シルヴェストリ->カース->…に、してもまあ。ケイニーくんが逝っちゃう前に蘇生できたの はイイとして。ボク、この闘いには手が出せないんだよねぇ〜…(カリカリ、と頭を掻きな がら) シオン->何故ですか? ケイニー->ま、元から自分達で倒す気だったからさ。助けてもらっただけでも大助かりだよ (笑顔 シルヴェストリ->カース->なんだか、お互いいい感じにアブナくなっちゃってるしさ。そも そもは、キミ達の闘いだからね? ボクが横槍入れるわけにはいかんでしょ。 フィア->カースが居ればすっげー戦力になるんだけっちょ…ま、しゃーねーべ シルヴェストリ->カース->出来ることといえば、キミ等が全滅したときの保険か。ある程度 の回復か…ね? シルヴェストリ->カース->本音も漏らすけど…ちっとばかしシルルーの状態もショックだ ね。あんなんになってるとは…(言葉は軽いが。何やら腹立たしげな、それでいて哀しそう に目を細め) ケイニー->……あるていど? 瀕死から回復が?(苦笑 シルヴェストリ->カース->ある程度。生半に殺されたって死なないシルルーを基準にしちゃ えばコレぐらい問題なしッ(フフフフッ…) ルーク->(あまり突っ込まないほうが良さそうだな)>カース シオン->そうですね(アッサリ) フィア->はっはは…(苦笑 シルヴェストリ->…………………(皆の間合いより、さらに十数メートル離れた位置。どう 動こうとも、届くのに2アクション必要な位置まで何時の間にか来ている) シルヴェストリ->………あー…(少し困ったように…)…カース? その、コレにはワケが… シルヴェストリ->カース->だまらっしゃい!!!!(かっ!! 意識しては居ないのだろう が。それだけで気合一閃並の音が出る シルヴェストリ->……………………………………(黙) ルーク->こ、怖ぇ…(汗>カース フィア->今に始まった事じゃねーべ…(汗 ケイニー->慣れだね、世の中必要なものって…… シルヴェストリ->カース->キミ、あとで覚えてろよ。百回ぐらいは殺してやる…(ごごごご ご……まさにそんな効果音が似合いそうなほど髪がざわめき目が光っている) シルヴェストリ->……………………………(顔が引き攣ってる。凄く引き攣ってる。) ケイニー->(その顔を心の中に刻んだ/何) シオン->あ、面白い顔(ぼそっ) ルーク->カースだけは敵に回したくないな(ぼそっ) シルヴェストリ->……(軽く、その引き攣りごと恐怖を払うように。頭を振り…)……敵わぬ よ、オマエには… シルヴェストリ->カース->よろしか。勝たせるつもりもなし……ッ ケイニー->クラロ>(そう言われると私達は何をしていたんだろうかって気持ちになります よね…) ケイニー->……そう言えば、いつの間に和やか雰囲気に? シルヴェストリ->カース->ほら…(ふぅ、と溜息つくと。自分はスタスタ壊れた石造の隣に 並び)…やるならやっちゃいなよ。 シルヴェストリ->カース->和やかは大好きだけど、流石に、まだ無理デショ。お互いに。 ルーク->あ、ああ…(言いたいことは色々あるが、キリがないので後回しにした) ケイニー->やる気が一旦失せちゃったんだけどなぁ(苦笑しつつ柄だけの槍を拾い上げ) フィア->もっぺんやる気出すしかねーべ(拳を構える) シルヴェストリ->カース->ほらほーら。負けちゃ負けちゃえ、この馬ー鹿!! シルルーの 馬ー鹿!(←やる気喪失の原因その一が叫ぶ) フィア->(ああ、やる気が萎える…!) ケイニー->心機一転だね、了解。これも精神修行のいっかん……(と言うか精神修行のテス トみたいだ) ルーク->(気が萎えてくる…!) シルヴェストリ->……(僅かに苦笑いを浮かべながら…)…さて。(ザワザワと、茨が蠢き始め る…) シオン->向こうへの精神攻撃にもなりますね ケイニー->うん、間違いなく攻撃だ シルヴェストリ->…この状態になって、尚。戦闘術『滅式・勁爛』を使ってさえ、尚。殺し 尽くせぬどころか死人無しとは…正直、驚いた。(溜息突きながら…) ケイニー->俺は死人予定だったんだけどね。まぁ、世の中ままならないものだよ?(小さく 笑い、もはやただ折れただけの棒切れを首横に構える) シルヴェストリ->(ザワリ、と。茨が、茨の仮面から這い出るように伸び。髪に混じり、髪 が邪魔にならないよう括られる) シオン->ケイニーくんが死んだら誰が弄られ役になるのですか。がんばって生き延びてくだ さい(微笑しつつナイフを構え) ルーク->俺は…もう迷わない。シルヴェストリ、この場でお前を殺すッ! ケイニー->……オレ、死なない限り弄られ役なのね…… シルヴェストリ->(右の開手を、胸前に持って行き…音を立てそうな重さを感じさせる動作 で、握りこみ…) フィア->オレ様、死なねーように頑張るどー! シルヴェストリ->……(構えも無い。仁王立ちのまま、その拳を皆へと向ける其は構えでは ない…しかし、攻撃でもなく…) シオン->私も旅の目的があります。ここで死ぬわけにはいきません。 シルヴェストリ->(風が、吹く――瞬間。その隙間を縫うように…)……【拘束縛呪式(クロム ウェル)】、解除。(バチィッ…!! 腕に紫電が迸る) シオン->…また妙な術を使うのですね(警戒) ケイニー->ま、オレが死ぬよりはコイツを殺したいさ(……静かに助走を始める) シルヴェストリ->続き、【拘束縛呪・鬼式(クロムウェーター)】…参号。弐号。壱号…―― 解・放――(ギィン…ッ と。目に、光を放つ機能があれば。紅光を発したかもしれない) フィア->(じりじりと距離を詰める) シルヴェストリ->……【100パーセント(クウェル・ティート)】……(@風が。魔の風が上 へと吹いた。魔力が跳ね上がる、威圧感が跳ね上がる――) ルーク->(徐々に相手との距離を…間合いを詰めていく…) ケイニー->―――(位置はシルヴェストリを中心に2時の方向、皆の攻撃と交差する地点ま で走り込み。――ザッ! そこで一旦足を止めた) シルヴェストリ->……(ギシィィィィ……ッ と 音を上げたかもしれないその笑みは。今 まで見せた笑みのどれよりも、歪んで。凄・惨…。) シルヴェストリ->シィッッッッッッハァァァッ!!!!(その笑みを浮かべたまま、最初に 取った行動は。地面を思い切り、踏み潰す――震脚。この硬い足場が、シルヴェストリの 足を中心に。蜘蛛の巣のように皹が…) シルヴェストリ->ッッッッシァッ!!!(そして、まるで吹っ飛ぶように。否、本当に吹っ 飛んでいるのか…それぐらいの速度で行き成り、ケイニー目掛けて跳んで行く!!) ルーク->っ!?(シルヴェストリの後を追うように瞬動で突き進む!!) フィア->ケイニーっ!!(同じく瞬動でシルヴェストリを追う) シルヴェストリ->(その笑みが、深くなり。どすんっ!!! と衝撃波でも出そうな音を立 てて。ケイニーの間合い一歩手前で、足場を砕きながら…留まった…) ケイニー->ち……(早速単独行動はやばかったか?) 不本意だけど……(ニッ、と笑った かと思うと。背中を、向けた。思い切り背を見せて正反対の方向に全色力で逃げ出した!) シオン->…余裕のつもりですか? シルヴェストリ->(そして再び、吹っ飛ぶ。瞬動に入った、フィアとルーク…目掛けて!!) ルーク->何っ!?(驚いた顔を見せる) シオン->ウインドカッター!(方向転換したシルヴェストリに向け風の刃を走らせる) シルヴェストリ->シャアッ!!!(逃げるケイニーなど眼中に無いかのように。呼気一つ、 水平に――流れ――流れ。フィアとルーク目掛けて、蹴り一閃。それも、本当に閃光のよ うな一撃――) シルヴェストリ->(――その蹴りは、鋭い衝撃波となり2人目掛けて放たれる。同時に、風 の刃を、回転する勢いを付け拳で砕く!) フィア->しまっ…!(蹴りをモロにくらい、後ろに吹っ飛ぶ) ルーク->くっ…!(咄嗟に盾で防御するが、その反動で後ろへ吹っ飛ぶ) ケイニー->……(再び20歩の距離を取り、その場で急旋回して激しく止まる)……悪いね、 皆。オレは、期を待たないと……(戦況を厳しい眼で見据える……) シルヴェストリ->(地面を抉りながら。その目はもう衝撃波も、ケイニーも、シオンもフィ アもルークも入っていない。その唇が紡ぐは…) シルヴェストリ->『嘆けよ風 怯えよ大地 生きとし生けるそのマナよ――』(――禍つ式 の、詩) フィア->(床に手をつき、何とか止まった。髪をくくっていた紐が床に落ちる) ケイニー->(棒だけになった槍を顔と垂直に構え、更にもう30下がる。その姿勢は限りな く低く腰が地に着くかのごとく、スターティングスタートのような姿勢だ) シルヴェストリ->(回転が変わると同時に、紅い魔力でくみ上げられた見たこともない術式 は――)『禍つ式第3階位・電陣零破(カマクル)――!!』 フィア->げほっ…!はぁ、はぁ…(何とか立ちあがる) シルヴェストリ->(腕の一振りと同時に。ウィンドカッターに酷似した、しかし、空間の断 裂さえ作り得そうな二メートル超の風の刃が、シオン目掛けて放たれる――!!) シルヴェストリ->@(その容は、横薙ぎ。速度は、もしかしたら風さえ越えるかもしれない) シルヴェストリ->(さらに――)『蠢け魔人 さんざめけ悪魔 煌け魔王の風よ――』(――次 の詠唱に入っている) ルーク->(着地の後、前に体制を崩すが何とかとまった。しかし、盾には亀裂が入っている …) シオン->くっ…(瞬動+エアーボムで空中に回避) フィア->(ありえねぇぐれぇに詠唱が速い…!) シルヴェストリ->(式と魔力を練り上げて――)『禍つ式第四階位――』(また一つ階位を上げ たそれは。シルヴェストリの前に、拳ほどのプラズマを生成する) ルーク->(奴の詠唱を止めれば…。でも、どうやってそれを…) シルヴェストリ->『――零闇の風(ウィルスト・タイル)』(紅い魔力に包まれた拳で、そのプ ラズマを殴りつけた瞬間。ルークに、フィアに、そして空中のシオンに三等分されて。弾 丸のように放たれた!!) フィア->っ!!(咄嗟に側転し、その場から離れる) シルヴェストリ->(――さらに)『群がるハイエナ 集るハゲタカ 臭気纏いて――』(――次 の詠唱) @(フィアの避けたプラズマは。向こうにある石造の一つにぶつかり…じゅわ、と 音を立てて。蒸発して消えた…) ルーク->っ!?(瞬動で身をかわすが、僅かに左肩を掠った!) シルヴェストリ->@(かすっただけでも、皮は削がれて筋肉が弾け、骨にまでダメージが行 く――) シオン->(宙で回転し、その勢いのままナイフでプラズマを切断する)はっ! フィア->何度も何度も…!くらってらんねぇど!(瞬動でシルヴェストリの背後まで回りこ む) ケイニー->…くっそう。一瞬でいい、アイツに隙が出来れば……。いや、隙なんて要らない。 こっちに背だけでも向ければ……っ! シルヴェストリ->@(勢いを付けたこともあってか、切断され何処かに跳んでいくが。ナイ フの表面が微妙に溶け――) ケイニー->隙………、無いナァ シルヴェストリ->『禍つ式第五階位――』(――背後に回ったフィアに、気付いていない) ルーク->くっ…!?(左肩に激痛が走る。だが、それでもこの場に立っている) フィア->うらあぁぁっ!!(『気』を脚に溜め、思いきり後頭部を蹴りつける!) シルヴェストリ->『――沫暗の風』(――何か出現しようとしたのだが。それは途切れ、ま るで気付かなかったかのように驚愕の色さえ浮かべ。回転ながら前に吹っ飛ぶその身体― ―) シルヴェストリ->(――しかし。その掌は、フィアを標的に――)『ウィルスト・テイル』(― ―先程のプラズマ…より。五周りほどどでかいものが、一瞬で生成されて。フィア目掛け て放たれた!!) シオン->今のうちです…(瞬動でルークの傍に移動)ヒールオブライト!(左肩の傷を癒し ていく) ケイニー->……今だぁっっっ!!!!(瞬動――10歩全速移動。消えて、出たかと思うと 地面を音も発てずに軽々しくより高く飛翔する。本物かどうかも分からぬ天の光を背に、 空中で上半身を捻り、 ルーク->(痛みをこらえて、フィアに続いて瞬動でシルヴェストリを追い、横から斬りこ む!) シルヴェストリ->――及び(スタン、と音を立て着地し。伏せ気味のその身体――) フィア->や、やばっ!!(何とか逃げるが、右腕に当たった) シルヴェストリ->『禍つ式第七階位――』 シルヴェストリ->@(――今度のプラズマはでかいが、威力拡散型ではないらしく。フィア の掠った肩の部分をそのまま削り取って、何処かにすっ飛んでいく) ケイニー->そして筋肉が軋むほど槍の柄を持つ右手を振り上げる)っつ、るあぁぁぁああぁ ぁぁぁああああああああ!!!!!!!!!(撃鉄を落した。起爆した。 ケイニー->上半身を独楽か何かのように爆発的に回して、空中で何か破壊的なことをした。 『死ね』単純に表せばその二文字だけの所業。全力で死を、投げた。 フィア->う、ああぁぁっっ!!(肩を押さえ、悲鳴を上げる) ケイニー->―――それは例えるなら極悪なほどデカイ銃弾である。捷い、言うまでも無い、 上空から落されたそれは重力を受け滑空する燕よりも尚捷い。何しろ空気抵抗が無いから だ。 ケイニー->投げる瞬間、掌で撫でる様に柄に回転を掛けた。穂先が有っては空気抵抗があっ て出来ない、ドリルのような回転は風を裂き――肉を裂こうと、額を突き刺すべく銀の一 閃を描く) シルヴェストリ->『――碧庵の風』(迎撃――しようとして。上を見上げた。風が、その位 置を知らせた…が。手も足も、身体を動かそうにも間に合わず。振ってくる死を見…) シオン->(攻撃の大きさも威力も、段階を追う毎に上がっている。このままでは逃げ場所も なくなってしまう)…… シルヴェストリ->(ザキィィィィィッ!!!! 不気味な音と共に。シルヴェストリに落ち る、その死――) シオン->(悲鳴を上げるフィアの元へ瞬動で駆けつけ傷を癒す)ヒールオブライト… シルヴェストリ->(がくんっ!! と首が揺れ。地面から足が離れ――) フィア->(傷は思ったよりも深く、肩が骨の付近まで削られていた) ケイニー->(……中距離射撃、虚を突き威力を最大限に取る間合いを狙い続けた本体は。地 面をける時とはあまりにも違う音を立てて着地した)……うっは、病み上がりにはきつい シルヴェストリ->(――ダンッ!! と踏み止まる音。砕けない頭。 ばきぃっ!! と、 何かが砕ける音。それは――) シルヴェストリ->(馬鹿げるのも通り越すような強度の顎に、銀が砕かれ。本当に生き物な のかと疑いたくなるような歯で、槍が噛み潰された音――) シルヴェストリ->(首を戻し。ケイニーへと向けたその顔には。やはの笑みと、咥え煙草の ように咥えられた槍――) ルーク->(瞬動を使ってシルヴェストリの喉元を目掛けて、剣を突き刺す!) シルヴェストリ->(首を振り。噛み潰した槍を吐き出しながら…)…(がきぃん!! と音を立 てて。剣を受け止めた…挟むようにして。口で。瞬動を使った刺突を。) シルヴェストリ->(そして、何の予備動作も無い爪先蹴りを。ルークの鳩尾に送り込む―― 速度は少ないが。それだけでも兇器だが。) ケイニー->………ご飯は残さずに食べましょう? ゴメン、ホウガ。最後まで通じなくて… …(それでも尚戦意は絶えず、武器を探す。生憎目の前の奴は金属以上の手足が無ければ 砕けないらしい) シオン->私ではこの傷は治せません。痛みを和らげるくらいしか…(顔をしかめ、それでも 癒しの力を注いでいる) フィア->だい、じょうぶ…(痛みに顔を顰めながら、腰布を裂いて右腕の傷に巻く) ルーク->何!?(防御動作を取る暇もなく、まともに喰らい、後ろへ吹っ飛ぶ) シルヴェストリ->……(――そして終焉は突然とばかりに。ごぱっ、と、黒い血が、行き成 り口から大量に吐き出た) ケイニー->……っ? シルヴェストリ->――!?(慌てた様子で、口元を抑えるも。血は止まらない――魔力が低 くなっていく――威圧の風がなくなっていく――) フィア->なっ……?!どう言うことだべ…! シルヴェストリ->(茨も力を失ったように、だらりと下がり――視界も明滅するように、眼 光が揺らぐ――) シルヴェストリ->(――時間制限(タイムリミット)――) シオン->何かの制約が切れたのでしょうか…? シルヴェストリ->(@――如何な強大な力を手に入れようとも。その体質という、根本を捻 じ曲げること敵わず。つまりは、今だ、シルヴェストリの身体には持久力が無きに等しい) ルーク->(地面に倒れる…。だが、起き上がりつつ咳き込んでいる)ガハッ!ゲホッ!! ケイニー->……今なら、首が飛ばせるかもね シルヴェストリ->……畜生め…(口元を抑えたまま…) ルーク->(口の淵から流れる血を拭い) シルヴェストリ->(くはっ、とさらに血塊が零れ。黒い地面をさらに黒くして、膝を突く― ―) シルヴェストリ->アァ、畜生。くそ……あぁ…負けとか…(膝立ちさえツライのか、息も荒 さを増していく) シオン->飛ばせるでしょうけど…そこまでする必要はなさそうですね シルヴェストリ->…かっ…(だん、と血塗れの床を踏み締め) シオン->(ちらっとカースを見る) シルヴェストリ->(がくがくと震える身体を、立ち上がらせ…) シルヴェストリ->カース->……(目を細め。今だ、石造の横に居たが――ふと、消え――) ケイニー->ふむ、オレは疲れたよ……(少し肩をすくめ) これで終わればいいのだけどね シルヴェストリ->カース->ハイハイ、ストップストップ。キミの負け。(ぱしっ…どかぁ っ!! シルヴェストリに、足払い。後、倒れる前に頭引っ掴み。床に叩きつけた!!) ルーク->(ゆっくりと立ち上がる)これで終わるなら…それでいい フィア->(ふらふらと立ちあがる) シオン->…とどめ? シルヴェストリ->ッッッッ!!!!(叩き付けられた――しかも、床が少し陥没するぐらい の勢いで。)……ッッ(しばらく、ごたごたもがいているが。気絶するように、それも留まる) シオン->哀れ、ですね シルヴェストリ->カース->失礼な… シルヴェストリ->カース->コイツ、これ以上闘えないのに。闘おうとするから、止めたまで だよ(しらっとした顔で、肩竦め) ケイニー->止めにしては生易しいけどね。 そうそう失礼だって、これがカースの礼儀なん だから(ぁ フィア->(充分失礼な事言ってるような気が…) シルヴェストリ->カース->……(フッ、と再び消え。) シオン->逝ってらっしゃい>ケイニー シルヴェストリ->カース->(行き成り、ケイニーの肩を、ぽん、と叩くと) シルヴェストリ->カース->(握り込んだ右のストレートを、殺すかってぐらいの勢いでケイ ニーの顔面に減り込ませる。因みに、右手、籠手付いたまま。) ケイニー->逝ってきます71 フィア->哀れだべ、ケイニー…(ほろり) ルーク->(こいつは…シルヴェストリは陛下の仇だ。けど…俺がここで止めを刺せば…/チ ラッとカースを見る) ケイニー->〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜っっっっっっっげぁぁぁぁぁぁ(モザイクが掛った!) シルヴェストリ->カース->んー?(くる、とルークに視線向けた) ケイニー->(顔面押さえて、手足バタつかせて、その辺を走り回ってる) シルヴェストリ->カース->あー、そうそう。解ってるだろうけど…(走り回っているケイニ ーに、なんとはなし、とばかりに足払い) ルーク->(咄嗟に見ないフリをした) シルヴェストリ->カース->勝者は、キミ達だからね? シルヴェストリ->カース->其処に転がってるのはシルルは、敗者。負け犬だし。(さらっ フィア->勝者…勝ったんだどな。オレ様達… シオン->はっきり言いますね シルヴェストリ->カース->敗者を庇う言葉なんてないからね? ケイニー->っっっっべぇぇげあがごぼぼぶっはぅあへっ!?(ズ―――ッザザザザ ザ!!!!! 素晴らしき、嗚呼素晴らしき、顔面摩擦。顔から火出で、削れるが如し/ 心の一句) シルヴェストリ->カース->(スタスタスタスタ……どげしっ! ケイニーに近づいて。頭踏 み付け) シオン->やはりケイニーくんは弄られですね(微笑しつつメモ/ぁ) ケイニー->クラロ>………。(戻ってくる) シルヴェストリ->カース->(ぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐり…) ケイニー->……な、何をメモしてるのっフゲバッ!(顔面が半分近く地面に減り込んでる) シルヴェストリ->カース->…クラロちゃんに、リースちゃん。あとルーク。 フィア->はははは…は…(ふらっと仰向けに倒れる シオン->女王様と下僕のようですね… ケイニー->ヤメイその表現、心の底からコワい シルヴェストリ->カース->(フッ、と三度消え。フィアを受け止めた) ケイニー->クラロ>……はい? シオン->クセになりそうで?<怖い シルヴェストリ->カース->キミ等三人。もともと、王様とかに関係ある人達だったよねぇ ケイニー->他の人からそう思われそうだから(ここぞとばかりに立ち上がりつつ) ルーク->(振り返らないまま聞いている) ケイニー->リース>至極平たく言えば、その通りですね シルヴェストリ->カース->……ルゥゥゥゥク(ぎらぁっ!!!)何時からボクの話、背中向い て聞けるようになった? フィア->(戦闘に夢中になってあまり気にならなかったダメージがどっと来たらしい) シルヴェストリ->カース->つか、フィアも無理しすぎなのだよ…(うぅむ…) ルーク->うわっ!?(咄嗟に振り向いた) ケイニー->お疲れ様〜♪(フィアの肩揉みつつ) シルヴェストリ->カース->あと3秒、振り向くの遅かったら地獄見せてたとこだよ シルヴェストリ->カース->で、で、まあね?(ケイニーにフィア押し付け) フィア->あ、痛っ!右肩痛っ!(肩揉まれつつ) シルヴェストリ->カース->敗者に情けは無用ってことで。 シルヴェストリ->カース->もし、シルルの首獲って来いって言われてるなら。持ってったら いいよ。(実にさらりと…) ルーク->本当にいいのか? 殺そうとしているんだぞ? ケイニー->ぅおっ、ゴメンッ?(首にしつつ/ぉ) シルヴェストリ->カース->だから?(はて、と首傾げ) シオン->フィアさんにこれを塗ってあげてください(メディカルゼリィを手渡し)>ケイニ ー ケイニー->リース>私は言われていませんよ、使えている王は別ですから シルヴェストリ->カース->じゃあ、ルークの問題かな? シルヴェストリ->カース->自分の信じる忠≠チてのを、実行しなさいナ ケイニー->あ、うん有難うシオン♪ ……ちょぉーーっと沁みるかも知れないけど、気合で 我慢してね? 又は根性で(蓋を開け、トロリとしたゼリィを布で拭きつつ傷口に塗る) ルーク->……(頭を掻きつつ)……殺してから文句を言うのはなしだからな(ヅカヅカとシ ルヴェストリの元へ歩み寄る) フィア->(あー。肩の削られた部分どうやって治すべか)うぎっ!しみるって!根性って…! シルヴェストリ->カース->別に、文句なんて言わないよ? ケイニー->うぅーーんじゃあ……(くすぐって忘れさせようと試みる!) シルヴェストリ->カース->ただし。殺すってことは、しっかり、心に刻むことだね。 フィア->くすぐるんでねぇどぉ!(目に涙溜めつつ シルヴェストリ->カース->幾ら、陛下の仇だろうが。自分の忠≠フ結果だろうが。殺すっ てことには関係ないし。 シルヴェストリ->カース->ま、此処で、普通の人間なら。その身内の恨みを背負うだけの覚 悟もしろ、っていうところだけれど…ボク、怨みゃしないしさ。 ケイニー->クラロ>セルト・アルの教義には一つこう有ります。『罪を裁く剣は魂の原罪を 切り裂き、無に帰す』と。貴方は、何をもって殺すかを考えてみれば動くか動かぬかが決 まるでしょう ルーク->(剣の刃をシルヴェストリの首に当てる) ケイニー->あははは、ゴメンゴメン(擽るのを止め)……はい、治療おわりっと シルヴェストリ->カース->で、大事なところを急かすようで悪いけれど。そいつが気を失っ てる間に、やっちゃったほうがいいよ? フィア->(ほっと息をつき、右肩を押さえる) ルーク->………ッ!!(少し剣を離し、一閃!シルヴェストリの首を飛ばす!) シルヴェストリ->…………………(ぴくりと、指先が動き。ざわりと、茨が蠢く。それは、 意識を取り戻そうとしている現われで――ついには。意識覚めることなく、跳ね飛ばされ て――) ケイニー->リース>……悪魔の一種は、首を刈り取られても死なない者が居ると聞きます。 何でも剣では絶対に死なない呪いを自身に掛けているとか。……首を切ったからには早々 に持ち帰ると良いでしょう シルヴェストリ->@(黒い鮮血が、さらに黒い床を黒く染め…首は、その顔を見せぬかのよ うに。何か紅い布で、カースに縛られ持ち上げられ) シオン->──これも一つの終局の形、なのでしょうね ケイニー->リース>教会に封印しなければなりませんからね。……それは、聖骸布ですか? シルヴェストリ->カース->@(その紅い布からは。もう血は零れない…) シルヴェストリ->カース->@(それは。あの、逆十字に貫かれた髑髏の刻印のある。あのコ ート…で…)……そ。『法王の聖骸布(マクチュアリ・テイル)』 ケイニー->数ある可能性の一つ。正しいと信じた道さ…… フィア->(胸の前で手を合わせる) シルヴェストリ->カース->でも、法王ってのが誰なのかさっぱり。神様なのかなんなのか… シルヴェストリ->カース->(相変わらず、あっさりとした口調で…)…しっかしまあ。何時手 に入れたんだろう、こんなの。(仲間が死んだというのに、陰りすら見せない) ケイニー->リース>ふむ、誰かは存じませんがこの効力を見ればさぞ徳の高いお方だったの でしょう……。高度な概念防御力を感じます、神術の極みですね ルーク->(シルヴェストリの首を飛ばしてから少し経った後、役目を終えたかのように亀裂 が入った盾が縦真っ二つに割れる) シルヴェストリ->カース->あ、それと。ちょっと申し訳ないんだけれどね? ケイニー->……お疲れ様、だね(自身も粉々になった槍の破片を拾い上げ) ケイニー->うにゃ? シルヴェストリ->カース->エレナの聖釘≠取り寄せるために、ワンダの聖杯≠ェ黄金 龍さんのほうに行っちゃたし。 シルヴェストリ->カース->エレナの聖釘℃ゥ体、シルルーが使っちゃったから。身体の中 穿り返したってもう見つかんないよ シルヴェストリ->カース->それとそれと、千人長の槍(ロンギヌス)≠焉B行方不明…全く、 何処からこんだけ集めたのか知らないけど。殆どパーよっ ルーク->(黒い血で染まった剣を布で拭き、鞘に戻す) シルヴェストリ->@(――ボンッ!! 何やらカースが愚痴のようなものを零しているのに 反応したかのように。シルヴェストリの身体が、炎に包まれる。しかも、紅蓮ではなく… 銀色の、炎) ケイニー->リース>主を貫きし槍も有ったのですか……いったいこの塔にどれだけの武力 が集まっていたのやら、身の毛も弥立ちますね。………! シルヴェストリ->カース->(慌てて振り向いて…目を見開く)……ア、レ…? ナンで…銀色 の…炎が…… シオン->また復活ですか? ルーク->っ!?(仲間の元へ歩き出そうとしたときに、炎に包まれるシルヴェストリの身体 のほうへ振り返る) シルヴェストリ->カース->ち、違う…と、思うけど… ケイニー->……けど、警戒はしといて損は無さそうだね シルヴェストリ->カース->……銀色の炎って…その……ワンダの聖杯≠フ効力だったよ うな… シルヴェストリ->カース->……(顔が引き攣ってる)うそうそうそうそ…!? うそぉー っ!?(がーん!! なんて感じで声をあげ) シオン->復活しても私は構いませんけどね。首を刎ねた時点で決着はついていますし、カー スさんの友達をなくさずに済みますしね シルヴェストリ->カース->やめてっ、待って、つか、えー!?(錯乱気味) ケイニー->いや、分かってんなら何事か教えて欲しいんだけど?(汗 シルヴェストリ->カース->シルルッ…ワンダの聖杯=Aの、能力…吸ってから……黄金龍 に渡したのぉ……(泣きそう) ルーク->首を刎ねたのに…、まだ復活するのか!?(再び抜剣の体制に入る) ケイニー->……ってことは シルヴェストリ->カース->あ、の、黄金龍ペテンに掛けて……うぅぅぅぅぅぅ……ボクッ、 身内なんだからっ、ボクッ、狙われちゃうじゃないかぁーっ!!!? ケイニー->リース>取り合えず、ケルケスの怒りは間違いなく向けられるでしょうね……。 私『たち』に シオン->ご愁傷様です>カース シルヴェストリ->(ボンッッッ!!! 首の切断面からも銀色の炎が噴出し。まるで巻き戻 しのように、がくん! と身体が持ち上がる) ケイニー->リース>先ず狙われるのはカースさんでしょうけど……、私もソレイユに帰るの が少し気が重いですね(ふぅ シルヴェストリ->(銀色の炎で出来た茨が、身体のいたる所にできた傷を塞ぎ。揺らぐ炎自 体は、ゆっくり…容を、整え…) ルーク->その怒り、まさか俺たちも含まれたりするのか? シルヴェストリ->……(茨で覆われていない、両目健在のシルヴェストリが。鎮火した銀の 中から、出てきた)……(目は今だ瞑ったまま。こき、こき、と首を鳴らしている) シルヴェストリ->カース->……(へたり込んでる) ケイニー->リース>力を使った者、使われた者、失われた理由としてはどちらも等しいです からね。…………もはや、何と言って良いのやら シルヴェストリ->別に。ペテンを掛けたわけでもなければ、なんの効力も無い残骸を渡した わけでもないがな。(声が少ししわがれているが…) シオン->ええと、元凶である彼に何か言いたいことは?>カース シルヴェストリ->カース->(しゃきっ、と立ち上がり…)…よし。 シルヴェストリ->カース->黄金龍、殺すよ。シルル。(ぎらぁ…!!!! 目が本気と書い てマジと読む) シルヴェストリ->……………………………いえっさ……………?(頭に手を置いたまま。言 葉の衝撃ではなく、眼光をモロに浴びて固まった) ケイニー->………悪魔より性質が悪い(ボソリ シルヴェストリ->カース->何か言った? ルーク->お前、やっぱ化け物だな。首刎ねても生きているなんてな>シルヴェストリ シルヴェストリ->リース嬢のおかげでな? 元々の私なら、首跳ねられる以前にくたばって いるだろう。 ケイニー->アッハッハッハ! なーんにも♪(ニッコリ笑顔 シルヴェストリ->エレナの聖釘=c…まあ、死ねないことはないだろうが。ちと、大変そ うだ。(はぁ……と、溜息と共に漸く開いたその右目は、金色… ケイニー->リース>それはどう致しまして シルヴェストリ->カース->(とりあえずケイニーに拳骨振り下ろしておく) シオン->あ シルヴェストリ->(そして左眼は、紅の輝きを今だ灯しているが…左右の色が変わっている) ……(また溜息) ケイニー->あ゛う゛ぅぅぅぅ………っ。(思いっきり蹲り)……弄りは一日二回までだよー (何 シルヴェストリ->……言っておくが。その聖骸布の中にはまだ私の首がある。まあ、謙譲す るに支障は無いだろう ケイニー->リース>……形式だけは取り繕えますね、王子には真実を告げますが。やれやれ、 貴方を封印できると心から楽しみにしていましたのに シルヴェストリ->残念だったな…。…まあ、どのみち。無理矢理にでも生き返らせられただ ろうが。(カースに目を向け) シルヴェストリ->カース->当たり前じゃん。首の用が済んだらパパッとやるつもりだった よ? 1人じゃ、つまらないし シルヴェストリ->グドーあたりでも誘えばいいものを。そんなに暇かオマエ。 ケイニー->リース>………(溜息)……いい加減に、疲れました。そろそろアミュレットを 持って帰りたいのですが、帰り道はどちらですか? ルーク->生き返らせるつもりだったのかよ…(汗>カース シルヴェストリ->カース->暇だしね。じゃなきゃ、ボクが、シルル殺せなんて言うはずない じゃん ケイニー->ルークの目の前で言わないでもいいじゃんか(苦笑) ルーク->じゃ、今まで俺がやってきたことは… シルヴェストリ->(右掌を上へ向けると。アミュレットが、ヒュン、と音上げて出現する) シルヴェストリ->カース->え? だって、ボクの性格考えてみりゃあ解ることでしょー ケイニー->リース>無駄では有りません。ですが、結果は芳しくなかった。と言うことです ね>ルーク ルーク->(一気に気が萎えた) シルヴェストリ->@(――ヴン――) ケイニー->世の中ままならないものだよ、ホントにね シルヴェストリ->@(頃合を見計らったように。皆の前に、宝珠が三つはめ込まれ、複雑な 式を描いた祭壇が出現した) シオン->? シルヴェストリ->@(その宝珠の二つは、眩い光がともっているが。最後の一つは、暗い光 を発している――) シルヴェストリ->カース->あぁ。願い祭壇…… シルヴェストリ->カース->…如何する? 二つは、シルルたちが使っちゃったっぽいけど。 あと一つ、願いは通るよ ケイニー->恒久的な世界平和とか、いいんじゃない?(肩すくめ シルヴェストリ->カース->まず真っ先に、ボク等の存在が掻き消えそうな願いを出さないで 欲しいなぁケイニーくん ルーク->俺は…願い事なんて、今のところないしな ケイニー->冗談だよ。願望機に、不可能な願いなんて掛けられないしね シルヴェストリ->カース->…そういや。コレに不可能な願いってあるのかなぁ… ケイニー->1+1=3にしろとか、不可能かもね シルヴェストリ->……グドーが、洒落がてら。世界中の奇跡の残骸≠集めろと言ったら。 流石に、強大過ぎる力の下にあるものは不可能だったが、それでも殆ど聖遺物が集まった な シルヴェストリ->不可能は存在するだろう。余程無茶じゃない限り。 ケイニー->リース>それでは、一つ提案を シルヴェストリ->カース->(洒落で聖遺物掻き集めたんかぃ…)…んー? ケイニー->リース>……この塔を、二度と出現せぬように。いえ、願望機を、……願いを何 でも叶える存在を。永久的にこの世から廃絶願う ケイニー->リース>こんな物の為にガーシュウィン王が倒れた。その原罪を贖うには丁度良 い願いと思いますが? シルヴェストリ->カース->成ーる程… ルーク->そう、だな(フッと微笑み) シルヴェストリ->@(ヴゥン……そんな音を立てて。宝珠最後の一つが、輝き始める。願い を叶えるための準備…それと、OKサインだ) ケイニー->リース>まぁ、ソレイユの立場で言わせて貰いますと。世界を滅ぼす可能性の有 るような物を存在させるわけにはいきませんので シルヴェストリ->カース->うむ。大丈夫だってさー ケイニー->リース>そのまま願いを告げれば良いのですか? シルヴェストリ->……指。何処でもいい。指を、宝珠に当てて…(ふむ…) ケイニー->リース>……はい(体は何とか自由に動くのか、ゆっくりと指を当てる) シルヴェストリ->少し面倒だが、自分が一番思い描きやすい陣を、その宝珠に描け。なぞれ ばいい。 シルヴェストリ->カース->…へぇ…(←もともとテメンニグルに来たのは初めてなので、そ こらのことは知らない) ルーク->(一度死んだ者は二度と戻ることはない。例え蘇らせたとしても、それが幸せにな るとは限らない。だからリースの願いに託すことにした。) ケイニー->リース>面倒ではありませんよ、魔法陣の研究こそ私の専門ですから。(……ソ レイユの国印にして王の誕生陣、ダブルスクエアを思い描く) シルヴェストリ->@(宝珠の輝きが増し始め…) ケイニー->リース>この存在を。世界の破滅をも可とする強力な力を持ち願いを叶えたもう 存在を。永遠にこの世界より廃絶されたし…… シルヴェストリ->@(さらに輝き……輝き。行き成り、宝珠が紅になり。ガタガタ震え始め る…ッ) シオン->(手を胸の前で握り祈るように見つめる) シルヴェストリ->…………(はて、と不思議そうに見…) シルヴェストリ->……いかんな、『戒禁』付だ。失礼。(がし、とリースの肩を掴み) ケイニー->リース>………(ほんの少し、ピクリと反応する) シルヴェストリ->カース->『戒禁』付かぁ…… シルヴェストリ->…『戒禁』…まあ、一種の防御装置だ…(ふぅ…)…(@その腕から、電撃の ような痺れがリースの腕を走る) ケイニー->リース>………っ シルヴェストリ->(そして二言か、三言か。兎に角、不思議な、聞き取れない音を発し――) シルヴェストリ->@(ヴンッ、と三度音を立てて。その紅が、山吹色に戻り。一気に光を発 し―――ダウンしたかのように、暗い光を取り戻す) シルヴェストリ->(リースの肩から手を離し…)…完了。 シオン->……あの、つかぬ事を窺いますが シオン->この塔が消えるということは、ここに居ては危険なのでは…? シルヴェストリ->……(シオンへ目を向け) ケイニー->地上何万階だっけ? シルヴェストリ->…あぁ。まあ、長居すれば危ないだろうが… シルヴェストリ->……願いは、何時の間にか通っているものだ。この塔全員が逃げるだけの 時間はある ルーク->まあ、逃げられる時間があるだけ儲けものだな ケイニー->……下り道考えるとウンザリするけどね8ぁ シルヴェストリ->カース->ん。それにほら、なんか階下移動装置もあるって……(ふと、横 を見て)…………… シルヴェストリ->あぁ…? …確か。隠れていたはず…(同じく横を見て)…………………… ルーク->どうした? シルヴェストリ->2人->……………………………無い ルーク->まさか……(顔が引き攣る) ケイニー->……はいっ? シルヴェストリ->カース->……移動装置………(ぐす…) シルヴェストリ->無くなっているな。綺麗さっぱり。跡形も無く。(声が何時もより平坦化 している) シオン->……どうするんです? ルーク->………… シルヴェストリ->因みに、追い討ちをかけるようで悪いが… ケイニー->リース>私の移送方陣で……ああ、そう言えば今はそこまで高度な魔法は組めま せんでしたね(唇を噛む) シルヴェストリ->…此処からは、あの最下層一直線の移動装置だけが移動手段だ。 シオン->(シルヴェストリにナイフを投げた/ぁ) ルーク->じゃあ…俺たち、ここで塔と一緒に消えてなくなるってか!? シルヴェストリ->空間転移などの術式も勿論、床に幾ら穴を掘ろうとも一階下には行けぬ。 (ひょい、と首を捻って避けながら…) シルヴェストリ->……私のせいでは無い。原因は不明だが… シルヴェストリ->…まあ。降りる方法も、ないことは、ないか シオン->それを早く言いなさい ケイニー->リース>有るならそれをしましょう。無いならさっさと諦めましょう シルヴェストリ->……この状況なら、思いつくだろう? シルヴェストリ->カース->…そういや此処って、屋上だったねぇ… シオン->…飛び降りろと? ルーク->大体予想はつくが… シルヴェストリ->そういうことだ。 ルーク->やっぱりか(汗 ケイニー->リース>まぁ、風圧で目玉が飛ばないように気をつければ出来ない事もないでし ょう シルヴェストリ->幸い、壁もある。減速出来ぬことも無く… シオン->ライズウィンドを使って降りれば何とかなるでしょう…はぁ(溜息) シルヴェストリ->…ただ、落ちている最中に… シルヴェストリ->……悪魔共からの報復程度は、あるだろうな。何せ自分の住処を破壊され るのだから。 ケイニー->リース>高速で落ちてくる物体に対応できる悪魔だけ落せば良いのです、今まで の道程を考えればさほど脅威でもないでしょう…… シオン->それらの相手はシルヴェストリさんにお任せします。この塔の責任者みたいなもの ですからね ケイニー->リース>ロープの持ち合わせは有りませんし、手錠(ハンドカフ)でも掛けてい きますか? シルヴェストリ->悪いが、自分のことで手一杯だ。(ふむ…) シルヴェストリ->カース->うわっ、薄情ッ ルーク->食われる前にやるしかないってことか シルヴェストリ->…レベル10(パステル・レイト・シフト)が居るからな シルヴェストリ->カース->……嘘ぉん… シルヴェストリ->カース->つか、なんで進行(シフト)してんのよ…!? シルヴェストリ->文句なら、其処の愉快な仲間達に言え。そいつ等が、急激過ぎる成長を繰 り返していたからな、当てられたのだろう シオン->誰が愉快な仲間達ですか シルヴェストリ->此処に居る、私を除いた全員。 ケイニー->愉快と言うより奇怪だね(ぁ シルヴェストリ->カース->ボク、普通だよ? ルーク->自分で言うな!>カース シルヴェストリ->カース->悪い?(ぎらり) シルヴェストリ->……。(スタ、スタ、と1人縁へと向かう) ルーク->別に… ケイニー->言うだけはタダさ シルヴェストリ->カース->(拳を握り込んでいる) シルヴェストリ->(スタ、スタ…ザザザザ… 歩くごとに、今だ宙に浮かんでいたバイヨネ ットが全て移動していく) ケイニー->必要なのは一握りの勇気、っと……(髪の毛が飛ばないようにバンダナを取り出 して頭に巻きつつ) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> やっと、やぁっと決着が付きましたね。いやはや。 長い道のりと言うか、結局シルルやカースには敵わないとアッサリ決まっていた戦いと言 うか、ともかく勝利を勝ち取る事ができたので万々歳としましょう。 ですが、お疲れ様と言うのはまだ早いようです。 これから紐無しバンジー&空中で悪魔との戦闘が有るようですからね、生きて帰ってこそ 万々歳です。 ええ、はい、その通り。 覚えている方はクラロを励ましてやってくださいな。