リクリム->かなりねぇ。私も年取ったもんだ(うんうん頷く リクリム->私の?私の学校女子高だよ〜 グレイ->制服は可愛いの? リクリム->ブレザーだしなぁ。あ、胸のところにエンブレム入ってて可愛いよ〜v グレイ->へぇ〜そうなんだ。僕の学校もブレザーだったんだよw リクリム->お、共通点。そっちは可愛かった? グレイ->可愛というより大人しい?エンブレムじゃなくてバッヂだったし リクリム->ふ〜む、やっぱり地方によって違うもんだよね。セーラーの学校もあったし グレイ->セーラーって何だか憧れるなぁ。近くにそういう学校無かったから リクリム->ケシス>………(話に耳を傾けつつ、複雑な表情で空を見上げている) グレイ->?どうかした? リクリム->ケシス>…………この空気、いつになったら直るのかなって思って…(溜息 グレイ->…(空を見上げ) リクリム->私は中学のときにセーラーだったなぁ……っと、確かに変だね 蝉時雨->@(見上げれば、快晴。蒼天とも言える空はしかし、何処か乾いていた) リクリム->ケシス>私は操作してない。バグだったら直せるのに…… 蝉時雨->@まるで何かに怯えるかのように。はたまた、身を竦ませているように。前に見たときよりもさらに渇きを増した空――) グレイ->何かが影響を及ぼしている、と? リクリム->ケシス>何かが……近いのかな。今はそれくらいしか… 蝉時雨->@――何か。あるのか、ないのか、それすらも解らぬ何か――) 蝉時雨->@――ケシ畑に居る、ごく一部の、実戦では使えぬ。しかし全くの非能力型ではないAIたちも、その何かにあてられているのか最近落ち着きが無い) リクリム->何だろうねぇ、最近は落ち着けないわ。ホント グレイ->皆も落ち着かないみたいだね リクリム->ケシス>ケシ畑の影響を考えるとこの異変は早く取り除きたいわ… レイン->しかし原因が分からないことにはな 蝉時雨->@(――ぱりっ。また、空の渇きが、増す。同時に、空気も、僅かに乾いたような……。……レインの傍は、異状無しのようだが。) リクリム->レインはいいね。湿度を保てて(ぁ グレイ->湿気がここで役に立つとは(ぁ リクリム->ケシス>でも花を育てるには多い気が…(ぁぁ レイン->リース>そうでもないよ? 暮らしていける程度に乾かすのが大変なんだから>湿 レイン->…………。(湿度、増加!) グレイ->放置すると茸が生えちゃう? 蝉時雨->@(ぱり。ぱり。ぱりぱりぱり……。……おかしい。渇きの度合いが、緩やかだったものが、急激に増していく。) リクリム->お風呂場の敵だねぇ レイン->リース>上手く赤松の根元に置いておきたいもんだよ リクリム->ケシス>………これじゃあ流石に…(周りを見渡しつつ) グレイ->急に…どうしたんだろ? 蝉時雨->@(びしっ。びし。 周りの花から、水気が失われ。緑葉からは輝きが消える。石に皹が入り、地面に亀裂模様が出来る。) 蝉時雨->@(それも、一部ではない。エリア、全体。) リクリム->ケシス>このままじゃケシ畑が枯れちゃう……天候操作しても大丈夫かしら(ウィンドウを出して) 蝉時雨->@(どくん――! ――力の、脈動。ウィンドウに、『問題発生』の文字。) リクリム->ケシス>っ………(ぎゅ、と服の裾を掴んだ) 蝉時雨->@(脈動により、皆の脳裏に、唐突に浮かぶイメージ。 白と黒の剣。 仮面。 縦一列の宝玉。 黒い服。 灰色の髪。 ……) 蝉時雨->@(どくん――ッ 黒い。暗い。力の脈動が、再び、木霊したとき。 皆の前方二十五メートルほどのあたりの空間に、黒い、亀裂……!) グレイ->これは…っ!? リクリム->………なにこれ(不機嫌そうに前髪をかき上げた) レイン->また、亀裂か… 蝉時雨->@(出てくるのが突然なのならば。出現するのも唐突。) 蝉時雨->@(黒い、鉄で出来ているような右手。洋和中をかけあわせたような黒い服。灰色の髪。右縦一列に並んだ宝玉、それを備えた仮面。草鞋のような靴。ざばりざばりと……) リクリム->ケシス>…………何で… 蝉時雨->@(まるで、昏い水のプールから、出てくるかのように。其は。その、おそらくは、現・鬼勢力最大の戦力が、ゆっくりと……) 蝉時雨->……。(みしり…! …地面を。花を踏み締め。ケシ畑に、降り立つ。名を、かつてあった名を『蝉時雨』という、『鬼』――) リクリム->ケシス>蝉時雨………! 蝉時雨->@(軋む。軋む。軋む軋む軋む。空気が、大気が、空間が…! …その、あまりにもどす黒い気配は、名前を呼ばれた瞬間、発生する…!) レイン->登場の仕方がなんとも…… リクリム->久しぶりの登場だしねぇ レイン->リース>染まってるね グレイ->らしい、といえばらしいけど 蝉時雨->(ぎしぃぃぃぃぃぃぃ……! …自身の身体すら、軋ませて。その身体を、ゆっくりと、ケシスへと向けた。) リクリム->ケシス>私……ずっと探して…っ(やっとの思いで声を出している) 蝉時雨->(……かるく。ぎしり。首を、傾げて。左手で。左手を上げ。人差し指で、ケシスを、指差す) 蝉時雨->(…宝珠が、宝珠の中の光が、毒々しさを増す。それは郷愁でもなければ情けでもない。ただただ純粋な、殺意。) リクリム->ケシス>……蝉時雨……? 蝉時雨->(@――それは間違いなく。間違いなどなく。ケシスに、向けられている――) グレイ->(ケシスを見てる?…でも…) リクリム->…………これは 蝉時雨->(ジャキィン!! 左手が、振られる。大きく、振られる。横合いに降られたその手に握られているのは、美しい装飾が為された…ドチラかといえば、観賞用のような長剣…) 蝉時雨->@(――死生刀、始解。振動剣。) レイン->リース>何をするかと思えば……、ある意味予想通りだけどさ リクリム->ケシス>……やっぱり、このままめでたしめでたし、じゃないんだね(少し俯き 蝉時雨->@(大きな振袖に隠された右腕は動かず。見えている左腕の、もう一振りで鞘を投げ捨てる――) 蝉時雨->『大気の震えよ、我が刃に。』(ノイズ交じりの声が、言霊を紡ぐ。紡いだ瞬間――キィィィィィィ!!! 起動する、破壊の振動…) リクリム->ケシス>死生刀、終解(小さいチャクラムと細いチョーカーが現れる) グレイ->死生刀、終解…(光の粒子が仲間を包むように展開する) 蝉時雨->『雷迅の光よ、我が力に。』(ノイズ交じりの声が、言霊を紡ぐ。紡いだ瞬間――バチィ!!! 剣に、雷が…。…並列起動。) リクリム->これって私不利だよなぁ……前に出れなそう(斧を勢いよく担ぐ) 蝉時雨->『世界を埋める絶体よ。我が、盾に。』(ノイズ交じりの、声が。言霊を、紡ぐ。紡いだ瞬間――ドゥン!! その剣に、音の響きが。3解同時並列起動――!) グレイ->リグセイム…(自分自身にかける) レイン->出なくても瞬間的に迫っては来そうだがな……。25mは (ラルを引き抜き、正眼に構える) 蝉時雨->@(びしびしびしびしィィィィィィィ!!!!! 剣が。雷が。音が。崩れていく。皹が入り、崩れていく。そして、さらに、新しい力が……) 蝉時雨->@(バキィン!!!! 崩れ砕けた瞬間に、その手に存在するのは。白で埋め尽くされた、薄刃の刀――) 蝉時雨->『死生刀、レベル4――』『――ベルゼ・グラム』 @(どくん!!! 白い刃が、覚醒する。同時に始まる、身体の石化――) リクリム->ケシス>大丈夫、皆帰ってこれる。助けられる。守り通せる……(言霊ではない、自己暗示を呟く) グレイ->(精神を集中させ)…皆は僕が守る 蝉時雨->(ヒュン、ヒュンヒュンヒュン! 風を斬る、音を出し。剣を、廻し。一歩、踏出した瞬間――) レイン->では、任せたぞグレイ。俺は剣となろう……っ (一歩、踏み出し、二歩目は走る形――) 蝉時雨->(――その仮面の貌は。グレイの、眼前に、ある。まるで蜘蛛のような、否、蜘蛛を連想させるような低姿勢で。左手で、剣を振り被っている、状態で!) リクリム->グレイ大丈夫?体力やばくなったら言ってよ! グレイ->っ!?(即座に光を集約) 蝉時雨->(剣が。奔る。グレイの顔面目掛けて、それこそ白い剣が白熱するほどの速度で――!) リクリム->ケシス>(イメージしなきゃ、私が欲しいもの…やりたいこと…) レイン->リース>私はいつものように補助火力っと (気に入ったのか、人差し指を立てるとそれを蝉時雨へと向け………収束するオレンジの光、500 蝉時雨->(@『剣』と『盾』の役割を見抜き、『盾』の破壊を優先するその思考はやはり。腐っても蝉時雨のものと言える。) レイン->5000度近い光の、粒が。せみ時雨へと走る) グレイ->うあっ!(顔面を庇うように手を交差させ、その手の数十cm前に光の防壁をはる) 蝉時雨->(@光が、走り。ドガァ!!!! ものスゴイ音を立てて、盾に激突…した、瞬間。ガラスが砕けるような音を立てて、『盾』が粉砕……) レイン->(即座に折り返す) 蝉時雨->(@しかし。粉砕する、だけ……。……盾にぶつかっていた時点で。剣が、とまっていた。あのベルゼ・グラムを、止めていた。 蝉時雨->!!(即座に、脚力をフル稼働させたバク転。ギリギリ、かろうじて直撃しない間合いで、5000度の炎を避ける) グレイ->あうっ!?(勢いに押され数歩後退)く…ぅ…(眉をしかめ、砕けた光を集めるべく意識を研ぎ澄ます) レイン->(リースの攻撃を見計らい、盾が消えたその瞬間を狙って踏み込んでいく。止まった剣の反対側、剣を滑らせるようにして逆胴を薙ぐ) リクリム->ケシス>『強固な槍、正確に射れる槍。速く、疾く……私たちを傷つけようとするものへ』(大量の植物の槍が蝉時雨へ向かう) レイン->リース>グレイ〜、あの光注意しとかないとグレイも焼ける……と言うか溶けるからね〜(遅い) グレイ->どう注意しろってのーっ!? レイン->リース>ホラ、熱波が来ないように防御? 蝉時雨->(@バク転。しかも、中空。よけられる筈は無い。筈はないがしかし、その左手が、ばしん、と。あろうことか迫ってくる剣の腹を叩き、さらに上空へと飛び上がる! そこからさらに、槍を踏みつけてさらに飛ぶ!) リクリム->無理っぽそ〜……(援護の準備をする) グレイ->蝉ので精一杯だよぉ(泣きそう 蝉時雨->@そのまま、目の回るような回転を何十回もした後。何事も無かったかのように、二十五メートル前――先程の位置に、着地している。他の鬼など問題にならぬほどの身体能力……) レイン->リース>根性ーっ!  それじゃ景気良く、2発目をいきますか!(両手をクロスさせ、その其々に先ほどの光を宿していく……。一つ……二つ……赤熱するその光は足元の草すら根こそぎ燃やしかねない熱量である) 蝉時雨->……。(止められた、己が剣に視線を落としている) リクリム->ケシス>『逃がさない。剣も槍も、矢も冷気や熱気まで耐えることの出来る檻で捕まえてしまえ!』(蔓が蝉時雨を囲もうと伸びる) レイン->リース>(三つ、四つ、五つ………、人差し指・中指・薬指・小指……。紅い光は蝋燭のように赤光でリースを照らし、その周囲を朱に染める………久々の大物、詠唱が長い) 蝉時雨->(しかし、すぐに視線を戻し。その、陽炎が幾つ出来てもお釣りがくるような炎を見…。…やばいな、と本能がつけたか後退しようとしたところに。蔓の群れ…) レイン->また25か……(振り切った腕を更に振り、その勢いで反転。蝉時雨に駆けていく) 蝉時雨->ッ!(咄嗟に剣を持っている腕を振り上げるが、遅い。左腕より下の身体が、鋼のような高度を誇る蔓に絡まれる…!) リクリム->(ちょくちょくとグレイに回復アイテムを使いつつ、他のほうにも攻撃力アップのアイテムを使う) レイン->ラル>先には蔦しか無ぇよな……? よっしゃ、そんじゃ久々に活やくすっか!!(ラルの核、柄に嵌められた蒼い宝珠が更に蒼く光る……) 蝉時雨->(蔓は、後回し。ギュルゥン!!! 風が巻き込まれるかのような勢いで、剣を回転させる。目の前には、レイン。後ろには、極大の炎。余裕がない。) グレイ->ありがと(後ろのリクリムに振り向かずに声を掛け) リクリム->どういたしまして(前に出ることが出来ないことに苦笑しつつ) レイン->ラル>(翼が広がる、それは金色の巨大な翼。――羽ばたき、地面にたたき付けた風が草木に波紋を起こす。その反動でグイと押し上がる巨体、それには数々の鎖が巻き付き、その一つにレインがぶら下って居る) 蝉時雨->――(何だ、コレは? まさに、そんな心境だろう。思わず、剣を回転させる腕が止まる。) リクリム->ケシス>(あとは……蔓が破られる前に追撃しないと…!) レイン->ラル>炎と炎、夢のコラボレーションだろ? (その龍は、格式と威厳に溢るる体躯に似合わぬ軽い声を吐き。その後、大きく、限界まで周囲の空気を吸い込む。―――バサリッ、一つ翼を打つ) 蝉時雨->!(まずい。まずいまずいまずいまずい。 本能が、告げる。あれは、まずい。この身体では、耐えられるか怪しい。 剣が、再び加速する!) 蝉時雨->(ぶち、ぶちぶちぶち…! …足を大きく開け。腕を撓らせ。筋力のみで蔓を引き千切っていき…!) レイン->リース>どっちが良く燃えるかな? ……全員、熱波には気をつけて、今度のは本気だよ (片手に5つ、一つ一つ5tほどの鋼鉄は蒸気にできる紅の粒は。それが両腕。計10個、輝いている) リクリム->ケシス>!『まだ逃がしちゃだめ!』(思わず口走る) 蝉時雨->(ぎしっ! 体勢が、整えられる前に再びの拘束。それは、勢いの突いた体勢の足止めには数秒しか役に立たなかったが。その数秒が、まずかった…) レイン->ラル>リース> 「「いっけぇーーーーっ!!!」」 (大きく開けた龍の口から迸る蒼炎、それは天から突き刺さる巨大な槍の如く蝉時雨に飛来する。大して地上より水平に10つの粒) 蝉時雨->(剣の回転数は最大。最大なのに、放てる体勢が整えられていない。そして、もう、整えている時間が…無い…)……!!! レイン->@(それらは地上―――、蝉時雨で交差し、対角線を描く。その熱量はいかほどか? 着弾した瞬間に赤を超え、蒼すらも超えて行き、真っ白に白熱した視界からは想像もできない) 蝉時雨->(光が、迫る。迫る迫る迫る。その、迫る、までの、数瞬。僅かに、体勢が、変えられ――) 蝉時雨->@(ズッドォォォォォォォン!!!!!!!! 皆に見えたのは、そこまで。垂直に奔る十の弾丸、上から迫る一つの大砲に、その姿が掻き消える) レイン->@(一つ、柱が出来る。 天にまで伸びるその柱は渦を巻き、空に突き刺さる。その巨大な白の中に、蝉時雨の陰―――) グレイ->(やった?…でも、まだ油断はできない。彼らは何度も蘇ってきたのだから…) レイン->ラル>(―――バサリッ、地上に降りた龍は熱波から皆を護る様にして。翼を広げる) 蝉時雨->@(其の陰は、その柱の中で、ゆっくりと、薄れていく。溶けていく。) リクリム->…………(腕で顔を少し庇いつつ見据える) 蝉時雨->@(しかし。その輪郭は、やや、薄くは無いだろうか? やけに、揺らめいては居ないだろうか?) レイン->……最近出番が無いな俺は。(ストンと降り。ラル越しに蝉を見ようとして、目を細める) リクリム->ケシス>蝉時雨……… 蝉時雨->@其の輪郭は、柱の中に、消えていき……) グレイ->(念の為──全員の前に防壁を張る) レイン->リース>はぁ……疲れた、これでまだ立ってても。私は何も出来ないからね?(ぺたりと地面に座り) グレイ->(但し、広範囲いため防壁の強度はかなり落ちている) 蝉時雨->@バキィン!!! 硬質の、音。同時に翻る、薄い輪郭。それは……それは。地面に突き刺さった剣と。大きな、彼の、上着……剣が砕け。上着が溶ける、其。) 蝉時雨->@(バオッ!!!!! ラルの、真上。宙返る其。そこには、黒い袴に、ノースリーブにも見える其を来た、ところどころ焼けている、鬼の、姿……) 蝉時雨->@(奔る、左腕。鋼の掌が、上に展開されている結界をブチ抜き。ラルの、頭を、大きすぎる頭を、小さな手で、掴み……) レイン->ラル>ちぇ、手加減は全然してなかったんだけどなー……ちょっと気が引けちまったか?(真上を、睨みつけ) レイン->ラル>(シュ、と。危険を感じ取ったのか剣に戻り、地面へと突き刺さる) リクリム->真上は……どっちも不利だね(斧を構え) グレイ->どこから来るっ?(前面に集中しつつ) 蝉時雨->(@ぐるん、と。足を広げ、腰の動きだけで横周りに回転。それで、頭が下だった体勢を戻し。スタン…空中に、立つ) リクリム->ケシス>(平静を装いながらぐっと蝉時雨を睨み付ける) 蝉時雨->@(ところどころ、焼けている。だが、それだけだ。あのタイミング、あの速度――一度は直撃していたはずだ。しかし、ダメージが、コレ…) レイン->………(ラルを引き抜き、腕を振り上げた姿勢で上段の構えを取る) 蝉時雨->@(パン、パン。煙を噴き上げている服を、払う、その、右腕……) 蝉時雨->@……アレは、何なのか。腕の形をしている、手もあるし指もある。しかし其の腕は、歪な。歪としか言えない、黒とも灰色ともつかない不可解な文字で形成されている……) 蝉時雨->@(かつて、鬼と化した蝉時雨の全身を覆った生理的悪寒のする模様ではない。いや、あんなものは序の口と言えるほど、禍々しい雰囲気をもった、右腕…) レイン->リース>ミスリル<絶対溶けない銀>すら溶かす灼熱って恐れられたもんだけどね……これはちょっとお手上げかな?(肩すくめ) 皆頑張ってー レイン->ラル>って言われてもなぁ……。あの右腕、アレに何か力があるんだろうな 蝉時雨->……(最後に、両手で、白煙を上げている髪を押さえ熱を取り…ぎしり…その、毒々しさをさらに増した眼光で、皆を睨む) リクリム->ケシス>『万物を切り裂く刃、我が手に』(細い葉を燃したナイフが5本ほど手に収まる) 蝉時雨->……。(ぎしり。その右拳が、ゆっくり、握りこまれ…) 蝉時雨->(そして再び開くと、その掌を、ケシスへと向け…) リクリム->ケシス>(ナイフを油断なく構える) 蝉時雨->『立ち上がれ。起(た)き上がれ。毅(ち)上がれ。其。生き血を啜る、魔槍なり。』(言、霊――) グレイ->させない!(掌とケシスの間に光をあつめる) 蝉時雨->@(瞬間。花や草が集まり、六つの槍が、下から、ケシスへと飛び出す! 間では、ない。下からの……ケシスの、能力……) リクリム->ケシス>『私の眷属は私を貫くことはない!貫くというのなら鋼鉄の盾にはじかれろ!』(森のような木の群れが自分を囲んだ) 蝉時雨->@(がががが!!!! ケシスの命令に従わぬ槍は、止まらぬ。出現した木の群を半ばほどまで貫通し……た、後。勢いを、失い。ただの草に戻った…) リクリム->ケシス>っ………。まさか私の能力まで使うなんて… 蝉時雨->……。(コキ、と。右手首を軽く廻し…) 蝉時雨->(さらに、もう一度、拳を、握り……) 蝉時雨->(……握ったところで、ぴくり、と。身体が、震える) リクリム->ケシス>(ナイフを一本蝉時雨へ投げる) グレイ->? レイン->……?(チャ、と柄を握り直す) リクリム->何…? 蝉時雨->……(がんっ! 防御も、おろそか。いや、防御をしていない。身体の硬度で、ナイフは弾かれたが…) 蝉時雨->…キ。キ。キサ。キサ、マ…ま、まま、ま、ま、だ……(ぴくっ、びくっ、と。身体が震え、震え。右手が、開き…) 蝉時雨->(宝珠が明滅し。その右手が、別の生き物のように動き。面を、わし掴みにする!) リクリム->ケシス>……… 蝉時雨->く、く、ぐ…じ、邪魔、を…邪魔を……!(面を右手でわし掴んだまま、よろめき……) 蝉時雨->(どれだけの力で握っているのか。びし、びし! と、仮面に皹まで入っている) 蝉時雨->(さらに、よろけ。後方に、亀裂のような、歪みが……。…そこに向かい、よろよろと後退していく) リクリム->ケシス>っ……蝉時雨! 蝉時雨->(びしびしびし…! …さらに、仮面に皹が奔り…) 蝉時雨->ぐぅぅぅぅぅぅうあぁぁぁぁあ!!!!!!!(咆哮。苦しみからなのか。それとも、何か別のものなのか。一度だけ。殺意ではない何かで、ケシスを見…) 蝉時雨->(そのまま、歪み目掛けて飛び込み――姿が、歪みごと、この空間から消失する――) 蝉時雨->@(空間から、渇きが、無くなる。草木や花は生気を取り戻し、空は本当の意味での快晴へと戻る…) レイン->――――まるで、性質の悪い夕立だな リクリム->ケシス>…………ケシ畑の異常は無くなったわね…(誰にも顔を合わせずに呟いた) 蝉時雨->@(空気から渇きが綺麗サッパリ取れたため、レインの近くの花はちょっぴり元気が良すぎるぐらい元気になっていたりする。性質の悪さでは負けてない) リクリム->レインは健在だね レイン->………俺はスプリンクラーか? リクリム->加湿器(にっこり レイン->リース>頭の上でキノコ栽培とか、やってみたら? レイン->断る… レイン->リース>気配は……全然無いね、頑張った割には手がかりが少ないなー 蝉時雨->@(そう。気配は、全く無し。恐らくは、この空間どころか、この周辺をどう探しても、痕跡すらないほど遠くに行ってしまったようだ) 蝉時雨->@(解ったことといえば。彼我の位置関係…と、いったところだろうか…) リクリム->ケシス>(まだ泣いちゃいけない、泣いたら終わり、挫けるな…挫けるな…) レイン->リース>ハレー彗星みたいな突然さと去り際の良さだね………。 レイン->リース>取り合えず グレイ->まあね リクリム->だねぇ レイン->リース>お腹空いたから、何か食べない?(相当エネルギーを消費した様子である) リクリム->ケシス>あ、じゃあ私用意しますね(パタパタと走っていった) レイン->リース>ほら、腹が減っては戦は出来ないし? 頼むねケシスー レイン->リース>それじゃ私は焼けたフィールドの修正に行こうかな……(歩き出し ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― <感想> ここで蝉時雨が来るかーっ、と。突然の戦闘、ご苦労様でした。 頑張りましたけど結局勝てませんでしたね。(苦笑) 結局蝉時雨は何がしたかったのやら。 本人にも分かってないかもしれませんけれども、今回は掴みどころの無い戦闘と言う印象でした。 ケシスと蝉時雨……、良き方向に、と願うばかりです。 最近戦闘が多いですね、凄く。 派手な戦闘が出来て個人的には楽しかったのですが、やはり基本はほのぼのと楽しみたいなと思うこの頃。