ケイニー->@場所はサンヴァリアの地価、木の根の通路です ケイニー->@恐ろし〜〜く長い階段をエレベーターの発見で悲しくなるぐらいあっさりと 降りてきてしまいます。なにやら光玉に反応して起動したとか ケイニー->@カパッと開いた木の根の中心から地下道へと踏み出していく一行、暫く行くと 足元に荷台の残骸と生き残った荷台を発見するのでした…… ケイニー->あーぁ、……熱いレースはお預けか(←壊した本人) ルーク->しない方がよっぽどマシだ!(「光玉=危険物」持っている人) ロア->サウザー->……(先程…とぃうか遺跡の地下から出てから一言も喋ってない。おまけ に顔は土気色。) ケイニー->(@光玉に照らされているために地価は真昼のように明るい、が。この10Km 近い地下道はそう簡単に先を見通すことは出来ないのだった) フィア->さっきの昇降機おんもしれかっただなぁ〜♪(嬉々としながら跳びはねてる。帰り のことは考えてない) ケイニー->ガチャコーーン、っていって体が軽くなったよね〜〜。不思議体験 ロア->サウザー->……うぷ。(さっきの感覚思い出して吐きそうな人) ケイニー->あれだけ苦労してきた階段が一瞬ってのもちょっと悲しかったけど。………どし たの? サウザー、調子悪そうだけど ルーク->ん、何か具合悪いのか?>サウザー フィア->わー、顔色わっるー(サウザーの顔覗き込み ロア->サウザー->魔力が空になっちゃったもんだから……折れた胸骨が治ってなくて…… うぷっ ケイニー->あ、だから美味しくなさそうな顔してるのか ロア->サウザー->……。 ケイニー->なんだったら入れてみる? 魔力。(光玉を親指で指差し) ブラッドさんが入室しました フィア->耐えるべサウザー!マーボーと美味しいもんが待っている!(何それ) ロア->サウザー->…や、遠慮しときます…あたしの魔力は、ちょっと特殊で……得体の知れ ないもん入れたら弾けとぶ… ルーク->いっ…!?(顔面蒼白) 死祖って、そういう奴ばかりなのか? ケイニー->太陽から変換した魔力って言ってたもんね、魔力は精神の血みたいなものだから 確かに合わないかも ロア->サウザー->あーくそ、昔の王様だからって恨むぞ…… ロア->サウザー->あと、死祖じゃなくて、死徒…… フィア->そこで恨まれても王様困るべ… ルーク->あ、そうだったな ケイニー->曰く、アンデット関係は大抵太陽が嫌いというか苦手らしいね ロア->サウザー->あたしの胸骨蹴り砕いたのはあの人等ですよ…おえー、気持ちわる… ケイニー->死徒〜なんて言うからには確かに……、有用というか何と言うか ロア->サウザー->あたしがちょっと特殊なだけですけど、アンデットと一緒にされちゃ… (はぁ…とため息つく土気色。その額に、先程まで無かった黒い点…) ケイニー->じゃぁなんで死の徒なわけさ?(首傾げつつ) ロア->サウザー->ぅぅぅ、けが人に喋らせますか…あー、つまり――(点が、収縮するよう に、額に消え。その途端、ぐるん、と目が上へ向き…) ロア->サウザー->(どっさぁ… 行き成り、ぶっ倒れた ルーク->って、サウザー! ケイニー->べつに後でもいいけどーーってあーーぁーー フィア->ひあっ!!なじょした!? ロア->サウザー->…(白目向いて、失神している)… ケイニー->貧血かな、魔力の。取り合えず荷台に乗せて運ぶしかないね ケイニー->よい……しょっ、っと。(ズリズリと引き摺って生き残ってる荷台へとサウザー の体を乗せる) ルーク->だな…(ジッとケイニーを見るが、やばい事になりそうなのでやめた) ブラッド->(すでに荷台でタバコふかしてる人) フィア->大丈夫だべか…(心配するようにサウザーを見る ケイニー->うおおおおおおぅっ!?!?  せ、先客いたぁぁ!!!! ルーク->俺が引っ張るしか…って、何でここにいるんだよ!>ブラッド フィア->あー!またタバコー!(そっちじゃねぇ ブラッド->なんだ、いちゃ悪いか…(めんどくさそうに皆を見て) ルーク->いつの間にか荷台に乗りやがって ケイニー->いつの間に逸れていつの間に戻って来てたのさ〜〜〜、心配したんだよもう(忘 れてたとは露ほども言わず) ブラッド->まぁ、俺も一応学者の端くれだ。自分なりに調査をな。それより、そいつはどう した? ケイニー->(たぶん)貧血で気絶してるんだと思う、肋骨折ってるから怪我のショックかな? フィア->とにかく重傷だべなぁ… ロア->心配は無い。魔力が完全に切れて、伸びているだけだ。(@ストンッ…何処から落ち てきたのか、爪先から軽快な音を立てて。荷台の前に顕れた) ブラッド->骨折か…医療器具もないから治療は応急的なものしかできないな… ブラッド->む… ケイニー->遺跡の万人にもたれたりするから……、ってまた何かきたし ルーク->…っ!? フィア->うわぁ、何だか神出鬼没男が来ただ…(ずざっと後ずさりしながら ケイニー->よし、丁度いい所に来た。馬車馬になってくれ(荷台指差し) ロア->(@牧師服が若干焦げて、シルバーアクセサリーが全部外されている。軽く、首を鳴 らし)断る。 ケイニー->えー、体力有り余ってそうなんだから有効活用してもバチは当たらないよ〜(勝 負事じゃないと楽をしたがる人) ロア->(裾を翻し、皆の方を振り向き…)体力には自信が無い。それに、先程から走りっぱな しで疲れた。 ケイニー->ふむ、馬車馬になりに来たんじゃないとしたら。……何しに来たのさ? ロア->……(@コイツにしては珍しく、ひどく面倒臭そう) ケイニー->あ、因みに乗客になりに来たんなら代金取るよ(ぉ フィア->やる気のねー顔…大した用じゃねーならけーれけーれ(ぁ ロア->……残念ながら、違う。乗客になりにきたのでもなければ、大した用なんだコレが。 ロア->…とある人から、御遣いを頼まれていてね。オマエ達に帰られると、困るんだ…。 ケイニー->ええい、嫌な予感しかしないからさっさと終わらせたかったのに。 ロア->(面倒臭げに…ルークの方を。正確には、『光玉』へと目をむけ…) フィア->……オレ様帰ってから今回の調査結果まとめてぇんだけっちょ(めんどくさそうに 呟く ロア->……。…オレも早く、帰りたい。(はぁ…とばかりにため息突き) ケイニー->なにより俺もお帰りのマーボーが食べたい ルーク.->帰りたいなら帰ればいいじゃないか ケイニー->よし、けぇれ。追わないから(ぉ ロア->……だが、今此処で何もせず見逃したら、オレが殺される。 ブラッド->(横目でやりとりを見つつ煙ふき出し)手間がはぶけるかな(ボソッと) ロア->…いや、殺されないにしても十年は身動き取れない状況にされる。 ケイニー->誰にさ、もっとヤバイのが出てきたらこっちも困るんだけどなぁ フィア->……おめさがどうなろうと知ったこっちゃねぇし ロア->そう言ってくれるなよ、オレも痛いの嫌なんだ。 ケイニー->むしろ全身全霊を込めて雲隠れしたい気分だよ、残念ながら ロア->オマエ達が、オレから逃げられるくらい、強くなっていてくれれば非常に嬉しかった んだが…(腰に手を置き…) ロア->……美味い果実は、そう簡単に熟してくれないものだとは何処の誰の言葉だったか ケイニー->オレは、お前がスライム並に弱かったら良かったのにな、って思うけどね。いや ー、お互い意見が噛み合わないな ロア->全くだ。 ロア->……目的は、その『光玉』だけじゃなくてな。 ロア->……オマエ達全員に逢って見たい、と仰せ付かって来てる訳よ、オレ。(はー… ケイニー->ルーク、光玉は死のうと生きようと絶対死守ね。あと、シオンお姉さんに渡して 魔法ぶっぱなしちゃっていいから ルーク.->逢ってみたい…? ルーク.->ああ、言われなくてもそうする>ケイニー シオン->ふふ…w ケイニー->ひよーにやなこったって言いたいね、少なくとも今回の依頼が終わるまでは。 フィア->おめさの上司がオレ様たちに逢ってみたいと… ロア->あぁ、安心してくれ。オレはオマエ等に手は出さないから。あ、そこの…(ブラッド 指差し)煙草くれ。 フィア->おめさもスモーカーかっ! ケイニー->ええい煙マンどもめっ ロア->ホントは、細葉巻派なんだけどな。煙草も嫌いじゃないのよ シオン->吸うなら50m以上離れてくださいね ルーク.->タバコってのが、そんなにいいのか? ブラッド->んあ、しゃあねぇ(ピンっとタバコをはじく) フィア->どっちにしろ煙マンだべさっ!周りの人の迷惑だべしー! ケイニー->そうだそうだー、ノーモア喫煙〜! ロア->(受け取り。煙草を銜えてる) ブラッド->まったくだ。タバコなんてもんはこれからの世代を生きる人間が吸うもんじゃな いな(ふーっと煙吹き出し) ルーク.->(←センドにいたときは母に止められ、騎士団の時もカインに止められている人) ロア->……(で、勝手に火ィ点けてる。そして1吸い目の紫煙吐き出してる) ケイニー->さて、帰さないといっておきながら、手は出さないと。……それじゃ俺たちは無 視して帰らせてもらうしかないわけだけど フィア->タバコってのは吸ってる本人よりも周りの人のほうが…(ブツブツ ロア->手は出さん。が、ここからも出したくは無い。(ふー… シオン->勝手ですね。 フィア->んだべ、わんがままー(ぶー、と頬を膨らませる) ルーク->じゃ、どっちなんだよ…(汗 ブラッド->手、出さないのか… ロア->とは言え、出したくは無いというだけで、このまま無視されても仕方ないんだ。(指 で挟んで、口から放し…) ケイニー->足は出すとか言ったらズルだからね(ぉ ロア->ただ、同行を願うと言うしかない。願う、だ。そうとしか言えない。 シオン->こちらは願い下げです フィア->こ・と・わ・る!(べーっと子供っぽく舌を出して) ルーク->断る! こっちにも任務があるんでね。 ケイニー->そ、帰らないとこっちも困るんだよ ロア->ならばソレ(光玉)だけ置いて行け。 シオン->嫌です。苦労して手に入れたものを何故貴方に渡さなくてはならないのですか フィア->んだんだ! ルーク->それも断る。 ロア->オマエたちの同行に関しては願うしかないが、そっちの目的には手段制限掛けられて いないのでネ ロア->嫌だというなら、殺して奪う。 ケイニー->渡すぐらいなら今ここで割っちゃうもんね シオン->大体お願いする態度じゃないですよ。言い分も勝手ですし。 ルーク->手は出さないんじゃなかったのかよ ケイニー->同行に関しては、でしょ ルーク->…まあな ロア->腕が無くなったショックで、耳が悪くなったのか。ソレは予想外だったな フィア->全く、死徒ってのは失礼なヤツばっかだべしっ ロア->(ふー…と、また紫煙を吐き出しながら…何か考えてる) ケイニー->それについては同感だけど、まぁイメージ良かったら良かったでなんだかなぁ ルーク->……(怒りを堪えつつ)シオン、これ(光玉)持っててくれ。俺だと壊しかねない しな(そう言ってシオンに渡す) シオン->(受け取り)いいのですか?私のほうが危険かもしれませんよ?(妖笑) ケイニー->それを持ってる限り無限に魔法は拡大して使えるけど、やり過ぎると皆で生き埋 めだから気をつけてね フィア->シオン、笑いが怖いっ… ケイニー->殺されるよりマシだよ(ロアの動きを見張りつつ) ルーク->だな ロア->……(…ふい、と右掌を上げ翳し…) ブラッド->…(相変わらず横目で見つつ荷台に横になってる) ルーク->俺が持ってたら剣も振るえないからな ロア->(途端、煙草が一気にじりじりと燃え上がり。紫煙が大量に吐き出され。掌の上で、 一匹のアゲハ蝶の容になった) ケイニー->それじゃー、撤退戦といこうか。10Km走り抜くつもりでいこう ルーク->ああ! ロア->……あー、少し待て。(蝶を見ながら…) ルーク->何だよ! フィア->んだべ、ったくー… ケイニー->………(荷台に軽量化をかける) ロア->…(蝶に口を近づけ…ぼそぼそと何か喋っている) シオン->(喋っている間に横を通り抜けようと) ロア->( 『あちら、渡す気はないらしい』 『どうしましょ』 などなど、誰かと喋って いる。シオンには目もやっていない) ブラッド->雲行き怪しくなってきたなぁ… シオン->(スタスタスタ…←普通に通り過ぎる人) ケイニー->これから台風でも来るかもね(ちょーっとずつ動いてる) フィア->もうこの隙に帰っぺよ…(じりじりと荷台に近づく) ケイニー->ほらほら、ルークちゃんとシオンを護衛して! ロア->…あぁ。(蝶から口を離し…)…諸君、そこから動くな。 ルーク->くっ… フィア->ぶー、けちーっ シオン->敵のいう事を聞く義理はありません ロア->@(――バリィィィッ!! シオンの目の前、当たる寸前の位置に、紫電がほとばし った) ロア->焼け死にたいなら、構わん ルーク->シオン!! シオン->そんなことをしたらこれ(光玉)が砕けますよ? ロア->砕ければいい。残滓さえあればどうにでもなる。 ケイニー->(いや、光玉の魔力のお陰で大抵の魔法は効かないんだけど……あの甲冑みたい に。まぁロアに言う義理もないか) ルーク->砕けたらアンタも死ぬかもしれないぜ? ロア->そう簡単に死ねたら、1000年も生きていないよ フィア->んだべ、もーっ。面倒な状況だべし… ロア->……(目を再び蝶に戻すと。掌の蝶の、形が崩れ。元の紫煙に戻り、消えた) ケイニー->面倒、っちゅーか危険だね。暴走する魔力は威力が広範囲すぎるから防御に専念 すればロアなら生き残れるかもしれないけど。オレたちは死んじゃうもんねー(ぁぁ ルーク->だろうな…(鞘にある剣を抜き出す) ロア->……。(くすぶり消えていく紫煙を見ながら、溜息) シオン->1000年も生きているのなら、私たちを見逃す余裕くらい見せたらどうですか? ケイニー->でもまぁ、オレたちが死んじゃったらロアも殺されるわけだし?(かまをかける) ロア->……(肩を竦め…) ケイニー->逢えないどころか二度と逢えなくなるもんねー、10年で済むかなー ロア->第一目的は、光玉。残滓さえあればそれでいい。最優先事項は、ソレだ ブラッド->(ゆっくりと、白衣の裾に手を入れる) ロア->オマエたちと逢いたいというのは、あの人の興味というかなんと言うか… ロア->…(ブラッドのほうを向き)煙草でも切れたか? ルーク->やっぱりこうなるのか(構える) シオン->逢いたいのなら直接来なさい。と伝えてください ケイニー->そんなに興味を重視する人なら、それを渡した後で「よくやった、ご苦労」とか 言って殺しかねない気がするけど ロア->ハッハッハ、だったら困る。 ブラッド->いいや。あんたはタバコも吸うし、気が合いそうだな…(笑って、荷台から降り 立つ) ロア->直接来れるなら、わざわざ、このロアが此処に来るはずないだろう? シオン->人を使わせて無理矢理連れて来させるなんて礼儀もあったものじゃないです。 ケイニー->何にせよこちらが抵抗する意志を見せる以上ロアにはまともな未来は待ってな いと、取り合えず同情しとくよ ロア->(苦笑浮かべている) ケイニー->(いつの間にか槍を片手に持ち、回してる)願わくば、その未来にはオレたちが 生きているのがベストだね ルーク->ああ、全くだ シオン->それにロアさんを寄越すあたり、人材を派遣する能力に欠けていると判断します。 フィア->(ぐ、とナックルを手にはめ直し、手を軽く振る) ロア->……。(さてどうしたもんか……) シオン->交渉は腰の低い、人当たりの良い可愛い人が良いと思います。(つまりロアは逆だ と言いたい) ブラッド->まったくだ(瞬間、振るわれるブラッドの手。手には大型のメスが握られている) ケイニー->うを、デスメガネッ(何 ロア->(メス、槍、ナックル、剣を見ながら…)はぁ…(溜息)気が合いそうな相手に敵意見せ られるのも、気持ちいいものじゃないね フィア->んじゃ、敵意を向けらんねぇように努力すっぺな ロア->ただ、それは無理。だってこの性格。 シオン->少なくともお願いする相手の前で、相手が嫌う煙草を吹かす者を交渉人とは呼べま せん ケイニー->愛と平和に生きるのも悪くないかもよ ブラッド->敵意?見せてないさ、勘違いしてないか? ケイニー->ってこの刺々しい雰囲気は煙草のせいだったのか ルーク->守りたい奴がいるってのも、案外良いものだぜ? ロア->(フィルターを吐き出し…) ロア->敵意じゃないなら殺意というオチは勘弁してもらいたい。ベタだ。 ブラッド->アンタとは気も合うし……ある意味『目的も同じだ』 ルーク->って、おい!>ブラッド ロア->ふむ。ならば? ルーク->ロア側に行くってわけじゃないよな? ブラッド->つまりだな……俺が敵意を見せてるのは、こっちだ(くるりと振り返り、皆のほ うに切っ先を向ける) ケイニー->(さり気無くシオンの傍らに移動している) ブラッド->勘違いするな、俺には俺の目的がある ロア->歓迎。オーケー、共同戦線と行こう ケイニー->うっわー、卑怯者ぉぉぉ フィア->うわっは…最悪な感じだべし… ルーク->ちっ…(シオンの前に移動している) ブラッド->ま、話もこんがらがってくるだろうからな、先に言っておこう ブラッド->俺は、医者でありながら、異端審問官なんだよ ケイニー->もう十分迷走してるから、簡潔にね フィア->異端審問官…ってどういう仕事だべか(出た、田舎者 ケイニー->異端な奴は排除せよって感じの職業だと思う(出た、適当 ブラッド->魔法と共にこの世界の文明は進歩していっている。それによって、数あった地方 の土着の神話が科学の力でどんどん解明されていってるんだな ロア->個人的に言わせてもらうなら、今の魔法は紛い物だと主張しておく。千年前の魔術師 として。 ブラッド->解明されちゃ、困る人がいるんだよ。その神話で食ってる教会関係者その他もろ もろがな ケイニー->(このままでは分が悪いかな……。オレ1人なら軽量化と瞬動で可能性は有るか もしれないけど、1人で逃げるわけにもいかないし。くぅーー) ブラッド->『神の威光を守る者』。神話は神話として神話然とあるべきだ。だから、こうい う風に重要なアイテムが日の光を見る機会はなるべくないほうがいいんだ ロア->ほう。ならば、報酬は、アレの永久紛失? ブラッド->それゆえに、俺は依頼によって神話を守る者になっていると。以上、講義終わり。 ケイニー->日の光を見せるつもりは無いけど、まぁ持ち出すだけでもダメってことね フィア->……考古学者の存在を否定するって感じだべし… ブラッド->紛失しなくても良いさ シオン->………(イラ…) ロア->否寧ろ、こっちとしてもあんなもの。使うだけ使ったら封印したい ブラッド->もとの場所に戻して、二度とこのことを口外しなければいい。 フィア->…どいつもこいつも、自分勝手なこと喋って逆らったらハイ、攻撃しますよってか …(ブツブツ ロア->あぁ、それについてなのだが。こちら側の要求、変更するよ ケイニー->こんな宝具を持ってても狙われるだけだし、使ったらロゼにでも封印してもらお うと思ってたんだけどなぁ…… ブラッド->そういうなよ…コレも仕事だ。一応依頼を受けてる身で、プロなんでね… ケイニー->ああ、でも使ったらラクナスに知られちゃうか。あそこは情報の管理体制が甘い から結局駄目そう。はぁー シオン->………(イライラ…) ロア->いいかな?(懐から、五十センチほどのサバイバルナイフを取り出しつつ) ブラッド->そういうわけで、最初から俺はお前らを外に出す気はなかったんだが、途中でア ンタが現れたからな ケイニー->シオン、乱れた心で魔法を使ったら………光玉、暴走するよ フィア->あ゛あ゛?んだべこの神出鬼没男… ロア->機会を作る結果になったわけね。まあ、遅いか早いかの違いだ。 ブラッド->もしかしたら、俺が何もしなくていいかなぁと思ったんだが、なんかアンタも事 情がありそうだし…ってことで ロア->そう、此方もまあ色々と込み合ってて…あぁ、そうそう。要求についてなのだが…… シオン->乱れてなど、いませんよ…?(ニタァ)←かなりヤバめ ケイニー->聞くだけなら聞いてあげるよ。………ああもう、安全圏無さ過ぎ(シオンの気配 感じて滝汗) フィア->(こっちも相当イラついてる様子) ロア->その『光玉』は、奪いもしないし、此方のものにもしない。少しの間だけ、貸してく れ。 ルーク->(ちなみにルークもイライラしている) ケイニー->信用ないからダメ、以上 シオン->却下 ルーク->敵から貸してくれって言われて、「はい、そうですか」って渡せるかよ ブラッド->それは、俺もダメだ。使われちゃ困るんでね… フィア->それで要求軽くしたつもりか ロア->人の害にはならないし、誰にもバレしない使い方なんだが… シオン->それなら初めに言うべきでした。今になってその要求は、もはや意味を成しません フィア->んっとに交渉に向いてねぇなぁ… ロア->…オレの右腕。正確には、右手。この腕と手が、オレの魔術の全てだ。(唐突に、右 腕を上げ) ロア->この右腕と引き換えでも、駄目かねぇ? シオン->ナイフで切って信用を得る、と思うなら間違いですので止めておきなさい。 ケイニー->こちらにはその右腕を確かめる術もないし、渡さないと言っている以上渡せない。 それにまぁ、元の持ち主にちゃんと使うって約束しちゃったしね シオン->そうです。これはルークさんの愛71で得た大切なものなのです(何か スレてる ルーク->うんうん……って、なっ!?(顔真っ赤) フィア->だんだん話が変な方向になってきてねぇべか… ケイニー->オレにはどーーーー考えてもロアが愛と平和の為に光玉を使ってくれるとは、思 えない。それが理由だよ ルーク->だ、誰が愛だよ!(必死で言い訳考えてる) ロア->だよな。だから、この御遣い嫌だったんだよ。あの人、人を見る目がない シオン->愛です。ラブです。愛は世界を救うのです☆>ルークさん ブラッド->どうすんだ?俺はもう準備はできてるぞ(もう一本タバコ出して吸い始める) ケイニー->(シオンに任せるのも怖い気がしてきたなぁ……) ロア->もう少し待ってくれるかね。こればっかりは、最後まで粘らなきゃいかんらしい シオン->嫌です ロア->やはりあの人引っ張り出してくるべきか… フィア->もー、とにかくこっちは光玉を渡すつもりはねぇっつーのに…しつけーどなぁ… (ぶつぶつ シオン->光玉は貴方に渡しません。元の場所にも戻しません。 シオン->貴方がたに都合があるように、こちらにも都合があるのです。 ケイニー->こうなったら皆でシオンお姉さんに掴まって、ライズウィンドスパージェーーッ ト!! とか言いながら逃げ去りたい気分 ロア->……やっぱ、オレには交渉なんて向いてないんだよなあ。だーから嫌だったんだ。は ぁ… ブラッド->できるなら、皆とは敵対したくなかったんだがなぁ…前金もらってるし… ロア->煙草、もう一本くれるかぃ? ケイニー->前金上乗せするからこっちに付かない?(ぁぁ シオン->やってみましょうか? フィア->でぇい煙マンめ…(オイ ブラッド->んー、異端審問官の職についてる以上、自分の経歴に傷つけたくないんでね(タ バコを渡して) ケイニー->やった瞬間にメスと電撃がやって来るから勘弁ね ルーク->それで乗ってくれるんなら苦労しねぇって…>ケイニー ロア->どうも。(受け取り、銜え…) ケイニー->医者の職歴傷だらけっぽいのにー ロア->(再び、火を点して紫煙吐き出してから…その煙草を、皆へと向けて…)…さて… ロア->それじゃ、もう交渉っつーか要求は終わり。オレは、オレらしく行くとしよう。 ブラッド->それは言ってくれるな…。仕事以外で関係持ちたかったが、仕方がない(白衣の ポケットに左手突っ込み、斜に構える) フィア->あー、今回で異端審問官と教会関係者がものっそい嫌いになったべし…(ブツブツ ルーク->冒険者の敵だな。異端審問官ってのは ロア->(@… ピシィィィィィィィン …! 何か、氷が張るような音と共に。この空間… そして恐らくは、十キロ先まで。薄青の、壁が出来上がった…それも、一瞬で、だ) フィア->考古学者の敵でもあっどー…>ルーク ケイニー->そーでもないさ、冒険者は何でも屋だからね。異端審問間に雇われることもある かもよ ルーク->そうだな>フィア ロア->……『見知らぬ地下室』……。ブラッドとやら、そこらの壁触るなよ。弾け飛ぶから。 ブラッド->(ナイフに属する近接戦闘の基本的な構え、正面に向く体の面積を極力少なくし た防御と攻撃の態勢) シオン->雇われたくはありませんね。こういうのを見てからでは、特に。 ルーク->そんな奴がいたら怖ぇって>ケイニー ロア->で、オマエ等には三択ある。ソレ持って、オレと一緒に来るか。殺されて奪われるか。 素直に貸すか。 フィア->4番!見逃すってのは… ルーク->どっちもノーだ。俺達はこの光玉を持って帰る義務があるんだ。 ケイニー->………冒険者ってのはね、金の為に働くのさ、夢の為に働くよりもそっちの方が 多い。だから……職場は問わないと、悪事を働く冒険者もけっこういるんだよ シオン->既に断ったはずです。 ロア->因みに、四番はないし。この三択以外のどれを取るのも許さん ブラッド->だってよ。やるしかないじゃないか?俺はそっちのほうのがめんどくさくなくて いい フィア->大体!今回はおめさの交渉能力不足が招いた結果だべ!ばーかばーか!(罵倒した よ ケイニー->やれやれ、シオンお姉さん、1人で逃げて。光玉があれば結界も破れるだろうし。 何秒持つか分からないけど、ね。光玉の魔力で瞬動を使えばあるいは、可能性も有る ルーク->まさかジェダイトらも…まさか、な ルーク->↑>悪事を働く冒険者 ロア->ブラッドくん、そこのハーフエルフを頼む シオン->許さん、ですか。何様のつもりです?1000年生きているのがそんなに偉いので すか?(ゴゴゴ… ロア->黙れ、薄汚いハーフエルフごときが生意気な口を利くな ケイニー->冒険者を雇う前に交渉を行うのは、値段のためより人柄を見る意味が大きいんだ よ。まぁそれはともかく フィア->(ブチッ!)薄汚い…? ルーク->シ、シオン。早く逃げろ ブラッド->あー、もう殺伐としてるな…。わかった ロア->ぐだぐだぐだぐだと、うるせぇったらありゃしねぇ。これだから、エルフは嫌いなん だ フィア->シオンが、ハーフエルフが、薄汚い…… シオン->私も貴方が嫌いです。 ロア->(くるりとナイフを逆手に持ち替え…) ケイニー->陣術師なら、己の精神ぐらい使いこなして冷静に判断してね。まぁ、代わりに怒 っとくからさ ロア->最悪、ソレは殺しても構わんよブラッドくん。ハーフ如き一匹くたばったところで、 あの人も気にかけんだろう フィア->オレ様の仲間を、馬鹿にしただな…っ! ケイニー->あーもう、挑発はいいから、実力で示しなよ シオン->ではここは皆さんにお任せします(背を向け結界に干渉…光玉の力が結界を歪めて いく) ルーク->ハーフだろうが何だろうが、俺の仲間をバカにするんじゃねぇ! ブラッド->俺は仕事するだけだ。殺すの殺さないだのはそれの延長でしかないから。ま、わ かったよ>ロア ケイニー->(これじゃオレが怒ってる余地ないなぁ) ロア->@(結界は、歪みに歪み……。…しかし、歪みはするものの開けはしない。魔力云々 ではなく、仕掛けを解く必要があるようだ) フィア->(ふー、と息を吐き)余計に許せねぇだ。痛めつけてやる ルーク->俺はシオンを守る、ケイニーとフィアはロアを頼む ブラッド->と、言っても、光玉の魔力を持った陣術士って、考えてみたらやべぇな… ロア->魔力がでかいだけだ。まあ、当たったら痛いじゃ済まされんだろうが…そうだな、コ レ持ってけ。(持っていたナイフを投げ ルーク->(そう言って、ブラッドの前に立ち塞がる) ブラッド->(受け取って)最初は、アンタか… ルーク->俺じゃ不満か? ロア->オレの魔力が、100年分ほど詰まっている。防御にも攻撃にも使えるはずだ…さて。 (ケイニー達へ向き直り) ケイニー->了解。あーあ、勝てない戦いは挑まない主義なんだけどなぁ ブラッド->騎士だっけか…。正面切って戦ったら不利だろうな… フィア->勝てなくても、一発殴ってやっぺよ(拳を構える ルーク->だろうな。おとなしく引き下がるんなら、こっちとしちゃ嬉しいことなんだけどな ブラッド->できない。最初から全力で行くぞ?(ポケットから左手を取り出して、手首の部 分を『薄く切り裂いた』) シオン->(面がダメなら点で…結界の力場を壊す) ルーク->ああ!(チャキッと剣を構える) ケイニー->同感。体力には自信ないらしいからね、体力馬鹿の底力を見せてやろう ブラッド->(左手をつたう赤いスジ。血を媒介に発動するその力) ケイニー->………(自身とフィアに軽量化をかける) シオン->(重なる数点。その一つでも壊せれば…) ロア->@点が崩れる。しかし、他の力場がそれを補充し、ソの間に壊された力場は再生する …見た目や機能は、ほぼ完璧に破れぬ結界。しかし、何処かに仕掛けはある) ブラッド->(流れる血が飛び散り、その場に半径10メートルほどの血でできた円陣を形作 る) フィア->ありがと、ケイニー(身体が軽くなる) ルーク->何だ…これは? ケイニー->どんなに体のでかいクマが相手で、こちらが羽虫だとしても。羽虫にも毒針の一 つぐらいあるんだよ……(槍を深く、腰を低くして構え) ブラッド->これは、依頼主だった地方のある邪教に古くから伝わる儀式だ。まぁ、邪教って いってもほとんど悪魔崇拝の宗教だがな シオン->(この場合、魔力の源を断つのが一番でしょうけど…) ケイニー->悪魔って……あんまりいいイメージがないなぁ ブラッド->血を捧げることにより結界を作り、一定時間だけ術者をその『領域』の支配者に する ケイニー->(ちょっとでもロアに揺さ振りをかけれれば結界も綻ぶかな……) ルーク->へぇ… ちょっと楽しみだ、な!(ダッシュで前に詰め、ブラッドの心臓目掛けて 斬りこんでいく) ロア->@(魔力の源…ふと、ロアを見てみれば、今のシオンなら気付く点がある。ロアから、 結界に、魔力が繋がっていない…) ブラッド->『血界』と、その術は呼ばれている(言った瞬間、構える) ロア->……(黙々と、指だし式のグローブを填め。テーピングしている) ロア->固有異界のようなものか。中々、今の宗教魔術もやるもんだ ケイニー->(経路を考え……)救われないなぁ、オレたち (苦笑して、脚に魔力を回す) シオン->(100年間の魔力を込めた…ナイフ?先程投げた物を思い出し、それを所持して いるブラッドを見る) フィア->(ああ、何でオレ様って怒髪点になっとこうも落ち着くんだべ…) ブラッド->自分から『領域』に踏み込んでくるなんて、さすが騎士道精神かな(ナイフが閃 く、ルークの首筋へ直線的に) ロア->@(見てみれば、確かにナイフは、結界に共鳴しているようにも見えるが。やはり繋 がってはいない……) ロア->@(しかし違和感がある。繋がりが見えないのに、繋がっているような違和感。まる で、内側から染み出しているような…) フィア->(脚に、元々少ない魔力をと「気」をこめる) ケイニー->フィア…… フィア->ん?何だべ? ケイニー->死なないでね、これ、約束 ルーク->っ!(スッと当たる寸前のところまで避ける。そして、剣を横に向けブラッドの胴 体を斬る!) ブラッド->『追加ルール:術者以外の体感重力を二倍に』(言った瞬間、周りの空気が質量 を持ってルークを押しかかる) フィア->しなねぇって。まだ調査結果まとめてねぇもん(にこ、と笑い) ロア->(ローブを脱げば、上は、タンクストップ一枚。身体は、細い。細いが、作りこまれ ている。上質な筋肉が二の腕に付いている…) ケイニー->OK,後で見せてね。  あー、いい台詞が出ないなぁ。これじゃルークのこと言 えないや(アハハハ、と笑って) ブラッド->(飛びのいてかわす。白衣に直線状の切込みが入った) ブラッド->ルーク。体重、いくつだったか? フィア->いいべ、ケイニーらしいど(クスクスと笑い) ロア->(足は、長靴にジーパン。魔術師の格好…と、いうよりは武道家。それも、打撃専門 のモノがやるような服装ではある) ルーク->くっ!?(ルークの体にズシッと重いものが圧し掛かる) ルーク->さあ…な、計ったことないや! ケイニー->っ!!(笑顔が消えた瞬間、音すらも追いつく前に姿が掻き消える。そしてその 後に慌てて付け加えたかのようにバァン!!とその地面が砕けた) ブラッド->健康診断はこまめにしておけ?意外な病気にかかってるかもしれないぞ!(また ナイフを構えなおす) シオン->(内側からなんて有り得ない。魔術は術者が発する物のはず…なのに、どうして) フィア->(ケイニーとほぼ同時に姿が掻き消え、少し地面が砕ける) ルーク->気をつけておくよ!(グッと、重い体を持ち上げる) ブラッド->『追加ルール』は発動してから10秒間だけ、適用される。もうそろそろ解ける はずだ(瞬間、ルークの体が軽くなった) ロア->『瞬動』には、二つ上がある。勿論、瞬動は高速の移動術…足に魔力を貯め、爆発さ せるものだが…(ゆらりと、身体を逸らし… ロア->@(ロアの、魔力が膨れ上がる。同時に、内側から発せられているような気配も、大 きくなる。それに共鳴するように、ナイフまで魔力が上がり…) ケイニー->ちょっと、失礼っ?(次に現れた先はブラッドの足元、血界ど真ん中に飛び込ん でいる、ニッと笑いながら。肉食獣のように低い姿勢) ルーク->お、ホントだ(軽くなった自分の体に喜んでいる) ブラッド->っ!? ロア->『瞬――』『――音』(ヒュン! 顕れたのは…ケイニーの、真上! ほぼ瞬間移動に 近い速度…) ケイニー->一番の盾は敵の仲間だよね?(だがブラッドには何もせずに、真上に槍を突き出 しながらバネのように飛び上がる。派手な攻撃をすれば仲間に当たるぞ、と) フィア->(やはり、ケイニーには追いつけないらしく。やや遅れてケイニーの後ろに現れる) ケイニー->(ついでにブラッドが攻撃しそうになったらルークガンバレと言わんばかりだ) ブラッド->めんどくさいことこの上ない!(ぼやきつつ一直線に駆けだす。ルークへ) ロア->オレのことは気にするな、ブラッド!(足の裏で、ケイニーの槍を受け止める…鉄板 のようなものを仕込んでいるのか、ケイニーの槍でも貫けない) フィア->っらぁ!!(そのままの速度でロアに跳び蹴りを繰り出す!) ルーク->おっと!あまり動くなよ!(ブラッドの喉元に剣先を突き出す) ロア->その気になればオレごと吹き飛ばしていい。(槍を受け止めたと同時に、それを地面 に、後方へと大きく飛び上がり。飛び蹴りを回避しながら…) ケイニー->っと、ごめん、空中じゃ動けない(スッと、手を伸ばし、フィアの体を抱えると 地面に投げ飛ばし、その反動で自分も天井へと逃れる。) ブラッド->(にやりとルークとケイニーに交互に見て)追加ルール:術者の筋力を一時的に 二倍に(言って常人では不可能なほどの機動『走りながら直角に曲がり、無理矢理かわす) フィア->っ!(足を地に着け、ふん張りながらブレーキをかける) シオン->ウィンドカッター!(宙に舞うロアの右腕目掛けて風の刃が迫る) ロア->っと。(高く飛びすぎた。結界に、がんっ、と当たり…。…そのまま、張り付いた)気 をつけろ、オレ以外が結界に触れると、焼けるぞ? ルーク->ちっ…! 俺はアンタを殺したくない。けどな、アンタが俺の敵に回るなら…(そ の時はやる! とでも言うような目つきでブラッドを睨む) ロア->(右手を翳すと…びゅううん! 何か、吸い込むような音と共に。ウィンドカッター …そして、ソレを形成している魔力をかき消した) ブラッド->(まだ効果時間は終わっていない。さらに筋肉に急制動、ナイフが走り、ルーク の胴体へと刺突を放つ) ブラッド->こちらも、仕事じゃなければな…。人を殺すなんてこと、したくなかった! ケイニー->(そのまま天井の一部を蹴り壊し、結界に焼かれる角度でありながらも隙を狙っ てロアの腹部へ飛び込む) ルーク->(ブラッドの刺突を、剣で弾く!) ロア->っと!(ケイニーを見るや否や、結界を蹴り飛ばし。地面へと、矢のようにすっ飛ぶ) ブラッド->表の職では生命を救い、裏の顔では生命を奪う。自分でも矛盾しているとは思う が…。(弾かれたナイフが宙を舞う) フィア->(結界に肌が触れないように気をつけながらロアへと走る) シオン->残念。二枚刃なのよ(かき消された刃の影からもう一陣) ブラッド->(弾かれた拍子に、左半身に隙が生まれた) ロア->!(ザンッ! 音を立てて、ぎりぎり間に合わなかった右脹脛に風の刃が食い込む) ケイニー->(その矢を叩き割る斧のように、ロアの真上に出現する)瞬……音、だっけ? 便 利だね、空中でも使えるなんて(コピーし切れなかったのか、出現したはいいものの見当 違いの方向にすっ飛んでいく) ルーク->(その隙を見て、ブラッドの胴体を左から薙ぐ!) ロア->(しかし、一度蹴り飛ばせば、慣性に従い下へ落下…脹脛から、下が、切り離され…) チィ… フィア->うらぁぁ!(隙を見て、鋭いパンチを鳩尾へと繰り出す!) ブラッド->(左ポケットからすっと手をだし、隠し持っていたメスが最小限の動作でルーク の懐へ) ロア->(しかしそれでも、左足を大きく回転させて地面に着地。血も流れない足を見る暇も 無く、相変わらず大きい動作で後方へ回避行動…) ルーク->っ!? ロア->…正式名称は、『瞬音(ソニード』と言う。(片足喧々の要領で、後ろへ下がり…) ケイニー->と、(地面に衝突する一瞬に、身を捻って着地する……しようとするが勢いが強 すぎて放り投げたボールのように身が転がっていく) フィア->(くそ、リーチが短すぎて普通にやっととどかねぇだ!) ブラッド->(自分もルークの剣に体を薙がれるが)『追加ルール:術者の痛覚を切断』 ルーク->(薙いだ時に隙が生じ、ルークの腹にメスが突き刺さる!) ケイニー->軽量化して、これだけ魔力つぎ込んでも発動がやっとで制御できないのか。(荒 い息をつきながら片手で跳ねるように立ち上がる) ブラッド->(言って、痛みを無理矢理押さえ込め、突き刺したメスはそのまま、飛び退って 弾かれたナイフを拾う) ブラッド->やはり白衣の下にチェインでも仕込んでおくべきだったか…(斬られた傷を押さ え、痛みはないが、めんどくさそうに言う) ルーク->くっ、あ…!?(刺された部分を押さえ、しゃがみこむ) ロア->……一朝一夕でやられてもかなわんよ。(大きく溜息つくと、片足だけで立ったまま …) ロア->…やはり接近戦では、分が悪いか。(自分の足を捜して、視界巡らし) ケイニー->やらなきゃ死ぬって時にはね、人間100年分は成長するものさ。何千年も生き てきた奴には分からないかも、しれないけどね……(はぁ、ハアアっと荒く息を付き) ブラッド->終わりだ。傷ができた以上、お前に勝ち目はない『追加ルール:術者以外の出血 量を二倍に』 ロア->誰が何千年だよ、オレはまだ1000年だっての。(はぁ…) ルーク->(メスで刺されている箇所には血が流れ出ている) シオン->(切断した足にナイフを付き立て地面に繋ぎとめ) フィア->どっちにしろ、オレ様たちとは年季がちげぇどな…(改めて、拳を構えなおす) ロア->(オレの足……) ブラッド->(あ・・・) ブラッド->(こほんと咳払い)『訂正:術者とロア以外の出血量を二倍に』(w) ルーク->くっ……(血の流れが速くなる) ブラッド->失血死したくなかったら、早めに『領域』からでることだ。まぁ、それは俺がさ せないがな(痛覚が復活したのか、痛む傷をおさえて駆け出す) ロア->…助かる。何時までも血を止めたままなのも健康に悪いってのに、二倍だと疲れてく るから。 ケイニー->……だから、次は無い。その1000年分の生、集落の子供たちの無限の未来に かけて。絶ってやる (今度こそ瞬音を完成させ、唐突に背後から全力の槍を、ロアの心 臓めがけて突き立てる) ブラッド->(ルークから流れ出た血が結界の陣にしみ込み、さらに血界が広がっていく) シオン->(ルークに)ブラッド・キープ ロア->ン…?(――ズン!!―― 話していたのが、仇になったか。気付く暇も無く…心の 臓腑が…槍に貫かれ。勢いもあってか、あっけなく貫通し…) ルーク->………(地面の砂を握り、ブラッドに目潰しをかける) ブラッド->おいおい…あれじゃいくら俺でも治療できないぞ… ブラッド->うっ!? ロア->……(心の臓腑が破壊される手応え。肉を裂き骨を砕き、肺を貫かれ……) ルーク->(ブラッドがひるんでいる隙に、すぐさま血界の外へ出る) ロア->(@しかしソレでも。血が出ない。その代わり。ざわりざわりと。内側から染み出す ような違和感が、膨れ上がるだけ…) ケイニー->らあああああっ!!!(もう残りカスのような魔力を総動員し、そこからさらに 瞬動、勢いをつけて槍を半回転。させ、壁に向かって自身は体当たりしていく) ブラッド->仕切りなおしか…『追加ルール:術者の自然回復力を三倍に』 ロア->!!(その勢いに引っ張られ…壁が接近していき…無論、避けられるはずも無い。貫 かれているのだから…だが)オレのことは、気にするなと言ったはず―― ブラッド->(ブラッドの傷の出血はとまったが、やはり完全には治っていない) ルーク->(だが、その着地の際にめまいを起こす…。ブラッド・キープで血の流れは止まっ たが、出血量が多すぎたようだ) ロア->@(ずがぁん!!! 思い切り、壁にぶち当たる。その衝撃で、首の骨…いや、全身 のところどころの骨が砕け…) ケイニー->(撃音と共に破片を爆発させ瞬時にその壁は瓦礫の山となる、全力を込めすぎた 反動がこれだ。音響を最大限に……無慈悲な哄笑のように響かせ、二人の姿は煙に消える) ルーク->(…目が、霞む…/閉じゆく瞳を必死で開こうとしている) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> 物語は次回に続く! ……はい、長すぎてカットしてます(汗