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“賢者”シーヴァー

 

国籍…ソレイユ
所属…賢人会議
階梯…召喚士(12階梯)
年齢…70
性別…男

 


「儂はこの肩書きが嫌いでな。聡き者などいないというのに、誰もが無知に気付かん」


 ソレイユの国政を握る大統領のひとりであり、古より続く大貴族の長である。
変わり者揃いの賢者達であるが、彼はその中でもオーソドックスに魔学と政治力を高レベルで維持する賢者らしい賢者である。
40年近く政治活動をしており、年の功という意味で顔が広く発言力は強い。
また国立魔術学院で召喚術を教えていた経歴もあり、学院にも影響力を持っている。
彼の政治手腕は堅実そのもので今まで失敗らしい失敗は一度もしていないが、特別大きな政策を打ち出すということもしていない。
個性的な賢者達の間に立ち、意見をまとめ、国民の納得する形に治めるというのが今のシーヴァーの立場である。
そのような言動をするため温厚な老人、というイメージが国民には浸透しているようだ。
国民を愛し、文化を愛で、国威を誇る。模範的な為政者。
一見完璧に見えるが、唯一の欠点がある。彼は一貫して『ラクナスとの戦争』を公言し続けていることである。
非現実的であり、その論議を始めるとなぜか彼は我を忘れたように熱くなる。
他の賢者の反対によってそれは実現していないが、堅実そのものである彼がなぜそのような言動をするかは謎である。
九十九の鍵を使い、ラクナスを滅ぼそうとしたこともあるというが……
 
このキャラは発注文章がだいぶ難しかった記憶が御座います。
魔術士っぽいローブを纏いつつ、政治家らしいスーツも着こなしている、という感じです。
そしてrenge様は素晴らしいデザインをもって返答して下さいました。
まさに政治家兼大魔術士というイメージ通り、凄いですよね。
個人的にはあの吸い込まれそうな杖のデザインが好きです。きっと重要な九十九の鍵に違いない。
因みに書物の表題は”アカシックレコード(Akashic Records)”です。


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