セイズィル->@(実戦にて、死の間際まで、追い詰める。追い詰めて追い詰めて、ギリギリ まで絞って。そして休憩して。その繰り返しの三日を過ぎ、何度目かの休憩――) レイン->リース>(訓練当日になってやっと戻ってきた)や、みんなただいまぁ〜〜っ! お 待ちかねだったね? だったよね? ……だった!(言い切った)  リクリム->んー、結構調子よさげ? つか死生刀持ってる人は大変だねぇ(伸びをつつのん びり/ぁ レイン->……………。(←喋るどころではない疲労に襲われている) セイズィル->……(――刻限が近い身を、変わらぬ様子で過ごし。そして何時ものように、 何時もの様子で、椅子に腰掛けている) 明月->(既にヘトヘトだったり…) リクリム->ケシス>(セイズィルから少し離れている所に転送された) レイン->ラル>あ゛あ゛ぁぁぁ………、俺様のミラクルビューティフルボデェが刃毀れだら け………(久しぶりにブルー) セイズィル->(若干、虚ろに成りがちな漆黒に浮かぶ紅月のような眼を大きく瞬き。そして 何度めか解らぬぐらい頭を振り…ケシスに気付いた) グレイ->……(完治の水をガブ飲み) セイズィル->計四日ぶりだ、小娘。(その声にも、覇気は無い) レイン->リース>……く、暗っ!?(リースの目には、休憩場所がドンヨリとした深い深い 暗闇に覆われているように見えたのだった) リクリム->ケシス>(衣装が変わっていて白いステージ衣装のようなものになっている。前 が大きく開いた薄手のロングスカートは動き重視の様子) リクリム->ケシス>…どうも 明月->いくらなんでもきつ過ぎる…(ぐて〜っと、ソファーの上に倒れこむ) リクリム->リース、今こそリースの明るさでこの空気を吹き飛ばすのよ!(ぇ セイズィル->…この姿でも解るだろうが。あの紅の化物の、人型だ。(ゆっくりと、立ち上 がり…) レイン->リース>なんかもう、借金の末に一家心中する直前の家族みたいな団結力のある暗 闇だよね レイン->リース>よし、明るさだねっ♪(ニコッと笑う) セイズィル->……明るさは結構だ。(きぱっ) リクリム->ケシス>刻限を大きく過ぎてすいません、人喰い鬼さん レイン->リース>君たちが今朝食べた朝食には―――――― リクリム->朝食には? 明月->イリア>こんにちは〜(ニッコリと笑顔で入室) セイズィル->……やめろ。(ぐわっし、と、大きな右手でリースの頭引っ掴む) レイン->ラル>言うな、それ以上言うなぁぁっ!? リクリム->何があったんだろう…… セイズィル->…四日だ。正直、待ち飽きたぞ。(ごき、と首を鳴らし) セイズィル->貴様が居ぬ間、仮の契約は結ばせてもらった。 明月->(無言で手を振っている。もう何も喋る気が起きないようだ)>イリア リクリム->ケシス>色々とやってきたので……(露出した腕からは小さな傷が散らばってい た) レイン->リース>(ホントは鉄分のサプリメント入れといただけなんだけど、……秘密にし ておいた方が面白いよね。クク)……しょうがないなぁ、じゃ止めとくよ セイズィル->……。(その眼は、傷痕を写すことは無い。わざと見ぬようにしているらしく、 顔を僅かに背けながら、リースから手を放す) レイン->ラル>(うわっ、今スゲェェ邪悪な笑みしやがった) 明月->イリア>怪我してるッ!?(ケシスの方へ駆け寄る) セイズィル->ところで、衆。忘れては居まいか……今時(こんとき)が契約の刻限ぞ。 グレイ->ふえ?(顔を上げ) セイズィル->そろそろ、我(オレ)も、身体を維持しているのも辛いのだが。 リクリム->ケシス>もう直りかけてるから、大丈夫(手でイリアを制し、セイズィルをまっ すぐに見た) 明月->イリア>そうですか… リクリム->はらへり鬼ー(マテ セイズィル->……。 リクリム->冗談冗談w(ぁ 明月->イリア>(また私の知らないところで…/悲しい表情になる) レイン->………。(無言のように見えて実は寝ている) セイズィル->何ぞや?(腕の傷をなるだけ目に写さぬよう、ケシスへと紅瞳を向けた) リクリム->ケシス>契約が完全に結ばれているのなら言い出しはできませんが…… リクリム->ケシス>やっぱり私は自分の信念を曲げたくはありません。それが間違っていて も セイズィル->……。……。……………そうか。 リクリム->ケシス>もちろん意見が違えるようなら私もそれなりの対応はします…… セイズィル->良かろう。 明月->(イリアにウィスパーで語りかける。)『ごめん、いろいろとあって疲れてるの。今日 はそっとしておいて…』 セイズィル->まだ、仮だ。維持のための仮契約は、完全ではない。 セイズィル->その大前提。一人でも反対をするのならば、コレはナシだと、在ったな…。 明月->イリア>『………わかりました。』>明月 セイズィル->……ならばコレにて、我が協力する義理も縛りもなくなったわけだ。 セイズィル->(ク…。…そんな笑みを浮かべて、僅かに俯き…) リクリム->ケシス>わ、私は月光さんを助けたくないわけじゃないんです…… 明月->イリア>今日は取り込み中みたいで…(ケシスの言葉に帰ろうとした足を止める) グレイ->………。 セイズィル->それ以上に、我が何かを食らうのが見て居れぬのか。 レイン->ふむ………(セイズの笑みに反応して起きたようだ) リクリム->ケシス>…………はい セイズィル->我が喰らいしは命。精神。血。肉。其以外は受け付けられぬ呪いの身と承知し て、それを言うと認識するが? リクリム->ケシス>それがどこの世界においても食物連鎖の形なんでしょう… 明月->イリア>………(月光さんに何があったのか聴きたい。けど…) リクリム->ケシス>でも、私は今はこのケシの花みたいなものなんです。一番弱い立場に居 る… リクリム->ケシス>優先順位をつけたくないけど…自分と同じ存在が心配になるんです セイズィル->…ク。(さらに笑みが、深まる) 明月->イリア>取り込み中みたいだから、今日はこれで…(ペコッとお辞儀する) リクリム->ケシス>………私、おかしいこと言ってますか? セイズィル->否。それこそが正しいのだと、思ったまでよ。 レイン->ああ、それではな<イリア 明月->イリア>(それに、今の私には何も…) リクリム->ケシス>………正しい? レイン->次に来るときは、正しく迎えれれば良いのだがな… セイズィル->命とは、何かを喰わねば生きられぬ。それを貴様は、よく解っている。 リクリム->ごめんね、イリア。気にしないほうがいいよ セイズィル->そして、己達の命を護るために、己達の命を狩る我に死ねという。 セイズィル->それこそが、正しいのだ。(ク、クク…) リクリム->ケシス>…………(気まずそうに俯いた) 明月->イリア>いいえ、割り込んできた私が悪いんです。それでは、また…(そう言って退 室する) セイズィル->この身、行使に告ぐ行使され。封じられて凡そ300余年、一度としてまとも に喰えたことは無かった。ソレに次ぎ行使すれば成る程、我は最早限界だ。 明月->(ごめん…今はイリアを巻き込みたくない) セイズィル->身に宿された力も、最早出せて二割。(眼を閉じ…すぅぅぅぅ、と息を吸い…) リクリム->ケシス>(顔を上げ、いやな予感がしたような顔をした) 明月->………… セイズィル->(顔を上げれば、その半面は、紅の髑髏に覆われ…にぃたぁぁぁぁぁぁ、と。 牙を剥き出しにした、刃のような笑みを浮かべた) セイズィル->二割あれば、十分だ。 リクリム->ケシス>………どういうつもりですか? セイズィル->死ねと言われて、死ぬ阿呆も居るまいよ。 レイン->まったくだ リクリム->ケシス>抵抗……ですか。それは私に向けているものと考えても? セイズィル->(腕を交差されれば、服を破り。肘、指先、腕全体に刃のような鋭利さを持つ 紅腕に変わる) セイズィル->否。我を殺そうとする、世界全てに。 リクリム->ケシス>(顔を顰め)他の皆には手を出してほしくはないのですが セイズィル->甘い。 レイン->リース>何か、帰ってきた途端に重苦しいねぇ。雰囲気取っ払うどころの話じゃな いか(溜息) リクリム->ケシス>少なくとも、あなたを否定したのは私一人です レイン->リース>どうするの? 敵宣言するなら戦うよ 明月->じゃ、リースが提供してくれるとでも? セイズィル->一人が否を唱えた時点で、全てを覆すと言った筈だ。 セイズィル->一人が首を横に振れば、我は本来に戻ると言うた筈だ。 レイン->リース>1人が狙われるならこっちも全員覆るでしょ、同じだよケシス リクリム->ケシス>…………わかりました(笛を取り出した) グレイ->…どうしていつもこうなるかなぁ(溜息 リクリム->グレイ、ドンマイだって(苦笑 レイン->リース>逃げ場の無いこの状況が悪いっしょ、明るく楽しく生きていけたら良いの にね セイズィル->同感だ。其が出来ぬからこそ、業よな。 セイズィル->この『人喰鬼』セイズィル、今より貴様等の『敵』へと転じよう。 リクリム->ケシス>こうしてしまった以上、私はあなたを消す責任がある グレイ->(月光の一部みたいなものだから、出来れば戦いたくないんだけど…) レイン->リース>逃げ場が無いからこそ、どちらも痛いと分かっていても、其々違う茨の道 を進まなければいけない。また一つ覚悟を決めようかな リクリム->ケシス>戦いたくなくとも戦わなければいけない。ならこちらも全力で行きます (笛が淡く光った) セイズィル->(@霞む視界…感覚が無くなり始めた手足…鈍くなる外部連結…。弱っている。 例えその二割が如何にあろうと、弱りきっていることは誰にでも解るほど、覇気が無い。) レイン->……三日分の礼は言っておこう、有意義だった。(軽く頭を下げ、地に突き刺した ラルを引き抜く) 明月->結局、こうなっちゃうわけね。(起き上がり) セイズィル->ク。礼など要らぬ。所詮は義理だ。 リクリム->んー、死生刀もってないけど強くはなってるなら義理でも嬉しいよねぇ セイズィル->死合いこそ、人と我の繋がりだと。思い出させてくれたことにこそ、礼を言お う。 セイズィル->ヤツとの連絡はつけてある。あとは貴様等で勝手に何処までも進むがいい。(ぎ しぃぃぃぃ、と。拳を握り締め) レイン->義理にこそ礼を返すものだろう、真心には心で返すものだ。――礼は、確りと受け 取った(ラルを胸の高さ、地面と水平に構える) リクリム->ケシス>……死生刀、終解(笛が細いチョーカーと小さめのチャクラムのような 輪に変化した) セイズィル->(ク、ククククククク…まずいな。ガタが此処まで来ているとは…。殆ど見え ぬでは無いか……) レイン->ラル>磨ぐ前に使うなよなぁ、まったく剣心が分かってねぇ(ぶつぶつ) セイズィル->……(ふぅぅぅぅぅぅ、と、大きく息を吸い。はぁぁぁぁぁぁ、と、吐き。深 呼吸、一つ) レイン->リース>―――久しぶりに、懐かしいので始める?(いつの間にか金刺繍の入った 赤い帯が巻きつけられた杖を握り) 明月->………死生刀、終解!(刀の鞘を抜き、レア重剣 色即是空のような形になる) リクリム->まぁ、どんだけ耐えられるか試すかー(斧を片手で構えて) レイン->(位置的にセイズと正面で向き合い、場所も近い)…………まさか グレイ->(死生刀を構え…だがまだ終解はせずに後方に控え) 明月->イリアを退室させて正解だったね レイン->リース>はいはぁ〜〜い、お久しぶり♪ 威力スペシャル版でお届けする豪華3段 仕掛け、ファライドーーッン!!! ファライドーーッン!!! ファライドーーッ ン!!!! グレイ->(全員に)アプドゥ! 明月->ここでやるか、高Lv魔法!? レイン->(洒落にならない雷の嵐が、レインを中心に巻き起こる。その一筋一筋が洒落にな らない、大地を抉り、岩すらも焼く雷が。視覚だけで数百本) リクリム->ケシス>(拒絶の代わりに、できる限りの慈悲を……)『豊穣の詠い手』ケシス。 行きます セイズィル->(すぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……大きく、吸い、込み。ファライドーン…爆 撃のような。そんな一撃を、行き成り落とされ。避けられなかったのか、そのまま、直撃!) リクリム->一般なら焼け死ぬわな。ありゃ グレイ->当たってるっ!? 明月->普通なら、ね セイズィル->(@爆撃に似た雷が、次から次へと。牽制はそのままに、避ける術も無く。顔 を庇い、身体を焼かれ、穿たれ。しかしそのまま、止まっている) レイン->あの、馬鹿……っ!!(避けれるものは辛うじて避けているが、如何せん3連続。 数十秒間降り続く地獄の雷嵐の中……3発の雷撃が背中に命中し、2発を辛うじてラルで 弾き飛ばす) 明月->レイン…(ほろり セイズィル->(こぉぉぉぉぉぉぉぉ……) @(それは、呼吸音、か。空手の息吹≠ノも似た、 柔術の呼法≠ノも似た息が、吐き、出され…) リクリム->頑張れー(いつの間にか安全域に非難するやつ/ぁ) レイン->(@当たった瞬間に全身が痙攣しビクリと跳ね上がる、そしてその箇所は赤く変色 溶解し……そんな物が背中の上中下と見受けられる。無論自分で辛うじてずらしたのであ る) セイズィル->(@その眼光は、尚紅く。その牙は、尚赤く。その眼窩さえ、尚紅く。穿たれ た場所も、焼け爛れた場所も、紅く、紅く……) リクリム->ケシス>『強き冬の息吹に流れる木の葉、鋭き波に乗って刃となる』(よく通る 声を旋律に乗せる) セイズィル->(@ぎしんと音を立てて開かれた口すら、紅い。)ッッッッ(ヒュッ…何かの、呼 吸音) 明月->(この状況じゃ、アレを出すのは拙いかな) レイン->――――ッハッ、慣れたと思ったら威力が上がっている、な。上出来だ――っ!  (そこから強引に、穿たれた後の一瞬。ダメージ後の隙を逃さぬよう一歩を踏み出し、前 方に走る) セイズィル->い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛ア゛゛ああ゛ア゛あ゛゛あ゛あ゛あ゛゛ あ゛゛あ゛!!!!!!!!!(@空間が、軋む。もはや獣ですらない叫びが、ケシスの言 霊さえ邪魔をして軋ませる!) 明月->くっ…(思わず耳を塞ぐ) リクリム->(@ケシスの背後に無数の木の葉が現れるが、叫びに邪魔されて吹き飛んだ) リクリム->う、うるさっ(顔を顰めつつ) レイン->………シッ!(何の捻りも無い、基本的な突き。左足を後ろに、右足を前に。大き く突き出した身体全体の力を乗せて、喉に剣を突き出す。剣術の教科書のような正確な線 をなぞって) グレイ->(ヤバそうだな)…終解(杖が光の粒子となって周囲に舞う)…(自分自身に)リ グセイム レイン->リース>――――――っ(声が届かない)………(まあいっか、と判断し。レイン の背中に完治の水をマサカリ投法で投げ込む) セイズィル->(――消えた。そうとしか思えぬような速度で、一瞬だけ、レインの視界から 掻き消え――) セイズィル->遅イ。(@その獣脚で、剣先に、乗っている。ところどころを紅い鎧に包まれ た、人の姿のまま異形成り果てた怪物は、にやりと笑みを浮かべる) リクリム->ケシス>っ………『茨の鎖、戒めとなれ』!(地中からセイズィルへ茨の蔓が伸 びる) グレイ->っ…!(レインへと光が集まり) レイン->(―――バキャンッ!! 完治の水に有り得ない様な破壊音、瓶が背中で凄まじい 音を立てて割れる)………速さは売ってないんでな、期待に添えなくてすまん セイズィル->ク。(光の出現と、茨の出現。それを同時に見納め、またも消えるような速度 で、空へと跳ね上がる!) リクリム->アプドゥのおかげですばやさアーップ、プラス鍛えてない動体視力のせいで差し 引き0か?(走りつつ セイズィル->@(二割どころの話ではない。コレでは、皆と戦っていた四割とやらのときよ り更に迅い) 明月->いっけーーーー!(跳んだところを明月の死生刀から溶岩のような弾をセイズィルに 飛ばした!) レイン->アレで2割か………。(天を細めた目で確認し)………遅いな、この身体は(呻く ように言う) セイズィル->クク、クククククク、ハハハハハハハハ!!!(空に跳ね上がった瞬間、掌か ら出現するのは。同じく溶岩の弾丸。それを、明月の弾丸へと投げ飛ばし…) セイズィル->(@どががががかん!!! という衝突音と共に、相殺。) 明月->ちっ リクリム->ケシス>『貫くための槍、昇れ』(近場の木から鋭い枝が飛んで行った) セイズィル->(さらに両手を広げれば、その両手に出来上がるのは、灼熱の弾丸。空気が歪 み、陽炎のように、空を飛ぶセイズィルの姿を揺らめかせ――) セイズィル->(片手を離して、一払い。熱風により槍を減速させ、片手で掴み取り、圧し折 る!) レイン->馬鹿と何かは高い場所が好きだそうだが、鬼と言う奴は跳躍が好みのようだな…… (その場から動かずにラルを構えている。遠距離が無い以上グレイの守りより外に出るの は下策だ) セイズィル->(空に浮かんだまま、其を、其の灼熱の弾丸を、投げる、構え…) リクリム->うおりゃぁ!(適当な斧を上に投げた) セイズィル->チッ(すぐさま宙に浮くのを停止し、斧を避けるために落下。) 明月->グレイ、ケシス グレイ->…なに?(やや苦しげに) 明月->弱体化になるけど、我慢しなさいよ リクリム->ケシス>?(明月を見た) セイズィル->(ダァン! と大きく地面に着地してから) 明月->…………(目を瞑り、死生刀に手を添える) セイズィル->@(瞬間。灼熱の弾丸はそのまま、姿が再び掻き消え――) 明月->(すると、セイズィルの周りに霧が掛かる…) リクリム->(落ちてきた斧をうまくキャッチし、しまった) レイン->リース>………(斧が飛んで行き、キャッチされるのを確認し)………さてと、私 はどうしよっかな?(何かを呟く) セイズィル->下策。(顕れるのは、霧を纏いつつも、明月の真後ろ。) グレイ->明月さん、後ろ! セイズィル->(この距離においては距離感が狂おうが方向感覚が狂おうが関係ない位置で、 一気に腕を振り上げ) 明月->っ!?(直に効果を切り、横へ移動する) グレイ->危ない!(光を纏い明月とセイズの間に割り込む) セイズィル->(明月の居た空間を、叩き潰そうと振り下ろされる異形の腕。轟音を立てて、 光に叩きつけられ――!) 明月->グレイ! セイズィル->(その拳圧で、地面が砕ける。それも、粉砕、という文字が似合いそうなほど) チィ… リクリム->ケシス>『敵を覆え!身動きさせぬ強固さで』(セイズィルの周囲から硬質な植 物が覆いにかかる) グレイ->くうっ!?(攻撃は防いだもののその圧力で足が地面にめり込む) レイン->リース>んん? チャァァンス……♪ それそれスティック、スティック、スティ 〜〜ク!!(効果拡大魔法、繋げた線がセイズと重なる岩を全て補足し、弾丸の如く引き 寄せる) グレイ->(攻撃が重いっ…) セイズィル->!(気付いたのは、片足を取られてから。そのまま一気に、グレイを押してい た右拳も絡め取られ…) 明月->ごめん、グレイ。(グレイを地面から引っ張り出す) リクリム->ケシス>『そのまま、動きを奪い取れ』……! セイズィル->ぬぅぅぅぅぅぅぅ!!!!(奪い取られる動きに対して、抗うように、足を踏 ん張り、その鋼鉄のような硬度を誇る植物を大きくひん曲げた――が。) グレイ->だい…じょ、ぶ…>明月 リクリム->スティックって何だろう〜とか一般人的な疑問は置いとこう(止めを刺しに走 る) レイン->リース>……ギバクドーン!(当たらずに飛んで来た岩は詠唱時間の殆ど無い魔法 スキルで受け流す) セイズィル->!!!(鎧に覆われていない部分に、岩の弾丸が突き刺さり。鎧ですら砕かれ る) セイズィル->(その緩んだ隙に、右足、右手、右半身は植物に覆われ…) レイン->リース>スティックがなんなのか知りたかったら、英和辞典を調べると良いかも ね? リクリム->りょかーい(ぁ 明月->はあ!滅殺!!(動かなくなったセイズィルの胴体を死生刀で切り裂く!) リクリム->これで終われ!(首狙いで横薙ぎに斧を振るった) レイン->………ゆっくりとだが、力はそれなりに自信があるぞ(おまけとばかりに背後に立 ち、全身の力を込めて垂直に剣を叩き落す) セイズィル->(ギリ、ギリィィィィ…!!!! 音が響くような歯軋りと共に、紅髑髏の面 が明月とリクリムを睨みつけるも…) グレイ->動けないなら…!はあああぁぁぁぁ(圧縮した光球を腹部にぶち込み) セイズィル->(真っ二つ、とは行かずとも。半身をほぼ断ち切られ。その半身を光球に焼か れ。切断、とは行かずとも。斧は首半分を断ち切り。剣により背中から貫通される)……!!! リクリム->来た、攻撃組の一気に4撃。これで生きてたら凄いわな レイン->生きてるかもな。だが、終わったことは間違いないだろう セイズィル->(背中から。腹から。首から。そして、ごぱり…と、口から。人の血とは違う、 灼熱の紅色である血が、零れる) セイズィル->(必殺の一撃ですら必殺とさせない身体が、今は皮肉に過ぎる。ごぼごぼと口 から血を吐き出し、呼吸音は無いに等しいくせに、ある)ヒュ…… リクリム->ケシス>…………(まだ終解は解かずに構えている) グレイ->あ…(咄嗟のこととはいえ攻撃するなんて) 明月->………(未だに構えも、終解も解かずにじっと睨んでいる) セイズィル->ヒ、ヒ、ハ、ハハ、ハ…!!(それでも尚拳は握られ、覆われて見えない右顔 面は笑みを刻んでいる。紅髑髏がただ、皆を睨みつけている) レイン->言い残すことは有るか? 無ければすぐに潰すが グレイ->レイン悪役っぽい… セイズィル->ク…ヒヒ、ヒ、ヒハハハハハハハハ!!!!(何かを言おうとしているのに、 出るのは、笑いだけ。兇おしいほどの笑いが、出て…) リクリム->悪役か、役割的には不幸なモブっぽいのに(マテ 明月->今は悪役っぽい感じでいいんじゃない? レイン->死ぬ間際と言うのは文字通り死ぬほど苦しいんだ、俺の経験ではな。だから、終わ らせてやるのは慈悲だろう……(ラルを逆手に持ち、大きく振り被る) 明月->………… セイズィル->(死にかけの身体の何処にそんな力があるのか、さらに厭な音を立てて、ひん 曲がり…)…ちょ、い、待て、よ…ヒ、ヒハハ。(ぐるん、と。眼がレインへ向く) レイン->リース>やたら現実感こもったお言葉だね セイズィル->(植物が、さらに、音を立てて。ぎしぎしと紛っていき、自分の、顔へと行く) レイン->誰かさんのお陰でな……(今、振り下ろそうとしていた剣をピタリと止め) グレイ->……(念の為、レインの足元に光を集約させ) 明月->何か命乞いのようにも聞こえるんですけど…>セイズィル リクリム->(斧を片に担ぎ直した) セイズィル->ヒヒ、ハハハハハハ。人の最後に、ケチつける、ような、ガキに、稽古、つけ るんじゃ、なかったって。後悔した、よ、今。 レイン->後悔する時間が有って良かったな レイン->ラル>…悪役の味を覚えやがったな セイズィル->全く、だ……(そこでふと、自分の右手が、植物に包まれていることに今気付 いたように、眼を動かし)…仮面。取って、くれ、ないか。 リクリム->ケシス>…………(真っ直ぐに見ている) セイズィル->出来れば、そこ、の。小娘、あたりに。やって、もらい、たい、が。(ケシス を見た…) リクリム->ケシス>(終解を解き)……私? グレイ->(指名とは随分余裕だこと) セイズィル->そ、う。この、仮面……実、言う、と。暑っ苦、しい、ん、だ…(眼の光が、 さらに失われていく) リクリム->ケシス>(傍により、おずおずと仮面に手を掛け、取りはずした) セイズィル->(その顔は、やはり血塗れで。その眼も眼窩も紅いと、全てが紅で塗り潰され ているようにも見える。)ふぅ…… セイズィル->…死ぬ、ときは。空ぐらい、見ない、と。損。(さらに、一息ついて……) 明月->………これで、よかったのかな?(ボソッと) レイン->リース>悪かったんじゃない? レイン->リース>きっと良い選択肢なんて、どこにも無かったよ リクリム->わかんないけど……さ、この道を選んじゃったんだよ セイズィル->……………(虚ろな、本当に、もう何も見えていない眼を空へ向け)…………あ ー…… セイズィル->しまった。すっかり、忘れて、た。 明月->うん… レイン->リース>ま、腹を括らないとね リクリム->ケシス>…………(悲しそうな顔をしそうになるのを堪えている) セイズィル->……(大きく、息を、吸い込み……)しくじったー……(悔しそうな笑み浮かべ…) レイン->ラル>誰も聞かないと寂しいだろ。何を、しくじったんだ? セイズィル->(大きく、息を、吐き出し)…約束、護れ、なか……た。 明月->うん…(コクンと頷いた後、ゆっくりと顔を上げる) リクリム->ケシス>約束……? 明月->約束? グレイ->……。 セイズィル->空、見……て。約……束した、のに(ボオッ!!!!! 一瞬で、大きく、発 火した。それも、鬼の身体を焼くだけの、温度すらない紅蓮の炎) グレイ->っ!? リクリム->ケシス>っ……(思わず下がった) 明月->っ!? レイン->空、か………(逆手に持ったラルを振り上げ……パチン、と鞘に戻し) セイズィル->……し、く、じっ……(そのまま、最後の言葉も言えぬまま。発火も一瞬なら ば、灰になるのもそうかからない。炎が消えれば…そこには、紅の粉しか残っていなかっ た) リクリム->……(胸の前で十字を切り、祈るように指を組んだ) グレイ->あ…僕、は…(両手に目を落とし/僕が…月光の一部を…殺した。この手で) セイズィル->(@紅い粉。それは恐らくは灰なのだろうが、それも、サラサラと風に流れて 消えていく) リクリム->ケシス>………っ(何かを言いかけ、口を手で塞いだ) レイン->さて、………ともあれだ リクリム->だね、これからどうするのやら レイン->そうだな、だがその前に。少し休憩を入れようか 明月->うん、これで振り出しに戻っちゃったわけだけど… レイン->疲れた頭では出るものも出んぞ ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― <感想> 見事に戦闘一辺倒でしたね。久々といいますか、時間的に見て短かったのが原因かも。 最終的な判断はこうなりました、と。 戦力不足は痛いですがこうなる事は予測できましたし、なるようになった上で頑張るとし ましょう。 そして地獄の特訓が待っている。