ケイニー->長かったぁ……、やっとこれで修行も終わりかぁ カース->修行は終わり、だね。とりあえず…(うーん、と。シルルから受け取った水晶片手に、銀の小手と具足を兼ね備えた軽装。その上から黒いマントを羽織っている) シオン->これからが本番ですね カース->ま、そういうことになるね。適当に気張ろうか〜(手を挙げ、ぐーっと伸びてる) ケイニー->だね、力み過ぎたら簡単に隙を突かれそうだし、適当にリラックスしようっと ケイニー->それにしてもリース達はまだかな……? カース->レディは、色々と準備に時間が掛かるものなのだよ。 ルーク->(皆がリラックスムードの中、彼一人だけ真剣な表情でいる) ケイニー->それってレディだから、なのかな…… カース->レディだからだよ〜。ボクだって今日の支度に少し時間取ったモン(どーん) ケイニー->ええええっ!? カース->ナニその驚き方? シオン->失礼ですよ シオン->カースさんだって(一応)女性なんですから ケイニー->レディだったんだ……(ぁ) ルーク->威張ることでもないけどな(シリアスムードが一気に崩れた) カース->(すぱぱぱぱーん!! ケイ二へー平手乱れうち) ルーク->あー… ケイニー->っと、いつもなら此処で鉄拳飛んでくるけど今日は戦力低下を憂いて平手なんだね理解したようへあふっ!?!?(長っ シオン->余裕ですね カース->んーん。鉄拳だと筋肉に邪魔されてたいして効かないけど、平手なら皮膚にダメージ行くから。(きぱっ カース->それにしても、まったくもう。失礼しちゃうよねー、幾ら胸がないからって…(ぶつくさ言いつつ、ふいっと自分の影に向かって屈み…) ケイニー->リース>(ナイスタイミングで家の影からやって来る)……リラックスされているようで何よりですね、皆さん。(一礼)遅れて申し訳ありません ケイニー->や、やぁ……(顔の面積が1,5倍に増加中) シオン->こんにちはw カース->(顔向け)あ、リースちゃん。こんにちわー(ずぼっ…水面を付くような緩やかな動作で、手を影へやり…その中に手首まで入った) ケイニー->クラロ>遅れ馳せながら……、最後まで国王様に戦力派遣の交渉をしていたのですが、それも叶わず。申し訳ないですが私たちだけで参りました カース->(そのまま、何かを引っ張り出すような仕草で立ち上がると…釣堀よろしく、ずるうっと影の中から杖が出てきた)別に、問題ないよ。 シオン->何をしてるんですか? ケイニー->ま、雑兵が来てもしょうがないし、二人が来てくれただけでも嬉しいよ。……発掘?(違 カース->ボクの杖出してんの。(引っ張り出した杖は、無論カースの得物なのだろうが…長い。軽く180は超えている…しかも、その杖の容は歪。) カース->(所々に引っさげられた輪袈裟らしきこれまた歪な十字架が、シャランと音を立て…紋様が所狭しと描かれた杖が姿を現す) ケイニー->うわ、なんか闇魔法〜ってかんじだね ルーク->こんな杖見たことねぇ カース->ん、まあ、ボクが『禍つ式』ぶっ放すための杖だからね。闇魔法ってのもあながち間違ってないかな。(しかも、先端は槍の如く鋭利。それを地面に突き刺し) ケイニー->リース>……(ジッとその杖を見定め)……なるほど、私の蛇杖(カドケゥス)とはまた違った魔力の式を感じます ケイニー->ふーん……、ま、兎に角! 準備も万端だし出発しようか! シオン->そうですね。行きましょう! カース->いーっよっしゃあ!(ばしっと杖両手持つと)そんじゃ、転送役はボクがやるねー♪ ルーク->行こうぜ! カース->てぃっ!(がしゃあん!! シルルから手渡された水晶を、思い切り地面にぶつけて叩き割った) ルーク->(とうとう奴と戦えるんだ…。) ケイニー->クラロ>此度の戦、我らに叡智の導きあれ……(静かにルーファのダブルスクエアを描く) シオン->ええっ!? ケイニー->割っちゃった!? カース->@(すると。砕けた破片は消え、水晶の中に入っていた、銀の炎は。凄まじい勢いで足元を走り回り、巨大な魔方陣のようなものをものの数秒で描いていく カース->あー、心配ないよ。割るためのもんだから。(平然 ケイニー->何か凄い力を感じるんだけど、街中で割っちゃって良かったの?(ちょっと不安) カース->(杖をずぼっと地面から引き抜くと、とてとて移動。どすっ! と中心に突き刺し)ご心配なく。隠蔽式ってのが働いてるから、誰にも気付かれないよ カース->ウフフ、ボクの隠蔽式は過去ムブロフスカさえだました…! 例え誰であろうと、よっぽどの化け物じゃないと見つかんないよ〜♪(杖が、銀の炎に覆われていく) ケイニー->ならいいんだけどね…… カース->…さて…(すぅぅぅぅ、と息を深く吸い込み…目が、黒から灰色へと変色を遂げ。一気に、魔方陣内の気圧が上がる…!)…やるか… カース->@(パリッ、パリ…! と、カースの周りを紫電が跳び始め…さらに魔力が膨れ上がっていく)『闇にまします御方の、名だたる名をこそ我が力…』(詠唱開始) カース->『我が力をこそ、黒き暗き塔への道標。我が力をこそ、願い集いし闇への道標…其は旋律の如く…』(小声のはずなのに、響き…) ケイニー->クラロ>(仇は、必ず…) ルーク->(俺が、陛下の仇を取るんだ…) カース->@(バリッ…! さらに強烈な、雷のような紫電がカースの身体を覆い。辛いのか、多少顔が歪むが…)『黒き戦慄、白き旋律。砕けて混じれ、混じりて開け…』 ケイニー->手遅れになる前に、さっさと不安要素は取り除いておかないとね カース->『永久に届かぬ光を追って。さぁ、開け恐怖の土台よ――!』(全員の耳に、響≠ュ声。全員の目に映る、砕けた光。全員が感じる不思議な温度――) カース->(@一瞬とも言えぬ刹那を経て。刹那の果てに、銀色の光が視界を灼き―― ケイニー->リース>魔力の不善なる使用は我が名をもってして止めます……!(光の中でも目を開き……) カース->――其処はもう、先程までとは。空気も、感覚も、次元さえも異なる場所。衝撃も無ければ、実感も無いが…到・着。 カース->@広がる大地は赤茶色。流れる大気は、歪んだ魔力に澱み切り。しかし、周りの色は空の色。雲一つない蒼天が広がっている… カース->…そして、その蒼天に浮かぶのは。捩れ、砕け、途中から消失している階段の出来損ないのようなもの…) ルーク->(あまりの眩しさに手で視界を覆っていた) カース->@まるで、異世界。異世界そのもののような風景だが、転送されてきた場所は、此処。此処が、『テメンニグル』… シオン->ここが…? ルーク->(手を退け、全体を見回す)ここが…テメン何とかって奴か? カース->っはぁ…っは…!(杖に寄りかかり、荒い息をついている…それどころか、熱でももったのか、マントから白煙が上がっている) ケイニー->なんか、ホントに同じ世界? ケイニー->リース>カーレル王子も討伐隊を派遣するとは仰ってましたが……、来れる可能性は少し低そうですね ケイニー->大丈夫、カース? カース->あー、しんど…!!(肩で息をし、まだ寄りかかったまま)大丈夫だけど、疲れた… ルーク->(カースに視線が合った)ッ!? カース! カース->(ふぅぅぅぅ、と大きく息を吐き…)…大丈夫だから。 カース->(顔を上げ…)…あー、よかった。ちゃんとついたみたいね〜…(軽く辺りを見回し) ルーク->…よかった(ホッと息を撫で下ろす) シオン->魔力の消耗が大きいようですね、その術は カース->んー、今のボクには、ちょっとね〜。でも、此処に来れてよかったよ…あとでシルルにお礼言っとかなきゃ…(んー、とまた伸び) ケイニー->乗り込みに失敗してたら話にならないもんね、ホントに到着できて良かったよ……(ジッとテメンニグルを見つめながら) カース->に、しても…えーと、何処かにゃ〜? どっかに扉があるはずなんだけど…(きょろきょろ) ケイニー->まぁ、近づいたら勝手に開いたりしてね カース->んー…この空間全部渡り歩くのやーよ、ボク… ルーク->隠し扉なんてのがあったりしてな ケイニー->開けー……ゴマッ!! カース->@出てきた。出てきた音も無く気配もなく。其処から最初にあったと言わんばかりに、少し離れた西の方向に、ぽつんと) ケイニー->あ カース->………そ、そんなベタな… ルーク->本当に出てきたよ…(汗 ケイニー->リース>馬鹿にされてるんでしょうか…… シオン->意外とお茶目な方ですね ケイニー->クラロ>どこかで中の人間が見張っていて、開けたのでしょうね カース->ま、まだこの『テメンニグル』は制御しきれてないはずだけど…うーん…。…とれあえず、行こうか? カース->@ガシャアン!! 皆が、それらに視線を奪われたその時間を奪うように響き渡る音。そこ等中、何かの衝撃で日々が入ったガラスのような模様をあらわしている空…… ルーク->あ、ああ…(何か呆気に取られた気分だ) シオン->っ!? ケイニー->謎だね……………うん、まぁ開いたんだし行こうか……? カース->……がしゃあん? ルーク->ッ!? カース->@…その中をよく見てみるがいい、挑戦者達よ。その中をよく見て、己が入り込んだ場所を確認するといい、塔を上りし者共よ…) カース->@その中に居る者は人ではない、動物ではない、モンスターではない。否、姿だけなら、人のような形、肉食獣の出来損ないのような容。髑髏が凝り固まったモンスターのような型。様々だ ケイニー->うわーー……悪趣味が具現化したみたいだ カース->…扉が出てきたからって行き成りコレもまたベターな… シオン->センスを疑いますね カース->しかし。身体は漆黒に染まり、腐敗した吐息を思わせる息遣い、眼窩は赤く染まりその中には瞳は無い。あるのはただ、侵入者を餌と見なし食らおうとする凶暴な意思だけ…) カース->@実力など、今のケイニー達から見ればさしたるものではない。しかし凌駕するはその本能というべきもの、危険信号を鳴らさずには要られないほどまでに放つ無慈悲な凶暴性…) カース->@人は彼等を、まさに人の負たるイメージそのままの彼等を、こう呼ぶ。『悪魔』、と) カース->……アッハッハ。お出迎えはご丁寧だね? ケイニー->ほんと、この様子だと送迎も仰々しくやってくれそうだよ カース->@(びき、びきびき! 硝子が、割れていくような音。空間の皹が、深まり。奴等が出ようと…毒々しい手を。足を。伸ばしてくる) ルーク->(腰に挿してある剣を抜く)何なんだよ、これは!? カース->とりあえず、逃げようか。(よいしょ、と杖を肩に担ぐと…) ルーク->逃げるって何処に… カース->おあつらえのごとく、扉あるじゃん。それとも自分、このお出迎え係一匹一匹とご丁寧にお茶でも啜る? ケイニー->行くしか無さそうだね、お出迎えはゴメンだよ(さっさと走り出す) カース->ボクもゴメンだね〜。こんな連中とお茶したら、これからのティータイムが出来なくなりそう。(てってかと走り出し ルーク->(悪魔の手がルークの足を掴む)うああっ!?(ルークの剣一振りで悪魔の手を真っ二つに切り裂いた) カース->ナニ遊んでんの。行くよ〜(助ける気、なしっ! ケイニー->クラロ>戦闘開始……! ルーク->わかってるよ!(悪魔の手をなぎ払った後、ドアのほうへ走り出す) カース->まだ開始にゃはやいってば、クラロも行くよ!(どごぉっ! 杖で、出てきた一匹をはるか彼方へ吹っ飛ばし)ホームラン〜♪ ケイニー->クラロ>そうですか?(リースを導きながら走り) ルーク->来るな、来るなァッ!?(次々と寄ってくる手をなぎ払いつつ進んでいく) カース->比較的、コイツラ雑魚だしネ。(走りつつ)もっと強いの出てきたら、それこそ危ないし… ケイニー->リース>上の魔力と比べたら、この辺りは前哨戦にも数えられませんよ(軽くフレアだけ唱え、数匹の悪魔を一瞬で焼き尽くす。そして扉に走る) カース->そういうこと…(@扉が近づいてきた)…よっしゃ、体当たりでもかましましょー!! ケイニー->おーし、いっちばーーーて、ダァァッ!!(早速瞬動を使って一気に加速し、思い切り体当たりをかます) カース->@(硝子が砕け散る音とともに。次々と悪魔が出てきて、後ろからケイ二ー達に向かってくるが…遅い。扉は体当たりとともに一気に開いた!) カース->さっすが…。一発で開いたねっと!(びょいっと扉の中へ入り) ケイニー->痛タタタ……(肩撫でつつ) ケイニー->クラロ>ご苦労様です(同じくリースと共に扉を潜る) カース->@(どかん!! 体当たりとともに、いとも簡単にこじ開けられた扉…。当然、悪魔も獲物を喰らわんと飛び込んできた矢先、扉の向こうと、こちら側に。見えぬ壁でもあるかのように、悪魔共は弾き飛ばされる…) ルーク->(リースの後に続いて扉の奥へ入る) シオン->レディファーストですね(扉を潜る) カース->@どかん! どかん!! と、何度もぶつかり、何度も跳ね返されている。どうやら、入ってはこれないらしい…) ルーク->あれ、追ってこないぞ?(悪魔を指差し) カース->追われたいならもう一回外に出ることをお勧めするよ。 シオン->逝って見ます? ルーク->二度とごめんだ!(即答) カース->よいせ。(ばたん! 扉を閉めた…一先ず、一息つけそうだ) ケイニー->ともあれ、後ろを気にしないで登れるのは有りがたいね カース->ところどころこんなんなんだろうね、多分…てか、此処何処よ? カース->@そして一息つけば、自ずと見えてくる周りの状況…) カース->@壁も無く、向こう側からは一枚の扉しか見えなかったというのに。此処は、屋内だ) カース->@広い。兎に角、広い。壁は遠くにあるし、天井に至っては見えない。目に付くものといえば…壁に。床に。天井に施された、見たことも無いが…感覚に、綺麗と訴えかける紋様や絵が所狭しと描かれている) カース->無駄にただっ広いネ…舞踏会でも開けそ〜? ルーク->サーカスでもやりそうなところだな ケイニー->リース>悪趣味ですね、化粧も度を越せば醜悪です。絵画も紋も、空白を置くからこそ美しいのに…… ケイニー->リース>(←ソレイユの貴族育ち故に芸術には煩いらしい) カース->これはこれで、一種のアートってやつかな…? 綺麗だとは思うけど、ちょっと目痛いから嫌いだな〜 シオン->一体誰の趣味なのでしょうね? ケイニー->そんな事より、取り合えず何も無いなら先に進もうよ〜(芸術興味なし) ま、何も無いとは思えないけど カース->@ダンスホール、サーカス場などと言われた場所は、広い。広いが、その向こうにあるのは螺旋階段だ…どうやら此処から昇れるらしい) カース->@空気も、淀んではいない。寧ろ、高山に登ったときのような澄んだ空気さえある。明かりとて、まるで絵が光を発しているかのように。明るく、視界に困ることは無い…『悪魔』は出番無しのようだ) カース->何千年も昔の誰かなんだろうけどね、作ったのは。お客様に食べ物ぐらい用意しといてほしいな〜 ケイニー->お弁当なら用意してきたけどね カース->あとで食べよう。 シオン->お茶とお茶菓子はお持て成しの必須アイテムなんですけどね ルーク->(芸術のことは全く興味なし)戦うぐらいしか想像できないのは俺だけか?>もてなし ケイニー->クラロ>戦う以外で持成されても辞退しますよ カース->まあ、それぐらいしかないと思うけど〜… カース->@ザワァッ…前方で。言葉に反応したかのように、硬い壁が水面の波紋の如く揺れた) カース->…あ、ボク戦うのも辞退ね。向こうで観戦してる〜(ひょいっと背中向けると、さっさと後ろのほうまで下がっていく) ケイニー->さーて、何が出てくるかな? シオン->貴重な戦力が… カース->@床の波紋がさらに際立ち、ゆっくりと立ち上がってくる…敵の中でも恐らく一番目立ち、一番ふざけた面を要す道化…) カース->疲れてるも〜ん♪(ひょこっと後ろの壁を背もたれに座り込み) カース->@白い面のような顔に、ピエロのような服。黒い眼窩を持ち、紫の瞳を持つ道化師…床から、完全に立ち上がると。身体にくっついていた床の紋様がサラサラと砂のように消えていく) ルーク->俺たちで何とかするしかないか カース->@背丈170cmの異形。過去の戦歴データ、全てボロ負けの経歴を持つピエロ。一番手、ジョーカー…) ケイニー->リース>ああ、すみません。最初の内は私も参戦致しませんので……(下がっていく) カース->ジョーカー->ハーイ♪(出てきたと思ったら行き成り喋りだす)お久しぶり〜? ケイニー->ええっ!? ……しょうがないなぁ、あ、お久〜♪(軽く挨拶) シオン->こんにちはー ケイニー->クラロ>………。(礼) シオン->もう体の方は治りましたか? カース->ジョーカー->♪(面のような白い顔を笑みに歪めて、手を振ってたり)うん、ばっちりー。このとおり♪(飛び跳ねてる ルーク->(嫌そうな顔つきで手を振る)>ジョーカー カース->ジョーカー->でも、ビックリだなぁ…。…ジョーカーとやったときより、遥かに強くなってる…(少しだけ目を細め カース->ジョーカー->なんかもー、ここまで離されると生きてるのが嫌んなるよ、ホント。(はぁ、と溜息… ケイニー->いや行き成りそんなこと言われても…… カース->@ジョーカーの戦闘能力は、殆ど変わっていない…オーラが多少身体を取り巻いているだけ。確かに、今のジョーカーとケイニーたちでは実力差がありすぎる) シオン->ええと、人生相談でしたら他でお願いしますね(微笑/酷) ジョーカー->だよねぇ。そんなこと言ったって、どうにもならないよねぇぇぇ…(はぁ… ジョーカー->でも、ジョーカー一番手だから。キミ達と戦わなくちゃならないんだよねぇぇぇ…(はぁぁぁぁ… ケイニー->クラロ>嫌ならば退いて下さい、そうすれば少なくても私とリース様は追いませんので(期待もせずに言う) ルーク->そんなに嫌なら断ればいいのに… ジョーカー->(がっくし! って感じで項垂れてるが… ジョーカー->でも、退けないのだよ。退いちゃ駄目なのだよ、ねぇ…(はぁ…)…ハルちゃんに殺されるの嫌だし。 シオン->断れないほど弱い立場なんですね ジョーカー->そーなの。ジョーカー、立場も力も弱いのー…(んー… シオン->いいとこ無しですね ケイニー->噛ませ犬かぁ…… ルーク->いっそのこと殺されたほうが、俺たちにとっちゃありがたいけどな(酷 ジョーカー->アッハッハ。これでキミ達に瞬殺されたら、ボクってばホントにいいとこなしー♪(ぐりぃんっ! と顔を上げると、けたけた笑い) ジョーカー->噛ませ犬になっちゃったりしてーあっはっはっは♪ ルーク->………。(ジョーカーが何を考えているのかがわからなくなってきた) ジョーカー->(ぐりぃんっ! 再び、項垂れるような。しかし顔だけは、ケイニー達に向け…)…ま。もともと、噛ませ犬になるつもりから、退くつもりすらないけどね ケイニー->やっぱり…… シオン->…ブレイク(ジョーカーの頭上の天井を破壊する) ルーク->結局戦うってことだな ジョーカー->勿論。だってジョーカー、面白いことが大好べはぁっ!!(どごぉん!! はるか頭上から落ちてきた岩に潰された!) ルーク->あ シオン->えいっ(更にジャンプしてその上に乗る) ジョーカー->ぐはっ!?(岩ノ下から、悲鳴…しかし…びし、と岩に皹が入り…) ケイニー->うわぁー(シオン流石……) ルーク->これで一人目クリア! ジョーカー->(@ドンッ!! 鈍い、音。突如。岩が、砂と化した) ルーク->……ってわけにはいかないか(汗 シオン->やっぱり…仕方ないですね ジョーカー->(砂だらけで、シオンのまん前に起き上がり…立ち上がり…)……。(空気が、変わる。大気が、揺れる。風が、流れる… ケイニー->そろそろ危ないかな……(槍を構え、一歩間を取る) ルーク->何か雰囲気が違ってねぇか?(剣を構え、距離を置く) ジョーカー->(ゆっくりと、皆へ視線を向けたその瞳には。あの黒独特の、冷たさ。紫独特の、危うさが含まれ…)…そういや…名前、ちゃんと言ったこと、なかったね… ジョーカー->(トントン、と軽く後ろへ下がると…)……ヴェイラフ・ザ・ジョーカー。改めまして、宜しく…(面は沈黙し、青白い手がごきりと目の前で拳を作る) ジョーカー->(@目が、怪しく輝き。足元から吹き上がるのは、紫色の魔力…。…戦闘能力が、膨れ上がっていく。巨大に、強大に…) ルーク->今までのは本気じゃなかったってことか ケイニー->丁度いいね、あのままだったら気が引けてたところだよ シオン->そのようですね ジョーカー->@(びしぃっ! 白い面に…否。身体全体に、亀裂が入っていく…)ッヌゥ……(声が不明瞭になり…) ジョーカー->ッ(目を見開き)ルアァァアァ!!!(出そうと思っているわけではなかろうが。大気が震え、地面が悲鳴をあげ…衣装諸共、年度のように仮面が吹き飛ぶ!) ケイニー->クラロ>今此処に、聖戦在り。我が名、我が身、神の代行物とす。此処に聖戦在り、懲罰隊(ロストナンバーズ)副長クラロ、神の名の下に、いざ参る(抜き放った剣を目前に構え、戦闘姿勢を取る) ジョーカー->@(まさに、外装が吹き飛んだというべきか。仮面が、砕けて地に落ちるとき…シルヴェストリにさえ匹敵するような、気迫を持つものが其処にいた) ケイニー->叫んでる時こそチャーンス……!(大地の震えに身が震えるのを黙らせ、先手必勝とばかりに槍を構えて突撃す) ケイニー->(地を蹴る、瞬動にして一気に背後まで ジョーカー->@ケイニーから見えるのは、ローヴを重ね、軽量化したような奇抜な服を着た。金色の髪が逆立つ後姿…) ケイニー->移動するとそこから更に瞬動で折り返し、凄まじい勢いの付を背後から繰り出す、狙うは腹、その背骨辺り。低く、うねる様にして突き出す)てえあぁぁ!、 ジョーカー->……(ゆっくりと、後ろを振り向くその顔は。十八、か九あたりの精悍な顔つき…そして、黒い眼窩に紫の瞳が除いたときには――消えた――) ルーク->消えたッ!? ジョーカー->(瞬動。音も無く、相手に視認させる暇すら無く。ケイニーの、後ろ…構えた状態で、拳を固め…)…カースに、教えてもらったのかい。(拳を放つ) ケイニー->(突き出した腕は瞬時にも戻し、……ザッ。低い姿勢で止まるとその拳を槍で打ち払う)その通り、上手いでしょ? ジョーカー->なかなかだと、言っておこうかな…?(普段のジョーカーの声よりも、幾分若いものを発した次には。払われた勢いすら利用して右廻し蹴りを放っている) ケイニー->(一方槍でそこまで早く対応できるはずもなく、危ない所で身をひねり肩で回し蹴りを受止め、衝撃を殺すために吹っ飛ぶ)痛ったぁぁ……! ジョーカー->戦闘センスも、立回りもいい。逸材だ。(フッ、と再び消え…) ルーク->(ケイニーに続いて、ルークも攻撃に移る。マスターしたわけではないが、瞬動をそれなりに使いこなし… シオン->(ケイニーの背後に瞬時に移動)ヒールオブライト! ケイニー->(広いことが幸いしたのか背中を壁にぶつける事も無い。ただ転がりすぎて少々目が回る)ったく、早い上に馬鹿みたいな威力だ……。ありがとmシオンお姉さん ジョーカー->しかし。少し、こちらが疎かではないか?(聞こえたのは、ケイニーの後ろでも。ルークの後ろでもない。足を何時でも振り下ろせるような体制で、シオンの後ろ!) ジョーカー->(容赦などしない。瞬動を使った蹴りよりも強く、勢いのある蹴りよりも速く。踵落としを、シオンの背中向けて放つ!!) ルーク->シオン!(瞬動でシオンをかばう) ケイニー->クラロ>援護します。………風力付与(エンチャントワールウィンド)《ルークの剣に風の刃を付与する》 シオン->きゃっ!? ジョーカー->(掠っただけで、ヘビー級ハイキックのソレが。ルークとシオンの身体に掠り、地面に打ち込まれれば…ずどぉんっ!! 五メートルのクレーターが穿たれた) ジョーカー->甘い甘い甘い甘い。(風景に溶け込むようにして消えるとほぼ同時に、空間から突然出現したかのようにルークの目の前に立ちふさがり) ルーク->ありがとう、クラロ…。シオン大丈…(目の前にジョーカーが ジョーカー->(蹴りでは間に合わない。ならば、左ジャブ…ノーモーションの拳を一閃。ルークの顔面へ放つ) シオン->ルークさん! ケイニー->(ゴキリ……、先ほどの一撃で外れた肩を戻し)ああもう、オレ飛ばされ過ぎっ!(急いでルークの元に走る) ルーク->ッ!?(避ける間も無く、まともに喰らってしまう) ジョーカー->@ジャブ…ボクシングで言うところの、肩から放ち肘を伸ばすノーモーションからの拳の一撃。及び最速の技とされる。) ジョーカー->@無論、右ストレートや左フックと比べれば威力は落ちるが…ジョーカーが放つそれは、岩ですら軽がると粉砕できる威力だ) ジョーカー->(ルークに一撃入れた。まともに入れた。それを確認してから、シオンへ眼を向けてから放ったのは。腰の捻りを活かした、右首筋狙いのハイキック――!) シオン->くっ!(咄嗟に右腕でブロックし、左に飛んで威力を受け流す) ルーク->(一撃で怯んでしまい、顔を手で抑えている) ケイニー->遅れてゴメン!(此処でやっと戦線に追いつく、と同時にハイキックをかました軸足……太ももを狙って槍を突き出す) ジョーカー->(ばきん! ハイキックを空振り、回転したときに床が壊れ…その回転さえも利用し、槍を掠らせ皮を裂かせつつも飛び上がり…) ルーク->くっ…(眉間辺りから血が流れているが、何とか起き上がる。カースの下で修行していなかったら、今頃死んでいたであろう) ジョーカー->ッハ!!(その回転により生み出された威力及び自分の体重を乗せた、第二撃。飛び後ろ廻し蹴りを、ケイニーの右側頭部目掛けて撃つ!!) シオン->(地面に手を付き空中で姿勢を整え着地)つぅ……まだまだ…ウインドカッター!! ケイニー->(先の攻防から避けて返されるのは予想済みである、故に……)エアーボム!(既に詠唱しておいた魔法を地面に叩きつけ、その反動で弾けるようにジョーカーの更に上を取る!) ルーク->……ウィンドカッター! ジョーカー->!!(ザンッ!! 2人分の風の刃が顔面に吸い込まれ…斬撃音と共に、顔から血飛沫が上がり大きく仰け反ぞり。それでも尚体勢を維持した蹴りは避けられ…) ジョーカー->(どしゃっ!! と無様に地面に落ちた)ッチィ… ケイニー->(タン、と地面に降りて再度右手を槍の尻を持つように構えを改める) シオン->空壊(エアブレイク)!! ルーク->今だ!(一気に詰め寄り、ジョーカーの左肩めがけて突く!) ケイニー->クラロ>今です、………火力付与(エンチャントフレイム)《ケイニーの槍が炎の祝福を受けて真っ赤に熱を帯び、燃え盛る》 ジョーカー->(更に追撃の如く、左肩に突き刺さる剣と。頭にくる衝撃が襲う…)…っくぅっ!! ジョーカー->(その時。その時だ…攻撃した瞬間は、例え瞬動であろうが。止まる)ッシィアァッッ!!(剣が深く突き刺さろうとも、構わない。全身のバネを利用した蹴りを、ルークの顔面へ思い切り放つ!!) ケイニー->この槍はね、投げてこそ一番威力が出るんだよ……!(一歩引いた勢いで右手を大きく引いて腰を捻り、……バネのように身を返して雷撃のように槍を投擲する!) ルーク->っ!?(一度剣を離し、顔面を上へ仰け反って回避する)二度も喰らってたまるか! ケイニー->(そう、そのタイミングは更にジョーカーに返すタイミング。ルークは自力で何とかすると信じてこその一瞬である) ジョーカー->(悔しげに唇を歪め…視界の端に、雷撃の如く飛んでくる槍を見つけ…)…ッチィ…(僅かな、舌打ち) ジョーカー->(ドンッッッ!! 鈍く、響く音。ソレと共に、ジョーカーの首から上が、なくなった――) ルーク->やった、のか…? ケイニー->よっし、狙い絶好調! ジョーカー->(槍に貫かれるどころではない、吹き飛んだ…その威力たるや恐るべし…ジョーカーの手が、最後にぐっと上がるが…そのまま、止まった) ケイニー->……スティック(それでも念のために瞬時に槍を引き寄せ、パシリと掴む) シオン->…勝ったのでしょうか? ケイニー->あ痛たたたた……、肩外れたばっかりなのに投擲したから筋肉が……やれやれ ジョーカー->@(ぼうっ!! 行き成り、発火。ホムンクルスとしての性質なのか、此処でのルールなのか…敗者には場所は残されていないようだ。紅蓮の炎に焼かれていく… シオン->煤iびくっ) ケイニー->クラロ>……火葬する手間が省けましたね ルーク->(剣を引き抜く…) ケイニー->クラロ>ご聖逝を……(空にダブルスクエアを描く) ルーク->(布で刃に纏う血を拭い、鞘に収める) ジョーカー->@紅蓮の炎は。すぐさま、身体を炭へと変え。灰へと姿を変わらせ…ものの数十秒で、身体は…ジョーカーは、消滅した。灰すら、ゆっくりと消えていく…) ルーク->……… ケイニー->(【ヴェイラフ・ザ・ジョーカー、此処に眠る】と刻む、地面にだが)まぁ、証は残しておくよ ケイニー->それじゃあ、次に行こうか(淡々と進んで行く、振り返ることもなく) ルーク->(この時、ルークには今まで感じたことのない空しさを感じている) シオン->私達は進まなくては… ジョーカー->カース->……ま。ジョーカーに変わって、感謝しておくさ。(追従するように、マントの裾を靡かせ…) ケイニー->リース>此処にいる限り戦わなくてはならない。そういう場所なのですね……(静かに歩んでいく) ルーク->(だが、そんな感情を振り払い、次へ進んでいく) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <感想> ついに始まりましたねテメンニグル攻略……! 各個気合は十分、なんとかジョーカーも倒せて出だしは上々と言えそうですね。 言えそうですけどこれから先とてもじゃないけれど無事な保障は無いようです、さてさて何が待っているのか…。 更に気合を入れて進めるとしましょう。