蝉時雨->天目一個->(ズーーーン……なんて、重苦しい擬音すら立てそうな感じで、部屋の隅で突っ立ってる) デッド->(真っ赤な顔してグッタリしてる) 蝉時雨->天目一個->(よくよく見れば、ボブMk3の形態が微妙に変わって行っている。徐々に純和製と化しているのは、彼(?)の趣味なのだろうか…) グレイ->(ガチャっとドアを開け入室)こん──…どうしたの? 蝉時雨->天目一個->(ズズーーーーン……どっしりというか、がっしりというか。置物のように一言も喋ってない) デッド->(ぐっでー……)あっづー… グレイ->暑くてとろけてるのか… 蝉時雨->天目一個->(冷たい光沢を発して、さらにズーンと佇み続けている仮置物) グレイ->で、そこの置物は……見なかったことにしよう デッド->…で、この重々しい空気はなってる置物はなんだ?(ぇ 蝉時雨->天目一個->…(ギシィ! 軋んだ音を立てて、首がグレイたちのほうへ向いた!!) グレイ->気にしない…Σでぇっ!? 蝉時雨->天目一個->『…………何か?』 デッド->ホラー?!(飛び退いた!) 蝉時雨->天目一個->(ボウ、と両眼窩に紅と翠の光を灯し)『………何か?』 グレイ->怖いっ、怖いよ〜っ! デッド->何だおめー!なんかよくわっかんねっけどビックリさせんでねぇべさ!(何そのなまり 蝉時雨->天目一個->『…………。』(←恐いとか言われて心が傷付いた デッド->なぁ!グレイ!あれ何?!髪が伸びるような置物か?!(ぇー グレイ->髪じゃなく形態が変化してる。更に悪い 蝉時雨->天目一個->(メキ、メキメキィッ! またもや、とんでもない音を立てて。鎧が再び変化し、さらに和風と化した。おまけに兜に角まで付いた) デッド->ってかアレはなんだよ!ホントに!オレが知ってるものなのか?! グレイ->呪いの鎧兜だ〜(泣 蝉時雨->天目一個->『…徐々に、我が力を使えるような形へと。変換させていっている、だけ…』 グレイ->骨から落ち武者へバージョンアップ? デッド->あれってボブなの…?(グレイの後に隠れて 蝉時雨->天目一個->『…落ち武者、というものが如何いうものなのかは解らぬが。この姿は、この国が発祥と言われている』 蝉時雨->天目一個->『我が世は、如何なる世とも繋がる。故に、姿形もまた其々、と…いうことだ』 グレイ->ボブだよメタルボブ(小声 デッド->バージョンアップなのか…(ガタガタ 蝉時雨->天目一個->『…………………。』 デッド->初めはタダのネタキャラだったのに…出世したなぁ… グレイ->今は月光の剣が取り憑いてるんだよね… デッド->何でボブに… グレイ->中身がない器じゃないとダメなんだって デッド->へー… 蝉時雨->天目一個->『………。』(メキ、メキメキメキ…!! さらに、形態が変化していく) デッド->やっぱ怖い…(更に隠れ グレイ->Σひぃっ!? 蝉時雨->天目一個->『…』(メキメキメキィッ!←グレイたちの会話で。何故時分がこのようなことになっているかの経緯を再認識してしまったらしい) グレイ->何でリースがいない時にこんな風になるんだよー デッド->そして何でオレはこう言う場面に立ち会うんだよぉ… 蝉時雨->天目一個->『……』(次第に、音はしなくなったが。ゆっくりと、硬いはずの金属が軟体のように動いて。変わっていく) デッド->(ぎゅーっとグレイの服掴んでる) グレイ->(デッドを前に押し出そうとしている/ぁ) デッド->ヤメテ!オレ怖がりなんだから!いや、マジで!(必死に抵抗 蝉時雨->天目一個->@(それは何れ体型まで変化し。細身の身体は、膂力が存分に発揮でき尚且つ速度を失わぬガッシリとした体型に変わってしまった) デッド->ありえねぇって、普通は… グレイ->ボブがボブじゃなくなってる…(ちょっと残念そう デッド->ボブでも嫌だ… 蝉時雨->天目一個->(三日月の前立てを拵えた鉄兜、大袖と呼ばれる平型の肩当、身体を胴丸と言うものに変化し、足は臆病板と呼ばれる後まで覆った脛当…) 蝉時雨->天目一個->(恐らくは、日本の戦国時代より少し前の形式である鎧武者の格好である) デッド->(なんか最近オレが来ると怖い事ばっかり起こってるような…) 蝉時雨->天目一個->『…。』(徐に手にしたそれは、左目から上が無く右目が潰れた鬼の面。それを顔にあてがい…吸い付くようにして着装) グレイ->桃太郎侍?(違 蝉時雨->天目一個->(左の眼窩が、灰色の炎で瞬く)『………ッハァァァァ…』(吐き出した呼気は、共に紅蓮の火の粉も吐き出した) デッド->(ずざっと2歩ほど後退した!) 蝉時雨->天目一個->…この姿に、戻るのも。数百年ぶりか…。(思考が代替していた声が、口から発せられた) グレイ->普通にしゃべってる… デッド->(怖い怖い怖い怖い怖い!!) 蝉時雨->天目一個->…まだ、違和感があるか?(ギシ、と音を立てて首を動かしている) デッド->違和感ってゆーか… デッド->そのカッコがオレにとっては怖いよ…最近とくに怖がりになってるから…(ぇ グレイ->色々あったもんね…ボブにはさー 蝉時雨->天目一個->…(ブツン。変な音がした)『…そうか』(元に戻ってしまった デッド->最近はホントにそう言うのに敏感になってるからさー…わりぃ(汗 蝉時雨->天目一個->『謝罪など、必要に在らず。こうして口を合わす機会も、直に無くなる』(声を直々に出すのはやめたが。低い嗄れ声になっている グレイ->月光を助けるまでだもんね 蝉時雨->天目一個->『……』(詰まるように沈黙する) グレイ->ボブに助けられたと知ったら凹むだろうけど… デッド->そうかもな… 蝉時雨->天目一個->『…主は…』(灰色の炎が揺らめく) 蝉時雨->天目一個->『…真に今この時存在しているのかどうかすら、最早解らぬ』 デッド->…… グレイ->解らなくても助けたいからそういう状態になってるんでしょ 蝉時雨->天目一個->『…真偽を計るため…故の、この姿だ。討ち取る以外に、確かめる術もなし』 蝉時雨->天目一個->『そして。例え結果がどのようになろうとも、奴は討つ。欠片も残さぬ…』(左眼窩の炎が強さを増す) グレイ->月光は個性が激しく強いからね。飲み込まれても少しの間は保って居られるんじゃない? 蝉時雨->天目一個->『それを、願う。』 デッド->あいつなら大丈夫だろ、うん(何 蝉時雨->天目一個->『…奴は、許さぬ…』 グレイ->死なない。消えないって約束したし……ま、約束破りは月光の定番になりつつあるけど 蝉時雨->天目一個->『我が主を…我を…此処まで。此処まで虚仮にしたこと、断じて許してなるものカァァァァァ…』(行き成り。空気が灼けつくような覇気を放出した) デッド->ひーーーーっ!! 蝉時雨->天目一個->『欠片も残さぬ、存在の欠片すら残さぬ…!!』(燃え上がるような音を立てて、再び口腔から紅蓮の火の粉を撒き散らす) デッド->落ちつけっての!! グレイ->窓ガラスが割れる〜!気を抑えろー!! グレイ->人のホーム燃やすなっての 蝉時雨->天目一個->『…ッハァァァァァ…!!』(再び火の粉を吐き出すと、空気が壊れそうな覇気が沈んでいく) デッド->やっぱこいつ怖いよ… 蝉時雨->天目一個->『……失礼、した』 グレイ->持ち主に似て突発的な行動を起こしやすいね デッド->ペットじゃないけど持ち主に似たのか… 蝉時雨->天目一個->『……主ほど…。などと、とてもとても…』 グレイ->唯一謙虚な部分は似てないね デッド->そうだな… 蝉時雨->天目一個->『……』 グレイ->逆に月光に見習ってもらいたいよ 蝉時雨->天目一個->『時に…主等も、参戦…するのであったか?』(あまり主人のそういう話は聞きたくないらしい デッド->オレは…どうだろうな? グレイ->邪魔だと言われなければ参戦する予定だけど 蝉時雨->天目一個->『参戦なされるので在らば。如何か、ご支援の程願う…此度の戦い、邪魔などは無かろう』 デッド->オレあんまし強くないしなぁ…どーしよ… グレイ->デッドが強くないなんて言ったら僕はどうなるのさ 蝉時雨->@と、失礼。少しの間ロムしますが、成るべく速く戻ります故。お気になさらず! デッド->いや…今お前と戦ったらどうだろうな… グレイ->このホームでは僕が一番レベル低いんだよ? デッド->これはレベルの問題じゃないだろ。おまえ死生刀(杖)持ってるし… グレイ->デッドは特殊能力があるでしょ グレイ->月光から貰った電の力。それ以外にハッカーとしての力もあるし デッド->あの力、まだ使いこなせてないんだよな。ハッキング能力はふつーのスキルと威力かわんないし… デッド->あー、なんかオレって使えねー…(ぇ グレイ->使いこなせていないのは僕も同じだよ。…それにあれは範囲系だから、今回みたいに大勢で一人を囲っての攻撃には向かないと思うよ デッド->でも、お前ってホント強くなったよな! グレイ->レベル上がったからね(心は弱いままだけど) デッド->色々とうらやましーや。ホントに 明月->こんにちは〜(入室) デッド->お、こんちゃー グレイ->こんにちはー 明月->(周りを見て…)今日はレイン達、留守なんだね。 デッド->そ、家主は居なくても人が集まる。それがレインのホームだ(ぇ 明月->まあ、レインはともかく、リースはいない方がいいというか、いたら困ると言うか…(既に恐怖の対象と化している) デッド->ま、気持ちはわからんでもないけど… グレイ->ボブが動いてる今は、いた方が万一の時対処出来ていいんだけど… 明月->イリア>こんにちはー(いつもより清々しい顔つきで入室/ぇ) デッド->こんちゃー 明月->確かに、この時期はいた方がいいかも…(イリアに気づき)…こんにちわー グレイ->こんにちはー 明月->イリア>(周りを見渡して、何かが足りないことに気づく) デッド->どーかしたのか? 明月->イリア>レインさんと、月光さんは? 蝉時雨->天目一個->(ぎっしぃ! 部屋の隅に置かれていた、日本式の古い鎧が大きな音を立てた) デッド->いきなり動くなぁ!(何故かハリセンで殴打) 蝉時雨->天目一個->『ッカァ…』(口から出た火の粉がデッドに掛かる) 明月->レイン…と月光はちょっとレインの親父さんに何か頼まれたのよ(天目一個を抑えている) デッド->あっづーーー!!! デッド->何か?!これはお前なりの仕返しなのか?この鎧武者めぇ! 蝉時雨->天目一個->『……』(コォォォォ…不気味な音を立てて、呼吸のように紅蓮の火の粉が吐かれたり吸い込まれたりしてる) 明月->イリア>(鎧の音にビックリして、少し怯えている) 明月->あっちーー!?(火の粉が明月の手に…/ぁ) グレイ->水かけておく?(鎧を指差し) デッド->凍らせておけ! 蝉時雨->天目一個->(左眼窩に宿された灰色の炎を揺らしながら、ガッシャン! と立ち上がる) グレイ->Σわっ! デッド->怖いってば!! 明月->イリア>あ、明月さん!? り、リウローム!(デッドと明月に) グレイ->あ デッド->うわぁっ!づめだ!! 明月->ひぃ!つめたっ!! 蝉時雨->天目一個->『――――』(如何いうわけか、リウロームから生成された氷が。天目一個に当たる瞬間、その部分だけまるで削れたように掻き消えた) デッド->っだーもー!! 明月->いきなり何すんの!?(だが、お陰で明月の手にあった火の粉は消されている) 蝉時雨->天目一個->『――』(ガシャ! 金属と金属がぶつかりあうような音を出して、歩き出した) グレイ->お出かけ? デッド->何か?!リクリムじゃないけどこれは神様が与えた試練なのか?!(キレ気味 蝉時雨->天目一個->(ズンズンと、炎の揺らめきはそのまま。堂々とした歩きで窓へと向かっていく)『敵』 明月->イリア>ご、ごめんなさい〜(泣/土下座) グレイ->敵って…鬼?それとも…彼女? デッド->しかも敵か!!今日は厄日だぞもう! 明月->って、敵? 蝉時雨->天目一個->『敵』(応えず。窓へと向かっていき、ぶつかる瞬間。吸い込まれるように、壁抜けをして部屋から消えてしまう) デッド->何だよもう!何なんだよー! 蝉時雨->天目一個->(持つ者が魔人なだけに、魔剣。出鱈目のように、窓をすり抜けた先…足場の無い足場を歩いている) グレイ->イリュージョンて感じだね 明月->イリア>(日本式の古い鎧に目線が合った) デッド->何かもう何でも有りだよホントによぉ! 明月->イリア>あ、あの…状況がよくわかりませんが、何かあったんですか? 蝉時雨->天目一個->(@誰と目をあわそうとも、関わらずそのまま歩き続け…向かう先は、すぐそこ。もう一人、宙に浮く人物が居る) 蝉時雨->天目一個->『敵、敵、敵――!』(うわ言のように繰り返し、さらに進んでいく先――その人物。黒い胴着に、白色の髪を持ち。眼下の街を見下ろす…) 蝉時雨->……(蝉時雨。どういうわけか、宙に浮いている…しかも、天目一個に気付いていない) デッド->何やってんだあいつ?! 蝉時雨->(眼下に広がる街並を観察しているようにも見えるが。それでも、敵意を撒き散らす天目一個に気付かないところを見ると、別のことに集中しているようだ) グレイ->ケシスに想いを募らせてるとか デッド->ちっくしょ…蝉ー!気付けぇー!!(声張り上げて 蝉時雨->…(ふと、聴きなれた声)…ん?(気だるいような動作で、振り向き) 蝉時雨->天目一個->『敵!』(既に、刀の柄に手を掛け。蝉時雨の、目の前) 蝉時雨->……はい?(にこ、とかろうじて愛想笑いを浮かべるが。顔が引き攣っている) グレイ->避けろ 明月.->って、蝉が?<敵 デッド->マジか?!(窓枠に足をかけ、身を乗り出す。飛び出しかねない) 蝉時雨->@(次の、一コマは飛んだように。天目一個は居合いのような一撃を振り抜き、蝉は身をかがめて四つん這いのような体勢が皆の目に飛び込む!) 蝉時雨->ッハィィィィィ!!?!(行き成りのことなので、かなり大混乱…だが。後で、斬撃により。斬撃の平行線上にあった建物が吹き飛んだ!) 明月.->イリア>蝉時雨さん!? デッド->マジで何なんだよぉぉ!!! 蝉時雨->天目一個->『敵!!』(ぐるん、と刃を回転させ、思い切り振り上げた) 明月.->ちょっ…、蝉!! デッド->鎧武者!説明せんかいぃぃ!!! 蝉時雨->天目一個->『敵ィィィィッッッ!!』(唐竹割り…否、そう判じれたのは。振り下ろしたあとの動作から解るだけで、刃は振り下ろされるまでの動作が見えない) デッド->くっそ…!あんな所にいけねぇよ!どーすんだよ! 明月.->イリア>一体どうなっているんですか、これは!?(テストが終わった後と言うこともあって、かなり混乱している) デッド->オレが聞きたいわ! 蝉時雨->@(恐るべきは、その斬撃の疾さ。見えないだけではなく、空間までぶった斬った…蝉の右腕ごと。 グレイ->蝉っ!! デッド->効かないだろうけど…(双剣を交差させる 明月.->蝉!? 蝉時雨->ッッッッ!!(そして、声を上げるまでも無く第三撃。真っ二つにされなかったのが幸運とも思える深さで、袈裟切りに斬られてしまう) デッド->ランセオル・ファ!(天目一個に向かって放つ!) 蝉時雨->天目一個->『――』(召喚されたソレは、一気に。何の妨害も無く天目一個の胴体へ向かい――掻き消えた) グレイ->…っ!(咄嗟に完治の水を蝉に投げつける) デッド->やっぱ…効くわけねぇかっ! 明月.->イリア>何とかしなきゃ、何とかしなきゃ…(ブツブツと何か行っている) 蝉時雨->天目一個->(身体を通り過ぎる際、完治の水まで掻き消えてしまう) 明月.->@ミス、行っている→言っている デッド->くっそ…どうしたら…っ 蝉時雨->ッッな…ん、だって…いうんですか…!(腕を押さえつつ、ぼたぼたと。紅い雫が、街へ落ちていく) 明月.->魔法も唱えても回復アイテム投げてもかき消されるなんて… 蝉時雨->天目一個->『敵、滅!』(そして。蝉さえ凌駕するほどの速度の一撃を、逆袈裟で再び放ち。蝉ごと街を破壊した!!) 蝉時雨->……ッッッッ!!(胴体が、斜めに。文字通り、真っ二つだ) デッド->マジっ…?! グレイ->蝉…っ!くそ… 明月.->イリア>っ!? 明月.->蝉っ!? 蝉時雨->…こ、な、く、ソ、が!!(身体の至る所から、鮮血を噴出し…落下していく。) デッド->(ぐ、と足に力を入れ、飛び降りた!) グレイ->天目!それは敵じゃない!! 明月.->イリア>…………… 蝉時雨->天目一個->『ッシャア!!』(聞こえていないのだろうか。駄目押し…気迫による衝撃) デッド->うぞっ?! 明月さんが退室しました(2005/07/17 21:39) 蝉時雨->!!(衝撃波をマトモに受け、向かいにあるホーム郡に激突する!!) 明月.->イリア>蝉さんに…何てことを…(頬から涙が伝っている) 蝉時雨->@(その衝撃波は全方位へと放射され、次々にタウンを破壊していき…デッドにも当たる) デッド->ッッッ…!(まともに直撃した!) 明月.->ちょ、ちょっと落ち着いて…>イリア 明月.->イリア>これが落ち着かずにいられますか!? 蝉時雨->天目一個->(そして、行き成り振り返ると。吹っ飛んでいくデッドへ向かって、空を疾走していく) 明月.->イリア… デッド->ま、マジか…(天目一個を見、呟く) 蝉時雨->天目一個->『ッ!』(そして、手に持った刃を振るかと思いきや。鞘に収め、デッドの襟首を右手で引っつかみ。ホーム郡に激突する前に止めた) デッド->(目をかたく瞑っていたが、恐る恐る目を開ける)…あり? 明月.->イリア>(天目一個の方を振り返るが…)………え? 蝉時雨->天目一個->『…』(フシュゥゥゥゥゥ…と、蒸気のような音を立てて口から火の粉を吐き出しているが。危害を加えるでもなく、デッドを落ちないよう掴んでいる) グレイ->……一体何なんだよ デッド->と、とりあえず。お前、説明しろ!何で蝉を攻撃した!(安全という事を知ったので強気) 明月.->な、何が起こったの? 蝉時雨->天目一個->『盟約。』(低い嗄れ声で、しかし伝わるように。デッドに囁く) デッド->盟約…?もっと細かく頼む… 明月.->イリア>盟、約? 蝉時雨->天目一個->『…』(ガシャ…ッ! 音を上げて、空を階段でも上るようにして歩いていく) デッド->おい!無視すんなー! 蝉時雨->天目一個->(グイッ…とデッドを脇に抱えた) デッド->…へ?おい!何だよいったい! 蝉時雨->天目一個->『…貴様等の知っている蝉とは。あのように弱き男か』(ホームまでガシャガシャと歩いて行きながらも。ぼそりと呟く) デッド->そーだよ!お前にとっては弱い男だよ!! 明月.->へっ!? 蝉時雨->天目一個->『あの程度の斬撃を避けきれぬ男か。』 デッド->ああそうだよ!でも…(ぐ、と手に力を入れる) 明月.->イリア>……どういうことですか?>天目一個 グレイ->……(黒鋼だったら違ってたかもね) 蝉時雨->天目一個->(ホームの窓を開けて、デッドを放り込む) デッド->(放りこまれ、受身を取って起き上がる) 蝉時雨->天目一個->『かの鬼を、幾千幾万屠り続けたあの男が、多少速い程度の斬撃を甘んじて受ける男か』 蝉時雨->天目一個->(窮屈そうに身を屈めてから、またも煩い音を立ててホームの床に下りた) デッド->んなこと…んなこと知るかぁ!! 明月.->イリア>だからって、殺して良いわけないじゃないですか! グレイ->盟約って何? 蝉時雨->天目一個->『残り粕に掛ける情など、持ち合わせては居らぬ』(歩いて行き。再び、部屋の隅に納まる) 蝉時雨->天目一個->『自身の残り粕を討滅す。主が交わした盟約ではあるが、今は我が実行したまで』 デッド->もう…わけわかんねぇや…(胡座をかいて視線を落とす) 明月.->イリア>………(何を言っていいのか解らず、そのまま俯いてしまう) 蝉時雨->天目一個->『はっきりと、言おうか…』 蝉時雨->天目一個->『既に、本人は死んでいる。』 デッド->どう言う意味だ? 蝉時雨->天目一個->『そのままの、意味だ。本人は既に、この世界には居ない』 明月.->それって…月光から聞いた奴? それとも今の蝉が? 明月.->イリア>っ!? デッド->……脳の許容範囲越えたみたいだ。思考止まりそう… 蝉時雨->天目一個->(目前の質問は答える気が無いのか、答えない)『蝉時雨と呼ばれた男は、既にあの小娘に喰われた』 グレイ->月光と同じように? 明月.->小娘って、月光が戦ってた人か? 蝉時雨->天目一個->(頷)『主とあの小娘が、会う前に。』 グレイ->…じゃあ、さっきの蝉は「何」? 明月.->イリア>月光と、同じ? 月光さん、レインさんの家族に呼び出されたんじゃ… 蝉時雨->天目一個->『アレは、本人と勘違いを起こした、只の残留思考の塊りだ』 明月.->…………ゴメン(イリアから目線を逸らす) デッド->月光と同じようにだったら……蝉にはもう会えないわけじゃないよな? 蝉時雨->天目一個->『主と小娘の邂逅の前。残された残留思考が望んだことを盟約とし、主が。主が居なくなった今は、我が独断で継続した』 蝉時雨->天目一個->『断定は、出来ぬ。しかし、万に一つの可能性も無いわけではない』 デッド->…なら、今回の件にがぜんやる気出てくるな 明月.->イリア>……どうして、黙っていたんですか? デッド->ここで蝉に居なくなられちゃ、ケシスにあわせる顔がねぇや グレイ->だね 蝉時雨->天目一個->『話の邪魔だ。』(ガシィッ…と、イリヤの口を。鎧の手が、顔ごと掴む) 蝉時雨->天目一個->『一つ、言って置こう』 明月.->イリア>ん゛!?(離そうと必死になっている) 蝉時雨->天目一個->『我は、盟約に動いているものの。あの蝉という男には、興味はない』(手を離さぬまま、淡々と語っていく) デッド->お前が興味なくっても、オレは会いたいもん。 明月.->イリア>っ!?(イリアの瞳から涙が零れ落ちていく) 蝉時雨->天目一個->『我が目的は、主の事のみ。奴を助けたいのならば、それは独力でやれ』 デッド->……解ったよ。絶対に助けて見せるもんねーだ(べ、と舌を出し 蝉時雨->天目一個->『…唯。我が刀は、もしかしたら間違えて貴様等のほうに飛んでいくかもしれない。』 グレイ->おいおい 蝉時雨->天目一個->『それをどう使うかも、貴様等の自由だ』 デッド->!(目を見開き) 明月.->イリア>(抵抗していた手を緩め、次第に涙が止まらなくなっている) デッド->お前…やっぱり月光に似てるわ 蝉時雨->天目一個->『……我は、主とは似ても似つかぬよ』 デッド->(くす、と笑い) 蝉時雨->天目一個->(漸く、イリヤから手を離す。侘びの一つもないあたり、悪いことをしたなどと微塵も思っていないのだろう) デッド->ま、蝉はオレにとって兄ちゃんみたいな奴だし…居なくなったら寂しいしなぁ…がんばんなきゃな 明月.->イリア>(何をするわけでもなく、ただ座り込んでポロポロと涙を流している) 蝉時雨->天目一個->『理由が強靭なれば、力も強靭になる…』 蝉時雨->天目一個->『貴様。』(イリヤに首を向け デッド->あ、今言った事誰にも言うなよ!こっぱずかしいから 蝉時雨->天目一個->『…口が滑ることはない。』 蝉時雨->天目一個->『滑らかに動くときならば、幾らでもあるが。』 デッド->(うっわ、ムカツク…) 明月.->イリア>…っ!?(天目一個のほうに目線を合わす) 蝉時雨->天目一個->(イリヤに顔を向けて)『貴様の、聞いたとおり。我が主は、今は居らぬ』 蝉時雨->天目一個->『しかし。それを、場に居らぬ貴様に如何こう言われる覚えも無い。余計なことは、言うな』 明月.->イリア>………… 蝉時雨->天目一個->(言いたいことを言ってすっきりしたのか、僅かに肩が揺れて。再び部屋の隅まで歩いていって、動かなくなる) デッド->…さて、オレそろそろ落ちるわ。ちとやる事有るし… 明月.->お疲れー、またね(デッドに手を振る) 蝉時雨->天目一個->(律儀に礼などはしないが、目礼のように。眼窩の炎が揺れる) 明月.->イリア>………… 明月.->イリア…… デッド->じゃ、お互いがんばろーぜ。またな(手を振ってログアウト 明月.->イリア>……ごめんなさい。私も一度落ちて、頭冷やしてきます。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> もしや私が欠席したので話が進まなかった……?(汗 ともかく、蝉まで犠牲になったとあれば俄然やらねばなりませんね。 決意を新たに、次回頑張りましょう!