ケイニー->@ケイニー&フィアが………(名前忘却)……とにかく、ラクナスの偉い人2名を倒したころ。ルークとシオンもラクナスの伏兵を殆ど無力化して戻ってきていた… シオン->そちらも片が付いたようですね。 ケイニー->@集会場に集まっていた村人はそれぞれ家へと帰り、異常がないか村の点検を行っている。村の周囲の調査もいずれ行われるだろう ケイニー->@ただファフナーだけが皆と共に集会場へと残り、時折やってくる村人の報告を受けていた ケイニー->ファフナー>………ふむ、爆薬の類は今の所出てないか。事前にシオンとルークが処理してくれたお陰だな フィア->(まだ少しひりひりする額を擦りながら)そっちもお疲れさーん>シオン ケイニー->ヤレヤレ、だったけどね。お疲れ様 ケイニー->@(因みに上官2名と部下2名は荒縄でぐるぐる巻きにされて、村長の家の地価に監禁されている。いずれポウルロウに連行されることだろう) サウザー->(何時の間にか。そして初御目見え。自身の身長ほどの丈、組み込まれた見慣れぬ機械の数々…軍事機密級最新式銃器『ジャッカル』を担いで、何故かファフナーの近くに居る) シオン->そちらは大変だったようですね。頬痛みます?>フィア ケイニー->ファフナー>どうやら、君たちを派遣した王の判断は正しかったようだ。……ふむ、謝礼は今晩にでも フィア->ほっぺたよりは、斬らっちゃ胸とおでこが… ケイニー->マーボーだね>謝礼  オレはやや無傷なり。あとでちゃんと手当てしないとね シオン->ではこれを…(メディカルゼリーをフィアに渡し) フィア->わーい♪(嬉々として受け取り、すぐに食べ始める) シオン->ヒールオブライトでも良いのですけど、今後のこともありますし魔力は温存しておきましょう サウザー->……研究員に無茶させないで頂きたい。(何かぶつくさ言ってるし フィア->んまーwんだな、魔力はとっとかねぇど(ゼリーでご満悦) ケイニー->そうだね、光玉を何とかするまで気を抜けないし シオン->またヘンな人が出ると困りますから(苦笑 ケイニー->ファフナー>……その心配は、遅かったようだ(いきなり表情を険しくして、後ろを振り返る) サウザー->…ま、それは珍しい……ぅん?(釣られて、振り返り… シオン->(見たくないなーと思いつつ振り返り) フィア->ふむ?(ゼリーを口に含みつつ、振り返る) ケイニー->ウルフ>(草の結界を一足で飛び越え、幾つかの家の屋根を跳び渡ってファフナーの目の前まで瞬時に移動してくる。……というのに、足音はまるでない) ケイニー->ウルフ>(濡れた髪のような漆黒の毛色を持つ、人狼。その金色の瞳が皆を舐めるように向けられる、敵意と言う舌で)……なんだ、ラクナスの馬鹿どもはいねぇのか フィア->(ぽろ、と空になった容器を落とした) サウザー->……(僅かに目を見開き)……ぁ…(口を空けるが、言葉が出ない) シオン->…見なかったことにしていいですか? ケイニー->ファフナー>予定より遅かったようだな…… ケイニー->ウルフ>手前の心は手前が勝手に使え、俺がどう動くかは知らねぇがな(フンと息をつき) サウザー->……二十七祖が第一位…うっわー…こ、これまた……珍しいのに逢っちゃったなぁ…(ウルフを見つつ、嫌そうに一歩だけ下がり…) ケイニー->ウルフ>ああ、だが先ずはあんただファフナー。ギャラリーがいなくなったところで………消えてくれ フィア->うわわ…いきなり面倒なことになったべし… サウザー->で、行き成りこれだもんなー!?(ぐるぅん! 銃身が旋回したかと思えば、次の瞬間には銃口がウルフへ向けられ)ストォォォォップ!! ケイニー->ファフナー>(今にもかき切らんばかりに金属で補強された爪を向けられても表情を変えず)なぜ、私を狙う? サウザー->何で祖って上位になれば成るほどワケわかんねぇんだちくしょー…(銃口向けたままぼやいてるし) サウザー=>あぁ、見せしめにまずざっくり。サウザーを殺っちゃってくれ。コイツの活躍は次回に回すよ ケイニー->ウルフ>俺は殺されても自分の意見は曲げねぇ性質だ。あと、手前が指を動かすより俺が身体を動かす方が早い。無駄なことしてると損するぞ(サウザーはまったく見てない サウザー<=OK,やっちまうとする(ぉ サウザー=>もう思いっきりな。あ、紅蓮腕で(うわっ ケイニー->ウルフ>……なんでか? 俺が来ることを知ってんなら、意味も理解してるだろ。100年やそこらじゃ変わらねぇよ サウザー->うわ、あたし舐められまくりっ? し、失敬なっ、いくらなんでも其れは…ない…はず…(ぼそぼそ フィア->うわ、だんだん自信なさげにっ! シオン->サウザーさんを舐めても美味しくなさそうですけどね サウザー->いやだって、この筋肉馬鹿、マジで強いっつーか。(筋肉馬鹿言っちゃった ケイニー->ファフナー>……我々、お前の子孫は成長すればお前を倒せる可能性が出てくる。だからその前に始末する…だったか ケイニー->ファフナー>だが、それは真実ではない ケイニー->サウザーを舐めたらすんごく辛そう…… フィア->マーボー味っ…舐めてみたい(ぇぇ サウザー->物理的に舐めるな シオン->では視覚的に舐め…(やめい サウザー->しっかし…。…一度向けたら、外すに外せないしなぁ。そしてこの筋肉馬鹿に子孫作るほどの甲斐性ることに腹立たしっ フィア->微妙にズレた腹の立て方だべし… ケイニー->ウルフ>ほう……俺はそれ以上頭使って動いてるつもりはねぇがな (ファフナーと話をしつつ、身体は既にサウザーの背後。瞬動でもない体術………ガギッと、その銃を握る手を握り締めている) サウザー->……嘘ン。(…び、微動だに出来なかったし…ッ!? フィア->は、はっやー…(ぐぎぎ、と首をウルフの方に動かし サウザー->…こ、この筋肉馬鹿…ど、どういう身体の作りしてんだ…(銃口はすでに、何もない空間へ向けられたまま。手は捕まれ、動くに動けず何もせぬまま絶体絶命に似た状況になってる) ケイニー->ウルフ>さて……、俺たちは大事な話の最中なんだ。少し黙っててくれるか? マーボーくさい奴 (空いた、右腕を弓のように引き絞り………その指に装着した金属を擦り合わせる) シオン->流石、と言うべきでしょうか サウザー->くぁっ、マーボー臭いとは失礼なっ。この身体のきゅ……(…金属の、音? ケイニー->いや、最初から真面目路線で来てたから怒っちゃったんじゃないかと… フィア->(さすが狼。よく鼻がきくんだどなぁ…) ケイニー->ウルフ>(弾いた指から火花が立ち、それに引火して上がった炎が蛇のようにその太い腕を這う……)焔定彗……っ!!(炎が肘まで這い、爆破する。その衝撃と勢いを持って鉄槌の如く振り下ろされる炎化した腕) ケイニー->う、ウルフが……難しい漢字使ってる……! ケイニー->ウルフ>……手前も殺されたいか フィア->突っ込むとこってそこなんだか… サウザー->ぐ…ご……ッッッ!?(衝撃が来たと認識できたのは、一瞬、だけ。背骨が砕ける、神経が焼かれる。それでも尚痛みを自覚できぬまま…ドッッッゴォン!! 家を破壊し、地面をえぐり、さらに吹っ飛んでいく!!) シオン->サウザーさんっ!? フィア->サウザーっ! ケイニー->ウルフ>(煙が立つ腕を払い) 俺が、何を考えていようと、アンタの未来は変わらない  サウザー->(近くの家にあった木材やその材料、地面の土を巻き込み…がががががぁぁぁぁぁ!!! 森へとぶつかり、木々を圧し折り、その姿が消えた) ケイニー->ファフナー>(サウザーの方に必死に目をやるが、……動けない。一歩でも動けばウルフの爪が心臓を貫いている) ……アラン、お前の目的は、私を救うことに有るのだろう? ケイニー->ファフナー>我々のように本能を抑えて生きる人狼は………やがて狼の本能に耐え切れなくなり、反転する。そうなれば後は紅赤朱(クレナイセキシュ)賭して……本能に取り殺された怪物になるばかり フィア->(サウザーのほうを見、ファフナーたちを見て決心したかのようにサウザーの元へ走り出す) ケイニー->ファフナー>そう、その反転の時期が丁度100年……。私の精神の限界だ (試すようにウルフを見つめる) ケイニー->ウルフ>(フィアには目もくれず)……面白い捉えようだなオイ。そんなにお目出度い思考をしてたのか、アンタ  (先ほどより更に声を平らにして言い放つ) シオン->(サウザーさんに特殊な回復体質。今はこちらの情報を知ることが優先です…) ケイニー->ウルフ>その“反転”した獣憑きこそ、俺を倒しうる化け物なんじゃねぇか。……何を期待していたかと思って聞いてみれば、反吐が出るほどの前向き人生だな  (再び、あの動きで右腕を引き絞る……!) サウザー->(@家を破壊し、地面を破壊し、木々を破壊したその痕は。まるで、そのウルフの動きに呼応するかのように、炎のような熱さが灯っていく) ケイニー->ウルフ>手前の子供の匂い、隠しても分かる。そいつもいずれ死ぬことにはなるが………今のお前に思い残すことはねぇだろ? じゃ・あ・な! (ゴウと、腕を這う焔) サウザー=>…此処か、此処で出せというのか!? シオン->っ!? ケイニー->ファフナー>アラン…… フィア->(痕を辿って走るも、熱さのせいで痕の上は走れず、横を沿うようにして走る) サウザー<=OK、ケイニーとかがたて突くが一緒にぶっとばしてまえ! ケイニー->(瞬動で一気に距離をゼロにし、槍も持たずにウルフへと体当たりをかます。……びくともしない) ファフナーさん! 何で逃げないのっ!? 早く、逃げてよっ!! サウザー->@(―――――――――― ど く ん 。 小さく。本当に小さく。上空で、魔力の脈動が、一つ…。…魔術師よ、魔に携わる者よ気付いたか。どくんと、また、一つ) ケイニー->ウルフ>無駄って分かりきってることはしねぇのさ。さすが、頭のいい学者先生なことだ、こっちも殺りやすい  (ケイニーの体当たりの衝突時にホンノ小さく身をそらして衝撃を吸収している) サウザー->@(ど く ん 。 空に、小さな黒い点が一つ。雨雲より尚暗く、雷雲より尚猛く静かな点一つ――――) フィア->(時折立ち止まり、あたりを見回すが目的の人物は見えず…) サウザー->@(それは、飛来する。風の泣き声と、大気の唸り声を伴って―――――) ケイニー->ウルフ>(魔力には疎いので気付いていない)そんなに焦るなよ、欲張らなくても次はお前の番だ、ぜっ (左肘鉄を囮にした足払いでケイニーの体勢を奪い、連携する膝蹴りでその身体を跳ね飛ばす) サウザー->@(飛来したと、誰かが認識できただろうか? ケイニーがウルフから離れた、話されたそんな刹那に――――――パァン!!!!! ウルフの身体が、突如、天高く出現した長細い柱へ取り込まれた) ケイニー->(声もなく、口から沫を飛ばし、そのまま付近の家の壁まで弾き飛ばされる。……痛々しい音が響いた) サウザー->@(その柱は、ウルフだけを包み込む円柱。それは、天へ向かいどこまでも伸びる摩天楼。そしてその中は、漆黒の灼熱地獄―――――) ケイニー->………くっ、ぅぅ………。……なに? 神様光臨? (口の端から血を流し、それを拭うと、よろめく足で立とうとする。……崩れる。連戦のせいで身体にダメージが溜まりすぎている) フィア->(ふと、振り返り。柱を目にする)な、なんだべあれ…っ! シオン->いけない…っ!(ケイニーの傍に駆け寄り)これでは足りないかもしれませんが…ヒールオブライト サウザー->@(ウルフの身体を灼き尽くすには足りぬ。されど、動けなくさせ、かつ灼熱のブラックアウトを体験させるに足る、否、そう『調節』された、熱の柱―――――) ケイニー->ウルフ>ゴッ!? オオオオオオォォォォォォォォオオォォォォォッ!!!!!! (慟哭が轟く、邪魔をするなと逆鱗に触れた怒声が、轟く) ケイニー->ファフナー>(状況を見て、熱波を浴びぬように2歩下がっている)何者……… サウザー->@――――――『 し ず ま れ 、 一位 』―――――― 重く、重く、重たい声。それは柱が向かう天から、そう、ケイニーたちまで巻き込む圧力と共に降りる… ケイニー->えええっ!? ほんとに神様が降って来たぁぁっ!?(口だけは、元気である) ………うん、ありがとうシオンお姉さん。大丈夫、元気出たよ(笑みを、向け) サウザー->@――――――むかし、むかし。こどものころにきかされたおはなしに、こんなものがある。わるいこは、そらをとぶおふねにさらわれちゃうんだ。そんなだれでもしってるどうわ。しんわ。 フィア->(サウザーに心の中で謝りながら、もと来た道を走る) サウザー->@そんな神話の世界が、今、突如として雲を割って現れる…。……村を覆う影。空を飛ぶ、巨大な、巨大な、ガレオンの異名を取る航海船が。その宙に、何時の間にか鎮座していた―――― ケイニー->ウルフ>て……めぇ……。ヴィクターぁ…………俺の、邪魔をするんじゃねぇぇぇっっっ!!!!! (柱の中でも、熱に焼かれながらもその声はなお弱まることをしない。否、怒りは更に加熱している) サウザー->@『… … ウ ル フ … … 』(声は、呆れたように途切れ…) ケイニー->ファフナー>さて、その邪魔が我々に有益だと良いのだが……。采配を握られた人の身はただ天命を待つのみ、と言うことか(ローブを被りなおし。天の船を仰ぐ) ヴィクター->(@宙に浮く、その船から。一つ、背の長い影が、ぽんと。空へと飛び出し……) ヴィクター->(@其は、重力に逆らわず。天高くから、黒いローブをはためかせ…スッタァン!! 未だ、柱に包まれたウルフの前へと降り立った… フィア->(宙に浮かぶ船を見ながら、広場に戻ってくる) ケイニー->ウルフ>(音さえしそうなほど、その金色の瞳を見開き、ヴィクターを激しく睨みつけている。……この狼、心だけは焼けぬようだ) ケイニー->フィア……どうだった? こっちは、なんか空から人が振ってきた フィア->な、なじょしたって言うんだべこの状況は…っ!サウザーはあんましにも遠かったんで先にこっち見にきただよ… ヴィクター->@(肩まで一括りにした漆黒の髪、漆黒の瞳。二十代半ばほどの、彫が深めに刻まれたその美丈夫には、真剣のような鋭い雰囲気を持たせ…その身体は、そう、騎士。騎士が纏う鎧が着装されている。すべてが、黒金…) ヴィクター->……(身体に巻きついた、ローブを剥ぎ取り…ゆっくり、その、瞳をウルフへ向けると…)…ウルフ…(あの、重い声で囁き…) ケイニー->さぁ、オレもちょっと神様に突っ込みたい気分だけど……まぁウルフは何とかなりそうだからOKってことで、ね ケイニー->分かった。サウザーは後で掘り起こしに行こう(ぉ フィア->サウザーなら生きてっぺ、うん(自信満々 ヴィクター->二十七祖が第一位…ウルフ。(ゆっくり、ウルフへと近づき…) ケイニー->ウルフ>………ちっ。あんだよ、俺は魔力なんざには興味ねぇぞ………! ヴィクター->……あまり。私を……(左手が、拳を作り…) ヴィクター->怒 ら せ る な 。(腕の、一振り。ズドォ!!!! それだけで、柱が掻き消え、その拳は深く、筋肉の要塞のようなウルフの腹筋へと食い込んだ) ケイニー->ウルフ>――――――雑種が (鋼鉄以上に硬い腹筋にめり込んだ威力、そしてそれでもなお戻ろうとする弾力。その二つがぶつかり合い相乗し、結果、ウルフの身体を灼熱から開放した) フィア->(な、仲間割れだべか?) ヴィクター->……(感心したように、肩眉を上げると…)…成る程…(拳を、ふいっと離すと…) ケイニー->ウルフ>(代償として。その身体をサウザー以上に弾きと、飛ばしたのだが。ヴィクターと呼ばれた男の一挙動の後、ウルフの姿はない。 ケイニー->その跡には小さな倉庫程度なら吹き飛ばすほどの風が巻き上がり、森に一直線の切れ目が延々と出来ているだけだ。先が、見えない…) ヴィクター->……(その光景になんら感傷を浮かべず)相変わらずのきかん坊だな。(軽く拳を払い… ケイニー->@(一瞬の間を置いた後………ゴゴォォォオオオッッ!!!と強烈な音、そして衝撃波が巻き起こる。草木が、鳴動し、付近のガラスは尽く砕ける、耳が痛い……) フィア->ひぁっ!(耳を両手で押さえる) ケイニー->………あ、鼻血 (痛むところ違う) ケイニー->ええと、何ていうかーその。……どちら様? (布でフキフキフキ) フィア->お、オレ様なんか頭がついていかねぇべし…(そーっと耳から手を外しつつ) ヴィクター->……(軽く肩をすくめた後、皆へと、向き直る。改めてみれば、それだけで判るだろう。目の前の生き物は…違う。根本的に、何かが、違う…*{能が告げる。逃げろと。) ケイニー->あはは……オレもー(フィアに頷きつつ) ヴィクター->(しかし、そんなものを打ち消すように。溜息一つ…)…身内が、世話をかけたな。 ケイニー->ええっっっっ!!!! お、お父様なのっ!?!?(何 フィア->身内でお父様とはかぎんねぇど。じーちゃんかも(ぇ ケイニー->ファフナー>………匂いが違う。同属、その長と言ったところかね ヴィクター->もしアレが我が子我が孫だとしたら、あまりの不出来さにこの世を去るよ。 ヴィクター->……そうか、名乗って置かねばな…(今気付いたように、頷き… ケイニー->ファフナー>その前に、ケイニー。此方に来なさい……。そんな方法で鼻血を止めてはダメだ。鼻の血管はこの位置にあるから、それを抑えるように両手で押さえなくてはならぬ(診療中) ケイニー->はふがふがふはーはん。いはのははみはね (さすがファフナーさん、医者の鑑だね) フィア->何いってんのかわがんねーべし… ヴィクター->……(腕を組んだまま…)…カースに聴いたとおり。中々、愉快と余裕に満ちたパルツ(パーティ)のようだ フィア->どんなときでも笑いを忘れねぇ!それが生き残るコツだべし!(そうなのか ケイニー->最近ね、そんなときでも相手をおちょくるのが仕事のような気がして……。まぁいいやそんなことは。 お褒めに預かり光栄だね ヴィクター->……とは言っても、私がキミ達の上司にならぬよう願うばかりではある。(またも重い溜息一つ…) ケイニー->まぁ人の道は踏み外さないから大丈夫だよ、たぶんね(苦笑し ヴィクター->人は誰しもそう言い、ふとした間違い、ふとした選択、ふとした出来事を経てこの場へ立つこともある。例え望まずとも。 フィア->…そうならねぇことを祈るどな ケイニー->まぁ、そうなって欲しくなかったら努力してね、ってことで ヴィクター->そして望むものはさらに人のまま、人を離れていく。死徒と呼ばれる呪いの道を歩む呪い呪われた化身として…。 ヴィクター->…申し遅れた。…死徒、二十七祖が第三位。統括の位(クライ)が一<買Bクター・クル・ブランシェル…。そう言う、ものだ…(腕を解き… ケイニー->中間管理職っぽい自己紹介、と見た。(ぉ) オレはケイニー。とりあえず、さっき助けてもらったことは礼を言っておくよ ケイニー->何だかんだいって助かったからね、ありがとう フィア->オレ様はフィア…ナチュラルに自己紹介しちゃったべし… ヴィクター->(軽く、頷き…) ヴィクター->…宜しく、は無くてもいいな。 ヴィクター->……この度。ついに『光珠』が、開放されたとの知らせを受けてここへと降り立った次第だ。 ケイニー->まぁ目的不明の人に宜しくされても困るけど……、ってやっぱりそれかっ(バッと身構える) フィア->ま、それ以外にねぇべなぁ… ヴィクター->……構えるな。何も奪おうなどという心算も無く。その気になれば、何時でも奪える位置に私は居る フィア->む、自信満々にいらっときたべし(頬を膨らませ) ケイニー->最近オレたち立場ないよなー(一緒に頬膨らませ) ヴィクター->……ただ一目、見て置きたかった。彼女が認めた者、それがどういうものなのか。それが一つ。(膨らませる様子に、軽く失笑を浮かべ…) ケイニー->彼女……? フィア->お、アレか!想い人かっ! ヴィクター->……遺跡に居たろう。過去に在りながら現在(いま)を経て悠久の時をその夢見の心に置いた者。 ヴィクター->…(フィアの茶化しには答えず、目を伏せ)…5000と余年、か… ケイニー->そ、そんな難しい人居たっけ……(ケイニーの演算能力ギリギリおーばーしつつ) フィア->け、ケイニー…(汗 ケイニー->5000………ああ、あの幽霊の王妃様!!(そして見事にボケた) ヴィクター->エステル・サン・パトリオット…… ケイニー->………うん、そーだね。(突っ込んでもらえずに落ち込んでる) ケイニー->エステル……、ということは。ヴィクターはその時代の人ってことか ヴィクター->…かつて、かつて。不可逆なる時の向こうに栄えた、王国の姫君だった。彼女は…(目を伏せたまま…) ヴィクター->……永かった。今こうして、漸く、その『光珠』は在るべき者の手に渡り彼女達は冥府へ渡ったのだろう ケイニー->……うん、そうだよ。彼女達が消えていくのはちゃんと見届けた(その光景を、思い出しながら) ヴィクター->……意図こそ無きものの。私の代わりに、見送りを為してくれたことに感謝を。 フィア->何だか、感謝されちまったべし…(頬を掻きながら ケイニー->格好からして……そのときの騎士か何か、だからなんだろうね ヴィクター->……私には、見送る資格も。見守る資格も無い。 フィア->…なじょして? ケイニー->えっと。な、何があったかしらないけど、そんなけ真摯に考えてるなら許してくれるんじゃない? ヴィクター->……(目は伏せたまま…) ケイニー->あんまり人を恨むようなタイプには見えなかったけどなぁ……。昔から騎士の規則は厳しいってことか ヴィクター->……私は、彼女を守れなかった。それだけだ フィア->…騎士としてのプライドもあるんだべか ケイニー->ああ、自分に厳しいのね(苦笑) ケイニー->なるほど。……それで、光玉は此処にあるけど。どうするつもり? ヴィクター->……その時より5000年、眠りと蓄えと鍛錬と。野望の昼と諦観の夜を超え、今此処に居るのは、その為。その『光珠』の力が、要る。 ケイニー->まぁ俺たちにどうにかする力は無いようだけど、目的ぐらいサービスで教えてよ ケイニー->………ゴメン、分かりやすく(ぁ フィア->…オレ様もわがんね(ぁぁ ヴィクター->5000。5000。5000。かの時は一巡し、ついに不可逆の流れは一時だけ可逆と成る。この時を、待っていた。 ヴィクター->この時をただ、待っていた。私には、見守る資格も、見送る資格もありはしない。この剣は……彼女を護り抜く為だけにある。今が、その時だと。言うことだ。 ケイニー->…………。そうか。そう、なんだね。(←分かってない) フィア->…オレ様がバカなのか、それとも遠い言い回しなのか。どっちだべ ヴィクター->……。冥府の扉の、一節を破壊する。 ケイニー->つまり、死者蘇生……ってやつ? フィア->いきなり具体的にはなったけっちょ、スケールでか…っ! ケイニー->その口調からすると、エステルを。光玉で ヴィクター->否。死者蘇生ではなく、時の一節の破壊とでも言うべきか。死者である彼女を生き返らせるのではなく、死者である彼女を生きた状態へと逆行させる ケイニー->分からんです。(ぁぁ) ともかく、すげぇことしようとしてるんだね ケイニー->……んーでも、どう見てもそんな大魔法使えるようには見えないんだけど? ―――――――――――――――――――――――――――――――――― <感想> ウルフを蹴散らすようなのが登場しました……いやはや、いったいどこまで上が居るのやら。 そしていったい何処まで台詞が難しくなるのやら(ぉ) なんか大変そうだなぁって思ってました。というか大変ですね、うん(ぁ うむ、とにかくドラゴンボールな展開にならんよう注意です。