ケイニー->@状況としては、あれから3日後〜……。のほほんとした午後 ケイニー->@天候は無難な曇り具合の、晴と言える天気である。穏やかな陽気が降り注いで いてそれを遮るものも無い……風も、最低限まで抑えられているようだ ケイニー->@雪は残っていない。森も針葉樹林なので緑は有るが、動物たちが冬眠している ので静けさが漂っている。何かが活発に動いているのはこの遺跡だけだろう ムブロフスカ.->……(何処かに出かけて、今帰った来た破天荒従者。何やら珍しく不機嫌、 眉間に皺を寄せつつ、スタ・スタ・スタ…と、ロゼの居る階段まで上っていく) ケイニー->@そんな遺跡の上に一羽の鳩がやって来る…… ケイニー->ロゼ「芳しくない顔をしているな?」 ムブロフスカ.->…はい。無礼と知りつつ、どうも、押さえきれぬ辺り私もまだ未熟と言い ましょうか…(主である疾風龍を前にしても、表情を変えず、階段を上りきり足を踏み入れ る) ケイニー->フィノア>(一方シリアスとはほど遠い少女は鳩を捕まえていた)こっちの方に 鳩、珍しいね……?(その足に手紙が有ることを見つける) フィア.->美味そう…(鳩を見て/マテ ネフライト->ああルーファ様そういえば今思い出したけど師匠に何も言わずここに来てし まいましたでも自分の意思で来たわけじゃないから大丈夫ですよね!(一人祈るポーズ ムブロフスカ.->……コノ前騒ぎを起こしたからでしょう。他の龍が、やはり私には宝具を 持つに相応しくない。譲れ、とあまりに五月蠅いもので。(離れすぎず近すぎず、の位置で 立ち止まり) シオン->呪術に使えそうですね(鳩を見て/待ちなさい ケイニー->ロゼ「顔に出た、か。仕方有るまい、啼くには少々煩い輩だ」 ネフライト->ていうかなんでここ来たっけ?ああ陰謀的なものを感じますよルーファ様陰 謀が鍋まいてますよ!(一人トリップ中 ムブロフスカ.->未だ、『杖』の成果が出ていないこともあるのでしょう。何時もより一段と 喧しい…… ネフライト->ていうかシオンが怖いよー陰謀があるよー ケイニー->伝書鳩を食べたいしたら持ち主にとんでもなく怒られるよ? ケイニー->フィノア>………読めない フィア.->(ああ、そういえば故郷では鳥だのウサギだの捕ってくってただなぁ…) フィア.->思うだけならタダだべ…(鳩ジーっと見てる シオン->陰謀なんてありませんよ。ふふ… ケイニー->ロゼ「黙らせるには、成果を出すしかあるまい。……すぐ出せるならそのような 顔はしまいがな」 ネフライト->ああ、それより手紙ー。見せてー ムブロフスカ.->いっそのこと、ヤツ等の一匹でも適当に捉えて、羽と手足をもいで吊るし ましょうか。そうすれば少しは大人しくなる。(相当腹が立ったらしい。かなり本音の色が 出ている) ケイニー->ロゼ「そう出来ればとこの120年何度思ったことか。しかし神の命令無くして 龍同士、表向きには争えぬ。……私から今一度いさめておく、しかしそれも焼け石に水と なろう」 ムブロフスカ.->…(無念気に軽く眼を細め…)…いえ。主の手を煩わせるのも、気が引けると いいますか。すみません、少し、愚痴を零したかっただけです。(目頭を押さえつつ…) ケイニー->ロゼ「愚痴を溢す分にはただだ、構わぬ。『杖』の成果を一刻も早く上げられる のであればな。引き続き、頼んだぞ」 ムブロフスカ.->ヤー(了承の意を持って頷き…ふと、とある考えが思い浮かび…)…一つ。よ ろしいでしょうか…? ケイニー->フィノア>複雑な文字は、読めない。学校行ってみたいな……あ、はい(ネフに 手紙を渡す) ケイニー->ロゼ「うむ、言ってみよ」 ケイニー->ん? そのサインはリースからだね…… フィア.->(ひょこっと手紙を横から覗き込む) シオン->リースさんから? ムブロフスカ.->『杖』の探索。下の者達も、加えるわけにはいかないでしょうか?(用件だ けを先にいい…) ムブロフスカ.->…彼らならば信用出来ると断言できるわけではありませんが。人の世に有 り、人の世界から逸れた彼等は、利用できる。 ネフライト->んーどれどれ……(受け取る ムブロフスカ.->それに、人手は多いほうがいい。それも、即戦力となれば尚更に…。…ど うでしょうか? ケイニー->手紙@「この手紙が渡るころに、疾風龍の森に一人の少年が迷い込みます。彼を 保護してあげて下さい、私では静止できませんでした。軍務も有りますゆえ…… ネフライト->(音読して)へー少年だって フィア.->少年〜?なんでだべ。そりゃ(頭掻きつつ ケイニー->それと、カーレル新国王がポウル・ロウにてあなた方をお待ちになられています。 到着次第披露宴を行いたいそうなので、近いうちに都の方にお越し下さい。民も英雄の姿 をその目で見たいことでしょう」 ネフライト->(音読)……おおーおめでとう。頑張って英雄(ぐっ シオン->英雄…?考えてもみなかったですね。一般的にはそう思われているのですか ケイニー->ロゼ「……良かろう。宝具についての情報は、お前の判断で教えてやれ。 しか し目立たぬようにと言う事を忘れるな。諸国の王に知られると厄介だ、我々以外の手に落 ちる可能性が高くなる」 ケイニー->ロゼ「しかしどうしようといずれ噂が噂を呼ぶ、その方法を取る場合は自らに時 間制限を課す事になるだろう。だが、その賭け、勝算は有ると判断した」 ムブロフスカ.->御意…。(僅かに、頭を垂れ…) ネフライト->まああたしは行ってないから行かないけどね。はやく師匠んとこ帰んなきゃな ー ムブロフスカ.->…絶対的な勝算は在らずとも。必ずや『杖』は、我等が手に。 フィア.->……オレ様もいきたくねぇだなぁ… ケイニー->ロゼ「うむ、行け」(短く、しかし激励を飛ばすかのように力強く言う) ムブロフスカ.->(その言葉に押されるように、了の言葉を残し。そして、深く頭を垂れてか ら。ヒュン、と1度掻き消え――) ムブロフスカ.->話がある。(――ヒュン! と、やはり行き成り。皆の居る部屋の中央に出 てきた) ネフライト->それよりも少年。うん、森にきてるみたいだけどー……とどったムーちゃん ケイニー->この場合全員行く必要も無いだろうけどね、詳しい情報なんてカーレル王が規制 してるだろうし。代表で何人か行って顔でも見せれば……うををををっ シオン->代表はルークさんがいいでしょうか…あら? フィア.->なんだべ。いきなり… ムブロフスカ.->(黒い外套の裾を、軽く払い…聞け、と言わんばかりに。どかりと、近くの 椅子に腰を下ろしながら)重要な話だ。 ケイニー->とりあえず、誰か来たを感じたら入れてあげてと言っとくよ。……で、話って? ムブロフスカ.->(クセなのか、肘を立てて目前で手を組む…軍に居た時のクセらしい…)…オ マエ達に、協力を願いたい。 ケイニー->お、お金以外ならとりあえず聞いてあげるよ? 命の恩人でもあるしね、聞ける 範囲でだけど ムブロフスカ.->金…より、相当の厄介ごとであることを先に言っておく。 シオン->命に関わることでしょうか ケイニー->ま、まさか体で払えとか…… ムブロフスカ.->場合によっては、な…。…とりあえずは、聞いて貰おう。是非はそのあと でいい…(話すが、いいか? と、皆を見回すように視線を巡らす) ネフライト->断ってもいいなら聞こうー ケイニー->右に同じく フィア.->オレ様も聞くどー ケイニー->フィノア>上に同じく(便乗してみる ムブロフスカ.->(うむ、と頷き…←突っ込みはせんぞ、というフィノアへの視線付き) ムブロフスカ.->『杖』の探索・奪還に加わって欲しい。(←用件だけを、まず真っ先にずば っと言うタイプ。だから、手紙は苦手なタイプでもある) シオン->杖?(きょと) ケイニー->フィノア>むむ、お母さんが偶に悩んでるアレだね フィア.->詳細希望すっどー ムブロフスカ.->そう、『杖』だ。覚えておらぬか? かつて此処で、大地を司る龍と会合し たときに出た、最上級に属する『宝具』の一つだ。 ネフライト->知りません(きぱっ ムブロフスカ.->それが、どういう経緯か盗まれ。未だ、我等の眼をもってしても見つから ぬ。見つからぬから、兎に角、人手が欲しい。(知らないのなら、と説明も加えた) フィア.->おめさらの力でみっかんねぇのにオレ様たちが加わったくれぇで見つかるんだべ か… ケイニー->ザオウの……あの龍のイメージぶっ壊した古龍ね? の探してた宝具だよね。ム ーちゃんが探しても見つからなかったとなると、ちょっと骨が折れるかも ムブロフスカ.->…いや。我等に見つからないからこそ、オマエ達の手が要るのだ。 ムブロフスカ.->恐らく、盗んだのは我等が同族ではあるまぃ。ザオウともあろうものが、 同族を感知出来ぬ筈が無い… ムブロフスカ.->…そして、盗む際に使われたのは移送方陣。ならば、恐らく下手人はオマ エ達の世界に属するものだろう。 ケイニー->違う視点から、物を探す時はいろんな場所から見て探す方が見つかりやすいしね ……。まぁ冒険者ギルドのほうで聞き込みを入れれば多少は希望が有るかも(情報料高そ うだなーとか思いつつ) ケイニー->因みに、それを探さないとどうなるの? ムブロフスカ.->困る。我等が。 ケイニー->うわ、単刀直入に深刻 ムブロフスカ.->そう、事態はなかなかに深刻だ。私もそろそろ、焦りというのが手始めた 頃だ… ムブロフスカ.->…ただ。人間に、『杖』を知られるわけにはいかない。だから、聞き込みな ども禁止だ。 ケイニー->ま、確かに龍の守ってる宝具なんて神様が『使うな』って言い渡してるくらいヤ バイ品々だもんね……って禁止!? フィア.->それはきっついどー ケイニー->杖とか龍とか言う単語を出さないでさり気無く探りを入れるしかないか………、 骨が折れるね ムブロフスカ.->人間に、アレを知られること事態、そもそも拙いのだ。アレは、そういう 類の『宝具』… シオン->ではどの様に探せば良いのです? ネフライト->あたし達は知っちゃったけどねぇ ムブロフスカ.->自分達が有す魔力の波、直感、洞察力のみを頼りにしてもらおう。 ケイニー->あと、推理力かな フィア.->えー…(明らかに不満そうな感じだ!) ムブロフスカ.->何、オマエ達は既に人間の世に在りつつも、力だけは人間離れしている。 ならば、言い訳はどうとでも出来る。 ネフライト->はい、先生!褒められてるのですか? ムブロフスカ.->褒めているつもりだ。 ムブロフスカ.->私を相手に、一戦を生き残れたのだ。最早、人ではないと言っても通じる だろうな。(うむうむ、と頷いている) ケイニー->盗むと言う事はそれが『必要』と言うこと、金目的なら別にザオウの蔵に忍び込 む必要も無いし、特別な目的があるのだろうね。 ケイニー->それと、移送方陣が使えること。それもリース並みのね。そんなのが使えるほど 力の有る存在っと ムブロフスカ.->まあ。使ったときが、ソイツ等の最期となるわけだが……(ふむ、と唸り) ケイニー->そして、あらかじめ『龍についての知識を持っていた』という点、杖を限定的に 狙ったと言う事はその存在を知っていたことになる ケイニー->手掛かりはこの3つ。『必要としている』『移送方陣が使える陣術士がいる』『龍 についての知識がある』……これを素材ににして探せば無理な話では、必ずしも無いんじ ゃないかな ムブロフスカ.->………(なんか、驚いた顔してる) ケイニー->なに、その顔? オレ212歳だよ? ケイニー->フィノア>バカだと思ってた ムブロフスカ.->…いやてっきり。葉っぱだけの小童かと。 シオン->頭脳は子供だと信じていたのに…(何 フィア.->年の功だべか… ケイニー->子供って素直……(泣 ネフライト->ケイニー、知らない間にずいぶん変わっちゃったのね、お姉さん悲しい(何 ムブロフスカ.->……いやまあ兎も角。そこまで解って居るなら、探索についていちいち追 求する必要はない、か。 ムブロフスカ.->…ならば、まずは答えを貰おう。『宝具』とは何たるか、その他諸々はその あとで話そう… ケイニー->いや、似たような推理小説を読んでたからさ。あまりにも眠れなくて(フィノア の料理を食べた後、暫く寝れなくなったらしい) フィア.->しばらくかかりそうな話だどなぁ…(うーん、と手を顎に添える) ムブロフスカ.->時間は掛かるだろうな。 ケイニー->報酬が出るならオレは動いても良いよ。それが冒険者さ ムブロフスカ.->それと…場合によっては、命の危険すらある。 ケイニー->フィノア>面白そう……!(←目が輝いてる。顔の周辺に星が飛んでる) フィア.->…詳しくここの遺跡の調査をさせてくれるのなら…(考古学者の血が騒ぐらしい) ネフライト->まあ今帰っても師匠にご飯抜かれるし、うん、手伝いだけなら! ムブロフスカ.->危険度としては、まあ、テメンニグル攻略より若干下がると思ってもらえ ればいい。 ムブロフスカ.->報酬については、また後ほど検討する。勿論、出来る限りは答えよう。 シオン->良かったですね ケイニー->よっしゃ、龍の財産が多少でも手に入る可能性があるならやったるよ! これを 期にロゼに恩を売れるなら、それだけでも十分な価値があるし ムブロフスカ.->助かる…他の者は? フィア.->オレ様頑張るどーw(報酬に釣られた!) ケイニー->フィノア>いいなー、私も行きたいなー……? シオン->私も機会があれば… ムブロフスカ.->…(フィアやシオンに頷き返しつつ)……(フィノアには露骨に嫌そうな顔を した!) ネフライト->フィノア、頑張れ!(ぐっ ムブロフスカ.->…ネフライトも、参加の方向で? ネフライト->ん、まあ頑張る ムブロフスカ.->助かるよ…。 ケイニー->フィノア>むぅ、お母さんに許可とってきてやるー!(スタタターッ! っと階 段の方に走っていった。間髪いれずに『ならぬ』と言う声が) ムブロフスカ.->……(上を見上げて)……だろうな。(うむ、とロゼの言葉に頷いている) ムブロフスカ.->私も、しばかれるのはゴメンだ。(溜息一つ) ケイニー->フィノア、聞き込みどころか情報漏らしちゃいそうだしね…… ムブロフスカ.->……仮に情報が漏れたとするならば。私はその区域一つ、丸ごと消し飛ば すことになる。 ケイニー->@丁度その時、生き物の姿が見えない筈の森で。物音がした。………人の気配だ、 それも始めて来る人間の物である フィア.->…誰だべ? ムブロフスカ.->(目線が、特に動じることも無く、ゆっくり、森のほうへ向かれ…)…フィノ ア。お客様だ。 ネフライト->ああ、さっきの手紙の……かなぁ? ケイニー->@足音は小さい、それにとても弱っている。しかも独りだ…………連絡を受けて いた少年なのだろう。彼はふらついた足で森を抜けようとしていた。連絡を知っていたロ ゼが通したのだろう ケイニー->フィノア>はぁーーい!(しょんぼりしていたフィノアであるが、見知らぬ客人 と聞いて一気に盛り返したようだ。そのまま弾むように走っていく) ムブロフスカ.->今は、少し聞かれては拙い話だ。あとでまた、皆と顔は合わせるつもりだ が…隔離しておいてくれ。(←いちいち言うことが物騒) ムブロフスカ.->さて。それでは、協力可能に感謝をしておこう…。…信用たる証に、もう 少し、情報を流す。(目線を戻す) ケイニー->少年>(驚いた顔でフィノアを見るが、ここに住んでいる人間と察したのだろう。 取りあえず手に構えた拳銃は下げた、……しかしふらつく足でも毅然と立って警戒を崩さ ない) ムブロフスカ.->…まず、『宝具』が何たるか。其も話して置くべきか…。 ケイニー->まぁ、どんなものだか分かってると探しやすいね シオン->そうですね ケイニー->と言うか分からないと数ある杖の中から何を探せば良いか分かんないし。まぁ、 ムーちゃんが焦るくらいの杖、ってだけで大分特定できるけどさ ムブロフスカ.->ようは、神の造り上げた武器。超絶の能力を有し、世界を変えることすら 出来るであろう『容のある力』…それが、正統な宝具と呼ばれるものだ。 ケイニー->フィノア>妖しいものじゃない、と言うか君が怪しい。誰?(単刀直入会話が始 まった!) ムブロフスカ.->単純に、『宝具』全てにいえることだが、『力』という一点においては、私 では歯が立たない。 ムブロフスカ.->ま、『宝具』と単純な力比べをする馬鹿などこの世に居らんが。 ケイニー->少年>(警戒を続けて喋る)我が名はクレヴ、明かせぬが名の有る貴族とだけ申 そう。……そなたの名は? (年の割りに口調は雄大で饒舌、しかしその割には言葉に力 がなく、どこか怯えている) ムブロフスカ.->…あぁ。オマエ達の世界では、『聖遺物』と呼ばれているのだったな。 フィア.->聖遺物… ムブロフスカ.->ただ、『宝具』というのはもう一つ。別の種類が存在する……『杖』は、そ ちら側なのだが…… ケイニー->神聖にして絶対、侵し難い真理の神秘……って言われてるね。『聖遺物』って。 でも、別って? ムブロフスカ.->それが、『聖遺物』と呼ばれる由縁だろうな。 ムブロフスカ.->…神の作り上げた絶対的な武具…とは、造り手が違うものでな。 ケイニー->フィノア>フィノア=レインエルス、ロゼの子供。……ここに何のよう? 迷っ たか? ムブロフスカ.->…『人の想いが具現化されし武具』……それが、モウ一つの『宝具』だ。 ムブロフスカ.->誰にでも、こんな剣があったらいいな、とか。こんな槍があったらいいな、 などと想うだろう? 絶対に折れぬ剣、万物を切り裂く刃、放てば百発百中の弓・槍… ケイニー->フィノア>(少し腰を屈めて警戒感を抱かせないように言う) ケイニー->@事実、少年はそれくらい小さかった。フィノアが160cm程度なのに対し、 少年は120に届かないだろう。年齢もそれに見合っていて、恐らくリースよりも2歳ほ ど下で9才前後と思われる ムブロフスカ.->一人一人の中に、誰にでもあるであろう『最強の武具』…人の中にあるイ メージが、世界に漂う魔力の渦により為された武具だ。 ケイニー->@しかしながら、それだけ小さくても消し難い威厳と言う物はある物である。ボ ロボロではあるが着ている服は高級なもので、灰色。拳銃を持っていたことからも貴族階 級なのは間違い無さそうだ ムブロフスカ.->無論、たった一人が『絶対に折れぬ剣』をイメージしたところで世界がそ れを作るわけではない。百、千、万、億の人間が想い、作り上げられるのだ。 ケイニー->@そんな人間が独りでここに来る自体異常である、辿り着けた事自体冬と言う条 件もあろうが奇跡に近い。……恐らく、銃に弾なんて残ってはいないだろう ムブロフスカ.->だからこそ、強い。はっきり言おう…『神々の作り上げた宝具』など、『人々 の思念が作り上げた宝具』に比べれば、一部の例外を除いて、お話にもならんレベルだ。 ケイニー->……伝説上の武具が、そのまま実在として出てきた。と言う認識で良いのかな?  ほら、神話とかに出てくるエクスカリバー<約束された勝利の剣>みたいな ムブロフスカ.->……あぁ。そうだな、その認識で結構だ。 ケイニー->んなアッサリと……。思ってた以上に一大事だね、それじゃ フィア.->だべなぁ… ルーク->そうだな… ケイニー->クレヴ>ロゼを、求めて来た。断じて、迷ったのではない。我は立派に迷わなか った……(どこか子供っぽく、それだけを言うと。突然眠るかのように崩れ落ちる) ケイニー->フィノア>うわ、っと!?(頭をぶつけないようにそれを受止める) ムブロフスカ.->『杖』を奪ったものが、他にも『宝具』を持っていたら。一目散に逃げる ことだな。 ケイニー->クレヴ>スー……、スー……(事実、寝ていたのだが。小さな体一つでここまで 来たのだ、よほど疲れていたのだろう) ケイニー->それって、危険度こそ低いけど。単体の強さとしてはテメンニグルより厳しいん じゃ ムブロフスカ.->いや? そうでもないさ。(軽く、肩竦め) ムブロフスカ.->実際、オマエ達は。『聖骸布』を羽織り『エレナの聖釘』を内蔵したモノと 戦ったではないか? あんな感じだ。 フィア.->…面倒なモン引き受けちまっただなぁ… ネフライト->うわーなんだろう、しばらく一緒にいなかったせいでいろいろついてけない (ぁ ムブロフスカ.->…ま、いやでも慣れるさ。 ケイニー->うあ………。まぁでも、今回は戦うとは限らないしね。うん(汗 シオン->慣らして差し上げましょうか? ムブロフスカ.->…そういえば、忘れていたが。探索目標は、『最強の杖』だ。 ネフライト->や、なんとかのりこえる。これも試練ですよねルーファ様 ルーク->そういや、宝具とか聖遺物とかいろいろ言うけどさ。飾りとか……何か特徴みたい なのがあればいいけどな… ムブロフスカ.->実を言うと、『容』は知らんのだ。私も。(あっさり) ケイニー->ロゼ「それについては私から話そう」(声だけが届く) ムブロフスカ.->…(顔を上げ)…知ってらっしゃったとは、初耳。 ルーク->そんなキッパリと…(汗 ムブロフスカ.->(聞くために、とりあえずは上に上げていた顔を落とす) ルーク->知ってたら教えてくれないか? ケイニー->ロゼ「ザオウの奴に今しがた使い魔を送ったのだ、形を教えろとな」(色々な策 略が有ったのだろうが省いて話している) ムブロフスカ.->(ザオウに策略なんぞ出来たっけかな…/さりげな〜く失礼な思考) ケイニー->ロゼ「まず、杖といっても棒状であるからその名が付いただけで、実際は棍棒の 如き長さと太さだ。手首ほどの太さの円柱で長さは2m程度有る」 ネフライト->わーなんだか麺棒とかと勘違いしそうな(ぇ ムブロフスカ.->ザオウなら、本当に麺棒に使いそうなところが恐いのだがな。 ケイニー->ロゼ「人が使うサイズではないのだそうだ。色はこげ茶色、先端には赤い宝玉が 付いている。それと、杖のそこかしこに金の鳴子が付いている。振れば煩いとか言ってお ったな」 ネフライト->ああ、それなら勘違いしないね!(何 ムブロフスカ.->もっと、派手なものを想像していましたが。割と控えめですね… ケイニー->ロゼ「効力までは聞き出せなんだが、それが杖の真骨頂なのだろう。外見は機械 的に機能を重視したと見ている」 ムブロフスカ.->無尽蔵とも言える魔力を蓄え、兎に角ぶっ放す放出系。私が掴めたのは、 其処まででした。 ムブロフスカ.->情報自体が曖昧で、ある意味盗んだ者に感心すら覚えます。何処で情報を 掴んだのやら… ルーク->手首ほどの太さで2m、色はこげ茶、先端に赤い宝玉か…。そこまで聞ければ、あ る程度絞り込めるかもな ムブロフスカ.->もともと、漂う魔力自体が桁外れの代物だ。半径一キロ以内に入れば、オ マエ達なら気付けるだろう…… ケイニー->ロゼ「ザオウ自身も犯人の姿を見ておらず、魔力の痕跡すら殆ど残さなんだそう だからな。探すのなら魔法に詳しい人物を味方につけることだ」(それきり声は聞こえなく なる) ネフライト->んーまあ……でもそんなすごい魔力があるならいろんな人に悟られるだろう に ルーク->魔法に詳しい人…(チラッとネフを見る) ムブロフスカ.->……高すぎる魔力は、練達した魔術師でも捉え切れぬのさ。 ムブロフスカ.->…並の人間ならば、察知しただけで気が狂う。 ムブロフスカ.->力を無意識にセーブするのが人という生き物だ。察知しないよう、安全装 置(セーフティ)が働いているのだろう。 ネフライト->(ルークの視線感じて)あたしは無理。もっとすごい人世の中にたくさん ムブロフスカ.->(視線が移って来る前に、肩を竦めて見せ)あと、魔術関連に私を宛てにする な。察しているだろうが、そちらのほうには特化していないのでな。 ケイニー->んー、地道に探せってことかな(苦笑 ネフライト->師匠はー……やる気ないしな。んー…… ムブロフスカ.->そういうことだ。 ムブロフスカ.->…それと。そうさな…(ふと、虚空を見上げ) ルーク->じゃあ、リースあたりになるか… ムブロフスカ.->…(視線はそのまま)くれぐれも、聞き込みなどしないようにな。人にバレた ら、困る。>ルーク ムブロフスカ.->『――来い――』(ズン…! 重い音を立てて、いきなり居間に突き刺さっ たものは。大人の手であれば簡単に握りこめるような、しかし二メートルを越す黒塗りの 細槍――) ルーク->…わかった。気をつける(釘を刺されるまでは、恐らく聞き込みするところだった だろう) ケイニー->来ちゃった(何 ムブロフスカ.->(――蛇が巻きつくような交互に巻きついて行くようなレリーフが施され たソレ。魔力も漏れ出さなければ、威圧感も無いその細槍はしかし。眼に見えるほど、魔 力が固められた代物…) ムブロフスカ.->……今の内に、コレの感覚を覚えておけ。コレが、『宝具』と呼ばれるもの だ。 ムブロフスカ.->…私は、知っての通り、他の龍には不人気。神にさえ見放されている不良 だ。よって、任せられている宝具は三つだけでな… ムブロフスカ.->そのなかでも、『杖』にもっとも近い属性のモノはこれしかないのだ…。… 見ての通り、『槍』だが。 ケイニー->ん……(槍をジッと見つめる) ケイニー->……目の前に在るのに、現実感が沸かない。魔力が強すぎるんだね ムブロフスカ.->(@威圧感も無ければ、迫力も無く。ただしかし、圧倒的過ぎる魔力が無理 矢理留められているような、そんな槍――) ムブロフスカ.->……まあ。コレは、特に強い代物でな。(頷き) ムブロフスカ.->…魔力も、荘厳な格も。他の龍には遠く及ばない私ではあるが…コレは、 私にしか使えぬ『槍』だ。 ルーク->もし、他の奴がその槍を使ったら… ケイニー->宝具って、使い手が限定される物なの? ムブロフスカ.->…否。使おうと思えば、誰にでも仕える。 ムブロフスカ.->担い手の魔力量も、器も関係ない。 ムブロフスカ.->手に取れば、オマエ達とてコレを振れるだろうな。 ルーク->そうか…(何か凄いのを期待していたらしく、少しがっかりしている/ぇ) ムブロフスカ.->ただし…コレに限って言えば… ムブロフスカ.->振れば、間違いなく、人としての『礼儀・尊厳』が欠けるがな。 ケイニー->なに? 興奮剤でも入ってるの? ムブロフスカ.->いや。呪いが詰っている。(極々、あっさりと言いつつ) ムブロフスカ.->誰にでも使える最強の武具、『宝具』。コレは、其の中で唯一、最悪の副作 用のある『槍』だ。 ルーク->呪いって…そんな簡単に言うか(汗 ムブロフスカ.->龍だろうが、人だろうが。必ず、振れば呪いは侵食する。 ムブロフスカ.->して、その『呪い』の内容が、また最悪だ。 ムブロフスカ.->『尊厳を欠落させる』呪い。つまりは、『正気』を失わせる呪いということ だ。 ムブロフスカ.->最強をイメージされた『槍』だからな。勿論、逃れられる筈も無い。 ムブロフスカ.->だから、私にしか使えぬのだよ。(頬杖をつきつつ…) ネフライト->じゃあムーちゃんは変なんだね!(待て ケイニー->そうか、だからなのか! ムブロフスカ.->…ま、そういうことだ。 ルーク->だからか! ムブロフスカ.->…言っておくが、冗談ではない。 ルーク->自覚してるのな… ネフライト->ムーちゃんの元が気になるのはあたしだけではないはずだ!(何 ムブロフスカ.->…よく見ろ。『オレ』に、『龍』と呼ばれる誇り高い気配があるか? 疾風 のロゼのように、清潔な空気を保って居るか? 大地のザオウのように、礼節のある人格 があるか? ムブロフスカ.->ホムンクルスの中身を見れたオマエ達が解らぬ筈は無いだろう。『オレ』に は、『龍』と呼ばれる気配など、一切、ない。 ケイニー->でも、正気が崩れそうな感じは全然しないよね ムブロフスカ.->…否。オレはもう、既に、正気を失っているのだ。 ムブロフスカ.->理性はある。知識もある。『槍』を使う前の力も、しかと使える。しかし、 オレはもう、『槍』を使う前のムブロフスカでは無い。 ケイニー->性格破綻と……? ムブロフスカ.->禍々しい空気しかない。昏過ぎる闇しか内包しない。そう、性格破綻とも 言えるだろう… ムブロフスカ.->……以前は、もっと、主に似た龍であったはずだったのだが、な…… ケイニー->よく、そんな物を手にする気になったね。自分が壊れるなんて想像できないけど、 それだけの代償を払うのは並大抵の事ではないはず ルーク->自分のことそこまでハッキリと言えるのって、別の意味で凄いな… ムブロフスカ.->今ではモう、同族殺しすら厭わぬようになった…… ムブロフスカ.->……しかし。コレで、護りたいものが護れるのならば…それでいい。この …『ゲイボルグ』を手に取ったのは、間違いでは無かったと、信じている。 ムブロフスカ.->たとえ正気でなくなろうとも。龍の尊厳を無くそうとも。実際に、何度も、 護るべきものは護れた。ならば、意味はあったのだ。恐らく、な…… ムブロフスカ.->一度放てば。誰であろうと、何であろうと、必ず敵の心臓を穿つ魔槍ゲ イボルク=c…だからこそ、私にしか使えぬのさ…… ケイニー->目的のために手段を選ばず、か。それを選んだ時点で、昔のムーちゃんも今と通 じる所は有ったんだろうね ムブロフスカ.->…どうだろうな。もしかしたら、扱いきれると信じて振ったのかも知れん が…… ケイニー->それもそれでムーちゃんらしいって(笑 ムブロフスカ.->……ふっ…(僅かに笑み浮かべ) ムブロフスカ.->そういやあの時、主がどえらい怒ってたのを思い出したな。(立ち上がり、 槍を手に取り、床から引き抜く) ケイニー->正気を失っても根底は変わらない。捻じ曲がった根性だろうと構成するモノは同 じなんだから ムブロフスカ.->小童にしては、いいことを言う…。(槍が消えていくのを見つつ) ケイニー->そりゃ怒るだろうね……(汗/怒ったらどうなるのか、ちょっと冷や汗を流しつ つ) ムブロフスカ.->…少なくとも、怒鳴り声で100メーターくらいは吹っ飛んだ。 ルーク->うわっ……(汗 ケイニー->む、ムーちゃんが? 嘘? ムブロフスカ.->今にして思えば、アレだけ怒らせたのはアレがはじめてというか… ケイニー->2度は無いって、絶対(滝汗 ムブロフスカ.->…ん? 本当だぞ。こう、鞠のように、ぽーん、と。 ケイニー->ムーちゃん、重さどのくらいあるの? ってか抵抗した? ムブロフスカ.->勿論、あの時も人型だったぞ。流石に竜形では吹っ飛ばぬが… ルーク->抵抗する間もなかったとかだろうな ケイニー->さすが風を司る龍、音に関しても半端じゃないってか ムブロフスカ.->…したぞ。踏ん張った。けど、吹き飛ばされたと言うか。とりあえず、コ ノ姿では常時300キロくらいだな。 ムブロフスカ.->今も昔も、この姿だけは変わらん。人間で言うところのお気に入りだ。 ケイニー->h、HAHAHA………。オレだったら国境越えてシャングまでぶっ飛びそうだ ムブロフスカ.->吹っ飛ぶのは、肉片だけだろうがな。身体の殆どは消し飛びそうだ。 ルーク->………(滝汗) ムブロフスカ.->あの時、かなり高密度に対衝撃と対魔力の結界纏ってたのに、100メー ターだからな。 ケイニー->やっぱし………(汗) あれだね、人の身で龍の逆鱗に触れちゃいけないってこ とだよ ムブロフスカ.->怒らせるときは、おもいっきり離れて。死ぬ気で結界張ってからにしない とな。 ケイニー->一枚だけ逆さに生えている鱗。それに触れるとどんな大人しい冷静な龍でも火山 のように怒り狂うとか、有名なことわざだけどさ。………あれってホントだったんだね ムブロフスカ.->…人間の言葉とは便利だな。ふむ、そんな言葉があったとは。 ムブロフスカ.->じゃああの時、私はその逆鱗とやらを、鑢でゴリゴリ削ってしまったとい うことだな… ケイニー->あー………、ムーちゃんが有る意味偉大に見えてきた ルーク->俺も…… ムブロフスカ.->少なくとも、本気で怒らせたのは。後にも先にも、私ぐらい…。 ムブロフスカ.->……(ふと考え…) ムブロフスカ.->……むこ〜の方角。山、見えるか?(窓を指差して、さらに其の先の山を指 し示す ケイニー->山が有るのは分かるけど……? ムブロフスカ.->@(そして、さらに向こうの山の連なり…かなり広大・巨大な山脈に。やけ に目立つM字の空きがあったりする) ムブロフスカ.->あの、変に削れた一角、解るか…? ケイニー->ああ、何かちょっと不自然なのが…… ムブロフスカ.->フィノアが昔。黙って此処を出て行って、人里で、珍しいから、と。人買 に攫われかけたときに、な。 ムブロフスカ.->勿論助けた。助けて、連れ戻したのだが。私に八つ当たりが来てな。 ムブロフスカ.->フィノアを大声で叱るのはいいが、衝撃波が全部私のほうに来てな。おか げで、あそこまで吹っ飛ばされた。 ムブロフスカ.->で、山にぶつかった時のクレーターが、アレだ。 ルーク->その八つ当たりの跡があの山ってか(汗 ケイニー->スケールがデカイ、でか過ぎる……(汗 ムブロフスカ.->言っとくが、弾になったのは私だぞ。対衝撃の結界なんて、編んでなかっ たものだから… ムブロフスカ.->…私とて、龍であったときもあり、今は竜でもある。死にかけたことは何 度もあったが… ケイニー->そりゃ、質量300kgの物体をあそこに、ほぼ一直線でぶつけたら。おっそろ しい衝撃になるよね…… ムブロフスカ.->(ロゼの居る祭壇を見上げながら…) ムブロフスカ.->…ああまで死をイメージしたのは、多分、後にも先にもアレだけだろうよ ムブロフスカ.->生き埋めになったし。 ムブロフスカ.->助けてもらえなかったし。 ケイニー->(うわ、哀愁が、溢れ出てる……!) ムブロフスカ.->……三日間放置されたし……。 ケイニー->た、助かったのだからいいじゃない。ね ムブロフスカ.->それまで、フィノアも、主も、私のこと、忘れてたし……(ついにがっくり と項垂れた!) ルーク->(………あまり言わないほうが良さそうだな) ムブロフスカ.->自力で這い出てなきゃ今頃、まだ埋まってたと断言できる。 ムブロフスカ.->良くない。断じて、良くない。良いものか… ケイニー->あ、その時フィノアはどうだったの? 衝撃波は免除されてただろうけど、謹慎 でもくらってたのかな?(これ以上聞くと涙が……) ムブロフスカ.->うむ。其の晩は、暗い部屋に閉じ込められていたそうだが… ムブロフスカ.->(…じろ…と恨みがましい目線になってさらに上を見上げる)…翌日には森 で遊んでたそうだ。 ムブロフスカ.->一晩軟禁と、超絶衝撃波+三日間生き埋め。どう考えても、割に合わん。 ケイニー->我が子には甘いというか、弟子には厳しいというか ケイニー->……両方だろうね ムブロフスカ.->(←後ポケットからハンカチ取り出して、目頭押さえてる) ケイニー->(つられる、つられそうだよ……!/←ジーンと来てる) ルーク->どっちにせよ随分と極端だな… ムブロフスカ.->……だから今回。絶対、全力をもってフィノア参加は阻止する。 ムブロフスカ.->(目頭押さえたまま)斬り傷一つつけようものなら、私は……。 ムブロフスカ.->…………………………………。 ルーク->(おいっ!俺まで泣きそうになるなよ……!/こいつもつられて目頭を押さえそう になる) ムブロフスカ.->………………全防御結界を駆使して、良くて世界半周かな。 ケイニー->………は、ハハ、は…。(笑いが枯れてる) み、未発見の大地が見つかるかも ね ムブロフスカ.->海底のな。(海に落とされるのは決定しているらしい) ケイニー->切り傷、一つで。………(フゥ、と深く息をつき)…………世界半周かぁ ムブロフスカ.->後に残る傷などつけようものなら、海底火山に突っ込まれるだろうな。 ムブロフスカ.->それも、簡単には出られぬよう束縛式+奥ふか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…… …………く、に。 ケイニー->物凄く現実感が篭もってて怖いね……。でも、想像ができないだけちょっと助か ったかも ケイニー->って、そんな事したら生半可な封印よりキッツイんじゃ ムブロフスカ.->じゃあ今度、窒息とはいかなるものか。から、教えてやろう。(眼が本気だ ッッッ) ムブロフスカ.->…封印? 海底火山に突っ込まれるぐらいなら、重力封印喰らったほうが 何倍もマシだ。 ケイニー->ひぃぃぃぃ……、く、口は災いの元だったかぁ! ムブロフスカ.->重力100倍? 軽い軽い。(ふはははははは!!!!←別の意味で壊れて る) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> 休息を得て新たに動き出した……! って感じでしたね、今回は。 『杖』なり、少年なり、次回から状況が移り変わっていきそうです。と言うか動かします が。 『杖』と言うのは私が希望の大地のRPGを作るときに使おうかな、と思っていたネタだっ たりします。 因みに武器では無いのですよ。 補助系と言いましょうか……、多分誰も予想していない能力を備えているでしょう。 と言うか現時点で予想させるヒントを殆ど出していないわけですけど。(苦笑 ヒントは、特に龍が焦っていると言うことです