ケイニー->@さてさて、そんなわけで此処はポウルロウ、ホワイトウォール城の通路。白く 清潔に整えられた通路に整然と聖火から取られた炎が並んでいる ケイニー->@人気はない、だが時折通りがかる兵士は皆一様に厳しい顔つきをしている ケイニー->兵士「ブリスティルに派遣された援軍は帰ってこないのか……」 ケイニー->兵士2「戦局が硬直して帰れないのだろう。そして恐らく、大部分は永遠に帰れ なくなる」 ケイニー->@水面下での小規模な争いは未だに絶えず、ポウルロウ・ラクナス・エスト、共 に三つ巴の形で疲弊しているのは明らかであった ケイニー->@この状況では兵を裂けないのも無理もなく、行ってしまえば冒険者達に支払っ ている報酬さえ苦しいものがある…… ケイニー->@さりとて王はこの城を離れるわけにはいかず、戦況報告を聞くたびに拳を震わ せているのだとか…… ケイニー->@だがどんな時でも冷静さを失わず、公平に指示を出し、的確に用件を聞く… ケイニー->@さて、一行の歩みは。謁見の間の前で止まった ケイニー->何か久々だね…(門番に用件を伝える) ケイニー->@事前に報告がなされていたのか、中に確認をとるとすぐに扉は開かれた…… ケイニー->@中に居るのは変わりなく威風の衰えぬカーレル王と、無理が祟ったのか更に少 し老け込んだ感じのするゲインだった ケイニー->カーレル>……さて、用件は伺っている。先ずは報告を聞かせてくれるか? シオン->(ちらりとルークを見) フィア->(こっちもちらりと目線だけでルークを見る) ケイニー->オレから言おうか?(心配そうに) ルーク->はい… ルーク->@えーと…この場合、省略しても大丈夫ですか?(←中の人談) ケイニー->@全部語れなんて無茶なことは言いませんよ(苦笑) シオン->(ルークさんより、話を聞いた後のゲインさんが心配ですね…倒れないといいんで すけど) ルーク->@ですよね…途切れている所ありましたし…(汗 シオン->@ケイニーに任せるという選択もありますよ? ルーク->@うーん… ケイニー->@因みにケイニーは依頼されたことについて重要な部分だけ話しますよ。一騎打 ちとかは省いて ルーク->@うーん…一騎打ちとか余計なこと言いそうなので、ケイニー君に任せます…。す みません… ルーク->@………(あー…文字に表すのがこんなにも難しいとは…) ケイニー->@ケイニーが余計なことを言わない保障もないですが(ぉ) 了解です ケイニー->では、今回の依頼について報告します…(古代の遺跡で光玉を手に入れたこと、 それを使用して村を守ったこと。その後光玉を使用されることがあったものの、光玉自体 は確保していることを話す) ケイニー->カーレル>そうか、ご苦労だった。結果として村を救えたこと、ラクナスの指揮 官を拿捕できたことを鑑み、この依頼は概ね成功したと言えような(内容を吟味し、王は 頷く……久々の朗報だったのだろう) ケイニー->(因みにエステルの存在についてははぐらかしてある上に城の前で待たせていた りする) ケイニー->(報告する、しないは冒険者の良心に任されており、その真偽の確認如何は依頼 人の手腕。これが冒険者との契約とも言える……) ケイニー->(結果としてゲインは目くじらを立てることもなく、……むしろ提出された光玉 を確認して、そちらに難しい顔をしている) ケイニー->(王はそちらの鑑定をゲインに任せ、……ふと、ルークに目を向ける) ケイニー->カーレル>……時に、ルーク。片腕となった上にその残った腕の肩にも深い傷を 負ったか。私が依頼したこととは言え、無茶な任務を任せてしまったようだな ケイニー->カーレル>(王は、この若い騎士に任せるしかない状況を負い目にしていたらし い。その目には憂慮が浮かんでいる) ルーク->いえ、俺は自分に与えられた任務を真っ当するだけですから ケイニー->ゲイン>……フン、騎士は身を挺してこそその意義を見るもの。青二才がようや く芽吹きをみたようだな(光玉を片目に、ゲインは皮肉とも賞賛とも取れる言葉を呟く) フィア->(わー、本音だか素直じゃないんだか…) シオン->(らしいと言えばらしいですけどね) ルーク->(事実、肩の傷はかなりの痛手…回復はしても痛みはまだ消えない。) ケイニー->カーレル>……そうか、ならばこれ以上問うことは憚られよう。良く、休むがい い ルーク->はい(カーレル王とゲインにお辞儀する) ケイニー->ゲイン>待たれよ、王。……この宝珠、どうやら人間の手には余る品物ですぞ ケイニー->カーレル>何か問題が有ったか(ゲインに目を向け) ケイニー->ゲイン>何があったかと問われれば、魔力が有ったとしか答えられますまい。更 に言えば……その先には魔が潜んで有ります(目を細め) ケイニー->ゲイン>この宝珠に蓄積された魔力量、人知を超えております。この場で砕けば、 このポウルロウ大陸は跡形もなく消し飛びましょう ケイニー->(冷静に、だがやや震えて聞こえるゲインの声に王は目を見開く) ケイニー->カーレル>……なんだと ケイニー->ゲイン>更に申しますと、使い手も選びますまい。基本的な魔力の制御さえ出来 れば、子供でさえ我が騎士団を壊滅させうる武器となります… ケイニー->ゲイン>いかがなされますか。この宝珠、持ち出せば我が軍の勝利は確実かと ケイニー->カーレル>ならん ケイニー->ゲイン>……ッハ。しかし、如何して ケイニー->カーレル>其の宝珠、恐らくして後世の為に残された古代の意志だろう。それを 人と人との諍いに使用するのは憚られる ケイニー->カーレル>それを無視し、己が為に使ったとしよう。戦争には勝つ。しかしその 後、戦争よりも惨いことが其の宝珠を巡って発起するのは目に見えている ケイニー->カーレル>子供でも使えるのであれば、子供の中からも反乱を企てる者も出て来 よう。………その宝は、人の目に触れさすべきではない ケイニー->ゲイン>王の判断とあらば……(ほんの少し、その口元に笑みを浮かべ) シオン->(懸命な判断です。流石は王…と言ったところですね) ケイニー->ゲイン>聞いたか、冒険者達。此処に次なる依頼が生まれたようだ(ゲインは口 を開くと、まるで予め用意されていたかのように依頼内容を語った) ルーク->(安心した表情を見せる。カーレル王に仕えたことを誇りに思うかのようである) ケイニー->依頼……ぶっちゃけたなぁ、ゲインの爺ちゃん(謁見の間をでて、ふうと息をつ く) フィア->(あー、やっぱりお城の空気って慣れねぇだ…) ケイニー->(ゲインの依頼の内容を要約するとこうなる。【何としてでもロゼに押し付けろ】 ………) ケイニー->龍は飲み込んだものを腹の中で解析することが可能であり、それが相応の宝具で あれば自らの【蔵】に宝具を転送する……ねぇ(つまり断られたら無理やり食べさせろっ てことか) ルーク->しかし随分と無茶な依頼を出したな フィア->飯に混ぜたらどうだべ(無理 ケイニー->まぁ、オレたちが疾風龍の森に何度か行ってることも知ってるんだろうね ケイニー->飯……いや、流石に魔力を感じとって警戒するんじゃないかな シオン->説得するしかなさそうですね フィア->やっぱり無理だか…(分かってて言ったのか ルーク->それしかない、か ケイニー->兵士「お話中の所申し訳ありません。ゲイン様から預かっているものが御座いま す……」(一礼し、兵士がケイニーにとある羊皮紙を渡す) シオン->何でしょう? ルーク->何だ?(ケイニーが手にした紙を覗き見る) ケイニー->お、ありがと。……って、これ、現在の戦力図? (恐らくはその写しだろう。 ポウルロウ大陸の地図の上に各国の兵力やその状況が記されている) フィア->ほー…(横から覗く ケイニー->(で。隅っこに。『頭の悪い人間に口頭での説明は無駄と判断した』……と、余 計なことが書かれている) フィア->(オレ様たち馬鹿扱いされてっぺし…) ルーク->…………(隅の文を見て暫く沈黙) ケイニー->……流石ゲイン、素直に喜ばせてくれない  シオン->まあこちらの方が分かりやすいですから… ケイニー->(状況は、数の上ではいまだポウルロウ連合軍が勝っていた。 しかし怪我人の 数でもまたポウルロウが勝っていると言う状況である) シオン->(帰ったら「頭の悪い人間にも分かりやすく伝えるのが貴方の仕事でしょう」と言 っておきますかね) ケイニー->(ラクナス軍は高度な医療部隊を多数用意しており、また戦場での軍編成もポウ ルロウに勝っており、少数の勢いに多数が押されている状況である) シオン->ロゼさんの所へ行くには戦場を通らなければならないようですね… ルーク->(戦力図を見て、不安げな顔を見せる…) ケイニー->(戦火はポウルロウ本国までは届いていないものの、各地で戦いが繰り広げられ ている) シオン->どこもかしこも戦場ですし、仕方のないことですけど。 ケイニー->(ラクナスは主力部隊を軸にブリスティルの戦力を硬直させ、ポウルロウの主力 部隊を上手く足止めしている) フィア->うーん…どこに行っても危険だべし… シオン->それでも出来うる限り戦闘は避けて通りたいですね ケイニー->(その間にラクナスの友軍であるエスト帝国の部隊が、各地の農場や人の居ない 疎開した町を焼き払っているのだ。……そう、ポウルロウは大陸レベルで兵糧攻めをされ ている) ルーク->ああ… ルーク->(俺は、こんなことしていていいのか…?) シオン->紛失して敵の手に渡ったら…最悪の事態に。 ケイニー->(このままではいつの日か豊かな大陸は焼かれ、その荒野の上にラクナスの旗が 立つことになる。王の苦悩が滲み出るかのような戦力図だった。ポウルロウに集中した騎 士団が裏をかかれたのである) ケイニー->ああ、頭に叩き込んだら焼けって書いてあるね シオン->皆さん叩き込みました? フィア->叩き込んだどー ルーク->あ、ああ、大丈夫だ ケイニー->細かい数字は覚えてないけど、大体は。……オレはシオンお姉さんを信じてる(ぁ シオン->後悔しないなら信じても構いませんよ(にっこり フィア->えええぇぇ… ケイニー->大丈夫、シオンお姉さんは自分の命が掛かってる時は本気を出してくれるから (ぁ シオン->戦況は常に変化するものです。地図の内容を忘れたら、「私達が」新たな戦況を作 り出せばよいのです(ぐっ フィア->か、カッコイー!(ぁ シオン->邪魔なモノは消し去るのみ…(ふっ ケイニー->う、うん(カッコ良いけど実際にやったら恐ろしいよ……!) ルーク->あ、ああ… フィア->シオンかっこいいだ〜w(一人はしゃいでる シオン->?ルークさん、さっきから様子が変ですけど。どうかしましたか? ルーク->…いや、なんでもない。 ケイニー->………ルーク ケイニー->誰も、何も気にしてなんていないんだ ケイニー->トイレに行きたいならもう好きなだ…(カット ルーク->(俺の考えすぎだ。与えられた任務をこなすだけだ) フィア->ケイニー…(ほろり ルーク->な!? ケイニー->……え、ちがった?(ぁぁ シオン->(ケイニーの頭をぺしっ!) ケイニー->はわぅっ(前にとっとっと……) ケイニー->あだ!(壁に激突) ルーク->全然違う ケイニー->(そして衝撃で落下してきた絵画の、額縁がズドーーンとヒット)………… (ぷ しぅぅぅ…) フィア->…あ、何か涙でてきただ(ぁ ルーク->あ… シオン->あー…そこまでやるとは予想外 ルーク->大丈夫かよ…(絵画をどける) シオン->でもネタ師としてはグーです ケイニー->た、ぶ、……んっ ケイニー->兵士「あ、あああああああッッ!? 王妃様の肖像画がッッッ!!!!」(ヤバ 気な雰囲気である) フィア->うわ、なんか大変なものらしいべし ルーク->いっ!? 肖像画!!? ケイニー->(グルグル目玉のまま立ち上がり)ハハハ、さぁ出発の時が来たようだね!(ぁ フィア->んだな、とんずらとも言う出発のときがっ!(ぇぇ シオン->使命を受けていざ! ルーク->(今、絵画を持っているのはルーク…) シオン->←イリュージョンを使って誤魔化そうとしたが、王妃の顔をよく覚えていなかった ため断念 ケイニー->兵士「ああああ、どないしよう!? ワイ上京したばっかちゅうのにえらいこっ ちゃ!! うわぁぁお袋ぉぉぉ御免よぉぉぉぉ」(兵士、テンパッテます) フィア->よがった!幸い兵士さんも田舎もんだった! ルーク->っ!?(手に持っていることに気づき、慌てて絵画を元の位置にに戻そうとする) シオン->(さっとルークの手から額を奪い、テンパってる兵士に手渡す) ルーク->あ! ケイニー->兵士「ああ、ああああっっ!? よっしゃもうやったろやないかい、クミス生ま れを舐めちゃあかんワイ!!」(取り合えず頑張る兵士) ケイニー->OK,今の内ゴーゴーゴー ケイニー->(こそこそこそ) ルーク->いいのか?これで フィア->いいべ、うん(こそこそこそ) シオン->いいんです。それが彼の最後の勇姿だから ルーク->(スマンと兵士に謝り、こそこそと城を後にする) ケイニー->兵士「うをぉぉぉぉぉぉ、ダイ・ブラウス(23歳)一世一代の大仕事やぁぁぁ ぁぁ!!」(その後、大騒ぎした兵士は1年ほどトイレ掃除の番人を任されたと言う) ケイニー->@ともかく。使命を帯びた一行は城下町にて買出しを行い、再び旅に出るのであ った(ぁぁ) ケイニー->@1週間後……此処は北東の非戦闘地域、此処まで来ると戦火の兆しは見えなか った ケイニー->@のどかーな田園地帯……、歩けば鶏の声が聞こえ、歩けば水車の水音が響き、 歩けば虫の音が揺れる ケイニー->@そんな農村を焼き払い、打ちこわし、畑に塩をまく。そうして二度と使えなく するのがラクナスの戦略である… ケイニー->@さて、そしてもう暫く歩くとポツンとも表せるほど小さく、それでも家々が密 集している部分が見つかる ケイニー->@恐らく旅人を相手に商売を行う、村の中心区域なのだろう。そこに行けば宿も、 美味しい料理もあるはず。一行の足は自然と速くなる ケイニー->………お腹、減っ、たぁ、よぉ!!(無意味に句読点を使って叫ぶ。道中暇でし ょうがなかったようだ) フィア->うーん、どことなく懐かしさがあっぺし。こーゆー村は… フィア->…でも、嫌な予感がすんのは気のせいだべか ヴィクター->カース>(←嫌な予感的中の具現化。近くの茶屋で、団子食ってます) ルーク->戦闘中だからな、いつ入られてもおかしくはないだろ ケイニー->ああ、うん。なんとなーく嫌な予感がするよね……戦闘だけじゃなくてさ、こう、 全体的に(ぁ フィア->(嫌な予感的中その2。屋根の上から何かが降ってくる…) ヴィクター->カース>おばちゃーん、餡子の団子のやつ! あと三本ー。あとあと、お茶お 代わり!!(どどーん ケイニー->………あの、茶屋あたりから(ガクガク) ケイニー->ん?(上を見上げる) ルーク->(カースの声にぞっとする) フィア->ライザ>フィーぃぃぃ!(ひゅるるる…とフィアに向かってきたっ!) フィア->おあぁぁぁぁぁっ!(そりゃ当然、避けるわけで。代わりにケイニーを引っつかん で押し出す) ケイニー->え、へ……?(滝汗、フラフラと前へ) ケイニー->本日、晴れ時々オッサンですか?(ぁ ルーク->アスラ>(茶屋で本を読んでいた。しかもカースの隣で…/ぁ) フィア->ライザ>(フィアに避けられたため、当然ケイニーにぶつかる…いや、抱きつかれ たっ!/ぁ) ヴィクター->カース>いや〜、やっぱこーゆーいー日は、世間がどうであろうと縁側でお茶 と団子に限るよね!(おばちゃん相手に世間話宙 ケイニー->のぉぉぉぉお゛お゛お゛っっっっっ!!!!!!!(顔面、3mm先に顔面が有 って涙目) ケイニー->いや゛、いやだぁぁぁぁ、そんな、ぎゃぁぁぁぁっっ(悲鳴慣れしているケイニ ーだが、限りなく本音に近い悲鳴が搾り出された/ぁ) フィア->ライザ>(抱きついて、違和感。身体を離して)ん?…違った(脇の下に手を入れ て。そのまま後方――カース達がいる茶屋に投げ飛ばす フィア->(悪いとか思いながらも限りなくホッとしてる) ケイニー->―――――逃げて、フィア―――(限りなく真剣な警句を発し) ………うう、 今朝の占いが、的中した……(茶屋にヅンガラガッシャァァァン) ヴィクター->カース>む〜? なにやら騒がしいなー。こんな田舎でも、どこにでもうるさ いのは居る――(しみじみ…したところで、茶屋の崩壊に巻き込まれた フィア->ケイニー…おめさの死は無駄にしないっ!(死んでない ルーク->アスラ>(ケイニーに気づき、崩壊する寸前で避けていた) フィア->ライザ>ふ…屋根の上からこんにちわ!みんなのお兄さん、ライザ参☆上!(うわ ぁ ルーク->アスラ>(ちなみに何のためらいもなくカースの手をしっかりと握り締めている) ヴィクター->カース>……(お茶、頭から被ってます。団子、食べ損ねて餡子が顔に一杯付 いてます) ケイニー->(頭から緑茶を被り、頭に団子の串が刺さり、机と言う机と椅子と言う椅子がケ イニーの上に積み重なってる) き…。ぅぅ……… ルーク->アスラ>全く…いきなり何だ! フィア->ケイニー、生きてっかー?(とりあえず駆け寄り、声をかける ヴィクター->カース>……やあ、フィア。(声が平らだ。ものごっつ平らだ。多分、鉄板が 喋ったらこんな声になるみたいな。 フィア->よ、ようカース…あいつのせいだから(ライザ指差し/ぁ ケイニー->フィア、逃げてっていったのは後ろの…カ………ガク(意識を失った) ルーク->アスラ>大丈夫か?(懐からハンカチを取り出し、カースの顔についている餡を拭 き取る) ヴィクター->カース>…ありがと、読書っ子… フィア->ライザ>おー、派手にいったな。(のんびりと茶屋(廃墟)に近づき) ヴィクター->カース>…フィア達ったらもう、奇遇なところであうねぇ…ふふ。で。ボクの お団子台無しにしたのは、誰だって…? ルーク->アスラ>(読書っ子…)いや、気にするな。 フィア->ライザ>(←この人) ヴィクター->カース>(ゆらりと立ち上がり… ルーク->(ライザに目線を向ける) ヴィクター->カース>(お〜〜〜〜〜〜〜〜きく、腕を振りかぶり… ルーク->アスラ>おっと、失礼…(カースと繋がっていた手を離す) フィア->ライザ>お、カースちゃんだったかー(のんびり ヴィクター->カース>(豪速の、メ ガ ト ン パ ン チ 。 空気が千切れるぜべい べーってな感じのパンチを、ライザへ放った!!!!!! ヴィクター->カース>お団子返せーーーーーーーー!(くわっ!! フィア->ライザ>ひさしぶ(めこっと地面に減り込む) ルーク->ジェダイト>(←中で茶屋の崩壊に巻き込まれた人) フィア->(必死にケイニー掘り出してる) ヴィクター->カース>埋まれ! 埋まってしまえ!! そして来世でお団子がなる木にな っちまえ!!!(食べ物の恨みは恐ろしい フィア->ライザ>久しぶりの再会なのにこの仕打ち…オレ悲しいっ!(腰まで埋まってま す) ヴィクター->カース>あらよっと。(ライザ目掛けてさらに踵落とし) ルーク->ジェダイト>な…何が、起きたんだ…よ!(瓦礫を押しのけ、ゆっくりと起き上が る) ケイニー->(ガラガラと雪崩を起こしながら発掘されるケイニー。  ……因みにその瓦礫 はライザに向かった/ぁ) フィア->ライザ>俺の荷物の中に大福が(首まで埋まった!) フィア->ライザ>(瓦礫のせいで頭まで埋まった!/ぁぁ) ヴィクター->カース>お団子の恨みはお団子で晴らすのが筋だろう。うん、大福は貰うけど。 フィア->師匠がみえねぐなった! ルーク->アスラ>ジェダイト…被害が増えたな(溜息) ケイニー->店長>(店内から出てくると、外の飲食スペースの惨事に唖然としてる) ヴィクター->カース>コイツがやりました。(埋まってるライザを指し示し) フィア->ライザ>へるぷ〜…(ちっさい声が瓦礫の中から聞こえる ルーク->ああ? 何が増えたって? ヴィクター->カース>(どげし。さらにライザの頭を踏みつけ、ぐりぐりぐり ルーク->@ミス、↑ジェダイトです ヴィクター->カース>で、何で此処に居んのよ。フィアにケイニーに負け犬一匹。(ぐりぐ りまでやってるし フィア->ライザ>あ、ちょ、ま、マジやめて!マジでっ!団子おごるからっ!(必死 ルーク->今助ける!(とは言うものの、流石に片手で瓦礫を持ち上げるのはきつい) フィア->負け犬って…(汗 ヴィクター->カース>…お団子? マジ? マジ?(脚止めた ケイニー->店長>(我に返り、手が霞むほどのスピードで携帯ソロバンをハジキまくる。パ チパチパチチチチチチチチチチッッ!) フィア->ライザ>マジマジ!いや、ホントにっ! ルーク->ジェダイト>俺が何とかしてやるよ(そう言って、ひょいと瓦礫を持ち上げる) ヴィクター->カース>餡子とかみたらしとか五平餅とか頼んでいい?(首傾げ フィア->ライザ>う…頼んでイイデス(ぁぁ ルーク->@あー…ちなみにカースってグラスランナーでしたっけ? ヴィクター->カース>よっしゃ出て来い。(ライザの頭をがっしぃと掴むと、出でよ団子と ばかりに引っこ抜いた! フィア->ライザ>(ずぼっと引き抜かれる) ヴィクター->@一応、元・グラスランナーですね ケイニー->店長>……失礼します。(メガネをクイッと持ち上げ) 修理費、食器・家具の 弁償代、慰謝料、……しめて10万カペルとなります(請求書をライザに渡す) ルーク->ジェダイト>(唖然…)意外と力持ちなんだな、お嬢ちゃん… フィア->ライザ>うわーん、今時の子って怖いよー(さり気なくフィアに抱きつき) ルーク->@了解です。 ケイニー->させるかっ(ケイニー復活して回し蹴りっ/ぉ) ヴィクター->カース>キミのことを誤解していたよ、ライザ。団子、ごっつぁんです。あと、 請求はご愁傷様です。 フィア->ライザ>…じゅうまん…(蹴り飛ばされながらっ! フィア->ああ、最悪な対人運だべし…(がくり ケイニー->店長>払って。いただけますね……?(キラリ、メガネが光る) ルーク->アスラ>(更に溜息) ヴィクター->カース>店長。店長。(てしたし、と店長の肩を叩く フィア->ライザ>…えーっと…(荷物の中がざごそがさごそ) ケイニー->店長>ご注文ですか?(スマイル!) ルーク->ジェダイト>おい『ユダ』、一体何が起きたんだ ヴィクター->カース>うん。今蹴り飛ばされてった人持ちで。みたらしと餡子団子。あと五 平餅。五十本ずつ。 ヴィクター->カース>お持ち帰りで。 フィア->ライザ>多っ! ケイニー->店長>50本……ありがとう御座います。少々お時間を頂きますが、宜しいです か? ルーク->あ、どっかで見たと思ったら、アスラにジェダイト! ヴィクター->カース>勿論。此処の美味しいから、いくらでも待つよ♪ ヴィクター->カース>ア、其の前にお茶お願い。冷たいの。さっきとんでっちゃったのよ… フィア->ライザ>…店長、物で払っちゃダメですかぃ? ケイニー->店長>ご贔屓にどうも。(ペコリ)では……なるべく早くお持ちしますので。(こ っちを向いたまま高速で店内に戻っていく) ヴィクター->カース>買oック走!? ケイニー->店長>(戻ってくる)宜しいでしょう。ものによりますが フィア->うわ、怖ぇべし… ヴィクター->カース>しかも戻ってきたし。 ケイニー->店長>カナメくん(←店員さん)。お茶だ、お茶を持ってきなさい (鋭い声を 飛ばし) フィア->ライザ>これ、道中で譲ってもらったもんなんだが…(色々と服だの食料だの貴金 属まで取り出す) ヴィクター->カース>何かアレだよね、商人魂… ケイニー->店長>この村では衣服や食料は間に合っています。……そうですね、ではこの貴 金属を頂きましょう。量にして、これほど(4分の3ぐらいごっそりと/ぁ) ルーク->アスラ>(ケイニーを指さし)このグラスランナーがいきなりこちらに突っ込んで きただけだ。いつの間にかそちらの男(ライザ)が犯人にされてしまったようだ。 フィア->ライザ>あうー…それにはカースちゃんの団子代は含まれて…? ケイニー->カナメ>はい、お茶お待たせしましたぁっ!(外の空気を察してか、三つ編みの 店員が走ってやってくる) ……おっとっとっと(危うくブレーキ) ケイニー->店長>いません(キパ ヴィクター->カース>三つ網! 萌えポイント+一だ…ッ(くわわっ ヴィクター->カース>これでそばかすがあったりしたら、おねーさんこの子浚っちゃいます わよ(誰 フィア->ライザ>(ガビン!)んじゃ、残りのこれで足りますか…(残った貴金属差出し) ケイニー->店長>そうですね……、50本ずつでしめて……(パチャチャチャチャ)…いえ、 1000カペルですのでこれ一つで十分でしょう(金のリングを一つ手に取り) フィア->ライザ>ほんとーにスンマセン…(ぁぁ ルーク->ジェダイト>なるほどな…。それと…ルーク、と言ったか。いい加減俺たちのこと 覚えろよ ルーク->いろいろと大変なんだよ、俺たちも ヴィクター->カース>お団子、ごっつぁんでーす♪(ご機嫌です フィア->ライザ>まぁ、これだけでも持ち帰ればお袋と兄貴に殺されんですむか… ケイニー->カナメ>(三つ編み、丸眼鏡、そばかす、どこか貧乏っぽい、ドジッ子……フル 装備の笑顔でお茶を渡す) ヴィクター->カース>煤I!! ケイニー->………か、カースの気が上昇しているっ(ぉ フィア->おねーさん、めんこいどなー ケイニー->カナメ>いえいえー(にぱ ルーク->ジェダイト>(ルークの腕が片方ないことに気づく)おい、その腕どうしたんだ! ヴィクター->カース>(お茶を受け取り)…イッツ・材!!(逸材) ケイニー->カナメ>さ、店長! 早くお団子作っちゃいましょ、50本ですから半分ずつね ケイニー->店長>では私が五平餅を焼きましょう、この焼き加減は君にはまだ早い…… ヴィクター->カース>(懐から、黒拍子のメモ帳を取り出し。ずばばばば!! と、カナメ の特長とか所属店とか書き込んだ) ルーク->っ!?(ない方の腕を押さえる) ああ、いろいろとあってな… ケイニー->店長>では、(めがねキラリ)ごゆっくりとおくつろぎ下さい(カナメと共に店 に戻っていく) ヴィクター->カース>( 『攫っちゃえ計画』 とか何かとか書かれてるのはきっと気のせ い) フィア->何書いてんだか?(横からそろろーと近づき ヴィクター->カース>(しゅばっとばかりに懐へ入れ)なんでもないよ♪ ケイニー->(恐ろしい、死徒とは別のところで恐ろしい……!!) フィア->…んだか(危険を察知したっ! ルーク->ジェダイト>まあ、あまり詮索はしないがな… フィア->ライザ>まぁ、こんなトコで再会するなんて…やっぱり運m(この後の語りが長い ので割愛 ルーク->ジェダイト>(ちなみに中にいたのは例のカナメさんをナンパしていたり) ケイニー->店長>さぁ、急ピッチだ。シフトC、発動する。(メガネの光が此処まで届く… …キラリ) ケイニー->カナメ>はいっ! ヴィクター->カース>今何か光ったー!!? ケイニー->店長>違うっ!! ケイニー->カナメ>ら、らじゃー! フィア->侮れねぇ…この店…っ!(ぁ ヴィクター->カース>いいなこの店! ルーク->アスラ>読書どころではなくなったな… ヴィクター->カース>十二位の権限使って死徒ご用達の店にしちゃおうかな… ケイニー->めげないどころがものごっつい前向きだよね……これが商売人の魂なのか ルーク->ジェダイト>死徒? なんだそりゃ? ヴィクター->カース>こっちの話よ、気にしないでー ケイニー->御用達……って。(この店にウルフとかロアとかヴィクターとかがたむろってる 光景を想像する) フィア->ライザ>(ぺらぺらと語りながらフィアを抱き上げる/何してる) ケイニー->………異界だ (ぁ ヴィクター->カース>きっと皆、すごく気に入ってくれると思うよ♪ フィア->異界だべし… ルーク->ジェダイト>ふーん…(あまり気にしてない様子)…あーあ、俺のナンパを邪魔し やがってよ!(彼は彼なりに必死だったようだ) ケイニー->って! くおりゃぁ人前で何してるオッサン!? フィア->ライザ>オッサンじゃない!お兄さんだ!(そっちか ケイニー->……や、多分失敗してよかったと思うよ ケイニー->成功してたら……(カース見て)……ねぇ ヴィクター->カース>…うふふ ルーク->ジェダイト>???(何のことだか飲み込めてない様子) ケイニー->ふーんだ、永遠の12歳から見れば誰だってオッサンなんだよっ(ぉ フィア->うふふって…怖ぇべし(抱き上げられることには慣れてるらしい) ヴィクター->カース>うふふふふふふふふふふふふ ケイニー->まぁ、可愛い子を手に入れるには試練が多いのだよ。ライヴァルとかね(ぉ ヴィクター->カース>ところでケイニー、惚れ薬とか要らない? 作りすぎちゃって。 フィア->ライザ>ふん!お兄さんに永遠のお子ちゃまがかなうものかっ! フィア->(何だべこの状況…/ぁ) ケイニー->はーんだ最近のトレンドはお子ちゃまなんだよっ!!(違っ ルーク->ジェダイト>(惚れ薬、その一言に興味をそそられる) ケイニー->……貰うっ!(ぁ ヴィクター->カース>一粒千カペルね。大特価♪ フィア->誰に使うんだか?(とげとげしい声がっ!) ケイニー->………(高い、高いっっ)……は、800じゃだめですか?(財布見て)  /   て、転売するに決まってるじゃないかっ!(ぉ ルーク->アスラ>(ビシッとジェダイトの脳天に本の角をぶつけた!) フィア->ライザ>惚れ薬に頼んねぇと勝算ねぇのか、ふふり(こいつ… ヴィクター->カース>んー、しゃーない。師弟の好だ、八百で譲ってあげよう。 ケイニー->オレは冒険者なのだ、旅の。だからこそこーゆー薬も必要になるの。時と場合と 場所によっては10倍にも100倍にもなるからね(こいつも商売魂 ヴィクター->カース>十倍で売れたら三割ちょーだい♪ ルーク->ジェダイト>アダッ!? っつぅ…コイツもコイツで容赦ないんだよなぁ ケイニー->OK、商談成立(銅貨の詰まった袋を渡す) フィア->ライザ>へー…ま、何にしたって関係ねぇけどー(フィアを更にぎゅー ヴィクター->カース>OK、またのご利用お待ちしてます。(黒い瓶を手渡し、袋を受け取 る) ルーク->大丈夫か? フィア->…くるしー…(うんざり ヴィクター->カース>サービスでもう一粒つけといたから。(ぼそり。肩ぽむ。 ケイニー->(ここで果たして本物なのかどうかって問題が持ち上がったけど、気にしないこ とに) ……って、力入れすぎ入れすぎっ!! フィア->ライザ>おお、いけね(フィアを降ろす) フィア->ふー…全く、30年前から進歩がねぇだよ… ケイニー->うん、ありがと!(信用なくすから早めに売らないとなぁ……/汗) ルーク->アスラ(ユダ)>(パンパンと足元の埃を払う) ケイニー->(そもそも無くす信用が有るのかどうかが……) ケイニー->店長>……ふ、ふふふふ ヴィクター->カース>…何か笑い声が聞こえる… フィア->ライザ>どうした店長! ケイニー->店長>フハハハハハハハハッッ(←完成の声) ヴィクター->カース>完成したかっ ルーク->よくやれたな、50本も ケイニー->店長>――――失礼。(メガネを光らせて出て来る。その手には風味のある雅な 葉で編まれた袋に詰まった、合計百本の串) ケイニー->カナメ>………はぁ。頑張りましたぁ ヴィクター->カース>(目を輝かせてる) ルーク->アスラ(ユダ)>職人のなせる業…と言うべきか ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― <感想> 前半の息苦しいまでの緊張感は何処に飛んでったのでしょうね。 あの後半のネタ具合……、素晴らしいノリでした。 が、次回はもっと行きます(ぉ しかし王への報告、上手くはぐらかしてしまいましたがアレでよかったのかどうか。それ は微妙なところでしたね。 王は騎士にとっては神か、それよりも優先すべき存在です。そして懺悔をすべくは誰なの か。 ツケが回らないと良いのですが。