かは? 戒人->花子>『だから言ったじゃない、無理矢理捕まえられたって。そもそも、その悪魔っ てのも何か知らないよ私は』 拓己->……じゃあそれとかとは関係ない所でひとつ 戒人->花子>『ぅん?』 拓己->人を殺すのはやめられるか? 戒人->花子>『どうだろ?』(はて、と首傾げて) 戒人->花子>『仕事って言ったって、今回が三回目だし。コロすのやめても大丈夫かどうか は知らない』 拓己->……他に二回もやったのか。誰だ相手は 戒人->花子>『んー、キミ等と似たようなの。感じは違ったけど』 戒人->花子>『あ。あとは何か、変わったのがキミ達が来る三日前ぐらいに来たなあ……』 猛->……んー、それは、殺したのか? 戒人->花子>『や、それはコロす必要無かった。偶然此処覗いたって感じだったし、第一勝 てそうもなかったなあ』 猛->ハハ、俺たちは殺せそうだったのね……(苦笑し) 戒人->花子>『ていうかキミ達、前の二人より弱いもの(すぱっ』 拓己->……殺せなくても消えてないなら、殺すのをやめても大丈夫なんじゃないか……? 拓己->いや、それだけだとダメか? 「殺そうとして」、「失敗」しているだけなら…… 雫->弱…いや、そうだけど(納得しつつも気にしたっ 戒人->花子>『だーかーらー、アレは覗いただけだったから大丈夫なだけであってぇ』 珮李->はっきり言われると切ないなぁ…(遠目) 雫->んー、その変わった人ってどんな感じだった?念のため聞いておきたいんだけど 戒人->花子>『んー、髪が真っ白で。変な服着てたなあ……』 雫->白髪で変な服…ねぇ。男?女? 珮李->年齢とかは?ボクらと一緒ぽかった? 戒人->花子>『男っぽかったなあ。年齢はわかんないけど、違うと思う。キミ達みたいだっ たら、此処もう終わってるし』 拓己->終わって……? 雫->ふーん……一応覚えとこ、強そうなら会えた時に色々使えそうだし 戒人->花子>『や、ここの、ほら。例の悪魔退治?』 戒人->花子>『滅茶苦茶強そうだったのに、ちょっと話したらふーんって言って行っちゃっ たけど』 猛->……悪魔は知らないのに悪魔退治は知ってるんだな 珮李->…退治できそうだったのに何もしないで行っちゃったって事? 拓己->何がなんなんだか…… 雫->そういうことやる気はないのかしら? 戒人->花子>『や、悪魔退治ってことも知らなかったってば。キミ達が悪魔がどうたら言っ てるから、そうなのかなーってだけ』 雫->(そこまで強いのなら能力無しでも月光が引き入れてそうなのに、それとも手に負えな かったとか?) 戒人->花子>『あ、そっか。一応これ、倒されちゃってることになるし……』(ふぬっ、と ちょっと力んで…) 珮李->つーかその人は何しに来たんだろうね…(むぅ) 戒人->@…ぶんっ、と。花子の腹あたりから、例の。丸いガラス球に包まれた魔法陣が、出 現した) 拓己->!? 珮李->Σま、魔法陣っ!? 戒人->花子>『私が万が一でも殺されたら、出てくるようになってん…って、あれ? …… え…あの。もしかして、知らなかった…とか?』 猛->っていうか、ふぬって(汗 戒人->花子>『い、いいんじゃん別にっ。力入れないと出てこ無いんだから…』 雫->うん、ガラス球があるとは知らなかった 拓己->ま、お茶目な一面とかそういうことで 戒人->花子>『おぉぉぉぉぉまいがぁぁぁぁぁぁ!!!!!』(頭抱えてる) 戒人->花子>『こ、殺されるのやだし出したらこんな結果になんてそんなぁぁぁぁぁぁ……』 猛->ある程度予想はしてたけど確信はしてなかったかな、……さて、やっちゃったんだ?  これが何か話してくれるかな 雫->墓穴堀りまくりねぇ…あんた 戒人->花子>『…ふふ、残念、これも渡されただけ』 拓己->こいつについては何か聞いてないのか? 珮李->……ドジっ娘…?(ぼそっと呟きつつ魔法陣を見つめて) 戒人->花子>『なーんにも。結界の支点だとかなんとかしか聞いてなーいのぉ』 雫->ふんふん、じゃあこれ壊せばこの変な空気っぽい霧も消えるのかしらね 拓己->なるほどね 戒人->花子>『ふーん…』(本当に何も知らないらしい) 珮李->(じー)しかしまぁ…意外すぎる所から出てきたねぇ。 戒人->@そして変わらず、魔法陣の中には。中央に、小さく。あと三十七時間二十八分四十 秒、とある。そして刻限は、時計の秒針とともに進む…) 拓己->……なんだ、コレ? 猛->この時間……なんなんだろうな 雫->残り時間? 珮李->カウントダウン…してる? 猛->ハッハッハ、爆発とかしたりしてな―――(笑えないことに気づく) 戒人->…………有効期限だったらいいのだが、さて。 拓己->敵のもんだろ? 何だろうとろくなもんじゃないと思うけどな 珮李->このカウントが無くなる前にこの学校の魔法陣全部壊さないといけない…とかだっ たりするかもね。 戒人->@――カシャッ。…突然、カウントダウンの隣に。文字列が並ぶ…。『二個目が発見 され、敵の危険性あり。これより、早詠に移る』) 雫->………は? 珮李->えっ…早、詠…? 拓己->……何? 戒人->@――途端に、一気に秒読みが早くなり。秒が勢い良くへりはじめる。一秒につき五 秒分は行っている) 雫->ちょ、早くなってる早くなってる!! 戒人->……あと何時間分だ? 珮李->えぇっ!?ちょ、何かまずくないこれっ 拓己->三十七時間……五で割って、七時間と四分の一ほどか? 拓己->おいおい待てコラ、何のカウントダウンだ!? 戒人->………ろくな秒読みではないのは確かだ 雫->早!どーすんのよ!壊すの? 戒人->とりあえず壊しておこうか。 拓己->花子ちゃん。こいつについて、何か知ってることはないか 拓己->機能、意味、他に設置されてる場所、何でもいい。何か無いか!? 戒人->花子>『……さあ? えーと、前になんか。完成するとかなんとか言ってたような気 がするけど、あとは知らない』 拓己->ッ……とりあえずぶっ壊しちまえ! それで何か変われば、ヒントになるだろ! 珮李->完成って何が…と、とりあえず…壊すよ? 戒人->任せた。 雫->もう誰でも良いし!ガンバ! 珮李->了解っ…(腰から得物を抜き、構えると…その先端で貫くように一気に突き立て) 戒人->@――やはり所詮はガラス球なので、たいした抵抗もなく。呆気なく、魔法陣ごと貫 かれて…砕け、散る) 戒人->@――そして……。……第三の試練が、幕を開ける) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> 花子さんを出してくるとは、実に予想外でした。 そしてその花子さんがまたいいキャラを出していることに驚き。 雫と素晴らしすぎる大合戦をやらかしたことにまた驚愕。 雫は今回絶好調でしたね、実に楽しかったです(笑