レイン->さて、ドツくか(さらり 月光->……(何時の間にか、皆の視線から背を向けるようにして。隅にある椅子に腰掛、人形らしく、黙っている) グレイ->ドつこう 月光->……。 リクリム->(いきなりケシスと共に天空城に落とされる)ふが! レイン->抵抗しないのならそれでよし……(鞘を手に持って、片手でポンポンと弄びつつ近づいて行く) 月光->@(未だ、空に浮かぶパネルには。天目一個ナイスミドル・バージョンが敵兵を蹴散らし。それに呼応するように、下で爆音が続いている) レイン->リース>あ、一名様ごあんなーい グレイ->あれ、リクリムさん? リクリム->いった…腰いった…(腰抑えてる) リクリム->ケシス>あ、グレイ(埃を払いつつ立ちあがって) 月光->………(ふと、レインへ。そしてリクリムへ眼を向けた…) グレイ->いらっしゃいw リクリム->おいーっす…ホームにあった手紙で飛ばされた… レイン->丁度いいところに来た。リクリム、古いテレビが映らなくなったら、お前はどうやって直す? リクリム->んー?壊すつもりで叩くけど。いきなり何? レイン->上出来だ。じゃあ、月光を壊すつもりで叩くぞ(手招き リクリム->叩けば良いの?思いっきり(立ちあがりつつ) 月光->……(億劫そうに。何処か、気だるげに前髪を掻き上げ…) グレイ->(ブンブン腕を振り回してる) レイン->蹴りでも良し(ツカツカツカ 月光->……(ゆっくりと、立ち上がり…) リクリム->ケシス>??(首を傾げながら見ている) レイン->リース>衝撃の瞬間はバッチリビデオ録画しとくからね〜(ぁ リクリム->まぁ…月光を叩けるなら喜んでやるけど…(指をバキバキ鳴らしてる) 月光->……(何の光も映さぬ瞳さえ、何処か疲れたような色さえ見せ…前髪を掻き上げ、さらに後ろへ遣りオールバックにし…) レイン->掛け声代わりに恨み言に一つや二つ言ってやるとスッキリするかもな(目的がすり替わって無いか?) リクリム->よっしゃ!(やる気満々だよ 月光->(片手で、器用に。長い髪を一括りに結ぶと…一度。敵が近づいてきているというのに、眼を瞑り…) グレイ->恨み言なら幾らでも…ふふふ レイン->(腕を振り上げ……)それでは、せーーっ…… 月光->……(未だ眼を瞑ったまま、動かない) リクリム->(身体をひねって反動で殴るつもり) グレイ->(札を出し、動きを止めてから攻撃するつもりらしい) レイン->何度も死ぬな、この、バカモンっ!!(参考は爺/思いっきり首の後ろに鞘を叩き込んだー!) リクリム->このっ、あほがぁぁ!!(ひねった身体を戻す勢いで頭を殴りつける) 月光->…(ゆっくりと。本当にゆっくりと眼を開けたところで…半眼の状態で、叩き込まれた。寧ろ、ゴキィ!!! なんてとんでもない音がする) 月光->(さらに、頭も弾き飛ばされ身体がゆれ。これまたとてつもなく鈍い音…) リクリム->ケシス>ひゃあ……(汗 グレイ->シュビレイ!でもって、裏切り者〜!!(頭と反対方向に身体を杖でぶん殴る) 月光->(ぐら、ぐら、と身体が揺れ…足元がおぼつかないまま、頭を抑えてよろよろと後退…しようとしたところで杖で殴られ。ヴン、となんと回転までした) 月光->(どがっ!! と、大理石の床目掛けて頭が叩き込まれ。床が砕けた) グレイ->まだまだだよ。(死生刀に念を込め始める) 月光->(右手が動き…身を起こすために、床に手を付き…) リクリム->むう…そう言えば何のためになぐってんの?(今更 グレイ->(光が集約し大きな光の塊と化す。大きく、大きく…) 月光->(ぼこ、と頭を引き抜き…破片を零しながら、血の流れる箇所を再び押さえ…) レイン->ラル>(勝手に人化)………今までの、今までのっ、今までのぉぉぉっっ!!!!! う、ら、みぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!(すげぇ気合の入った踵落としを背中に叩き込んだー!) レイン->リース>そうだね、こーゆー時しかチャンス無いもんねー リクリム->ケシス>思いっきり恨みを晴らさせる為にやってるように見えるわ… 月光->ッッッッッ!!(ドォン!! と、盛大な音を立てて地面が砕けるが…今度は体勢が崩れない) 月光->(ラルの足が退けられる前に、足にバネでも仕込んであるかのように一気に立ち上がる…ッ) レイン->ラル>おを(転びつつもまたシュパッと戻った) 月光->(アレだけ殴られても、まだ半眼のまま。寝惚けているように、ふとグレイに目線を向け…) グレイ->はぁぁぁぁぁぁぁ!!いっけぇぇぇぇ〜っ!!!(今までで最大級の大きさの光を月光に向けてぶっ放す) グレイ->(月光を丸々飲み込む光の塊が月光目掛けて飛んでいく) 月光->(この至近距離。しかも迎撃体勢が整っていないものに防げるはずもなく…)…ッッッッ!!!(勿論、ぶち当たる) リクリム->おぉ、グレイやるじゃん 月光->(しかし飲み込まれはせず。そのまま光の玉と共に吹っ飛んでいく!!) レイン->リース>うんうん、カッコいいよー! リクリム->ケシス>凄い…(感心 月光->(床を焼ききり、分厚い壁をぶち抜き正門を吹き飛ばし。まるで台風に飛ばされた紙切れの如く外まで吹っ飛んでいってしまう) レイン->……治ったかどうか確かめる前に行ってしまったな 月光->(さらに、所々にある武器の類までフッ飛ばし。庭園まで…) リクリム->うわぁ…敵と言えど人の家盛大に壊すねぇ 月光->シャトラ->『うそぉおぉぉぉぉー?!?!(先程まで声の聞こえなかったシャトラから、驚愕を載せた声が響く』 グレイ->はぁはぁ…げほげほっ(むせた) レイン->精神的ダメージにでもなれば僥倖なんだがな。大丈夫か、グレイ? 月光->(庭園まで破壊した後…ドォォン!!! 爆雷のような音と共に。未だ存在する光の玉が止まった) グレイ->疲れた…(その場にへたり込む) リクリム->ケシス>とまったわね… 月光->……(腕といわず頭といわず。血を流しつつも…庭園の噴水に足を掛け、殆ど破壊しながらも…右手で支えている) レイン->む……(まだ破壊力は残っていると見て警戒) 月光->……(ゆっくり。ゆっくりと、左腕を。殴る体勢で、振り被り…) リクリム->お? レイン->逃げる準備、しておけ レイン->リース>こっちに打ち返すつもり? 月光->(一瞬、足が浮いた後…一閃。パンッッッッ! と、何かが弾ける音と共に。素手で光の玉を…殴り返した!!) リクリム->ケシス>帰ってくる!? グレイ->むぅ…(ゆらりと立ち上がり、死生刀を構えた) 月光->@(しかも、先程月光自身を吹き飛ばした速度の比ではない。まさに豪速とも言えるような速度でまるまる打ち返した) グレイ->僕の思いは受けとらねぇって…いい度胸だこの野郎(ぷちっ/怒りのオーラが全身を包む) リクリム->ケシス>ぐ、グレイ…? レイン->そっとしておいてやるか……? 月光->……(あろうことか。殴り返したまま、何処か。グレイ達と全く見当違いの方向を見ている!) リクリム->あー……グレイやったれーw(煽った グレイ->もう一度喰らえや!このアホんだらあぁぁぁ!!(死生刀で打ち返した!!) 月光->(ふと、戻ってきた光の弾丸を眼にすると…)……(トン、トン、と。馬鹿にしているかのごとく、軽くステップを踏み…) 月光->三度目のステップで、左足だけ。片足だけの体勢で地に着いた…と確認できたときには、地面が砕けるほど回転を入れ。腰を捻り…) レイン->危ない球技が有ったものだ…… 月光->シィィッ!!!(先程より、速い閃光の如き一撃。右のストレート…が当たり。爆音を上げて、光の弾丸を。文字通り、消し飛ばす!!) グレイ->(即座にアイテム欄から札をチョイス)メガノドーン!メジュクルズ!メリウゾット!!オルメアンゾット!! レイン->割り込む隙が無いというか、意識はなくても月光だな グレイ->レイン!何モタモタしてるの!さっさと攻撃するっ!!(ギンッ!とレインを睨みつける) 月光->(次々と、魔法がヒットし。衣類が削れ、血が弾け跳び…しかし、眼だけが。正面の敵を見据えている) レイン->あ、ああ、了解だ(俺が背中を押されるとは……) 月光->シャトラ->『こらぁーっ! 兄さん、しっかりやれー!!』(何か取り込んでいるのか。響く声に掠れがあったりする) グレイ->(精霊召喚)ヤースキン・ファ!! 月光->……(そして、レインが歩き出したことを確認すると…動き出そうと思ったら、再び攻撃を喰らいのけぞる) グレイ->(レインに)アプドゥ!アプコーブ!! レイン->手加減したら今度はグレイにドツかれそうだな……(フッと正眼に剣を構え)……疾ッ、倒ぁぁっ!! (加速、例えは悪いがまるで地を這うゴキブリの如く素早さで月光の右手3m地点まで走りこみ) レイン->(直角に曲がって横腹目掛けて突きを繰り出す!) 月光->……(まだ上半身は仰け反ったまま…しかし、その口元は。大きく釣りあがり、獰猛な笑みがレインから見え…) レイン->(挑発するように笑みを返す) 月光->(トン、とたった一歩。それだけ踏み出し、脇腹への攻撃を掠らせ…) 月光->(仰け反った身体を、引き戻すように。地を這うような体勢になる…ギシ、と地面が軋む) レイン->ち(すぐさま腰を捻り、上半身を捻って首筋への打ち下ろしに変換する!) グレイ->(月光の踏み出した足元に)ガンゾット! 月光->(そんな状態で、出来ること。それは正面へ走り出す程度だが…その正面には、グレイ…) 月光->(地面が隆起するより、疾く。首に打ち下ろされるより、迅く…) 月光->(地面が、爆発し。姿が掻き消える) グレイ->どこにっ!? レイン->(ガッ! 地面に突き刺さり、そのまま床を二分し叩き割った剣を忌々しく引き抜き) 正面を空けたのは軽率だったか……、明月が間に合うといいが 月光->(ドンッッッ!!! 瞬間的に現れたるは。グレイの真正面) レイン->(事実リクリムと挟み撃ちを狙った横よりの奇襲である、だがあの早さだと挟めるかは微妙だ) リクリム->(斧を持ちなおし、月光に駆け寄る) グレイ->っ!?(反射で飛びのく) レイン->……間に合えっ! (月光ほどではないが全速をもってして月光の背中へと飛び込む) 月光->ッハァッ!!!(左拳が、正拳を象り。飛び退くグレイへ送り込む!!) リクリム->ケシス>(取り出した笛を握り締め、吹き始める) 月光->(無論、背中から飛び込まれ。音の攻撃を喰らい、さらに後退したグレイに致命的ダメージは与えられないが…) リクリム->うおっりゃあ!(月光の右から飛び出し振り上げた斧を脳天めがけて振り下ろす) グレイ->うぐっ!?(後退したことでダメージは軽減したもののHPはレッドゾーン) 月光->(…この強敵達に、通用する。自分が立ち向かえると判断させるには、十分。そこまで判断し…レインを引っ掴み。持ち前の怪力で斧の盾にしようと…) レイン->(背中からのマウント、相手の筋力を考えれば有利ともいえないが、一瞬の隙くらいは作れよう) リクリム->よけろレイン!(今更引かせる事は不可能らしくそのまま振り下ろした) 月光->ッ!!!!(一瞬。それだけあれば、十分だろうが…レインを引き寄せきれない!!) レイン->難題だが、何とかしよう! (ほんの一瞬だ、だがその極めて一瞬の抵抗がこうを制したらしい) グレイ->ファラリプス!…っは(両足を踏ん張ってギリギリ倒れることを防いだ) 月光->(咄嗟に腕で頭を庇うが…決して軽くはない斬撃に、腕は粉砕され。何かがつぶれたような音と共に、斧により地面に叩き込まれる!!) リクリム->ナイスレイン!そして私ぃ!(斧を退かせつつ) グレイ->クラケ・ファ!!(更にその上から最上級の召喚攻撃) レイン->(スッと引いて召喚攻撃の巻き添えを避ける)……グレイのは当らないから良い(感慨深げ リクリム->ケシス>(笛を吹くのを止め、駆け寄る) 月光->……(腕は粉々。頭は血まみれ…即死だろうか? 原形を留めているだけでも不思議なのだが、ぴくりとも動かない) レイン->さて、このぐらいしないと治らないと思ったが……、どうなったか リクリム->殺った?(殺っちゃダメだろ 月光->@(やはり、動かない。この程度で快復しないというのは、普段の月光ならば有り得ないが…よくよく見れば、先程から受けているダメージも治っていない) レイン->やはりシャトラに作られた肉体では本調子が出ないか……? 月光->@――無論、其の様子を見ていたのだろう。隠しようもなく、隠しもしていない怒気が。強大巨大な魔力と共に、城の奥のほうから漏れ出し始める) グレイ->そうなのかな?(様子を見に近寄る) リクリム->ケシス>(怒気のする方をじっと見ている) 月光->@――城を覆う魔力が、紅と白銀から。白銀だけに変化し、奥のほうから白銀の魔力がゆらゆらと漂っている) 月光->@一方、月光自体は。殆ど死体と変わらないまま、沈黙) レイン->向こうから来ないなら、こちらから出向くか。しかし月光はどうしような リクリム->ケシス>………蝉時雨…(少し辛そうに呟く) リクリム->動かないんなら置いていくか担いでいくか? グレイ->ボブみたいに冷凍保存したらどう? 月光->@(ドカァッ!!! 未だ、宙に浮き続けているパネルから。鎧を叩く音ではなく、肉体が叩かれる音が響いた) レイン->……? 月光->@(見れば、たいして疲労もしていなかったはずの天目一個が。白銀の騎士の一人によって、防御ごとぶち抜かれ殴られ吹っ飛ぶ映像が映っている) グレイ->ついでに実験…え? リクリム->うわ、なに? レイン->どんどんと手に負えなくなってくるな……(溜息 月光->天目一個->…!?(起き上がりざまに。さらに、先程とは全く…騎士による速度も力も桁違いの蹴りが、顔面へ入り。再び吹っ飛ぶ) 月光->@…徐々に騎士達が、自分で強くなっている? 否。城から膨れ上がる銀の魔力により、能力が。爆発的に増えている) リクリム->ケシス>…………(少し焦りを感じつつパネルと城の奥を交互に見ている) 月光->@(一撃一撃が、重く。迅く。天目でさえ梃子摺るほどの敵が、まだ数百…その全景を表したところで。パネルは、消える) レイン->リース>魔力の無駄遣い、かそれとも別の手段をとって来たかな?(魔力の発する方を見つつ リクリム->つまりちゃっちゃと行かないと進めなくなるの? レイン->天目が抑えきれなくなったら、洩れなくあんな怪物がこっちに戻ってくるわけだ。……さっさと大本を叩くしかないな グレイ->行こう。 月光->@(――その魔力は更に膨れ上がり…次の瞬間。漂っていた魔力が、収縮し…ドン! 月光の身体に食い込んだ) 月光->(びくんっ!! と、断末の痙攣のように身体が震え) リクリム->何?今更ながらに復活なんて認めないよ?(月光に振りかえりつつ) レイン->執着心もここまで来ると……見苦しいな グレイ->いい加減にして欲しいよね リクリム->ケシス>っ……(焦りが顔に出ている) 月光->@次から次へと。皆の内部、横、上を通り。溢れ出す魔力が、収束し月光の身体に叩き込まれていく) レイン->リース>……遮断する? 魔力 月光->(魔力が送られるたびに、震え。傷が、煙を上げて治癒されていく…さらに…)…(ぺキ、パキ…という音と共に。身体が、紅色の装甲で覆われていく) レイン->いや、どうせだから使い切らせよう。これだけ無理をすればボロも出るだろう 月光->@(城にあふれ出る魔力が、渦を巻き。外に。そして月光自身に吸い込まれ…) グレイ->はぁ…(手で頭を押さえつつ溜息) レイン->リース>了解。まったくもう、ただでさえマナの少ない場所なのにオドばっかりでよくやるよね リクリム->んもー、死ぬなら死ぬでもう良いのに… 月光->『カ…』(傷は治り…急速に、紅色の装甲は。腕に発達した爪が供えられ…完治した顔には、のっぺりとした仮面…) リクリム->ケシス>まだ…蝉時雨を助けに行けないか… 月光->(ペキペキパキ…かっと開かれた眼が、瞳孔の紅を残し。眼窩が黒く染まる…喰人鬼≠ェ発動している) レイン->(瞳を確認し)いつになったらシャトラを叩けるのやら……(切っ先を低く構える) グレイ->同じ手はきっと通用しないだろうね リクリム->むしろこれで魔力空になって自滅してくれたほうがいいよねぇ(斧を片手で振りまわし) 月光->『ガ…!』(しかし、無理矢理引きずり出されている様で苦しそうだが…シャトラ、と聴いた瞬間。一気に身体が、紅の悪魔と化し…) 月光->@ヒュッ、と行き成り。この巨体が掻き消え、皆の間合いの外。丁度、壁に背を預けるような位置に出現する…) レイン->さて、文字通り骨が折れるかもな 明月->シャトラちゃん、とんでもないことしてくれるね(「ちゃん」付けされてる/ぁ) リクリム->ケシス>(少し溜息をついて、笛を吹き始める) 月光->(能面のような顔に、口が現れ…大きく開き…震えている)『ガ…ガ…!』(笛を吹き始めたのを見て。ふと、掌を…マテ、とでもいうように差し出す) リクリム->ケシス>?(音を出すのを止める) レイン->ん? 月光->喰人鬼->『あ、ノ…こ、小娘…ガ…!!!!!』(手を下ろし、苦しそうに息をついている) リクリム->どうしたー? レイン->ドツいたのも無駄ではなかったみたいだな 明月->ん? グレイ->(小娘?シャトラのこと?) 月光->喰人鬼->『ワ、我、マデ…取りこまれ、テ…溜まルカ…!!!!』(憎憎しげに、吐き捨て…) 月光->喰人鬼->『シカシ…カカ…あの、小僧モ…妹、程度、ニ…アシラワレル…トハ…』(びしぃっ、と再び皹が入り…) 明月->鬼の方が何とかしてくれるとか? リクリム->んー、とりあえず意識があるだけ大丈夫か… 月光->喰人鬼->(抵抗し続けている反動が。どんどんと身体に皹が入り…)『……表だった…手伝い、など…できぬ、ガ…』(口元が、笑みのように象り) レイン->何もしないより、大歓迎だ 月光->喰人鬼->『良かロウ……この、小僧…シルヴェストリ…とか、言ったか……コイツの、無念、くらいは…少しでも、晴らし、て、やろう』(びし、びし…) リクリム->ケシス>何をしてくれるのかしら… 明月->(シルヴェストリ? 誰のことを言ってるの?) 月光->喰人鬼->(最後に、口を開き…眼の光が消えうせた瞬間…体が、爆裂した! 紅の破片がそこ等中に、弾丸のごとく飛び交う!!) レイン->む…… 月光->(@それと、同時に。まるで悲鳴のように、未だ城を包む魔力が。大きく乱れ、痛みに捩れ、一気に激減した!!) 明月->っ…!?(咄嗟に腕で顔を覆うように防御する) リクリム->うおおおおう!(びびってる) グレイ->爆発したぁぁっ! 月光->@(爆裂した破片は、当たれば致命傷だろうが。一つも皆に当てることなく砕け散り…力尽きる前に何かを遣り。シャトラの魔力すら減らしたが…) リクリム->ケシス>魔力が一気に少なくなってる… 明月->(ゆっくりと腕を上げて、喰人鬼を覗き見る…) 月光->@(一つ。一つだけ、問題を残した……喰人鬼が居た場所に立つは。先程よりも、さらに本質に近づいた。剣を持つ月光) 明月->月、光? リクリム->………結局いるんかい!戦うとか言うなよー!! 月光->闘気も、殺気も、敵意も。何一つ発しては居ないが…目の前のレイン達を、敵とみなす光を浮かべ。緩やかに、切っ先を向けた) 明月->(やっぱり…戦うしかないか) レイン->結局シャトラまでは遠い、と。肝を据えるか グレイ->結局戦うことになるんだね リクリム->ケシス>……まだ遠いのね(溜息 明月->(そう思うが先か、構えることにした。まるで何かが吹っ切れたように、小さな笑顔浮かべて) 月光->(歪。それを現した剣の名は、アザゼル…碧衣の城に封印されていた、世界の落し物。とある神話にて、人間に武器の知恵を与えた天使の名を冠す剣) リクリム->あー、面倒面倒面倒…しつこい奴って嫌いー(斧を振りまわしつつ愚痴ってる) 月光->…(その剣の、決して斬るなどという動作に適した形状ではない剣の切っ先を逸らし。一回転させた後、斜めに切り下げたような形で構え…) 明月->アイツの目を覚ますには、徹底的にやらないと駄目みたいね。 レイン->神話の武器とはまた不相応な……、まぁいいか。こんどはドツくなど生易しくはいかん 月光->……(何の前触れもなく、灼熱の赤熱を纏い始め…徐々に、高温。そして魔力が加えられ、閃光のように光り始める) リクリム->ケシス>んー、色々とやってみましょう(笛を吹く態勢に入り) 月光->@(この後の動作を見たことがあるのは、現時点では明月とグレイ。其の後の光景を見たことがあるのも、この二人だけ…)…(大きく、振り被る) レイン->妖しい…… グレイ->(はっ)皆、避けて! リクリム->へ? 明月->っ!? 危ない、避けて!! レイン->色々やってみる前に、下がれという事だ(セシスを抱えて思い切り考えずに飛び退く リクリム->ケシス>ひゃ! リクリム->何があるのか知らんけどヤバイのかぁ…?(逃げる 月光->(トン、と踏み出し…一・閃。光が迸り、まるで天を駆け上る光りのように伸びた後…巨大な光の剣が、縦に振り下ろされ――!!) 明月->(横に倒れるように避けた!) グレイ->(札で全員に)アプドゥ!(そして自分も横に飛び、剣の軌道から避ける) 月光->(ドォン!!! 轟音、として言えない様な音を立て。誰も直線状に居ないまま、振り切り…巨大な斬撃のあとを見せる。この浮遊する城自体を、斬った) レイン->リース>(横っ飛びしつつも、純粋に反発する魔力を浮かべて自分の周りの被害を緩和する) レイン->(ケシスをスッと下ろし)……好機! (そのまま振り下ろした体勢の月光に襲い掛かる!) 月光->@(剣は、横に多少の衝撃は与えるものの。集中したのは縦一閃だけ…斬られた床や天井。門などは、切れた上に溶け…) リクリム->おおぉ〜!(斬撃を横目に見ながらレインに続く) 月光->……(ヴン、という音共に。一瞬にして、再び光が灯り…笑みが浮かぶ) 明月->(倒れこんだ後…そっと後ろを覗いてみる…)怖ぇ…(当たるスレスレだったり/ぇ) レイン->(地面を蹴り、よほどの事が無い限り浮かす事の無い両足を、体を宙に預ける。方角は月光の左上) リクリム->(こちらは姿勢を低くし、足を狙うように身体を捻る) 月光->ッシ!(眼で追った後。筋肉が悲鳴を上げるのも構わず、レインへ向け燕返し――光の刃が再び伸びる!!) グレイ->(月光の背に向け)メジュクルズ! リクリム->うりゃぁぁ!(捻った身体を戻しつつ、斧を横に振って月光の右足に当てる) レイン->(打ち下ろし、それを途中で止め受けに回る。燕返しとは高速で放たれる逃げ場の無い蓮撃、一度でも受けようとその刃を受止める) リクリム->ケシス>(笛をいつもと違う拍子で吹き始める。気が収縮されているようだ) 明月->(起き上がり、月光を攻撃する為に間合いを詰める!) 月光->(背中に攻撃を受けるも、微動だにしないが…流石に、背中に防御を回した後足に当てられれば体勢は崩し…) 月光->(レインに一度、光の刃が高速でぶつけられるものの。押し切る前に掻き消え、月光自身は倒れこむ) リクリム->ケシス>(収縮しきった気を笛で引っ掛けるように掴み、竜巻を化したそれを月光に投げつける!) 明月->(倒れたところで月光の鳩尾にかかと落とし!) 明月->(その後、すぐに立ち退く) レイン->……グ(よほど光の刃の衝撃が強烈だったのか受身も取れぬまま地面に叩きつけられ、半分に切られ弱くなった床が皹をいれぶち抜ける。その下へと落ちていった) 月光->ッ!(例え鳩尾に入れられようとも。たいして効きはしないが、流石に竜巻を避ける暇はなく巻き込まれ…) リクリム->レインが落ちた!(月光との距離をとりながらレインが落ちた方へ) 明月->(はっ)レイン!! 明月->(レインが落ちた方向へ走り出す) 月光->@(丁度、この踊り場の下は。設計上のミスとでもいおうか、何もない地下室が広がっている…かなり広いし、深いが。天目のところまで落ちることはない) リクリム->ケシス>(竜巻に巻き込まれた瞬間に転送で間合いを詰めて、月光に初期化の光球を当てる) レイン->(かなり深いところで剣を地面に刺してむせ返っているが)……構うな、ここなら多少は休める。それよりも余所見をすると死ぬぞ リクリム->んもー、折角心配してんのに! 月光->ッ!(顔面にぶち当たり、仰け反るが…その仰け反りすら利用し、右の前蹴りを。正確にケシスの喉元めがけて放つ!) 明月->レイン…。 わかった!(ウンと頷き、月光の方へ振り返る) レイン->有難う、だが心配は後で確りと受け取るから、今はその命を大事にしてくれ リクリム->ケシス>あう!(腕で防御したが軽い為に派手に吹っ飛んだ) リクリム->あいあい!わーった! グレイ->ケシス…ファラリプス!(回復) レイン->(さて、戦線復帰しようにも流石に上までジャンプできるわけもなく、別の道を探す事になる) 爺の家で探検した経験は有るが……、洋館にも当てはまるといいんだがな リクリム->ケシス>ありがとう…(ふらふらしつつも立ちあがり) 明月->ケシス、大丈夫? 月光->ッ(ケシスを蹴り飛ばせた衝撃のおかげで、トン、と爪先だけ地面についた…瞬間!)ッハァッ!!(身体を回転して、竜巻へ向けてハイキック) リクリム->ケシス>大丈夫… 月光->(尋常ではない膂力により生まれる風圧は、一気に竜巻をバラバラにし…) レイン->ラル>ふぅーーふっふっふー、その必要は無いぞレイン。今度こそ俺様の出番だろっ レイン->早くしろ 月光->(自分にも襲い掛かる其の衝撃を、身を捻ってやり過ごし。何度か回転し…ピタ、と止まると。再び剣を振り被り…) 明月->うへぇー、アタシたち本当に勝てるの?(月光の蹴りを見て、嫌そうな顔をしている) レイン->ラル>いけずな。……んじゃ、早速(人型になり、静かに跪く 月光->(ヴン! と、腹に響く嫌な音共に。再び、瞬時というべき速度で剣に閃光のごとし光が灯る) レイン->(何が有ったのか。カッ! と割れ目から激しい白い光が迸った、魔力は無い、しかしあくまでこの世界の現象として尋常でない力を滾らせた光だ) 月光->(思わず、光を灯した剣を降ることなくその力に反応し。眼だけが、下を向く) グレイ->ちっ…ファジュゾット!(舌打ちし、目くらましを兼ねた木が足元から月光を襲う) 明月->ん? 下って…、まさか… レイン->@――――ズガァァァァァァァンッ!!!! (場違いなまでの破壊を轟かせ、豪快にも下から床を突き破ってきたのは……竜であった。黄金の体に鉛色の鎖を縛りつけるのではなく手綱のように巻きつけた竜) 月光->(気を踏み潰したところで…)……(光が、消えてしまい。呆けたように、その金色の龍を見上げ…) レイン->(背に跨っていれば良いのだが、生憎にも足にぶら下がっているレイン。そのまま何事もなかったかのように床へと着地する) レイン->成長とは、これのことか……(半ば呆れているようでもある) 明月->え…レイン? 成長って…? グレイ->…日本昔話?(ぼそっと) 月光->(剣を振り上げた、多少間抜けな体勢のまま。信じられないものを見たように、龍を見上げている) レイン->ラル>ぐぁぁがぁぁうっ!(三段階目の変身をすると言語機能が低下する、というリスクを背負っているらしい。まぁ元の性格を考えれば妥当な制約ではある) 明月->(はっと我に返り…)チャンス!(月光の背後へとエルボーを食らわす) 月光->……。(…ふと、その竜を見て…何か、楽しそうな。獰猛な表情はその竜すら超えるかもしれない…そんな感情を一瞬だけ現し…) 月光->(鈍い音はするものの。踏ん張るでもなく、肘打ちは身体を揺らしもしない) レイン->ラル>(ユナほど完成された美しさは無いが、それを猛々しさで補っているといえよう容姿。その長い鎌首の先にある口には強烈な蒼い炎が宿る) 月光->(そんな明月すら、放り。今の今まで、振り上げていた剣をそっと下ろすと…) レイン->明月、一旦離れろ! 『お返し』するそうだ! 月光->(この間合い、月光自身の速度をもってすれば。明月を盾にすることも可能だが…意に介していないように、竜を見上げている) 明月->(放り投げられた瞬間、体勢を戻し、足から着地する。) レイン->ラル>スゥゥ………フルグァァァッッ!! (ラズ・ノーグルとは蒼き炎を意味する言葉である、故に必殺の攻撃もそれに同じ。胸に空気を溜め込むかのように強力な力を凝縮させる……) 明月->(レインの声に気づき、後ろに下がって少し距離をおく) 月光->クク…ククク……(再び、獰猛な笑みを見せる…歯をむき出しにし。口元を大きく吊り上げ…鬼のような、迫力に満ちた。戦意の塊のような笑み) レイン->@(発射、いやそんな生易しいものではない。発動である、それが動き放たれた時にはもう炎は臨界まで温度を上げ近寄る物体を尽く蒸発させる。そんな凶悪な青い爆炎を津波の如く月光へ浴びせかけた) レイン->@(余談だが。一コンマ立たぬ内に月光の背景に有ったモノは何一つ残らず消し飛んだ、……青い空が見える) 月光->(そんな笑みを浮かべたまま…ぽい、と。もう要らなくなった玩具を、捨てるように放り投げ…飲み込まれ――) レイン->ラル>(バサリ、バサリ……。思い切り吐き出した割には不服そうな表情だ、表情といってもそれほど変わらないが) 月光->@(灼熱の業火により、背景物は消し飛ばされ…月光が、碧衣の城にやったときと同じような状況だが…月光も、消し飛ばされてしまったのか。居ないが…) 月光->@(城は、未だ浮いている。白銀の魔力に覆われている。) レイン->ラル、見栄を張るな。今のを出したからにはそろそろ限界だろう? 明月->月光が、消えた…? グレイ->やったの? レイン->ラル>ぐるぅぅ……(不服そうな声をあげながらも、カランカラン、と剣に身を変え地面へと落ちる。何処か刀身にも力が無い) 明月->ら、ラル!? え…ええっ!?(信じられないような顔つきで竜を見る) グレイ->ラルは力を使い果たした…の、かな? 月光->シャトラ->ックハ…ッ (@苦しそうな、吐息と。声が、皆の後ろから聞こえた) レイン->(それを拾い)……シャトラに勝つまで絶対起すな、だそうだ。寝たようだな 明月->っ!?(後ろを振り返る…)…シャトラ レイン->ふむ、張本人のお出ましか 月光->@(シャトラ――月光に酷似した少女は、苦しげに息を付きながら…噴水だったものの近くに寄りかかり、皆を睨み付けている) 明月->黒幕の登場ってやつね グレイ->もうあんたの盾はないよ 月光->シャトラ->…キミ達…どれだけ協力者が、いるのやら…竜だの、喰人鬼だの… 明月->そうだね。ナイトさんは消滅(?)しちゃったわけだし 月光->シャトラ->…盾がないんじゃ、なくて…キミ達が、多すぎるんだよ……(微苦笑のような、そんな笑みを浮かべ…) 月光->シャトラ->とっても強い、剣がね… 明月->月光と関わってきた、「仲間」だからね レイン->あんなのの相手をしてたら嫌でも強くなるくらい察して欲しかったな 明月->……確かに、それもある(妙に納得している) 月光->シャトラ->……(ふと、一瞬だけ下を見て…)…強いことぐらい、知ってたさ…その強さが、予想外、だっただけ… 月光->シャトラ->ハァ…(かろうじて残るベンチに、とすっと腰掛…) 月光->シャトラ->……残念ながら。ボクには、もう盾はない…闘えるだけの力はないよ。 レイン->ふむ、ではチェックメイトか……? ん、そう言えば天目はどうした 明月->……負けを、認めるの? グレイ->まだ戦ってるのかな? 月光->シャトラ->人形の生産、研鑽に次ぐ研鑽、この城…全て、つかっちゃって…(身体ごと俯いたまま…) 月光->シャトラ->…でもね?(ふと、俯いたまま。手を挙げ…黒い、闇のようなものが広がり…ザン、と音を上げると。黒い、日本刀になる) グレイ->だったら大人しく向こうの世界に帰りなよ。こっちも殺さなくて済むならその方がいいし 明月->(ふぅ…っと息を撫で下ろす)じゃ、もう月光と闘うことないのね 月光->シャトラ->(その柄を握り締め…) 月光->@(皆の背後。つまり、ラルが吹き飛ばした場所から、ぼう、と熱気のような風が吹く) グレイ->ん……? レイン->往生際の悪い…… 明月->って、まだ闘う気? あんなに息絶え絶えじゃな…(背中から風を感じた)…ん? 月光->@(蒼い炎と共に踊るは、紅いコート。ゆらめく銀髪に、敵意を現す紅い瞳…炎と共に、月光が立っている) 月光->……(ゴキ、と首を鳴らし…) 明月->もー、何でそんなにしぶといかな…(勘弁してと言わんとばかりの表情だ) 月光->……返すぞ。(ぼそ、と呟き…ふと、手をシャトラへ差し出す) グレイ->…本物? 月光->シャトラ->…また、勝手に喋って…(微苦笑のような、ものを浮かべ…自分の右手も差し出し) レイン->いい加減判断するのが疲れた… 月光->@(再び現れた月光は、再び炎に変わっていき…) 月光->シャトラ->…兄さんさえ、戻せば。闘う力ぐらい、あるのだよ?(顔を挙げ、笑みを浮かべ――) 月光->シャトラ->(――笑みが、象りきる前に。右肩が、炎の弾丸に打ち抜かれ…軽いためか、噴水だったものをさらにぶち抜き吹っ飛んだ!)!? グレイ->なにっ!? 月光->……今までの、借りをナ。(フン、と鼻を鳴らし…腕に宿っていた炎を、かき消した) レイン->ふむ、こんな芸当をするのは正気な証拠か(やや皮肉を込めて言う 明月->(カチン…)くっ…そのまま立ち退けば、よかったのに 月光->(トントン、と近くに落ちていた。アザゼルの鞘を拾い上げ、肩を叩き…)…操られる振りも、結構疲れるね 明月->ここまで落ちぶれるなんてね、アンタの兄貴は!(皮肉を込めて言う)>シャトラ 月光->シャトラ->…ッ!!(ガラガラと、瓦礫を跳ね除け…起き上がり) 月光->シャトラ->…兄さんが…なんだって? グレイ->意外とノリノリだったんじゃない?<操られる 明月->へ? 聞こえなかった? 月光->……ノリノリなわけ…って、あー… 月光->シャトラ->…兄さんが、落ちぶれて? 今、そう聞こえたんだけど…(俯いたまま、ぼそりと…) 明月->(ギクッ)や、やだな、冗談だよ冗談…ね? 月光->…………あーあー…(呆れたような顔で、頭抑えてる) グレイ->何?シャトラってブラコン?(ぁ 月光->シャトラ->…確かに。操ったり、したけど…殺そうとしたけど…殺されたりしたけど…(ビシ、ビシ…! 魔力が迸りはじめ…) レイン->こうしてみるとそれに散々振り回されたな…… 月光->…んむ、操られてるときに解ったんだが。ちょっとブラコン入ってるな。(頷き 明月->いや…ちょっと、話し合おうよ、ねぇ…(あわあわ…) 月光->…明月。お前責任取れよ?(知らん振り 明月->お兄ちゃんなんだから、喧嘩を止めたりしなさいよ!>月光 月光->……(すっごい嫌そうな顔) レイン->(ああ久しぶりだ) 月光->シャトラ->…兄さんも、落ちぶれて、なんていわれて…黙ってるんだ? 月光->……はい? 明月->だから、ちょっとタンマって……イヤァァァァァァ!?(逃げ出した/ぁ) 月光->シャトラ->……結局。どんなに話しかけても、答えてくれなかったし… 月光->………いやマテ。ちょっとマテ。 レイン->それで待ってくれたらどんなに楽だったか 月光->シャトラ->……もう、そんな兄さん。要らないや。(何処から捻り出しているのか、魔力がさらに増し…) 明月->(アプドゥを自分に掛けて逃げる逃げる) グレイ->ブラコンオーラか…凄いな 月光->……あぁ、もう!(ヴン、と一瞬だけ掻き消え。シャトラの眼前へ来て、思い切り抱き締め) 月光->シャトラ->……(ぴたっ) 明月->わ、わかったわかった!前言撤回する!! 月光->…解った。解ったから……行けばいいんだろ、行けば。(大きく、溜息) グレイ->……ねぇ、レイン 月光->だいたい、お前が悪いのだぞ…最初に、幾らオレを連れて帰りたいからって… 月光->シャトラ->…… 明月->(ピタッと止まり…) グレイ->これってもしかして、ただの兄妹喧嘩? 月光->シャトラ->…だって。強くなりたいし、兄さんと一緒に居たいし。 月光->だからといって、遣りすぎだ… 明月->ちょ…ちょっと待て、ちょっと待て… レイン->……俺は経験無いな グレイ->今さ〜、月光を凄く殴りたい気分なんだけど レイン->好きにしていいと思うぞ。ふむ 月光->(シャトラに耳打ちしてる) レイン->責任は月光持ちだ(ぉ 明月->それじゃ、あたし達はその兄弟喧嘩に巻き込まれたってことだよね?(沸々と怒りが込み上げて来る) グレイ->だね 月光->シャトラ->(黙ってきている。そして、皆から聞こえないような声で。やっと、本当に笑顔で何か月光に確認している) 月光->……。(溜息付きつつ、疲れた顔で何度も頷き。さらに、シャトラの頭を撫でている) 月光->(そして、口を閉ざして人差し指を立て。内緒、ということをやってたり…) グレイ->………(和やか兄妹愛ムードの中に無言で歩み寄る) レイン->リース>(←バッチリ写真に収めてやった) 明月->月光…そして、シャトラちゃん?(引きつった笑顔で近づく) 月光->……ん?(すっごい疲れた顔で、グレイ達を見て…) グレイ->(月光の前でピタリと立ち止まり、右の拳を振り上げ)ふざけんなぁぁぁぁぁっ!!!(どげしっっっ!!!) レイン->ふむ、正しい行動だ(頷きつつ) グレイ->(捻りを加え、抉り込むように殴ったぁ!) 月光->(繰り出された右拳は、月光の腹にヒットするが…)ッ(月光のとてつもなく重く迅い右ストレートがグレイの顔面へ叩き込まれる) 月光->……あれ? 明月->兄弟喧嘩であたし達を巻き込むんじゃねぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!!!(何故か月光にだけ殴ったり/ぁ) 月光->(さらに、明月へ向けて裏拳まで放ち叩き入れる!) 月光->…はい? 月光->シャトラ->…(指から、魔力で生成された。人形を操るような糸が出ている) 月光->……シャトラ…やめろ。 明月->(ガルルルル…と怒りの感情むき出しで兄妹を睨んでたり) グレイ->Σふぎゅっ!?(鼻押さえ蹲る。ボタボタと鼻血が…) 月光->シャトラ->…(渋々、糸を千切り。腕を離した) 月光->シャトラ->(其の挙句、明月とグレイにあっかんべーという特上のサービス) 月光->(スパァン! 流石に叩いた) 明月->狽ヤっ!?(まともに当たる、鼻血は出なかったが…) 月光->シャトラ->はぅっ 明月->くっ…(カチン) レイン->………いい加減にしてくれ(特大に溜息 月光->シャトラ->(レインにも、べーっ) 月光->…………………いやホント。マジで申し訳ない… グレイ->(ボタボタボタ…) 月光->…(グレイにハンカチ差出) 明月->(月光宛にメールが届いた) 月光->(即効削除した) グレイ->(鼻押さえたまま立ち上がり)…イラナイ 月光->いいから。(さらに腕伸ばし) レイン->(………グッと堪え)ボイコットするか、対月光で 月光->シャトラ->ばかー、はげーっ(レインが一番気に入らないらしい) 月光->………………… グレイ->妹と好きなところへ行けば〜?(さっきのがシャトラの仕業だと気付いてない)←蹲ってた為見てなかった 明月->(実はレオン(=シエル)からのメールだったり、真実どころか、削除されていることさえ全く知らずに…) 明月->レイン、嫌われてるね レイン->(はげ、はげだと……!)あー、とりあえずもう帰って休んでいいだろうか? グレイ->…リプス(回復) 月光->(ッハ…)…あ、いや。グレイ。さきほどのはシャトラの仕業でだな… 月光->シャトラ->一年後には毛抜けちゃうぞはげーっ! 月光->(どごん!) 月光->シャトラ->いたっ! レイン->(わなわなわな……) 明月->禁句を…(←いつからそうなった!?) 月光->シャトラ->どうせお父さんはげてるだろーっ! 月光->シャトラ->そういうのは若はげになるのーっ 明月->あー、シャトラ、それ以上は言わない方が… グレイ->兄妹仲睦まじく、向こうの世界で暮らせばいいよ(プイ) 月光->(がし、とシャトラの頭引っ掴み…) 月光->…違う。違うんだってグレイ… レイン->じゃかぁしぃぃ!!(ドカーン) ……いかん、胃が…。俺は先に帰る 月光->シャトラ->やーい、HA・GE!!! 明月->お疲れー、本当にお疲れ様だね グレイ->僕も帰る。…馬鹿馬鹿しいっ(静かな怒り) 月光->……(シャトラを思い切り投げ飛ばした) レイン->@(はげるものか、と一言残して落ちるのだった) 月光->天目一個->…ふぅ…(呆れの溜息をつく、ナイスミドル。騎士達の残骸に座り、ただただ溜息) <感想> な、長い兄弟喧嘩だった……! いやむしろ兄弟戦争とでも言うべきでしょうか、突然始まってようやく終わったって感じですね。 感じなのですが。 はて、シャトラはこれからどうするのでしょうか? 気になるところですね。