カース->(@下の場所は、既に闇に包まれ紋様の光一筋すら見えない…それだけの距離を経 て、平地につけば。今度は目の前にあるのは、また扉。 カース->(@しかし、最初にくぐった扉と比べれば装飾もあり。分厚さもあり。大きさもあ り… ケイニー->リース>(【蛇杖(カドケゥス)】と呼ばれる複雑な模様と装飾を施された杖を握 り……)分かりきってますが、この先には危険しか無いようですね ケイニー->いい造りしてんなぁ〜(扉ペタペタ) カース->お茶が出来るくらいのところは欲しいんだけどな〜…(杖はまだ担いだまま、ふぅ、 と溜息) シオン->どこかで休憩を入れたいですね シオン->扉の先が何も無ければ休めるんですが…… ケイニー->トイレでも作ってないかな……(ンナ生活的な…) カース->(@扉の近くにある紋様も、その扉を引き立てるように存在している。これは、階 下の過剰芸術と対を成しているものなのだろうか… カース->(@そして…それは、内側へ。来訪者を感知したかのように、内側へ。吸い込まれ るようにして、ゆっくりと…音も無く開きだした ケイニー->お、サービスいいね。また自動で開いた カース->(@歓迎するかのように。その牙の内に飲み込むようにして、開かれた先は―― ケイニー->クラロ>中身もサービスしていれば、文句は無いのですけどね シオン->不要なサービスが付いてくるきがしますね カース->(@広い空間、というところは先程とは変わらない。しかし、紋様は無く。一面が、 大理石で作られたような空間だった カース->@目の前に広がるのは、無数。そして一定の規律で左右に並べられた、長椅子。絵 画。絨毯。そして、さらに向こうに…巨大な十字架) ケイニー->リース>粗末な城の一角と言ったところでしょうか……、最初よりはマシですね カース->@十字架は、円環に十字が重なるような変わった形をしていて、宙に浮いている。 それも、何個も…) カース->これが粗末な城の一角か〜…スゴイネ、お城♪(何か違う ケイニー->リース>あの十字架の類は浮いて無いですけどね カース->浮いてないんだ〜…(何でか残念そう シオン->でもここの物はどうして浮いてるんです? ケイニー->リース>無駄に魔力が溢れてるからでしょうか……、浮かす必要性は全く感じま せんし カース->てゆーか、この塔自体あまり必要性なさそうだからね。無駄一杯。 ケイニー->実はあの十字架の中に細い刃物が仕込んであって、侵入者が来たら降ってくると か♪ カース->@(ガタン!! と、音を出して。開く時は音も出さなかった扉が、音を出して閉 まった) ケイニー->クラロ>……現実感が有って怖いですよ、それ シオン->その時はケイニー君が何とかしてくれますよね カース->あー、でも下手にそういうこと言わないほうが…(@ジャキン!! 十字架の至る 所から鋭利な刃が出てきた) カース->……出てきたし ケイニー->なんかネタが採用された気分なのは何故……? シオン->…出たら降ってくるんですね カース->(@しかし、振っては来ない…と、いうか。行き成り、糸がつながった振り子のよ うに。放物線を描きながら、動き始める カース->おー。当たったら痛そう。 ケイニー->(←イソイソと絵画を外しては背中に括りつけている奴) ケイニー->リース>………(突っ込む気になれない) シオン->…何してるんです? カース->@(皆には遠く当たらない位置で。壁にも当たらず空気を切るだけに留め…ている 十字架の動きが早くなった。早くなっただけだが。) ケイニー->二束三文でも………あ、いや背中をまもろーと思ってね? あ、アハハハハ カース->…ケイニーってば、たくましいね? ケイニー->冒険者は言うなれば盗掘者だから、ね カース->(ぴく、と耳が動くと。さっさと身を翻し、扉の場所までスタスタと歩いていく) シオン->?どうしました> ケイニー->クラロ>戦闘の邪魔になるようでしたら置いていって下さいね……、? カース->(扉のところまで行くと。それを背凭れに、ぽすっと座り込み)観戦場所確保。 カース->アレの相手は任せるよ〜。ボク、まだ戦いたくないし〜(笑いつつ。向こうを指差 す) シオン->アレ? カース->@【アレ】――皆から十数メートル離れた位置に。人間の形をしたものが、立って いる) ケイニー->やな予感… カース->@いや。形だけなら、完全に人だろう。階下で見た悪魔とは違い、完璧な人型だ) ケイニー->リース>なるほど、では私も今は魔力を温存させて頂きますね。奥の手は限界ま で魔力を溜める必要が有りますので(そそくさと下がるリース ケイニー->はいはい。下働きは任されるよ カース->@そして、それは奇抜だった。靴、ズボン、ベルト、そして上全体を覆うロングコ ートに。髪の色までが、灰色) カース->@顔立ちは、二十代半ばの青年。特徴があるような、ないような曖昧な印象を持つ その中。瞳も、灰色) カース->悪魔->(@皆の意識が、こちらに向いたのに合わせたのだろうか。ただ見ていただ けの無表情を笑顔にし)……ようこそ。(にこ。多少、高めの声) シオン->…敵、ですよね? カース->…………あー……(後ろで、なにやらカースが。たとえようのない声出してる) カース->悪魔->えぇ…。…そうですね、敵です。(にっこりとしたまま、さらっと ケイニー->うん、なら問題なし カース->悪魔->(@身長は、178、といったところか。ロングコートの裾が地面に三十セ ンチほども垂れている…しかし、魔力も強さも無いに等しい) カース->悪魔->そうですねぇ…えぇ、はい。問題ないです。倒すか、倒されるかの関係です、 はい。(笑顔は絶やさず、頷く ケイニー->クラロ>(聖戦の誓い……お決まりの文句を唱えつつも剣を抜き、地面に突き立 てる。そしてそれを引き摺るようにして歩く) シオン->(ジョーカーさんに雰囲気似てますね カース->悪魔->あ、そうそう。一応、ちょっとの間だけの関係ですが。(すっ、と胸に手を 当て)名乗らせていただきます。 ケイニー->それよりもここの奴らはなんで一人で出て来るのか聞きたいような……、まいっ か シオン->それは言わないお約束ですよ>ケイニー ケイニー->うん、そんな気がしたよ カース->悪魔->まあ、色々と事情はありますが…ある意味、決闘のようなものですので…(に こ… カース->悪魔レイザード->ワタクシ、このテメンニグルの住人でありまして。レイザードと 申します、宜しくお願いいたします。(九十度頭を下げた) ケイニー->そんなもんクソくらえだからオレは間違いなく複数人で囲むけどね(どっちが悪 人だか… ケイニー->うん、宜しく シオン->こんにちは。勝手にお邪魔させていただきます ケイニー->クラロ>(礼を返し)この戦いを悔いの無いものにしましょう カース->レイザード->此処の上の住人は、つるむのが嫌いでして…(頭を上げ…)…そうです ね。私如きではたいした相手にはなりませんが。悔いはないよう… カース->………あー……(まだ唸ってる カース->…皆ー、一応。気をつけてねぇ…勝てるとは思うけどー…(手をひらひら ケイニー->ここまで来て気を抜くバカはオレくらいだから大丈夫〜(口はともかく目はもち ろん何も抜いていないのだが) カース->ソイツ、錬度(レヴェル)8(ティルト)だから……(溜息) カース->因みに、一番強いのが9(パステル)ね。階下のやつが1(ラルト) ケイニー->あー、だから余裕有り気なのね カース->レイザード->ハハ、私はティルト階級でも。弱いほうですよ……(黒い宝珠つきの 手袋を嵌め…) ケイニー->オレだってまだまだ無名の冒険者だよ……(槍を構える) シオン->私もです カース->レイザード->ご冗談を… ケイニー->もっとも、この戦いに勝てば一気に有名人だろうけどね? がっぽがっぽさ カース->レイザード->それだけの力があって、無名のお方など。聞いたことはありませんが …(ぐっ、と拳を握ると…) ケイニー->誰かさんのせいで音信普通だったもん。あ、故郷のお袋に手紙書かなきゃ シオン->それは後にしてくださいね。 ケイニー->クラロ>(動くのを止め、剣を正眼に構える) カース->レイザード->……。 カース->誰かさんってボクか? ボクのことか? あとで杖でぶっ叩く ケイニー->普通じゃあ通ってるじゃん……、うん、後にする ケイニー->それより先にあの絵を闇市で売らないと(親不孝者 カース->レイザード->(ヒュッ、と空気が抜けたような音とともに。出現したのは、クラロ の真前……黒宝珠が光ったと視認したときには、掌低が繰り出されている) カース->レイザード->(ジョーカーより、速い。踏み込みと同時に、大理石が砕け空気が灼 き切れるような第一撃――!! ケイニー->クラロ>(迅い……!) せ、はっ!!(反撃はせず、盾で受止めバックステッ プに専念してさばく) シオン->速い ケイニー->@(鈍い音が響き、盾が目に見えて凹むと言う未曾有の事態が起こる……) ケイニー->リース>懲罰隊員の盾は全員魔力を帯びているはずなのですが……、膂力も魔力 も半端ではありませんね カース->レイザード->(盾で防御しバックステップで回避…成る程。良い動きです)…。(黒い 輝きが消えると、掌低を打ち出した格好のまま)そちらこそ…… カース->レイザード->受け止められるとは思いませんでした…コレ、私の全力だったんです けど…… カース->レイザード->(ゆっくりと足を整え、手を下ろすと…)…ワタクシじゃあ、やはり勝 てないかな?(暢気に首傾げ ケイニー->アッサリだね シオン->こちらも伊達に修行していませんから カース->レイザード->いやあ。あっさりっていうか…えぇ、はい。あっさり全力いなされた とあっちゃあ、ワタクシに勝ち目ありませんし…… ケイニー->クラロ>退いて下さるなら命までは取りませんよ、私とリース様は、ですが カース->レイザード->(ヴゥン、と鈍い音を立てて。再び黒い光を、宝珠が発し…)…あと一 撃、付き合ってくださいます? このまま退いたら、ワタクシ殺されちゃいます。 シオン->私も同じ。無駄な殺生は好きではありませdん。 ケイニー->いいえと言ったって付き合わされるわけだし、早いトコ済ませちゃおうか シオン->ですが戦うというのであれば、全力でお応えしますよ カース->レイザード->では、お言葉に甘えて……あと一撃撃ったら、全身全霊全力をもって 逃げさせていただきます。(にこ ケイニー->死ななかったら強力な追っ手候補も倒しとくよ、ついでに カース->レイザード->それは助かります…(笑顔が消えると、腕が振り上げられ……遠い。 この距離このアクションでは、誰にも届かない) ケイニー->(槍を眼前で縦に構える……今まで見せた事の無い構えだ) カース->レイザード->(そして振り下ろされた容は、手刀――一・発・一・閃。軽く、幕が 退いたかのように光った後。そこにあるのは何事も無く、手刀を振り下ろしたレイザード の姿だけ) カース->レイザード->……(腕の宝珠が発する黒い光が、フッ、と消え…上げられた顔は、 また笑顔に戻っている)終わりましたよ、一撃。(にこ) シオン->(あの笑顔。仮面のよう…) ケイニー->………(感覚を研ぎ澄ますように微動だにしない) カース->レイザード->(その笑顔のまま)それでは。一撃撃たせていただいたし、私の面目も 立ちました。それでは失礼をば。(胸へ手を当て、礼――) カース->@――ズッパアン!!!!!! 誰にも、掠ることさえなく。誰にも視えることも なく、凄まじい太刀音を上げて。この空間自体が、一直線に斬れた) カース->(@その太刀音が響き渡り、終える前に。既に灰色の悪魔の姿は、この空間からは 消えている――何もなかったかのように。) ケイニー->うーん……、逃げ足だけは一流っぽいね ケイニー->クラロ>だけでは無かったですけれど…… シオン->引き際は良いですね カース->……ボク、読み間違えたかなー?(うーん?) カース->…パステルでもこんなこと出来ない筈なんだけど…でも、灰色はティルトだし… (うーん… カース->(@レイザードが消えた後は、再び静かな空間が戻ってきたかのようで…。…他の 悪魔の気配どころか、魔力すらこの空間には無い カース->(うーん……←まだ唸ってる) ケイニー->ま、休憩できそうだから悩む必要ナッシング ケイニー->お腹すいたぁ〜、何か食べようよ♪ カース->あ、そだね♪ 食べよう食べよう♪(さっさと忘れた シオン->お茶淹れますね〜♪ カース->って、あー!!(ガーン!! というような効果音が響きそうな声) シオン->煤iびっくり)ナ、何がどうしたんです!? ケイニー->まさか、忘れ物? カース->違う! 思い出した!! アイツ、あの子! レイザード!(めっちゃ悔しそう) シオン->知り合い? ケイニー->中々出て来ないのがでてくると嬉しいよね〜(そこか カース->アイツ! ぬぁー!!(くわわっ)一番最初。他の悪魔が出てくるよりも先に、っつ ーか。塔が完璧に出てくる前に、人間界に出てきた奴だ!! カース->此処の管理人!!(きしゃーっ!!!←忘れてたのが悔しいらしい ケイニー->まぁ、悪魔だし、ね ケイニー->契約者が曖昧なのが悪いんだよ カース->(にゅう〜…←凹んだ) カース->忘れてたー大事なこと忘れてるなんて、そんな、ボクが…(ついでに萎れた ケイニー->……………歳かな?(杖で殴ると言う言葉を思い出させるには十分な一撃) カース->よっしゃケイニーそこに座りたまえ。 シオン->あらあら(苦笑しつつお茶出し) カース->(杖を引っ掴んで)その顔をいい男に変えてあげよう!(杖を引っ掴み、ヴン、と振り 上げ) ケイニー->はーい。(胡坐かいて座る) ケイニー->(そして座った瞬間無駄に瞬動を使用して逃げ去るっ!!)うひゃひゃ シオン->…無駄なことを カース->シャー!!(ずっどぉぉぉん!! 爆撃宜しく。ケイニーの居た場所が粉砕…大穴 開いた。かなり巨大な) カース->(……ぎろり) ケイニー->@(ロケットのように上空にジャンプするとそのまま壁を蹴り、斜め45度の角 度で飛び去る。忍者のような逃げ足だった) カース->……ちょっと潰れてろ(す、とケイニーに掌向けると。ぐっ!! と拳を作った) ケイニー->@(因みにグラスランナーの足が先天的に速いのは、獲物を追うためではなく天 敵から逃げる為である。野性の力) カース->(そこら一体の空気ごと、圧・縮。死なない程度に。) ケイニー->あびょっっ!?(凄い形相で潰れる) カース->(そのまま)落ちろ。(無論隕石を落とすが如く。ぐい、とその拳を下にさげた) ケイニー->ちょっとタンマァァァァ!!!(と言う声も空しく。轟音と共に床へと減り込む のだった) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> 短時間で一つのお話を起承転結できる辺り、私たちもレベルアップしたものだとつくづく 感じますです。 比重がネタに偏ったなぁ、とも感じますけど。 管理人が居なくなったら塔はどうなるのでしょうね?  と言った辺りを次回もまたネタにするとしましょう。