ケイニー->@聖都に到着し、一晩休んで ケイニー->@登校……もとい、出頭する場面から開始です ケイニー->@場所は宿屋の玄関から、ご主人に見送られています ケイニー->@この時期戦争のせいで客足がぱったりと止んでいて困っていたところに止ま りましたから、ご主人は大分喜んでます(ぉ ケイニー->@街の復興はそんな感じ、機能としては以前の姿に近づきつつあるものの、活気 までは回復していない ケイニー->@いつ戦いが再発するか分からない。いや、ラクナス軍が本国に撤退していない 以上、確実に攻められる。……街にはそんな不穏な空気が流れています ケイニー->@生活するために最低限の活気をとり戻しつつ。白き街は、暗雲の如く淀んでい ると言わざるを得ない ケイニー->@道行く街の人々の会話は、何処を聞いても人の安否、生活の苦しさ、今後の先 行きの不安、そんな所である ケイニー->@ただしそれでも、人々の生きようとする意志は費えずに。暗雲たる時勢の中、 しぶとい炎のように光を灯し続けている ケイニー->んーーーー、よく寝たぁぁぁぁ!!!(やっぱり気にせず、気分爽快とばかりに 玄関で伸びをしてる) ケイニー->……さて、お城に行こうか? もしかしたら新しい情報が入ってるかもしれない し ギィド->………そうだな(物凄いテンションの低いオーラを見せる低血圧) ネフライト->(本を開き、ひたすら活字を詰め込みながら頷く。ちゃんと聞いてるか不明) ギィド->ミーチェ>うん(ネフライトにべったり張り付いている) ケイニー->うわ、門番に捕まりそうな暗さっ ネフライト->(頷く/ぁ) ギィド->………ほっとけ(オーラ増大/ぁ) ケイニー->ミーチェ、道中でギィド起こしといてね? ケイニー->何やってもいいから(ぉぃ ギィド->ミーチェ>りょーかい!(手をびしっと上げて) ネフライト->……ミーチェ可愛い(鼻押さえふるふる) ケイニー->(ちょいちょい、とミーチェを手招きする) ギィド->ミーチェ>キュ?(とてとてとケイニーの傍に ケイニー->(小声で『これとか、これとか、……モカとワサビって言うんだけど。隙有らば 食べさせていいから』@なんか渡してる) ケイニー->さぁぁ、元気よく行こーw(宿屋からお城に向かって歩いてく) ネフライト->(頷き本に視線を落としたまま歩く) ギィド->ミーチェ>クゥ〜…(ワサビを手に持ちどうするか考えてる) ギィド->………高血圧共が(のろのろと歩く ケイニー->@道を進み、その行き先は市場。宿屋だけに商店街までの便はよく、しかしそこ を通り抜けないとお城まで行くことが出来ない ケイニー->@売っている物は………表向きは、普通の食料、災害用品等である ケイニー->@しかし物価は10倍近く、普通の人は変えない値段になっている ケイニー->@例えば、メディカルゼリィですら1000cもする。千円の品が一万円で売っ ているのだ ケイニー->ふむふむ。上がってるねぇ、また ギィド->ん、何だミーチェその手のものは…ってうわ!何……おい、目はやめっ…(後ろの 方で物凄い事が行われている様子/ぁ) ケイニー->@それでも、人々の往来する姿は絶えない。小麦粉を担いだ少年もいれば、野菜 を抱え込むおばあさんも居る。何故か積極的に売買は続いていた ケイニー->@……闇市である。 ケイニー->………ミーチェ。いい (慈しむ笑顔) ネフライト->(気にした様子もなく黙々と本を読)わっ!ちょ、ぬあっ!?(派手にこける) ギィド->ミーチェ>ギィド、起きたw(やりきった顔/ぁ ギィド->ミーチェ>ネフライト、大丈夫?(顔を覗き込み) ケイニー->おっはよーーーー♪(←凄く嬉しそう) ネフライト->(仰向けで)ミーチェ可愛いー……(全力で通行の邪魔 ケイニー->おろ? ケイニー->@小麦粉を持っている少年は、袋が大き過ぎて前が見えなかった ケイニー->@と言うことは足元も見えないのだ ケイニー->@てくてくてく……………… ケイニー->@―――――ギュム(ぁ ギィド->普通ワサビを目に入れようとするか……(右目を抑えつつ、だが完全に覚醒した) ネフライト->あーミーチェがいればあt―−ウガッ ケイニー->少年「あれ……? なんか、硬いような柔らかいような?」 ギィド->ミーチェ>くぅ?(踏まれたような音に首傾げ) ケイニー->あー……、起き上がろうとしてた所に、クリーンヒット…… ネフライト->……あたし、もう無理、死む…… ケイニー->メディカルゼリィ食べる?(苦笑 ギィド->高いからやめておけ(ぁ ケイニー->『ヒールオブライト』 ネフライト->むしろ癒しをください。ギィド酷い ギィド->ミーチェ>ネフライト、ふぁいと!(癒し? ケイニー->@何処からとも無く、言うなればどこか高い所から……医療魔法が飛んできた ネフライト->ミーチェラブゥゥーーーvvvvv(音速でミーチェ抱き ケイニー->ん? 今のは……? ギィド->酷くて結構……聞いてないか ケイニー->報われない親切(苦笑 ギィド->ミーチェ>キュウ〜vV(嬉しそう ネフライト->うん、なんか幸せ、うん幸せ今ならも一回踏まれてもいい(ぇ ギィド->で、その報われない親切は誰だ ケイニー->@見回してみると…… ケイニー->@日が、遮られた。 ……皆の後ろにとても背の高い影がある、まるで木が動い たかのような不自然な背丈だ ケイニー->@市場は流動している……動いていない人間は、恐らく彼だけだ。 ケイニー->@その巨大な背は、白い布だらけ。頭にはターバンを深く巻き、その余った布で 顔すらも穴を残して隔している。 丈の長いマントは、袖の深いトーガと相俟って完全に 肌を隠している ネフライト->うぬ?どちら様?(ミーチェから離れ、本を抱える) ケイニー->高い人「………名乗るほどの者ではない。いや、名乗れない者だ」(低い、地を 這うような、動物が唸るような声) ギィド->………名乗らなくともほかの事は言えるだろう ケイニー->高い人「しかし、邪魔したようだな。悪かった……」(軽く頭を下げ。向かう方 面は同じく、城に歩いていく) ギィド->ミーチェ>キュウ?おっきいひと〜 ケイニー->@その背丈は街の人間の1,5倍。抜きん出た姿はとても目立つが……人々は避 けるようにして歩く。その後姿は横幅も大きく、山男でも降りてきたかのような雰囲気だ った ネフライト->おおーなんか不思議な人だなぁ ギィド->熊かあれは… ケイニー->自己主張したくないのにしてる感じって言うか。あの人も城に行くみたいだね? ケイニー->不思議研究してみますかな?(とってとってと軽く影を追っていく) ネフライト->おー(棒読みで言い、懲りずに本を読みながらケイニーについてく ギィド->ミーチェ>きゃーw(楽しそうについていく ケイニー->@かくして、歩く。やがて賑やかな商店街を抜け、また人通りの少なくなった大 通りへと抜ける………その。アーチの連続する城へ到る道の途中 ギィド->普通に行き先同じなんだから研究の必要も無いのでは…… ケイニー->@誰も居なくなると、その白く大きな背は、白壁の並ぶ町並みに溶け込むかのよ うに自然だった。……以外にも、彼は世界に呼応しているような、そても自然な感じがす る ケイニー->@ただし、他人と見比べると浮いてしまう、そんな感じだ ケイニー->@その背の高い影は不意に足を止め…… ケイニー->高い人「………君たちも、城に行くのか」 ケイニー->(振り向かずにいきなり話したので、少し驚き) っへ? ああ、そうだよ。行 き先同じだったんだね ケイニー->高い人「戦時中にて、城内へは出入り禁止となっている。それは承知か?」 ケイニー->まぁね、ちょっと特別な用事だから ネフライト->そーいうあなたはー? ギィド->(そういえばそうだったような……一般は大変だな/ぼんやり) ケイニー->高い人「私は、王に直接呼ばれた」(……ピラリ、と、手袋を嵌めたまま王から の手紙を懐から取り出し) ギィド->ミーチェ>おうさまから?すごい〜w(無邪気にはしゃぐお子様) ケイニー->高い人「これでも、とある村で村長をしている」(ふと振り向き、ミーチェに意 外なほど優しい目を向け) ネフライト->(本のページをぺらぺらめくる)へー村長さん、すごいねぇ ギィド->ミーチェ>そんちょーさんwおじさんそんちょーさんw ケイニー->高い人「……一緒に、行くか? 王のことだ、どの道共に話をすることになる」 ケイニー->おっけー、それじゃ行こうか♪ ネフライト->行こう行(ズベッ) ケイニー->@ケイニーと比べると大人と子供どころの話ではない。そんなデカチビ中くらい の揃ったパーティを見て門番は一瞬驚くが ギィド->歩くときくらいは前を向け(呆れたようにネフライトを見て) ケイニー->@ケイニーたちの顔を見て、また高い人の手紙を見ると。『お通り下さい!』と、 その交差する槍を跳ね上げたのだった ネフライト->……だって、久々の本ー、まあ入ったら本しまうけどね(立ち上がり小走りで ケイニーの後ろにつく ケイニー->@ギィィィィ………と、重苦しい音を立てて正門を通される ギィド->ミーチェ>クゥクゥキュ〜♪(物凄い音程のずれた鼻歌を歌いつつ歩く) ケイニー->@兵士に話すと、今回はすぐに王様に会えるらしい。そういつもいつも待たされ ることはないようだ ケイニー->@すぐに越見の間に呼ばれ、紅く高級な絨毯にしたがって入室していく…… ケイニー->@『ケイニー殿以下冒険者ご一行。ファフナー殿、ご入場ーーーッッ!!!』 ケイニー->@大きな影、小さな影。それらは恭しくも、少し慣れた歩調で王座に歩いていく ………人員は今日も少なかった ケイニー->@白き大理石と黄金の装飾で飾られた王座に腰掛けるカーレル王、そしてその傍 らに威厳を持ちて立つ枢機卿、ゲイン……のみだ ケイニー->高い人「ファフナー……参上いたしました。毎度の事ながら真名を隠し、申し訳 御座いません」(膝を付き、頭を垂れる) ケイニー->ケイニー以下冒険者一同、参上いたしました(同じく) ケイニー->カーレル「……ふむ、皆よく来てくれた」 ケイニー->カーレル「此度は……他でもない、君たちの追い払ったウルフについて話がある」 ケイニー->ファフナー「ウルフ………」(小さく、聞こえない程度に呟く) ケイニー->もう、ご存知なのですか? ケイニー->カーレル「ああ。こういった連絡は、リース嬢が特別な手段をもって先に届けて くれる。………さて、その前に、ファフナーとは自己紹介は済んだか?」 ネフライト->自己紹介……ってえーと、したっけ? ケイニー->ファフナー「……いえ、私は名乗るほどのものでは御座いません」 ケイニー->ファフナー「……でしたが、今、させていただこうかと思います」(何か思うこ とがあるかのように) シオン->(どっちなんですか) ギィド->(こういう空気は好きではないので膝を突いたまま黙っている) ギィド->@ミス、突いた→付いた ケイニー->ファフナー「聞いての通り、私はファフナー。……家名はない」 ケイニー->ファフナー「獣憑きを集めた集落、フィーガの村長をしている」 ギィド->ミーチェ>キュ!?(獣憑きという言葉に反応した) シオン->獣憑き…(だからさっきミーチェさんを見ていたのですね) ネフライト->(一瞬驚いた顔をして)……えーと ケイニー->獣憑き……なるほど、名乗れないわけだね。 あっと、オレはケイニーだよ! 宜 しく(変らず笑顔で) ネフライト->あ、えと、あたしネフライト、よろしく シオン->私はシオンです。よろしくお願い致します(一礼 ギィド->ギィドだ、よろしく ルーク->獣憑き…(脳裏にウルフが過ぎる…)…俺はルーク、よろしく ケイニー->ファフナー「ああ、宜しく」(言葉数は少ないが、そこには賢明な響き。そして 僅かながらに疲れたような、優しいような響きがある) ギィド->ミーチェ>ミーチェ、獣憑き。よろしくw(うれしそうに ケイニー->ファフナー「宜しく、ミーチェ。………だが、その言葉は、余り嬉しそうに言う な。特に、獣憑きの前では」(慈しむような、そして悲しみを込めた声で) ケイニー->カーレル「……さて」(切り出すように言い) ギィド->ミーチェ>キュ……?(解ったような解っていないような、そんな顔をした) シオン->(カーレル王へ視線を向け) ケイニー->カーレル「先ずはこれから言うべきだろうな。ウルフは……フィーガの集落の出 身だそうだ、そして恐らく、次にそこへと現れる」 ルーク->(視線をカーレル王に向ける) ケイニー->カーレル「それだけでも問題なのだが…………もう一つ、厄介な問題が重なった」 シオン->問題、ですか? ケイニー->カーレル「以前、我々はこの城内で戦闘をしてしまったな。そのときの様子が… …どうやらラクナスのスパイに漏れたらしい」 ルーク->っ!? ギィド->(ラクナスの………あそこは本当に…) ケイニー->カーレル「何をするかは分からん。だが奴らは………フィーガに向けて出兵した、 精鋭を少数だけ集めて。 恐らく目当てはウルフであり、そこの住民だろう」 ケイニー->ファフナー「獣憑きは、個人の意思に関係なく。特殊な力をその者に与えますか らな……、戦争では実に使いやすい駒になりましょう」 シオン->駒…嫌な言い方ですね(例えそれが事実だとしても) ケイニー->カーレル「ふむ、恐らくは。……奴らの医術レベルは異常なほど高い、薬品で個 人の意思を奪い、文字通り駒のように動かすことなど平気でやりかねん」 ネフライト->……基本的に扱い酷いからね(悲しそうに ギィド->ミーチェ>………(黙って話を聞いている) ケイニー->カーレル「事実、酷いものだ。……獣憑きを狙われると、我が国は動けん。世論 が『獣憑き寄りも国民を守れ』と軍隊を動かすことを拒否する」 ルーク->……… ケイニー->ファフナー「それも計算済みでしょう。………しかし、少数精鋭程度でウルフを 取り押さえられますかな? あの者は、人間には意地では組しないと伝説には残っており ますが」 ケイニー->カーレル「そこまでは分からん。しかし、……どのみち奴らは止めねばならない のだ」 ケイニー->つまり……おれ達にラクナスの邪魔をしろと? ケイニー->それはちょっと個人に依頼するには厳しいのではないですか? ケイニー->カーレル「むろん、そこまでは言わない」 ケイニー->ファフナー「私どもの集落には……、満月の夜、特殊な効果を及ぼす秘宝が眠っ ている。……それを探すわけですか」 ネフライト->秘宝?(訝しげに ケイニー->カーレル「探し物のプロフェッショナルは冒険者しか居まい、それが秘宝とあれ ば尚の事。……夢に託すのも、冒険者には似合おう」 シオン->なるほど、そういう事ですか ルーク->なるほど、それならいけそうだ ギィド->ミーチェ>おたからw ケイニー->ファフナー「そう、秘宝……とだけ言われている。文字では残っていないが、我 らの集落にはそのようなものがあると、伝承が残っている」 ルーク->口伝…ってヤツか? シオン->その情報は他に漏れたりしてはいませんよね? ケイニー->ファフナー「我らの村には、文字が無かった。今はあるが、昔は無かった。…… 何しろ大昔より、各地から追われた特殊な者達が集まってくるむらだった。そのような宝 が有ったとしてもおかしくない…… ケイニー->ファフナー「こんな昔話を知っているのは、私だけだろう。他に知っている者も いるかもしれないが、よそ者に村を脅かすような話はしない」 ケイニー->ファフナー「そのような警戒感においては、私の村は何処よりも激しい」 ネフライト->なるほどー……まあ、真偽はともかくとして、行けるなら行きたい、個人的に ケイニー->カーレル「この話は、私も先日始めて知った。………もし漏れたとしていても、 こちらが先に見つければ済むだろう」 ケイニー->ま、オレも行きたいよ。危険だけど人の役に立つ宝探し……冒険者の血が燃える ね! ギィド->冒険者らしいことは物凄く久しぶりに感じるのはなぜだ… シオン->私も興味がありますし、お役に立てるならば行きたいです ギィド->ミーチェ>ミーチェも行ってみたい! ケイニー->気にしない気にしない、これから冒険者らしくすればいいから。むしろ突っ込ん だらだめだよそこは、落ち込むもん(ぉ ネフライト->あーえと、あたし冒険者じゃないんだけど(ぁ ギィド->落ち込むくらいならちゃんと冒険者をやれ、ネフライトはもう道連れだろう(ぁ ケイニー->カーレル「良い返事をありがとう。………仲間のことは、聞いている。ラクナス 軍が到着するのは大凡10日後だ、危険な場合はそれまでに逃げてくれ」 ルーク->はい ケイニー->ファフナー「私の集落は気にしなくていい。常に我々も逃げる準備はしてある」 ケイニー->カーレル「道先案内はファフナーに頼んである。それでは………」 シオン->はい ケイニー->ゲイン「国王、暫しお時間をいただけますかな?」 ケイニー->カーレル「うむ」 ルーク->(カーレル王にお辞儀をする) ケイニー->ゲイン「今回の件について……諸君らに同行させたい人物がいる」(相変わらず 重苦しい口調で、凛と伸ばした背筋からその老獪の瞳は皆を見据える) ケイニー->@(チャ、………と、奥の部屋から小さく音がした) ルーク->(緊張するんだよなぁ、あの爺さん) ネフライト->(……同行者、ねえ) ケイニー->ゲイン「(ピクッと眉を動かし)ラクナス軍の内通者だ、今回の件について、彼 が居れば動きやすくなろう。………付いて来い」 ギィド->(またラクナス…あまり聞きたくは無いんだがな…) ケイニー->ゲイン@(物々しく身体を翻すと、王座の後ろ、小さな通路へと歩いていく) ケイニー->@そこは城内部の者が……つまり王族や貴族が、後ろから王座へと行くときの為 の待合室なのだが ケイニー->@……誰も居ない ケイニー->ゲイン@(眉がピクリ、ピクリっと、不愉快そうに動く) シオン->あの…それらしい方は見当たりませんが…? ルーク->…誰もいないじゃない…(チラッとゲインを見て)…ですか?(礼儀正しくしよう と心がけている) ケイニー->ゲイン「………待てと言い渡したはずなのだが。サウザー、何処にいるっ」 ネフライト->おお、なんか変な人な予感(ぁ ケイニー->@(シィィィ……………) ギィド->逃亡か? ケイニー->@(…………ン」 ギィド->ミーチェ>しずかー(耳をピコピコと動かし) ケイニー->まさか、そんなにゲインさんが嫌………なんでもないです ケイニー->ゲイン「ええい、サウザー! 居らぬのか、サウザーッ!!」(カンッ! と杖 を鳴らして高々と呼ぶ) ケイニー->……… ケイニー->@(シィィィィ―――――――――――………………………………ン) ネフライト->……居ないの? ルーク->(逃げたな、アレは) ケイニー->@(まるで、誰も居ない冬の湖面のような静けさが襲った) ギィド->ミーチェ>やっぱりしずか ケイニー->@(っと、そこに。『カチャ、カチャ………』と本の小さな音が聞こえた) ネフライト->ああルーファ様なんなんでしょうこの空気まるでケイニーがすべったかのよ うな空気ですえ?お前はどうなんだって?気にしちゃいけませんルーファ様つーかあたし ぼけてないです(ぼそぼそ呟き祈るポーズ シオン->ん? ルーク->っ!!(チャキっと剣を抜く体制をとる) ケイニー->ゲイン@(その音に心当たりでも有ったのか、眉がこれでもかってばかりに思い 切りひん曲がる) ケイニー->まて、ネフお姉さん ギィド->雷でも落ちそうな剣幕だな ケイニー->その台詞見過ごせないよ凄くっ!(泣 ネフライト->え、じゃあ否定する? ケイニー->ゲイン「………サウザーー…………。出て来い、出て来いと言っておる………… …………我が命、聞けぬか?」(なんか、彼の背後でカタカタと椅子が音を上げ、食器が割 れそうなほど揺れている) ケイニー->…………否定、出来ません(隅っこで『の』の字書いてる) ネフライト->ああ、ルーファ様この空気とケイニーをお救いたまえ(祈る ケイニー->ゲイン@(ツカ、ツカ、ツカッ! と足音にさえも怒りをしみこませ、更に奥へ と続く扉を。激しく開くっ) ギィド->ミーチェ>(空気なぞ物ともしないポエポエオーラ/ぇ) ケイニー->@(すると。――――――そこには、何故かマーボーを食べている、白衣を着た 青年が居た。物凄い勢いで、死ぬほど辛そうな麻婆豆腐を食している) ケイニー->@(ゲインになど気付く様子も無く。カチャカチャ、と) ケイニー->ゲイン「貴様…………我が一生をとした魔法の奥義、そんなにも体験してみたい か」 ルーク->俺、知らね(ゲインの表情を見て、あーあ…とでも言うような顔つきをする)) カース->青年->んん。やっぱり、マーボーはより辛く。風味さえ辛く、匂いさえ辛いものが 一番です。(ぱくぱくぱくぱくぱくぱくぱく。 ネフライト->ああミーチェは癒しだ救いだ……(何 カース->青年->@(ゲインのこと。素・無視!!!) ケイニー->やばい、ヤバイオーラが出てる…… ギィド->……………あれはアホか?(ぁ ケイニー->ゲイン@(ズゴゴゴゴゴ…………ッ!!!!!) ルーク->完全なアホだな(ぁ ギィド->ミーチェ>キュゥ? カース->青年…サウザー->(カチャカチャカチャカチャ……む? と、とてつもない気迫… というか、音に気付いたのか。くるっ、とゲインのほうを向く) カース->サウザー->(ばさばさとした手入れのしていない、灰色の髪。目元にドス黒いクマ。 マーボーの欠片がついた口元…年齢は、二十四といったところか。普通にしてれば二枚目 であろう顔が、台無しの総崩れである) ケイニー->ゲイン「貴様と言う奴は、我が王の慈悲によりこの城へと匿われているにもかか わらず毎日毎日ッ豆腐ばかり食いおってからに!だいたいだ、その香辛料の値段は知って おるのか?それは(以下略)っ!!!!!!!」 ケイニー->ゲイン@(もはや言語とも分からぬほどの怒鳴り説教フルコースを発動した) カース->サウザー->……あぁ。(怒鳴られている中。ぽむ、と納得したように頷き。すくっ …と、立ち上がる) ギィド->何故ここで食事中なのかな何故マーボーなのか何故こいつが同行なのか…もう突 っ込む気も失せた ケイニー->@(案外、魔法並みの破壊力があるかもしれない) ルーク->怖ぇ…(耳を塞いでいる) ネフライト->つっこむんだギィド、頑張るんだ君ならできる! ギィド->突っ込むと事が多すぎて何からやれば良いのか解らん カース->サウザー->(そして、にっこり。本当は、〜だぜ口調が似合うであろう声でですま す調な彼は、一言)ゲインさんも、食べたいんですね? シオン->突っ込みはギィドさんの仕事ですもんね ケイニー->@(余りの怒気に残り少ない髪は総毛立ち、額と言う額には青筋がくっきりと浮 かび上がり、眼は怖いほどに見開かれてサウザーを睨んでいる) ギィド->とりあえず言うなら……あいつはアホだ、位しかない カース->サウザー->やだなぁ。そうと言ってくれれば、分けてあげたのに。(着込んだ、ボ ロっちい白衣から、レンゲを一つ取り出す。ゲインの怒りは全く、効いていない!!?) ケイニー->@(取りあえず、絶え間なく口は大口を空けて動いてる) カース->サウザー->(にこにこしながら。もりっとレンゲに、大盛り一口分、掬い…) ネフライト->えーと、取り込み中でお食事中なとこ申し訳ないんだけど説明くださーい(ゲ インとサウザーに向かって叫ぶ ケイニー->@(凄まじい声量を発しながら。城中に響いていそうだ) シオン->ゲインさんの人とは思えない形相について、何か一言 ギィド->ミーチェ>まーぼー美味しそう……(ここにも状況理解できない子が ルーク->(だが、耳を塞いでいる状態であるにも関わらず、その凄まじい声量のお陰でまだ 耳鳴りがするようだ) カース->サウザー->お腹が減ると、腹立ちますよねェ。(そして……する…っ。地面を、滑 った? 否。滑ると見間違えるような動きで、ゲインの近くに…) ギィド->………あれはもう人として怒る気は無い顔だな ケイニー->なんだろう、ちょっと懐かしい感じがする(ゲインを見つつ カース->サウザー->ということで、ほーら♪(そして、ゲインの口へそのマーボーを突っ込 んだーーーーーーーーーーー!!!!!) ケイニー->ゲイン「貴様と言う奴はもっと国王と国に感謝を意をも――――ゴクリ」(…… …ぁ) カース->サウザー->解りますよ。ボクも、お腹が減った時はイライラしますもの。そういう ときには、ちょっと辛いものが一番なんですよ、うん。 ルーク->こんな人が内通者でいいのか?(ぁ ギィド->イライラを抑えるのは甘いものだ(もう的外れ ネフライト->なんかもうほうっといてさっさと行きたいねー ルーク->ネフに同感 ギィド->むしろ行くのすら面倒だ(ぁ ケイニー->ゲイン「く、わ、わしとした事が………気を抜い……たか……………」(見開い た眼が、くるりと反転して真っ白になる) カース->サウザー->リラックスにも、辛いものはいいんですよ? カース->サウザー->や、此処の香辛料は素晴らしい。そう思うでしょう、ゲインさん? ケイニー->ゲイン「覚えてお、れ…………」@(プルプルと震える手で唇を押さえたかと思 うと、………バッタリと倒れてしまった。お年寄りには余りにも辛すぎたらしい) ギィド->そもそもあいつの「ちょっと」の値がどのくらいか知りたい ネフライト->……なんだろう、この戦い。とりあえず対抗して甘いのだしてみる(懐から飴 取り出し/何故 ケイニー->ゲイン@(ぶるぶると悶絶して声も出ない) ギィド->ミーチェ>あめーw(食べ物の匂いに反応) カース->サウザー->アレ。お腹一杯になっちゃったからって、寝ちゃ駄目ですよー。ゲイン さーん。(はてさて、とゲインを覗き込む) ルーク->凄ぇ、あの爺さんが倒れた… ケイニー->カーレル「…………遅いから来て見れば」(王が、後ろから降りてきて。軽くた め息を吐く) ネフライト->ミーチェあげるーv(幸せそうにイチゴミルク味の飴渡す ギィド->ミーチェ>ありがとー♪(口に飴を放り込み、幸せそうに顔がとろける) カース->サウザー->あぁ、カーレルさん。(@枢機卿だけにあきたらず、一国の王に、馴れ 馴れしくさん付け!!)ゲインさん、寝ちゃいましたよ。 ケイニー->カーレル「どうもゲインとは、相性が悪いようだな、君は」(何となくゲインを 見て面白そうな顔をしたカーレル王、仕方ないなとでも言うようにサウザーを見る) ネフライト->可愛いなぁー(幸せそうにミーチェ見てる) ルーク->(カーレル王に冷や汗ダラダラ) ギィド->ミーチェ>ネフライトも可愛いw(ここだけ空気が違う) ネフライト->ミーチェありがとうーv(むしろ異世界) ケイニー->カーレル「ゲインは、侍女に任せておく。気にしないでくれ」(パン、パンと手 を叩くと、すぐに待機していた人が入ってきてゲインを介抱しながら連れ出していく) シオン->ほのぼのと緊迫が混ざり合っていますね、この空間 ケイニー->ええと、この人は何者なのですか? カース->サウザー->フ… ギィド->混ざっているような分担する壁が立っているような…そんな感覚だが ギィド->ミーチェ>(ぽえぽえオーラ大量放出中) ネフライト->(ひたすらハートとばすエルフ) カース->サウザー->(説明する前に。がしぃ、とマーボーの入った皿を引っ掴み…まるで、 ジュースのように口へと流し込む白衣男) ケイニー->カーレル「彼は……、シャングから亡命して来た彼の国の研究員だ。命を狙われ ているらしく、情報との交換でこの城に匿っている」 カース->サウザー->(咀嚼。もくもくもくもくもくもく。ごくん。嚥下) カース->サウザー->ご馳走様でした。(一礼) カース->サウザー->で、申し遅れました。サウザー・ベンツェルと申します。以後、お見知 りおきをー。 ケイニー->カーレル「今回の件で役に立つだろうと思い、同行を頼んだ………と言うよりも。 ゲインきっての願いで、この城から離れて欲しいらしい」(苦笑しつつ、王はそう語った) ルーク->(命を狙われ…そんな顔一つもしてないよな/サウザーをジッと見つめる) ギィド->(ということはやっかいばらいと言うことか…?/ぁ) カース->サウザー->なんでか、ゲインさんに嫌われてるんですよねぇ……(はて、と首傾げ …) カース->サウザー->何か?(くる、とルークに向き直り) ルーク->いや、なんでもない シオン->そうですね。先ほどの様子を見ていますと、ゲインさんの頭皮に悪影響が…(何故 頭皮に拘る カース->サウザー->はて…… ケイニー->カーレル「彼が来てから、ゲインの髪は1割近く減った」(ぁ) ギィド->ミーチェ>キュ〜?(向こうの会話を理解できない カース->サウザー->グラスランナー一人、エルフ一人にライカンスロープ一人。ヒト…この 状況で、このメンバー…(ふむふむ) ケイニー->カーレル「……どうだろうか? 実力は保障する、彼を連れて行ってほしいのだ が」 シオン->一割…大きい損失ですね ネフライト->うふふー(聞こうとしていない カース->サウザー->アレ。カーレルさん……この人達って。『聖都の英雄』デスか? ギィド->種族割合を聞くと改めて珍妙だと解るな ルーク->俺は構わないけど ケイニー->カーレル「ああ、彼らがそうだ」 カース->サウザー->(はぅっ、と何か息を詰らせたように)そんなそんなっ。『聖都の英雄』 達に、オレの腕が立つわけないじゃないですか!!?(かがーん!! ギィド->つか聖都の英雄とか俺は入っていないよな? ケイニー->カーレル「実力とは、何も腕力だけで決まるものではない。……頑張ってくれ」 (王様は笑顔だった) カース->サウザー->そ、そんなぁぁぁぁぁぁぁ…… カース->サウザー->……でも。見た感じは、あんまり強く無さそうですよね。(ぼそっ ネフライト->あーミーチェ可愛いなぁ、やっべ鼻血でそ(変質者 ルーク->(その小声が聞こえたらしく、流石にカチンときた) ギィド->ミーチェ>ネフライト?(ぽえ、と首傾げ) ギィド->見た目で強さを判断か ケイニー->ふっ、弱そうなのは世を忍ぶ仮の姿、実は変身すると俺達は無敵なのだよ(ぉ ネフライト->くぅぅ、あーもうやばい、可愛い可愛い可愛いーっvv(抱きつき ルーク->(我慢、我慢…これから仲間になるんだからな/と自分に言い聞かせ、グッと怒り を堪える) ギィド->変身するな葉っぱ隊(ぁ ケイニー->………気持ちは、分かるけどね(ネフお姉さんみつつ) ギィド->ミーチェ>クゥ〜ンv カース->サウザー->(煤けて、解れて、破けてボロボロの白衣をひらひらさせながら)んー… ケイニー->なんでさっ!?(ガビンッ)<葉っぱ ギィド->やっぱりそのつもりだったか… ネフライト->なにケイニー(視線に気づき)羨ましいの?羨ましいんだろー? カース->サウザー->特に、其処の片腕ないヒトとか。ダイジョブです?(実に心配そうな顔 で、ルークを見た) ルーク->…っ!? ケイニー->……うわぁぁぁん……、ギィドとネフお姉さんが苛めるぅぅぅぅぅーーーーーー っ ルーク->大丈夫だ。 カース->サウザー->一番、弱そう。(びしっ、と今度は小声じゃなく言っちゃった) ギィド->最終的には人をいじめっ子扱いか……コレでもやるから黙ってろ(棒付き飴よこし /ぇ) ルーク->(精神的に大ダメージを受けた!) ネフライト->よし、ミーチェ、ケイニーにも抱きつくんだっ(何 ギィド->ミーチェ>りょーかいー♪(ケイニーにダイビング抱きつき/ぇ) シオン->あ♪ ケイニー->わぁい飴だぁ〜♪(ぁ カース->サウザー->と、いうか。ホントにこの人達に同行しなきゃならないんデスカ…?(溜 息ついて、カーレル王を振り返り…) ケイニー->ほごぉっ!?(抱き付かれた衝撃で、飲み込んだ) ルーク->へっ、そういうアンタはどうなんだよ!(サウザーに向かって強がる) カース->サウザー->オレ? 弱いですよっ(ど〜ん!!) ルーク->あっさりと言いやがった… ギィド->すまん、この空気を作った一端だが向こうの空気の違いがきつすぎる(ぁ ケイニー->カーレル「ゲインを使い物にならなくされても、困るのでな。 なに、荷物もち 程度でも役には立てるだろう」(案外王様はシビアだった) カース->サウザー->ぐはぁ…カーレルさんったら、ひどい… ネフライト->いいの、ミーチェが可愛ければオールオーケーなの!(何<きつすぎる ギィド->ミーチェ>(ケイニーにすりすりと頬ずり) カース->サウザー->……死にそうになったら、即バックレますからネ、オレ。 ギィド->お前の中ではミーチェが法律か>ネフライト ケイニー->(瞳に涙を浮かべて咽つつも)んーー、ミーチェに癒されるぅぅ……… ルーク->バックレるなよ シオン->逃がしませんよ。ふふ… ネフライト->むしろ天使(ぁ ギィド->あっさりと言い切ったな カース->サウザー->だって、貴方達と居ると死にそうですもの。 ケイニー->ダイジョウブ、俺なんて毎日3回は死にそうになるから ネフライト->なにギィド、文句があるならミーチェの可愛さを300字以内で答えなさい! (ぁぁ ケイニー->それに比べれば安全さっ!(親指立てて) カース->サウザー->…………………。 シオン->それに慣れますから ギィド->答えられるか、可愛いとかあまり思ってないし ケイニー->いつの間にかね、何か悪いものがしみこむようにしてなれちゃうんだよ カース->サウザー->……(ふぅ、と、溜息つき)……絶対バックレます。絶対。 ネフライト->(とんでもなく驚いた顔) ギィド->ミーチェ>がんばれw(サウザーに向けて カース->サウザー->頑張りたくないです。 ケイニー->ま、逃げたいときは逃げればいいよ。でも、1人でいると余計危険だとは思うけ どね ネフライト->あ、えと、あれ?結局もっさい人(サウザー)も一緒に行くの?(聞いてなか った シオン->この世に「絶対」なんて言葉はなくってよ? ケイニー->カーレル「ああ、言い忘れていたが……」 ケイニー->カーレル「この依頼を完遂すれば、麻婆豆腐一年分は約束しよう」 カース->サウザー->のったぁぁぁぁぁ!!!!! シオン->即答ですか ギィド->意味のわからん褒美だな ルークさんが入室しました カース->サウザー->絶対成功させます。 ケイニー->早っ ギィド->ミーチェ>いいなぁ…(ぇ ネフライト->……食に全てをかけてる? ケイニー->………だ、大丈夫かなぁ カース->サウザー->この世に絶対など無い? フ、ならばこのオレがその『絶対』を護って 見せよう! ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ―― <感想> ネタなのかシリアスなのか分からんお話、再発。 いいっすね、私はこんな雰囲気大好きです。(ぉぃ 久々にギィドやミーチェの顔が見えたのも嬉しかったです。 ネフさん生き生きとしてましたね。 さてさて、なにやらマーボー珍道中にでもなりそうな今回の依頼。 どうなることやらお楽しみに。