ケイニー->(@王家の地下道へと入り込んだ一行、白骨が並べられていなのは入り口だけで、 少し奥へと進めばそれはなくなっていた) ケイニー->(@しかし、依然として壁・天井・地面に隙間無く書き込まれた文字の羅列は、 途切れることは無かったが) ケイニー->(@一行はそんな広めの通路を、少ない明かりを頼りに歩いていく) ケイニー->エステル「『我が子孫に残す言葉』『自省の句』『○月×日の記録』………ここに 書いてある言葉、統一感はまるでないわね」 フィア->何かもうラクガキみてぇだべし…ってか、何人でこんなに書いたんだべ… シオン->一体誰が書いたのでしょう ケイニー->全部筆跡が違うから、暇つぶしの集大成みたいなものなのかもね。非常食を蓄え すぎて、出るに出られなくなった後も逃げるに逃げられなかったとか… ケイニー->エステル「書いたのはさっきの民間人の白骨でしょう、王族や学士が残すならも う少しマシな文章にするわ」 ケイニー->(@逃げる時に持ち込んだものは其々手に持てる大切なものだけ……。故に紙と ペンなどと言う酔狂なものを持ってくるものは居らず、残す場所は壁しかなかった…) シオン->王族が残した物なら貴重な遺跡になるのでしょうね。 ケイニー->(@そう、誰もがすぐに出られると、思っていた……) ケイニー->(@音もなく修復される鍵の壁。それはあたかもふたをするように、帰り道を真 っ暗にした) ケイニー->エステル「貴重な遺跡よ? 王族と言うのは避難所ですら特別をこしらえるんだ から。奥にきっと……もっと豪華な部屋が有るわ」 ケイニー->エステル「必ず。コレ、考古学者のカンね」 フィア->経験者のカンは結構頼りになっぺし(拳握って楽しそうに) ケイニー->(@分岐はない、ただ単に真っ直ぐな通路は意外なほど長く続き……そして唐突 に狭くなっていく) シオン->…つかぬ事を窺いますが、そのカンが当たる確立はどのくらい? シオン->@確率、ですね ケイニー->エステル「んー……統計的に言うと、3割ね」 フィア->…微妙に低い(ぽつり ルーク.->……… シオン->そうですか?意外と高いと思いましたけど ケイニー->(@狭くなった辺りから壁は更に硬くなったのか、もう書き込みは見当たらなく なる。その代わり磨いたかのようにツルツルとしていく) ルーク.->(本当にアテになるのか?/しかし声には出さず、心の中に留めた) ケイニー->エステル「そうそう、仲間内では奇跡のカンだなんて言われてるんだから」(誇 らしそうに、子供っぽい笑みを浮かべる) フィア->わー、なんか壁がやたらとツルツルしてっぺし。(壁を軽く撫でながら) シオン->この辺から書き込みがなくなっていますね ケイニー->エステル「それぐらい遺跡は信用ならない物なのよ。探してたものが見つかる可 能性は頭にくるぐらい低いわ。……でも、それを探し出すのが楽しいのだけどね」 ケイニー->エステル「壁の材質が変わってるようね……」(立ち止まって壁を調べながら) ケイニー->どれどれー……(バッキィィィ―――――――…………ンッ! ケイニー->っと、高い音が響く。ケイニーの槍があっけなく弾かれたようだ) ケイニー->か……硬い。お金かけてるね、コレ フィア->っわー!かってぇ壁!(ケイニーを見、軽く叩いて驚きの表情) ケイニー->エステル「みたいね。ありがと、調べる手間が省けたわ。なーるほど……この先 の構造は金庫みたいになってるわね」(コンコン、と叩きながら、その先の通路を見て) ルーク.->すげー!…けど、これからどうすんだよ! シオン->金庫という事は、また鍵を開けなくてはいけないのでしょうか フィア->きっとあんだべなぁ…鍵(頬を軽く掻き ケイニー->エステル「モチロン、先に進むわよ。鍵でも門番でも根性で淘汰しなくちゃね、 根性で」(目が割りとギラギラしてる考古学者) ケイニー->エステル「ぜっっったい、秘密を暴くわよ」 フィア->うんうん!絶対この遺跡の秘密を解明すっぺし!(こっちも目がギラギラしてい る!) ルーク.->なんか…二人とも燃えてないか?(二人の熱気に押され気味) ケイニー->(暴かれちゃっていいのかな……、俺たちの目的はこの先のお宝。有りそうなん だけど、持ってかれそうで心配だー) ケイニー->エステル「当然。燃えるぐらいの探究心がなくちゃ、学者なんて儲からない仕事 はやってられないわ!」 ケイニー->(@そんなわけで一行は先へと急ぐのであった) ケイニー->(@しばらくして………。まず、壁は、なかった) ケイニー->(@皆の目と鼻の先そには王家の部屋と思われる豪華な部屋が設えてある…… …) シオン->…オープンですね ケイニー->(@が、しかし。物事はそう簡単にいかないものである。通路が途切れる最後の 一歩。そこに2体………デンと構えているのは、巨大な黒い甲冑だ) ルーク.->やっぱりか。 何かあると思ったんだよな ケイニー->(@ケイニーの2倍はありそうな背丈、10倍はありそうな体重。それぞれ…… ガシン、ガシン……! と足音を響かせながら立ちはだかり。甲高い音を立てて矛槍を交 差させる) シオン->ルークさんの出番ですね(後ろに下がり) フィア->ふ…ここはやっぱり根性で!(拳握り締め) ルーク.->やるしかないな(前線に立ち、剣を構える) ケイニー->甲冑A「我は門番であって兵に非ず。故、あらゆる戦いは挑まず、あらゆる戦い は通じぬ」(重くのしかかるような重圧……。しかし声自体はけして聞き取りにくい重低音 ではない) フィア->……つまり、戦わねぇんだべな(構えをといて) ルーク.->………? シオン->戦ってもこちらの攻撃は通じない、と ケイニー->甲冑B「我、資格を審判する物。資格ある者を通し、資格無き者は壁となって行 く手を阻む」 フィア->資格…資格ってなんだべ?(首を傾げて) シオン->力、とか? ルーク.->何かの印、とかか? ケイニー->甲冑A/B「我らが求む資格、それは……1つ、光の知恵。2つ、人であること。 3つ、真なる円を描く誕生陣。―――それを我らに示せ」 ルーク.->光の、知恵? フィア->……つまり、その光の知恵があって、人で、常識人ってことだべか ケイニー->エステル「光の知恵については調べてあるわ、多分あの文献の中に出てきたキー ワードを言えばいいから……あとは二つの条件ね」 ルーク.->そんな奴がいたか?(うーん、と考え込む) シオン->誕生陣を示すって…脱ぐのですか? ケイニー->さぁ…、たぶんあの門番の見える位置に示せば良いと思うけど ケイニー->うー、人ってことはグラスランナーはダメなのかーいっ! フィア->オレ様もダメだべしーっ! ルーク.->みたいだな(キッパリ) シオン->ハーフは? フィア->エルフの血が入ってるし、無理だべか… ルーク.->…って、この中で人って俺だけかよ! シオン->ではルークさんにお任せするしかないですね ケイニー->エステル「ハーフは微妙ね……、でも安全を取った方が良さそうなのは確かだわ」 フィア->誕生陣はまん丸だべか? ケイニー->エステル「あら、一応私も人族よ? 問題なのは誕生陣が四角っぽいことね」 フィア->四角っぽいだか…うーん、だめだどな サウザー->(何処に行ってた…というか、途中で立ち止まっていたらしい。ひょこひょこと 後ろから歩いてきた) シオン->四角い誕生陣は見たことないです。あとで見せていただけませんか? ケイニー->うむー…、誕生陣だけなら割と丸いんだけどなーオレー(色が変だった/ぁ) ルーク.->俺の誕生陣はそれに近いが… サウザー->……(でっかい鎧ー……/そして無言で、鎧眺めてる) フィア->オレ様の誕生陣まん丸でもねぇべし(資格一個も無い) ルーク.->あ… ケイニー->エステル「っぽいだけよ?」(ちょっと袖を捲くると、肩の辺りに角のすごく緩 やかな丸っこい四角ともいえる誕生陣がある) サウザー->(さっきの重低音、コレか…。…あたし等の解る言葉で喋ってたってことは、翻 訳機能でもあるのかしら。あのタコボールは古代言語で喋ってたし…) ルーク.->俺のは背中にあるからな、まだ丸いかどうか フィア->わー、初めて見る形だべし(というかあんまり人の誕生陣見たこと無い) ケイニー->うん、いざとなったらペンで上からなぞっちゃえ(ぁ ルーク.->いいのかよ、それで! シオン->こんな誕生陣は初めてです。かわいいw ケイニー->エステル「でしょ、割と自慢なの。 なるほど、やってみる価値はあるわね…」 (納得するなよ) ケイニー->よーし、そんじゃまずはルークが突撃ってことで! ルーク.->俺かよ! フィア->頑張れーw(どこをどう頑張るのか) シオン->円いのが普通の人間の証ですし、ルークさんの性格からすれば円い確率は高いです ケイニー->だって可能性一番高そうなのはルークだしー。がんばれ〜 ルーク.->あ、ああ…どうなっても知らないからな。 シオン->だってこの中で私の次に普通ですし。 ルーク.->…………(シオンの次、という所が引っかかった) ケイニー->…………(突っ込んじゃダメだ、突っ込んじゃダメだ、突っ込んじゃダメだ、突 っ込んじゃダメだ、突っ込んじゃダメだ、突っ込んじゃダメだ、突っ込んじゃダメだ) シオン->皆さんどうして黙るのです?(はて? ケイニー->い、いや、あまりにも反論の余地がなかったから、ねっ ルーク.->………とにかく、普通に見せればいいのか?<誕生陣 ケイニー->うーん甲冑に聞いてみれば良いと思うよ ルーク.->わかった… シオン->そういえばサウザーさんの誕生陣ってどんな形なのですか? フィア->あいつのは絶対丸くねぇだよ〜(ぇぇぇ サウザー->……ハイ、あたし?(壁殴ったり、たたいたり、杭打ち込もうとしてる) シオン->そこ、壁壊すのやめなさい。また何か起こったらどうするのですか サウザー->いやあ、壊そうと思っても中々壊れないんですよねー。…チッ、売れそうなのに … フィア->壊れねぇだろうけっちょ、貴重な遺跡を壊したら…(ぼそり ルーク.->誕生陣、普通に見せればいいのか?>甲冑 サウザー->あたしのは、円ですヨ。ちょっと、満月みたいなデコボコ入ってますけど、丸い です。 ケイニー->エステル「あ、言い忘れたけど、光の知恵のキーワードは『波動と粒子』よ」 ルーク.->波動と粒子? サウザー->ええい、この壁め。硬い、硬いぞォォォォォ…!(杭でがんがんがんがん…) サウザー->くァッ!?(ぼろっ←杭が砕けた) フィア->(走り、跳んで、サウザーにドロップキック!) ケイニー->エステル「なんでも光を分析するとそこに行き着くらしいわ、詳しいことはわか んないけど。多分それであってる。私のカンをしーんじーなさーい!」(笑顔だ、満面の) サウザー->ぺぶらっ!!?(クリティカル。来た道を戻るがごとくすっ飛んでいく) ルーク.->わ、わーった!わーったよ!(ヤケクソだ!) シオン->(フィアに向け親指をぐっと) ケイニー->……勉強になるなぁ、コレがホントの自業自得ってやつなんだね サウザー->(そしてざざーっと顔面スライディングしてから、動かなくなる) フィア->遺跡であ・そ・ぶ・なw(爽やかな、しかし含みのある笑みである) ケイニー->甲冑B「道を通りたくば我が前に立つべし。他の行動は不要」 ルーク.->わかった(甲冑の前に立つ) ケイニー->(@ルークが甲冑の前に立つと。……兜の影で良く分からなかった甲冑の目が、 真っ白に カ ッ ッ ! と激しくフラッシュする) ルーク.->っ!?(まぶしさのあまり、思わず手で光をさえぎる) ケイニー->(@そして甲冑の口がバキンッ、と妙な音をたてて開くと。その中から赤いレー ザー光がヴィーーーーーーーー………っと数本同時に線を描き。それらがウネウネと行き かいルークの身体を弄っていく) ケイニー->(@そんなこんなが数秒後) ケイニー->甲冑B「光の知恵を示せ。素は光の本質である」 ルーク.->光の知恵…波動と粒子…だったよな? ケイニー->甲冑A/B「………」(無言) フィア->(元の位置まで戻ってきて)ほんっとに当時はどんな技術があったんだべ…うわ、 無言て ケイニー->甲冑A/B「………」(無言のまま、大きな足音を立て、道をあけた) ルーク.->お、やった! シオン->ほっ… ケイニー->エステル「魔法生物(ゴーレム)を創造する技術が高かったのでしょうね……あ ら、大成功。やったわね!」 フィア->わーwやったべし(拍手) ケイニー->さっすが、ルーク。信じてたよー サウザー->……。(また、ぼたぼたと鼻血出しながら、むくりと起き上がり。ティッシュを 鼻に詰めてる) シオン->大活躍ですね ルーク.->これで先に進めるんだな! ケイニー->(@開けられた道の先に有るのは、金銀財宝………こそ、あまりないものの。質 素ながらも王者の住まう部屋としてそん色ない威厳を備えた空間だった) ケイニー->(@壁に灯された魔法の光源はクリスタルがあしらわれ、プリズムの構造によっ て淡く虹色の光が漏れ出している。それが照らす足元には2人掛けの豪奢な王座……空席 だ) ケイニー->(@壁には太陽の光が燦々と降り注ぎ明るい緑に輝く、もはや帰らぬ日のサンヴ ァリアの姿を描く絵画。そして部屋の隅に置かれているのは王の執務用の机だろう) ケイニー->(@………そして、部屋の中央にて眩く輝く『光玉』。コレだけは部屋に入って から唐突に見えるようになる。まるで光を歪めて見えないようにしていたかのように、隠 れていた) ケイニー->(@『光玉』隠されていた割りには存在感は凄まじい。長く見れるが、見ていれ ば瞼を閉じても姿が残るような光源体。弱くなく、かといって強すぎない光を発する球体) ケイニー->(@それはワイングラスのような形をしたクリスタルの台座に乗せられ……いや、 その上で浮いている。フワフワと、主の亡き遺跡の中で、持ち主を待つかのように) ルーク.->これが…サンヴァリアの財宝か? ケイニー->(@台座の下にはビッシリと魔方陣と古代語が絨毯のように敷かれているが、起 動はしていないようだ。恐らく起動式だろう、使う者の居なくなった) サウザー->(鼻にティッシュ詰めたまま、スタスタと皆のところまで歩いてきた)ふむ、何か 見えてるみたいデスネ ケイニー->エステル「ん、そこになにかあったの?」(←見えてない) ケイニー->ぶんどれー(ぉぃ ルーク.->何だ? みんなには目の前の珠が見えないのか? フィア->みえねーどー。部屋しかー ケイニー->エステル「見えてないわ。……ふぅん、さすが光を操る遺跡なだけはあるわね。 可視光線を歪めてるんだ」 サウザー->うわぁ、何か戦争とかやったら強そうだな、此処。 ケイニー->ぶんどれー(やかましい) ルーク.->???(難しい言葉はよく分からない様子) ルーク.->何だよ、さっきから!>ケイニー サウザー->あたし等には見えませんもの、そりゃ見たいでしょ。ルークくん フィア->その、財宝っぽいのとってこー(ぇぇ シオン->ルークさんだけずるいです ルーク.->とにかく、取ればいいんだな。(魔方陣の中に入っていく) ケイニー->いや、お宝はさっさといただいて速攻でトンズラするのが遺跡荒しなのだ。ため らっちゃーだめだと警告しているのだよ(待てい サウザー->遺跡荒らしか…このゴーレム、反応しないでしょうねそんな言葉に シオン->不吉な事言わないでください(苦笑 ルーク.->(そして、中央にあるルークにしか見えない『光玉』を手に取る) ケイニー->(@魔方陣は発動せず、光玉もすんなりと手に持てる。重さは一般的な占い用の 水晶玉と同じくらいである、大きさも。ただ……光を発しているだけに体温のような暖か さがある) ケイニー->甲冑A/B(@キラーン、と。気のせいか眼が光ったかもしれない) フィア->うわ、怖っ!(甲冑見てビビリ) サウザー->………。 ルーク.->……これでいいか?(光玉を持って、ケイニーの元へ戻る) フィア->わー…何だか太陽みてぇ…(光玉をみて、呟く) ケイニー->さ、ささ、流石。光を使いこなしてるね……ハハ、ハハハ ケイニー->おおっ、なんかそーぞー通りのお宝だっ!(光玉を見て) シオン->(甲冑に警戒) サウザー->ふむ…。(僅かに目を細めて)うーん、ランプに役立つかも。 フィア->遺跡の神秘…すげー綺麗。お天道様みてぇなw(頬に手を当てて) ケイニー->エステル「光の遺跡の財宝は、そのまんま光の塊かぁ……ここまでくるとビョー キね」 ルーク.->見えるようになったのか シオン->はい ケイニー->エステル「うん、でも綺麗ってのは賛成。素敵素敵、思う存分研究してみたいわ 〜」 シオン->では一旦ここを出ましょうか。 ケイニー->研究も何も、光るだけの水晶じゃないの? サウザー->何時ぞやに見た、擬似聖杯とそっくり…。……ぅえ(嫌なこと思い出したらしい、 顔蒼くして甲冑に寄り掛かり) ルーク.->(安心したようだ) そうだな、早く行かないとな フィア->どうやって光ってるかとか、気になるー…しらべてぇー(ぶつぶつ シオン->ケイニーくんじゃないですけど、早々にトンズラが一番いいでしょう ルーク.->ん?(サウザーに目線が移る) ケイニー->エステル「なーに言ってるのよ、これは水晶じゃなくて特殊な魔晶玉の中に光の 魔力が こ れ で も か ー ! ってくらい詰まってるのよ。それこそ、この遺跡 の黄昏の悪夢を何千年と続けられるくらいの質量のね」 サウザー->……(光の玉から顔背け、見たくもねぇって顔してる) ルーク.->って、サウザー! どこに寄りかかってんだよ!(顔面蒼白の状態で言う) サウザー->…ン…?(見上げ) ケイニー->甲冑B(ついに瞳が完全に真っ赤に光、がこーんとがこーんと動き出した!) サウザー->ノォォォォォォォォォ!!!? シオン->…さて、戻りましょうか。サウザーさんを置いて(ぁ ルーク.->ほら見ろ! フィア->んだな。あぶねぇべし ケイニー->エステル「そもそも光のエネルギーは貯蓄不可能と言われていたのだけど、その 不可能を可能にして栄えたのがサンヴァリアであって。だからこそこの財宝は然るべき…」 (語るのに夢中の人) サウザー->えーそんなっ何ッあたしが何したっつーんですかちょっと寄り掛かっただけじ ゃないデスカァァァァァ!!? サウザー->そして皆さんの人でなしィィィィィィィ ルーク.->ああ、あんなトラブルメーカー置いて逃げた方がいいか) フィア->エステルの話は興味深ぇなぁ(ぁぁ ケイニー->甲冑B「もがーん」(@(何語?)サウザーを出口に向かって思いっきり蹴り飛 ばした!) ルーク.->行くぞ!(エステルの手を引いて、出口へ向かう) シオン->寄りかかる=罠を発動ですから。責任を持って罠を解じょ…あ サウザー->アジャパァァァァァ!!?(蹴っ飛ばされれば、ボールのようにすっ飛んで行く) フィア->やっぱ門番もうっとうしかったんだべか(首傾げ ケイニー->甲冑A「我、侵入を許可するも、財宝の持ち出しは許して居らず。故、汝らを捕 縛し、奪取する」(こっちは真面目な言葉を吐き、そして真面目にハイスピードで追い縋っ てくる) ルーク.->やっぱり、こうなるのかよ! サウザー->げぶっ、がぼっげへらっ!(どんっ、がんっ、どかっ←ハイスピードで、皆より 先に行ったところでバウンドしてる) フィア->げ、やばやばっ!(ダッシュで出口に走る) ケイニー->甲冑B「悦見の領分を越えた大逆の罪、同時に裁くものとする!」(さっきの許 可は王族への面会の許可に過ぎない。という扱いだったようだ) サウザー->ッタ!(最後のバウンドで、両手を突くと、その反動で立ち上がり走り出した)ぐ ェ…く、くそっ、蹴るならもう少し優しくしろポンコツ…!! …き、胸骨が砕けたタタ …! ケイニー->甲冑A/B「待たれよ、待たれよ、待たれよ、待たれよ、待たれよ、待たれよ、待 たれよ、待たれよ、待たれよ、待たれよ、待たれよ、待たれよ、待たれよ、待たれよ、待 たれよ……!!」 シオン->まったく…(逆に甲冑Aに近付き何かを施す。)!…と、こっちも ルーク.->待ってられねぇ!(猛ダッシュで出口に向かっている) フィア->同じ言葉の繰り返しって怖くねぇべか?!(こっちもダッシュ) シオン->(甲冑Bに触れ)プールザマグネット… シオン->(AにはN極、BにはS極) シオン->これで時間稼ぎになれば……(効果を見ずに出口に向かう) サウザー->二人三脚しながら走ってきそうな予感…ッぐえっ(走りながらのせいか、快復し ていない様子…) ケイニー->(@ガッツーン、ガッツーン、ガッツーン、ガッツーン! ものごっつい大股、 しかもA&B、仲良く右肩と左肩、右足と左足をくっ付けていような二人三脚で走る) シオン->流石に息がぴったりですね〜(感心) フィア->きゃーー!仲良しで良いことだけっちょーー!!(ビビリ) サウザー->恐さアップだ…… ルーク.->コンビネーション抜群じゃねぇか!(余計に怖くなって、加速率アップ!/ぁ) ケイニー->(@元々人間ではないのでその辺の調整・共鳴はお手の物らしい、しかし戦力が 落ちたのは言うまでもない。スピードは落ちないが。足の長さも2倍なので速い速い、ど んどん追いついていく……!) サウザー->く、くそっ、た、立ち止まったら、立ち止まるわけ(べしゃっ←転んだ) ルーク.->サウザー! シオン->サウザーさん、貴方の犠牲は忘れません。(転んだサウザーをひらりと飛び越えて いく) ケイニー->のうぅっ!?(どべっ←一緒に転んだ) サウザー->ぐえっ!(ケイニーに押し潰され) シオン->ケイニーくん、以下略…(ぁ ケイニー->甲冑A/B「待たれよ、待たれよ、待たれよ、待たれよ、待たれよ、待たれよ、待 たれよ、待たれよ、待たれよ、待たれよ、待たれよ、待たれよ、待たれよ……」 フィア->や、ちょ、そこでころばんでぇぇぇっ!(転んだ二人に躓いて転んだっ!) サウザー->ぐぇぇぇぇぇ!!(さらに潰される) ケイニー->甲冑A/B(ぐしゃ、ばき、どすんっ、……平等に3人ほど踏み潰して走っていく) シオン->フィアさん…は助けましょう(ぁ ルーク.->あ… ケイニー->(@追っているのはルークのみのようだ) サウザー->……(白目…は向いてないが、赤色の泡吹いてる) ルーク.->ちっ…俺が目当てかよ シオン->(ルークから離れ、フィアを助けに戻る) ケイニー->(@甲冑はルークにだけ向かっているようで、シオンは眼に入っていないようだ) フィア->気をつけよう、人は急に止まれない…(色々と危険) シオン->そのまま引き付けてください>ルーク ケイニー->エステル「……きゃっ!?」(長いローブが文字通り足を引っ張った。……躓い て、転ぶ) ルーク.->(逃げまくっている、だが、流石にエステルを連れて行くには限界のようだ) シオン->大丈夫ですか?今回復します…ヒールフォスティ(3人を回復) フィア->(傷が癒され、起き上がる)…し、死ぬかと… ルーク.->うわ!(一緒にこけてしまった!) サウザー->や、や゛ば…あ゛、あたしらはともかく、あの人(エステル)、潰されだら゛やば ぐねェです…!?(ごほっと咳き込みながら…) ケイニー->甲冑A/B(その隙を見逃さず、まるで付属物を毟り取るような手つきでエステル を奪い取る。二つ重なっていたので間違えたのか、それとも……) ルーク.->エステルさん! フィア->あああっ!エステルがっ!(軽く二人を踏んづけて門番たちのほうへ走る) シオン->あ サウザー->潰されてないのはいいとして取られてる、し…ごぼっ!? ケイニー->エステル「わ、ちょっ、ちょっと! どこ持ってるのよ!?」(緊張感があるよ うで無い声。片足を大根のように掴まれ、裏返しになろうとしているスカートを必死に押 さえてる) ケイニー->………おしい  サウザー->…門番、貴様には漢の心得がある。(密かに親指、ぐっ シオン->(ぺしぺしっ!/連打) フィア->うわ、最低だべしっ! ケイニー->エステル「あんたたち、後で覚えときなさいよ……」 ルーク.->ちっ…(少し真っ赤になりつつも、懐に持っている光玉を甲冑に見せびらかす!) サウザー->……(フ…←叫ぶ気力も無くなった) ケイニー->甲冑A/B「この者、そなたの至宝と見受ける。……言わずと至ろう、命と言う光 を奪われたくなくば、その手に持つ光を渡すがいい」 シオン->…つまりエステルさんはルークさんの恋人だと思われたのですね フィア->まぁ、二人手を取って逃げるって構図はちけぇべな サウザー->なんつうゴーレムだ、人質まで取るか… ケイニー->エステル「そんな面白二人三脚で言われても微妙に迫力に欠けるわよ。……んー、 でも、恋人にも何にでもなってあげるからたーすーけーてー」(やっぱり緊張感に欠ける)」 ルーク.->なっ!?(顔が一気に赤面する) サウザー->(立ち上がり…ごぼっ! 血塊、というだけの量を口から吐き出しながら)ルーク ったら羨ましいィィィィィ!!(いう言葉がコレ シオン->ルークさんは純ですね。この二人と違って(溜息 ケイニー->エステル「………っ!!」(軽口を叩いていた顔が引きつり、同時に露になって いる足から赤い雫が垂れる) シオン->うざい(サウザーの顔面に裏拳) ケイニー->ルーク、分かってるだろうけど。この宝石を持ってくるのは、王の命令だよ サウザー->ぐえっ(モノの見事にめり込み、再びぶったおれ) ルーク.->(サウザーはスルー)……… サウザー->(再び起き上がり…)…でもまあ、痛そう。あの甲冑ぶっ壊せないかな… ルーク.->…………… ケイニー->それが無ければ助からない命がある。(そう、それは獣憑きの村、全てと言う命) ケイニー->んー、壊せないように作ってあると思うな。それにエステルお姉さんを傷つける わけにもいかないし サウザー->………(胸押さえたまま…)…アレの中身、というか動力源は魔力? ルーク.->………これを返せばいいんだな ケイニー->エステル「冗談も言ってられなくなってきたわね……。いいわ、私は覚悟は出来 てる。ほかに助かる命があるなら、助けてあげなさい。その方が世の為よ」 ケイニー->甲冑A/B「然り。財宝を返すのであれば、我らもそれに応えよう」 フィア->(こういう選択、相当悩むどな…) ルーク.->それでいいのかよ! シオン->(イリュージョンで誤魔化せないかしら?) サウザー->(あー、しんど…)…つか、返したら返したデ、今度は持ち出した罪裁くとか言い 出さないかしら、そのマセゴーレム ケイニー->エステル「いいわよー。私って、生きてても人様のお役には立てないし。護衛を 雇って無茶な冒険をして、死なせちゃったこともある。……それが此処で返ってきただけ よ」(小さく、苦笑した)」 ルーク.->俺は…俺は…(手に持っている光玉を握り締める) ケイニー->ゴーレムは与えられた命令を一定の知能でこなすことしかしないから、『嘘をつ いて人質を渡すな』という命令が入ってない限りは信用できるよ サウザー->人質まで取るゴーレムだし、入ってそうな…… ケイニー->だよね…… ケイニー->エステル「ほら、男の子ならシャキッとしなさい! 私はべつに化けて出たりし ないから」(どこまでも口調は軽く、だけど意味は重い) サウザー->……アレの動力源、何かわかりませんかね?(ケイニーに振り返り) ルーク.->………(甲冑に近づき、光玉を差し出す) ケイニー->この手のゴーレムは魔力と一緒に人間や小動物の霊を核にして動かすんだけど、 それは目に見えないから………ああっ サウザー->ふむ…って、あーぁー…… フィア->……目の前の命をとっただか ルーク.->王の命令は絶対だ…けど、俺の目の前で死ぬのは嫌だ! シオン->では村人を見捨てるのですか? ケイニー->甲冑A/B(片手意外なほど素早く動かし、光玉を奪う。そしてエステルをルーク の目の前に差し出す) ルーク.->…… ケイニー->(@ルークの腕の中に落ちるエステル。右足は真っ赤に染まり、晴れ上がってい る) サウザー->お。フェイク作戦、入ってなかったっぽい…意外ー ケイニー->エステル「バカね。どーするつもりよ、アレ」(しかたないなー、と苦笑しつつ、 その笑いは心の底から嬉しそうでもあった) フィア->甘いよなぁ…常識人は(ぽつり、と呟く) ルーク.->(甲冑にタックルぶつけていく!) ケイニー->エステル「うん、でも……ありがと」 シオン->それに王の命令を守るのが戦士でしょう。情に流され忠義を捨てるとは…ね。 サウザー->おーーーーい!!? せめてエステル下ろせこの馬鹿が!! ケイニー->(@かっつーんっ、と音を立てて不動の甲冑。光玉のお陰で手がつけられないく らいパワーアップしたらしい。マグネットの効果すら跳ね飛ばしている) ケイニー->(@甲冑はいつに無く輝いている。黒い甲冑が太陽の如く輝く姿は日食のようで 不気味だ……) ルーク.->くっ…(エステルを降ろす) シオン->スティック。(甲冑の手から光玉を引き寄せてみる) ケイニー->(@スティックの効果も、無論無し。光玉自体が凄まじい魔力の塊なので魔法の 影響を受けないようだ。そしてそれは甲冑も同じ) シオン->ふむ、手詰まりですね。 ケイニー->甲冑A/B「………。」 サウザー->……。(若干、ふらふらとしながら、エステルとルークの方へ歩いていき…) フィア->もう返しちゃったんだし、どうしようもないんじゃないの? ルーク.->……… ケイニー->甲冑A/B「……己が信念を貫くその姿、真、光玉を持つに相応しきかな」(甲冑 は、いつに無く生気に満ちた声で呟く) ルーク.->……………? フィア->ん、何だべ?(口調が戻り、甲冑を見る) サウザー->……(エステルの傍に屈み込み)足。診せてくれます? あぁいや決して怪しい意 味じゃなくっ ケイニー->甲冑A/B(そして、その甲冑は音も無く消えていき。後にはちゃんとした等身大 の男性と女性が、寄り添う会うようにして立っている) シオン->(これも審査の一つ、というわけですか) ケイニー->(@その姿はいかにも王の威厳に満ち溢れていて……言うまでも無く、あの部屋 の主のようであった) フィア->…王様と…王妃様? サウザー->(横目でそれを、恨みがましい目つきで見てる) ケイニー->光の王「いかにも、我らの宝をゴーレムに可能なだけの知識に託すのは不安であ ったのでな」 ケイニー->光の王妃「この姿、この声、そしてこの記憶。全てを情報へと変換し、光玉の中 に封じ込めて。私達はずっと世界を見てきました」 ケイニー->光の王「この場所で。……五千二百十一年であったか、時間の感覚は無いが。た だ……永かった」 ルーク.->5千年も…!? ケイニー->光の王「我らの暦でな、素を太陽暦と呼ぶ。……君達の暦と若干違おうが、その 永さに大差は無い」 シオン->(という事はこの遺跡も5千年以上昔のもの…) ケイニー->光の王「少年よ。……君は、この光玉の力を何に使うかね?」(ただ純粋な興味 のように、古代の王は問う) ルーク.->これで、村の人たちを助ける ケイニー->光の王「………なるほど」(言葉以上の感想を含んだ声で、そこには複雑な感情 が混ざっている) ルーク.->俺の前で誰かが殺されるのは、もう嫌なんだ ケイニー->光の王妃「その光玉の使い方は簡単です。それを手に持ち、自分の使える魔法を 使うだけでいい。光玉の魔力が使い手に無尽蔵の魔力を提供してくれるでしょう」 サウザー->(……とんでもねぇ道具だな……) ケイニー->光の王妃「太陽光の力を魔力に変換し……そこには五千年分の魔力が詰まってい ます。人間に可能な魔法であれば………人の復活でも、人の破壊でも。出来てしまいます」 フィア->危険な道具だべし…だからこんなことしてたんだべか ケイニー->光の王妃「どうか、使い方を誤らないで下さい……。私から言えるのはそれだけ です」 ケイニー->エステル「参考までに言うと、彼らの時代。光玉は『幸福の映写機』として使わ れていたわ」 ルーク.->わかった、約束する(その瞳には何の曇りもなく、真に透き通った輝きをしてい る) ケイニー->(満足そうに微笑む、王と王妃) ケイニー->エステル「一つの黄昏が来るたびに、人々の願いを夢としてこの世に現界させて いた。それがあの黄昏の悪夢の原型よ」 ルーク.->黄昏の悪夢… ケイニー->エステル「最初は真っ当な夢だった。けど最後の最後で初代黒龍、ネイルオブザ ネイルの思念が流れてきて暴走しちゃったわけよ」 ケイニー->光の王「少年よ、……この身は最後の最後で失敗を犯してしまった。故に心配で ならない。この光玉の力が悪に転ずるのが。悪は闇、これは人々の光の象徴。あの世で、 安心して見守れる世の中に変えてくれよ……」 ケイニー->(そういって、王は光玉をルークに渡すのだった) ルーク.->はい!(光玉を受け取る) ケイニー->(そして同時に、存在する意味と意志、そして力を失い。その姿は陽炎のように ボヤけて消えていく) ケイニー->エステル「さーて、私もそろそろお別れか……」(見れば、何故かエステルの姿 も同じように足元からボヤけ、消えようとしていた) サウザー->……おやま。 ルーク.->エステルさん、足が…ッ!? シオン->エステルさんも…だったのですね ケイニー->エステル「そ……実を言うとね、私もあの夢と同じように。現界した幻なのよ」 (どうしようもないような顔を、やはり笑顔で残す) ケイニー->エステル「あんな堅物の両親に任せておいたら、次の世の中もガッチガチの面白 くない世の中にしてくれそうな人を選んじゃうじゃない? だから……私も案内役の一人 になった」 サウザー->……両親……。つーことは…お姫様… ルーク.->りょ、両親!? ケイニー->エステル「今まで騙しててごめんねー」(ホントゴメンッ! って感じに頭を下 げて頭上に手を合わせるお姫様) サウザー->まあ、普通の学者が来れる距離と場所じゃないけど。いやはや… シオン->お姫様とは…ね。 ケイニー->エステル「その点は洞察力が足りてなくて助かっちゃったわね」(そしてにやり と、楽しそうに笑う) サウザー->…あ。足、治そうと思ったのに治せなかったなあ。すみませんね。 ケイニー->エステル「いいわ、どうせ痛くないし。………それでも、今回のは楽しかったし」 シオン->素敵な人にも会えたし?(ルークを見) サウザー->面白い馬鹿が揃ってるし。 ルーク.->なっ!?(再び赤面)そんなんじゃねぇって! ケイニー->エステル「この遺跡に来るのって欲望丸出しの筋肉冒険者とか、それを指揮する あやしー眼鏡とかばっかだったし。うん、確かにルークはそれに比べれば100倍素敵だ ったわね」 サウザー->良かったねえルーク。お姫様に素敵発言! 羨ましい!! サウザー->……(←大声出したせいで、折れた胸骨に響いた) ケイニー->エステル「合格ー! あ、でももうちょっと言葉はかけてくれても良かったかも。 うん、合格だけど補修つきね」 ルーク.->……あ、ありがとう。(照れた顔をして、不器用ながらも礼を言う) シオン->…確かに面白い馬鹿はいるようですね>サウザー ルーク.->って、補修かよ! シオン->ルークさんは押しが弱いですから サウザー->…ま、まあ、補修は当たり前でしょう…怪我人担いでタックルとは、恐れ入った ケイニー->エステル「私の喜ぶ言葉100選を全部暗記するまで帰さないわよー。………と、 いいたいところだけど、まいったわね。……もう時間か」 ケイニー->(映像の揺らぎが胸辺りにまで浸透し、色もどんどん薄くなっていく) ルーク.->あ、あれはだな(サウザーに言う前に、消えていくエステルを見る)………もう、 逝くのか? シオン->最後くらい男らしい言葉をかけてあげなさい>ルーク ケイニー->エステル「制限時間はあと10秒ってくらいね」(笑みは最後まで崩さずに…) ルーク.->生まれ変わったら、何処かで会おうぜ ケイニー->エステル「82点! 期待して待ってなさい、絶対みつけてやるから」(うふふ、 と楽しそうな笑みを…) ルーク.->ああ!(エステルと同じように笑顔で見送る) ケイニー->エステル「……久々の幸せを、ありがとう。 願わくば、――――貴方に末永い 生と、幸せを」(揺らいでいた幻は、まるで空気に溶けたかのようにアッサリと消える) シオン->(そこは抱きしめてキスでしょう!…まあルークさんですから、ここまでが限界で すか) ケイニー->(最後まで笑顔だった。―――その頬に、微かに光るものが流れたとしても。最 高の笑顔だった) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> 珍しい。 話が綺麗に纏まっている! はい、いつもこう有るべきですよね、すみません。(汗 いやはや、伏線を上手く回収できてよかった。 皆さんが期待通りに動いてくれたので物語りも綺麗に動いたようです。 別れの痛みは、次なる目的の礎に。 因みに光玉ですが、ぶっ壊して中の魔力を解放すると極大マダ○テ………世界の半分以上 を焼き尽くせるだけの魔力が入ってます。 しかも強度は普通の水晶と同じ。 落としただけじゃ割れませんが、思いっきり難い地面に叩きつけると割れちゃいます。 持ち運ぶ人は慎重に、それで居て極大のストレスを覚悟しましょう♪(ぁぁ