レイン->(ドアを開けて戻ってくる)……ただいま 月光->……(より動きやすいように、ゴツゴツとした足首までを覆うアサルトブーツの靴紐を縛っている…)…おかえり。 リクリム.->ちっす!間に合った?(ケシスと共に戻ってきた) レイン->リース>どっちに張る? レイン->リース>月光が勝つかそれとも…… リクリム.->ケシス>用事は終わらせてきました… 月光->掛け試合やらされてる気分だ… 月光->…や、賭け死合か、この場合。 レイン->張るのは止めろ。全く…… 月光->ま、俺が勝つのだから。張りも成立しないがな。(ふ、と自信あり気に笑む レイン->ラル>じゃ、相手に1000GP リクリム.->自身満万ねぇ〜 グレイ->こらこら 月光->この野郎… レイン->ラル>大穴狙いだよ、お・お・あ・な(笑 リクリム.->ケシス>負けたら払うの? グレイ->狙ってる割に1000GPって少なくない? 月光->チッ…パネルは残しておかなくちゃ、な。(何時もの大画面透明パネルではなく。掌ほどのパネルが人数分ほど出現させる) リクリム.->意外と自信ないんじゃ? レイン->ラル>俺の所持金は2000GPだ(ぁ 月光->……全財産の半分か。 月光->…(パネルを操り、それぞれ各人の前へ移動させていく) 月光->今回は、チマチマと映像送ってる暇なさそうなんでな。こっちにして貰おう… レイン->リース>そう言えばさ、こっちから声は届けられたりする? 月光->あぁ。声は届くようにしてある。 レイン->リース>一応連絡は取れるようにしときたいからね、OKOK グレイ->ふぅん(パネルを突いてみる) 月光->うむ…それと、そのパネルだが…画像は現れないんで、注意な リクリム.->ケシス>音声だけですか? グレイ->音声のみでお楽しみ下さい? 月光->違う…掌を置いてもらえれば。実質幽霊状態で観戦出来る リクリム.->幽霊状態って… 月光->勿論、手も出せなければ。向こうから何かが出来るようにもなってない。 レイン->バーチャルリアリティの中で更にバーチャルリアリティか…… 月光->うむ。だから、一応取り込んでおこう。(パチン、とスナップし…) グレイ->お 月光->今回は、特別仕様だ。自分の意志で取り込み解除できるようにしといた。 リクリム.->取り込まれるのに慣れるのも怖いなぁ… 月光->さて、と…(立ち上がり…) レイン->幽体離脱をマスターした気分だ… グレイ->マスターしたくないな リクリム.->ケシス>マスターしても使わないでしょう(苦笑 月光->…(黒無地のノースリーブの上からさらにロングコートを羽織、さらしの巻き具合もしっかり確認してから…) 月光->……行くとする。 レイン->ふむ、勝って帰って来い レイン->リース>いってらっしゃーーい! リクリム.->まぁ頑張れ、応援しとくし レイン->ラル>1000GP無駄にさせんなよっ(ぁ リクリム.->ケシス>頑張ってきてください 月光->ふ。勝利祝いの酒用意しとけ。 月光->(扉に向かって踏み出し、姿が。吸い込まれるようにして消えた 月光->(@そして、皆の目にも。パネルに触れたものから、映像が写されていく… 月光->@(映し出されるのは、当然。この世界の何処か――見慣れた草原。草木が風に揺れ、台座のように盛り上がる土台に乗った風車が回る…木属性エリア。モンスターは相当されてしまったのか、居ない…) 月光->…ふむ。ココラで、反応が引っ掛かったんだが…(草を生やした地を踏み締め、あたりを見回すが…) 月光->……ところで。お前等、こっちのこと見えてるか? こっちからはお前等のこと見えないからな…解らんのだが。 グレイ->見えてるよ〜 リクリム.->上々、ばっちりとね レイン->リース>バッチリ、ちゃんと録画してるからねー レイン->俺たちのことは気にするな リクリム.->ケシス>大丈夫です。ちゃんと見えてます 月光->よし、声は聞こえるな…。(右耳に付けたピアスを弄りつつ…)…って、録画? うぁ…気にするって… レイン->ラル>写真判定d… レイン->(蹴り倒しつつ)無駄口は、叩かせん(ぁ 月光->…ま、無駄口叩いてくれてたほうが緊張が解れるんだがな。これでも緊張ってするんだよ。(微苦笑浮かべ…) グレイ->そうは見えない レイン->リース>そう? じゃぁ応援歌でも歌ってあげようかな 月光->晴れ舞台は、緊張するものだ。(肩竦め) リクリム.->そんじゃ顔に緊張出してくれたら笑ってやる(何 月光->ハハ、笑われるのは勘弁だが…重要なことは、緊張するものだ。なぁ…?(くるり、と皆に背を向け…) レイン->リース>コホン……「桜が咲いたよ 地獄獣道 命惜しかろと 屍が笑う」 レイン->……縁起でもない戦の歌は止めろ リクリム.->ケシス>戦の歌なんですか? 月光->…気が休まるどころか。緊張が増すよ…(虚空を見据え…) レイン->ああ、何処かの地方の歌だ。確か家の爺が歌っていた(ぉ 月光->……居場所はバレてるんだから、さっさと出て来い。それとも、恥ずかしがり屋なのか、初見の妹よ。 リクリム.->ケシス>へぇ… レイン->リース>じゃあ自作ので……「汝 友を待たん 友 汝を待たん 再会は勝った後にと言葉を交わし」 月光->@(風が、強まり…その歌を阻止するかのような、力強い風が一陣。木の葉を散らしたとき――顕れる。近くの風車へと座る、同類が) レイン->リース>「戦局悪苦を極めども 己は己 自我を忘れる無かれ 理性は紛れ無く強き武器なり」 月光->???->(風車の麓に腰掛けるは。流れるような、肩まである銀の髪に。深紅の双眸、それに綺麗に鼻形が整ったそれには。何処か月光と通じるようなものがあり…) レイン->リース>「戦局悪苦を極めども 絶望に瞳を閉じる事無かれ 見よ生くる敵を 見よ死した仲間を この景色を忘れる無かれ」 月光->???->(呼びかけられたから応える、というわけではないが。地面にすとん、と降りると。細い身体を包む黒衣が不気味に揺れる) レイン->リース>「汝 生くるべし 例い屍を踏み砕く事にならんとも 汝 生くる道歩むべし 死した者共に手向けの花を 生きて添えに行く使命有らん」 月光->???->(しかし。幾ら月光に似ていようとも、それは所詮似ているだけ…まるで、底なし沼が絶対零度を宿しているような瞳で、月光を見据えている) レイン->リース>「戦歴餓一勝利以外の文字要らぬ 強欲の如く勝つのみぞ華」 月光->…(その眼光を真正面から受け止めて、眉を少し驚いたように上げると…)…これは、驚いた。本当にソックリだな レイン->リース>「汝 生くるべし 汝 勝つべし」 月光->ふむ…。…ま、目的も解っているし。それを阻止しようっていう事情もわかるな…?(確認するように言い)名前だけ、聞いておこうか。若き同士よ。 月光->シャトラ->(恐らくは。冷え切った鉄の塊に口を利かせればこういう温度を帯びるであろう、それでも少女らしい声帯を震わせ…)…シャトラ・ザ・ナインライヴス レイン->リース>2つ名……、ふぅん 月光->…二つ名、か。随分強い感じだ…(ふと、考え)…あぁ。名乗らなきゃな…知っているだろうが。シルヴェストリ・クロウス・レイナーだ 月光->女名前とか言うなよ。これでも結構、気にして… 月光->シャトラ->…女の人じゃ…なかったんだ… グレイ->ローラちゃん、頑張って〜w(ぁ リクリム.->可愛い子だけどなぁ…なんかいやーな感じするんだよねぇ 月光->………………………(絶句) リクリム.->ケシス>流石にショック受けてるみたい… 月光->こ、ここ、この声で…この身長で…女とか……(戦う前から既に劣勢とばかりにがくぅっと肩を落としてる) グレイ->女顔だからね 月光->シャトラ->…(不思議そうな。十代後半と思しき顔立ちに、そんな色を浮かべて…)…とても、女の人、っぽい リクリム.->コンプレックス突かれて今にも負けそう(ぇ 月光->…………………………。(がくりと突っ伏した…K・O!! という声が何処からか聞こえてきそうだ) グレイ->精神攻撃とか グレイ->あ、負けた リクリム.->ラルが賭けに勝っちゃうじゃん!まけんなー!(ぇ 月光->……ふ、ふふ…このまま試合放棄してぇ…(よろよろと立ち上がり…) 月光->シャトラ->…?(やはり、何処までも不思議そうだ) グレイ->悪意がないだけにダメージ大きいよね リクリム.->ケシス>子供は無邪気だから… レイン->ラル>いけーーやれーー 月光->シャトラ->…あの…(ふと、相変わらず温度がないような瞳で見詰めつつ…) 月光->…あぁ?(泣いてる子供が気絶せんばかりの柄悪い目付きでぎろりと見据え) 月光->シャトラ->…もう、仕掛けても…いい?(――それは突如。一瞬にして、巨大な質量と熱量を以って…シャトラの背後から、風車を消し飛ばして、一つの巨大な…群青色の炎によって作られた巨大な腕が飛び出た… レイン->ラル>良し、許可する リクリム.->何でラルが許可してんの 月光->………………何デスカ…コンナニ差ガアルトカ…聴イテマセンヨ……(唖然。唯唖然…) レイン->ラル>いいじゃん、聞えないんだしよー 月光->聞こえてるぞ馬鹿野郎。 レイン->ラル>ハッハッハ♪ リクリム.->帰ってきたらラルを煮るなり焼くなり…(ぁ 月光->シャトラ->それじゃ…行くよ?(ふと、氷の彫刻めいた笑み浮かべ… レイン->ラル>ふ、そんな力も残ってないはずだ(そう計算してるから言いたい放題やってるようだ) 月光->あとでな!(瞬間的に姿が掻き消え。半拍もつかないうちに、月光が居た場所へと轟音を立てて腕が落ちた) 月光->シャトラ->…一本じゃ、足りないか…(ぼそっ… 月光->シャトラ->(その言葉と同時に。巨大な質量と俊敏さを有す腕が、二本、三本、四本と増えていく 月光->@(そして、それが鞭のように撓り。恐らくは月光が居るであろう場所を、当たらないながらにも物凄い勢いで振り捲る) 月光->おおぉぉぉぉいっ、これ、これは卑怯じゃないでしょうか!? 近づけねぇぇぇぇぇ!!(姿は見えないけど、叫び声が木霊する 月光->@(そしてその言葉も直に、轟音に飲み込まれるが…叫んでいるだけ、まだまだ余裕という表れ… レイン->リース>ざ、蚊を叩こうとする人間VS蚊……って感じだね リクリム.->月光は蚊か… 月光->シャトラ、ストップ。ストォォォップ!! せめて集中させるだけの間を…!! 月光->シャトラ->…これだけの、『炎腕』をかわせる人に…そんなもの、必要ないです… 月光->……えー! まずいです! どうしたらいいでしょうか、実況のリースさん!!(漸く、皆に見える程度の速さになって。それでも炎の腕を避けてる) レイン->リース>地面がダメなら地中から攻めて見ては如何でしょうか? 現場のローラちゃん!(ぉ 明月->こんにちはー(入室) 月光->(ふと背を屈めて、頭上を通り過ぎる腕をやり過ごしながら、つぎに下を薙いで来る腕を蹴飛ばしながら)あとでぶち殺すから覚悟しといてリースさん!! レイン->リース>にゃっはっはっは♪ リクリム.->(パネルから手を離し)おっと、明月 レイン->(拳を離し)いらっしゃい 月光->地中に潜ってる、暇、ないし、な…!!(ひたすら避けに徹する) 明月->皆して何してたの?(レイン達に近寄る) リクリム.->ちょっと観戦 レイン->リース>その辺は根性だよ、根性。地面ごとぶっ飛ばせば視界も塞げるし腕の動きも多少も鈍るでしょ 明月->ふぅーん レイン->(何も表示されていない透明パネルを指し)これに手を触れれば向こうの状況が分かる仕組みになっている リクリム.->何なら見る?これ触れば見れるけど 明月->う、うん…(恐る恐るパネルに触れてみる) レイン->(殆どロスも無く、草原のエリアへ相手には見えない聞えない幽霊状態となり明月が出現する) リクリム.->(こちらも再度触れて)1名様ご案内〜 明月->ふぇ!? 何?…何!?(周りをキョロキョロしている) レイン->リース>あ、いらっしゃーーい! 現在月光がちょっと推され気味だね(闘いの方を指刺し) リクリム.->ケシス>あ、明月いらっしゃい グレイ->このままだとラルが賭けに勝っちゃう リクリム.->何としてでも月光には勝ってもらわないと 明月->…?(指さした方を見る)…あ、月光。と……誰?(首かしげ) レイン->ラル>クッククク、配当何倍になるかね レイン->リース>ああ、あの月光のそっくりさん? シャトラ・ザ・ナインライヴスだってさ 明月->シャトラ? レイン->リース>九つの命持つ者、かな。魔力では圧倒的に月光を上回ってるね 明月->九つの命ねぇ…。 明月->もし、月光が負けたら、どうなるの? 明月->あくまで「もしも」だけど… リクリム.->死ぬんじゃない?(きっぱり グレイ->…死ぬか消えるか、だね レイン->リース>核、ってのを奪われて食べられちゃうんだってさ。あ、核ってのは言わば心臓と脳ミソ合わせたようなのの事ね(ぉ グレイ->相手は月光のコアを狙ってるから 明月->え…!? レイン->ラル>消える、っつーよりシャトラの血肉となる訳だな 月光->(しかし…四本、か…巧みに操るな…。正直、避ける余裕はあるが刀を抜く余裕がない…それに…) 月光->シャトラ->…速く、負けて…コアを…ボクに、ちょうだい…それで、もっと強くなれるから…!(霞み掛かるほどのスピードが、さらに加速する――!) 月光->フン…可愛気のない妹、だ…兄を尊重しようと、思わんのか?(バク転、そしてそこからさらに迫ってきた腕を蹴り上げ、高く飛翔する) 明月->…………。(固唾を呑んで見守っている) 月光->シャトラ->…兄も、妹も。関係ない。 月光->…全く、憎たらしい…!(驚くことに延長して迫ってくる腕を蹴り飛ばし、まるでピンボールの球のように腕等での間を跳ね回る) 明月->え? …あの人、月光の妹?(シャトラ指さし) 月光->(上に競りあがってきた腕を大きく蹴り飛ばすと、さらに同時に三本…)…シッ!(身体を回転させ、捻りだけで腕を蹴散らすと…) レイン->リース>100歳くらい下のね 明月->ひゃ、百歳…(汗) グレイ->基準が違うよね(苦笑 月光->シャトラ->…ぁ…(腕が全部、弾き飛ばされ…戻るのに、大きく撓るも。月光が迫ってくるのに対応するのに間に合わない) 月光->100違う。200だ。(すたぁん、と大きく音を上げて、シャトラの近くに着地し…) 明月->大体お爺さんか曾お爺さんくらいの年齢でしょ…<百歳 月光->@(腕が撓りを上げ、月光に飛来……懐の刃が、僅かに炎の光を受け…) 月光->シャトラ->しまっ…!(飛び退るの姿も、必殺の間合いに入った者の悪あがきにしか見えず…) 明月->200だったら、もうご先祖にちか……って、月光には聞こえてるの!? 月光->(口の端を吊り上げ…シャトラに付き合うかのように、声をあげ)もら――!!(刃が、音速を超えて)…ったぁ!!(シャトラの首が、飛ぶ) 月光->@(その瞬間…術者の命が失われた途端、花弁を散らすように群青色の炎の腕が、爆破し飛び散る――) レイン->お化け状態でPTを組んでるのと同じだからな、聞えるし言えるぞ レイン->リース>録画もしてるよ(ぉ 明月->っ!?(思わず口を抑える…まるで何かを吐きそうな程に) 月光->(群青色の花弁を散らせながら…)…ふ。格好良く、撮れてるだろうな 月光->シャトラ->(首は、炎に巻かれたか。それとも、斬撃の勢いが強すぎて、何処かへ飛んでいってしまったのか…考えるモノを失った身体は、音を立てて倒れる) グレイ->妹に対してこれはどうかと…もう少し別の倒し方あったんじゃない? 明月->………(無言のまま、動かない) 月光->…(居合い抜きの体勢で固まっていたが…くるんと刃を回転させ、鞘に収め…半身を戻し、しっかり立ち上がる) 月光->……首を飛ばさん限り、そうそう死なないものでな。 月光->@(ふと、それでも。多少の憐憫を混ぜて、妹であったモノを見ようとして…眉が、潜められた) 月光->シャトラ->(血が、ないわけではない。その証拠に、首を跳ね飛ばしたときは血が出て線も描いた…それなのに、身体からは。血が出ていないではないか) レイン->しぶといな……、さすが妹か 月光->(眼が再び戦闘のための冷静さを取り戻し、一気に刀を抜き)確かに流石―― 明月->………(焦点が合っていない。ほぼ放心状態のようだ) 月光->(ガシャン――!! と、拘束音。光の枷が、脚、手、首を押さえ。さらにそれらが糸で紡ぎ合わせて、さらに強固になっている) 月光->………………(抜き放とうとした体勢のまま、固まっている…)…しくじった グレイ->なっ!? 月光->……(自分の姿を見て…)…これはいわゆる、緊縛プレイってやつですか? 明月->っ!?(拘束音と同時に我に返った) レイン->ラル>鞭と蝋燭用意しとくか? 月光->勘弁しろよ… レイン->ラル>蝋燭はこうぶっとくて紅いヤツを……(2秒後にハリセンで叩き潰される) 月光->@(そして、その拘束された月光の身体を。群青色の火の粉がちりちりと出始め、塊り…人の形を成すと、後ろから。ぶら下がるような形で、首に腕を回し…シャトラの姿が) 月光->シャトラ->…ふふ。首、一回飛ばされただけじゃ、死にませんよ…ボク。(まるで、『おんぶ』状態で月光にぶら下がりながら。笑みを零す) 明月->え?…え!?(状況が把握していない) レイン->リース>月光ピンチだね…… 月光->シャトラ->(しかし。シャトラは、此処にも居るが…まだ、首を飛ばされた身体もそのままである。) 月光->………あぁ、ピンチ。如何しよう。 レイン->ああ、最低でも首の骨を折れる体勢だ グレイ->落ち着いてる場合じゃないでしょ 月光->最悪、このままぼすっと頭の中のブツ抜かれちゃうねぇ… 明月->だって、首…(←落ち着いていない人が一人) 月光->…や、暴れても仕方ないだろ? 多分、コレ『禍つ式』だろうし。 月光->シャトラ->そう。ご名答…それも、6階位だから。幾ら馬鹿力でも、取れませんよ… 月光->…やー。6階位を詠唱どころか喚び名まで破棄して放つとは…驚いた… 月光->シャトラ->(その言葉に、満足気に笑むと。一度首から手を離し、すたんと降り立つ…すると、くるりと振り返り。もう一つの自分の身体のほうへ歩き出した) 月光->………(その様子を見ながら…)…うぅむ。流石に、拙い… 月光->シャトラ->(そして、首が無くなってしまった身体の前に屈むと、そっと手を当て…ぼふ、というある意味滑稽な音を立てて、大量の群青色の火の粉へと変換…) 月光->シャトラ->(まるで、意思を持つように身体の回りを飛ぶ火の粉を見て頷くと、すっと月光へと右掌を向け…式が、組まれていく。それもかなりの高速で) レイン->リース>……拙いね、アレが組みあがったら結構やばいよ 月光->(すると、ガシャン、と再び拘束音。今度は、十字架に張り付けられた)うわぁ、スケィスの犠牲者な気分…! 明月->………… 月光->俺は聖人でもなければ犠牲者にも成りたくないんだがー…(ぐん…大きく、浮力が起動。一気に五メートルほど上へと吊り上げられる) グレイ->余裕かましてないで、さっさと脱出……っ!? レイン->脱出、か……。魔法とやらには疎い俺でも、この状況は厳しいと思うぞ……(目を細めて成り行きを見ている) 月光->シャトラ->(絶対的に拙い状態である兄の、あの余裕っぷりに眉を潜めながら…)…『彼方。流星の夜空が、遥かなる常闇を支配する』(詠唱を始めた…) レイン->ラル>マヂで賭け勝ちそうだな、オイ 明月->……うあぁぁぁぁぁあ!(シャトラに近づいて、攻撃を仕掛けようとする。 自分が幽霊状態であることに気づかず) 月光->…6階位を詠唱・喚び名を破棄出来る術士が詠唱はじめたぜ。拙いな、ハッハッハ。(皆のほうを向いているため、あくまで気楽な表情だ) 月光->シャトラ->(如何な術士でも、レイン達に危害を加えることは出来ないらしく…鬱陶しげに明月を見ているが、構わず詠唱) 明月->(当然のごとく、明月の攻撃は当たらない。だが、それでも殴り続けようとする。) 月光->シャトラ->『上方下方、右往左往に紅蓮の火の手が上がるよ。常闇の支配が薄れていく』 グレイ->明月さん… レイン->落ち着け、明月。(パネルから手を放し、明月の手を掴んで離させる)………月光の邪魔をしてはいけない 月光->シャトラ->『さあ、常闇は食い尽くしたか。闇はもう無いか。確り確認しよう、気の済むまでに――』 明月->で、でも…月光が… 月光->シャトラ->『――気の済むまでに確認したら、さあ流れ星よ牙になれ。紅蓮よ爪と成れ』 レイン->醜態を見せるぐらいなら応援してやれ、その方が何倍もいい レイン->(再び拳をつける) 明月->う……うん… 月光->ふ、いいこと言うね、レイン。まあ、ちゃんと見届けろや…つっても、これはマトモに食らいそうだが… レイン->月光、ここでくたばる様ならあの世でリース製の下剤を飲ましてやるからな 月光->…死んでもあの世に行きたくなくなるぜ 月光->シャトラ->『出でよ…蹂躙の、爪牙!』(詠唱が終わったらしく…火の粉が物凄い勢いで上がり始め、象っていく) レイン->我が家の金庫に封印してある。……来たか 明月->(再びパネルに触れる) 月光->シャトラ->『禍つ式・十階位上段の章…顕現式・掟の狼(シアス・フォーラ)!』(そう、それは…その名のとおり。狼…それも、全長は三十メートルもあろうかという) レイン->リース>派手好きな攻撃だね…… 月光->シャトラ->(群青色の炎で構成された、爪と牙を持つ獣は。荒々しい吐息に、火の粉を撒き散らし…) 月光->…うーん。派手なんだが…こりゃ…参った…(流石に、口元が引きつっている) グレイ->あれをくらったら月光でも… 月光->…俺じゃなくても、拙いって。アレは…存在する力を喰う奴だからな。掟の狼って言ったら、俺等の間じゃ恐がられたもんだ… 月光->…存在するモノを、存在しないモノに変えるための式だ。これほどの精度の奴は久しぶりに見たが… 月光->シャトラ->(それでも、何処か余裕があるような兄に。疲労だけではない吐息の荒さを混ぜ)…お別れだね、兄さん…!(口の端を吊り上げ…) 月光->シャトラ->(その獰猛な笑みに応えるかのように、巨大な顎を開き。狼が、圧倒的存在感を放ちながら、一歩…踏み出す) 月光->……(拙い、拙いぞコレは…! 如何する、如何する…!!/ついに、焦りが手始め…冷や汗を流す…) 月光->…ッハ。勝手に言ってろ…あとで、尻ペンペンして泣かせてやる…!(後ろを首だけで振り返り…) 月光->シャトラ->(…悪足掻き。そう受け取ったものの、今度は此方が浮かべる勝利の笑み)もう、そのあとも、ないけどね! 月光->シャトラ->(どぐん…! 月光が、言葉を発する前に。その狼は、彼を十字架ごとその顎の内へ収めた…!!) 明月->……(もう駄目だ、とでも思ったのか咄嗟に目を瞑る) グレイ->喰われた… レイン->存在するものを無に、か。抵抗するすべは無より有を生み出す事……、どうする、月光?(半ば問いかけるように 月光->シャトラ->(そして、狼は…霧散していく。これが式の姿なのだろう…シャトラが、口を開く)このまま、霧散して。存在を、まるごと消しちゃうんだよ。 明月->月光…そんな……(声が震えている…) 月光->シャトラ->(そして、その霧散は。当たり前のようにして、始まり…たいした時間も掛からずに、狼の姿がはじけ飛ぶ。その中心には、紅い宝玉…) グレイ->月光のコアが 月光->シャトラ->(火の粉が桜のように舞う中で、落ちてきた宝玉をぱしんと受け止め…)…ふ、ふふ…ふふふ…!(不気味な、そう、不気味な笑い声を上げる 明月->あれが…月光の…(宝玉を見つめる) レイン->リース>質量保存の法則を無視してる……、酷いとか、そんなレベルじゃないね 月光->シャトラ->(その笑みは、程なくして。哄笑に変わる)はは、あは! 何、それ! 皆に期待掛けられてるから、何かすると思ってたのに、消えちゃった! ハハハハッ! レイン->くそ……、この腕が届けば喉元掻き斬ってやるんだが…… 月光->シャトラ->ハハ、アハハハハハッ!! 何だよ、結局弱いじゃんか! ベースが、ボクより弱い、ハハハハッ!! 明月->……………(拳が震えだしている) グレイ->…リース。僕達をあそこに飛ばせないかな?(杖を握り締め) 月光->シャトラ->残念だったね、お仲間さん! 結局、胃の中の蛙じゃ、ボクには勝てない!!(余程可笑しいのか。皆の言葉を聴きつつも、笑っている) 明月->ゴメン、もう我慢出来ない…(ボソッと) レイン->リース>エリアワードは分かってる、一回戻ってまた飛ばせば普通にいけると思うよ レイン->リース>弾かれない限りはね 月光->シャトラ->(そして、おもむろに…その、拳大ほどもある宝玉を、一飲み) グレイ->じゃあ飛ば……え? 月光->シャトラ->(それは、なんなく。小さい口、細い喉に液体のように通っていき…) グレイ->飲、んだ… 月光->シャトラ->(ごくん、と喉を鳴らし。飲み込んでしまう…)…ふふ…(酔うような、そんな声。そんな瞳…) レイン->リース>ただ……、行ったら足し算的にシャトラと月光分のパワーと戦わなきゃいけないよ 月光->シャトラ->(次の、瞬間――例え幽霊状態であろうと、解る。吹き荒れる、存在感という嵐!) 月光->シャトラ->(存在感だけで言うならば、あの狼よりも強烈なものが吹き荒れ。エリアを割らす)ハハハっ、凄い! 凄い!! 明月->でも、ただ見ているだけってのは…(ふと明月に眠気が…) グレイ->でも、放って置くわけにはいかない、から… レイン->………。(力を図るかのようにじっと見ている) 月光->シャトラ->何、あの人! 物凄い力じゃ、ないか…!! 幾ら、『ソウルイーター』で押さえてたからって…!!(そして、それは。さらに上がっていく レイン->もう少し、待て。月光が何か仕掛けていたのなら、俺たちに出番はない 月光->シャトラ->ふふ…(未だ、上がり続ける力の中…レイン達に笑み掛けた) レイン->……何か起こるかを期待しても悪くは無いだろう、あいつの往生際の悪さは保障できるからな 明月->シエル>(いつの間にかレインホームにいたシエルが、ムミンレィで明月を眠らせていた。) レイン->何も無かったら、刺し違えてでも……(睨み返す) 月光->シャトラ->期待したって、無駄だよ。コアの中には、記憶も、思考も、全て入ってるんだから! 月光->シャトラ->その記憶が、思考が! 言ってるんだ!! 何も、やってないってね――!! レイン->その記憶に毒されてみるがいい、あいつの記憶そのものが毒だ(事も無く言い放つ) 月光->シャトラ->(その美貌を大いに歪め)これだけ力があれば、悪足掻きだって幾らでも出来たロウに…全く、馬鹿な人だね!! 月光->シャトラ->ふん、そんなこと言ったって、駄目だよ。あくまで、これは情報…情報に、毒なんてない!! グレイ->ま、大馬鹿だからね。でもあんたに言われたくないな レイン->視覚も情報の一つ、それで吐く人間もいればショック死するやつも居るんだがな レイン->さて、戻るか 月光->シャトラ->でも、さぁ…(力の上限が、漸く止まる)…オオバカなのは解るけど、キミたちも凄いんだね…!!(ただ、居るだけで。エリアかせ壊れそうなほど負荷が掛かっている) レイン->……これ以上話していても、腸が煮えくり返るだけ損だ 明月->(パネルから手が離れ…、その場で眠りにつく) グレイ->やっぱり実際に殴りに行かないとね 月光->シャトラ->じゃ、一つだけ聞かせてよ!!(相手にされていなくても、聴きたいように声を高めて)こんな化物、どうやって、飼い慣らしたの? 月光->シャトラ->なんか、親しげに話してたけどさぁ…仲間って言っても、コイツの力上手く利用してだけでしょ? レイン->さて、答えてやる義理はないな レイン->知りたければ首でも絞めてくれ レイン->(拳を離す) グレイ->(パネルから手を離す) レイン->……やけに静かだと思ったら、眠らされていたか。明月 明月->シエル>あ…こんにちは、ノックしても誰も返事しなかったから…(汗) レイン->悪いな、そんな余裕は無かった レイン->リース>どうする、仇討ち行く? 明月->シエル>この様子だと、私の出る幕はないみたいね。 レイン->リース>……あ、その前にラルちゃんには100000GPね、はい レイン->ラル>さいっこうに気分悪い勝ちだな、おい 月光->(@ガッシャン!! と、金属音――どうやって転送されてきたのか。黒い刀が、床に抜き身のまま突き刺さっている) レイン->……コイツは、主人がどうなったか分かるようだな 月光->『『ぬぅうぅぅあああぁぁあ!!!!』』(某頭でっかちの爺並に空気を振るわせる声を突然、出した!!) 明月->シエル>一度、明月を私の…(叫び声にかき消された) 月光->『『許せん、許さんぞあの小娘がぁぁああぁぁ!!!!!』』 レイン->……こっちの仇討ちの気勢を殺いでどうする(感度が良い分耳が痛い) 明月->シエル>………(何?、とでも言わんとばかりに刀を指さす)>レイン 月光->『『ッッッハ!?』』(ぴたっ)『『こ、此処は…主の拠り所!? い、何時の間に!?』』 レイン->こいつ(ラル)の同類で、月光の持つ死生刀だ。普段は喋るなと言われているが……まぁ、こんな感じだ 明月->シエル>そ、そうなの…(汗) 月光->『『何故!?』』(あまりに煩い為に、シャトラに空間へと放り出されてしまったらしい) レイン->リース>ノータリンな所はラルちゃんとそっくりだね レイン->ラル>ぅおい グレイ->だね 月光->『『おぉ、御仁方! 揃っておられるな! お邪魔するぞ!』』(無意識のうちに此処へと来る辺り、有能といえば有能なのだろう) レイン->その様子だと元気そうだな、……少しでも戦力が残っているのは有り難い 月光->『『うむ。敵討ちに行くならば、是非とも付いてゆくぞ…!』』 月光->『『唯…(声のトーンが落ちた』』 明月->シエル>…唯? グレイ->ん? 月光->『『身体が…。…我を身体が、あるのだろうか?』』 月光->(ミス 我を持てる身体が) 明月->シエル>身体? グレイ->レイン…はラルを持つからダメか 月光->『『うむ…我は、これでも魔剣と呼ばれしモノ。波長を合わせられる身体でないと、振れないのだ』』 レイン->そうか、死生刀だったな……。誰か波長が合って強い奴は居ないか……? 明月->シエル>私、2ndに剣士がいるけど…それじゃ、駄目かしら? 月光->『『しかし、魔剣と言っても。たいした力もない上、其処のラル殿のように使い勝手がいいわけでもなく…(以外に謙虚だ』』 月光->『『いや…そこの御仁では、無理だ。波長が合わない』』 レイン->リース>自慢気じゃないとこはラルちゃんと違うね レイン->ラル>うっさいわ 月光->『『何か。たいした意思のない、空に近い身体か。ぴったりと波長の合う者が居ればいいのだが…』』 明月->シエル>そう…… 明月->シエル>この中で剣を持てる人って言ったら、レインと月光ぐらいだし… レイン->リース>レイン。口に咥えて レイン->断る グレイ->三刀流か 明月->シエル>三刀流でもするつもり?>リース 月光->『『レイン殿とは、多少会う部分があるが…それでも、負荷が掛かりすぎる。口に加えた日など、歯が総砕けになってもおかしくはない』』 レイン->リース>三千世界とか見てみたかったんだけどな 月光->『『何か…そう、波長の合う人間を捜すよりも。何か、空に近い身体などないものだろうか?』』 明月->………(ゆっくりと目が覚める) 月光->『『此処では、モンスターという存在が居るからな。出来れば、人型のもの…』』 レイン->リース>メカボブMk3のプロトタイプとかなら有るよ、精神入れてない グレイ->もえにゃん? 明月->あ…あれ? アタシ、確か草原に… 月光->『『もえにゃん…? メカボブMk3…?』』 レイン->ショックが大きくて気絶したようだな 月光->『『…それと。注文が多くて申し訳ないが…(すまなそうに声を出し』』 グレイ->ウィッチ系とか? 月光->『『人型でも、なるべく強固なほうに…』』 明月->シエル>(明月に気づき)アキ、目が覚めたのね。 明月->人型? …強固? レイン->リース>コレだよ。(パチンと指を鳴らし)キ、シュィィィィ……カシャン(天井が行き成り三つに亀裂が走り、円形に穴が出来る。そこからコンテナに乗ったメカボブが降りてくる) 明月->…って、ラル以外にも喋る剣いたんだ(汗) 月光->『『勿論、身体の強化は我が行うがぁああぁぁぁあ!!!!??(メカボブに大いに驚く魔剣』』 グレイ->あ、驚いてる 明月->それも大げさに 月光->『『な、な、な、なんだ!? もんすたー!? 何故此処に…!!(大いに動揺する魔剣』』 レイン->(その姿は紛れも無く人型……人といっても骨だが、黒光りする外殻には様々なチューブが取り付けられており、其れを覆うように鋼の甲冑が組まれている) 明月->シエル>(シエルも驚いている、声も出せないほどに) グレイ->前より進化してる? 月光->『『…た、確かに…空の身体だ…』』 レイン->ブィィィン……!(目が光った、すると2つに割られていた身体が結合し、完璧なメタル骨鎧武者が出来上がる) 月光->『『そ、それも何か…格好が良い様な。(主人と同じく、感性が大いにずれているようだ』』 明月->コイツ(ボブ)に譲るくらいなら私がやる!(ぉぃ) 月光->『『残念だが、自己主張が激しすぎる娘はご遠慮願いたい。我の意識が飲み込まれる』』 レイン->リース>ふふふ、今度は骨の弱点で有る脆さを克服してみました(科学者的笑み) 明月->私じゃ駄目なのか…(凹んだ/ぁ) 月光->『『すまぬがな…』』 月光->『『…多少。この身体で、試させてもらってもよろしいか、娘?(言い方が、双剣の時より古めかしくなってたりする魔剣』』 レイン->自分より骨を選ばれる心中は中々察し難いが……、気にするな。お前のせいじゃない(流石に不憫だったのか) 明月->シエル>と、兎に角、アキを私のホームまで連れて行くわ グレイ->暴走しないといいけど…ボブには意識があるから レイン->リース>OK,存分にテストしちゃって 明月->え!? 私も一緒に… 明月->シエル>今はジッと我慢しなさい、ね? 月光->『『自分では動けぬので、そのぼぶとやらを動かして。握られてもらえるか…』』 明月->…うん、わかった…」 明月->シエル>それじゃ、私はこれで… グレイ->明月さんをよろしくね>シエルさん レイン->リース>了解。あ、グレイの心配は要らないよ、まだボブの精神を基にしたAIプログラムは入れてないから 明月->シエル>わかった、それじゃまたね(退室) 明月->それじゃ…(退室) 月光->『『うーむ。しかし、銀の骨とは…(メタルとか機械とかいう言葉を知らないらしい』』 レイン->リース>(操作パネルを宙に出現させ、手動でメカボブに剣を握らせる。基礎であるAIが無い為に動きは緩慢だが、確りと握る) グレイ->どう? 月光->@(メカボブの眼の色が、右が紅蓮。左が翡翠の色を示し、リースの管理下から離れる) 月光->(ぐん、と刀を持ち上げ…ボブの口から)『『うむ。完全に空故、思い通りに動かせる。動作率もなかなかのものだ』』 レイン->リース>よしよし、内側から動いてるね。動きもスムーズだし、さすが私、いい仕事してるねぇ♪ グレイ->自画自賛(ぼそっと) 月光->『『うむ。いい仕事だ…なかなかやるな、娘。して…前に、お主と似たような者が居たが…何処かであったかな?』』 レイン->うぅむ……、まさかリースの発明に助けられる事が有るとは……。世の中何が有るか本当に分からんな グレイ->摩訶不思議アドベンチャーだね レイン->リース>さぁ? 大まかな出身は月光と同じだからどこかで会ってるかも、知れないね 月光->『『ふむ。世の中は広く狭いものよ…』』(腰に刀を下げれば、格好も相俟ってなかなかに様になる) 月光->『『そうそう。我が名、まだ主等には伝えていなかったが…』』 レイン->リース>ま、私はファンが多いから一方的に知られてる事が殆どだし(苦笑して) グレイ->ファンというか被害者?(ぁ 月光->『『我が名、地獄の門の守護も任されているが。地獄とは、全て一つでな…此処、日本での名が気に入っている(何かぐちゃぐちゃ喋ってる』』 レイン->リース>シャ・ラップ! ファンといったらファンなの、皆片時も名前を忘れられないくらい熱狂してるんだから(ぁぁ 月光->『『確か、昔は神の名と聞いたが。“天目一個”と申す…お見知りおきを』』(がしゃ、と頭を下げ) グレイ->…(レインを見る) 月光->『『双剣の時とは、また違う名ではあるが。やはり、このような格好ゆえ此方のほうが都合が合うというものか…』』 レイン->ふむ、主人と違って礼儀正しいな、一つ宜しく頼む。  忘れられないのは確かだな……。 グレイ->天むす一個?(違 レイン->名古屋名物か、なるほど 月光->天目一個->『天目一個。』(重なっていた声が一つになり、明瞭になる グレイ->ハモってない…馴染んできた? レイン->しかし姿だけでもこうしてボブと話し、挙句は共に戦う事になるとは……。世の中本当に何が起こるか分からん(ぶつぶつ) 月光->天目一個->『最初から一つにも出来たのだが…忘れていた』 グレイ->忘れっぽいのは主人に似たんだね 月光->天目一個->『普段は、常に双の剣であるのでな…。…こういった、一つの剣になることがまれなもので…』 月光->天目一個->『どれ…少し、試し斬りをば演じて見せようか?』 レイン->ラル>なるほど、双剣もそれなりの苦労が有るんだな(同じ剣だからなのか感心してる様子) レイン->ああ、見せてくれ。お前の切れ味とメカボブのパワー、合わさるとどれほどの物か確かめたい 月光->天目一個->『心得た。されば、期待も兼ねて少し大きな物を斬ろう…屋上、は、あるかな…?』 レイン->すぐ上が屋上だ、ここが最上階だからな レイン->……リースの開けた穴は気にするな、あっちは異次元だ グレイ->気にしたら負けだよ 月光->天目一個->『ならば、其処へとご足労願い足し…向こうの空けた穴は、入りたくない感が当たった…』 月光->天目一個->(ぐ、と膝を撓めると。直情に飛び、天井に激突するかと思いきや。水を潜るように、すり抜けて出て行ってしまう) レイン->リース>稼動テスト稼動テスト……♪(玄関を出て、屋上へと続く階段へ走っていく) レイン->強いのは嬉しいのだが……、ボブ……ううむ……(其れに続く) グレイ->ボブか…(後を追う) 月光->天目一個->(皆が昇ってきたのを見ると、ふと、向かいのホーム郡――マンションを、角ばった手で指差し)『アレを。』 レイン->(全員薄闇の中風の吹く屋上へと出る) レイン->ラル>マンションだな。レンガ造りの グレイ->アレを? 月光->天目一個->(腰に提げた刀を引き抜き。上段に構える…それも、しっかり型に嵌っている)『アレを、斬ろう。』 レイン->ラル>はっはっは、なんだそんな事か………ってマヂかっ!? 月光->天目一個->『では、参る…!』(金属音を響かせ、すたぁんっと宙へと飛んだ) 月光->天目一個->(たいした動作でもないのに、一気に向かいのマンションへ飛んで良き)『ッッッハァァァッ!!!』(裂帛の、気合。剣が霞むどころではない、消失した――) 月光->天目一個->(再び剣が顕れたときには、振り下ろした後――スタン、とマンションに着地した途端。太刀音が大音量で成り、マンションが縦に、地面も含めて下までぶった斬れた!!) 月光->天目一個->『うむ。快調。』(くるん、と振り返り、再び飛翔。がしゃやりと音を立てて、戻ってきた) グレイ->凄い……けど、マンションの弁償は誰がするの? レイン->リース>フフフ……、素晴らしい破壊力だ!(黒幕的喜び表現) レイン->ラル>あ、PCが何人か潰されてら 月光->天目一個->『イヤハヤ。しかし、これでもラル殿には及ばぬのであろうな…精進せねば。(ラルがすっげぇ偉そうなので、相当実力があると勘違い』 レイン->ラル>なぁに、努力すればいつかは俺様のようになれるさ。はっはっは!(煽てられれば簡単に木に登る) グレイ->ラル…(ジト目) 月光->天目一個->(汚れを払うため、剣を一振り。腰に納め…)『うむ。今の実力ではコレが限界であるが…精進しよう』 レイン->ラル>ちょっとした夢だ>グレイ グレイ->現実も見ようよ レイン->ん、メールか…… 月光->天目一個->(しかし、恐らく…というか、幾らボブの力を得ているとはいえ。間違いなく剣術では月光を凌ぐであろう魔剣) レイン->『違う、違うぞ、今回は俺の知り合いの所為ではなくてだな……!』(メールで必死に抗弁してる) グレイ->そういえば、どうして月光は「天目一個」を使わなかったんだろう?これほどの力があるのに 月光->天目一個->『我は、あくまで刀である。刀としては、主は十分に使ってくだすった』 レイン->『一千万GP? そんな金が有るわけが無いだろう……!』(マンションのPCへの賠償とか請求されてる) 月光->天目一個->『そして、今の力は。あくまでも、我が身体を使っての一撃。何処までも己が高みを目指す主には、不必要なものだ』 レイン->ラル>剣でも鎧でもだな。『使われる』って事は何よりも至福なんだよ レイン->ラル>それが存在意義、その為に生まれて来たんだからな 月光->天目一個->『そういうことだ。主を『使う』モノでは、在りたくは無い』 レイン->………。(負けたらしい) グレイ->レイン…哀愁が… 月光->天目一個->『…おや。レイン殿、如何された?』 レイン->なんでもない、ただ少し買い物していただけだ…… 月光->天目一個->『ッハ!? 若しや、あの『まんしょん』(訛ってる)の損害賠償が!?(変なところで鋭い』 レイン->(←借金200万GP) レイン->大した額じゃない、お前は気にしなくても良いぞ? 月光->天目一個->(ざっと飛び退き、どがん! と頭突きでコンクリートを砕いて土下座)『だ、だとしても非常に申し訳ないことをした…!』 グレイ->大した額じゃない…ねぇ? レイン->……信じれば小さな買い物だ。 月光->天目一個->『お顔の色から見ても、大した額ではないと仰るそのお心遣いを察して尚申し上げるが! 経済的に手痛いものがあるよう…!』 月光->天目一個->『も、ももも申し訳ない!』(めっさ腰が低い魔剣 レイン->済んでしまった事だ、そんなに謝ってくれるな。……慣れないからむず痒いぞ(ぉ 月光->天目一個->『さ、されば、何か我に出来る事は…そうだ! 所持金を増やすぐらいならっげばはぁっ!!?』(どかぁんっ! 慣れないことをしようとしたせいで頭から煙 レイン->リース>おおぃ、CPUが焼け付いてるよー グレイ->こんなところも主人と同じとは… 月光->天目一個->『な、何の此れしき! 所持金増しっぷはぁっ!!?(どかーん! 今度は全体から煙』 レイン->ワイズマンの出す依頼(使いっ走り)でもこなせばすぐに処理できる、それよりもこれから戦いに行く身で無理をするな グレイ->…戦う前に壊れそうだ 月光->天目一個->『ほ、本当に申し訳なかった…』(もう無理だと判断したらしい。濛々と煙噴き上げてる レイン->リース>人に奉仕する機体じゃないから無理が出るんだよ(どんな作りだ) 月光->天目一個->『お言葉に甘え、この借受は戦いで返上致す…!』 レイン->ああ、存分に働いてくれ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> 大きく流動する物語は月光の敗北を持ってしても止まる気配を見せない。 如何やら月光と親しくしていた一行に興味を覚えたらしきシャトラ、例え逃げても逃げられるとは思えない。 否、逃げるなどと言う選択肢は誰も想定しては居なかった! 月光の抜けた穴に、彼以上の剣技を持つ天目一個とオルカやバルムンクをサラサラロングヘアーに変えたメカボブMk3のコラボレーションたる戦力を得た一行。 月光をも上回る力に更に月光を上乗せした敵に勝てるのであろうか!? 乞う、ご期待!