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アビス |
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遥か古代から存在し続けていると噂される、ロード・オブ・アビスの宗主。本名はアキラ・ナガセと言う。 年齢は噂が真実であった場合の推定である。 殆ど人前に姿を現すことが無いため彼の姿を知る者は少ないが、バウンティハンターの間では「厄介な同業者の厄介すぎるボス」として知られ、恐れられている。 その財力と保有する戦力は国ひとつに匹敵しうるというが、最も恐れられているのはその化学力である。 彼は国内外の優秀な科学者を買収して召抱えており、自身も一流の科学者である。 異貌の能力を人体に取り込む技術を始め、独自に改良を加えた戦闘用LP、果ては自立式人型汎用兵器まで保有している。 それらを駆使して賞金首を片端から刈る、文字通り、首を。それがアビス。 彼らは悪人であれば賞金首でなくても容赦なく殺害する。そこに法はなく、暴力を更なる暴力で徹底的に排除しようとする。 違法ではあるが実際彼らのせいで犯罪発生率は下っているので、各国は警察の前で事が起こったりしない限りは彼らを無視している。あるいはその財力で政治家を買っているのだろう。 しかし残酷非情がロード・オブ・アビスのやり方だが、宗主は正義を信じ平和を求める人間だと噂される。 だとしたら彼の正義は歪みきっているとしかいえないだろう。 悪夢を見せるというその銃で守られた正義は、ひとつとして無いのだから。 |