ケイニー.->@日時は王と対面した日の深夜、もう、翌日になろうかと言う時間帯である
ケイニー.->@しかし明かりは途切れない……、眠気は訪れない……、なぜなら高揚した心
と身体がそれを忘れているから
ケイニー.->@一瞬の夢心地の中で楽しみ笑い喜び、宴は続いている。いや、始まったばか
りだった――
シル,->ハイハイ、皆さん。べろんべろんになったりしたら、朝のさむーいときに氷水ぶっ
かけますからねー。(樽を運びながら、スタスタと忙しく歩き回っている)
ケイニー.->@注がれる酒は奢りだ。しかし金を請求されようともビクともしないくらいは
王に貰っていた……即ち憂いは無い。存分にこのときを満喫できる
ケイニー.->俺はべろんべろんじゃなくて。どろどろのぐっちゃぐっちゃになるもんねぇ〜
〜♪(早くも割と酔ってる様だ)
ネフライト->一番、ネフライト!脱ぎます!!(顔は赤く目はトロンとしてる。はやくもで
きあがっちゃってる人
シル,->脱ぐなら全部だ。(きらーん)
ケイニー.->よ、まってましたぁ〜〜!(オヤジだ)
シル,->水かけられるなら全裸のほうがいいですよねぇ……(うーむ)
ネフライト->間違えた!脱がせます!(待って
ケイニー.->いやそれは危ないからっ!(突っ込んだ
シル,->脱がせるならケイニーでどうぞ。
ケイニー.->葉っぱいっとく?
ケイニー.->持ってるよ? 人数分
シル,->持たなくていいです
ルーク->(ケイニーらに酒を飲まされ、既にフラフラ状態/ぁ)
ケイニー.->予備もバッチリさぁ〜〜、みんなで葉っぱやって歌出そうよぉぉ(ぇ
ネフライト->(速攻で買ったっぽい小さいくまのぬいぐるみ抱えつつ)歌はなんか別世界で
出てる気がする。あれ、別世界ってなんだろう?(ぁ
シオン.->タイトルは「嗚呼、麗しの葉っぱ隊」でしょうか(普通に飲んでる。顔色は変わ
らず)
シル,->五月蠅しの葉っぱ隊、のほうがいいと思います。(樽を下ろしながら)
ケイニー.->ヴォーカルはシルで決定〜〜ぃ
ネフライト->シオンも飲め飲めー(絡む人
シオン.->おめでとうございます
ルーク->お、それいいな>五月蝿し〜
シル,->めでたくないっ
シル,->いいセンスだとは思いますけど、歌いませんからねっ
シオン.->飲んでますよ〜。ただ顔に出ないだけでごぼばぶっ!?(無理矢理飲まされた)
シル,->(樽から、琥珀色の酒(ウォッカ!)を氷入りのグラスから注ぎつつ)
シル,->あーぁー…
ネフライト->いっきいっきー!(ぁ
ケイニー.->いい声ならモンスターでもいいから歌って欲しいんだよぅ、オレの声だと高す
ぎてむかないんだよぅ、ぅぅぅ(泣き上戸か
シオン.->ふっ、仕方ないですね〜…ごきゅごきゅごきゅごきゅ(腰に手をあて大ジョッキ
一気飲み)
シル,->……あー…ぁー……
ケイニー.->おおぉぉぉぉーーー、盛り上がるぅ♪ シオンお姉さん格好いいぃぃ!!(ど
んなテンションだ
ネフライト->わーシオンやるぅっ!いっけーv
シル,->倒れても知りませんよ私ゃー。(ちまちま飲みつつ)
シオン.->ごきゅごきゅ…っぷはーー!もう一杯!!(ぁ
ケイニー.->いけいけぇ、お代わり入ったよぉぉ!!
ルーク->ん?俺、こっち飲もう(そう言って近くにあったウォッカに手を出す)
シル,->どうぞ。(ウォッカを注いだ! シオンに。/あぶなすぎ)
ネフライト->のめのめぇ!
シル,->ルークは駄目ですよ。(びしっと手刀)
シル,->コレ、強いやつですから。
シオン.->シオン2杯目いっきまぁぁす71
ルーク->なんだよ、ケチ!(すっかり目が座ってたり)
ケイニー.->ぅきゃぁ、いっちゃってぇ〜〜71
ネフライト->かっこいいィィ!
シル,->酔っ払って死にそうになりたいなら、どうぞ?
ケイニー.->ルークは薄いのを大量に飲むのが良いんだよ。よっ、惚れる飲みっぷりw
シオン.->ぐびぐびぐびぐびぐびぐびぐび(ぁぁ
ルーク->う…
シル,->言っときますけど、氷水、容赦しませんからね、私。
シル,->(ぐびー、とグラスを空にして。またウォッカ注いでる)
ケイニー.->ルークは生中いっとけ〜
ネフライト->マジすげぇシオン!惚れた!!(拳握り
シル,->適当に取ってくださいね。
シル,->……。(大ジョッキを用意し…とくとくとくー、と注いでから…)
ルーク->わかった
ケイニー.->シオン〜〜歴史に残る〜〜ファンになっちゃうぞ〜〜!!
シル,->…挑戦。(ぐびぐびぐびぐびぐび…!←一気飲み。シオンが出来るなら俺にも出来
る! てな感じ)
シオン.->(ダンッ!と空になったジョッキを置き、口元をぐいっと拭う)ふぅっ!やはり
タダ酒は美味しいですねぇぇ
シル,->…ッ! …ッ。…ッッかぁっ!!(どん! とジョッキを置き)仕入れる私の身になっ
てほしいモンですけどねっ
シオン.->あらぁ、私はネフさんにベタ惚れですよぉぉ(抱きゅ〜)
ケイニー.->おおぉー、いっけぇぇ〜〜(何
シル,->ええい其処、イチャつくんじゃねぇー!(くわっ)
ケイニー.->ルークも仲間入りだぁぁ!!(ぉ
ネフライト->わーシオンラヴ!!
シル,->ラヴるなーっ!
シル,->仲間入りさせなくてよろしいですっ
シオン.->(胸の谷間に顔を埋めシルに勝ち誇った笑み)71
ルーク->おう!(かなり乗り気/ぇぇ)
シル,->……!!!
シル,->シオンさん、いい度胸ですね…!!
ケイニー.->シルってばそんなに妬いちゃってぇん72(←酔ってる
ネフライト->いえーい!(完璧酔ってます
シオン.->羨ましかろう〜ふふふ>シル
ケイニー.->いえーーいルーク男前ぇ〜〜
ルーク->(生中を手に取り…)
シル,->このくそアマァァァァァ!!!
シル,->(今度はビール継ぎ足し、ぐぃぃぃぃぃ、とさらに一気飲み)
ルーク->(ぐびっ、ぐびっ、ぐびっ…/ぁぁぁ)
ネフライト->おおうっルークもいけぇぇ!一気にー!!
ネフライト->おっさんもファイトぉぉ!
シル,->うぉるぁぁぁ!!(飲みきって、だぁん! とジョッキを置き)
ケイニー.->のめのめぇぇだけどリバースはいやぁん
シオン.->ルークさん素敵ぃ71
シル,->リバースしたらしばき倒すぞテメェ等。
ケイニー.->よ、激しくて燃えるねぇっ!
ルーク->プハーーッ!(全部飲み干し、ダン!とジョッキを置く)
シル,->どうしばき倒してくれようか…っは!(自分も酔っていることに気付き、冷ますため
にふらふらと外へ出ようと歩き…)
シオン.->そういうシルさんがリバースしたりして…ww
ネフライト->ルークすっげー飲みっぷり!惚れた!抱いて!(拳つきあげ
ルーク->……? あ、あれ? なんか地震起きてないか?(ルークの視界がフラフラしてき
ている)
ケイニー.->いけいっけぇルークぅぅ抱きゅれーー、この主人公キャラめぇーー
ネフライト->ほらおっさんもまだまだ飲めるでしょ〜(グラスにテキーラとバーボン一緒に
そそぎ
シオン.->抱きゅるのです〜
シル,->こ、このままじゃ酔い潰れる。冷ましてきます〜(ふーらふーら…)
ルーク->(いや、みんなが揺れているのではない。ルーク自身が揺れているのだ。)
ケイニー.->地震にかこつけて抱きゃれ〜〜(そればっかか
ネフライト->おっしゃ、行くぞーっ!(ルーク抱きゅ
シル,->(そして外に脱出! する酒場店主)
シオン.->逝ったぁぁぁぁ♪
シル,->…ふぅ。いかん、いつのまにあんなに酒に弱くなったんだろ…
ルーク->うわあああああああ!(ネフに抱きつかれ、ドンッと地面に倒れた)
ケイニー.->なぁぁぁいす抱きゅっぷりぃぃ♪ うっしゃぁぁぁ(叫び意味不明
シル,->……この時間帯は酔っ払い多いなァ。(夜風に当たってる…)
ネフライト->逃がさないぞ、少年〜v
シル,->(外でふらふらしてる酔っ払い見ながら、中の喧騒を聞きつつ…)…ふぅ。
ルーク->な! 何やってんだよネフ!?!?!?(←一気に酔いが覚めた少年)
シオン.->きゃぁぁん。ネフさんダ・イ・タ・ン71
シル,->元気ですねェ…。
シル,->……。
ネフライト->うふふー抱きついてる!(自信満々に
シル,->…。(……羨ましいなぁ、ルーク…)
ケイニー.->よっ、羨ましいぞ色男ぉぉ! ひゅーひゅー♪(完全にオヤジ)
ルーク->誇らしげに言うなぁぁぁ!
ケイニー.->わははははは(やたら笑い
シオン.->チョーップ!!(夜風に当たってるシルに手刀)
シル,->ぐへっ!
シル,->なにすんですかー!?
シオン.->店主なら盛り上げんかいっ!
シル,->勝手に盛り上がれ馬鹿ー!
ケイニー.->ナイスシオンお姉さん、よっ姉貴ぃぃ〜〜!! もっと困らせろぉぉ(ぁ
ネフライト->ほらーもっと飲むんだぁー!(さっきのグラス持ち
シル,->@酔っ払いが兎に角多いそんな時間帯。あろうことか、城の門にも一人……牧師の
ようなゆったりした服に、シルバーアクセサリじゃらじゃらつけた酔っ払いが……)
シル,->???->よ〜ぅ、門番さ〜ん。お勤めご苦労様で〜♪(にへらー、と笑いかけた)
シオン.->盛り上がらせてあげるら〜(抱きゅ〜)
シル,->のおぉぉぉ!!!?
ルーク->だから酒飲ますなってごぶごぼ(また無理やり飲まされる)
シル,->ルークがやばい、まずい! ていうかシオンさん、服肌蹴てるー!
ケイニー.->わはははははやヴぁぁぁい〜〜たのしいぃぃ〜〜い(笑)
ケイニー.->(←さっきから飲んでもいないのに酔ってる人)
ネフライト->のーめのーめ!あははははっ!
ルーク->(再び酔っ払いに早変わり/ぁぁ)
シオン.->にゅふふふふふ71
シル,->ちょ、ちょっ、やばいって、まずいって、シオンさーん!?
ルーク->ふぇ? 何がまずいって?
ネフライト->ケイニーも飲むんだっ!(ケイニーの突撃
シル,->この状況がまずいんじゃあぁああぁぁ!!!!
シル,->ケイニーにコレ以上のますなー!
ケイニー.->……すでに、その言葉は彼女の耳には届かなかった。そう、月にまで腕が伸び
ないように。………なんちって?わはははーのはー(何だお前
ケイニー.->いいの? 自己抑制の最後の限界まで飲んじゃったから、止めてたんだけど?
(ぁ
ネフライト->あたしが許す!(ぁ
ルーク->だから、どうしたんだよ
シオン.->(身体を摺り寄せ)のめのめ〜
シル,->(きらん!)せいっ!!(風の腕が伸び、ネフライトが持つ酒をぶんどる)
シル,->ケイニーにこれ以上ノマセン! 拙いから!!
シル,->ええぃシオンさんも正気に戻れー!
ネフライト->……とられたァァ(泣/ぁ
シル,->そこで泣くかー!?
ケイニー.->門番>(いきなり声を掛けてきた男をいかにも不審そうな目つきで伺い)……
何用だ?
シオン.->シルさんがネフさん泣かせたー。いーけないんだいけないんだ。国王に言っちゃ
うぞ
ネフライト->うわぁぁーん!
シル,->???->(その男は、黒かった。髪も目も、肌も、シャツもベルトも靴も全て。そし
て歯まで黒く染め上げている)いやナーニ、皆さんにご苦労様ーって。(ふらふらと近づき…)
シル,->泣くなぁぁぁぁ!!!
ケイニー.->いーーけないんだー、いけないんだー、なーかせたー、なーかせたー! せーん
せーに、いってやろ−
シル,->言うなぁぁぁぁぁぁ!!!!
ケイニー.->今だネフお姉さん、お祈りGO!
シル,->祈るな。(風の腕、手刀バージョンをネフに落とした)
シオン.->呪いもGO!
シル,->呪うなぁぁぁぁ!
ネフライト->ああルーファ様あたしがなにかしたでしょうかお酒飲んだ?別に普通じゃな
いですかもう年ですよ心身ともに(ごすっ)……うわぁぁぁぁん!!!
ケイニー.->門番>(この時期にシャングの人間? 怪しい……) その苦労を増やす人間
が、目の前にいる気がしてならんがな。夜中にうろつくな
シル,->???->アハハ、それもそうですよねぇぇぇぇ。あ、でも、ちゃんとかっこたる目
的があってデスネー?(黒い瞳を、しかと門番へ向け…)
ネフライト->うわぁぁああんっっシルが苛めたぁぁああ!!!!!(大泣き
ケイニー.->門番>(ポケットをガサゴソ)法の下に照らされてなお明るい道理ならば見逃
そう、違うなら補導する。……問う、何用だ
シル,->???->(ヴ…ォン! 唐突。魔力漏洩もなく、右眼窩が、紅色に染まる。ソレは魅
了の魔眼。しかも、人間を支配するに足る十分すぎるほどの魔力を持った…)王様への謁見
さ。
シル,->???->…通るよ…?(魔眼はそのまま。にこりと笑む。)
シオン.->ネフさんを苛めちゃ…めっ!でしょー!(シルにアックスボンバー!)
シル,->ぐぉぉぉぉぉ!!!?
ケイニー.->門番>なるもの……か………(忠実な騎士道のなせる業か。最後の最後まで抗
った精神はそう、呼子を咥えていた。しかし……)どう、ぞ……
ケイニー.->うっはぁぁい、シオンお姉さんさっきからすっげぇ格好良い〜〜! ひゅーひ
ゅー!
シル,->???->ん。ありがとう♪(ぴっ、と、呼子を門番の口から取り、ポケットに入れて
やり)引き続き、業務をこなしてくれたまえ♪(スタスタ、と、門を潜る)
シオン.->(倒れたところに足を絡め)反省するですーー!(蠍固め〜)
シル,->いてぇ! ボンバー!? 瞬動使ったろ、この威力は!!?
シル,->ぐぁぁぁぁ!!!?
ケイニー.->門番>は、い……(ぎこちない動きで元の体勢となる)
ネフライト->あははっシオン行けェェ!!(泣き笑い
シオン.->やっはぁぁ!!(ぎりぎりぎり)
ルーク->やれやれーーーーー!
ケイニー.->(一方王の執務室にて……、カーレル王はまだ起きていた。これで11日目、
椅子で仮眠は取れどベッドは掃除されるだけの寝具となっている)
シル,->???->ッハハ、ちょっろーい♪(魅了の魔眼は展開したまま、悠々と、王の居る執
務室へと歩いていく…。…その恐ろしいところは、魔眼を展開しているというのに、一切
の魔力がもれていないところ…)
シル,->っ! イ、いた、いてぇぇぇ、こ、この、ぎ…ねばぁぁぁぁぎぶあぁぁぁっぷ!!!
(何かの根性)
ケイニー.->ゲイン>王、そろそろ復興に使用される費用の見積もりが出ますが…。(書類を
トントン、と揃え)
ルーク->(突如、ルークの背筋に寒気が走った!)
シオン.->オラオラオラオラァァ!!(ぎりぎりぎりぎり…)
ケイニー.->カーレル>うむ、では次はその費用を実際の資本と照らし合わせろ。そろそろ
確認作業を行う時期だろう
シル,->???->♪(よっ。と、執務室の前に居る護衛兵2人に、魅了の魔眼を向け…)…ドア、
ノックしてもらえるー? 用事があるって言って、さ?
ネフライト->シオンかっこいいーv愛してるゥゥ!!(腕ぶんぶんふり
シル,->ぎ、ぎ…ねばぁぁぁぁぁぁぎぶあぁぁぁぁっぷ…
ケイニー.->ゲイン>お休みになられては、と申したのですがね……。承知いたしました
ケイニー.-><ここでコンコン、とノックが>
ケイニー.->ゲイン>……この夜更けに何用だ? 下らぬ用事なら減給に処すぞ
ルーク->何だ、いやな予感が…
シオン.->いぇ〜い77
ケイニー.->兵士>ハッ、用事があります!
ケイニー.->ゲイン>帰れ (ぁ
シル,->???->国にとって大事なことがある、と伝えてくれたまえ?(クク…
シル,->???->シャングの情報が入ったと、な。
シル,->(ぶくぶく泡を吹いてる)
ケイニー.->兵士>ですが、シャングの情報についてで御座います。ただいま情報が入りま
した
ルーク->あ、あれ…?(立ち上がろうとした瞬間、フラフラ〜とバランスを崩す)
ケイニー.->ゲイン>“王、なにやら様子がおかしいですぞ。ご注意を……”(此処までをサ
インで伝え、王が頷く) ……分かった、入れ
シオン.->(泡吹いてるのを見、両の拳を突き上げ)うぃなぁ〜71
シル,->(がくり…)
ケイニー.->いよっ!! 素敵、勝利の乾杯しよーう♪
ネフライト->いえーい!(グラスになみなみと注ぎ
シオン.->(グラスを手に取り)かんぱぁぁい
ルーク->(そのままバタンと倒れこんでしまった。散々お酒を飲んだり飲まされたりしたの
だ。倒れないほうがおかしい)
シル,->???->(扉を開けられ、悠々と、何処かの王族のような余裕のある歩みで、入って
きて…)
シル,->???->失礼します?
シル,->???->『見知らぬ地下(ロック・ザ・アンダーグラウンド)』(左の眼窩が、蒼く、
青く、染まる)
ケイニー.->ゲイン>本当に失礼はせんで欲しいがね。……貴様、何者だ?
シル,->@(ガシャン! という音とともに、扉が締まった)
シル,->@(同時に、天井、床、壁、窓に至るまで。薄い青。空色へと染まる)
ケイニー.->ゲイン>(眉一つ動かさずにフンと口ひげを揺らし、その光景を見ている)
シル,->???->すみませんネ、失礼しちゃって♪(にこ、と、笑みを浮かべる。その眼は、
黒い瞳に戻っている)
ケイニー.->カーレル>……私の名はカーレル、それは存じていよう。君の名は何と言う?
(カタリ、と椅子を揺らして机から身を起こし)
シオン.->うゆ?ルークしゃん?
ネフライト->ルークどしたー呪いかー?(ぺちぺち
ルーク->クー…クー…(うつ伏せになったまま気持ち良さそうに寝息を立てている)
シル,->???->あ。(ハッ、と気付き)ゴメンなさいね、オレが最初に名乗るべきでした。『ロ
ア』…そう呼んでもらえれば。
シル,->???->正式名称は、ロア・フォン・ヘイムダル=カオスって言うのだけれども。
長めだからフルネームだと呼びにくいでしょ?
シル,->ロア->だから、ロアで。
ケイニー.->カーレル>分かった。……ではロア、シャングの情報とは何かな? (疲れた
様子は微塵も見せず、王族特有の張りのある声で言う)
シル,->ロア->あぁ、ゴメンナサイ。ソレ、嘘。(おぉ、と、そんな余裕に感心しながら。悪
びれもなく、言った)
ケイニー.->ゲイン>混沌の寵愛者、そして咆哮か……品の無い名だ(スッパリ言い切る爺)
ケイニー.->カーレル>まぁ、そうだろうな。ここまでしておいてそんなサービスが有ると
はあまり期待していない
シル,->ロア->えー。いい名だと思うんだけどなぁ。ていうかよく、オレの名前わかります
ねぇおじぃさん。
シル,->ロア->ハハ、ゴメンナサイね
シル,->ロア->ここの扉、不心得者が開くと、王様たち、どっか移動しちゃうでしょ? だ
から兵士さん使ったんですよ。
ケイニー.->ゲイン>卑しくも賢者と呼ばれる人間なのでな、基本的な知識で躓いていれば
此処には立っておらん(フン、と口ひげを揺らし)
シル,->(むく、と置きあがり…)
ケイニー.->カーレル>……恥ずかしながらそうだろうな。今は迎撃するほどの戦力も無い
シル,->ロア->でも、個人戦なら。お二人とても強いからね、まだまだ難問は残ってるわけ
だ。(はぁ、と溜息つきつつ肩竦め)
ケイニー.->ゲイン>そう思うなら個人戦は遠慮願いたいがな。だが、そこまで穏やかな目
的では来ておるまい?
シル,->ロア->(ポケットに手を突っ込み、この状況でリラックスしているような素振りを見
せ)ま、そうだね。穏やかじゃあないかな。
シル,->ロア->ぶっちゃけて言うと、御命頂戴。だし?(ククッ、と笑み零し)
ケイニー.->ゲイン>(文句ばっかりつけている様で実際はローブの下で杖を取り出してい
る、そう、そして左腕は背に)……断る、然らば当然だがね
シル,->ロア->だろうねぇ。御命頂戴って言われて、差し出してくれる人なんざ居ないよ。(笑
みは絶やさず…)
シル,->ロア->でもやっぱ、やりに来たからには確実にしたいでしょ? だから、いーい結
界使ってるわけ。あ、言っとくけど、逃げれないからね。
ケイニー.->カーレル>(対して王は確りと椅子に凭れたまま、不動を保っている。執務中
なので装備は一切無く、周りには豪奢な文具と机と椅子が在るのみ)
ケイニー.->カーレル>やってみなければ、分からんぞ?(表情は変えず、ただ可能性を語
るように)
シル,->ロア->んー、無駄無駄。(アッハッハ、と忍び笑いから、あっけらかんとした笑いに
変え)
シル,->ロア->このロア、300の年をかけて作ったこの固有結界『見知らぬ地下』。破られ
たら自殺するよ。
ケイニー.->カーレル>それを論じても無駄か、私はセルト・アルの加護を信じるしか有る
まい。正直結界と言われても感じられぬしな
ケイニー.->ゲイン>自殺するが良い。この城は神の加護の降りた神殿に同じく、300年
では足らぬな
ケイニー.->ゲイン>……王、自ら弱点を言わぬように。これからお頼みしますぞ
シル,->ロア->(ハッハッハ、とまだ笑い。チッチッチ、と指を振る…)…王様は、正直好意持
てるね。
ケイニー.->カーレル>見栄を張るのは嫌いなのだが?
シル,->ロア->いいことを教えてあげよう、おじいちゃん。この世には、神すら見落とす抜
け穴があるのだよ。
ケイニー.->カーレル>恐悦ながら、好感を売るのも仕事の内なのだよ……(この場にて苦
笑する)
ケイニー.->ゲイン>ほう、それは初耳。この枢機卿をも知らぬ神の不完全とな?
シル,->ロア->教皇ですら知らないンじゃないかな?
シル,->ロア->この世は、完全なる神が作り上げたにしてはあまりに不完全だ。ならば、抜
け道の一つ二つ三つぐらいあっても不思議じゃないだろ?
ケイニー.->ゲイン>であろうよ、神すらも知らぬ
シル,->ロア->ま、そんなワケよ。
ケイニー.->ゲイン>神はこの世界の監視抑制者、創造主は別に在りと申されておる。……
それは良いか、否定はせん。だが認めたくも無いな
シル,->ロア->(もう1度肩を竦め)種明かしはしないよ。ただ、抜け出すのは不可能なだけ。
シル,->ロア->ハイリスクハイリターンよ。等価交換は何でも有りだから困るねー(ハッハ!
とさらに笑い)
ケイニー.->ゲイン>ほほ、どこぞの悪役のようにペラペラ喋ってくれれば苦労も無かろう
に。(杖を、カツン、と床に突く)
シル,->ロア->残念、オレはどっちかっていうと、『悪の華』だから、ペラペラ喋ったら格落
ちしちゃう。
ケイニー.->ゲイン>………移送方陣も使えぬか、満更戯言でもないようだ(髭を揺らし)
シル,->ロア->あぁ、移動とかも無理だね。ただ、攻撃することは出来るよ?
シル,->ロア->オレもそこまで鬼じゃないっていうか、其処まで出来なかったって言うか。
シル,->ロア->一応、結界である以上、術者が消えれば結界も消えるよ。そこは変わらない
から。
ケイニー.->ゲイン>華ならば最後には散ってくれ。とは言うが、果てさて。思い悩むもの
よ(見境無く攻める気は無いらしい)
シル,->ロア->オレ、ドライフラワーだから。
シル,->ロア->でもね、『悪の華』である以上、一応キミ達に有利になることは話さなきゃい
けないのよ。此処が悪役じゃない哀しさっていうか。
シル,->ロア->此処の欠点というかネ…。(また肩竦め)
ケイニー.->ゲイン>王。お体の方は……
ケイニー.->カーレル>問題ない、7割は使える。(一口、コーヒーを啜り)
シル,->ロア->うむ、闘る気満々にシロップを注ぐが如しですっごくイヤなんだけど。
ケイニー.->ゲイン>……詳しく言い過ぎです。政治家ならば誤魔化しもお覚えになって下
され
シル,->ロア->此処にね、24時間以内に遭って話した人なら喚べるンだよ。喚べちゃうん
だよ。この結界。
シル,->ロア->オレを倒そうと、喚ぶのが此処に囚われた人の正しい反応かな。
ケイニー.->ゲイン>それで、お前は喚ばせるほど間抜けか
シル,->ロア->間抜けよ?
シル,->ロア->仕方ないじゃん、喚びたいなら喚ばせちゃわないと、この結界消えるし。
シル,->ロア->勿論、際限なくってわけじゃないけど。『完全封鎖』も、やっぱり完全じゃな
いわけだ。ああ無情。(がっくり、と肩を落とす)
ケイニー.->カーレル>では呼ぼう。ゲイン、頼んだ
ケイニー.->ゲイン>(杖を再び突き)………なるほど、呼び込みに方向性を限定すれば魔
力が通う
シル,->ロア->解ってるとは思うけど、情けはかけないよ。塵(ミナゴロ)すから。
シル,->ロア->言っとくけど、穴はそれだけ。他の事しようとしたら、どっかーんって行く
から、気をつけて。
ケイニー.->ゲイン>奇遇だな、ワシもお前に与する者は塵す予定だ。………我ながら下策
であるが(詠唱を開始する)
シル,->ロア->歯向かう者は塵す、コレ、戦の常識だよねぇ。
ケイニー.->ゲイン>(何千……いや、もう何十万と詠唱と言う行為を行ったのだろう。そ
の声は低くも高くも無く中庸、紡がれし言葉もまた機械的に、それほど確実性を持ってい
る)
シル,->ロア->あぁ、ただ、オレは一人だから。与する者、居ないよ。
ケイニー.->ゲイン>……也、捕捉完了。座標確定、……強制。流動に組み込む。 移送方
陣(以前リースが見せたものとは違う、更に微細で緻密な魔方陣がいくつも浮かび上がり、
地に開放される)
シル,->ロア->何年生きても、何十年生きても。オレは一人、闇の丘に立つ。与さない、与
させない。格好いいだろう?(首をかしげて見せ)
ケイニー.->ゲイン>……寝巻きで来られても困るが、呼び込む事しか出来ぬ。勘弁しても
らうとしよう(何も無いのに杖はその場で直立し、補足した人間の召喚を促し続ける)
ケイニー.->カーレル>……さて、格好は分からぬが、憧れはする
シル,->ロア->王様、グッドゥ・アンサー。(思わず右手出して、親指おっ立てる)
シル,->ロア->もし、ここから出たとして。仮に、そんな道があるとしても。歩んじゃ駄目
だけどね。
ケイニー.->カーレル>心配無用。その生き方はとてもではないが、私には手に入らないも
のだ。……真逆だからな。これまでも、これからも、私は一人を許されぬだろう。(またも
苦笑し……、スルリと立ち上がった)
シル,->ロア->それこそが幸福さ。自分が不幸と言うつもりは尚更ないけどね。
ケイニー.->カーレル>Ich: unter Ihr und der Himmel: Ihr zum Radikalen aller Sachen
im Ursprungdes Himmels.
ケイニー.->(我は汝の下に、汝は天の元に、天は万物の基に)@そう言って片手で円を描
く
シル,->ロア->(ポケットから手を引き抜き、だらり、と下げる。)
ケイニー.->カーレル>分かっている、幸せは私の知らない数だけ、存在する。私もお前も
別々の幸福を享受しているのだろう(手摺……、そう。椅子の手摺を掴むと、其れを【引
き抜いた】―――そこに有ったのは、『第一国宝・ロウ』―――無限に連なる正義の証、無
限聖輪が魔法的に刀身に浮かびし聖剣。かの剣は持ち主の信仰心を光の魔力に還元する)
ケイニー.->カーレル>……時に。舞台に役者が揃う。(シャ、と軽く振られた聖剣。それを
伝うように白光が、淡く眩い軌跡を残す)
ケイニー.->カーレル>華でも咲かせるか
シル,->ロア->ん。(満足そうに頷くと…)…いいネ。是非、このオレを相手に生き抜いてくれ。
ケイニー.->カーレル>そう言われると、生きる気が無いように聞こえるぞ?(苦笑し) ―
―この私を相手に、生き残って見せよ
ケイニー.->@(空気は冷めたようで、実は冷たく熱かった)
シル,->ロア->よく言う。そっちこそ。(肩を竦め…)
シル,->ロア->しかし、気に入った。気に入ったから、教えよう。(無防備に、手を大きく、
抱擁するかのような下位置に広げ)
ケイニー.->@(高まる緊張は際限を知らず、もはや心地良い。氷を前にして熱く感じ、そ
れ以上まで言ってしまったかのようだ。麻薬的な寒さの広がる室内……暖炉は燃えている)
シル,->ロア->ロア・フォン・ヘイムダル=カオス。哭き喚く混沌を寵愛せし者。コレは、
正式名称。(周りの闇が起立したかのような、魔力が沸き立ち始める)
ケイニー.->@(執務室。一見して戦いとは無縁なこの部屋に、何が降りたのか。あまりの
違和感に誰も気付かない。そう、太陽が月となっても誰も気にしないように。その場に渦
巻く殺気がこの部屋をもはや別次元に塗り替えている)
シル,->ロア->名を、ロン・ウェルスターという。故に、ロアを取り、それに称号をくっ付
けたんだ。
シル,->ロア->知っているかな。この名前、今でも書物に載っているのかどうかは知らんが
……
ケイニー.->カーレル>悪名高いことだけは存じている……、300年と聞いて少し思い出
した
シル,->ロア->そう。三百年前に、とある禁術を完成させた際にも載ったね。
シル,->ロア->その、前。さらに前だ。オレが載っているのは。(一歩、踏み出し…)
ケイニー.->カーレル>前か……
シル,->@(古い、古い、古文書曰く――ロン・ウェルスター。一〇〇〇を遡りし今に実在し
た、『禁』を操りし『魔法を繰る者』…)
ケイニー.->ゲイン>歴史も、苦手でしたな。……奴は、1千年も過去に、禁を破った破門
者ですぞ
シル,->ロア->流石、年の功。
シル,->ロア->もう、一〇〇〇も前になるのか。いや、あの時は若かったなぁ。
シル,->@(人の身にありながら『魔王』と呼ばれたその男は、世界を闇へと堕としかけた『魔』
であり。今では、御伽噺にも存在しないモノ…)
ケイニー.->ゲイン>ワシには十分、嫌いなタイプの若造に見えるがね。(鼻を鳴らし……杖
に腕を掲げる) ―――召喚
シル,->ロア->今でも、若いからね。
ケイニー.->ゲイン>その言葉はワシの前では禁句だ(サラッと言う爺)
シル,->ロア->なんたって、爺だからね。(さらっ)
シル,->ロア->さ。はじめよう…悪い魔法使いと、正義の使徒だ。
ケイニー.->@(音も無く、されど魔力の衝撃を四方八方に散らしながら、輝ける魔方陣は
弾けた。爆発的に広がる閃光、眼も開けられないようなその光の中に人影を残し――)
ケイニー.->@(Das Beginnen des Krieges――開戦――)
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<感想>
こっちもシリアスです。
何と言うか、前半のぶっ飛び酔いっぷりは何だったのだろう? と思えるくらいの落差で
すね。
落差があるからこそシリアスが映えたのかも知れません。
兎に角、前半の弾けっプリは凄まじかったですねー。
皆さん本当に酔っているようで、スンゴク雰囲気が出ていたかと思います。
そして殆ど歯止めの利かなくなってた一行相手にシルはお疲れ様でした。
うーむまた飲みたいな。