ダハーカ->………………………(ガイコツのようになって、ソファにべろーんと座り、天を仰いでいる) みちゆき->・・・あの、何してるんですか?(ダハーカの顔の前でひらひらと手を振ってみる ケシス->(適当にフィールドを回ってきた後帰ってきて)ただい……きゃあああ!!?(ダハーカ見て ダハーカ->(←ガイコツのフェイスペイントがしてあるのに加えて、雰囲気がマジでガイコツ) ダハーカ->……あ゛ー……?(ぐりん、と顔を皆のほうへ向け) ケシス->ひゃっ!怖いから顔洗ってください! 覚羅->こんにちは。(入室)…どうかしたんです──ボブッ!?(びくっ) みちゆき->うわ、ちょ、アンデット系!?け、ケアル!(意味なし ダハーカ->…………………………。(ボー… 覚羅->あ、でもボブがここにいる筈は…でもリースさんなら…(ブツブツ ダハーカ->…………や、大学のレポートが、な。終わらなくて…三日も寝てないんだ…(←ゲームのときは一週間でも平気) ケシス->大学のレポートを3日やってそれですか…… 覚羅->だったらリアルで普通に寝たほうがよいのでは? みちゆき->・・っていうか、そんなにてこずってるならインしなければいいのでは・・ ダハーカ->もし仮に、この一日をインしなかったとする。その時に、重要な情報が流れてきたら如何する ケシス->他から聞けばいいじゃないですか ダハーカ->ウィルスバグとかのコト、他のPCがそうホイホイしってると思うか? ケシス->それは……でもそれだけのためにそこまで無理しなくても みちゆき->そうですよ、やっぱり体が一番ですよ ダハーカ->アレだ、オレの矜持が故に。こんなことで逃すわけにャ、いかん 覚羅->この世界でもウィルスバグって居るんですか? ダハーカ->さあ? ダハーカ->今のところ、そンな話は聞かないな ケシス->ちょっとしたバグくらいなら見たことありますけど。そこまで危険なのは見たことないですね… ダハーカ->でも、オレがインしてねェ間にあるかもしれねェ。イン出来るときは、なるべく居たい。そして、見たい 覚羅->聞かないのに情報待ちしているんですか? ダハーカ->何も、求めるのはウィルスバグだけじゃねぇんだ。(肩竦め みちゆき->ていうか、そんなのいたらBBSで話題の種でしょうに ケシス->他にも、ですか……噂はガセが多いですしね ダハーカ->うわさは、噂だ ダハーカ->此処一番のとき、CC社は隠匿しやがるからな… ケシス->でも、野次馬はいけませんよ。ダハーカさん? 覚羅->私にはそこまでして求める理由が分かりません。 ダハーカ->ソレが、オレの、プレイスタイル。 みちゆき->まぁ個人の問題だから止められませんけどねー・・リアルも大事にしましょうね ケシス->(苦笑して)うん、リアルは大事ですからね ダハーカ->大事にしてるっての。今だってレポートに苦しんでるだろうが。 ダハーカ->レポート……(単語を出した瞬間、雰囲気がまたガイコツに逆戻り) 覚羅->二兎追う物は一兎を得ず、ですよ。 ダハーカ->オレは、二兎とも得てやる ケシス->無理して……男の人ってわかんない 覚羅->こんな状態で、ですか(^^; ダハーカ->男っつーのは、そういうもんだ ダハーカ->無理して、無理して、無理してでも欲しいものは何が何でも手に入れる。 みちゆき->ナイスポリシー。見直しましたよ(ぁ ケシス->ポリシーですか………ま、あまり言えませんしねぇ ダハーカ->今まで見損なってたのか ダハーカ->ポリシーっつうか、道っつうか… ダハーカ->兎も角、手に入れたいもんもあるしなァ… ケシス->手に入れたいもの?何ですか? 覚羅->では私はギルドショップを見てきます。ガイコツ系は遠慮したいですし…(退室) ダハーカ->んー、いってらっしゃい。(手ひらひら) ケシス->あ、いってらっしゃい 覚羅->←ボブを思い出してしまうらしい みちゆき->いってらっしゃいませー ダハーカ->…んー、そうだなあ。その、手に入れたいものは、あやふやなんだ ダハーカ->容があるようで、無くて。形が定まってないくせに、根付いてる。 ケシス->……?(首をかしげて) みちゆき->それって・・ ダハーカ->強いていうなれば……伝説。 ダハーカ->オレが手にいれたいものは、伝説なんだよ。 ケシス->伝説……ですか。自分がなりたいのではなく? ダハーカ->(拳を握り締め)誰に見得はるためでもねぇんだ。手に入れたいから、手に入れる。 ダハーカ->自分がなっちゃ、手には入らないからな。 ケシス->あやふやですね。確かに みちゆき->・・んー、でも、自分が伝説になるってことは、一種の手に入れたって状況では? ダハーカ->『成る』と、『手に入れる』のは違う。 ダハーカ->この手に…(拳を掲げ、さらに力を居れ)…手に、収めてこその、伝説だ ケシス->(クス、と笑って)頑張ってくださいね ダハーカ->おゥよ。七年もプレイしてんだ、絶対手に入れてやるさ みちゆき->応援してますぜ、黒兄さんw(ぐっと親指を立てて ダハーカ->ま、とは言え。その伝説ってのに、未だ足元にも届いてねぇのが現状だがな ケシス->すぐに近くなるわけでもないですし。そういうのは気長に待たないと みちゆき->果報はコタツで寝て待てですよ?(何か違う ダハーカ->そうだナァ…… ダハーカ->……なかなか遠いよなあ ダハーカ->ライバルも居るしさ(はぁ、と溜息ついて) ケシス->ライバル? みちゆき->強敵とかいてライバルのライバルですかー? ダハーカ->アレ、知らねぇ? オーヴァン、っつうPCがさ。キー・オブ・ザ・トワイライトってのを捜してるんだが。 ダハーカ->同業とかいて、ライバルだ ケシス->オーヴァン?んー…すいません。他のPCとは交流が薄いので ダハーカ->そっか。そこそこ有名なんだがなあ… みちゆき->・・あぁ!あの眼鏡マフラーの夏場に絶対見たくない人!! ダハーカ->っと、こっちは知ってたか ケシス->オーヴァンって暑苦しい人なのかなぁ……(勘違い みちゆき->今の趣味はギルドのゲストキー集め・・!そのためなら手段は選べない!! ダハーカ->……違うと思うぞ ケシス->うーん、やっぱり他の人とも交流持たないとなぁ…知らない人が出てるとわからなくなっちゃう みちゆき->ギルドマスターらしいので探してたりするんですけど。これがなかなか見つからなくて・・ ダハーカ->オーヴァンは、神出鬼没だからなあ… ケシス->不思議な人なんですね ダハーカ->…だな。そういや、この前。オーヴァンとはまた違うタイプの、珍しいPC見かけたなあ。 ケシス->珍しい、ですか。どんな人ですか? ダハーカ->何か、こう。ロングコートに振袖くっつけたみたいなコートを羽織ってて、あちこちベルトで雁字搦めになってる、灰色の髪のPC ダハーカ->確か、名前が……蝉時雨、って出てたっけ? PKを滅茶苦茶に吹っ飛ばして笑ってたゾ みちゆき->ロングコート・・振袖・・これまた暑そうな(ぉぃ ケシス->……………………そ、そうですかぁ〜。そんな人もいるんですねぇ〜(滝汗 ケシス->(蝉時雨……あとで問いただそう) ダハーカ->つーか、あんなタイプあったつけなあ……(うーん) ダハーカ->オレがよく行くエリアレベル考えても、PKはかなりの腕だと思うんだがなあ…… ケシス->きっと特別なアイテムでも持ってたんですよ。だからそんなに見ないデザインなのかも… ダハーカ->そうなのかなあ…や、デザインに関しては、オレもそう人のこと言えねぇが。 ケシス->ね、だから。多分一般人ですよ。うん(必死に話をそらそうとしてる) ダハーカ->…………。 ダハーカ->ケシス嬢、何か知ってるだろォ?(ずずい。迫る、スカル・フェイス) ケシス->…………しりませんというか怖いので顔直してくださいぃぃ!!(びくぅ! ダハーカ->顔ー? あぁ直してやるともさ、ケシス嬢が喋ったらなァァァァァ?(パッ スタンドライトで、下から照らして恐さアップ) ケシス->やー!いやー!やめて怖い助けてー!(走って逃げる) ダハーカ->さあさあさあさあさあ、吐くんだケシス嬢ォォォォ!!(追いかけるため走り出す。それも速い。) ケシス->きゃあああ!!ごめんなさい助けて蝉時雨ーー!!(思いっきり叫んだ!) ダハーカ->ハハハハハハハハハハハ、あのPKには殺られちまったがレベル96舐め――(@カッ! ドォン!! 何かが、光り。その瞬間スカル・フェイス大・爆・発!!) ケシス->(爆発に物凄く驚き、ソファの影でびくびくしてる) ダハーカ->(どっさあ、と喋りきることなく、身体に紫電の残りを迸らせながら……倒れた……) ケシス->うっく……ひぐ…(涙ぐみながら影から覗き込み) ダハーカ->……。(どうやら、リアルまでぶっ倒れちゃってるらしい。ぴくりとも動かない) ケシス->………ダハーカ…さーん?(近づき、杖で突いてる) ダハーカ->???->(そして、唐突に。ふい、と後ろから。深い袖が、ケシスの後ろから伸びてきて…ぐいっ、と抱き締めた) ダハーカ->蝉時雨->呼びました?(にっこり。当然、蝉時雨本人) ケシス->………っ……うーっ(涙で瞳を潤ませ、こちらも蝉に抱きついた) ダハーカ->蝉時雨->っと…(一度、腕を放してから。ケシスをしっかり収めたのを確認して…ぎゅうっ、と再び、しっかり抱き締め) ダハーカ->蝉時雨->全く、恐いおにーさんだねぇ…… ケシス->怖かったー………(少ししゃくり上げつつ) ダハーカ->蝉時雨->よし、よし。もう大丈夫だから……(袖を挙げ、指で梳くように頭を撫で…) ケシス->でも蝉時雨が来るとは思わなかった…(撫でられて、心地よさそうに) ダハーカ->蝉時雨->そりゃあ勿論。ケシスが、私の名前、呼んだからね。文字通り、飛んできましたとも…? ケシス->うん……ありがと…(顔を上げ、柔らかく微笑んで) ダハーカ->蝉時雨->…ン…(同じように、やわらかい笑みを見せ…) ダハーカ->蝉時雨->(でも火種は、私だし…悪いことしちゃったなあ…) ケシス->そういえば、蝉時雨フィールドでPK殴ってたって聞いたけど ダハーカ->蝉時雨->……アー…うん。殴ってたっていうか…もうホームランしてたっていうか… ケシス->………見られてたんだよ、それ(ジト目で蝉を見て) ダハーカ->蝉時雨->リ、リハビリがてらに……ぅー…(…あァ、あの視線は、この男か。始末しとけばよかった…) ケシス->リハビリ……ね…まったくぅ…(溜息 ダハーカ->蝉時雨->す、すみません……(がくぅ…) ケシス->あまり文句は言えない立場だけど。蝉時雨のデザインホントは無い物なんだから。あまり大きく行動したらばれちゃうよ ダハーカ->蝉時雨->うー…いやはや、面目無い…おニューの服着て、遊びたかったんですー… ダハーカ->蝉時雨->いやほら、折角、ケシスが選んでくれたし…… ケシス->それは解るけど……って、ソリッドと同じ事言う…(ボソ ダハーカ->蝉時雨->……えーえー、どーせ私はアイツと同じくらい気の利いた言葉が言えませんとも。 ケシス->な、なんでそこで拗ねるの! ダハーカ->蝉時雨->…えーどーせケシスには解りませんよいいですよわから無くてもどーせ私はソリッドれーべーるー… ケシス->(少し頬を膨らませ)………蝉時雨! ダハーカ->蝉時雨->はい!?(びくっ) ケシス->蝉時雨は心配しすぎ!そこで嫉妬するのは勝手だけど、それで私の恋人っていう自信なくすようなら… ケシス->私、他に行っちゃうからね ダハーカ->蝉時雨->……!(落雷直撃レベルの衝撃を受け…かけて。ぎゅうっ! と強く抱き締めた)駄目、駄目、ぜぇぇぇぇぇたい駄目!! ケシス->はぅっ!(抱き締められて驚き) ダハーカ->蝉時雨->誰にもあげないし行っちゃ駄目です、ケシスは私のーっ!(ぎゅぅぅぅぅ…) ケシス->………それなら、ちゃんと自信持って?私も頑張るから ダハーカ->蝉時雨->……はい。 ダハーカ->蝉時雨->……頑張りますとも、えぇそりゃもう。 ケシス->ん、偉い(にっこり) ダハーカ->蝉時雨->…何処にも行かせませんからねー… ケシス->大丈夫、どこにも行かないから ダハーカ->蝉時雨->…なら、いいのですけれど… ケシス->まだ心配? ダハーカ->蝉時雨->そりゃまあ、いつでも、多少の不安はありますよー… ケシス->蝉時雨ったら……(苦笑) ダハーカ->蝉時雨->男ってのはそーいうもんですー ケシス->また男ってのは…かー……じゃあ、どうしたら安心する? ダハーカ->蝉時雨->……む。む、むむ(悩) ケシス->んー……(じーっと見て) ダハーカ->蝉時雨->……(すっごい悩んでる。眉間に皺寄り過ぎ) ケシス->(クスクスと笑って)じゃ、屈んで? ダハーカ->蝉時雨->……?(腕を緩めてから。屈み…) ケシス->(こちらも少し背伸びをしつつ、蝉の頬に軽く口付け)おまじない(ニコッと笑った) ダハーカ->蝉時雨->はう……? おまじない、ですか? ケシス->そ、こうしたことを覚えてる限り、私は蝉時雨のことを思ってる…って感じの ダハーカ->蝉時雨->……なるほどッ。(納得した感じで。うむ、と頷いた後…同じように、ケシスの頬にも口付けた) ダハーカ->蝉時雨->なら、私のも、そんな感じで。ばっちり。(うむっ) ケシス->うん、これで大丈夫でしょ? ダハーカ->蝉時雨->ン、大丈夫です。 ケシス->えへへ……(照れたように俯いた) ―――――――――――――――――――――― <感想> 角砂糖を30個ほど水に溶かしてどろどろぐつぐつと煮込み、その後で生クリームどばっ、バニラエッセンスどばっ、キャラメルどばっ、ドリアンずどどん。 そんな感じでした。 ……幸せっていいなぁ。