夜の部は、いよいよ佳境へと入ってきたストーリー展開が見せ場です。 果たして……雅はどこに行こうとしているのか。 参加者 ・花守桧原@繭羅さん ・グレイ@クビキさん ・鉄@黒斗さん ・明月@緋音さん 灯篭@再びシス管->じゃあセッション説明に入ります〜 灯篭@再びシス管->前回の出来事は、プレイヤー達に考えるべき事を多く残していきました 灯篭@再びシス管->雅……と、雅のそばにいた女性型のPC 灯篭@再びシス管->雅は敵なのか。それとも、ブラックとホワイトでは割り切れない事象が世界に起こ ってるのか 灯篭@再びシス管->Λサーバー。カルミナ・ガデリカ 灯篭@再びシス管->満月を空に張り付かせて、その常夜の町は静かにその姿を月光の下に晒してい ました 灯篭@再びシス管->そして、雪の降りしきる極寒のエリア。宝箱を乱暴に破壊して、その人物は腕輪状 のアイテムを拾い上げます 灯篭@再びシス管->?「軽いぜ……。軽すぎるんだよォ! この世界はァ!」(その人物は、腕輪を壊 れるほどに握り締めると、歯を剥いて笑い声をあげます) 灯篭@再びシス管->その人物の手に、複雑なデザインの物体が現れます。 灯篭@再びシス管->漆黒の縁取りがされた、赤黒く、細長い物体です。よくみると、上部から下部に向 かって青い線が五本走っています 灯篭@再びシス管->その人物は、それを両手で持つと、その線の部分を乱暴にかき鳴らしました 灯篭@再びシス管->その瞬間、その物体から轟音が解き放たれ、周りの氷でできた彫像が一瞬にして 砕け散ります。 灯篭@再びシス管->?「ぶっ壊してやる……なにもかもだ!!」(砕け散った氷がダイアモンドダストの ように輝く中、その人物はひたすらに笑いをあげていました……) 【ファントムサイン】〜消えた仲間とゲートオープナー〜 灯篭@再びシス管->場面は戻り、カルミナ・ガデリカ。金輪を介し、グレイと桧原の二人はΛサーバー に降り立ちます 灯篭@再びシス管->二人の姿を見止めると、先にいたヘルガが駆け寄ってきました。では、ロールを 開始して下さい↓ 花守桧原->お、なんだヘルガ、そんなに急いで。何かあったのか!!? グレイ->どうしたの!? 灯篭@再びシス管->ヘルガ「私、さっきレイン達と一緒に先に来ていたんだけど……」(そう言って、ヘ ルガは振り向き、人っ子一人いないカルミナ・ガデリカを見渡します) 花守桧原->ん?? 灯篭@再びシス管->ヘルガ「急に、消えちゃったのよ。レイン達……」 花守桧原->な・・・・・!!! グレイ->レイン達が!? グレイ->一体、どこへ・・・? 灯篭@再びシス管->ヘルガ「検索しても引っかからない……。本当に何が起こってるかわからない… …」 グレイ->そんな・・・・ 灯篭@再びシス管->ヘルガ「でも、ここで止まるわけにはいかないわ。彼らを信じて、あなた達はアイテ ムを探してほしい」 灯篭@再びシス管->ヘルガ「私は残って検索を続けてみる……」 花守桧原->データが、こちらの管理の及ばないどこかにとばされたのかもな・・・・・なんのアイテムだ? グレイ->うん、そうだね。レイン達ならきっと大丈夫 灯篭@再びシス管->ヘルガ「レイン達と同時に、ウイルスコアの反応も消えたわ。だから、レイン達は ウイルスコアに関連する何かに捕まったんだと思う」 灯篭@再びシス管->ヘルガ「あなた達は、残ったゲートオープナーの方をお願い」 花守桧原->了解した グレイ->分かった 灯篭@再びシス管->ヘルガ「エリアは、『Λ 騒々たる 轟音の 音楽家』。そこにゲートオープナーの 反応があるわ」 花守桧原->では、早速むかうか! グレイ->行こう! 灯篭@再びシス管->ヘルガ「気をつけて。ここまで来ると、ブラックもかなりの強敵になってると思う… …」 花守桧原->任せろ!!どんな強敵でも問題ないさ!! グレイ->うーん、また変な人じゃないといいけど・・・ 【アイスフィールド】〜氷像と追われる女〜 灯篭@再びシス管->であであ、グレイと桧原の二人は指定されたエリアへと向かいました 灯篭@再びシス管->そこは、満月が浮かんだ一面の雪原に、所々に氷の彫像が立ち並ぶ、水属性の エリアでした 灯篭@再びシス管->吐く息が、白く霞んで消えていきます。 花守桧原->うーん、なかなか景色が綺麗なエリアだよな グレイ->凄く幻想的なエリアだね 灯篭@再びシス管->二人が辺りを見渡していると、遠くから地響きが聞こえてきました。 グレイ->何!? 灯篭@再びシス管->ずぅん……ずぅぅん……と足音はだんだん近づいてきます 花守桧原->モンスターかな? 灯篭@再びシス管->それと同時、「きゃあああ!!助けてぇ!」という悲鳴が聞こえてきます グレイ->悲鳴?誰かいるの!? 灯篭@再びシス管->見ると、『ガーディアン』に追いかけられている女のPCが氷の彫像を縫いながら、 現れました。 花守桧原->うーん、NPCか?PCなら自分で戦えてるはずだしな 灯篭@再びシス管->?「た、助けて! このモンスター、いくら斬っても死なない!」 花守桧原->ということは私達が斬っても死なないということでは(汗) グレイ->だったら僕たちも逃げないと・・・ 灯篭@再びシス管->女は二人の元まで来ると、膝をついてしまいます。 グレイ->ちょっと、君。だいじょう・・・・ぶ? 灯篭@再びシス管->ソバージュした、緑色の髪の毛を持ち、無駄に露出度の高い剣士然とした格好を しています。 灯篭@再びシス管->ガーディアンは、氷の彫像をもろともせず、破壊しながらこちらに迫ってきます 灯篭@再びシス管->?「ダンジョンまで……連れて行って……」 花守桧原->とりあえず、このまま放置するわけにもいかないしな・・・・・・やれるだけやってみるか・・・・・ 花守桧原->・・・・ダンジョンまでいけばいいのか・・・・・? グレイ->(うあー、目のやり場が・・・)ダンジョン?そうだね、とりあえずそこに行けば逃げられるかも 灯篭@再びシス管->ガーディアンは二人のすぐそばまで迫っていました。もうすでに戦闘は避けられな いようです 花守桧原->とにかく、やれるだけやるぞ!! グレイ->はいっ! 灯篭@再びシス管->ガーディアンの野太い腕が、空を切って襲ってきました!戦闘に入ります! 灯篭@再びシス管->敵キャラデータは、普通のガーディアンのものを使用します。 灯篭@再びシス管->HPは530です <1ターン目> 灯篭@再びシス管->では、1ターン目どうぞ! 花守桧原->@6.スキル不使用! グレイ->@ぐはっ!いきなり1(涙) 灯篭@再びシス管->攻撃失敗!攻撃はガーディアンに当たりますが、ダメージはまるで感じません! 灯篭@再びシス管->ガーディアンの攻撃!50ダメージ分配!全員に20で、端数10です。やはり二人 はつらいかも……^^; 花守桧原->@ええと、となると桧原が30ダメージになりますか グレイ->@すいません。すでに死にそうです(涙 灯篭@再びシス管->そうですね…… ------------------------ 灯篭@再びシス管->会議の結果。黒斗さんが一時的に援護してくれるそうですw グレイ->@ありがとうございますー 明月さんが入室しました 明月->@ただいま〜 花守桧原->@おかえりですー グレイ->@ちょうどいい所に。お待ちしてましたー 灯篭@再びシス管->おかえりです〜 明月->@って既に瀕死ですか!? 灯篭@再びシス管->二人のため、かなり苦戦中ですw 灯篭@再びシス管->じゃあ、そこに明月と鉄(臨時黒斗さんPC)が駆けつけるという感じで行きますか 〜 明月->@私も参加してきてもいいのでしょうか?戦闘中ですが 花守桧原->@了解ですー 灯篭@再びシス管->大丈夫ですw 明月->@了解です ------------------------ 【フィスト&ブレイド】〜戦友の到着〜 灯篭@再びシス管->ではでは、ガーディアンの腕が二人を打ち据え、二人は吹き飛びます グレイ->わああぁー! 灯篭@再びシス管->とどめを刺すためか、ガーディアンが隙をおかずに腕を振り上げた瞬間、二つの 影がガーディアンの前に躍り出ます! 花守桧原->ん!? 灯篭@再びシス管->一つは、燃えるような赤の拳闘士、明月! 灯篭@再びシス管->そして、もう一つは、雪原をも凍りつかせるような威圧感を持つ男、鉄! 灯篭@再びシス管->二人の一撃で、ガーディアンは一瞬ひるみます。 明月->たあああああああ!(ガーディアンに向けて突進) >鉄->はっ!(飛び上がり、身の丈を越すどの大剣をガーディアンへ振り下ろす) 灯篭@再びシス管->ガーディアンはたまらずに攻撃の手を止め、距離をとります 明月->ふう、危なかったようだね。 グレイ->ありがとう 鉄->(攻撃が届かず剣の重さで落ちるところを、腕力に物を言わせぐんと引き上げ着地)相変わらず、 雑魚だな 花守桧原->助かった・・・・・・ 明月->いやいや、どういたしまして 月光->鉄->(月光の姿をした、異形。両眼にともされしは二つの鮮血色)……(溜息) 明月->にしても、今日はすごい敵と戦っているんだね 鉄->……雑魚だろ。 グレイ->悪かったね、雑魚にやられかけて 灯篭@再びシス管->?「あなた達の仲間……なのね? 助かった……」(←エリアで出会った、緑の髪 の女PCです) 鉄->(ところで、此処は何処でコイツは誰でなんで俺はここに居るんだ?)あぁ、悪すぎて物もいえねぇ よ>グレイ グレイ->(どうせ弱いよ・・・いじいじ) 灯篭@再びシス管->明月、鉄の二人を加えて、戦闘は再開されます! <2ターン目> 灯篭@再びシス管->ガーディアンの残りHPは変わらずに530!2ターン目どうぞ! 花守桧原->@3、スキル不使用! グレイ->@3です。スキル使用 月光->@四 スキル使用 明月->@5です。スキル使用 灯篭@再びシス管->攻撃成功!猛烈な反撃がガーディアンを襲う! グレイ->さっきのお返しだ!ジュクルズ!! 灯篭@再びシス管->鉄はアプコーブで攻撃力+20! 鉄->(さらしを解いて、剣の持ち柄に巻きつけている) 灯篭@再びシス管->そして、桧原とグレイの攻撃の後に明月のスキルが炸裂! 明月->いけー!破壊律! 灯篭@再びシス管->ってなわけで強烈な一撃が炸裂!HP半減!! 灯篭@再びシス管->残りHPは230です <3ターン目> 灯篭@再びシス管->では、3ターン目! グレイ->@5です。スキル使用 花守桧原->@4、スキル不使用! 月光->@三 不使用で 明月->@6です。スキル使用! 灯篭@再びシス管->攻撃成功!グレイのスキルでHP回復です グレイ->ラリプス! 灯篭@再びシス管->そして、さらに連打がガーディアンに叩き込まれます 明月->拳舞! 鉄->(ぶんぶんぶんとさらしであの巨大剣を振り回し……投げ。ずどんと思い切り突き刺す) 灯篭@再びシス管->ガーディアンの巨体ががくりと揺らぎます!残りHPは70! <4ターン目> 灯篭@再びシス管->次のターンです! グレイ->@4です。スキルなし 明月->@すみません、1です・・・・。 鉄->@2 スキル使用で 鉄->@明月へ使用 花守桧原->@5、スキル使用! 灯篭@再びシス管->鉄のスキル、『覚醒』で明月の目は2になります。攻撃成功! 花守桧原->とどめだ!火燐っ!!! 明月->@ありがとうございます 鉄->@いえいえ(偶然もあるもんだなぁ) 明月->当たれ!(2連撃) グレイ->たあっ!(振りかぶって杖で殴打) 灯篭@再びシス管->ついにガーディアンはガクリと足を折り、倒れ付しました…… 灯篭@再びシス管->戦闘終了です 灯篭@再びシス管->?「私がいくら攻撃しても倒れなかったのに……。すごいよキミ達」 明月->ふう、終わったか・・・。 鉄->てめぇが雑魚過ぎるだけだ(容赦なし 鉄->ま、こっちはこっちで四人がかりだからこうも早く倒れたわけだが 灯篭@再びシス管->顔にかかったソバージュの緑髪を払って、女PCはため息をつきました 灯篭@再びシス管->?「私もハッカーの端くれだと思ったつもりだったけど、あんなのを倒せないようじ ゃまだまだね……」 明月->ところで、ここへ来た時から気になっていたんだけど、その人は? 鉄->(ずるずるとさらしをこっちへ引き、大剣をこっちへ戻しながら)…… グレイ->あのガーディアンに追いかけられてたんだよ 明月->なるほどね〜 【ウィップレディ】〜謀る女は笑う〜 灯篭@再びシス管->プレイヤー達はもう一回女の姿を見てみました 灯篭@再びシス管->肩ぐらいまでの緑色の髪は、見事なソバージュになっています。 灯篭@再びシス管->そして、抜群のスタイルを持ち、無駄に露出度の高い格好をしています 灯篭@再びシス管->一見、剣士のように見えますが、それらしい武器をその女は持っていません 明月->(この人、何処かで見たことあったかな?気のせいならいいけど) グレイ->(何でこんなに露出が多いんだ)←なるべく見ないようにしている 花守桧原->(武器を持っていないとは怪しいな・・・・・・ブラックハッカーか?) 鉄->ちなみに、そっちの紅いの(明月)は『俺』としては初めてだから言っておく。俺は、月光じゃない。 以上だ 明月->あれ?月光じゃなかったの?(今気づいた) 鉄->姿は似てるけどな。アイツとは、裏表みたいなもんだ(実際違うのは、左目が紅色だというところだ け) グレイ->鉄だよ。目の色違うでしょ? 明月->あ、本当だ>鉄をじろじろと見る 鉄->(さて、俺は俺で改めてなんでこんな所に居るのか整理しないと……) 鉄->ていうか、俺は消えてたはずなんだがな……なんでこんな所に居るのか…(溜息) グレイ->あ、そういえばまだ名前聞いてなかったね 灯篭@再びシス管->?「名前? 名乗るほどの者じゃないわ。こんな醜態見せちゃったしね。それより、 お願いがあるの。私、またモンスターに襲われるかもしれないから、キミ達についていってもいいか な?」 グレイ->うん、いいよ。どうせ僕たちもここに用があるからね 花守桧原->(名前を名乗れない・・・・・普通はないな。ブラックハッカーの一人と考えて間違いないだろ う) グレイ->人数多いほうが心強いし 明月->確かに、一人でも多い方がいいしね 灯篭@再びシス管->実は明月はこの女のPCに見覚えがありましたが、うまく思い出せません 灯篭@再びシス管->(正体わかっても、思い出せなかったことにしておいてくださいw) 明月->@了解です 灯篭@再びシス管->?「ダンジョンへ行くんでしょ? さぁ、早く行こう。ね?」 グレイ->じゃあ、行こうか 灯篭@再びシス管->プレイヤー達は、急かす女と共に、ダンジョンへと向かいました。 花守桧原->・・・・・・・そうだな・・・・・・・・・・・ 明月->そうだね、行こうか(せっかちなPCだな) 灯篭@再びシス管->人知れず、女は笑みを浮かべ、指を小さくぱちんと鳴らします。 灯篭@再びシス管->すると、倒れたガーディアンの姿がゆっくりと消えていきました…… 明月->(どこかで見覚えあったんだけどな〜〜〜、何だったかな?・・・・ぶつぶつ) 鉄->……(俺が居るのに謀とは、なめたマネしくさるなこのアマ…ま、わざわざ教える必要も無いか。今 は俺のことで手一杯だ) 灯篭@再びシス管->さて、プレイヤー一行はダンジョンへと入りました。 灯篭@再びシス管->何もかもが氷で出来たダンジョンです。 灯篭@再びシス管->自分の姿が映る氷の廊下をプレイヤー達は進んでいきます グレイ->滑り(ミスり)そう〜 鉄->(セキュリティホールのせいで、俺のデータが一時的に偶然とは言え集められて形を成したわけだ な←自分の姿見つつ考え) 鉄->(そこに、どうして俺のコピーが出来たんじゃなくて俺自身が出てきたのかが不思議なんだよな) 灯篭@再びシス管->このダンジョンはそんなに深くないようです。ゲートオープナーは、二部屋目という、 かなり近くにあります 灯篭@再びシス管->女のPCは、通路の向こうを見据えると、つまらなそうに息をつきました。 鉄->(ぴしっと、手に軽く傷が入る)…(なるほど。有限付きで、俺は偶然が重なって呼び戻されたわけ だ。モルガナも噛んでるな、こりゃ) グレイ->ん?(女の方を見る) 明月->どうしたの?ため息なんかついちゃって 灯篭@再びシス管->?「ううん。なんでもない……」 灯篭@再びシス管->?「ただ……」 明月->ただ? グレイ->ただ? 灯篭@再びシス管->?「こんな近いんじゃ、別に私がやってもよかったなって……」 鉄->(剣を担ぎなおしつつ)…… 灯篭@再びシス管->プレイヤー達が首をかしげると、ヘルガから緊急のメールが届きます 花守桧原->ん、なんだ・・・・ グレイ->(ヘルガから?) 明月->まあ、細かいこと言っても仕方ないし・・・・。あ、メールだ 灯篭@再びシス管->ヘルガ「カルミナ・ガデリカに変なPCが現れたの! 街を壊して回ってる! それ にこの音……頭が……」 灯篭@再びシス管->そこで内容は切れています 明月->(な!?) 灯篭@再びシス管->女の方も、異変に気づいたようでした。眉をひそめて、タウンの検索を行っている ようです 花守桧原->(今回の敵は音か・・・・・?) 鉄->(思考を読み取りつつ)…(またも溜息) 灯篭@再びシス管->同時、ゲートオープナーの反応が二つ現れます 明月->(吟遊詩人でもいるのかな?(マテ) グレイ->大変だ!?戻らないと・・・え? 灯篭@再びシス管->一つは、このダンジョンの奥。もう一つは、カルミナ・ガデリカ。その街を壊している PCが持っているようです 花守桧原->近い方からいくべきだな・・・・・・ガデリカにいってからまたこっち、では二度手間になる 灯篭@再びシス管->?「なんか大変そうじゃない? 街に戻れば? それともこのまま進む?」 灯篭@再びシス管->女は微笑を浮かべて、問いかけてきます 【セレクトウェイズ】〜選択と行方〜 明月->う〜む、どうした方がいいのだろうか? 灯篭@再びシス管->街に戻るか、それともダンジョンを進むか。選択です グレイ->二手に分かれる? 花守桧原->人数少ないからな・・・・・二手にわかれると戦力が激減する 鉄->二手に分かれたら、さっきみたいになるぞ 明月->でも、二手に分かれると戦力が減るし グレイ->うーん、じゃあダンジョンにしよう。ここまで来てるし 花守桧原->そうだな 明月->そうだね グレイ->早く取って街に戻ろう 【ネクロマンセル】〜死霊使いの美女〜 灯篭@再びシス管->?「そう。なら、進みましょう……」(女は微笑を浮かべて通路の向こうを指差しま す) 明月->(間に合ってよ、ホワイトハッカーの方々、そしてヘルガも) 鉄->……間に合えばいいけどな。間に合わなかったらソレまでか 明月->縁起でもない事言わないの!>鉄 グレイ->それを言うのが鉄だからね 鉄->俺に縁起ある言葉なんぞ期待せんほうがいいぞ 鉄->俺自身は、あの甘い月光とは違うんだからな…… 明月->むぅ・・・・ 明月->(あれで甘いのだろうか)>月光 灯篭@再びシス管->プレイヤー達はダンジョンを進みました。1部屋目は、なんと、なにもない部屋でし た。もう次の部屋はゲートオープナーの反応がある部屋です 灯篭@再びシス管->?「しかもなにもない部屋だったなんて……。面倒くさがって損したわ……」(女は わざとらしくため息をつくと、やれやれと首を振ります) グレイ->(何か最初と態度が・・・) 灯篭@再びシス管->?「もういいわ。こんなに短いダンジョンだったなんて聞いてないもの。まぁ、仕事 がはやく済むのはいいけど……」 灯篭@再びシス管->?「さて、あなた達の目的はゲートオープナーでしょ?」(女は目を細め、悠然と笑 います) グレイ->君は一体・・・? 花守桧原->(もはや戦闘態勢をととのえる) 明月->(う〜ん、誰だったかな?誰だったかな?)>まだ考えている 灯篭@再びシス管->?「実は私もなの〜。私の愛する彼と一緒に、セキュリティホールで一儲けするた めにね」(女はいたずらっぽく笑って腰に下げられた円状の金属を触ります) 鉄->(剣の柄を握りつつ)つまりは、俺に斬られる範囲に入ったということだな 明月->む!?(戦闘体勢に入った) 灯篭@再びシス管->?「だから、ここのゲートオープナーは私に譲ってねぇん? もう彼も待ってること だし。それにもう一個あるんだからいいじゃない?」(女は笑って指を鳴らします) グレイ->よくないよ! 明月->悪いけどねぇ〜、こっちもそれが必要になるんだよね 灯篭@再びシス管->?「出血大サービス。こんなのであなた達を倒せるとも思ってないけどね。一応私 の能力」 灯篭@再びシス管->どこからともなくモンスターが集まります 花守桧原->さて、倒すかな 灯篭@再びシス管->現れたモンスターはパラパラナイフが6体 鉄->………… 明月->さて、ひと働きしましょうか グレイ->僕でも勝てそう 明月->(ウォーミングアップになるかな?) 灯篭@再びシス管->?「『ネクロマンセル』。名前だけで効果がわかるかな? まぁ、そういうことなの。 じゃぁねぇ」(投げキスを残すと、女は奥に駆けて行きます) グレイ->ああ、待て! 鉄->倒しても倒しても復活、かな? 花守桧原->うあ・・・・・そういうことか・・・・・ 明月->あ、逃げたな。 鉄->構わん。さっさとこの雑魚を瞬殺して追うぞ(ぶん、と片手で剣を構えながら) 灯篭@再びシス管->パラパラナイフが無数にプレイヤー達の行く手を阻みます! 灯篭@再びシス管->戦闘に入ります。パラパラナイフが六体! <1ターン目> 灯篭@再びシス管->1ターン目! 明月->@3です。スキル不使用 グレイ->@6です。スキルなし 鉄->@3。スキル不使用で 花守桧原->@2、スキル不使用! 灯篭@再びシス管->攻撃成功!強力な攻撃で2体が倒れ、一体にダメージ! 鉄->(斬る、というよりは薙ぎ払った) 明月->よっ(6体の内1体をへし折る) グレイ->えいっ!(ドガッ!) 灯篭@再びシス管->しかし、まだ数が多すぎるため、前には進めません! グレイ->ああ、もう邪魔! 鉄->パラパラナイフだからな <2ターン目> 灯篭@再びシス管->残りは4体!2ターン目です 明月->@また3です、スキルなしで 花守桧原->@6、スキル不使用 グレイ->@また、やってしまいました。1です(泣 鉄->@六 スキル使用で 灯篭@再びシス管->攻撃失敗ですが、月光のスキルが炸裂! グレイ->この・・・あっ(つるっと滑った) 明月->おりゃ!ってミス?(明月の攻撃が空を切る) 灯篭@再びシス管->強力な一撃で一体を撃破! 灯篭@再びシス管->しかし、敵は反撃してきます 灯篭@再びシス管->30ダメージが分配です 灯篭@再びシス管->誰か3人に10ダメージです 花守桧原->@では私が 明月->@私も受けます グレイ->@ミスったので自分が受けます 灯篭@再びシス管->では、桧原、明月、グレイの三人が暴れるパラパラナイフに攻撃されます! グレイ->いたっ! 明月->ちっ! 花守桧原->うわ! 鉄->(グレイを盾にして自分の身を守った) 鉄->ふん……盾にはなったな グレイ->酷っ! 鉄->酷くない グレイ->(鉄〜!) 明月->呪紋使いを盾にするとは、いい度胸だな。 グレイ->そうだよ!ただでさえレベル低いんだから←自慢にならん 鉄->丁度前にいたんでな 鉄->死んだら死んだで構わん <3ターン目> 灯篭@再びシス管->パラパラナイフはあと3体!うち1体は瀕死です。では、つぎのターン! グレイ->@2です。スキルなし 鉄->@四 スキル不使用 花守桧原->@3、スキルなしで 明月->@6で不使用です 灯篭@再びシス管->攻撃成功!全員の攻撃を受けて、ナイフは全滅です! 灯篭@再びシス管->文字通り、ぱらぱらとナイフは砕け散っていきました 明月->さて、あの○○○○(緑色の女PCのこと)を追いかけるか! グレイ->伏字・・・ 明月->(リースが移ったかな?) グレイ->名前分からないなら『緑女』でいいんじゃない? 灯篭@再びシス管->プレイヤー達が、最後の部屋に踏み込むと、まさに女がゲートオープナーを持っ て消えるところでした 花守桧原->遅かったか・・・・・・・・ グレイ->待て!そこの緑女ー!! 明月->待て!そこの○○○○! 灯篭@再びシス管->女はルートタウンへと戻ったようです。プレイヤー達はすぐに後を追いかけました 【ムーンランサー】〜そして、出会う〜 灯篭@再びシス管->ルートタウンに戻ると、カルミナ・ガデリカは異様な静けさに包まれていました。カ オスゲート周辺には、ヘルガが倒れています 花守桧原->ヘルガ! 鉄->……誰だあの女 グレイ->ヘルガ!? 明月->ヘルガ、しっかり! 灯篭@再びシス管->ヘルガ「(なんか私、全編通して倒れてばっかり……)」 鉄->(そうなのか……哀れな←思考読み取り) 灯篭@再びシス管->ヘルガはプレイヤー達が肩を揺すると、頭を押さえながら起き上がりました グレイ->大丈夫? 明月->大丈夫だった?皆 灯篭@再びシス管->ヘルガ「まだ頭がキンキンするわ……。ああよかった。あなたたちがあの男を倒し てくれたのね」 グレイ->男? 明月->え?何のこと? 鉄->……すくなくとも、俺はさっきのパラパラ雑魚しか斬ってない 花守桧原->倒したのは多分別のやつらでは・・・・? 灯篭@再びシス管->ヘルガ「え……あなた達戦ってないの? じゃあなんで音が止んでいるの……?」 明月->目的を終えたから去って行ったとか? グレイ->分からない・・・ 明月->どんな目的かは知らないけどね 灯篭@再びシス管->そう言って、目線を向けた先、カルミナ・ガデリカの建造物の屋上に二つの人影が 立っていました 灯篭@再びシス管->一人は、立って。一人は屋根の上に伏しています 明月->ん?(二つの影をじっと見る) 鉄->(そちらに、視線を向ける。ただし凄まじい眼光で) 灯篭@再びシス管->屋根の上に伏した影の体からは、なにか細長いものが生えています グレイ->何?あれは・・・? 灯篭@再びシス管->瞬間、雲に隠れていた満月が顔を出し、二人を照らしました 灯篭@再びシス管->屋上に伏していた影から生えていたのは、『槍』でした。生えているのではなく、刺 さっていたのです 灯篭@再びシス管->そして、その傍らにいる、立っている男は…… 鉄->槍……しかも、長槍だな 明月->あ! グレイ->・・・!? 灯篭@再びシス管->?「ゲートオープナー、取ってきたわ」(その隣に女が現れ、その影にしなだれか かります) 明月->@今、思い出してもいいですか? 灯篭@再びシス管->いいですw 花守桧原->なんっちゅーか・・・・・・ 明月->あ、あの人は! 鉄->ありえんっちゅーか・・・・・・ グレイ->緑女が言ってた彼って・・・・ 鉄->←雅とは一度だけだが面識があったりする 灯篭@再びシス管->雅「じゃあこっちは無駄足か……」(満月の下、女の髪を撫でて、笑うその髪は茶 髪!) 明月->今になってやっと思い出したよ 灯篭@再びシス管->雅「よう。遅ぇよ。エレキギターがキンキン五月蝿くてかなわなかったぜ」(雅は全 員を見下ろして笑います) 鉄->よりによって、てめぇが敵か女たらし……! グレイ->雅・・・何で!? 明月->雅をそそのかして、どうするつもりだよ! 花守桧原->・・・・・・まあ、その辺に関しては後でじっくり聞くとしようか・・・・・・ 灯篭@再びシス管->?「そそのかしたんじゃないわ。私達は普通に結ばれてるんだもの」(口を尖らせ て、女はすねたような口調で言います) 明月->え〜、さっき使った伏せ字を取ってもいいかな? グレイ->いいよ 明月->ほほう、どうやったら結ばれるんでしょうねぇ〜、オバサン(←さっきの○○○○) 花守桧原->おばさん・・・・・・(爆笑) 鉄->む、結ばれてる……(悪寒が走った 灯篭@再びシス管->雅「まぁ、そういうことだ。どうせお月さん達もそろそろくるんだろ?次で白黒つけよ うぜ。文字通りな」(面白そうに雅は笑います) 鉄->……きっしょくわりぃわぁぁぁ!!(さらしを剣の持ち柄に巻きつけ剣を振り回し、ぶんと雅のほうへ 撃つ) グレイ->雅・・・・・かぐやさんのことは、もう 灯篭@再びシス管->雅「っ!」倒れた男から槍を抜き取り、雅は剣を弾き飛ばします 鉄->ちっ!(ばしっと戻ってきた剣を取りつつ) 灯篭@再びシス管->雅「(ぶんぶんと槍を振り回して)一回、やってみたかったんだよな。お前らと全力 でさ」 グレイ->さいてー 灯篭@再びシス管->雅「こいよ。今回の俺は妙な悲鳴上げて吹っ飛ぶと思ったら大間違いだぜ?」 明月->今すぐにでも、その美しい顔に一発叩き込んでやるわ! 鉄->…………いつもは奇妙な声上げて吹っ飛んでるんだ? グレイ->悲鳴、上げさせてやろうじゃん 明月->いや、何発でも叩き込んでやる。(ふっふっふっふ) グレイ->いつも月光にやられてるよ>鉄 灯篭@再びシス管->雅「ただし、次のステージでな」(そう言って、雅は懐からウイルスコアを取り出し、 女のゲートオープナーと重ね合わせて姿を消します) 明月->あ、コラ待て! グレイ->逃げるな! 花守桧原->・・・・・・・いつか、カタをつけないといけないかもな・・・・・・・・ 明月->ち、逃げられたか 鉄->やられてるんだ? ほぅ…… 灯篭@再びシス管->倒れ伏した、ブラックハッカーと思われる男の腕からもう一個のゲートオープナー が転がり落ちます グレイ->あ、あれは・・・・(慌てて取りにいく) 明月->お、もう一個発見 グレイ->これで後を追える 灯篭@再びシス管->ヘルガ「もう。決定的ね……。私も覚悟を決めるわ」(雅が消えた後を見据えなが ら) 灯篭@再びシス管->ヘルガ「(でも、ならなんで雅君は、この人たちを私の助っ人に呼んだのかしら… …)」 鉄->(なんで、いつも殴り飛ばしている奴を助っ人に呼んだんだろうか……) 明月->あいつの急所と顔面を、この拳で叩き込んでやる! 鉄->(しかも敵側だろ、あいつにとっちゃ……) 灯篭@再びシス管->その時、もう一方のパーティが帰ってきました。ウイルスコアを持っているようです 明月->おかえり〜! 花守桧原->おお! グレイ->皆、無事だったんだね 鉄->月光->……ん?(向こう側が鉄に気付いた) 鉄->や、やば……お、俺はもういくから…(ぎくしゃくと向こうへ振り返り) 明月->げ、あのときの面子がいる! 明月->(狼のまま喋るのを見られたから) 灯篭@再びシス管->皆から事情を聞いて、ヘルガは頷きます。 灯篭@再びシス管->ヘルガ「この先に向かったのは、もう3人しかいないみたい」 グレイ->3人? 灯篭@再びシス管->ヘルガ「つまり、雅君とあの女。そして、銀髪の少年……」 灯篭@再びシス管->ヘルガ「なにはともあれ、Ωまであと1つ……」 灯篭@再びシス管->ヘルガ「そろそろクライマックスね……」 灯篭@再びシス管->ヘルガ「行きましょう。Σサーバー……」 グレイ->うん グレイ->(雅・・・) 明月->そ、それじゃ、行きましょか、うん(かなりギクシャクしている) 灯篭@再びシス管->プレイヤー達の前にゲートが開き、全員はそこに進んでいきました……。 鉄->@(そして姿を消す鉄――どこかでまた無に還るのだろう) 【雅】〜全てを享受し、ただ、待ち受ける〜 灯篭@再びシス管->Σサーバーの中央、建造物の上に、その人物達は座っていました 灯篭@再びシス管->「来たか……」そう言った男の茶髪が風に吹かれます 灯篭@再びシス管->「何が……?」隣に座り、男にしなだれかかっている緑髪の女が艶っぽい声で言 います 灯篭@再びシス管->「いんや……なんでもない……」男はそういうと、薄く笑いました 灯篭@再びシス管->「もうちょっとだね……雅。最後の最後で独り占めしようとしないでよ」女もまた笑 います 灯篭@再びシス管->男は女を引き寄せ、「大丈夫だ。今の俺の相方は、お前しかいないんだから… …」軽くささやきました 灯篭@再びシス管->女の口の端が吊りあがります……。それに男は気づいていませんでした。 灯篭@再びシス管->かくして、物語は、佳境へと向かっていこうとしています…… 灯篭@再びシス管->終了です〜