カース->ほらほら、全員魔力と気が揺れてる! 全て、身体全体に均等にしろって言ってるでしょー!!(相変わらず竹刀を持ちながら、指導中!)
ケイニー->鍛えてるのに、鍛えてるのに筋肉が付かないのはグラスランナーの宿命なの……!(乱れまくり) ぎゃぅ
ケイニー->せ、精神統一は苦手だー
シオン->均等と言われても…(揺らいでる)
カース->全身…んー、そだな。お風呂入ってるときみたいに、湯が身体全体を覆う感じで。体内にある力を分けるの。説明は解りやすいでしょー
ケイニー->(←凄くのほほんとした表情してる、寝そうだ)
カース->…(ゴキ…あきらさまに右手が音を上げて拳を作る)
ケイニー->(気づいて無い♪/ぁ)
カース->(竹刀を地面に、どすりと突き刺すと。トントン、と軽くステップし…)
シオン->お風呂〜(まったりした表情。でも言われた通り、完璧ではないが均等になってきている)
カース->……(三回ほど、ステップを踏んだ後。軸の左足は地面に固定、右足を地面にすらし。腰を捻ると共に右肩を撓らせ、高速の右ジャブをケイニーへ放った!)
カース->(勿論、狙いは顎♪)
ケイニー->!!!!!!!!(決まったぁぁぁぁ!!!)
ルーク.->(カース達と離れたところで一人、剣の素振りをしている。だが、何やらイライラしている様子だ)
カース->シッシッシッシッシッシッシッ!!(さらに容赦なく、上から下から左から右から。縦横無尽の如くケイニーの顎に繰り出されるブロー、その数二秒間に十七発)
ケイニー->んげ、うが、んはっ、はぅあ、ぐひゅぇ、あうがっ!?(最後の一発がきれーに入ったかと思うと、ピュ〜〜92っと、まるで出来の悪いブーメランのような弧を描いて飛んでいくアホウが一人)
シオン->じーんせいはワンツーパンチ♪(お風呂に入ってる気分で歌ってる)
ケイニー->(そして木の枝に引っ掛るのだった)
カース->ッシ!(気合一つ。拳を収め、足を整えると…)…シオン。集中。(ジロ…
ケイニー->@パキッ85
ケイニー->@ベシャリ (枝が折れた模様)
シオン->はーい。あ、そういえばルークさんは一緒に修行しないんでしょうか?
カース->ケイニー。さっさと定位置に戻って修行再開…全部顎に当てはしたけど、キミ、殆ど顎外して衝撃吸収したでしょ…?
ケイニー->ふふふ、何気に立って歩いて戻ってこれるや……(複雑な表情をしつつ戻ってくるのだった)
ケイニー->そうだね、どうしても痛い所は体が勝手に避けるみたい
カース->……修行の成果だね。多分、コレから脳震盪とは無縁の生活送れるよ
ケイニー->凄く痛そうなんだけど
ケイニー->気絶出来ない生活……、進歩なんだろうけどなぁ
カース->…(すぅ、と息を吸い…)コーッラ、ルゥゥゥゥック! 何勝手にやってんの、戻ってこーい!!!
カース->あぁ、大丈夫。人って、どう回避しても気絶するときはするから。(フォローになってない
シオン->気絶した方が幸せな場合もありますからね
ルーク.->わーったよ!!!(声も荒げている)
カース->(ムカ…)何イライラしてんのよ、キミ…
ケイニー->いつか自力で気絶できる秘儀を考案したい……(ぁ
ケイニー->どうしたの? 便秘? 悪い物でも拾い食いした?(ないだろ
ルーク.->俺がそう見えるのか?
カース->少なくとも、ボクの言ったことやらずに。勝手に素振りやってるってのは、どういうワケよ?
カース->(竹刀を地面から引き抜いてから。自分の右肩を軽く叩き)理由によっちゃ、怒るけど。
シオン->剣の修行も必要でしょうけど、精神統一は魔術、剣のどちらにも必要な修行ですよ
ケイニー->あー、もしやオレが騒いでて邪魔だったかな
カース->騒いで邪魔、程度なら今まで精神統一やらせてきた意味がないネ
ルーク.->(少し沈黙の後)………俺は、陛下の仇を討つために、こうやって強くなろうと努力してるんだ。
カース->………………で?
ルーク.->早く強くなって、奴を倒したい。 だから俺は…(グッと剣を持っている手を握り締める)
カース->だから勝手に素振り?
ルーク.->…………(咄嗟に言葉が詰まる)
カース->やることもやらずに、ガムシャラに素振りをして勝てる相手が、陛下って人の仇?
ケイニー->(あえて会話を聞きながら精神統一に励む……)
シオン->乱れた気持ちで剣を振っても意味はないと思います…
カース->少なくとも、乱れて我を失う程度で勝てる相手じゃないことぐらい。解ってると思ったけどね…(身を翻し…)
カース->さ、シオンも。続けて?
シオン->はい、すみません(目を瞑り精神統一)
ルーク.->………(ただ無言のまま。自分でもどう言えばいいのか、わからなくなっている)
ケイニー->雑念、雑念……(ブツブツ)
カース->(ルークは放っておき、先程の場所へ戻り。再び竹刀を突き刺してから)…そのままでいいから聞くように。
カース->(両手を柄に添え、軽く凭れ掛かる様な体勢で)解ってると思うけど。そろそろ、最終段階が近づいてきてるくらいにキミ達は強くなってる
シオン->(最終段階…)
ケイニー->(なんか嫌な予感がするのは何故…?)
カース->正直、ボクも驚いた…。…幾ら無茶したからって、この短期間でかなりの成長を遂げてる。そろそろ、相手がどれくらいの戦力があるかも解ってきたんじゃない?
ケイニー->(不敵に笑って目を開き)勝てない相手じゃ、ないね
カース->そう。対峙した相手の姿勢、呼吸、目の配り方をはじめ。体内体外にある魔力と気の知り方は、既に一流のハンターなど遠く及ばない…
カース->…ただ一つ、欠点があるとすれば。あくまでそれは、見た感じ…ってことになるわけだけれど
カース->…注意深く…そうだな。(少し考えるようにしてから…)…ボクを見ればいい。どれだけのものか、解ると思うよ?
シオン->(目を細め、気を探るように見る)
ケイニー->うん、確かに追い詰めたと思ったら隠し球持ってそうだね。と言うか勝ってもくたばりそうに無いような……
ケイニー->(ジィー……)
カース->(その小さな身体に秘められた魔力は、膨大なものがある…しかし、さらに其の奥。其の奥を探ったときに、見えるものは…)
シオン->(あれは…?)
ルーク.->(今のままじゃ奴に勝てない、そんなことはわかってる。わかってるけど…/まだ何か煮え切らないものがある様子)
ケイニー->(むぅ、もうちょっと修行すればすんなり見えるんだけど……)
カース->………見やすく、してあげようか。(ドクン、と目の色が黒から灰色に変わった瞬間…辺りの空気が凝縮し、見た感じさえ数倍に跳ね上がる)
カース->(その内部に潜むは、巨大な。そして強大な…黒い狼の如き…。全てを一撃で屠り去る爪牙を備えた、強大を通り越した闇の獣のその姿…暴力という名の力が、ある)
ケイニー->(これが……)
カース->……見える?(僅かに笑み。首をかしげ…内部の獣の、眼窩も瞳も全てが赤に染まりし獣の目が、僅かに。笑うように細まった)
シオン->(凄い…猛々しい力…)
ルーク.->(カースを見てはいないが、途端に背筋が凍るような感じがした)
ケイニー->(形は違えどこんな馬鹿でかい力があいつ等には有るわけか……)
ルーク.->(即座に気配のするほうを向くと、その方向にはカースが)
カース->今、君達に見えているのが。ボクの力を現す獣…ま、今のところ四十パーセントくらいかな?(軽く笑うと、灰色の瞳が黒へと戻り…獣がベールに隠された)
カース->(同時に、辺りの。空気を凝縮し、冷やしたような張り詰め方も消えた)
ルーク.->あの気配は、カースが…?(驚くような目で見ている)
シオン->(あれで半分の力も見せていない…私達はまだまだという事ですね)
ケイニー->うーん、普段でさえこれだけ痛めつけられてるんだけどなぁ(苦笑
ルーク.->あれ?…でも、俺、どうやって気配を…(自分でも驚いている)
カース->ん、あぁ。アレ? 気付いてなかったの…(はて、と首傾げてから、にっこりと笑うと)
カース->今の状態じゃあ、ケイニー君に一発入れるだけでもう必死なんだよボク♪
シオン->今度から段階をあげて痛めつけるんですね?
ケイニー->それがさっきボコボコにした人の台詞ですかい。でも、そう言ってもらえると嬉しいな
ケイニー->ゾクゾクスルネ……(汗
カース->さっきの、ジョブだって。殺す気ってまではいかないけど、ホントに一日二日は身動きさせなくするぐらいの力でやったんだしねぇ…
ルーク.->………(さっきまでイライラしていた自分が馬鹿らしく思えた)
カース->…そうだね。ボクの方も、そろそろ段階上げなきゃキミ等に追い抜かれるし
ケイニー->嬉しいような怖いような、まぁ晴れて段位昇進ってことだね
ルーク.->カース、ごめん…(シュンとした顔で謝る)
カース->そういうことだね……さてと。(ふと、竹刀から身体を離し)ボク、ちょっとだけ此処から離れるけど。暇つぶししててよ
カース->別に気にしてないよ、ルーク。ただ、気をつけないと今度からぶっ飛ばすから♪
ケイニー->(それは気にしてるってことじゃ)
シオン->カースさんは本当に飛ばしますよね。比喩ではなく。
ルーク.->わ、わかった…(何か殺気を感じたようだ…)
カース->少ししたら戻るよ〜(くるっと身を翻し、ひらひらと手を振る)身体解しててね。
ケイニー->普段から飛ばされ慣れとくのも手だよ?(←アドバイス)
カース->じゃ、あとでケイニー君も飛ばそっと♪
シオン->でも体重と鎧の重さを考えると、ケイニーくんよりは遠くへ飛ばないから安心ですよねw
ケイニー->逃げよっと♪(滝汗
カース->フフ♪(軽く笑うと
ルーク.->安心…していいのか?(滝汗
カース->それじゃね♪(ザンッッッ!! 地面が抉れるような、切れるような。派手な音を立てて、姿が消失した
シオン->枝ではなく幹にぶつかる程度で(余計痛いし)
ルーク.->ケイニーより、やばいじゃねーか!
ケイニー->軌道が低いとショックも大きいだろうしねぇ………頑張れ!(笑顔
ルーク.->笑顔で言うな!
シオン->受身の練習をしてはどうでしょう?(微笑)
ケイニー->多分、死なないからさ。これも修行だよ………ね? 死なない、死ねない修行さ。ね?(暗い顔で言ってみた
ケイニー->幹に当っちゃう時点で受身しても、
ケイニー->殴られる箇所の方が痛いけどね(経験者は語る)
ルーク.->確かにな。 それとケイニー、暗い顔もやめてくれ、余計怖くなる
ケイニー->真顔だけはやなんだけどなー(何故)
ケイニー->体を解せ、か。ストレッチでもしてようかな
シオン->怪我をしたらヒールオブライトで回復しますから、安心してくださいw
ルーク.->体を解すって、ストレッチしかないよな?
シオン->軽い組手でもいいのではないでしょうか?
ルーク.->なるべく怪我しないようにするけどな(←無理な話)
ケイニー->その時は頼んだよシオンお姉さん。 整体とか、妖しいクスリとか、お風呂とか、マッサージとか、針治療とか、軟らかくするだけなら色々有るけどね
シオン->妖しいクスリならここにありますけど…(リュックの中に手を入れ/ぁ)
ケイニー->組み手かぁ……、丁度良い具合に身長がバラバラなのが悔やまれるよね(必死にスルーした
ルーク.->さてと、カースの奴、どこまで行ったんだろうな?(同じくスルー
ケイニー->ま、解すだけなら丁度いいか。真面目に解しておこう、帰って来た時に何かとんでもない物を持って帰ってきそうな気がするし
シオン->折角試すチャンスだと思いましたのに…(残念そう)
シオン->←クスリの効力を知らずに持ち歩いてる危険なハーフエルフ
ケイニー->(寿命が縮まりそうで怖いよ……/汗)
ケイニー->ほら、1,2,3,4.……
ルーク.->(うーんと伸びをしたあと、軽く準備運動している)
シオン->今度マリリンさんに聞いてみましょう(クスリはあの時のお婆さんから貰ったらしい/危険度UP)
ルーク.->(腕を伸ばしたり、回したり、足を屈伸したりといった。普通の運動である)
シオン->(ゴソゴソとリュックにしまい、柔軟運動を始める)
ケイニー->(オレは何も聞いて無い、シオンお姉さんのリュックの中からトテモ危ない香りがするなんて気付いて無い、よもや飲まされる機会なんて来ない……!!)
ケイニー->(一心不乱にストレッチング)
ルーク.->(ルークもケイニーと同じことを思っていたり/ぇ)
シオン->(二人をちらりと見、唇の端をふっと上げ/ぁ)
ケイニー->(うわぁぁぁん)
ルーク.->(別の意味で殺気を感じている)>シオン
ケイニー->こ、後世に残す自伝には紫髪のハーフエルフの女性からクスリを受け取ってはならないと書いておかないと……(ごくごく小さく決意)
ルーク.->(知らないふりして、ただ黙々とストレッチ)
シオン->二人とも、疲れたら言って下さいね。特性ドリンクを用意しますからw(眩しい笑顔)
カース->たっだいまー♪(ザンッッッ…消えたときと全く同じ位置に、同じ音を出し。しかし皆の方を向いた状態で現れた)
ケイニー->お気遣いなく(汗
ケイニー->あ、おかえり
シオン->お帰りなさい
ルーク.->俺も、のど渇いてないし…
カース->@(服装が変わっている…あのローヴを重ね着したような、放牧民的な衣装ではなく。膝元、肘までしかないボディスーツの上から着込んだ黒い短パン、ノースリーヴという動きやすい服装)
ルーク.->お帰りー
ケイニー->何、色気に対する修行?(違います)
カース->@(そして、指先から肘までを覆う。黒い金属を編みこんだような、所々地肌が見える手甲――否、小手)
シオン->敵に女性はいましたっけ?
カース->なーに言ってんの…それとも何、ボクに脱げと?(右手甲に、炎を現した紅十字。左手甲に、雷と風を現す複雑な文様が久々に外に出ている)
ケイニー->淫魔の罠は何処にでも潜んでいるのさ(ニヒルにいってみた)
カース->……や、ハルたん居るから。ハルたん、女の子だから。
ケイニー->(背中から槍を取り出し)……ああ、そうだったっけ(鳥頭だった)
ルーク.->ハルたん…ねぇ(会ったことないので、深くは言えない)
シオン->では淫魔の罠に引っかからないよう、特訓ですね
カース->(肩まである髪を一括りにしてあり、靴も脱げないように二度結びなおしてある…)
カース->(そして身体…手の甲だけではなく、所々紋章が描かれた刺青がチラホラと見える…その身体は細く。しかし、凄まじい膂力を発揮するための筋肉がある)
ケイニー->なんかすっごく抗い難い特訓になりそう(ぉ)
カース->……(太股のところのボディスーツをビリビリ破いた/ぁぁ)
ケイニー->(さーて、アレでまともに殴られたら今度こそ雲突き破って上までいけそうだね……/緊張を持って得物を見る)
ケイニー->(そしてその緊張が一瞬崩れ去ったのは言うまでも無い)
シオン->いきなり罠に引っかかってますね(ケイニーを見)
カース->(←自分的に色気を出そうと思って、ボディスーツの下だけ短パンだけにした)コレでよし♪
ケイニー->……なんて試練だ!
カース->色気&デッドオアアライブ
ルーク.->色気って…女がやることだろ
カース->……………
カース->……ボク、女の子なんだけど…?(にっこぉぉぉぉ
シオン->ルークさん。失礼ですよ。
ケイニー->何かいつもよりやる気が出たよ(前向きだ
ケイニー->(一番に狙われるんだろうな……)
カース->(殺ス……)
ケイニー->(あ、殺気)
ルーク.->………(言わなかったふりをしたが、時すでに遅し)
シオン->(魔力を高め)回復の準備は出来ていますよ?>ルークさん
カース->(スパァン! と、腕を振ると炸裂音。其の手に握られるは、武器…どうやら小手は、武器として認識しては居ないらしい)
ケイニー->グッドラック(笑顔)
ルーク.->縁起でもないこと言うな!
シオン->(巻き込まれないように避難した/ぁ)
ケイニー->(ルークからは離れた/ぁ)
ルーク.->(どっちにしても本気でやるだろうな、あれは……/気を引き締めている)
カース->@(しかし、武器といえど…変わった武器だ。ナイフの一種らしく、丸く長い柄に、サバイバルナイフ級の巨大な刃物が乗っかり。その反対の柄には、針のような短いレイピアが備えられている)
カース->@(しかも、レイピア自体の付け根に。カースの顔ほどあるチャクラムが備え付けられているため、刺突は出来そうも無い)
ケイニー->凶悪な便利ナイフみたい……、使うのは難しそうだけど使いこなしてくるだろうな(槍を真っ直ぐに構え)
カース->さて、と…(クルクル、とその武具を回転させながら。ケイニー達のほうを見て…)…やろっか?
ケイニー->うん、修行の成果を見せてあげるよ
カース->期待してる。(精神統一のため、ぽいっと回転させたまま武具を手から離し…)
ルーク.->ああ…(帯剣を抜き、構え始める)
シオン->(手を離した。チャンス?それとも罠?)…ウィンドカッター!!(とりあえず先制攻撃に出た)
ケイニー->裏切らないよ(タッ、と軽く跳躍し、ダンッ!! と一気に踏み込んで初速からトップスピードに乗る。そのまま暴風のような勢いで木を蹴り幹の間を飛び、風の刃と同じ角度から襲い掛かる!)
カース->@(ヒュッ、と短い呼気の後。右掌に左拳を打ちつけた瞬間――カースの身体を、白色の魔力が覆い…ドォン!! 辺り一体に、カースを中心に風の刃すらかき消し。地面を抉り木々を殴り倒す、強風!)
カース->うん。楽しみにしてる。(ヴン、と音を立て瞳が黒から灰色へと変化し、口の端を吊り上げ。落ちてきた武具を掴む)
ルーク.->(ウィンドカッター発動と共に、カースのもとへ一気に詰め寄る)
ケイニー->@(体勢の不利を悟り、魔力を魔力で相殺して空中で後ろにフワリと後退し着地。と同時に強風を身を低くして耐えルークの逆方向へと駆ける)
カース->さぁ、行くよー!(素早くケイニー達が分かれたと見るや、身体を回転。行き成りチャクラムが外れると、風を切り、それぞれケイニーとルークへ迅る)
カース->(後、回転の勢いを利用し身体を屈めると。)
カース->(まずは、ルーク。近い方に狙いを定め、低空飛行の如く。回転の余韻を使い、身体弾丸の如くルークへ向かう)
ケイニー->おわっと(元から体勢が低かったので迷わずヘッドスライディングしてやり過ごす、切れ味も見ずに受止めるのは愚かと判断した)
ルーク.->ぐぅ…(強風をまともに受けるが、何とか耐え抜いた。だが、その直後に放たれたチャクラムを剣で払いのける)
カース->(受け流され、避けられたチャクラムは。それぞれ別の方向へ奔り…大木三本、丸々ぶった斬って遠くへと走り抜けていった)
ケイニー->(基本的にジャンプよりスライディングの方が体勢を立て直しやすい――ガバリと起きると一瞬だが背を向けているカースに肉食獣の如く駆け出す)
ルーク.->何ッ!?(カースが一瞬で目の前まで来てしまったようだ)
カース->(払い除けた隙は、見逃さない。後ろにケイニーが迫ってくることを確認しつつも、ルークへ肉薄し…低空から、一気にボールのように跳ね上がり! ルークの右側頭目掛けてハイキックを放つ!!)
シオン->エアーボム!(カースの側面に空気の弾丸を放つ)
カース->ッシ!(ハイキックを放ちがてら、腰を回転させ。武具を持った無造作な一撃で、空気の弾丸を上へと掻き消すではなく、弾き飛ばした!)
ルーク.->っ…(腕で防御しようとするが間に合わず、そのまま吹っ飛んだ)
カース->(その蹴りの重さ、牛百頭を遥かに超え。迅さと言えば弾丸を凌駕する…その蹴りを打ち込んだのを確認してから、漸くケイニーへと目をむけ…)
ケイニー->はぁぁぁっ!!!(高速で走りながら軽く強く地を蹴り、地を滑るように跳びながら身をひねり……ダンッッ!!! 着地と同時に踏み込み、遠心力をとした左より横殴りの一撃を見舞う)
ケイニー->(そして間髪要れずに地面を抉り強引に2歩下がる)
ケイニー->(槍の間合いである)
ルーク.->くっ…(頭がクラクラしていく…軽い脳震盪を起こしたようだ)
カース->(避けない…いや、避けれないのか? 横腹に喰らうと、筋肉が陥没し骨が軋み…体重が軽すぎるのか。簡単に吹っ飛び、大木にぶつかる!)
ケイニー->ルーク! 生きてる?(この間に無事を確認する)
シオン->エアーボム!!(追い討ちをかけるように空気の塊をカースにぶつける)
カース->(そのおかげで、槍の追撃を蒙らずにすんだワケだが…)…いい蹴りだね。(なんなく、地面に足を揃え着地。口に溜まった血を地面へ吐き捨て…)
ルーク.->ああ、何とかな(目を覚ますかのように頭を横に振って、ゆっくりと起き上がる)
カース->(刃一閃、右から左へ光が流れ…空気を切り裂き、自身の後方で爆裂させた!)
ケイニー->そりゃ良かった、次も死なないでね。……!(一瞬光に目を奪われる)
カース->……ボク相手に、エアーボム程度じゃあどうしようもできないよ? そりゃ、当たれば痛いけど。(ゴキ、と首を鳴らし…)
カース->(ドン! ケイニーたちの後ろにアる大木が、あのチャクラム級の切れ味を見せて、轟音を立てて倒れた)
ルーク.->……なっ!?(後ろの大木を見て唖然としている)
ケイニー->障害物が減って戦いやすくなったみたいだね(軽口を叩きながらも様子を伺い……)
カース->……ジッとしてていいの?(武具を持っている右手の人差し指と、中指を立て)
ケイニー->作戦練ってるの
カース->(クン、と自分の目線まで上げると…)@(…ケイニー達の周りの空気が、一気に熱膨張を起こし爆発寸前まで膨れ上がり――!!)
ケイニー->って言ってるのになぁ……!(異変を察知して間一髪で木の後ろに非難、伏せる)
カース->@(目の前で、小規模ながらも、しかしケイニー達を吹き飛ばせたには十分であろう火炎が生まれ。爆発を起こした!)
シオン->っ!?(爆風で右に吹っ飛ぶ)
カース->……(まだ上げたままの指を、今度は此方へ自分の方向へと傾けると…それに引っ張られ、あのチャクラムが高速で回転する音が近づいてきた!)
ルーク.->うあっ!?(同じく爆風で左に吹っ飛ぶ)
ケイニー->うぶ(地面に減り込んだ)
カース->@(地面に減り込んだケイニーの、頭上スレスレ。その上を、チャクラムが高速回転高速移動で駆け抜けていって…)
シオン->(大木はカースによって倒された為ぶつかることなく、身体を丸め慣性のまま回転。体勢を整え地に降り立つ)
カース->(武具を差し出すように持ち上げると、磁石にくっ付く鉄のように。短いレイピアの両端に、ガチャンと音を立てて嵌った)
ケイニー->(大部分炭化してしまった木のお陰で直接焼かれる事は避けれた、しかし熱波で上着はボロボロだ。そんな状態のまま何とか土を払って身を起こし……)……後1秒早く起きてたら首飛んだかも
ルーク.->ちっ、こんな時に…(先ほどのチャクラムを払いのけた時の腕が痺れている…)
カース->飛ばすつもりで寄せたから。(クルクルとまた武具を舞わして弄びながら)
ケイニー->コミカルなキャラで命拾いしたよ
シオン->飛んでまたくっつくのなら飛ばしても構わないんですけどね
ケイニー->さーて、返却返礼……(幾分速度は落ちたものの素早くカースに走っていく)
カース->ダイジョーブダイジョーブ、トンでもちゃんと元通りにくっ付けてあげるから。(サバイバルナイフの切っ先をケイニーに向け)
カース->…バーン♪(ぐにゃ、とケイニーから見たカースの景色が歪み)
ケイニー->………。(そのままフワリ、と覆いかぶさるように飛び掛って逆手に持った槍をカースの喉下へ…)
カース->(ドッ…ッッッッ!! 一瞬送れて、極太の光の大砲が痕を残し打ち出され。カースを始点に四方八方、強烈なヘビーブローを叩きつけた様な衝撃が奔る!!)
ルーク.->俺は…まだ諦めない、奴を、シルヴェストリを倒すまでな!(自分を奮い立たせ、カースに突っ込んでいく)
ケイニー->バカでも偶には頭を使ったりするんだよ(その瞬間、魔法で作られた幻は消えた。そして悟られないように木の上へと移動していた本物が本物らしい豪速でカースの頭上から振ってくる)
カース->(先程までケイニーが居た位置を光の大砲が打ち抜き、空へと駆け抜けていくのを見届けもせずに。僅か半歩だけ、後ろへ下がった)
ケイニー->とぉぉりゃぁっ!!(気合を込めて、豪一点。最短、突きによる点の一撃。狙うは右肩――!)
カース->(…避けきれないな…)
ルーク.->(光の大砲を避けつつ…そのままカースの急所を突く! ルークの狙いは左肩――!)
カース->(そう判断したときには、既に受けも避けも間に合わず。右肩に、刃が突き刺さり肉が断たれ関節が外れ…突き抜ける前に、筋肉を締める)ッツゥ…!!
ケイニー->(紅い帯を引きつつその銀の槍を翻し躊躇なく踏ん張って振るう、地面から右胴を狙った払いだ)
カース->(同時に、左肩にも突きが、文字通り突き刺さり。今度は突き刺さったあとの反応も間に合わない…血飛沫を上げ、左肩を貫かれた)チッ…
カース->(その、瞬間。ブチィッ! と嫌な音がした…突き刺さった剣を、自らの身体を横にして横へと払わせ外へ放り出したのだ)
カース->(その痛みを感じるよりも速く。手にした武具で、右胴の一撃を。自分の体重を乗せて、防ぐ――!!)
ケイニー->つっ(それは予期していたのか無理をして踏み込まずアッサリと槍を引く、そして退くついでに体勢を低くし……)
シオン->(低くしたケイニーの背後から)ウィンドカッター!!
ルーク.->急所に当たったのに、まだ動けるのか!?
カース->@(ドクン――空気が、震えた。木々が怯えた水面が泡立った――)
ルーク.->(即座にウィンドカッターの範囲外へと退く)
ケイニー->ふっ、ハッ、やぁっ!! (撃たせる前に、そんな直感を胸に出来の悪いマシンガンのような速さと破壊力で突きの嵐を体中無作為に突きまくる)
カース->(目の灰色が濃くなり…ウィンドカッターを弾き消すと同時に。右の前蹴りが、文字通り一閃――ケイニーの顔面へ吸い込まれるように放たれた――)
カース->(自分の身体が、その連撃にさらされるのも構わない。捨て身ではないが、後の先でもない…本当に、無造作な前蹴り…)
ケイニー->(しかしそれは槍の間合い、剣ですら中々届かないその長い間合いは少し身を反らすだけで蹴りをかわす至らせる。……筈なのだが)
ケイニー->うっ………ぁぁぁぁぁああああっ!!!(状態を反らしながら、その一瞬の内に蹴りは額に届いた。次の瞬間ケイニーの体は太い木の幹を真二つにしていた)
カース->……(届いた秘密…というほどでもないが。ようは、前蹴りにしようした右がそのままケイニーに届いたわけではなく。左足が、地面を蹴り飛ばして間合いを詰めた)
ケイニー->ごふっ……!(内臓をやられたらしい、見れば分かる、木の破片がものの見事に腹に突き刺さって滂沱たる吐血をしていれば。額から流れる血は辛うじて致死量ではない)
ルーク.->うああああああああっ!!(隙を見て、カースに再度同じ急所を狙い一気に突く!)
シオン->ケイニーくん!(即座に駆け寄り)ヒールオブライト…っ!!
カース->(おかげで、身体は所々出血し。けして軽症とは言い難いが…其の傷も、白煙が上がり始める。シルヴェストリやジョーカーのように治癒していき…)
カース->@(ふと、ルークを見たが。興味がなさそうに、ふいっと目線を逸らすと。もう其処にはカースの姿は無く――)
ケイニー->ありがと……(幸か不幸か意識はハッキリとしているらしい、凶器ともいえる木片を引き抜くと治癒の魔力に体を任せ。……取り合えず止血だけは済ませる)
カース->(――ケイニーの傍に屈んでいた)ゴメン、やりすぎた。
ルーク.->消えた!?(キョロキョロと周りを見渡す)
ルーク.->ケイニー
カース->(ふと、右手を上に上げると。白い文字が右手を覆い…)
ケイニー->ははは、普段の特訓がなかったら首折れてたね……。ま、大丈夫だから良いよ(と言いつつもあまり大丈夫そうではない、足に力は入れてるだろうが立てないらしい)
カース->座ってて。(その手を額に添え――)@(ケイニーの頭を初め、いきなり高温が発生し。血の色をした煙を上げ始める)
ケイニー->グ……、人間腹筋切られると立てないもんだね(立った、と言うよりは腕の力で木に寄り掛かって身を起こした感じだ)
ルーク.->(剣を鞘に収め、ケイニーの元へ駆け寄る)
ケイニー->熱いなぁ……(視界と、思考もぼうっとしてるようだ)
カース->(シュゥゥゥゥゥ…暫く、煙をあげていたが。手を離せば、額の傷が文字通り消えている)
カース->……うーん…仕方ないな。ちょっと、荒っぽい遣り方するよ? 出血多量だからね、普通の治し方じゃ大貧血だし…
ケイニー->(段々と思考もハッキリしてきたらしい……、最後に口の中に溜まった血を吐き出すと。パシパシ頬を叩くと覚醒した目を開く)
ケイニー->あ、荒っぽいやり方?
ルーク.->ケイニー、大丈夫か?
カース->……み、見ない方がいいよ?(にこ、と笑むと。言うや否や、持っていたハンカチ取り出してケイニーの視界を隠す)
ケイニー->うん、傷は塞がったからもう死なないよ
シオン->私達も見ない方がいいですか?
ケイニー->(まるでさっきのままだったら死んでたかのような言い草だ)……へ、何? 新境地開くの?(何か不安みたいだ
カース->…そ、そうだねー。見ないほうがいいかな?
ルーク.->俺も見ないほうがいいか?
カース->何度も言わせるな。(にこ
ルーク.->わ、わかった(後ろを向く)
カース->貧血させたまんまだと、良心痛むわよ。(はぁ、と溜息つくと。ケイニーの顎を掴んで、口を開かせた。)
ケイニー->(目隠しって……、あー、そう言えば死刑囚って刑を執行される寸前に目隠しされるんだっけ……/ぉ)
カース->(勿論、大口開かせるわけではなく。小さくだが・・・)
カース->他事考えてて。いいね?(ギリ…目隠しするために、ケイニーの頭を掴んでいた手に力がこもる)
シオン->(手で目を覆っている。が、ちゃっかり隙間から覗いていたり/ぁ)
カース->すー…はー…(←深呼吸して…)………(ふと、シオンを見ると)……竹刀で百叩きされたい?
ケイニー->ああ、それなはとくひ(と言って本当に今年のポウル・ロウ聖凛際の特別ステージは誰が立つんだろうなー、と考え始める。ある意味大物だ)
シオン->いえ…(素直に後ろを向く)
ルーク.->な、何か嫌な予感がするのは俺だけか?(後ろを向いたままそう思ってる)
カース->黙れルーク。
ルーク.->は、はい!!(ビシッ)
カース->(ぼう、と。近くのケイニーには他事考えてても解る程度に。しかし、周りの二人は気づかない程度に、胸辺りに魔力が通い…)
カース->(まあ、大怪我させちゃったお詫びも含めて、と/ケイニーの唇を奪う娘)
ケイニー->(まだ聖凛祭の屋台に思いを馳せているコイツは本物の阿呆である)
カース->…(その重なった部分から、胸辺りに蓄積された魔力が。ケイニーへと流れ込み、体力は勿論血液回復。そして、まだ僅かに残る筋肉の断裂を治していき…)
ケイニー->……? ……!(やっと気付いたようだ)
カース->…(時間にして2〜30秒ほど注ぎ込んでから。唇を離すと…)…ふぅ…
カース->…終わったー…
ケイニー->………。(複雑な心境らしい)
カース->てぃ(股間に一撃←鬼)
カース->(しかも、利き腕の右手。拳だ)
ケイニー->あ、ありがと、なんか全快みた……っっ!???!! 全壊じゃぁぁぁぁ!!!!!(のた打ち回った、もう、陸の魚の如く、まな板の上の鯉の如く)
シオン->……もう、いいでしょうか?(まだ後ろを向いたまま)
カース->うん、いいよー♪(よっ、と声上げて立ち上がり)
シオン->あ、本当です。元気に動き回っていますね
カース->デショ。治療も得意なのだよ♪
ケイニー->(死に物狂いでのた打ち回っている、生を謳歌しているように見えなくも無い)
シオン->(のほほんとケイニーを見て微笑む)
カース->壊す方は、もぉっと得意だけど♪
ケイニー->Nooooooooooo!!!(発音が変になってる)
ルーク->というより、どう見ても痛そうに見えるが…
カース->そう?(ケイニーの腹に右の爪先蹴りを。誰にも見えないよう打ち込み)
ケイニー->精神的にさっきの傷より痛いんだけどっっっ……!!
カース->またまたそんなこと言ってー♪
ケイニー->これも試練なのか……(ガクリ)
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<感想>
今回は最初から最後まで殴ったり殴られたり戦ったり制裁されたりと忙しかった、と言うかハードでしたね色々と。
そろそろ地獄の訓練が終わると思うとホッとしますです。
今回レベルアップしたわけですが、この強さをどう生かしきってテメンニグルを攻略するかですね。