ケイニー->@ではでは、時刻は朝の7時。朝食を詰め込んだ一行は先日の情報を頭に叩き込 み、捜索へと乗り出したのだった ケイニー->@この街【バンエルティア】は国家の介入が少なく自由に発展した町である。そ れゆえに街の作りは複雑で捜索は難しそうに思えた…… ケイニー->@【北区には住宅街】【中央区には商店街】【西区には農業区域】【南区には工業 区域】【東区は海に面しており、水産区域】となっている ケイニー->@さて教会を建てるとしたら何処にするだろうか……・教会を知っている人間は、 何処に居るだろうか……? ムブロフスカ->……私は、単独行動をさせて貰う…フィノアのことに興味がないわけではな いが…他の用事がある。済み次第、合流する(@そう言い残し、早々と姿を消したムーちゃ ん) ケイニー->@捜索、開始 ケイニー->ロゼ>私はあえてこちらに待機させてもらう。【耳】を使用する…… ケイニー->ま、つまり、人間は働けってことだね(肩を竦ませ) ルーク.->それは仕方ないだろうな(肩竦ませる) シオン->人間が起こした事件ならば人間が解決すべきですものね フィア->うん、オレ様たちはオレ様たちで頑張っぺー ケイニー->そうだね、がんばろー!フィア、それじゃオレたちは ケイニー->えっと、オレたちはどっちに行こうか? やっぱ外見を生かして聞き込みをして、 ある程度目星をつけて足で稼ぐのがいいとは思うけど フィア->んだなー…その方法で、どこに行くべか… ケイニー->人が居るとしたら居住区……いや、商店街かな。いろんな区域の人が集まるだろ うし フィア->ふむ。わざわざ特定の区域に行くよか、いっぺんに聞けたほうが効率良いべし。確 かに商店街が良いかもしんねな シオン->ケイニーくんたちがそちらへ行くなら、こちらは反対の工業地区と農業地区に行き ましょうか シオン->人が居ない方が好都合…かもしれませんし ケイニー->OK,それじゃレッツゴー! フフフこのあどけない(とても疑問が残る)笑顔で どんなマダムでもイチコロさ ルーク.->ああ、意外なところを探すのもいいかもな フィア->まだむきらーだべし!(何でそんな言葉を… ケイニー->そうそうマダムキラーコンビ♪(ぉ) @意気揚々と走っていく シオン->(まだ、むきらーと読んでしまった。意味不明) ルーク.->(あえてスルーした/ぁ) フィア->(ケイニーの後ろをウキウキと走ってついて行く) ケイニー->@工業区に向かったシオンとルーク……そこは、工業とは言え陶器や織物なども 生産する総合的な生産区域に近かった シオン->(純粋無垢。好奇心旺盛な少女のように振る舞い)わぁ、色んな物が作られている んですね。感動です〜。 ケイニー->@人は確かにそれなりに居る。が、この時間は仕事の準備に忙しく、旅人に目を 向ける人間は少ない ルーク.->お、カッコイイ鎧も!!…あー、ゴホン(はしゃぐ気持ちを抑える) ケイニー->@大きな道をとりあえず歩いてみるが……無論、表立ったところにそれらしい建 物はない。 とりあえず付近で働いている人間に道を尋ねた方が良さそうだ。教会があり そうな、人目に付かない場所を シオン->ここは、はしゃいだ方が自然に見えますよ(ぼそっと) ルーク.->そ、そりゃそうだけどさ…(何か恥ずかしいらしい) ケイニー->@一方商業区でもまた芳しい答えは返ってこない。人通りこそあるもののそれら しい建物の話題は聞き出せなかった、派手な人間の話なら聞くがそれが教会の人間と判断 する要素がない シオン->折角ですし、この辺を見て回りましょう。お土産も買っておきたいですしw ルーク.->そうだな。情報も聞いておくにもいいかもしれない シオン->(教会ならば、それなりの独特な雰囲気があるでしょうしね。周辺を回れば何か引 っかかるかもしれません) ケイニー->@まだそれほど時間は経っていない、ここは当たりを待つべきか…… フィア->うーん、派手な人間ばっかで派手な建物は皆見たことねぇって…どうすっぺな、ホ ント… ケイニー->@そんなことを思っていたとき、ふと何気なく話しかけたマダムから妙な噂を耳 にする…… シオン->何もなければそれはそれで「ない」という情報が手に入りますからね。 シオン->ある程度回ったら、中間地点の商店街へ移動しましょう。 ルーク.->そうだな…(汗 ケイニー->マダム>「ゴメンなさいねぇ、そんな建物は見たことないザマス。ああ……でも 珍しい建物を探してるなら農業区の中央二番道の方に行ってみると宜しいザマス。私好み のレインボゥな建物があるザマス」 ケイニー->(ざ、ザマス口調……!) あ、ありがとう、マダム(ぁ フィア->農業区の中央二番道…あんがとー、マダム!(ザマス…) ケイニー->@シオンとルークは工業区域……現在は中央4番道辺りを歩いているが、その付 近を不自然にならないように歩いていく ケイニー->マダム「オッホホホ、どう致しまして。可愛い坊やとお嬢ちゃんのお役に立てて 嬉しいザァマス」(そのマダムは、二人に飴玉を握らせて帰っていった。……飴玉から香水 の匂いがした」 ケイニー->@トレンディな香りだった フィア->……(超びっみょーな顔) シオン->あ、このカップ可愛い。でも(戦いになったら)割ってしまいそう… ケイニー->うん、まぁ。……うん、行こうか(複雑な表情で歩き出す) ルーク.->いろんな物があるんだなぁ…ん?(珍しい細工で施された剣を発見!値段を見て みる…) ケイニー->親父さん「お、嬢ちゃん、お目が高いねぇ! そいつは特に出来がいいんだ、良 かったら買ってかないかい?」 ケイニー->親父さん「お、兄ちゃんもまたお目が高いねぇ! そいつはとある没落貴族が借 金のかたに置いてったものなんだがね。どうやら由緒ある一品らしいぜぇ…?」 ケイニー->@(カップはそれなりの値段だが、剣は目の玉が飛び出しそうなほど高かった) シオン->う〜ん(悩みますね。でも戦いにさえならなければなんとか…) ムブロフスカ->(@ふい、とルークの隣に、背の高めの。百八十幾つかというほどの、男が 立ち。剣を眺めるために、かるーくルークを押しのけてたりする) シオン->よし、買った。(決断は早いらしい) ルーク->ットト…(こけそうな所を踏みとどまる) ケイニー->親父さん「よ、その思い切り、気持ちいいねぇ。毎度っ!」(その太い指からは 想像もできないほどキレイに包装し、シオンに渡す。因みに福引に挑戦できるチケット付 き) シオン->買わずに後悔するよりも買って後悔すべし、という言葉もありますしねw ルーク->危ないじゃないか! ムブロフスカ->???>……失礼(黒地に、紅い紋様が張り巡らされたロングコートを。前 まできっちり締めて身を包んだ男は。しかしルークに目を向けず…) シオン->どうも〜(受け取り) ケイニー->親父さん「ハッハッハ、今時頼もしいお嬢ちゃんだ。 …ん? そちらはどうか しなすったかい?」 ムブロフスカ->???>(黒い手袋に包まれた手を出し、剣を指差し)この剣…貰えるか。(さ らりと言った) ルーク->いや、ちょっとな(とりあえず、両者に怪我はない) シオン->(福引チケットを見、必要枚数や場所を確認している) ムブロフスカ->@(勿論、その没落貴族云々の、技巧を凝らしたソレのことである。値段を 見ても微動だにしていない) ケイニー->親父さん「毎度っ! ……ふっ、アンタなら見事に使いこなせそうだ。この剣、 見た目より重いから気をつけな。包装はいるかい?」 ルーク->(ルークにとっては彼の決断が恐ろしく思えた) シオン->アンタなら…(ちらっとルークを見) ケイニー->@(因みに福引は商店街の入り口で行えるらしい。一枚に付き一回というお得さ である) ルーク->くっ…どーせ俺は出来損ないの騎士だよ ケイニー->@(更に言うならば、剣は通常のものなら30本は買えるぐらいの値段をしてい る) ムブロフスカ->???>ありがとう。あぁ、包んでもらえるかな…?(懐から皮袋を取り出 す、その灰色の髪の男は。顔に、幾十もさらしが巻いてあり。顔はわからないが…紅い目 をしている) シオン->(ルークさんでは扱え切れない品、ということですか。確かに自然体でいながら隙 のない物腰は只者ではありませんが…) シオン->(リュックに買った品をしまいつつ分析) ケイニー->親父さん「はは、そう凹むな兄ちゃん? コイツは片手で扱えるような代物じゃ ないんでね」(剣を中に入れ。手早く、しかし持ちやすいように工夫された縛り方で皮袋を 縛る) ムブロフスカ->???>柄の真鍮、鍔の柄、刀身自体の掘り込み…華麗にして、頑強さは中々 だ…(これぐらいで済むなら安いものだ、と。皮袋ごと親父に投げ渡し) シオン->重いって言ってましたもんね〜。じゃあ、この彼でも扱える、軽くて鋭い剣はあり ますか?>親父さん ルーク->仕方ない、か ケイニー->親父さん「ほれ、完成だ、持ってきな」(男に、両手で剣をずっしりと持ちなが らやっとの思いで渡す。……もちろん、親父さんに力がないわけではない。恐ろしく重い のだ) ケイニー->親父さん「ふむ、兄ちゃんも見た目以上に力がありそうだ。……ちょっと待って な」(思い当たる節があるのか、親父さんは奥に引っ込んでいく) シオン->旅をしていると道中危険ですし。護ってもらう身としてはやっぱり強くなって欲し いもの、ね(ルークに向かってにっこり) ルーク->まあ、な ムブロフスカ->???>……仲がよろしいね、お二人とも…(既に剣を受け取り。客同士の 軽い会話、といった感じで二人に声をかけ…) ルーク->ん? あ、いや、そんなわけじゃ…(でも顔は赤くなっている) シオン->ええ、一緒に旅をしているんですw(腕にぎゅっと抱きつき) ケイニー->親父さん「……ほれ、兄ちゃんならこのレイピア(刺突中心の細い剣)やハンガ ー(陸戦を想定した若干反りのある幅広の県)辺りが良いんじゃないかね?」 ルーク->(顔が更に真っ赤になった/ぁ) ムブロフスカ->???>ほう…此処には、旅行か何かかね……?(此処は遊ぶところが多い からね、と付け足し…) ケイニー->親父さん「ヒュー、ウブなナイツさんだ」(豪快に笑う) シオン->はい。ここには珍しい物があると聞いて…。 ムブロフスカ->???>(未だ両手に持ったままだった剣の柄を、ふいに片手だけで掴むと。 ブンッ、と方向転換のために回転させてから、紐を利用してそのまま肩に掛けた) ルーク->(ハッと我に返った)あ、ああ…(2振りの剣を見合わせる) ムブロフスカ->???>確かに。此処には、珍品、それに良品が多い……(事も無げに頷き) ケイニー->親父さん「まぁな、この街は規制が少ないから割と自由に物が作れるのさ。 … …おっと、そっちの兄さんはこれ、持ってきな」(札束みたいな福引チケットを渡す/ぁ) シオン->貴方も旅の方ですか? ムブロフスカ->???>そんなところだよ。とは言っても、此処に寄ったのは、工業区目当 てだがね… ケイニー->@一方、農業区域に向かったケイニーとフィア。こちらも目的地に到着したとこ ろだ……(無理やり開始/ぉ) ケイニー->@道こそ中央道なので分かりやすかったのだが、あのザマスマダム(命名)の言 っていた建物などあるのだろうか……? フィア->あのマダムが言ってた「れいんぼぅな建物」は何処らへんにあんだべ?(きょろき ょろとあたりを見回し) ケイニー->親父さん「鎧着た人間や、昆虫のモンスターを倒したいならレイピア。 逆に獣 やなんかはハンガーの方が向いてるぜ」(ルークに語る) ケイニー->そんなのがドーンと建ってたらいくらなんでももっと噂になるだろうしねね… …(同じくキョロキョロしながら辺りを歩く) ルーク->へぇー、剣によって随分違うんだ ケイニー->@農業区は他の地区に比べていまいち盛り上がり……というのだろうか? 栄 えているという感じがしていなかった。町の人間の気風として、あまり農業は好まれない のかもしれない シオン->そうなんですか<工業区目当て ムブロフスカ->???>…ナイツさん、とは言ってもまだ見習いさんかな? 剣の種類は、 網羅せよとは言わないが。ある程度は頭に入れておいたほうがいい フィア->れいんぼぅ…農業のとこに、んな派手派手の建物が… シオン->あの、剣にはとても詳しいとお見受けしました。宜しければ剣を選ぶのを手伝って いただけませんか? ルーク->わかった…いえ、わかりました ケイニー->親父さん「まぁな、一本で何でもできるとは思わないことだ。特に初心の内は色 んな剣を使っておいたほうがいい、勉強になるしよ」 ムブロフスカ->???>……(軽く首を捻ってから)…まあ、これもまた何かの縁だ(頷き) ケイニー->@二人はそんな寂れた農村をテコテコチョロチョロと歩いていると…………… あった……… シオン->ありがとうございます。(ぺこり ムブロフスカ->???>あぁ、ただ… ルーク->ただ…? ムブロフスカ->???>(ばらっと札束のような福引券を出しながら)半分引き取ってくれ ないか? ティッシュの山は見たくない… シオン->…お金ならありませんよ(先に釘をさしておく ケイニー->@ただし、正確には建物ではなく、建物の壁がレインボゥである。……とある農 家の壁が大々的に落書きされていたのだ。それもなかなか落ちない塗料で シオン->いいですよ。頂けるものならいくらでも(にっこり フィア->……悪質な嫌がらせだべし(はーっと盛大な溜息) ルーク->あ、ああ…(よく見ると、半分でもすごい数の福引券である) ムブロフスカ->???>良かった。まあ、お金にはまだ不自由していないが…ティッシュの 山は、見ていて哀しいものがある(ちょっと溜息) ケイニー->@タッチ自体は子供ではかけないようなかなり高度なものであるが……、なんと も派手である。虹色の川が描かれていたのだから ケイニー->うーんコレはまた……レインボゥだね ルーク->まあ、確かに…(汗 シオン->大丈夫です。私福引は得意ですから(受け取り) フィア->れいんぼぅ、だどな。確かに ムブロフスカ->???>私は非常に不得意でね… ケイニー->マダムの趣味って……。ま、まぁとりあえず家の人に聞いてみようか フィア->…んだな、聞き込み聞き込みー ムブロフスカ->???>さて、ハンガーとレイピアだが。見習い騎士さんは…隻腕ながらも 中々、膂力があるとお見受けするが…。それならハンガーかな ムブロフスカ->???>もしくは、シミター、と言うものだが… シオン->どんな利点があるのですか? ルーク->シミター…?(また訳の分からない言葉が出てきた) ケイニー->@「すみませーん、誰かいらっしゃいますかー…?」っと、家の中に入ってみる。 ……玄関で待っていると、返事は暫くして返ってきた シオン->(戦闘に際して必要な情報ですからね)<利点 ケイニー->お婆さん「はいはい、すみませんねぇ、今行きますから……ヨッコイ、セ……」 (それはいかにも腰の曲がってそうな声で、……実際玄関に出てきたおばあさんは約80 度曲がっていた) ルーク->(とりあえず、剣の種類別の性能をメモしておく) ムブロフスカ->???>シミターも、主に陸戦用には違いないが。剣の切っ先、柄から離れ るごとに刀身自体が肥大化していく形の刀剣でね フィア->(おお、家の人はおばーちゃんだっただ) ムブロフスカ->???>斧剣、とも呼ばれるときがある。片手でそのまま扱うには不便だが、 遠心力を味方につけやすい…獣にも人にも、通用すると思うよ ケイニー->あ、ゴメンねお婆ちゃん。オレ達がそっちに行くからー シオン->だそうですよ。…使えます?>ルーク ムブロフスカ->???>遠心力と重さを考えると太刀筋は単純になりがちだが、そこは体裁 きがモノを言うってところか。 ルーク->シミターか、それならいけそうだな(メモメモ…) ケイニー->(お婆ちゃんを元の椅子に座らせ、早速聞き込みを開始する)……えっと、あの 壁の落書きを見て気になったんだけど。アレは何時ごろやられたの? ルーク->あと、ハンガーってのも シオン->(速さよりも軌道重視、遠心力による破壊力が売りってことでしょうか/早速脳内 でシュミレーションしている) ルーク->(レイピアとハンガー、そう呼ばれる二振りの剣の内、個人的にハンガーの方が非 常に気に入っているようだ) ケイニー->お婆ちゃん「すまんねぇ……、あたしもあと20歳若けりゃ……フゥ(椅子につ いて一息つき) あの落書きかい? あれはもう半年ぐらい前になるかねぇ フィア->半年…ずいぶん前だどなぁ。そんなに消えにくい塗料だったんだべか シオン->(いずれにせよ、まずは扱いに慣れるまでが勝負でしょうかね。特訓が必要かも…) ムブロフスカ->???>あと、これはお節介だが。懐に一本、ナイフを忍ばせておいたほう がいい… ケイニー->良かったら、詳しい話を聞かせてくれない。オレたち、たぶんその犯人を追って るからさ ルーク->ん、何でだ? シオン->奥の手、というやつですねw(にこにこ ムブロフスカ->???>そういうことだ、お嬢さん ムブロフスカ->???>ますます立場がないな、騎士くん…? ルーク->…………orz ケイニー->お婆さん「ああ、たぶん厳重に洗えば落ちるんだろうけどねぇ。爺さんもあたし も腰を悪くしてて、高い壁までは消せないのさ。だから、中途半端に消すよりは残してお こうかと思ってねぇ」 ルーク->(とりあえず、メモメモ…) ムブロフスカ->???>例えば、そう。私と、騎士くんの、この近距離で…(自分と、ルー クを指差し)…私に振ろうとしたら、まともな長さの剣が振れるかね? フィア->ふむふむ…(それじゃ農業も一苦労なんだどなぁ…) ルーク->うっ…… ムブロフスカ->???>例え振れたとしても、私は十分に、キミの手を押さえられる位置に 居る。それに、剣は、鍔元の刃ですんなり斬れるようには出来ていない ケイニー->お婆さん「あの落書きは半年前……丁度暑くなり始めた頃だったかねぇ。急に、 壁に下書きみたいなのが描かれていたのが始まりだったよ。それから毎晩妙な絵が書き足 されていって…」 ケイニー->お婆さん「ご近所さんにも若手がいなくてねぇ、どこの若いのがやったか知らな いけど、あたし達は毎晩震えてたもんさ……」(そういって、老人は声を落とした) ルーク->………… フィア->そりゃあ怖いどなぁ… シオン->(私なら剣を抜く前に抜き手を攻撃しますね。剣は「切る」よりも「叩く」に近い と聞いた事がありますね)←でも口出しせずに見ている ケイニー->お婆さん「夜な夜な見張っていたことにはいたんだけどねぇ。そいつ等は人数を 集めて、しかもなにか物騒な金属まで持っててねぇ、あたしらは見ているしかなかったよ ……」 ムブロフスカ->???>つまりは、そういうことだ。近距離の更に近くでは、拳や、ナイフ が役に立つ… フィア->(物騒な金属?) ルーク->そう、か… ムブロフスカ->???>熟達した剣士ならば、鍔元の刃でも相手を叩き斬れるというが。私 は見たことが無いな… ケイニー->お婆さん「恐かったさ。工業区の職人に頼めば消してもらえたんだろうけど、消 したらまた来るんじゃないかと恐くてねぇ……はぁ。物騒な世の中だよ」 シオン->勉強になります〜(にこにこ フィア->ふーむ…おばーちゃん、大変だったんだどなぁ… ルーク->(強く…強くなりたい…) ムブロフスカ->???>それと、剣は、叩き切る…ハンガーやシミターのようなものと。純 粋に切る、突く、レイピアがある。っと、これは教習所でも聞いたことかな…? ケイニー->お婆さん「なぁに、長く生きていればそんなこともあるさ。それにあたしらは何 も盗られなかったんだ。泥棒に入られるよりはマシだよ、ホッホッホ…」(寂しそうに老婆 は笑う) ムブロフスカ->???>自分は叩き切るタイプか、それとも切るタイプか。それを把握する だけでも随分違うものだよ、騎士くん。 フィア->おばーちゃん…これは本気で捕まえねといけねぇどなっ!なぁケイニーっ! ケイニー->うん……絶対に! やろう、フィア! お婆ちゃん、絶対に犯人を捕まえて安心 させてあげるからねっ シオン->何事も「自分を知る」ってことが一番大切なんですね〜。 ケイニー->お婆さん「ホッホッホ、元気なことだねぇ、あたしも心強いよ(微笑ましく、孫 を見るような表情で聞いている)」 ルーク->自分を知る、か… ケイニー->あ、そうだ。その犯人の外見とか、覚えてたら詳しく教えてくれないかな? 金 属とかさ ムブロフスカ->???>己をも知らぬ者は、何物も扱えはせず。ただ朽ち果てるのみ、と、 先人は言う。そう、大切なことだ ケイニー->お婆さん「そうさねぇ……。みんな白いローブみたいな服を着ていて、そこに何 か自分で絵を描いていたみたいだったよ。あと、ジャラジャラと金属の飾りをつけていて …… フィア->(いつものメモを取り出し、お婆ちゃんが言ったことをガリガリと書き取る) ケイニー->お婆さん「そう、それと何か大きな金属の箱を持ってたよ。子供なら入れそうな ほどの大きな奴さ。そんなもの良くもてたもんだと、今になって思うよ。おおくわばらく わばら」 ケイニー->(メモはフィアに任せている!/ぁ) なるほど……えっと、どっちの方から来 たか分かる? ルーク->(今までの戦いを思い出し、二振りの剣を見つめなおす…。自分に合うような剣を 探すかのように…) ケイニー->お婆さん「そうだねぇ……商業区……あるいはその奥の水産地区かねぇ。ここか らは東の方から来たみたいだったよ」 フィア->ふむふむ…東…(ちなみにフィアは字が上手くないので注意だ!/ぇ) ケイニー->(ケイニーはフィアを信じきっている! /むしろケイニーの字もミミズが阿波 踊りしてるかのごとく汚い!) ケイニー->うん、分かった。ありがとうねお婆ちゃん、すごく参考になったよ!(と満面の 笑み) シオン->(ルークが選ぶのを待っている)納得できる物を選んでね。 フィア->犯人が捕まったらまた報告に来るから待っててなー(にっこりと笑う) ルーク->この剣、幾らになるんですか?(ハンガーを指差し、親父さんに尋ねる) ケイニー->お婆さん「ほう、それは良かった。……ああ、そうだお嬢ちゃんたち? 良かっ たら何か食べていかないかい? 話し相手になってくれたお礼に、せめてお茶とお菓子ぐ らい食べていっておくれ」 フィア->食べるっ!(即答したっ! ケイニー->親父さん「(にやりと笑う)聞いて驚くなよ? そいつはな、タダさ」 ルーク->え…えっ!? ムブロフスカ->???>……(ほう、と感心したように吐息つき) ケイニー->お婆さん「ほっほっほ(柔らかく、嬉しそうに微笑む) そうかいそうかい、そ れじゃあちょっと手伝っておくれ?」(と、台所に向かっていくお婆さん) ルーク->今、何て… フィア->はーい!(元気良く手を挙げてお婆さんについて行く) ムブロフスカ->???>わざわざ聞き直すのも、失礼だぞ騎士くん…? シオン->タダって、何か曰くつきとかじゃないですよね?(余計失礼です ルーク->あ、いや…幾らなんでもタダなんて ケイニー->親父さん「いや、そこまで太っ腹じゃないぜ?(苦笑し)コイツは俺の弟子が打 った一振りでね。出来はいいんだがまだまだ装飾がなってないんだ、だからタダなのさ」 ムブロフスカ->???>…十分、太っ腹だよ、親父さん ケイニー->親父さん「ほれここの細工の所を良く見てくれよ? 蔓だかロープだかわかんね ぇだろ? コレじゃあ人様に値段を吹っかけるわけにはいかねぇよ(にやり、と含みのあ る笑みを浮かべ)」 ルーク->なるほどな(親父さんに釣られたのか、こちらも笑みを浮かべる) ケイニー->親父さん(無論、十分価値の有る剣を屁理屈つけてタダにしている。だがそれを 悟られないように親父さんは素早く包装してルークに剣を押し付ける) シオン->お得でしたね>ルーク ムブロフスカ->???>…………(たしっ、と、ルークの背中を軽く叩き)良かったな、騎士 くん ケイニー->親父さん「ほれ、この剣を使って立派なナイツさんになってくれよ? そしたら 俺の店も鼻高々、お客も増えるってもんだ! ハッハッハ!」 ムブロフスカ->???>(軽く笑むようにしてから)さて、では私も行くとしよう……また縁 があれば逢いたいものだ、お二人さん ルーク->(自然と笑みが零れる) ケイニー->お婆さん(お婆さんは楽しそうに若い頃の話をしてくれたり、生活の知恵などを 教えてくれたりしながら羊羹を切っている。二人はお茶を沸かすためのヒョットコ要員で ある(笑) シオン->はい。色々お世話になりました(一礼)またどこかでお会いできたらいいですね。 ムブロフスカ->???>戦場でないことを祈る… ルーク->ありがとうございます。俺、絶対いい騎士になる ケイニー->@(実に幸せで、穏やかな時間……。それはまるで本当の孫と祖母のような団欒 の一時だった。羊羹の味は心にまで染み渡る甘さだった……) ケイニー->@(そう、この幸せを守るためにも。【教会】は必ず見つけなければならない。 そう、心に誓った) ――――――――――――――――――――――――――――――――――――― <感想> 物凄い忙しかった(ぁ ですがそれぞれ割りと収穫があったので内容は充実していたかと思います。 しかし教会の方の探索は難航中といった感じ。 ふふふ伸ばしますよ〜(ぉ それにしても、私の出すNPCって皆歳言ってるような気が……