月光->(ソファに座り直しながら)……俺の、昔話だったか? レイン->リース>そうそう グレイ->うんうん 月光->……じゃあ、話そうか…… 月光->昔と言っても、お前等の感覚ではつい最近か……丁度、半年前程だったか 月光->雪原のフィールドで、碧衣に消されかけている放浪AIを見かけてナ レイン->………(リースと初めて会った位だな) 月光->当然、見殺しにも出来まい レイン->……当然だな グレイ->だね 月光->奇襲なんてあの場所ではできないから、とりあえずは戦ったよ……足場が悪いから、 30人相手はきつかった 月光->それで、一撃もらってしまったときに……その……キレテな 月光->無茶苦茶にやってしまった レイン->………(やるなよ) グレイ->・・・・・ 月光->気付いたときには、雪にへばりつく大量の血と、30もの屍 レイン->………(せめて少しぐらい…) 月光->俺自身、返り血と自分の血に濡れていてな……(表情が翳る) 月光->そして、目に入ったのが、助けようとした放浪AI――姉妹だったろうか……少女二 人組みだった 月光->大丈夫か、と安否の確認をしようと、近寄ったときだったんだ…… 月光->(セーターの襟に手をかける) レイン->………(怖がられただろうな) グレイ->・・・・ 月光->@そして一気に引き下げ、そこにあったのは……右の首筋から心臓までをバッサリと 斬られた痕だった グレイ->!! 月光->手にもっていたらしい剣で、な…… 月光->まだ、残っていて、消えないんだ レイン->………相手の気持ちが篭った傷は消えないと言うが… 月光->そして、その姉妹は、俺を化物でも見るかのように見ながら、逃げていったよ……ふ ふ、そうだな 月光->助けたはずの相手に斬られたんじゃあ、カッコつかないよ 月光->(セーターの襟を引き戻しながら)ま、これだけ 月光->その辺りからだったな……ネットスラムの住人が、俺を遠巻きにしているのに気付い たのは 月光->俺も話しかけようとはしなかったのも、原因の一つだったが グレイ->・・・・ 月光->人間からも、放浪AIからも、俺は拒絶されていた…… レイン->……なるほど、傷が残ってる限り忘れられない。……そして消えないわけか 月光->そういう、ことだ 月光->あの時の事は……あの孤独感は……忘れようにも、な レイン->リース>孤独、か…… 月光->……世界で、本当に唯一人だったんだ……俺は 月光->信じられる奴もなく、いるのは俺を敬遠する奴か、俺を消そうとする奴だけ 月光->敬遠、は違うか 月光->拒絶、だな 月光->……久しぶりに、言葉に出したな…… 月光->以上だ レイン->………(なるほど、そんな過去が有ったとはな) レイン->リース>ねぇ、その2人の放浪AIは何処行ったの? 月光->……(目を細める) レイン->リース>ごめん… 月光->……謝る事ではない 月光->その翌日に、消されたらしい レイン->リース>……… グレイ->・・・そう、だったんだ・・・ 月光->……三日前……また、俺の知り合いが、消された 月光->……(細めた視線を、行き場が無いように彷徨わせる) レイン->………最近は碧衣の活動が活発になっているからな… 月光->…… レイン->………(碧衣もモルガナも……、力でしか解決しようとしないな) 月光->……俺もだ レイン->………(ふぅ) 月光->俺も……力でしか、解決しようとしないからな グレイ->・・・どうして分かり合えないんだろう(ぼそっと 月光->……どうして、だと(ぴくりと反応した後、グレイを睨むように見据える) 月光->分からないのか? グレイ->・・・・・ 月光->その応えは……分かり合おうとしないから、だ 月光->互いが互いを分かり合おうとしない レイン->…嫌ってるからな 月光->放浪AIは外に出る勇気も無いくせに【外】を非難し、碧衣は真実をひたすら拒否す る 月光->それが、この溝の正体だ グレイ->その溝は・・・埋められないの? 月光->(大きく溜息をつく) 月光->埋められないな(妙にキッパリと) グレイ->・・・・(うつむく) 月光->(突然立ち上がり、グレイの元へと向かう) 月光->(そしてその顎を強引に引き上げ、うつむいた顔を無理矢理上げさせる) グレイ->? 月光->(目線を合わせるよう膝を折り)俺をよく見ろ……この、勝手に動き、考え、喋るデ ータを グレイ->月・・・光 月光->自立し、管理の行き届かない爆弾を、よく見ろ 月光->これが グレイ->・・・・・ 月光->溝というものだということを、覚えておくんだな レイン->………(溝というより谷だな) グレイ->・・・!? 月光->(顎をつかんでいた手を放し、ソファへと向かう) 月光->…… 月光->(苛立たしげにソファに座りなおし、自分の言ったコトを何気に後悔し始めている) 月光->(こんなコトを言ってどうするんだ、俺は……) グレイ->・・・・(しゅんとしている) 月光->……おい、そんな顔をするな…… 雅(+その他)->(ドアを蹴破り)リ−スちゃ〜ん!!遊びに来たぜ!! レイン->………(雰囲気が重くなったな…) レイン->2人>………………… グレイ->!(びっくり) 月光->……(ぴしり←固まる) グレイ->(でも、ちょっとホッとしている) レイン->……(…………愛の力なのか?………だったらやだな) 雅(+その他)->とりあえずだな、パスワード変えないでほしいんだが?ハッキングはあん まり使いたくないんだよ 雅(+その他)->(勝手に席につく) レイン->リース>うーん…(反応に困ってる) 雅(+その他)->んで、お茶 レイン->リース>はいはい 月光->(プロテクトはかけておいたはずだが……つまりは、ヘルバ並のハッカー) 月光->おい、雅 雅(+その他)->あ、リースちゃんは俺と話してようぜ 月光->おい グレイ->月光を無視するとは・・・ 雅(+その他)->お茶はその他にやらせればいいし レイン->リース>(取り合えず動けるのでほっととしてる) 雅(+その他)->……んぁ? 雅(+その他)->なんだよお月さん? 月光->……(どうでもいいと思っているので、無視された事については怒っていない) 月光->……無視するのは構わんが……俺の名前を、侮辱するな レイン->………(今の発言は=で【殺してください】だな) 月光->貴様、ヘルバを知っているな? 雅(+その他)->ヘルバ……かわいいのかっ!? 月光->(演じ通すか……まあ、それもいい……) 雅(+その他)->ってか、女か!? 月光->知らないな、俺も 月光->だが、紹介ならしてやる 雅(+その他)->まじすか!?お月さん! 月光->……(凄まじい眼光で雅を睨み付ける) 雅(+その他)->なら、ぱっぱと紹介してくれ。ほら早く早く。 月光->名前を侮辱するなと……言ったはずだが? レイン->リース>(ガーベラに貰った紅茶入れてる) 月光->(雅に近付いていく) 月光->(そして近付いた瞬間、ご丁寧に捻りまで入れた正拳を雅の顔面に撃つ) 雅(+その他)->いいじゃねえか、そっちの方が呼びやすいし、ニックネームがあったほう がモテるって事もあるぜ? 雅(+その他)->って、ぶっ!? 月光->……殺されたくないなら、そのニックネームは使わない事だ レイン->リース>お茶入ったよ〜〜 月光->ああ、なんか腹が立ってきたな……サンドバッグもいるし、ウサ晴らしするかな(雅 を見ながら) 雅(+その他)->てんめぇ!思わず鼻がツーンとしたじゃねぇか!このあしたのジョーが! グレイ->まま、お茶飲んで落ち着いて レイン->リース>鉄分入れてこっか? 雅(+その他)->あ♪リースちゃんサンキュー!さすが俺の見込んだ女! レイン->……て、鉄分? 月光->(正拳を鼻に、左足を心臓部に、右足を股間へと雅へと撃つ!) グレイ->毒入れたほうがいいんじゃない? グレイ->静かになって レイン->リース>ちょうど粉状のがあるよ? レイン->…………それは火薬だ レイン->リース>(汗) 雅(+その他)->どわぁ!(瞬間、雅の体が半透明になる) グレイ->あ 月光->(ユウレイの状態にもかかわらず、その襟をつかむ) レイン->リース>リプメイン(←条件反射) 雅(+その他)->だぁかぁら、暴力は彼女なくすからやめておけって! 月光->(雅を窓へと引っ張っていく) 雅(+その他)->リースちゃん……なんてやさしい! レイン->あ…、リース、余計な事を… 月光->(窓を開けている) レイン->リース>つい癖で… グレイ->蘇生しても結果は同じじゃない? グレイ->また処刑されるだけだし 雅(+その他)->ふっ……慣れたな、この光景…… グレイ->(慣れるなよ) 雅(+その他)->ってか、この前の美人、桧原いないの? 月光->(ポイッ!←前より更に遠くに投げ飛ばす) 月光->はい、終わり グレイ->月光・・・話くらい聞いてあげたら? 月光->聞く必要はないな レイン->リース>面白そうだけどな〜〜 グレイ->・・・(汗) レイン->リース>(おもちゃとして) 雅(+その他)->う〜ん……あの子はクール・ビューティって感じでまた味が……って、俺、 空飛んでるじゃねぇか! 月光->さて……アコナは起きたかな……(べッドルームへと向かう) 雅(+その他)->月光!お前なぁ来るたびにこれはやめろってんだぁぁぁぁ(ドップラー効 果 レイン->………いい加減あいつの頭に【諦める】と刻んでやりたいな…<雅 月光->(雅の話は聞いていない) グレイ->この光景も見慣れたかも・・・ レイン->……ある意味自分を見ているようだ… 雅(+その他)->ちっくしょう!飛べ、俺!飛翔だ! いまこそニュートンに逆らう時! レイン->………(←処刑仲間) 月光->(ベッドルームの扉を開け)おい、アコナ……起きれる様なら、起きろ。紅茶が入っ てる 雅(+その他)->アコナ「ぁ……すまない。眠ってしまった」 月光->あぁ、気にするなよ 月光->起きれるか? レイン->リース>ガーベラ流の紅茶だよ〜〜 雅(+その他)->アコナ「うん、貰うよ」 月光->(アコナが通れる様、道と扉を開ける) レイン->リース>はいはい、じゃあ皆席に着いてね〜 グレイ->はーい(座る) 月光->(勝手に特等席と決めているソファへと座る) レイン->(←実はクッキー焼いてる) 月光->そういや、クッキーにシフォンケーキは、合うのかな? 雅(+その他)->アコナ「(紅茶をすすり、ほっとしたように嘆息)」 レイン->……よし、出来たぞ。(チョコとバターのクッキー) レイン->(テーブルに置く) 月光->紅茶にシフォンは合うだろうが……(ぶつぶつ) 月光->おい、シフォンケーキ食べる奴、手挙げろ レイン->………(最近料理にはまってるな……) グレイ->はい!(挙手) レイン->じゃあ、俺も 月光->さっきからオーブンで焼いているんだ。味は、ココア風味 レイン->リース>はーい グレイ->いつの間に 月光->アコナが丁度、寝付いた辺りからだな 雅(+その他)->アコナ「あ、私も……貰っていいか?」 月光->ああ、いいよ 月光->じゃあ、切って来るから、待ってろ 月光->(台所へと向かう) グレイ->月光の料理はすっごくおいしんだよ♪ 月光->期待しすぎるなよ レイン->……専門家(?)だし 雅(+その他)->アコナ「(意外そうに月光を見てる)」 月光->(視線に気付き)なんだ、その目は? レイン->リース>意外だよね〜〜(キッパリ) 月光->(髪が落ちないよう、また近くにあった紐で一括りにしている) 雅(+その他)->アコナ「私は……全然……そういうの苦手だから」 月光->まあ、苦手な分野もある 月光->今度、気が向いたら俺のところへと来い。少しなら、教えてやれる 月光->(ロングコートを脱ぎ捨て、オーブンへと向かう) レイン->………(そう言えば女性陣より男どもの方が料理得意だな…) 雅(+その他)->アコナ「料理はガーベラ姉さんが大得意だ」 レイン->……やっぱり 月光->(オーブンを見ながら、焼き具合を調整している) グレイ->確かに得意そうだもんね 月光->@月光がオーブンをあければ レイン->散々料理の話を聞かされたよ 月光->@ほんのりと甘い香りと、香ばしい匂いか漂ってくる 月光->ふむ、まあこれぐらいか レイン->リース>フォーク取ってくるね 月光->後は少し置いて熱が完全に通るようにする、と レイン->リース>(フォークとお皿を人数分持ってくる) 月光->お前等、どれくらい食べる? レイン->……まあ、普通くらいだな 雅(+その他)->アコナ「私は、少なめでいい」 レイン->リース>私はおっきいの♪ グレイ->普通で 月光->ふむふむ、アコナ、お前も多く食べろ 雅(+その他)->アコナ「いや……あの、私は……いい」 グレイ->何で? 月光->……そうだな、どうしてだ? 月光->太るから、なんて理由だったら許さんぞ レイン->………(ダメなのか) 雅(+その他)->アコナ「……(赤面)」 グレイ->女の子にとっては十分な理由だと思うけど 月光->お前みたいな時期は多く食ったほうがいい。それ以上がりがりになってどうする 月光->(←しかしかくいう月光も、かなり細めの体格) レイン->……(説得力が…) グレイ->人のこと言える体系じゃないでしょ 月光->俺は食うぞ 月光->ていうか、食ってたところ、見ただろ 雅(+その他)->アコナ「……わかった、食べる」 月光->(←大晦日のとき、何気に結構な量を食べていた) 月光->よしよし レイン->……まぁ、うまい物は食べておかないとな 月光->上手いかどうかは別問題だが? レイン->……まあ、食べろと言う事だ 月光->(熱が通ったのを見計らい、切っている) レイン->……食べ終わったら食後の運動にでも行くかな 月光->久しぶりに、組み手でもするか? 月光->相手になるぞ グレイ->少し休んでからね レイン->まあ、そうだな 月光->グレイにも、接近戦というモノを教えてやる グレイ->・・・遠慮します レイン->……ぜひ(←強調)教えてもらえ 月光->ダメだ。影と戦ったときに思い知らされただろう グレイ->うう〜 レイン->……手伝ってやるぞ。……ふふ 月光->大丈夫だ。殺しはしない 月光->レインは、殺すがな レイン->………(俺が!?) グレイ->・・・(汗) 月光->気をつけろ、その戦闘狂に教わるのは死と同じだからな グレイ->・・・教わりたくないなぁ レイン->……ま、まぁ、ケーキを食べようか。…ははは 月光->(喋っている間に切り終えて)おいリース、皿持ってこい レイン->リース>はーい グレイ->(何か最期の晩餐・・・な気分) レイン->リース>(カチャリ) 月光->(それぞれ分量を見極めて、添えていく) 月光->よし、持ってけ レイン->リース>いっただきま〜す♪ 月光->@出されたそのシフォンケーキはこんがりと焼き目がつき、甘い匂いと香ばしい匂い を放っている。 月光->@ちなみに形は三角に切り揃えされている レイン->……(なかなか美味そうだな) グレイ->いい匂い 月光->まだ食うの待てよ レイン->………(待ってる) 月光->(近くにあったラップかけのボールを取る) 月光->@ラップを剥がしながら、そのボールが机に置かれる――中身は、甘そうなクリーム だ 月光->コレにつけて食え レイン->リース>(素早くつけている) 月光->(台所へと戻り、余ったシフォンケーキを大皿に盛っている) グレイ->(大量につける) レイン->………(少し多めにつけている) 月光->(その大皿を机に置き、自らの取り分を持って、アコナのとなりに腰を下ろす←ソフ ァで食べるのは行儀悪いと思ったため) 月光->じゃあ、頂きますか グレイ->いっただきまーす! レイン->いただきます 雅(+その他)->アコナ「はむ……! ……おいしい……!」 グレイ->おいしい〜 レイン->……なかなか紅茶に合うな 月光->それはなにより(少し得意気に) グレイ->このふんわり感がなんとも・・ レイン->リース>ん〜〜〜♪(至福の時) 月光->中に入っているのは、すり潰したアーモンドなんだが……合うか? グレイ->合う合う レイン->リース>美味しいよ〜 月光->失敗したらどうしようかと思ったぞ(←とか何とか言いつつ、人に出す料理は失敗し た事無かったり) グレイ->♪♪(はむはむ) 月光->(紅茶をすすっている) レイン->……ふぅ。(早くもケーキを食べ終わった) 雅(+その他)->アコナ「(半分食べ終わると、ペンダントから欠片を取り出す)」 月光->ん? グレイ->?アコナ? 雅(+その他)->アコナ「さっきから、ダリアがうるさいんだ(苦笑)」 月光->ダリアの分もあるよ レイン->………成る程(苦笑) グレイ->食べさせろって?(笑) 月光->アルメリアやガーベラも食べるかな? 雅(+その他)->アコナ「(ダリアの欠片をはめ込み、変身)」 月光->あ 雅(+その他)->ダリア「こういう時は、わたくしがいる時にしてほしいですわっ!」 レイン->ははは…… 月光->だからあると言っているだろうが……! 月光->なんだ、文句つけるなら食わさんぞ 雅(+その他)->ダリア「ふぇ?はんでふの?(すでに食ってる)」 月光->…… グレイ->焦らなくてもちゃんとあるって(苦笑) レイン->リース>一緒食べると美味しいね〜 月光->(意地汚いというかなんというか……)……美味いか?(←とかなんとかいいつつ聞 いてみたり) 雅(+その他)->ダリア「はっへ、へっほうほいひそうなんへふほの」 グレイ->何を言ってるのかさっぱり 月光->だって、おいしそうなんですもの? 月光->だから、美味いか、と聞いている レイン->……「だって、けっこう美味しそうなんですもの」? 月光->俺にはそう聞こえたがな 雅(+その他)->ダリア「……んくっ。ま、まぁまずいという事は無いですわね」 グレイ->素直じゃないなあ レイン->……まぁ、美味いって事だろ 雅(+その他)->ダリア「……(赤面して皿を差し出す)」 グレイ->おかわり? 雅(+その他)->ダリア「(こくん)」 月光->……(皿を受け取り、大皿に有ったケーキを取って、渡す) 雅(+その他)->ダリア「あむっ♪」 月光->……(ペンダントを勝手に取る) レイン->………(結構沢山作ったな……、と言うよりリアルならこれで食べて行けそうだな …) 月光->(さらに勝手にアルメリアの欠片を嵌め込んでしまう) 雅(+その他)->ダリア「!?ひょっほ、わはふひは、まははへおはってなひんへふのよ!?」 グレイ->口に物入れてしゃべらないの 月光->後で作ってやるから、姉妹にも食わせてやれ(呆れ顔で、完全にアルメリアの欠片を 嵌めこむ) レイン->……「ちょっと、私は、まだ食べ終わってないんですのよ』? グレイ->あ 雅(+その他)->アルメリア「(口に食べ物が入ったままで、そのままアルメリアへと変身)」 月光->あ、しまったな 雅(+その他)->アルメリア「はへ……!?」 月光->……とりあえず、食え 月光->俺が作ったケーキだ レイン->………(口に入ったままだと、そのままなのか…) 月光->いっそのこと、全員具現化してやろうかな…… 雅(+その他)->アルメリア「うぐ……うぐ……(苦しいのか目じりに涙を浮かべながら嚥 下している)」 月光->おいおい! レイン->リース>はいはい、お茶! 雅(+その他)->アルメリア「けほっ、けほっ!」 グレイ->大丈夫? 月光->あの馬鹿、一体どれくらい口に突っ込んでたんだ…… 雅(+その他)->アルメリア「お……おいし……けほっ!」 レイン->……むせる位だろ 月光->(アルメリアの背中を撫でながら)無理に言わなくていいぞ 月光->(というか、アレで味がわかったのか……?) 雅(+その他)->アルメリア「(お茶を飲んで)……はぁ」 月光->ゆっくり食え……悪かったな 月光->(背中をポンポンと叩いている) 月光->そういえば……君とは、あの時以来か…… 雅(+その他)->アルメリア「うん……ちょっとだけ会った……」 月光->あの時は、蹴飛ばして悪かったな……(←やはり多少の罪悪感はあるらしい) 雅(+その他)->アルメリア「だいじょうぶ、気にしてないの」 月光->そうか…… レイン->………(初対面で蹴りか…) 月光->初対面で戦った奴の言う事ではないな(レインに) レイン->……う レイン->…………(しかも俺が先に襲い掛かったような……) 月光->で、まあゆっくり食った所でもう一度聞くが……美味いか?(アルメリアに) 雅(+その他)->アルメリア「んく……んく……うんっ!(食べながら笑顔)」 月光->そうか……(←やはり誉められると嬉しいらしい) 雅(+その他)->アルメリア「おなか……いっぱい」 月光->少ないな…… レイン->……次はガーベラか 月光->まあ、胃の内容量はそれぞれだが 月光->ダリアは食い意地張った小娘、アルメリアは控えめ、ダリアも同じく、と 雅(+その他)->アルメリア「お姉ちゃん……出す?」 月光->……食べたいなら出て来い、と伝えておけ 雅(+その他)->アルメリア「おさそいをこわとるわけにはいかないって(欠片を取り出す)」 月光->つまりは食いたいと、素直に言えんのか…… グレイ->(笑) 雅(+その他)->ガーベラ「(変身)」 レイン->姉妹だしな…… 月光->グレイとリースなんて率直だから、見習え レイン->リース>はっはっは♪ グレイ->そうそう 雅(+その他)->ガーベラ「あらあら、美味しそうなケーキ♪」 レイン->リース>美味しいよ〜 月光->つまりは二人とも、食い意地だけははっているということだな……(ぼそり) 雅(+その他)->ガーベラ「頂いてもいいのですか?」 月光->どうぞ レイン->………(思いっきりガーベラの守備範囲だな…) 雅(+その他)->ガーベラ「では……。あら、美味しい」 雅(+その他)->ガーベラ「(一切れ一瞬で食べ終わる)おかわりを頂いていいかしら?」 グレイ->速っ! レイン->………(出来る!) レイン->リース>おお〜〜 月光->……(皿を受け取り、大皿から取り出し、渡す) 雅(+その他)->ガーベラ「(優雅に紅茶をすする)」 レイン->………(プロだ…) 月光->ある程度食い終わったら、ダリアに変わってやれ……彼女、一切れの半分しか食べて ない 雅(+その他)->ガーベラ「はしたないようですけど、甘いものには目がありませんの♪」 月光->間違えた レイン->………(はしたないと思う暇すら無かったな) 月光->アコナだ 月光->ある程度食ったら、アコナに変わってやれ 月光->ダリアは充分すぎるほど食った 雅(+その他)->ガーベラ「(二切れ目も一瞬で食べ終わる)あらあら、アコナはそれだけし か食べていませんの?こんなに美味しいんですのに……」 月光->ダリアが煩かったらしい 雅(+その他)->ガーベラ「ところで……」 レイン->………(見えない……、すげぇ…) 月光->……なんだ? 雅(+その他)->ガーベラ「お・か・わ・り♪(眩しいぐらいの笑顔)」 レイン->リース>よーし、私もお願い〜〜♪ グレイ->・・・・(いかん、自分の分は死守しないと) 月光->(二人分の皿を受け取り、大皿から分け、渡す) 月光->ガーベラ レイン->リース>有賀と 月光->わかったか? レイン->@み、ミス『ありがと』 雅(+その他)->ガーベラ「そうですね、これを食べ終わったら変わりましょうか」 雅(+その他)->ガーベラ「まだあと十切れぐらい食べたいのですけど……」 レイン->………(強い…) グレイ->なっ?! 月光->まだオーブンにかなり残ってるから、ダリアもガーベラも、頃合になって出てくるよ うに 月光->わ・か・っ・た・な? 雅(+その他)->ガーベラ「そうですね。意地汚いですしね」 月光->……ああ 月光->では少し、席を外させてもらおう レイン->………(出てきた暁には一体どれだけ……) グレイ->(話してるうちに)ケーキ、クリーム、クッキーっと(皿に取る) 雅(+その他)->アコナ「(変身)姉上!わ、私はいらないですって!」 雅(+その他)->アコナ「あ……」 レイン->リース>はむはむ…… 月光->……アコナ 月光->寝てる間、腹の虫が鳴っていたのは、気のせいか? 雅(+その他)->アコナ「……(無言で皿を差し出す)」 月光->(皿を受け取り、ケーキを取った後、渡す) レイン->………(ツーー、と紅茶を飲んでいる) レイン->………さ、て。 グレイ->はむはむ(まだ食べてる) レイン->……食後の…… レイン->……運動でもするか グレイ->・・・・(聞こえないフリ) レイン->リース>ふぅ。(食べ終わった) レイン->くくく………、逃げられはしない。(戦闘モード) グレイ->あ、僕コーヒー飲もうかな(席を立つ) グレイ->(逃げたい) レイン->リース>あ、手伝うよ〜 レイン->………(←置いてきぼり) グレイ->(どうやって逃げるか考え中) レイン->……しょうがない グレイ->(隙をみてログアウトしようかな・・・) レイン->……準備でもしてくるか。(物凄く楽しそうに出て行く) レイン->リース>ああ〜〜、スイッチ入っちゃった…… グレイ->準備?準備って何?!(冷汗) レイン->リース>さ、さぁ… グレイ->リース、僕の代わりにレインと組み手する気ない? レイン->リース>あ、ダメ、私だと『殺り』かねないし… グレイ->殺ってもいいから グレイ->(自分さえよければ全てよし) レイン->リース>いやいや、其れは月光の分(?)とっておかないと グレイ->月光・・・戻ってきたら逃げられないかな(がっくし) レイン->リース>多分レインが情報網使って探し出すと思うよ…… レイン->リース>(だめ押し) グレイ->う〜わ〜(涙) レイン->リース>取り合えずコーヒーでも飲んで待ってますか グレイ->・・・うん レイン->リース>ミルクと砂糖いる? グレイ->いや、ブラックでいい レイン->リース>(自分の分にはどばどば入れてる) レイン->リース>じゃあはい、あつあつの奴 グレイ->ありがと・・・ レイン->リース>ズズ〜〜〜 グレイ->ずずー(せめてゆっくり味わおう) レイン->(その頃)………確かなのか? その情報? レイン->(謎の人物)……ああ、商売で嘘をついたりはしな レイン->(その頃)……楽しくなりそうだ レイン->……ただ今!!(珍しく上機嫌で) 月光->@なんの拍子もなく、ソファの辺りの空間がいきなり音を上げて歪む グレイ->お・・おかえり グレイ->(警戒中) レイン->リース>あ、お帰り 月光->@その歪みは人の形をとっていく レイン->リース>月光もお帰り〜 月光->@形をなすのに大した時間は必要なく、すぐさま月光の姿が現われた 月光->あぁ、ただいま グレイ->お帰り(二人して戻ってきちゃったか) 月光->警戒してたな? レイン->…面白い事が見つかったぞ 月光->……俺も、面白い事を見つけた グレイ->な、何? レイン->……一度入ったら誰も出られないエリアがあるそうだ グレイ->・・・何それ? 月光->……そしてそのエリアは、普通のエリアではない レイン->……誰一人としてリアルにも帰って来ていない 月光->……そこに居るのはモンスターではなく獣 月光->奇遇だな、情報が一致とは レイン->……そして大自然なんだそうだ グレイ->・・・それ、面白いって言えるの? レイン->……面白いぞ 月光->俺等としては、な グレイ->僕パス! 月光->俗にいうサバイバル レイン->リース>わーい、ピクニック〜 月光->リースは問題ない…… レイン->………(ズレてるような…) 月光->だが、一つ言っておこう、レイン レイン->……ん? 月光->貴様は、自信過剰すぎだ レイン->……確かにそうだが…? 月光->皮肉ではなく、真に生き残るためにはその自信は捨てろ レイン->………(自信ねぇ…) 月光->自信は、己が危険を招く 月光->特に、お前等の場合は 月光->所詮戦えると言っても、痛みを知らない 月光->痛みを知らぬ奴は、真に生き残る事が出来ない 月光->今から、特訓だ 月光->(そこに行く気満々) レイン->………特訓は構わないが グレイ->レイン、がんばってね 月光->グレイもな(にやり) レイン->無論だ グレイ->(うわー逃げようと思ったのに) 月光->グレイは、最初に俺が教える レイン->リース>皆で行こ〜〜 グレイ->結構です 月光->ちょっと、こっちへ来い、二人とも グレイ->皆で行ってください 月光->(グレイの頭をつかむ) グレイ->ひ〜(汗 レイン->……… 月光->こちらへと……入ってくるがいい 月光->(青い炎が、グレイをつかむ腕に宿る) レイン->………入る? 月光->(レインの頭もつかんでしまう) レイン->……あ、なるほど。(掴まれながら) 月光->【世界】へようこそ 月光->@その瞬間、視界が閃光に包まれる グレイ->!? レイン->………(FMDの感覚がないな…) 月光->@それぞれの意識は身体からはなれていく 月光->@FMDはもちろん、コントローラーの感触さえなくなる レイン->………新鮮と言うかいつもと同じと言うか… 月光->@そして次に、自分の足が地につくような感触 グレイ->あ・・れ・・? 月光->ゲート・イン! 月光->@閃光が、拭ったように消え去る レイン->リース>いらっしゃーい? 月光->@そして目に映るのは……わざとらしいほど鮮明な、レインホーム 月光->もう一度言っておこう……【世界】へ、ようこそ グレイ->ん?ん??(きょろきょろ) レイン->……うーん、見慣れているけど見慣れていないような… 月光->@月光がいつもより大きく見える グレイ->何やった? 月光->……そのまんまんだな レイン->………俗に言う意識不明 グレイ->ええっ?! 月光->……そういうことだ 月光->@そしてさっきから、頭にのっている、氷よりも尚冷たい感触に気付く レイン->……ん? 月光->@月光の手だ 月光->ん、ああ、すまんな 月光->(手を放す) 月光->@擬似感覚とは違い、本当に冷たさがあった レイン->…体が自然に動くし、感覚も鋭い…… グレイ->・・・・(パニック中) レイン->……まぁ、当たり前か 月光->どうだ、俺の手は? 月光->冷たいと感じたか? レイン->……まあな グレイ->(こくり) 月光->ならば、問題なく入れたという事だ レイン->……あ、そうだ、リース レイン->リース>ん? グレイ->いや、問題大アリな気がするんですが・・・この状況 月光->@グレイは前に、月光の冷たさを知っていたが……やはり、擬似感覚と本物では、全 然違う レイン->その辺に倒れている俺を寝かせといてくれ。変な体制で寝てると疲れが溜まるから な レイン->リース>了解〜〜 月光->戻るときは、俺に言えばいい グレイ->・・・僕はどうすれば レイン->分かった グレイ->(寝違えそう) 月光->…… 月光->とりあえず、グレイに言っておく グレイ->ん? 月光->(自嘲的な笑みを浮かべ)俺にあまり……触れるなよ? グレイ->・・・!(冷汗) 月光->お前も感じただろうが 月光->@またも無理矢理、グレイの顎を持ち上げさせる――伝わるのは、死体ですらまだ温 かみはあると感じるほどの、冷たさ グレイ->(・・・冷たい) 月光->…… 月光->擬似感覚と本物では、やはり違うだろう? グレイ->う・・うん 月光->(手を放し)あまり……触れさせたくない、こんな、冷たさに…… グレイ->月光・・・ 月光->…… 月光->わかったなら、触れないほうがいい 月光->さぁ、特訓でも始めようか…… グレイ->・・・・・ グレイ->(はっ、特訓?!) レイン->………(試しにメール打ってる) 月光->レイン、場所を作れ 月光->今回は、そのエリアに行かない 月光->特訓に従事しろ レイン->……分かった、って、作る? 月光->鎧があるだろうが レイン->まあな、了解だ 月光->場所を作るぐらいの機能は、残してあるからな レイン->(省略)……バリアフィールド! レイン->@その瞬間、不思議な光で出来た直径100mほどの正方形の空間が出来上がる 月光->(右腕を腰ダメに、左腕は手刀を形取り、レインへと向ける)さあ、始めよう レイン->……先ずは俺からか、分かった、始めよう レイン->(剣を抜き、構える) 月光->@――タン! その場に、月光の姿はない レイン->……上か? レイン->(見回す) 月光->@次の瞬間襲ってきたのは、足元からの凄まじい衝撃 レイン->……く 月光->@そして痛みで、バランスを崩すレイン レイン->@辛うじて下に剣を突き刺す 月光->@掌底を顔面へと当てる レイン->………っ!! グレイ->レイン! 月光->(回転を利用し剣から逃れ、続けざまに回し蹴りの一発がレインの後頭部に) レイン->………リースの魔法に比べれば軽い……(何とか立ち上がって) 月光->当たり前だ、軽くしている 月光->では、少しお見せしよう レイン->………はぁぁ!!(先手を取って斬撃) 月光->@――パン! 素手で、掴み取られる 月光->甘いな レイン->はっ!1@二の太刀で突きを入れる 月光->@そして、剣が抜けない 月光->チッ! レイン->………こっちの方が剣が軽いな 月光->(辛うじてかわす) 月光->…… 月光->反応は、上々 レイン->………(早く慣れないと……、……くそ) グレイ->そっか、レインのリアルは剣の達人だっけ 月光->@次の瞬間、月光は動いても居ないのに、後頭部に先程の数倍ともいえる衝撃が走る 月光->@レインに レイン->……ぐ!……何故 月光->@続いて、レインの顔に重い衝撃が入る 月光->@月光は動いていない 月光->……やはり、ダメか 月光->おい、立て レイン->……はぁ、……ふぅ。(落ち着かせて立ち上がる) 月光->……ストップ(掌を見せて) レイン->………(こっちでは呼吸もあるな、合わせて動かないと……) レイン->…了解 月光->俺は、どのくらいの速さで動けばいい? レイン->……15%くらいで頼む 月光->15%か……少し、待て 月光->(呼吸を、整えている) レイン->………(剣を振り回して感覚を確かめてる) 月光->少し、見せようか? なんなら、打撃でも? レイン->………実戦で手の内見せる奴なんていないだろう? レイン->………(構える) 月光->少し、慣れておいたほうがいい レイン->……じゃあ、少しづつ攻撃してくれ レイン->……受けに廻る 月光->@月光が構えたと見えた瞬間、レインに心臓部、鳩尾、腹に受ける暇なく、しかも一 瞬も満たない時間で打撃を叩きつける レイン->………(目を凝らして見切ろうとする) レイン->………(ち、…一瞬しか見えんな) 月光->……大丈夫か? レイン->………もう、一回だ。 月光->今のは軽めにやったが、次は少し、強くする 月光->@――ぱぁん! 見える暇なく、レインの顔にに平手打ち レイン->……ぐはっ!! レイン->………もう一回 月光->……大丈夫か、本当に?(←心配になってきた) レイン->……倒れたらリース呼んでくれ 月光->……予告しておく 月光->次は、腹だ 月光->いいな? レイン->……分かった 月光->(手を少し挙げる) レイン->………(つまりは急所と言う事か) レイン->………(緊張した面持ちで、全神経を集中させる) 月光->@またも、月光の手がブレさえしていないのに、腹に衝撃が加わる レイン->はっ!! レイン->(少しだけずらす) レイン->……ぐぅ 月光->……ふむ、二、三撃でずらせるとは、見込みあるな 月光->だが、速さにこだわりすぎだ 月光->あれじゃあ、一ミリもずれていない レイン->………(次は受け止めてみるか…) 月光->手のひらを前に出せ 月光->十五で、殴ってみる レイン->………(前に出す)←話すのがめんどくさくなった レイン->………(確り踏ん張らないと飛ぶな…) 月光->@月光が構えた瞬間、またもとてつもない衝撃が加わり、踏ん張っていたはずなのに 少しだが宙に浮く 月光->@――ペギン! 月光->ん? 月光->@レインの腕に、激痛が走る レイン->ずりずり……(地面がすり減っている) レイン->…………… 月光->しまった……罅でも、入ったな 月光->少し、休んでいろ レイン->………そうする、流石に剣が振れなくては話にならない(左腕をブラブラさせなが ら) 月光->次、リース レイン->リース>よっしゃ 月光->お前は……そうだな…… 月光->全力で、俺の腕に撃ち込んでこい(右腕のガードを挙げる) レイン->リース>分かった、ホントに全力で行くからね! 月光->ああ、全力で来い レイン->リース>(素早く走りこむ) 月光->(目で追っていく) レイン->リース>バンッ!!(腕の細さからは信じられない力での打ち込み) 月光->!! グレイ->すごい 月光->だが――(腕をつかむ) レイン->リース>(一歩下がる) 月光->遅いな(腕を、くるりと回し――次の瞬間、リースが横にバランスを崩したように転 ぶ) レイン->リース>……つ、(戦闘中は無口らしい) 月光->何故転んだか 月光->力の入れ方だ レイン->リース>力の入れすぎ… 月光->まあ、そうなる。お前は、捻り込んで撃つのが得意らしいな? レイン->リース>まあ… 月光->その腕の回転に合わせて捻ってやれば、身体はバランスを崩す 月光->合気道、とも呼ばれているかな レイン->リース>………(バランスか、注意が足りなかったかな…) 月光->(←基本的に戦闘ならなんでもできる奴) 月光->さらに……(腕に捻りをさらに加えれば、リースの身体は横に90度、一気に回転し てしまう) レイン->リース>………っ 月光->よっと(それを受け止める) 月光->基本的に、こういうのは難しいから、やめたほうがいい レイン->リース>……(レイン見たいに二段構えで隙を無くした方がいいのかな…) レイン->リース>うーん、勉強が足りない… 月光->(俗にいうお姫様抱っこの状態のままで)バランスに注意していれば、早さも攻撃も いい線いってる レイン->リース>よっと、(降りる) 月光->そして、もう一つ注意だが―― レイン->リース>? 月光->俺がお前をさらに回転させたとき、咄嗟に反応が出来なかっただろう? レイン->リース>確かに分かっていても動けなかったけど… 月光->瞬発力の鍛錬も、したほうがいい。まあ動けなかったのは、俺がそういうようにした からなのだがな 月光->とりあえず、リースは問題なし、と レイン->リース>なるほど、体の鍛え方もバランスね… レイン->リース>チョッとレイン見てくるね 月光->あぁ……そうしてくれ 月光->次、グレイ! グレイ->うっ! レイン->………(左手を抱えてうずくまってる) グレイ->む、無理だよ僕 レイン->リース>…大丈夫? 月光->レイン、大丈夫か? レイン->………何とか、……痛みがいい薬になりそうだ 月光->これからは十だからな、お前 レイン->……分かったよ 月光->十五は、でしゃばりすぎなんだよ……やはり 月光->自信を捨て切れていない レイン->………自信と言うか、強く成りたいからなんだがな 月光->強くなりたいのは結構。だが、お前は自分の技を過大評価しすぎだ 月光->俺が相手では、な レイン->………(まだまだ、修行が足りないな) 月光->あぁ、足りないな 月光->全然、まったく レイン->………(絶食修行でもやり直……) 月光->痛みに耐える鍛錬でもしてろ レイン->……って、よむなよ 月光->いやだな レイン->………全く 月光->……あぁ、そうか 月光->ちなみに、俺は戦いの最中も読んでいるわけではない レイン->リース>取り合えず包帯巻いとくね 月光->まあいい、グレイ、行くぞ グレイ->いっ?!(腰が引けてる) 月光->怖がるな レイン->………(鞘を添え木にしている) グレイ->だって 月光->痛みに耐えろ レイン->………がんばれよ 月光->自分自身、強いと思え グレイ->うう〜 月光->弱いと思っているから、弱いままだ レイン->………(逆だな、俺と) グレイ->だって実際弱いし・・ グレイ->リアルで武道習ってないし 月光->自信は棄てろ、そして、自分を弱いと思うな 月光->強いと思いすぎるのもまたダメだが 月光->(ちらりとレインを見る) レイン->……(はいはい) グレイ->・・・(とりあえず構える) 月光->まずは一撃……俺の腕に、撃ってみろ 月光->リースのようにひねりを加え、レインのように力を入れて、だ 月光->杖でいいから、やってみろ グレイ->え、えいっ!(思いっきり) 月光->@――パン! 月光->…… 月光->ふざけてるのか? グレイ->(こ、怖いよー) 月光->何が怖い、だ 月光->俺を殴るのが怖いなら、そんな考え棄てておけ グレイ->うう・・ 月光->まずは、自分の身を守る事だ(容赦なく、蹴りを顔面に入れる) グレイ->がっ! 月光->…… 月光->できそうか? グレイ->・・・まだできる 月光->……まだできる、か。よろしい(気のせいか……闘気が、上がっている?) グレイ->(構える) 月光->@――タン! 月光の姿が消え、腹に拳を入れれるグレイ グレイ->ぐっ! 月光->@続いて下げておいた拳を、またも腹へと撃つ グレイ->っ! 月光->(足を使い、一時停止) 月光->…… 月光->痛いか? グレイ->・・・痛いよ レイン->……(グレイにはだいぶショックだろうな) 月光->ならば覚えておけ。痛みが、生きている証拠の一つだ 月光->……続けるぞ 月光->ここにいて、俺の前に立つ限りは、続ける 月光->死ぬ気で、掛かって来い グレイ->あああああー! 月光->(いい気迫だ) グレイ->(杖をぶんぶん振り回す) 月光->わっ!? レイン->………(…半分キレてないか?) 月光->ちょ、やめ、それ、ちがっ! グレイ->死ね死ね死ねー!! レイン->リース>あーー…… 月光->……(グレイの顔面に、靴裏を叩き込む) グレイ->ふぎっ! 月光->(続いて軸足で腹に蹴りを入れる) グレイ->・・・っ! 月光->(両足でグレイの頭をはさみ、身体の回転で一気に吹っ飛ばす) グレイ->ぶわぁー 月光->……やめるか?(吹っ飛んでいったグレイに) グレイ->・・・・ グレイ->・・・月光の・・ 月光->……? グレイ->・・・月光の馬鹿ー!! グレイ->うわーん!!(号泣) 月光->……(やはり言いよったな、こいつは) レイン->……… 月光->(グレイに近付いていく) グレイ->痛いよーぐすっ・・ 月光->(そして身を屈め、ポケットに入っていたハンカチで怪我や涙を拭いながら)……何 も泣く事ないじゃないか…… グレイ->・・・隙あり(ぼそっと 月光->ん? グレイ->どりゃ!(杖で突き) 月光->(軽く受け止める) 月光->…… グレイ->あう レイン->………根性はついたな… 月光->……(頭突き!) グレイ->だっ! レイン->リース>…あれは痛いね 月光->……(そして、蹴り蹴り蹴り!) グレイ->〜〜〜 月光->……(怒) 月光->次、アコナ!(グレイを蹴り飛ばしながら) グレイ->・・・もう駄目っす(ぱたり) レイン->リース>グレイ大丈夫〜〜? 月光->大丈夫じゃ無くていい グレイ->ひどい(涙 雅(+その他)->アコナ「……?(ケーキ食ってた)」 月光->…… レイン->リース>(←密かに1番ダメージが少ないので元気) 月光->……戦闘訓練、やるか? 月光->(というまだ食ってたのか) レイン->リース>よいしょ、っと。(グレイを担いでレインが居る辺りに運んでく) 雅(+その他)->アコナ「そうだな……じゃあちょっとだけ」 月光->遠慮はいらんから、全力で来い 月光->(手刀を、アコナに向ける) 雅(+その他)->アコナ「(剣を抜き放つ)」 月光->なんか、最初に会った時を思い出す 雅(+その他)->アコナ「(練気法にて、精神統一)」 月光->……ほう 月光->どうやら、この中で一番骨があるのは、どうやらアコナらしいな グレイ->・・・どうせ骨ないよ(いじいじ) 月光->では俺も、ある程度は出さなければな(グレイは無視) レイン->リース>はいはい、黙ってみてる 月光->(半身を開き、いつでも行動に移れるよう足の先に力を込める) 雅(+その他)->アコナ「じゃあ、胸を借りる」 月光->……来い 雅(+その他)->アコナ「御首級、頂戴!」(地を蹴り、間合いを詰める) 月光->!!(すぐさま手刀で応戦) 月光->(早い……行動が) 雅(+その他)->アコナ@様々なフェイクで肩透かしを狙いつつ、防御を崩そうとする 月光->(それを左腕一本で打ち返しながら、同じく隙を狙っている) レイン->………長引くな 月光->(いかんな……前より、強くなっている……) 月光->(では、強行突破) レイン->リース>ふーん、アコナ強いなぁ〜(実は初めて戦っている所を見た) 雅(+その他)->アコナ「疾っ!」(一気に切り込む) 月光->シッ!(フェイクをきにせず、一気に手刀をアコナの頭部へと放つ) 月光->(チィ……) 月光->(手刀はアコナの肩を大きく削る) レイン->………(上手いな、切り込みのタイミングがいい) 月光->(カウンターもなかなか、難しい) 雅(+その他)->切込んだ剣を退いて、手刀をブロックし、バックステップで間合いを離し て、再び機を伺う 月光->ふふん……右腕は、使いづらくなっただろう 雅(+その他)->アコナ@これでは勝ち目が無いと悟ったか、構えを変える。 月光->(左手の手刀についた血を払う) 月光->……? レイン->………(存分に見ておかないとな、…後で盗まないと) 月光->盗むなドアホ! 月光->盗んだら、二度とその腕つかえないようにしてやる…… レイン->………技を盗むのは重要な修行だ グレイ->戦闘中でも読んでるじゃん 月光->(無駄口叩きつつ、視線はアコナのまま) 雅(+その他)->アコナ「(防御からのカウンターを主とした。剣を突き出すように構える【斬 牙一閃】)」 レイン->………戦闘では使わないから心配するな 月光->…… 月光->なるほど レイン->………(あくまで修行だしな) レイン->………(じっと観察している) 月光->@こちらも、流石に余裕はないと悟ったか、構えを変える 雅(+その他)->アコナ「練気していないと攻撃に反応することもできない……」 月光->(右腕を手刀に変え、直立し、先程の直ぐに攻撃するタイプではなく、相手を見極め る体制へと変える) 月光->なるほど、良い事をいう 月光->(左腕は腰ダメにしている) レイン->………(長期戦か、勉強に成りそうだ…) 月光->(月光の目から、今までの光が消える) 雅(+その他)->アコナ「落ち着いて……敵が踏み出すその瞬間まで……気を練らなきゃ… …」 月光->(完全に戦闘態勢に入ったときの、あの恐ろしい程冷たい目だ) 月光->(その、自身の身体より尚冷たいその目は、アコナの顔をしっかりと見据える) 雅(+その他)->アコナ「この勝負は、一撃で……決まる」 レイン->………(その一撃を見極める…) 月光->……御互い、致命傷にならないよう、気をつけたほうがよさそうだ 月光->(もしかしたら、殺してしまうかもしれないがな……) 雅(+その他)->アコナ「では、征きます!」 月光->…… 月光->月光、参る! 雅(+その他)->地を蹴り、一瞬で間合いを縮める 月光->(まだ動かない) 月光->(的を目で追い、まだ微動だにしない) 雅(+その他)->直前で跳躍し、水平に斬撃 月光->(突如、姿が消失する) 雅(+その他)->アコナ「!?」 レイン->……… 月光->@そして、その直ぐ後に、首の後ろ――つまりはうなじ部分に、冷たい感触が 月光->@月光が、アコナに手刀を当てている 月光->@いや、当てている、というよりは、添えている 雅(+その他)->アコナ「!?」(すぐに身を翻し、練気によって、自分の気配を二分させる 月光->……ふふん 月光->気配が二つ…… 月光->ならば 雅(+その他)->アコナ「(まだだ。叩き込むならいままで練った全ての気を叩き込む!)」 月光->俺も、使わせてもらおうかな(姿がゆらいだと見えた瞬間、月光のとなりに、もう一 人の月光が立つ) 月光->(また一人、増える) 月光->……流石に、二つが限界か 月光->……(思ったより、やるな……) 雅(+その他)->アコナ「白牙……黒葬刃!」(斬撃と、衝撃波の渾身の一撃) 月光->!! 月光->@分身が掻き消され、狙われるは本体 レイン->………(……本体はあれか) 月光->シィ!!(青色の炎が出現し、その衝撃と斬撃を受け止める) 雅(+その他)->アコナ「(左と中央はフェイク……!)」 雅(+その他)->アコナ「くっ!」 月光->衝撃で分身を消す、か 月光->(青色の炎は、衝撃を受け止めたまま、微動だにしない) 月光->……(動けないな……) 月光->(右手は完全にふさがれ、退路もなし) 月光->(息を大きく吸い込む) 雅(+その他)->アコナ「(……来る!気は持つのか……!?)」 月光->アアアアアア嗚呼あぁアアアァァァァァ!(←声だけの、しかし凄まじい気合で、ま だ受け止めていた衝撃を消し飛ばす) 月光->(にやり) 月光->(またも姿が消失する) 雅(+その他)->アコナ「ぅっ!?」(吹き飛ばされ、尻餅をつく) 月光->(それを見計らい、アコナの首に手を回し、首を締める) 雅(+その他)->アコナ「ぐっ!?」 月光->……降参か? 雅(+その他)->アコナ「気も尽きた……降参する」 レイン->………(ふむ、…勉強になったな) 月光->(腕を解き、首を解放してやる) 月光->流石だな……俺も、疲れたよ(尻餅を付いたままのアコナに手を差し出す) 雅(+その他)->アコナ「私も得られたものは大きかった。(手をとって立ち上がる) 雅(+その他)->アコナ「私は、楽しめる、暇なんて、なかった、(気の練りすぎで息が切れ てる 月光->まあ、それだけ真剣だったと言う事さ 月光->ていうか、気の全消耗は、歩くことすら困難だと聞いたが……大丈夫か? 雅(+その他)->アコナ「ちょっと……休む……」 レイン->………戻そうか? …ベットで休むといい 雅(+その他)->アコナ「お願い……できるか?」 月光->俺がかついで行こう レイン->……戻すのは簡単、…と、(瞬間的にもとのホームへ) 月光->よっと(無理矢理、アコナを【お姫様抱っこ】する) 雅(+その他)->アコナ「あっ……」 月光->ベッドで休むか? 雅(+その他)->アコナ「……うん。そうする」 月光->(すたすたと歩いていき、ベッドルームの扉を開けて、中へと) レイン->………(きょろきょろしている) 月光->(そしてゆっくりと、ベッドへと降ろす) 雅(+その他)->アコナ「少しもせずに、安らかな寝息を立て始める」 レイン->…………(窓から外を見たりしている) 月光->……(枕を微調整したり、毛布をかけたりしている) 月光->ゆっくりと、休めばいい……(静かに、部屋を出て行く) レイン->………(バスルームの中などを確認している) レイン->リース>………? 如何したのレイン? 月光->……ナにやってるんだ、さっきから? レイン->……いや、まさか雅が入ってきていないかと思ってな 月光->入ってくるはずがない 月光->あいつは、ログイン一週間不可能にしといたからな レイン->………あの手の奴は神出鬼没だ… 月光->PCデータが完全に異常をきたした場合、そうなると書いてあった 月光->ところでさっきから気になっていたんだが…… レイン->ん? 月光->空……ソファに隠れていないで、出てきたらどうだ? 月光->……ん? 月光->いかんな、PCはあるが、もぬけの殻か レイン->リース>おおぅ、気付かなかった… 月光->おい、グレイ、こっちこい グレイ->・・・・(部屋の隅でしゃがみ込んだまま) 月光->(ポケットからハンカチを取り出し、水で濡らしている) 月光->……こっちへ、来い グレイ->ふんだ(そっぽを向く) 月光->……(自らグレイのところへと行く) 月光->……何を怒っている? グレイ->どうせ僕は骨ないし弱いしどうでもいい奴だよ(ぶつぶつ) レイン->………(相当嫌だったみたいだな…) レイン->リース>どうでも良くなんかないよ 月光->……どうでもいい奴に、身の上話を聞かせる馬鹿ではないんだがな、俺は レイン->リース>グレイも頑張ったじゃない、立派立派! 月光->ほら、顔貸せ、グレイ(有無を言わさず、グレイの顔を此方へと向ける) グレイ->いいよ!ほっといて! 月光->あーあ……俺がやったとは言え、擦り傷が酷いな(その擦り傷を、濡れたハンカチで 拭う) グレイ->・・・・ レイン->………(そりゃあ顔面を足蹴にすればな…) 月光->(傷を刺激しない様、ゆっくりと丁寧に拭っていく)まあ、消毒程度にはなる 月光->で……お前はいつまで隠れているんだ、空……? いい加減、起きろ! 空->ぬぅ・・・ 月光->隠れたまま寝落ちする奴は、始めてみたぞ…… 空->(ごろん)寝返り 月光->…… レイン->………寝不足なのか…? 月光->(グレイの傷の処理を終えて、空の方へと向かう) 月光->……こんな所で寝ていると……そうだな レイン->………噛むなよ 月光->俺が、酷いことするぞ♪ 空->・・・・・・うぅ・・・(うなされている) 月光->やっぱ、噛むか レイン->………(流石に起こした方がいいか…?) 月光->(空の顔に、ゲンコツを当てる) 空->いたっ 月光->起きろ、ドアホウ 空->?? あれ? 月光->…… 空->・・・・・・?(寝ぼけている 月光->(さらにゲンコツの一撃) レイン->……何で行き成り爆睡してたんだ? 空->いだぁっ 空->何すんだよっ 月光->ゲンコツを撃ったんだが? 空->そりゃどうだけど 月光->なら問題あるまい 空->痛いよ 月光->知らんな 月光->俺じゃないからな 空->え? 月光->なんだその、え、は 空->だって月光が殴ったんじゃないの? 月光->レインだ レイン->……俺? 月光->レインが殴った(きっぱり) 空->うそぉ? 月光->ホント レイン->……(な、何故?) 空->嘘だろ 月光->ホントだ 空->何でレインがぼくを殴るのさ 月光->なあ、リース? 月光->寝惚けているから一発、と レイン->リース>zzz……… 月光->あ レイン->……証人が… 月光->……まあとりあえず、納得しとけ 空->レイン、月光って嘘つきだよね? 月光->嘘つきで結構 レイン->……取り合えず俺は殴ってないと、弁解しておく 月光->ははは レイン->(リースを運送) 月光->さて、と 空->まぁどうでもいいけど殴られたとこ痛いんだけど 月光->額か? 空->うん 月光->まずは、ちゃんと座れ レイン->(布団を取り出して寝かせる) 空->はいはい 月光->そうだな……痛みが直る呪文があれば、いいんだが 空->月光、呪紋使いじゃないだろ レイン->リース>ZZZ………!(爆睡) 月光->……正確には、なんの職業でもないんだがな? 空->そりゃそうだけど 月光->……放浪AIに職業あってたまるか 空->まあね 月光->まあ、俺は戦士系だがな 月光->刀も使えるし、拳でもいける 空->うん(てか最強だしな…) 月光->とりあえず呪文がない以上…… 月光->キスでも、してやろうか?(さらりと) レイン->………(行き成りか!?) 空->すれば。 空->もう慣れたよ 月光->……最近反応薄いね…… 空->(ちょっと不機嫌) レイン->………(慣れるなよ) 月光->しかも、言葉が本気じゃないし 月光->安易に、すれば、とか言ったらいかんな…… 空->そっちが先に言い出したくせに 月光->大体、何処を想像してたんだ、お前…… 空->? 月光->唇か、額か、どちらか 月光->選んでもいいぞ 空->・・・・・・おでこ。 月光->……なんだ……(がっかり) 空->なんだ、じゃないよ(怒) 月光->はぁ……(嘆息) 月光->唇、とでもいえばいいのに…… 空->じゃあさせてあげない レイン->……(そんな事言うから怒るんだよ…) 月光->……それもそうだな 空->べ〜(舌を出して) 月光->…… 空->? 月光->(頭をむんずとつかむ) レイン->………(どっちもどっちか) 空->ぎゃっ 月光->(そして額に掛かる髪を押し上げている) 空->やめろよ。させないって言っただろ 月光->いやだね 空->コノヤロウ(怒) 月光->はっ、誰がお前の言う事きくか 空->な・・・ひどいっ 月光->(これ以上なにもいわせず、その殴った部分に、唇をつける) レイン->………(確かに酷い…) 空->やめろよ、離せよっ 月光->@まるで氷のように、ひんやりとした唇は、しばらく押し付けられていた 空->・・・冷たいよ。離せってば。 月光->ふぅ……(唇を離し)……冷たくて、悪かったな…… 月光->全身冷たいんだよ、俺は 空->もしかして、体温ないの? 月光->……死んでいるからな…… 空->(すたたっ(小走り)) 月光->? 空->どりゃっ 空->(月光の背中にとびつく) 月光->ぬぐぅぁ! 空->おんぶおんぶw 月光->やめろって……冷たいだけだ 空->でもぼくの体温あったら暖かいでしょ〜 空->ぼくがあっためてあげる レイン->…………犬だし(ぼそり) 月光->………… 月光->(空を背負ったまま、立ち上がる) 空->狼だよっレイン(怒) 月光->……確かに、暖かいな…… レイン->………いやいや、じゃあ犬類という事で 空->温いでしょ 月光->(レインに蹴り) 空->お〜♪ レイン->ほっ! 月光->お、避けた レイン->……痛い… レイン->………(左腕に響いたらしい) 月光->……アホ グレイ->・・・ねぇ 月光->…… 空->? グレイ->いい加減、元に戻してほしいんだけど 月光->ああ、そうだったな 月光->@――パチン! グレイ->・・・・・ 月光->@二人の画面だけ、一瞬光に包まれる 月光->@そして現われた視界は、いつものFMDからの送信画像 月光->直ったな グレイ->・・・ふぅ レイン->―――…バタッ!!(リアルのソファから落ちた) 月光->……暖かいし、柔らかいし……(空の事) 空->何ぼそぼそ言ってんのさ・・・ レイン->(………微妙な体勢で寝ていたみたいだな) 月光->いや、なんでもない……そろそろ降りろ、身体が冷えるから 月光->お前のな 空->大丈夫だよ、ぼく狼だから。いざとなったら毛皮あるし。 月光->……あまり、死人に触れるものではない、と言っているんだが? 空->死人でも、月光だからいいの〜 月光->……………(複雑な心境だな……) 月光->……ちなみに言っとくが…… 月光->俺がいつもお前たちの身体は柔らかい、と言っているが、決して変な意味では無いか ら、覚えておけ 月光->…… 空->じゃあどういう意味なん? 月光->……そのままのいみだ 月光->柔らかい、という、正直な感想 空->うん、よくわからない レイン->………(まったくだ) 月光->おしおきかな……(にやり) 空->な、・・・んだよ、おしおきって・・・(汗) 月光->(器用に手を使い、空を背中からおろし、ソファへと放る) 空->ぎぇっ 月光->(そしてそこへと押し倒すように空の手を封じ、上からのしかかるように退路を塞ぐ) 月光->こういうことだ 空->や、やだっ 月光->気にするな 空->嫌だ嫌だっ 月光->少し、期待してたり? 月光->ははは グレイ->やめい(ごすっ!と後頭部を殴る) 月光->あぅ 空->グレイっ グレイ->・・・何調子にのってんの(不機嫌) 月光->ほんとにやるつもりないっつうに……(でも体制は解かない) レイン->………(約二名困ってるだろ…) グレイ->やるつもりがないなら・・どけ(睨む) 空->な、ないんだ(安心) 月光->……なんだよ……まった……く……? 月光->……………!? 空->? レイン->どうした? グレイ->? 月光->(不本意ながらも、空の腕を握る力がかなり強くなる) 空->痛い・・・痛いよ、月光っ! 月光->……今……解く…… 月光->(右腕を動かし、震える左腕を思い切りどかす) 月光->(だがその左腕は動かず、さらに力は強まるばかり) 空->な、なにが・・・・・・? 月光->……しま……た…… 空->月光??? グレイ->? 月光->状況を……考え……る……べき……だっ、た、たか レイン->………何が? 空->データ足りないの? 月光->システム……が……暴走…… レイン->……暴走はヤバイな… 空->こ、こんなことってあるんだ(汗) 月光->久しぶりに……動いた……から……リミッターが……! 月光->@ついには空の腕が軋み始める 空->うあ!? 痛い、痛い!!! グレイ->空っ! レイン->……ち、(月光の腕に掴みかかる) 月光->押さえ……込んでも……まだ…… レイン->……このっ!(何とか離そうとする) 月光->@ぎしぎしぎし――空の腕が撓る音 月光->やめ……ろ……この……ポンコツ……データが……! 空->くっ、う、あ、あぁぁぁっ!! グレイ->何とか・・何とかならないの?! 月光->アアアアアアァァァァ!(右腕が、持ち上がる) レイン->………これでどうだ!!(右手で鞘を持って思いっきり月光の腕を叩く) 月光->@微動だにしない 月光->@――ズン! 空->こ、怖いよ、痛いよ・・・(泣いている 月光->@月光が、自分の左肩を、手刀で貫いた グレイ->!? 空->え!? 月光->アアアアアアアアアァァァァアァァ!(そしてそのまま、自分の肩をもぎ取る!) 月光->@左腕は外れ、転がる 月光->@肩から流れた血が大量に空にかかり、すぐさま月光は退く グレイ->・・・・っ!! 月光->ア……グゥ……(止血している) 空->う、うぅ・・・(付着した血を見つめながら 月光->ハァァ……ハァ……! 空->げ、月光・・・。 月光->すまなかった……な…… レイン->……この、…何でまたいきなり 空->り、リプスっ 月光->(音を上げて弾かれるリプス) 月光->その左腕……さっさと、処理してくれ…… グレイ->回復呪紋を受け付けない・・・? レイン->……分かった。(真剣で突き刺す) 空->・・・・・・だ、だめっ 月光->お化けに……リプスが利くか? 空->そんな・・・ 月光->@剣に刺され、少しだが脈動していた左腕は、動かなくなる 月光->@――ジュゥ 月光->@肉が焦げるような匂い レイン->……… 空->・・・・・・・・・。 月光->うぅ……うゥゥゥ!(傷口を、青い炎で焼いていた) 月光->ハァ……ァ……! 月光->腕……大丈夫か?(空に) 空->な、何してんだよ、月光っ 月光->止血だ、見れば分かるだろう 空->ぼくなんかかまってる場合じゃないだろ グレイ->人のこと心配してる場合じゃないよ レイン->…まったくだ 月光->……もう、暴走する事はない……破壊データの活動は、終了した 月光->少し……戦闘訓練で、はしゃぎすぎたようだな…… 空->それはともかく、月光は・・・大丈夫なの? 全然大丈夫そうには見えないよ? 月光->もともと……片腕だったんだ……戻っただけの話 空->でも、片腕だと不便だよ・・・。 月光->気にするな……害を与える腕など、ないほうがいい 空->だめだよ、そんなん・・・ 月光->(傷口から手を放し、自分が先程までつかんでいた空の腕に、そっと触れる) 月光->痛かっただろうに……すまなかったな…… 空->こんなの、月光の痛みに比べたらどうってことない 空->ぼくは月光のほうが心配だよ レイン->………(よほど月光の方がな) 月光->……言うねぇ、ははは 月光->グレイは感想無しかな? グレイ->何もいう気なし レイン->……笑い事じゃないぞ、…まったく 月光->まあ、いいけどさ…… 空->大丈夫? 痛くない? 月光->……痛くないと言えば嘘になるな 月光->だが、嘘つきは、嘘をつきとおすさ……痛くない 空->・・・ぺろぺろ(傷口をなめる) 月光->!!!!!! 月光->(傷口を空から離す) 空->ぎゃっ 空->何すんだよっ 月光->……!(←痛みに耐えている) 空->痛かった? 月光->あ……う……ううん? 空->また嘘つきとおすの? 月光->(かなり痛てぇよ……) 月光->…… 月光->嘘つきは、最後まで……嘘を、つきとおすさ 月光->痛くないよ…… グレイ->痛いって言ってるようなもんじゃん レイン->……その前置きがな 月光->痛くない! 空->どうすれば痛くなくなるの? 月光->前置きは、カッコつけだ……ってあ? 月光->どうすれば……って…… グレイ->麻痺系の札でも貼っておく? 空->それもいいかも。 月光->(札なんか貼られた日には、死ぬぞマジで) レイン->……ついでに塩水でもぶっ掛けるか レイン->……痛いというまで 月光->どうすれば、直ると思う……? 空->データあげるとか? 月光->…… グレイ->リースに頼むとか 月光->……他には? グレイ->でも寝てるし・・ 月光->空が、最善だと思う事を、言ってみろ 空->データあげる。 月光->…… 空->間違ってる? 月光->…… 空->黙ってるってことは、あってるんだね 月光->(間違ってはいない……そう、正解だな……) 月光->…… 月光->(あとずさる) レイン->……正解みたいだな グレイ->往生際が悪いね 空->んじゃいくよ 月光->……やめい! グレイ->(後ろから押さえ込む) グレイ->いけ レイン->(手伝う) 月光->痛い!! 空->サンキューw 空->ちゅ 月光->!!!!! 月光->@グレイが丁度、傷口に当たっている 月光->(痛い〜!) グレイ->あ、ごめん(でも離さない) 空->どう? 月光。 月光->……(がっくりと項垂れる) 月光->正解だよ……はぁ 月光->だが、グレイいい加減どけ! グレイ->はいはい 月光->だが……お前のほうこそ、腕、大丈夫か? 月光->(涙の痕があるな……俺はこいつを、泣かせてばっかりか?) 月光->(片手で、空を引き寄せる) 空->ぼくは全然大丈夫だから、それよりも月光のほうが心配だよ 月光->……(引き寄せた後、涙の痕を舐め取る) 空->わ!? 月光->(ちょうど、頬から上の辺り) 空->(・・・・・・びっくり・・・) 月光->(一通り拭ったあと)……(沈黙) 月光->……また、お前に貸しができたな? 空->貸し・・・・・て言うのかな・・・。 月光->いつか、必ず返す…… 空->・・・・・・・・・・・・ レイン->……5倍にしてふんだくってやれ グレイ->利子つけてね 空->うん、わかった(にやり 月光->……(ぶし!←傷から血が吹き出た) 空->ぎゃーっ(汗) 月光->あぅち…… 月光->貧血……(どさり) レイン->………寝てろ グレイ->とりあえず傷口縛っとこう 空->血液型同じだったら分けてあげようか? 月光->俺は……寝る……(その後直ぐ、瞼は閉じられ、寝息が聞こえてくる) 空->あ。寝ちゃった。 グレイ->寝かしておこう レイン->………今のうちにカーボン冷凍処理でもしておくか? 月光->……レイン……殺す……(寝言) レイン->……傷口を『完全冷却』…… 空->相変わらず寝言多いなぁ・・・。 グレイ->・・・相変わらずだね 月光->……完全冷却されるは、お前のほうだ……レイン レイン->……微妙に寝言じゃないな… グレイ->・・・起きてないか? 空->狸寝入りしてるだろ