ケイニー->クレヴ>(黙々と、しかも完璧なまでにテーブルマナーを守り。……守っている のになんでこんなスピードが出るのか不思議なほど早く料理を平らげている) ケイニー->んー、焼きトウモロコシをナイフとフォークで食べなくても…… フィア->♪(心底幸せそうな顔でもぐもぐと料理を食べている) ケイニー->(時刻はお昼時、今回料理はケイニーが作ったようである。※初めての方にフィ ノアの料理は危険だと思われたため) シオン->醤油タレが香ばしいですね(はむはむ) ムブロフスカ->……マナーの意地というやつか。理解出来ん。(入り口付近の壁に背凭れた まま、焼きモロコシだけ頂戴している) ケイニー->クレヴ>フン、粗末な料理であるが………美味いではないか(力任せにナイフで トウモロコシを輪切りにし、フォークで刺して食べてる) シオン->(輪切り…芯まで食べる気でしょうか/でも止めない) ケイニー->クレヴ>我は『屋根の在る場所ではマナーを守る』と、父上と約束を交わしてい るのだ。破るわけにはいかぬ(ナフキンで口もとをふきふき) ムブロフスカ->(溜息一つ。こちらはマナーも何も無く、齧り取り毟り取り咀嚼している) ムブロフスカ->時と場合によるだろうに…… フィア->(とうもろこしの芯を何のためらいもなく食べてる/ぇ) ムブロフスカ->……いやしかし、こうしたモノを喰っていると二百年前を思い出す。遠征の ときも、よくこうして喰ったものだ。(うむ ケイニー->クレヴ>父上は、時と場合をあまり考えぬ人であるからな。半ば面白半分に(変 な父親らしい) ケイニー->(焼きトウモロコシと野菜サンド、そして羊のミルク。昼食はこんな感じ、冬場 は肉類が少ないのである) ケイニー->トウモロコシの芯って、意外と甘いんだよね… ムブロフスカ->ふむ。(芯を口に放り込み、噛み砕きながら…) ムブロフスカ->美味くは無いが、栄養摂取にはなる。 シオン->歯が丈夫なんですね、皆さん フィア->自然の恵みだべし。残すなんてもったいねぇだよ(貧乏人か? ムブロフスカ->顎を鍛えたいのならば、コルクを噛み砕けるまで噛むといい。咬筋力向上に は最適だ。 ムブロフスカ->ついでに、歯もある程度丈夫になる。理想的だ。(うむ、と頷きながら) ケイニー->無理やり醤油かければ食べれない事もないよ、ノリで食べたけどさ(ぁ シオン->残しませんよ。だってこれは…(徐にリュックに芯を入れ/ばりごりぃはぐわしゃ ぁ!!)ふふ… ムブロフスカ->……………………。 ケイニー->クレヴ>(……ピクッ) な、何だ? いまの奇怪な物音は? よもやこの遺跡 には魔物が居るのでは無かろうな フィア->(ミルク飲み…思いっきり噴き出した) シオン->そのような物騒な物はいませんよ(微笑) ムブロフスカ->……。(無言で、胸ポケットからハンカチを取り出し、フィアに差し出す) ムブロフスカ->魔物より余程危ないものかもしれん。 ケイニー->フィノア>えっと、ゴーレムは居るけど……。フィノアの知る限り、居ない フィア->ずまねーだ…(ハンカチ受け取りミルクふき取る ケイニー->クレヴ>我が寒気を感じるとは……、そなた、侮れぬ ムブロフスカ->(ただ苦笑) シオン->少し食欲旺盛なだけです。可愛い子ですよ?(リュックから何かはみ出し照るのを 笑顔で押し戻し) フィア->いったい何が… ケイニー->クレヴ>好奇心より恐怖が勝ったのは、初めての経験だ。(ミルクは普通に飲み ながら) ケイニー->成長しきったらいったい何が出てくるんだろう…… シオン->楽しみですね〜(他人事のように) ムブロフスカ->…そういえば、フィノア。あとでいいので、向こうの倉庫から『参』と書い てある箱を持ってきてくれ。(視線を外へとやりつつ) ケイニー->フィノア>分かった。(サンドイッチを放り込み) ほへへーはらふっふふる (訳:これ食べたら行ってくる) ムブロフスカ->うむ。そう重くは無いだろうが……兎に角、長物でな。二メートル近くある。 面倒なら引き摺ってきても構わぬので。(頷きながら) ケイニー->むはぁ〜、食った食った〜 ケイニー->クレヴ>うむ、お代わり。早急に持ってまいれ(ケイニーに命令、一番命令しや すいと見たようだ) フィア->ご馳走様ですたー(手を合わせて。「し」が「す」に聞こえる) ムブロフスカ->……(窓の外に視線やったまま…)……。(また溜息ついてる) シオン->(リュックをしまい)美味しかったですね。ご馳走様でした ケイニー->はいはい、子供はいっぱい食べないとね(トウモロコシを焼く気は無いのかサン ドイッチを二つ持ってきつつ) ルーク->(サンドイッチをガツガツと食べている) フィア->子供の仕事は「よく食べよく寝、よく遊ぶこと」だべしな(うんうんと頷きつつ) ケイニー->フィノア>(なんとなーく、大工の棟梁っぽく、角材を担ぐかのごとく箱を肩に 乗せて持ってくる)ヘイ、オマチ! ムブロフスカ->有難う。そんな言葉何処で覚えたのか気になるところだが…(受け取りなが ら…) シオン->ムーさんが教えたのではないのですか? ケイニー->またふもとの村の影響が変に出てるね ムブロフスカ->うむ。恐らく、ふもとの村の影響だろう… ムブロフスカ->…私は、訓練させることは出来るが。教える、ということには向いていない。 シオン->…確かにムーさんが「ヘイ、オマチ!」って言ったら変ですもんね ケイニー->言ってみてよ!(ぁ フィア->面白そうだぁw(きらきらした目で) ムブロフスカ->(黒いわ長いわ、六角形だわで棺のような箱を地面に立てながら) ムブロフスカ->…この箱、それなりに硬くてな。殴るためには丁度いい凶器だと思わない か?(←目がマジ ルーク->………(ムーちゃんの「ヘイ、オマチ!」の姿を想像して固まってしまった) ケイニー->クレヴ>うむ、我はその3つのどれをも毎日欠かしたことは無い。(子供とは認 めている模様) ケイニー->捻り鉢巻とか、上半身裸でさらしとかしてさ、こう、思いっきり爽やかな汗を散 らして……っ! ムブロフスカ->(ひょい、と箱を持ち上げ。ケイニーの頭へと振り下ろす!) フィア->うん。偉い偉いw(クレヴの頭撫で) シオン->あ ケイニー->ヘイ、お゛ォォォォォォォマヂッ(プチッ) ルーク->ふぁ…(訳:あ…/口の中にサンドイッチが入っている状態) フィア->いい音したどな シオン->潰れましたね ムブロフスカ->出る杭は打つ。私は、地中深くまで埋めるタイプだ…(ごごごごごごごごご ご……!!←また振り上げてる) ルーク->(ゴクッと飲み込んで)俺、しらね ケイニー->(←地面にうつ伏せに倒れつつ、頭上にはタンコブが一つ。そこから一筋の煙が 出ている)90 シオン->爽やかなのがいけなかったのでしょうか?(首傾げ フィア->箱は開けねぇだか? ムブロフスカ->(そして、それなりどころか鉄並の硬度を持つ箱をもう1度ケイニーの頭へ 振り下ろし) ムブロフスカ->開けるさ。 シオン->やはりここは揉み手で「もうかりまっか」の方が…(ブツブツ ケイニー->クレヴ>………。(嫌がる事も無く、撫でられてる。どっちかと言うと口元が緩 むのを我慢しているようにも見えたり) フィア->(なでなで…/自分とそう体格も変わらないのではたから見ると微妙な感じである) ケイニー->へびょっ(今度は確りと石畳の床に顔が減り込んだ。きっと床にはケイニーの顔 型が形成されてる事だろう、これを『クレーター オブザ ケイニーズ』と呼ぶ) ムブロフスカ->ふん。(箱を再び地面へ立ててから、ゆっくり倒し…) ケイニー->…………。(煙、量が3倍に。アイスクリームに例えるなら10カペル追加でも う一段。……赤く点滅してる) ムブロフスカ->(左側面部が、がらっと開けられる。引き出しだったらしい) ムブロフスカ->(そこから、ムブロフスカが握りこむのに丁度いいサイズの丸太…もとい、 柄が取り出される。さらしが巻かれ、滑り止めばっちりのソレの長さ、約一メートル…) ケイニー->クレヴ>……………悪くないな。(ボソリ)   ムブロフスカ->…暫く手入れをしていなかったが。大丈夫なようだな。(柄だけのソレを取 り出すと、引き出しを閉め…) ケイニー->クレヴ>そ奴、頭は大丈夫なのか?(フォークでケイニーをツンツンと突きつつ) フィア->(撫でる手をひっこめて/何が悪くねぇんだべか?) シオン->多分(つんつん) ルーク->大丈夫だと思うけどな<ケイニー ケイニー->…………。(ピク、ピクピク……) フィア->だいじょぶだべ。で、今のって剣か何かだべか? ムブロフスカ->(そこで漸く、棺染みた箱を開けて。それをケイニーの頭に載せた…丁度い い高さな物置だと判断したらしい) シオン->あ ムブロフスカ->あぁ。剣の柄だ。(見るか? と、フィアへとぽいっと放る) ケイニー->ぶ ルーク->あーあ フィア->(ぱしっと受け取り。)う、重…(武器は持ちなれてない ケイニー->クレヴ>仲間であるのなら扱いがぞんざいではなかろうか。………使用人かなに かか? ムブロフスカ->(そこで、箱の中にある布をべりべりと剥ぎ取りながら)少し特殊なもので な。木ではあるが、三十キロほどある。 ムブロフスカ->仲間では無いが、使用人でもない。準取引相手、といったところか。 ケイニー->ほぁぁーーーーーぐぅぅーーーあぁぁぁぁーーーーーーーっっっ(ギリギリと頭 が圧迫されてる) ムブロフスカ->ダマレ。(箱をがん、と叩く) フィア->ほー…(角度を変えたり、少し持ち上げたりして眺める) ルーク->「準」が付くのか(汗 ケイニー->アフンッ。 ………。(黙った、だが若干呼吸が弱くなったような気もする) フィア->ま、仲間だからこそこういう扱いができるんだべな(眺めつつ ムブロフスカ->@(それだけで、棒としての使用は可能っぽい柄はしかし。本当に、ただの 重い柄で、能力の欠片も感知できなければ魔力の片鱗すらなかったりする) フィア->…で、これに何の意味が…(柄をムブロフスカに返す) ムブロフスカ->(そして布を何枚も何枚も引っぺがして。現れたのは…百八十センチ弱。丁 度、ムブロフスカの身長ほどの、銀の刃が出てくる)コレの、柄だ。 ケイニー->クレヴ>なるほど、仲間とは背を預け合うだけではないのだな。時には芸も見せ る必要があるのか(間違った解釈が生まれたようだ) ルーク->何かが仕込んであるのか? ムブロフスカ->(柄を受け取りつつ)ノーコメント。 フィア->……あわせて約3メートル近いべし… ルーク->何だよ、教えてくれたっていいじゃんか! ケイニー->フィノア>ザンバトウ? 大きいねー シオン->大きすぎませんか? ムブロフスカ->@(中心は大人の拳ほどあるほど厚いくせに、横の刃は限りなく薄く。横幅 は、大人右肩分。因みに両刃) ムブロフスカ->特注品だ。 ルーク->ザン…何だって? フィア->特注でなければ何だってかんじもすっぺし… ムブロフスカ->二百年前……私がまだ現役だった頃程前にな。とある友人に作って貰った。 ムブロフスカ->斬馬刀、という、膂力さえあれば馬ごと人間を叩き切る品だが。コレはちと 違う。 ケイニー->(ガポッ、っと。やっと回復したらしく顔をひっこ抜く。……既にコブが一つ減 っている辺り悲しいぐらいの適応が伺えた)……あー、顔の鋳型が出来てるよ。オレの顔 面石像でも作る? フィア->遺跡の壁に飾っておけばちょっとした名物になりそうだどな ムブロフスカ->(両刃のくせに、切っ先は片刃仕様のソレ。ソレの刃を持ち上げ…)…顔面 石造か。私のストレス解消のために作っておいてくれ。 ケイニー->クレヴ>(又もやビクッと、ケイニーの方を見る)………不思議生物か、そなた ムブロフスカ->イラついたら叩き壊す。ケイニーの顔だけに、随分すっきりしそうだ。 ケイニー->フィアは合格、ムーちゃん不合格 フィア->わーい♪(喜ぶな ムブロフスカ->ふん…(刃の鍔に、がちっと上手く柄が嵌る) ルーク->インテリアには置けないよな>ケイニーの石像 ケイニー->取り合えず丁度良い瓦礫を集めてすり潰して、やってみようかな(実行するのか) ケイニー->何故? 癒されるじゃん!>石像 ムブロフスカ->……ケイニーで試し切りしてみようか。 ケイニー->切り傷は回復できないからヤメテ (意外と弱点があるようだ) ムブロフスカ->(その刃を、持ち上げ…本当に三メートル近いソレは、飾り気一つなく。否、 小波模様の波紋が唯一の飾りであるソレは、巨大な構造美の固まり的なものがある) ムブロフスカ->……チッ…… フィア->不思議生物ケイニーは切り傷には弱い…と(メモすんな ケイニー->いや別に弱いわけじゃないけど、人並みってだけで ムブロフスカ->安心しろ。コレで切っても、ただの切り傷になるだけだ。 ケイニー->ここは天井が高いから大丈夫だけど、普通のおうちには持っていけないね、ソレ。  ……つうかダメです、安心できるわきゃない ムブロフスカ->うむ。軽々と屋内に持ち込めはしないな。 ルーク->うわぁ、でっけぇ!(初めて見る斬馬刀に目を輝かせている) ムブロフスカ->さて。それじゃあ、試し切りに付き合ってもらうとしよう。(ケイニーへと 手を伸ばし) シオン->がんばってくださいね フィア->応援してっとー ケイニー->被験体以外でなら、協力するよ(取り合えず付いて行き) ルーク->がんばれよー ムブロフスカ->ちょっと斬るだけだ、被験というほどでもない。 ケイニー->……実家に帰らせて頂きます。(クルリ、と回れ右) ケイニー->クレヴ>愚かよのう… ムブロフスカ->オマエ等も来い。少し、私の実力の程も教えておこう。(むんずとケイニー の首根っこ引っ掴み) ムブロフスカ->これから共に戦う者同士、実力を知り合っておいて損はない。(そのまま、 スタスタと外へ) フィア->じゃ、行くべ行くべー(ついて行く ケイニー->やぁぁぁめぇぇててててっっててってっててて〜〜っ!!!♪(若干リズムに乗 っている辺り、悲しいほど慣れてる) シオン->いってらっしゃい♪ ケイニー->クレヴ>興味がわいた、我も同席させて貰おうか。(ナイフとフォークを置き、 5杯目のミルクを飲み干し、ナフキンを外す) ムブロフスカ->(ズルズルと右手で引き摺りつつ、左手で剣を担ぎつつ。階段を下りていく ――勿論、ケイニーが階段で跳ねていようが関係ない) フィア->面白いもんみれっかもしんねぇしw(わくわくだ!) ルーク->(フィアの後をついていく) ムブロフスカ->何、面白いというほどでもなかろうが…… ムブロフスカ->……(そして、広間のほうにぽーっいっとばかりに、ケイニーを投げた) ムブロフスカ->ただ、盗むなら好きなだけ盗むがいい。この技術、保存してあるわけでもな いが、受け継いだものが居ないのでな。 フィア->(ちょっと離れた位置で見学) ケイニー->……ぎゃんっ(ワンバウンド)……ごへぅっ(ツーバウンド)……ぼへっ(スリ ーバウンド……でゴロゴロと転がり、やっと止まった) ムブロフスカ->(ポケットから、リンゴをぽんっとケイニーへと投げた) ルーク->うわぁ…(汗 ムブロフスカ->頭の上に乗せろ。それとも何か…本当に、身斬りされるか? ムブロフスカ->この剣の錆になりたいと言うのならば、それも良かろう。 ケイニー->ホッ!!!(後の方の言葉を聞いて、キャッチ! ……精神が肉体を凌駕した瞬 間である) ムブロフスカ->よし。 ケイニー->クレヴ>………あの者は、実は剣奴なのだろう? 実の所(凄く窺わし気だ) ムブロフスカ->(左手で、剣を持ち上げ…肩に担ぐように、して…) ムブロフスカ->…クレヴとやら。 ケイニー->(因みに、『剣奴』とは闘技場で殺し合いをさせる見世物をさせるときに使われ た奴隷のこと。買った方だけが生き残る、人々はこの試合に熱狂的に金を掛けるという… …ラクナスの娯楽の一つである) ケイニー->クレヴ>何だ? ムブロフスカ->其方の故郷の方に、ゼロ・カウスという名は、未だ残っているか? 古文書 ではなく、人の話に。 ムブロフスカ->(右掌を、ケイニー…正確にはその頭の上に標準をあてるように翳し…) ケイニー->クレヴ>うむ、軍記の方にチラリと書いてあったのは覚えておるが……。ああ、 戦術指南役の軍師の爺がそのような者の名を言っておったぞ、確か ムブロフスカ->…ふむ。それはそれは。ならば、色々と逸話も知っているだろう。(ふん、 と鼻を鳴らし、笑み) ムブロフスカ->良かったな。(一歩踏み出し…) ケイニー->クレヴ>いや、その爺の話があまりにもつまらんのでな。大半の時間を有意義に 使っておったぞ(寝てたらしい) ムブロフスカ->なんだ。ならば、残念だ。(音も無く、剣が掻き消え――) @(ヴォン… …!!! 風が、爆発し――林檎の上半分だけが、爆発したように砕け散り――) ムブロフスカ->@(――瞬間。誰の目にも残像移すことなく。その剣は右逆手に握られ。ケ イニーへと背を向けている) ムブロフスカ->折角、その逸話の一つを再現してやったというのに。(溜息一つ――) フィア->…………よく、みえねがった…(汗 ムブロフスカ->@(ずっどぉぉぉぉぉぉん……!!! 遥か後ろの方で、木が、かなりの広 範囲にわたり崩れ落ちた。) ムブロフスカ->……って、あ…!(慌てて振り返り)…しまった…やりすぎた… ケイニー->クレヴ>無論知らぬわけでは無いが。たしか常勤ではなくふらりと居なくなる時 があるとか、防備を練るより実戦での指揮に優れているとか…………(それ以上言葉が紡 げなくなった) フィア->………クレヴ、見えただか? ルーク->…………(口がポカーンと開いている) ケイニー->クレヴ>豪快な自然破壊と、リンゴの上半分が砕けると瞬間は、しかと見た…… (半ば唖然としている) シオン->やり過ぎですね ムブロフスカ->……………うむ。やり過ぎた。(頭を抑えている) シオン->まったく。加減というものを知らないのですか? フィア->…ケイニー生きてっぺか ケイニー->あーー……、庭を壊された主が何て言うか……。オレ、そっちの方が怖いかも ムブロフスカ->久方ぶりに振ったのだから、仕方あるまぃ。 ケイニー->まぁムーちゃんはそういう所だけは正確だからね、体は大丈夫だよ ケイニー->オレのナイーヴでピュアなハートはけっこう傷ついたけど フィア->よかっただなぁ…いや、いいのか悪いのか…(頭抱え ムブロフスカ->まあ、多少ズレていたかもしれんし、木の十本や二十本ぐらいはどうという ことはない。うむ。 ムブロフスカ->とにかく。コレが、だいたいの実力といったところだ。(担ぎ直し) シオン->ピュアなハートを傷つけたことはスルーですか ムブロフスカ->ピュアなハート? 誰が? ケイニー->遠距離からリンゴを切りつつ木を十本二十本切れる人お手上げー! ケイニー->オ・レ シオン->(ケイニーを見る) ルーク->(ケイニーをじっと見つめた…) ムブロフスカ->………………。 フィア->(頭抱え) ムブロフスカ->……(くるっとグレヴに振り返り) ルーク->スルーされたな ケイニー->クレヴ>……あの仕打ちを受けてなぜああも明るいのだ(世界には不思議がいっ ぱいだ、って顔) ムブロフスカ->…その、常勤ではふらっといなくなり、防戦より実戦の指揮が上手かったソ レが、今オマエの目の前に居る本人だ。改めて、宜しく。 ムブロフスカ->言っとくが、紛うことなき本物だ。化けて出ているわけではない。 ルーク->今までが(も)仕打ちされてきたからな。体が慣れてしまったんだろうな ケイニー->クレヴ>フム。度肝を抜かれたが思い出したぞ、真に奇怪なほどの力を振るって 3倍の兵力差の敵を倒したとか……。まぁ、あのような物を見せ付けられては疑うわけに もいくまい。常識は通用せんと見た ムブロフスカ->此処に居る時点で、既に常識の範囲外だ。(肩を竦め…) フィア->…オレ様も強くなりてぇだ…(溜息 ケイニー->つまり、俺たちみたいな常識人とは隔絶されてるくらい強いってことね ムブロフスカ->…稽古ならば、つけてやるが。 ケイニー->クレヴ>ある意味お前も奇怪だ ケイニー->何故っ!? ムブロフスカ->言っておくが、コレは私だから強いのではなく、鍛錬の結果だぞ。(肩を竦 め) ケイニー->稽古……………(なにか、途轍もなく不吉な物を思い出した) ムブロフスカ->私は、私本来の強さを発揮する時など限られたものだ。 ルーク->その奇怪な奴に俺も含まれたりするか? フィア->稽古…(考えてる シオン->お前「達」ではありませんから違うのでしょう ケイニー->クレヴ>うむ、そこのエルフ以外は特に変な物は見ていないからな ムブロフスカ->……(僅かに、苦笑すると…) ムブロフスカ->…そうだ。一番、肝心なことを言い忘れていた。 フィア->肝心なこと? ケイニー->クレヴ>……もしや。全員あのようにとんでもない破壊力を持っていたり、妙な リアクションをするのか?(ぁ ルーク->(←少し安心している) ムブロフスカ->そう、肝心なことだ。少なくとも、私にとっては。 ルーク->それはない!(即答)>クレヴ シオン->しません。私「は」普通ですよ フィア->オレ様はあんな破壊力ねぇし。リアクションも普通だど ケイニー->クレヴ>それは良かった。我もこれ以上は心の準備が出来ていない(ホッとしつ つ) ムブロフスカ->(どす、と大刀を地面へ突き立てながら……) フィア->(ムブロフスカに向き直る) ムブロフスカ->……必ず、とは言えぬが…… ムブロフスカ->…前に…天空龍はオマエ達のことを御気に召していない、と言っただろう。 ムブロフスカ->ならば、アレは、オマエ達を相手に自ら降りてくるようなタイプだ。思考タ イプだけは私とそっくりだからな。 ケイニー->……それって、危なくないですかい? ムブロフスカ->……うむ。だからこそ、という意味も込めて。 ケイニー->クレヴ>ほう、天空龍とな。それはまた面白そうだな ムブロフスカ->其の時は、私に、知らせろ。すぐさまだ。 フィア->面白いで済めばいいんだけっちょ… ムブロフスカ->そして、ヤツに手を出すことは許さん。 ムブロフスカ->ヤツは…(ざわ、と。珍しくも、憎しみに似た感情が声に混じり、それだけ で周りの草を枯らした…) ケイニー->そんな気も起きないってば、会えば一目散に逃げ出してるよ。絶対倒さないとい けない理由も見つからないし ムブロフスカ->…そうしろ。そうしてくれ。ヤツは。ヤツだけは。我が手で、必ず、八つ裂 きにしてくれる…!!(目線は向こうへ向いたまま、歯軋りし…) フィア->ボクはこの体が再起不能にならなけりゃそれでいいし(いきなりガラッと人が変わ る) ムブロフスカ->……っと。いかんいかん。(軽く頭を振り…邪気が消えた…) ムブロフスカ->うむ。兎に角、やつの相手は私がするので。逃げてくれればいい。 ルーク->わかった。俺にも戦う理由がないしな。 シオン->分かりました。 フィア->うい。わかったどー(戻った! ムブロフスカ->物分りが良くて助かる。 ケイニー->だってピュアだもん ムブロフスカ->それと…よっと。(右人差し指を、クレヴの額にあて) ケイニー->クレヴ>? ムブロフスカ->オマエが居ることを忘れていた。私も修行不足だ… ムブロフスカ->『忘れろ』(技を披露した時より先の記憶を消去するものを、言霊に乗せて、 クレヴの頭へと打ち込む) ムブロフスカ->(指を離す…)…ピュアかどうかは知らんがな。 シオン->そこに拘るのですね(苦笑 ケイニー->クレヴ>――っ!!(衝撃が強かったのか、意識を混濁とさせて膝を着いた、よ うだ) ケイニー->フッ、ダメだなぁムーちゃんは。こんなにピュアな心が理解できないなんて ムブロフスカ->少なくとも、私にはそう思えんだけで拘るというほどではないが…。…ふむ。 大丈夫か。(膝を突いたのを見て、少し眉上げ) ルーク->おっと…(クレヴが倒れる前に自分の腕にもたれさせる) ケイニー->クレヴ>………立ち眩みか? 不健康な、我らしくも無い不覚よ(すぐに意識は ハッキリとしたようで、特に問題も無いようだ。ルークに一言「すまぬ」と言って元のよ うに立つ) ケイニー->クレヴ>……はて。なにやらここで興味深い事が有った様な…… ムブロフスカ->白昼夢でも見たのか? ルーク->き、気のせい気のせい…なぁ!(皆に振った/ぁ) ムブロフスカ->……(怪しすぎだ) ケイニー->クレヴ>夢の内容は覚えておらぬ性質だ、分からぬ。 ……何だ? 急によそよ そしくなりおってからに(じぃ〜〜) シオン->立ち眩みをしたのですから、きっと意識が朦朧としたせいですね シオン->彼は時々挙動不審になるのです。お気になさらず(微笑/酷) ムブロフスカ->うむ。(シオンに同意、と頷き)情緒不安定、というやつだな。(さらにひで ぇ) ケイニー->クレヴ>うむ、間違った癖は早々に治しておくと良いぞ。折角の男前が台無しに なろうよ ルーク->(皆酷ぇ…/心の中で半分泣) ムブロフスカ->…いやしかし、やり難いな。(ぼそりと呟き…) ルーク->ああ、気をつけるよ ムブロフスカ->(右手で、手刀を象り…)…そうしろ。(跡がつかない強さと速度に加え、 綺麗な角度という完璧なモノをもって、クレヴの首に打ち込む) シオン->あ ムブロフスカ->ルークの演技力にはほとほと呆れ果てた。いつボロが出るか解らんからな、 眠ってもらって、それも一緒に忘れてもらおう。 シオン->武人に演技力を求めてはいけませんよ ムブロフスカ->武人…ねぇ… ケイニー->クレヴ>ぅ………(見た目と丈夫さが一致しないケイニーと違い、予想だにしな い攻撃に確りと倒れる) ルーク->悪かったな、俺は役者じゃないからな シオン->人には得手不得手というものがありますからね ムブロフスカ->ならばせめて、嘘と機転ぐらいは覚えろ。 ケイニー->出世できないぞー(ぁ ムブロフスカ->…まあ、出世に関しては私は何も言わぬが。 ムブロフスカ->(←やろうと思えば出来ないことも無かったのに、上と喧嘩し続けて大尉止 まりな人) ルーク->わかった…けど、ケイニーには言われたくない ムブロフスカ->ケイニーも、出世出来なさそうだからな。 ムブロフスカ->いやしかし、機転は利くし頭も働くならば、ある程度行く可能性も…… ケイニー->オレは縦社会とか嫌いだから、そーゆー団体には入んないの ムブロフスカ->だからこその冒険者か… ケイニー->風のように自由、旅の冒険者って奴こそ天職なのさ シオン->葉っぱ隊ですものね(ぁ ムブロフスカ->風で吹き飛ばされそうだな ルーク->………(嫌な思い出が蘇ってきた/ぁ) ケイニー->まぁ、グラスランナーってやつはお気楽だからね。厳格な集団だと軽く見られる んだよ、基本的に体格にも劣るしね ケイニー->葉っぱ隊は天職にあらず、オレそのものだ(本能と言いたいらしい) ムブロフスカ->…………………………。 ムブロフスカ->その本能を叩き潰したくなるのは、本来の戦闘生物たる本能かな。 ルーク->本能だろうな(キパッ ケイニー->何故に? これは万人共通の深層心理に根付いた本能だよ? きっとムーちゃ んも似会うはず、受け入れられるはず! さぁ、恥かしがらないで!(葉っぱ取り出し た!!) シオン->ケイニーくん。チャレンジャーですね ルーク->絶対嫌だ!(即答) ムブロフスカ->だが時に、挑戦とは不幸を呼ぶ!!(剣を引き抜き、振り上げ、剣の腹をお もいっきりと言わんばかりの力で叩きつけるその時間、約0.001秒に満たず) ムブロフスカ->出る杭は打つ。そう、地中深くまで…。 シオン->…やはりこうなるのですね ケイニー->葉っぱぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ ぁぁぁぁ――――――――――――――――――――――――…………………………… ルーク->埋めても構わないからな ムブロフスカ->解った。 ケイニー->(こうして、顔面とは言わず全身の鋳型が出来たのだった。メリッ、と) ルーク->(しかもケイニーの持っていた葉っぱはライズウィンドで飛ばした!) ムブロフスカ->(そのまま、ケイニーをばしばし叩いている。本当に埋め込む気だ!) シオン->(南無〜) ムブロフスカ->…こうしていると、我が隊の馬鹿を相手にしているようで懐かしいことには 懐かしいが。それとこれとは別なのだと、痛感せざるを得ぬ… ケイニー->ぎゃ、ぎゃん、ぎゃん!!(なんだかもう、殴られ過ぎて服が凄い事になってい る。次に起き上がる頃には上着は千切れているだろう。そして体はさらに30cmほど地 面に減り込んだ) ムブロフスカ->(ばっしんばっしんばっしんばっしんばっしん…ばこばこどごどかどかかど かっ!←埋めてる。只管叩いて埋めてる。鉄は叩いてこそ延びるのだと言わんばかりだ!) ルーク->(流石に罪悪感を覚え始めた…) ムブロフスカ->…ふぅ。コレでいいかな。(額に浮かんだ汗を拭い) ケイニー->(メキ、メキョ……ズザザザザ……! ついに地面が崩れ、ケイニーが居た辺り が確りと埋め立てられた! ルーク->あ、ああ… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> 私が手綱を握ってる限り、シリアスは限りなく遠いかもしれない。(ぁ ムーちゃんの話を尽く遮ってしまったようで申し訳ないです。 ネタに走る=ネタは急に止まれない。(何 さて、次回辺り移動しなければ話が進みませんね。 いい加減ポウル・ロウの方に向かおうかと思います。クレヴの正体もそこで分かる予定。