戒人->@その他のメンバーは、戒人さんのMy木刀2『愛と誠くん』(柄に愛と誠って彫っ てある)により、訓練という名の地獄を味合わせられている途中です 猛->うおりゃぁぁぁぁぁ!!!(戒人に向かっていった)  ジロー->ほいほい。遅れまして〜(早速遅刻。超絶マイペースで入ってくる/少しは急げや) 猛->ふげぶ―――っっ!?(2秒でボコボコにされてぶっ飛ばされた) 戒人->ホームラン。(ジロー目掛けて飛ぶようにコントロールしつつ、きらんといい汗が光 る) 拓己->木刀相手に素手で行けッてのがそもそもぉぉぉぉっ!!(ヤケになって突撃 猛->アイ、キャン、フラァァイイッィィィッ!!!(両手を広げてジローに突っ込んでいく) ジロー->おぶっ!(流れ球ならぬ流れ猛に突っ込まれて倒れる) 拓己->げぶふ――――っっ!!!(一秒半でボコされてぶっ飛ばされた) 戒人->(モチロン、拓己もジロー行きだ!) ジロー->おぎゃんっ!(高校男子×2は流石に耐え切れんかった!) 戒人->ふむ。やはり木刀では、打撲にしかならんからな……今度は真剣でも使うか。 珮李->………(順番的に最後なんだけど、どう考えてもボクもジロー行きなのこれって。3 人の方余所見してる) 拓己->(今何か聞こえたんですけど)(滝汗 猛->ゲフ………ァ……(サンドイッチのように折り重なって倒れてる) ジロー->いやん、何でバイトで遅刻してこの仕打ち…(ぶつぶつ 拓己->遅刻したからだろうが(←一番上にのっかってる人) 戒人->(きらん……余所見している小娘に、フルスイィィィィィィング!!!! モチロン、 ジロー行き!!) ジロー->あれか、帰りにタバコ屋のおばあちゃんとの立ち話が原因かい?でもおばあちゃん 一人暮らしで… 拓己->っというか折り重なってるんだから直撃受けるのはむしろおれ゛っっ!(げふっ ジロー->さらに一人来たおげふっ!!(更に一人の重みがっ! 珮李->―――ぐはっ……(放物線を描いてーーーー不時着!折り重なる人の山のてっぺんで ぐったり)…お、鬼…がいる…分かってたけど…。 戒人->……(そしてェェェェ…珮李の上に、どしっ! と腰を下ろす112キロの巨体) 拓己->(お、女の子特有の柔らかい感触が……グッジョブ! グッジョブ戒人さん!/何) ジロー->折れるっ!(ぶるぶるぶる 拓己->ってげぶぅーッ!!?(もはや感触を楽しむ余裕などっ) 猛->(な、何で俺の上下だけヤローなんだ……っっ!!!!) ジロー->床よりはマシだよ猛くん…(ぶるぶるぶる 珮李->Σ(がはって、吐血の勢いで肺から空気とか魂とか吐いてる) 猛->@……そしてその時、入り口の影に、こちらを覗いているような影があった 拓己->(ふ、ふはははは、地獄の中の天国ッ……!)(ぁ 戒人->さて、そろそろ休憩するかな。そろそろ訓練開始して一時間経つし…ん?(影に目を 留め) ジロー->んー?何か今居ましたかね?(首かしげ 珮李->ど、どいて戒人……つかどけ…(死にそう。他所見る余裕はあんまなさげ) 戒人->……どけ?(ずしぃ。かける体重、アップ) ジロー->あーん、へるぷみぃだよ。オレが死ぬってオレが 拓己->(ぐっ! ……ふっ、女の下敷きになって死ねるのなら、それはそれでッ……!) 珮李->あぐっ!ボ、クの馬鹿!ボクの馬鹿……っ!!(ばた) 猛->@………引っ込んだ ジロー->200キロ以上身体に乗っけてるオレの身にもなってよ拓己くん。死ぬって 戒人->………(仕方ないから立ち上がって、影に向かってずんずん歩き始めた) 拓己->ワリと余裕で喋ってたじゃねーか(びしっとツッコミ 猛->……ぜはぁっ、ぜはっ(思いっきり呼吸し) ジロー->余裕じゃなくなったらオレのキャラが崩れちゃうもん(ぁ 珮李->………あー…漬物の気分って…こんなかな…(ぜはー) 拓己->こんな嬉しい漬け物石なら何度でもって感じだろうけどなー(割と余裕だこいつも 猛->拓己、珮李……いいから退いてくれ、頼む(割と必死だ) ジロー->漬物石は戒人さんだけだよ(ぁ 戒人->(歩いていったら、引っ込んだ影を追って。入り口から顔を出す) 拓己->……そうだよな、こんな美味しい展開がそう何度もあるはず無いよな(ハァ…… 猛->@影はもう一回引っ込もうとするが、観念して顔を出す。 珮李->そうだよ、漬物石なんてそんな重いみたいに…っと、あぁ。ゴメン(死にそうな猛に 漸く気付いて立ち上がり) ジロー->戒人さーん。何か居ましたー?(ぺちぺちと床たたき 猛->夏桜>……あ、あのぉ……(あまりの特訓の凄まじさ(?)に気圧されて入りにくかっ たらしい、夏桜が顔を出した) 戒人->……夏桜が居た。 ジロー->おお、かわいこちゃんですかー 拓己->(びっかぁ(`+ω+′)と目が光り素早く立ち上がる) 猛->夏桜>あ、皆さんお久しぶりです(ペコリと礼をし、拓己の反応に1歩後退する/ぁ) 拓己->ほらほらお前もしっかりしろほら(とか言って猛を『優しく』助け起こしたりしてる /ぁ) ジロー->夏桜ちゃんこんにちわ〜。今度お茶しない?(いきなりのナンパだっ! 戒人->………すまんな、あの馬鹿共は空気だと思ってスルーしてくれないか 珮李->あ、夏桜だー。暫くぶりだね(にこっと笑顔で手を振って) 拓己->(ジローちゃんの後頭部めがけてダンベルを投げ付けたっ) ジロー->にぎゃっ!(ごいんっ!と良い音がっ! 戒人->……して、何か用事かね? ジロー->あうー、後頭部は死ぬんだよー?(さすさすと後頭部さすりつつ立ち上がる) 拓己->お前一人に抜け駆けを許すと思うてか(ぁ 戒人->……すまん、ちょっと待っててくれるか(夏桜に断ってから、くるりと振り向き。ず かずか、拓己たちの下へ 猛->(あまりの優しさに一瞬呆けて)……そうか、ボコられたとき。打ち所が悪かったんだ な ジロー->だってほら、オレ男性陣の中では一番垢抜けてるし(関係ない 拓己->だからってだなぁ……!(ぎゃいぎゃい 珮李->……(無言で男性陣から離れた) 戒人->……(ずがぁっ! とジロー&拓己の馬鹿コンビの頭を引っつかみ…) 戒人->…………(大きく、息を、吸い込み……) 猛->夏桜>あ、はい、分かりました……(なんか物凄くハラハラして見守ってる) ジロー->あ、何か凄い圧力 拓己->はっはっは、人間の握力じゃねーよこれ 猛->スイカでもマンゴーでも割れそうだよな(そそくさと夏桜の方に非難しに行ったり) 珮李->というか頭蓋砕けるよね、あれ(猛の後についていくように更に離れる) 戒人->………………『 浸 透 剄 』(想定二十万ボルト(先日より十万ほど上がった)ぐら いの電撃が、バリバリバリィィィィ!!! ってな感じで二人をロースト人間にすべく放 たれた) ジロー->〜〜〜〜〜っ!!(何か古い漫画の表現で感電してる/ぇ) 拓己->@骸骨・拓己・骸骨・拓己・骸骨…… 戒人->(@威力が高いせいであっちこっちに放電してるから、見た目的にはそりゃもう。ど っかの花火みたいにド派手である) 猛->……砕けない辺り、みんな慣れてきたよなぁ(しみじみと) 珮李->…たーまやー(ぼそ) 戒人->…………終極。(一分くらいたっぷり放電してから、馬鹿二人をパッと放した) 猛->夏桜>……え、ええと。止めなくてもいいんですか?(汗 ジロー->(ぷしゅーと煙を上げながらぼてっと倒れる…何故か帽子だけは全くの無傷だ!) 拓己->い、以上、とある念能力の……浸透剄、でした…………(ばたり 猛->(あの帽子実は絶縁体か!?) 珮李->いいのいいの、あれは自業自得だから。あれでいて皆丈夫だから心配しないでいいよ (いい笑顔だ) 戒人->……何処が念能力だ(両手からまだ若干、ばりばりって感じで紫電が放たれてるのを 腕の一振りで消し) ジロー->オレの魂が込められてるからね…武器のギターも同様(どんなだ 戒人->……さて、お待たせた(くるっと夏桜のほうへ向き直…ろうとして、一回転。ごすっ、 とジローに金的入れた) 戒人->おっと。足が滑った。 ジロー->いやんまたかよぅっ!(変な声上げつつ、またばたり) 戒人->…………すまんな、で、何だったか? 戒人->(コートの襟を直しながら、漸く戻ってきた) 猛->夏桜>ええと、はい。実は折り入って皆さんにご相談したいことがありまして…… 猛->夏桜>3日ほど前に引越しが完了して、学校も三条中学の方に通うようになったんです けど。……あの、そこに……悪魔が、居るみたいなんです 戒人->とりあえず……今は司令室が空いてるな。休憩室は人が多いし、行こうか。茶でも出 そ……(司令室を勝手に茶室に…)…なんですと? 拓己->(ぶっ倒れたままぴくっと反応する) ジロー->悪魔かい?(むくり、と即座に起きる) 珮李->え…悪魔がいるって?(驚き顔) 猛->夏桜>“あの感覚”があったんです。確かアレは、悪魔が近くに居ると感じられたんで すよね? ……なら、学校内に居ると思うんです。凄く近くに感じましたから 拓己->(……またか…………!) 戒人->……能力者の索敵能力範囲ってどれくらいだ?(皆を振り返りつつ) 猛->夏桜>『学校内の何処かに居る』とは分かったんですけど、個人の判別までは全然で。 ……事件が起こる前に、何とかして欲しくて、すみません 猛->半径2Kmぐらいじゃなかったか? 確か鷹さんが言ってた気がする ジロー->そんなに広かったっけ? 拓己->……人にもよるんじゃないか? それは 戒人->……というか、また随分と曖昧な言い方をするな。学校内の何処か、か 珮李->個人差あったっけ?自分以外がどの距離で探知したかなんて分かんないけども。 猛->夏桜>ええと、兄の時はハッキリしていたんですが。今回はなんと言うか……発生源が 個体じゃないというか、気配が霧みたいに広いんです。なんだか、誤魔化してるような ジロー->誤魔化しねぇ…ふぅむ。とりあえず学校に行って見るしかないかな? 猛->@因みに感知能力に若干の個人差はあります、戦闘外能力が高ければ広いですし、低け れば狭いです。また、霊感を持っているたつきはかなり広いかと思われます。(それでも3 Kmぐらいですが) 拓己->悪魔がいるとなれば、行くしかないよな 戒人->……昼間の学校にどうやって侵入する気だ、オマエ等 ジロー->変装して?(無茶がある 拓己->…………(←考えてなかった) 猛->指令は出てないけど、まぁある意味出る前に見つかったのは幸運なわけだしな。サンキ ュー夏桜、これで人が救えるかもしれない 珮李->…さすがに夏桜の学校に侵入するのは…(むぅ) 戒人->…しかし、霧か。そういう特徴なのか…誤魔化しているとしたら、能力者対策が出来 ているだろうな 拓己->……っていうか侵入する必要あるのか? 猛->昼間の学校か……光学迷彩で隠れて進入して、中に入ってから事務員に変装するとか 珮李->あぁ、あと鷹に報告しておいた方がいいんじゃ? ジロー->面白そうじゃないか。昼間の中学校に潜入捜査!いやぁ、懐かしいね中学校 戒人->これから報告する(PHSを取り出しながら) 拓己->学校近くで待機 → 悪魔が人を襲う → 突入して撃破! → 後始末は組織任 せ で完璧では?(こいつ 戒人->万が一犠牲者が出たら、間違いなく我等の責任だな 珮李->できれば誰か襲われる前に特定したいけどねぇ。 ジロー->襲ってからじゃ遅くないー?事前に防ぎたいよねー 猛->隠れてるとしたらそうそう見つからないだろうけどなぁ……ううむ 拓己->いや、だからそこはぱぱーっと突っ込んで華麗に救出を! ……だよな、あんまり無 理はな(ふっ、と暗い目 ジロー->誤魔化してるんじゃオレの鋭敏感覚も効き辛そうだよねぇ 猛->@因みに鷹からは現地集合せよ、との連絡が帰ってくる。どうやら出張しているらしい。 戒人->@…鷹に、車を借りたいんだがってメールしてる 猛->@『絶対に、組織所有のを使ってくれ』(←2秒で帰ってくる) 戒人->………………。 拓己->どうなったんですかー? 戒人->放課後に待っていても、出てきてくれそうにないし。昼間のうちに潜入して、なんと か目星をつけたいところだが… 猛->@無論『月光』が用意している車は他にもあります、所属している人間は他にも沢山居 るわけなので。 戒人->…あぁ、現地集合だ。とりあえずは行ってみるか。 戒人->この人数だと、車だな(さらっ ジロー->わーい、なつかしの中学校だーいw(ぁ 猛->え゛っ 珮李->潜入…となるとやっぱり用務員?(全員でか?) 珮李->…………戒人、ボク今日足あるから…車は遠慮しておくよ(後ずさり) ジロー->年齢的に皆若いから疑われそうだねぇ…車かー(ぁ 拓己->普通に学生として潜入すれば良いんじゃないか……? ジロー->オレは学生無理(ぁ 戒人->……バレると思うが。 猛->俺は破滅的にツナギが似合うからな、むしろ制服より清掃員の方がしっくり来る(ぁぁ 拓己->今時背が高い中坊も多いですし、誤魔化せませんかね? 珮李->さすがに中学生にはなれないよ。…大体ボクは髪と目が目立ちすぎる。 ジロー->オレもう大人の階段の最後の段に片足かけてるんだよ?(19歳 戒人->オマエは、中学生にはまだ残ってるピュアさがぶっちぎりで足りんからな。即バレだ ろ>拓己 戒人->潜入は、夏桜が学生として。猛、拓己は清掃員として潜り込んでもらおう 猛->………(戒人さん容赦ないなー、と思ってる) 拓己->フッ、今時の中学生なんかに、ピュアさなんてほとんどありやしないさ……(何か言 ってる ジロー->オレと珮李ちゃんは待機ですかー? 珮李->そこまで本当のこと言わなくでもいいのにねぇ(ぼそ) 猛->夏桜>そうなんですか……(落ち込んだ)>拓己 戒人->………………。 拓己->……あっ!? いやいやいや、全員が全員そうってワケじゃなくて、中には夏桜ちゃ んみたいな子もいるっていうか……!(しどろもどろ 戒人->ジローと珮李は、私が監視カメラを取り付けるので。それを通して管理してくれ。 戒人->…夏桜。この馬鹿(拓己)の言うコトを真に受けてはいけない ジロー->ぷ、拓己くんみっともなーい(コラ)了解〜(ゆるーく敬礼 拓己->男、そう、男だからピュアさが足りないのは! 夏桜ちゃんはまだまだ大丈夫だっ て!(汗 珮李->……拓己…(溜息)ん、了解だよ。(頷き) 戒人->私もモチロン、潜入するので。極力こちらには連絡をかけず、全員、待機している珮 李とジローに通すように。 猛->夏桜>あ、いいです。やっぱり女子でも怖い人とか居るし、拓己さんの言う事は間違っ てないかなって……(寂しげな目をした) 戒人->…………………。 拓己->あー、その……すまん(しまったなあ、って顔) ジロー->まぁまぁピュアは置いといて。この事件が片付いたらここに居るみんなでお茶でも 飲みにいこうよ。ね?(にんまり 猛->夏桜>あ、はい。私で宜しければ(ちょっとだけ笑顔に) 拓己->……やっぱノリがいいだけの馬鹿じゃ、女の子を励ましたり元気づけたりできないの かな……(猛に愚痴りだした) 珮李->まぁ、そんなに暗い顔しないで(夏桜嬢の肩をぽむり)じゃ、その時はケーキの美味 しいお店でも紹介するかね ジロー->うん、良いねぇ健気だねぇいじらしいねぇw(ぁ)オレの姉さんもこのくらい可愛 ければなぁー 猛->(うーん、実にピュアだ……)と、作戦は了解。リアリティ出すために俺は本物のツナ ギ使いますねー(←作業服ならいくらでも持ってる人) 戒人->@(さっきから、『ナニ、私に車は貸せないというのか!?』とかごちゃごちゃ電話口 で喋ってる) 珮李->というか、もしもの時はちゃんと夏桜を守ってあげるんだよ?(拓己と猛にびしっと) 猛->いや、ノリと明るさに救われる時だってあると思うぞ。お茶の時にでも明るい話題を振 れば、きっと笑ってくれるさ(うんうんと愚痴聞きつつ) 戒人->『ふざけろ。いいか、ちゃんと監視設備が整った車を用意しろ。用意しなかったら… …キサマの例の写真、バラまくぞ?』(こっちの用務員相手に脅してる) 猛->イエッサー!(ビシッ!) それは、必ず 猛->………(戒人さんなにやってんだ……/滝汗) ジロー->ここは良い感じの歳(高校くらい)のお兄さんが頑張らないとだもんねぇ(ぇ 拓己->だな。 ……今度こそ、しっかりやらないと……!(ぼそっ 戒人->よーし、全員行くぞ。用務員の人が、快く、いい車を貸してくれるそうだ。(さらっ ジロー->絶対快くないよ 珮李->頼りにしてるよ2人とも(にこ)…って、ちょっと待った戒人。夏桜も乗せてくんだ よね? 戒人->(というか夏桜もしっかり人手に含んでいる) 戒人->モチロンだ。 拓己->く・れ・ぐ・れ・も! 安全運転でお願いします! ジロー->規定速度守ってくださいねー 戒人->? …何時も安全運転だろう。 珮李->ドリフトなんてしないようにっ!ボクらはともかく夏桜が心配だから(ぁぁ) 猛->……夏桜ちゃん。これから何が起こっても、くじけちゃいけないぞ? いいな……?(こ れから死地に向かうような表情で) ジロー->日本の法律で定められている規定の速度で走行お願いします(詳しく言った! 珮李->……どの口が言うか安全運転って…(汗) 戒人->何時もそうしている(きぱっ ジロー->うそつきー(ぁ 戒人->さ、では行こう。(コート翻し) 拓己->……(嗚呼 猛->夏桜>え、あ、はい。頑張ります……! (心境のことを言ってるんだろうなと解釈し てる) 珮李->………………夏桜。手、握ってていいかな…?(怖いから、って死んだ魚の目で) 猛->……気休めだけど。(酔い止め渡して。壮絶な顔で車に向かう) ジロー->いっそオレが運転しようか… 戒人->@そして皆は、快く最新の車を用意してくれた用務員さんにお礼を言いつつ。ジロー ちゃんの意見は却下され、車に乗り込むのであった) 猛->夏桜>いいです、けど?(何で? って声で)>珮李 珮李->……すぐに分かるよ(ぼそっと返し、重い足取りで車へ) 戒人->@鷹ワゴンにも劣らない設備が整っている。中の居心地は、快適ばっちりであろう… …そして、車は、発進するので、あった) ジロー->いやほんと、オレが運転しますから。免許持ってますから。安全運転しますからっ! (空しく車は発進するのであった 戒人->@――バックスピンターンに加え、ドリフトはモチロンのこと、超・ショートカット で若干空を飛んだりする車は、昼間の街を駆け抜けるゥゥゥゥゥ!!!) 戒人->――ハーーーーーッハハハハハハハ!!!!(どうやらこの人、ハンドル持つとどっ かの本田さんみたく性格が変わるようだ) 猛->夏桜>――――(10秒ぐらい我慢して。……気を失った) ジロー->夏桜ちゃんがーっ! 拓己->(嗚呼、不憫すぎるぜ夏桜ちゃん……でも下手に喋ると舌を噛むッ!) 猛->いぃぃぃやぁぁぁぁっっ、今空飛んだ? 翔んだよなっ、ウィキャンフラァァイッ!?  珮李->―――――あぁっ!夏桜!?こ、のっ…何処が安全運転だあァァァァァァッ!! 猛->ハゴッッ!!!(←舌噛んだ) ジロー->次回は絶対オレが運転するって誰か言っといてぇぇぇ…あ、何か吐きそ(ぁ 珮李->Σうぐっ…(大きく跳ねた拍子に車の天井に頭ぶつけて悶絶) 拓己->ま、待て珮李、今はいっそ気絶させておいっ……た方が、夏桜ちゃんのため……だっ! (がくんがくん) 戒人->@――楽しい楽しいドライブをすること十数分。今度はカーナビも使って、迷い無く。 学校の近くにあるどでかい公園近くに、ドリフトで到着する。ぎゃぎゃぎゃーっ! と/ 車の出す音ではない) ジロー->うえー…気持ち悪いよ吐きそうだよー拓己くんへるぷー(ぐったり 拓己->(誰かこのオッサンに道交法ってもんを教えてやってくれ……/ぐったり) 珮李->そっ、それも、そう、かっ…(がっくんがっくん)て、いうか…さっ…なんでボクら は、気絶できないの…ッ? ジロー->それはまぁ、精神的に慣れてるからさ…うえー(ぁ 戒人->……(何だ、だらしないなって顔でジローにエチケット袋を渡しつつ) 拓己->戒人さーん、協力者が気絶してしまってるんですがー?(軽く怒気含ませつつ 戒人->起こせ。 ジロー->(ぱしっと袋受け取りつつ)うおえっ…(グロッキー! 拓己->……任せた珮李 >起こす 戒人->それとジロー。外出てやれ たつき->@合流地点である公園。鷹に連絡をもらっていた為、一足先に到着して待っていた。 ジロー->今の状況で顔出したら頭飛びますー(ぁ 拓己->あっ……(車を降りようとして、たつきに気付く 珮李->……夏桜〜…?しっかりして…(ゆさゆさ) 戒人->……(車から出ると。たつきのところへと、スタスタと歩いていく) ジロー->いや、飛ばないか…まだゆれてるうえー(降りつつ 猛->(ガチャ……と、ドアを開けるが誰も居ない。……床の辺りからホフク前進で這い出し てくる)……う……あぁ……うぅ……(ゾンビみたいに) 猛->@学校前ですし、感覚は感じますか? 拓己->っとと……(ふらつきつつも車を降りる) ジロー->猛くん気持ち悪いー…(気分が?猛が? 戒人->@学校前≠ナは、まだ感じません。だけど若干、ほんの若干。センサーが微反応し ているような感じです。 戒人->@霧が大分薄れて、あるかないかって感じの反応。そこに悪魔が居る、とあらかじめ 知っておかなければ気付かないレベルで感じるってところです たつき->(皆が来たのは気付いているが、目を合わせず携帯で学校の見取り図などの情報を 確認している) 猛->夏桜>(暫く揺さぶられて気がつく)……あ…れ……? 私、いったい……? 戒人->送っておいた作戦概要は把握したな。ではオマエも待機だ……得物は?(余計なこと は言わずに、一言だけたつきに。) ジロー->たつきくーん、吐いたらちょっとスッキリしたけど(吐いたんか)もうあの運転ヤ ダー(ぁ 珮李->あぁ…おはよう?……悪い夢を見たんだね。(もう到着したよって、やけに優しい笑 みで) たつき->了解。悪魔は校内に居る。それだけは間違いない。 猛->夏桜>す、すみません途中で寝ちゃって……(汗) 拓己->………………、くそっ(たつきの方見て、頭をがりがり) 戒人->@武器はちゃんともってきたかって聴きたかったんですよ。たつき、単独行動ですし 珮李->や、いいんだ。疲れてたんだろうし、うん。(外でようかって、若干ふらつきつつ車 から降りて) 戒人->普段は如何しようが構わないが、今は勝手な行動は、するな。それだけだ。 ジロー->拓己くーん。勘違いしないでよーあの運転だから酔っただけで普通は乗り物酔いし ないタイプなんだからねー(聞かれてないし喋りすぎだ! 猛->夏桜>はい……(皆のグロッキー度合いを見て若干不安そうな顔をしつつ) 戒人->拓己、猛。着替えろ。おっと、夏桜は外へ出てくれるか…… 戒人->(己はコートを脱ぎ、ネクタイを外し、車に放り込み…) 拓己->了解です……猛、お前が先輩、俺が下っ端ってことで。俺清掃員の仕事について詳し くは知らないから 猛->(夏桜が出て行ったのを確認してから車に入り込み、サックに入れておいた作業服を着 込む。明らかに使い込んだ、何処からどう見ても作業員に見える一品である) 戒人->…行動組は、万が一悪魔と思わしきものに接触したら。すぐに知らせろ、常に携帯の 通話はオンにしておくように。 ジロー->普段乗り物酔いしちゃうなら免許も取れないかもしんないしー(ぶつぶつ 拓己->@例の光学迷彩は使えますか?>作業服 猛->おっけー、分かった。そりゃもう便器の仕組みとその掃除の仕方から徹底的に教えてや るよ!(ぁ 戒人->……この学校ぐらいの広さなら、そうだな。30秒あれば、何処へでもかけつけてや る。 猛->@もちろんOKですよ>光学 珮李->……あー、地面が愛しい(確かな硬さを踏みしめつつ漸く一息) たつき->待機、か…当然だな。(あんな事があったばかりだし… 拓己->(面倒なので、例の強化服をいじって『作業服』にしてしまう) ジロー->でもまぁあの酷い酔いの直後だから待機組で良かったなとちょっぴりおもってい たり居なかったり! 拓己->……いや、そこまで細かくは……このロールなら、怪しまれにくくなるかと思っただ けだから、な?(汗 戒人->私は、とりあえず。夏桜の学年の生徒データを盗み見てくるので。 戒人->待機組は、画面に集中して置くように。 ジロー->ほいほい。画面に穴があく位みてまーす(ぇ 猛->なんだ残念な……(と言いつつ雑巾を用意し、拓己にも渡す) 珮李->いえっさ。(へろっと敬礼)ま、確かに…まだ三半規管のダメージが癒えないから待 機でよかったかも。 戒人->あとは…… ジロー->だよねぇ。やっぱりオレが運転すべきだよねぇ(まだ言うか 戒人->…万が一、私達と連絡がつかなくなったら。待機組は、全員逃げろ 猛->ホントはモップとバケツもあれば完璧なんだけどな、ま偵察だしこだわらなくてもいい だろ。(キャップを目深に被り) 準備オッケーっすよー(車から出る) 拓己->よし、んじゃ張り切っていきますか(猛の後に続いて。ちょっと真面目モード たつき->…了解>戒人 ジロー->連絡つかなくったら死んだと思ってOK?(物騒な 珮李->……了解。皆、気をつけてね? 戒人->最悪その可能性もある(ジローに答えつつ)…私が居るのだ。無いとは思うが…。 ジロー->りょーかーい。死なないように連絡してくださーい(ぷらぷらと手を振り 猛->おう、上手くやって来るさ(笑みを浮かべて) それじゃ、行ってきます(軽く手を振 り、校門の通用門の方に歩いていく) 珮李->んじゃ、ジローは運転席に座っておいてよ。演技でも無いけど、一応何時でも出れる ように。 拓己->なっはっはぁ、俺達がそう簡単にくたばると思うか? じゃあな(軽く笑いつつ 戒人->待て、行くなら裏口からだ ジロー->運転は任せて〜 猛->え、裏口って普通閉じてるんじゃ……ああ、飛び越えるんすね 戒人->モチロンだ。潜入らしくて、好きだろ? 拓己->見られたら一発アウトな気もするけどな…… 猛->変装してるんだし堂々としていた方がいいんでは? 戒人->裏口を逐一監視してるやつが居たら、そいつを捕まえられる。いい、裏口からだ たつき->(後部座席に乗り込み)……(車の画面ではなく、情報をリンクさせた携帯の画面 を見ている) 猛->了解っす。(裏口の方に回っていく) 珮李->戒人は表からでも裏からでも目立つしねぇ…っと、いってらっしゃーい。 ジロー->いってらっしゃーい 拓己->逐一監視してなくても偶然見られたりとか……まあ、なるようにしかならないよな。 いってきますいってきます(猛の後に続く 戒人->……(無言で歩みはじめ 珮李->……さてと、戻ろうか(車の中に乗り込んで) ジロー->そだねー。作戦は始まってるわけだし(運転席に乗り込む) 猛->@三条中学……不動峰と同じく何の変哲も無い中学である。三階建ての『コ』の字形。 大きさとしてはかなり小さい方で生徒数も少なく、また小さい 猛->@校舎も古く、監視カメラすら置いていない警備は手薄と言わざるを得ない。それ故に なのか何かとPTAに反目を置かれている 猛->@建て替えも計画されているがそれも先の話のようだ……と言うわけで、猛と拓己はそ の背の低い錆び付いた裏門を難なく越えることになる 猛->@古くはあるが手入れされた草木の生えた裏庭があり、そこから校舎へと続いている… … 戒人->@そして、飛び越えた瞬間。この、敷地内へと踏み入れた瞬間……) 戒人->@…ざわり。学校の外から感じる気配と、内側から感じる気配はまさしく段違い) 戒人->@確実に、居る。そう感じさせるだけの気配があり、能力者は血が沸き立ち、能力が 其の身から発現する……) 戒人->@…が、弱い。まだまだ、弱い。なるほど確かに、学校全体を霧のように覆う気配だ。 ざらざらとした、いやな気配だ) 拓己->……なるほど、たしかに……『霧』みたいな感覚だな(ぼそっと 戒人->@確かにコレでは、如何な能力者とはいえ発見し辛いことこの上ない。…救いなのは、 コレには確かに『誤魔化し』の気配があることか) 戒人->@素人の下手な尾行の如く。無理矢理広げているような感触がある) 戒人->@だが、逆に言えば。この悪魔と、トラストは。能力者を、警戒しているということ にも違いは無い) 猛->やぁぁな感じだ……隠し切れてないとことか特に、誘ってるようにも思えるな…… 拓己->で、俺らはこれからどうするんだ? 戒人->能力者ではないので、さっぱりだが。さて……監視する気配も、視線も無いな。 拓己->……わかるんですか? 視線とか気配とか 戒人->わかる。長く裏側に居ると、こういう機微をよむ技術は必須でな 拓己->…………(そうだよなこの人には今更だったよなあとか思ってる) 拓己->……で、マジで俺達はこれからどうすれば? 戒人->ではオマエ等は、学校内外を徘徊してくれ 猛->………ま、まぁ戒人さんでも分からないんじゃ。とにかく俺たちは足で探すしかないよ な、うん 戒人->あぁ、何か…そうだな。ほんの少しでも引っかかるところがあれば…… 拓己->徘徊か……やな言い方だけど了解っすよー 戒人->ガム型の偽装カメラを付けておいてくれ。素人の勘も、馬鹿には出来ん 拓己->……掃除する側の人間が汚してどうするんですか? 猛->了解しました。……こっちはちゃんと隠さないと捨てられそうだな 戒人->そうだな、注意しろ。本気で掃除する必要も無い 拓己->ばれなきゃオッケーか 戒人->では私は、事務室へ行ってくる。生徒データを盗まねば。 拓己->……(何か聞こえた)お気をつけてー。じゃ、こっちも行くか 戒人->あぁ。誰かに怪しまれたりして、万が一バレそうになったら気絶でもさせて物置に放 り込んでおけ 戒人->では繰り返すが、通話は常にオンだ。またあとでな(姿を翻すと…フッ、と。冗談の ように、巨体が消えた) 猛->……りょ、了解っす(汗 猛->ばれないようにしなきゃな。それじゃ、行こうぜー(と校舎の方へ) たつき->ん…?(何かチリチリする。能力者が入ったことで敵が警戒しているのか?) 戒人->@――しかし、この霧。何処か、流れている♀エじがする) 拓己->やばかったら例のロールで誤魔化そう。遠慮無く“先輩”をやってくれ(ぼそっと) 戒人->@――そして同時に。彼等三人が入ったことによってかよらずか。学校外の待機組に も。若干、気配の漏れが多くなったことがわかる) ジロー->んー、何か気配とか出てきたよねー(ポリポリと頬を掻きつつ)それはそうとおな か空かない?(ぇ 猛->@校舎には何箇所かに出入り口があるが、その内の南口から入っていく。1階は3年生 のクラスと食堂、2階は2年生のクラスと理科室と被服室、3階は1年生のクラスと視聴 覚室と図書館、 猛->が連なっており離れた場所に体育館がある。 珮李->…あ…少し、気配が分かりやすくなったね…。(むぅ) 戒人->@――右へ、左へ。上へ下へ。斜上に斜下、兎に角雑に。流れている…ようだ。それ は何処か、複雑のようで、雑だ) 拓己->……なんか……妙な感じだ(ぶつぶつ 戒人->『…ざざざざざ。……っと、聴こえるか?』(待機組に通信が入る) ジロー->はいはいこちら待機組ー。聞こえますよー 珮李->さっきまでグロッキーだったヤツの発言じゃ…と、聴こえてるよー? たつき->……何だかあったのか? 戒人->(@ガムが貼り付けられたらしい。画面に、いかにもって感じの事務室が映される。 パソコンや書類などが乱雑している、来客管理などの事務室だ。普段も何人か人が居るの だが…) 戒人->@哀れ事務室の皆様。全員、白目向いてたり。ぐったりしていて、意識が無いようだ。 そしてその中央に、どどーんと戒人氏が居る) 珮李->……………(あーぁ…) ジロー->うんうん。画面のうつりも良好。はっきり写ってますよ。ピースとかします? 戒人->『するか。これからそちらに、生徒のデータを送る。流石に持ち出したりしたら、バ レるからな』 猛->(取り合えずトイレからバケツを失敬して歩く)……分かってるって、もう新人指導す るぐらい勤めてるから大丈夫だ。(ボソボソと答え、現場に向かってるような足取りを演じ つつ) 戒人->教頭(参上)>ご苦労様です(どうやら自主的見回りの教頭先生は、猛達を見て会釈し た) ジロー->はい、データですね。生徒数そんなに多くなさそうだし調べるのも多少は楽そうで すねー。 珮李->しかしまぁ…案の定と言うか戒人らしいというか。取りあえずデータいただこうか。 猛->あ、どうも。そちらもご苦労様です(低い声を作りつつ会釈を返し) 拓己->(無言で会釈を返し。素の動きがまんま “新人っぽさ” になっている) 戒人->教頭(ヅラ疑惑)>(にこにことした、人の良さそうな初老の男だ。生徒にも、優しいと 評判の先生だ)あぁ、すみませんが。一階のトイレが水浸しになっているので、宜しくお願 いします 戒人->『……これでよし、と。今送ったぞ(物凄い速さでキーボード叩いたと思ったら、一 分後にはデータ送信完了』 ジロー->データ来た〜。(カタカタと打ってデータ開きつつ)はい、確かに受け取りました よ〜 戒人->『宜しい。カメラはこのままにしておくから、ここも監視怠らないように(PCを終 了させつつ』 珮李->了解〜。ばっちり監視しておくよ。 ジロー->はい、了解〜…で、お腹空かない?(まだ引き摺るのか 猛->あそこですか……。前回の点検では異常が無かったんですが、分かりました。みておき ます、では(もう一度会釈して、行き去ろうと歩く) 猛->ほら、行くぞ(と拓己に声をかけ) たつき->(転送されたデータに目を通していく) 戒人->教頭(去)>はい、宜しくお願いしますね。どうも最近、色んなところが老朽化してて ……ここも建替えかなあ(ぶつぶつ言いつつ、教頭。見回りに戻る 珮李->もうちょっと我慢しなよ。…まーた帰りもドリフトるかもしれないんだから(遠目) 拓己->は、はいっ!(と言って猛の後に続く) ジロー->いやぁ、パンいっぱいあるしさぁ(何故)監視と言えばアンパンと牛乳だし。どっ ちもないけど(ないのか 拓己->……(ちょっと背後をふり返りつつ)ばれてないみたいだな 珮李->でもさー。あれってちょうど食べてる時に突入のタイミングだったりするし(呑気に 返しつつモニター見つめ) 戒人->……………(暢気に事務室で珈琲啜ってる。プランを練っているのだろうが、くつろ いでるようにしか見えない) ジロー->いやぁ、意外と今回突入ないかもよ?(ぇぇ)バーモンドカレーパンとビーフカレ ーパンとホワイトカレーパンどれが良い?(!! 戒人->@――因みに霧だが、門に行けば行くほど薄く。逆に、校舎に近付けば近付くほど、 濃い) 戒人->@――相変わらず、縦横無尽で変幻自在の霧の動きだが。校舎に近付けば近付くほど、 雑になってきている) 珮李->Σなんでカレーパンばっかりそんなレパートリーがっ!?……じゃあホワイトで(貰 うのか) 拓己->…………ほんっとに妙な感じだな、コレ 戒人->@――ざらざらとした気配が、猛達に纏わりつく。気色悪いったらありゃしないって 感じだ。因みに歩いてれば、先程教頭に言われてたトイレの近くだ) 猛->だよな。うーん……でもしかし、動いてるみたいだなこれ……?(取り合えず流れに沿 って歩こうとしてみる) ジロー->ホワイトカレーパンだね、ほい。(渡した!)たつきくんは何が良い?甘いのもあ るよ? 猛->……で、トイレの近くに行き着いたと。せっかくだし修理するか(男子トイレの方に入 っていく) 拓己->少しでも引っかかる所にはカメラとか言ってたけどさ……なんて言うか…… 猛->……女子の方に仕掛けたら流石にやばいよなぁ……(ぁ たつき->いや、俺は要らない(携帯見つつ)>ジロー 戒人->@――トイレは、問答無用で水浸しだ。子供が水遊びしたように、びしょ濡れだ。誰 かの悪戯としか思えない、扉まで濡れているのだし) ジロー->クリームパンと、クリームパン(安物)とクリームパン(バニラビーンズ入り)と、 シュークリームあるけど(!!! 拓己->……そんなことをしたら俺はお前を警察に突き出すからな。さすがに問題だ ジロー->何かお腹に入れといたほうが良いんじゃない〜?(にんまりしながらクリームパン (どれか)を差し出し) 猛->しないってば(汗) ……っておい、こりゃ派手だな(長靴はきつつ) 拓己->じゃなくて。何て言うか……強いて言えばどの場所もどの場所も “引っかかる場所” じゃないか? 珮李->…というか、どこにそれだけのパンを…? ジロー->それは…乙女ならぬ、大人の扉に片足突っ込んでる男の秘密だよ(にまにま 猛->うん、確かに……何処もかしこも怪しいと言うか。流れが一定しないから変な流れのと ころが尽く怪しいよな…… たつき->甘いのとか関係なく要らないって…(ジローに背を向け/携帯カコカコ弄ってる) ジロー->んもう。皆シリアスモード入っちゃって…ジローちゃんつまんない(むすっとしな がらモニターに目を向ける 猛->……おっと、ここだな。(バルブの緩んだ水道管を見つけ、腰のポーチからレンチを取 り出してギッコギッコ巻きなおしていく) 戒人->@…そう喋りながら…その水浸しの、中へ。足を踏み入れた瞬間……ゴッ! 霧の流 れが、変わった…ッ。縦横無尽な流れが、滝壷に落ちる水のように。一直線に、流れる) 猛->ム……流れが―――変わった? たつき->っ!?(びくっ)今、何かあった? 戒人->@流れる、流れる。一直線に、夏桜の学年がある階へと流れ込んでいく。) 拓己->……やな感じが強くなった気がする。やばいんじゃないか、コレは……! 猛->連絡! なんか知らないけど、流れが一直線になった! えっと……3年生のクラスに 向かって流れてるみたいだ 戒人->@その、強引なまでの流れの変更は当然。待機組にも感じられる。この反応は、デカ イ…) ジロー->んー?感覚的に、気配の流れが変わった…かなぁ? 戒人->『解っている。流石に此処まで大気が揺れれば、私でも解る……3年か…』 拓己->とりあえず、流れの先を確かめるぞ!? 戒人->@――しかし。だいたいをして、三十秒ほど。その流れは、3年のところへ向かって いたようだが…) 珮李->…今までとは段違いだね。……一体何が…? 戒人->@――ぴたり、と。流れが、止まる) 拓己->ッ!? …………止……まった? まさか、こっちに気付かれたか?(汗 たつき->こっちも行った方がいいか?>待機組 猛->だとしても、行こう。逃げられるよりましだ――(駆け足で向かう) 戒人->@――そして再び、流れは右へ左へ上へ下へと、分かれ始める…。…足を踏み入れた 途端に、流れが変わる。おそらくはトラップの類だ) ジロー->ホントに、何があったんだろうねぇ…行動組の更なる連絡を待ったほうが良いでし ょ。下手に動いちゃダメ 戒人->『……待機組はそのままだ』 拓己->……、くそ……どれがどれやら…… 戒人->『猛と拓己に任せろ。さて…其処からは何か変化が見えないか?』 珮李->……今は猛たちに任せておこう。少しばかり、心配だけどね…。 たつき->(何とか出来るならいいんだが…) ジロー->まぁ、心配してるだけじゃ意味ないしぃ。こっちはモニターに集中集中〜(のん気 に喋る 珮李->うーん……(眉を顰めつつ、モニターをじっと見詰めて) 拓己->(……霊感のひとつも持ってればわかりやすかったのかもだけど……無い物ねだりし てもしょうがないか) 戒人->『答えろぼんくら共!!』 戒人->>待機組 ジロー->酷いなぁ。ぼんくらだってさ(ぼそり)今のところ何も見えないと思いますけどー? ねぇ? 猛->取り合えず3年のクラスに向かってみよう、あの強い流れは気になるし(廊下は走らな いように注意しつつそのクラスの前に急ぐ) 戒人->@――……見えたするのだコレが。外からしか、見えない点。屋上が、ほんのり…光 っている。空のように青い光が、屋上全体から出ている…) 戒人->@――…近くを歩いているご婦人方は、其の光に全く気付いていない。恐らくは、能 力者にしか見えない類のものなのだろう) ジロー->(何秒か凝視して)あ、なんかあった 拓己->おっけー、あそこには夏桜ちゃんもいる事だしな。警戒するに越した事はないか…… 珮李->や、微妙に否定でき…あ、ホントだ。 ジロー->何か屋上が光ってますー。ほんのりと青くー 戒人->@――…因みに、三階へと行っては見たものの。拓己と猛には、此処が一番濃いとし か解らず。屋上近いというに、何の光も感じられない) 拓己->……この辺か?(ぼそっと 戒人->『……屋上? こちらからは何も見えないが。光っているのか? それも青なんて派 手な色で?』 猛->一番濃いのはこの辺りだけど………ううん…?(通信を聞いて)屋上? 拓己->……上がってみるか? ジロー->思いっきり光ってますよー!うーん、外からしか見えないのかな? 珮李->派手に光ってるけどー…中からは見えないの?この光。 拓己->……窓から見る分には何も変わってないようだけどな……? 戒人->『…中からは見えないようだな。猛達も気付いていなかったことからみるに…外から しか見えないのだろうな』 拓己->となると……やっぱり、一度屋上に出てみますか? 戒人->『あぁ。では猛・拓己両名。屋上へ……私はもう少し徘徊してから行く』 猛->ああ、なんもみえない……。ええい、取り合えずクラスは大丈夫なようだし、移動移動 っ!(と言うわけで屋上に向かう) ジロー->うーん…何故外だけー?フシギだねぇ…(ぽりぽりと頭掻きつつ 戒人->『中で調査する者を欺くためだろうか。中を隠すのに手一杯で、外まで手が回らない と今のところは考える』 ジロー->ああ、なるほどー(ぽん、と手を打ち。帽子を外してくるくる回す)いやぁ、悪魔 も大変だねぇ 戒人->『無理して外まで廻していないのか、廻せないのかはわからないがな。後者ならばや りやすいものだ』 珮李->そうなのかな?…にしても、なんだか学校全体がやな感じに包まれてるみたいだねぇ …。 戒人->@――屋上へ出れば、なるほど。挙がった時点で、その青い光は可視の域に達する。 眩しいというほどではないが、確かにコレは目立つ…) 戒人->@――屋上全体。タイルから貯水タンクまで満遍なく、青い光を放っていて……) 猛->アラート……いや発炎筒見たいな感じか……? (背中に隠した棒に手を添えつつ、警 戒しながら近付く) たつき->水…か。 拓己->なんか不気味だな……(屋上に、一歩踏み出すと……) たつき->(トイレが水浸し、貯水タンク、霧……共通点は『水』だな) 戒人->@――…屋上に、踏み出した瞬間。流れ、再び! モチロン、それは三階に流れ込ん でいく) 珮李->@目を離したスキにっ(ぁ)おつでしたー(彼方に) 拓己->――ッ!! こっちは囮か!? 戒人->@――…しかし) 戒人->@――…全てではない。逆に此処まで上がってきて、青い光に吸い込まれていく霧も 存在する) 戒人->@――…それはまた凡そ30秒。とても三階まで下るに足りない時間で、流れは縦横 無尽の流れへと還る) 拓己->……何がしたいんだこいつは?(やや混乱 戒人->@――…唯。先程と違うのは…霧を吸い込んだ、青い光は。一転収束。…屋上のタイ ルに、文字が浮かび上がっていく) 猛->訳がわかんねぇよな……(青い光の下に歩き)……ん? 拓己->字……? 何が、書いて…… 戒人->@――モチロン、読めない。何処か異国の地の言葉で、ずらずらと。円を描き、模様 を描き、文字を描き……。…一つの、魔方陣へと為る) 戒人->@――その『魔方陣』が完成した瞬間にこそ、あの感覚≠ェ蘇る。間違いなく、悪 魔を前にしたときの、アレだ) 拓己->なんだなんだなんだ……? 召喚か? 召喚されてくるのか?(身構えつつ、汗 猛->良くわかんないけど魔法陣発見! すげぇ危険そうだ!(報告しつつ、一歩下がる) 拓己->(ガムに偽装されたカメラを、自分の肩につける。映像を指揮車に送ろうと) 戒人->@――そう、まさしく召還。魔方陣が波立ったと思ったら…ガーゴイル。蝙蝠のよう な羽、強靭な爪と顎。伝説や魔法物語で出てくる、あのガーゴイルが飛び出してきた!) 珮李->(身を乗り出すようにモニターを見つめて)な、なに…これ…。 たつき->『おい、早く逃げろ!嫌な感じがする!!』(携帯で拓己に呼びかけ) 戒人->ガーゴイル>(石の様な翼で、ばさぁ、ばさぁ、と派手な音をあげて。猛達を睨みつ け…) 拓己->……っ、悪い、退けねえよ、下手に退いたら学生がヤバイかもしれない(にらみ返し つつ、答える 戒人->@外からでも、肉眼で見える。相変わらず能力者限定らしいが…) 珮李->か、戒人っ!?猛と拓己のところに行って!!(拓己の動きに合わせてブレる映像に 焦った声を上げて) 猛->それにもう遅い! どう見ても翼のあるあっちのが早そうだ!(背中から棒を抜き、ガ チンと捻って一つにする) 戒人->『……悪い、無理(溜息と同時に、そんな声が聞こえてきた』 拓己->@最後の家族を守って死んだ悪魔、守られた少女、集中治療室に放り込まれた仲間― ― 珮李->…無理…?って、どういう事っ? 戒人->『……シャレにならん、なんだこのガーゴイルは。そっちにも出たのか?』 戒人->『…そっちは何体だ?』 拓己->…………くそ…………やーな感じだぜえホントによぉ(汗をかきつつ、両拳を構える 猛->1体っす!(棒を構え、ガーゴイルの襲撃に備える) 戒人->『では二人掛かりでぶっ壊せ。こちらは少し、時間が掛かる……六体だ。運か? 運 が悪いのか?』 猛->普段の行いが……いえ、何でもありません! 珮李->……(日ごろの行い?とか思う余裕はあるらしい) 拓己->でも……他の “流れ” はどうするんだ? また他の場所にも出てくるんじゃない か!? たつき->『応援は要らないのか?人数で稼げば少しは…っ』>戒人 戒人->『…………………(ドッがァァァァァ!!!! …すごい音がした。岩が木っ端微塵 になったような音だ』 拓己->……アレで一般人には被害出してないんだろうな戒人さんよ……(汗 たつき->話す余裕はないみたいだな(くっ、と爪を噛み) 珮李->また派手な破壊音が…というか、ここでじっとしてないとなのかな…? 戒人->@……暫く、空中で猛達の様子を伺っていたが。攻め時と見たか、大きく翼をはため かせ…一気に猛達に突っ込んできた!) 拓己->(右手の手袋だけを巨大化させて、それを受け止めるかのように迎撃する) 戒人->@それも、軽く二メートルはあるというのに。…速い。車が猛スピードで突っ込んで くるようなもので…) 猛->さぁて、こっちもおいでなすったなっ!(先ずは飛び退き、拓己の迎撃で止まったとこ ろを横から打ち込もうとする。狙いは無論翼だ) 戒人->ガーゴイル>迷い無く。その巨体は、手袋目掛けて突っ込んだ! その衝撃たるや。 十トントラックが、全力で正面衝突したに等しい。凄まじいパワーだ) 拓己->っ、っああああああああっ!!(左手で右手を抱えつつ、さらに右手袋を誇張して握 り込もうとする、が……) 戒人->ガーゴイル>……パワーオーバーだ。拓己がとめられるパワーでは、無い!) 拓己->@止めきれない。そのまま押し切られ、扉脇の壁に激突する 猛->ゲッ、……なんだアレ化け物かっ!(化け物です) ……くそっ!(拓己の方に駆け寄 ろうと走る) たつき->…っ、そうだ。鷹に…っ!(鷹へ連絡し指示を仰ごうと…。ついでに周辺への影響 を考え、応援要請も) 拓己->ッが…………! くっそがぁ……!(それでもそのまま握り込もうと) 戒人->ガーゴイル>@ガーゴイル本体は、その手袋を最終的にはぶち破り。扉と、入ってく る壁をぶっ壊して、再び空へと舞い上がった…ッ) 拓己->@砕けた壁の瓦礫の中に転がる拓己。ズタズタになった手袋がもとのサイズに戻って いく 戒人->@この突撃のパワーは、間違いなく戒人以上である。基本スペックは解らないが、全 てがコレ級だと…拙い) 猛->@若干忘れられていた鷹とはすぐに通信が繋がる、別所から監視していたらしく。しか し応援はこれ以上は呼べないとの返答、鷹本人が向かうようだ。 拓己->っ痛……くそ、ブチ……抜かれただぁ!?(血塗れた右手を抱えつつ、空の敵を見上 げて) 猛->大丈夫かっ? ……拙いぞアレ、正面からぶつかってたら殺される。とにかく避けて機 会を探そう 戒人->@そしてガーゴイル本体は、再び翼をはためかせながら。ジッと、猛達を見ている… ヒットアンドアウェイな上に、間合いが広い) 拓己->(クソッ、潰された。カウント3? 気をつけろ、あと七回……!) 猛->(タンクの近くに移動する) たつき->応援が呼べないとなれば、俺達が行くしかないだろう。あいつらは引く気がないら しいからな(車を下り校舎へ向かう) 拓己->(くそっ、俺だろうと誰だろうと、殺させてやる気はねえぞ……!) 戒人->『来るな! 誰が許可した…!?』(破壊音と、破砕音を背景に。戒人の怒声がたつ きへ飛ぶ) 猛->大丈夫だ……なんとでもしてやるっ!! こんな下っ端に負けてられるかよっ! 珮李->猛っ!拓己っ!(拓己の肩にへばりついているカメラの映像に焦りつつ)っあ、たつ きっ!? 拓己->……猛、俺の左手の手袋をとことん硬化してくれないか? 次突っ込んできた時、カ ウンターで一撃を狙う 珮李->(車を出かけたところで、怒声に身を竦めて車内に振り返り) たつき->『でも…っ!1人で戦う気か!無謀すぎる!!』>戒人 戒人->ガーゴイル>(ばっさ、ばっさとその石の翼は。巨体を中空に維持しながら、まだ観 察している) 猛->おっけー、でもちょっと待て。今回は俺に策がある 拓己->……? 行けるのか? 戒人->『阿呆。もしオマエが、コレに囲まれたら如何する』 猛->絶対に反撃のチャンスを作るからさ……その時まで待ってくれ。 拓己->……オーケー、わかった。任せるぜえ相棒!(にやりと 戒人->ガーゴイル>……(行き成り、ふと翼の跳躍を止めると。どっしぃん! と、轟音と ともに地面に降りてしまうガーゴイル。そのまま、貯水タンクに向かって、歩き出した) 猛->(親指を立て)……さぁ来いや石ころ!! 俺は此処に居るぜっ!? たつき->『……』 拓己->@猛の斜め後ろ。タイルに血が滴る右手を前に、左拳を退いた状態で構える 戒人->ガーゴイル>…石ころ、と言われたのが腹が立ったのかもしれない。行き成り走り出 した!) 拓己->@ミス、『引いた』orz 猛->(ガーゴイルが充分近くに来るのを見てから……棒を思いっきり貯水タンクに叩きつけ、 『水』を辺り一面に噴出させる。ガーゴイルの体に掛かる水……) 戒人->ガーゴイル>でかいし重いし石のくせに、速いのが仇になる。勢い余って止まれず、 水に巻き込まれた) 戒人->『いいから待機していろ。少なくとも、今は絶対に来るな……チィ、頑丈なヤツ等だ な』 猛->コンのやろぉぉぉっ!!(そしてその水を……鉄で出来たガムの如く粘り気のある、そ して硬い質へと変化させる、そう、ガーゴイルの動きを封じる為に) 猛->今だっ!(左手で水に触れつつ、右手を拓己に差し出す!) 戒人->ガーゴイル>避ける暇もありはしない。そして、引き千切るだけの体勢も整っていな いところで、ぎし、と硬い音を立ててトまり…) 拓己->(その右手に左拳で触れる) 猛->(力いっぱい、可能な限りの硬度に……その拳を“硬化”する!) 珮李->………(車から降りて学校の方を見つめる。動けないのが歯がゆいのか片手をきつく 握り締めて) 拓己->オーケー……質量とサイズの誇張に全力を集中する!(カウント……1.2.3,4 ……!!) 猛->あんな石っころにお前の拳が負けるもんか! 叩き壊して来いっ!! 戒人->ガーゴイル>……動きを固められ、身動きできない。この『水』を引き千切るだけの 力が無いのか、必死にもがいていて…) 猛->逃がすか……っ!(必死に水に精神を集中させている) たつき->そうか、俺は足手まといなんだな。居ない方がいいんだな…(ガギッ!と公園の街 灯に拳を打ちつけ) 拓己->(残り七回、全部つぎ込む! 食らえ石像……!) 拓己->@硬化と巨大化の合わせ技。膨れに膨れあがった左拳で――! 拓己->ぶっ…………飛べええええええええッ!!!(全力の、一撃!!) たつき->(敵が居るのに戦えないなんて──) 戒人->ガーゴイル>――動けない。防げない。その上、その巨大な拳とこれば。その硬度は、 拳に、粉砕される!! まさしく木っ端、微塵!) 珮李->…たつき。(小さく息をついて、諌めるように呼んでは背後に近づいて)手が傷つく よ…少し、落ち着いた方がいい。 拓己->(飛び散る破片を見つつ)……決まったか 戒人->(@ぱらぱらと、破片が落ちていく。まさしく、決まった…) 猛->………プハァッ!(水を水に戻し) みたいだな、はぁやれやれだぜ。(笑みを浮かべ、 手の平を差し出す) 戒人->@――…そしてその破片が、全て砕け。地面に落ちたところで…魔方陣は、消滅した。 と、同時に再び青い光は点るわけだが…) 拓己->は、ははっ……みたい、だな(その手に答えようとするが――どうと、膝をつく。手 を付いて、なんとか体を支える) 猛->さぁて、それじゃ下に戻るか。他にも居ないか探さなきゃな―――っておい? (あげ た手は下げ、差し出し) 拓己->ハァッ……ハァッ……悪い、ちょっと……無理したかな(荒い気を吐きながら言う 戒人->@――…その青い光事態には何の毒性もないらしい。しかも、先程より光が弱く。揺 らめき、力無い) たつき->傷ついたって構わないさ。どうせ── 拓己->(十回丁度で限界……いや、今日の限界はもう少し手前だったか……? 調子が、ち ょっと悪かったか……) 戒人->@――…そのせいなのだろうか。その光の弱さのおかげで、見えるものがある。先程 の光の青さと同じ、もう一つの魔方陣…) 猛->(息は荒いが、長時間使ったわけではないので5割ぐらいのようだ)………あの光、ま だ点いてるな。それになんか、まだあるぞ……?(近付いてみてみる) 戒人->@――それは、地面に描かれているのではなく。貯水タンクの真上で、透明なボール に包まれて、くるくると回っている。立体の魔方陣だ) 拓己->@本人は自覚していないが。気張りすぎ、焦りすぎたために、今の拓己は精神的には ベストな状態と言えなかった 珮李->…もぅ、戒人だって足手まといだと思うやつ連れてきたりなんてしないでしょ?ボク らは、ちゃんと自分たちがやるべき事はやったよ?(ぽん、と肩を軽く叩いて) 拓己->……どうした、まだ……何かあるのか?(ぜぃぜぃ 珮李->……ん?静かになった……?(屋上のほうを見上げて) 猛->(通信して)ああ、ガーゴイルは拓己の一撃で倒したよ。……そんで、なんかへんな魔 法陣があるみたいだ。(至近距離からカメラで撮影し) 拓己->ガーゴイルを持ってきたのと何か関係があるんじゃないのか? 下手に……下手に 近寄らない方が…… 珮李->魔法陣…?何か、またヘンなの出てくるんじゃ…(車内に戻ってモニターを見て)あ …そうだ、戒人は…? 戒人->『……無事だ』(溜息と共に、さっきから切っていた通信を漸く戻せば。静かだ) 珮李->……っよかったー…(気が抜けたのか思いっきり息をついて)それにしても、そっち の魔法陣は何なんだろうね…。 戒人->『全て破壊した。最期に一撃貰ってしまったが、問題ない』(あっさり)『で? 魔方 陣がなんだって?』 猛->(少し距離を置きつつ)戦闘が終わった後、なんか変な立体型の魔法陣が出現した。… …それ以上は分からないな 戒人->@――タタタタタタンッッ。行き成り下から、軽快な音が響いてきたと思ったら。階 段どころかつかまるところすらなさそうな壁に面したところから、屋上目掛けて、戒人が 飛び出してきた) 戒人->(僅かな足音と共に、青い地面へと着地し…)…魔方陣か(当たり前のように貯水タンク を眺め) 拓己->(右手を押さえつつ、座り込んで息を整えている。右手の傷は、それほど酷くはない ようだ) たつき->(車外で地面に腰を下ろし、成り行きを見ている) 戒人->@よくよく目を凝らせば、その魔方陣から。霧のような気配が、出たり入ったりして いる……どうやら、支点のような役目を果たしているらしい) 拓己->ども、ご無事だったようで何よりです戒人さん 戒人->何処が無事なものか。見ろ、コレを(ぐしゃぐしゃにくだけたサングラスを懐から取 り出す。そういえばサングラスしてない) 拓己->……怪我とか、そういうのは? 猛->………それは、ええ、まぁ。すごい残念っしたね(汗) 戒人->顔面に一発貰ったときに、砕けた…マルーチェのサングラスが……(がっくり…一撃 しか貰ってない、とのことを見れば顔に傷一つありそうだが。無い) 珮李->………元からさほど心配してなかったけど。(無傷ですかいって) 戒人->……して、どうだ。その魔方陣から何か感じるか? 猛->そうっすね、霧が出たり入ったり……流れの支点になってるみたいっす 拓己->何て言うか、 “流れ” の……要? になってるっぽい感じがします。どうします? 戒人->@さらに言えば、魔方陣の中央に。小さく、目立たない程度で…。…四十六時間四十 五分四十四秒、と出ている。そして実際の時計の秒針が一つ進むごとに、数字は一つ減る) 戒人->……ふむ、流れの要…。だとすれば、壊しておく必要があるか 拓己->(数字など、細かい所は見えない)じゃ、猛頼んだ 猛->俺っ? ……おっけ、それじゃ思いっきりやっちまうからな!(ブーンと棒を振り上げ) 戒人->あぁ、おもいっきりやれ。 猛->でりゃっ!(親の敵と如く振り下ろす) 戒人->@それは、ガラス球のように脆く。ど派手な音と共に、砕けるッッ。実にあっけない 手応えと共に、魔方陣共々…消えていく) 戒人->@それと同時に。流れの不規則さこそ変わらないが、そのバリエーションから『斜め』 と『上』が消滅し…屋上から上の霧が、邪魔者のようにあっさりと晴れていく…) 猛->……おをっとっと!?(危うく床を砕きそうになって寸止めする)……何だよ、手ごた えないな 拓己->…………雰囲気が変わったな 猛->ん、確かに……? たつき->終わったようだな…(パタンッと携帯を閉じ立ち上がる) 戒人->@無論、青い光も消滅している。残っているのは、破壊の痕跡だけであるが…) 戒人->……まだ幾つか、ありそうだな 猛->………ゲ 拓己->下の方はまだ “流れ” が感じられるけど……この辺からはなくなった。まさか各階 にひとつあんなのがあるのか……? 戒人->さてな…。…これからも同じガーゴイルならいいんだが。……何故だか解るか? 猛->だとしたら、一階はトイレか三年のクラスが怪しいと思うな 珮李->…屋上のほうは消えたみたいだけど…。あの化物、魔法陣を守るためにいたのかな…。 拓己->(けど……それでも、 “流れ” の妙な動きは謎のままだし……)え? どういうこ とですか?>戒人 戒人->もし、廊下であんなデカブツが出てみろ。周りこそ破壊されるだろうが、仕留めるに は最適だと思わんか? 拓己->……戒人さんが何匹も相手にしたのに楽勝だったのは、 “それ” もあったから、と? 猛->まぁ戒人さんが居れば確実に倒せそうっすね 拓己->違う、つまり他の場所では…… 戒人->いや、私は裏庭で闘(や)ってた 拓己->(それで勝ったのかよ……/汗) 戒人->おかげで苦労した。三匹が上から、他の三匹は地上戦で攻めてくるのだからな… 拓己->ええと、つまり。他の場所では、その地形に適した形態の敵が来るかもしれない、と? 戒人->その可能性も、十二分にある。あのガーゴイルは、広い場所だからこそああまで手強 いのだ。パワー馬鹿だからな 猛->また厄介な……生徒に見つからないといいんだけど 拓己->(たしかに、もっとゴチャゴチャした場所なら、もう少し戦いやすかったかも) 戒人->さて、如何だろう。これだけ派手にやっても、騒ぎ一つ起きないと言うコトは……十 中八九、中の人間は気付かないのだろう 戒人->流石に生徒の目の前で戦ったらどうなるかは解らんが… 拓己->……どこの因果律孤立空間ですか 戒人->封絶≠ゥ…… 拓己->……あの霧か? あの霧は学校中を流れてるみたいだし。アレが生徒の感覚を抑えて る、とか? 猛->まぁ悪魔がワザワザ隠してるって可能性はありそうだよな。あっちもバレたらマズイだ ろうし 戒人->…そうなのかもしれん。実際、中からも外からも能力者でなければこの異常に気付け ないとは。 戒人->学校全体を覆っているのだから、余程の手練か。こつこつと準備をしたのか。 拓己->……さっき壊した魔法陣も謎だな。いったい何の意味がある…… “支点” ?  “要” ? 設置した目的はなんだ?(ぶつぶつと考え込んでいる 戒人->あえて学校全体を覆っているのも解らんな。此処まで技術があれば、完全に気配を隠 せそうなものだが…… 戒人->…と、此処で考えても致し方なし。一先ず全員、撤収だ(コートを払いながら) 拓己->流れの意味……不審な流れの謎……敵がここに居座る目的……魔法陣……うーむ… ……… 拓己->この辺派手にブッ壊れてますけど、その後始末はどうするんです? 猛->あ、はい。了解です……(いつの間にか脱げていたキャップを拾って被り) 戒人->私の動作範囲外だ。『月光』がどうにかするか、そのまま見つかるか。 拓己->……どっちにしろ面倒事か。じゃ、俺らは撤収ですね、了解っす 猛->調度立て直すらしい……のが唯一の救いなんかな。取り合えず鷹さんに壊した箇所は報 告しとくか 猛->(その場を後にし) たつき->(『撤収』の言葉を聞き)じゃ、俺は先に帰る。(携帯をポケットに仕舞い歩き出す) 戒人->@此処で一度、待機組のところへと戻り。そのまま司令室に直行となります。今もう 昼≠フ時点で出来ることはありませんので ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> さぁ来ました黒斗さんGMのお話がっ! いきなりガーゴイルとはまた派手と言うか、学校全体が舞台になってる分恐ろしいですね。 これは正にワカメ(ぁ) ……使い魔があのレベルだとすると本体はいったい何者なのか、非常に気になるところで すね。 次回は待機組みの方々の出番も期待したいところです。 今回は、色々とご馳走様でした(何