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鋼鉄将軍<nルトムート・ヨーゼフ・ラインヴァルト・ゲッフェルト |
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知恵を持ち言葉を解し、軍団を指揮する異貌の一匹。 東方において最も苛烈な戦いを繰り広げている戦線、カオス。そこにおいて異貌軍の総指揮を行っているのがこの『鋼鉄将軍』だ。(誰もフルネームを呼びたがらない) 弁舌が達者で人間に対して何らかの宣言や要求を行う場合にも姿を見せる。彼だけで重要事項を決定することもあり、 異貌軍の中でも強大な権限を持っていると思われる。 その姿は2mを悠に超える巨体で、筋骨隆々の人間型の上半身を常に晒している。 その筋肉を一瞬で鋼鉄並みの硬度に変えるのが彼の能力、小銃どころかミサイルを打ち込んでも傷ひとつ付けられることはない。 通り名は、どれだけ弾薬を打ち込んでも無傷なことに苛立った人間達がつけたらしい。 彼は常に戦線の最も目立つ場所で味方を鼓舞し、異貌軍を指揮する。 部下に鋼鉄将軍をそのまま小さくしたような異貌を複数抱えており、それらを分隊長として動かし、緻密な作戦で人間軍を翻弄するという。 しかし、この命令体系は他の異貌からの評判がすこぶる悪いようである。いわく、ミニ鋼鉄将軍(仮)は恐ろしく性格が悪いのだとか。しかし鋼鉄将軍の命令には逆らえず…… 異貌も下っ端は大変なようだ。 彼は敵にも味方にも自分にも厳しく、処刑した人間と異貌の数は計り知れない。これは自分勝手な異貌を押さえ、支配体制保持をするためだろう。 過去、サイトウ氏に左胸を撃ち抜かれたことがあるが、その傷をあえて残している。 戦場に生き、戦場に死ぬ、その類の拘りを持っているヤツだとサイトウ氏は語ったという。 因みにミニ将軍は彼が自分の体を媒体にして呼び出した自分自身である。つまり鋼鉄将軍は召還士なのだ。 分け与える体の部位の大きさによってその強さは変化するが、普段は指を切り離している。 そして使い終わったら指に戻す。無機物に近い鋼鉄将軍ならではの芸当といえるだろう。 性格が悪いのは己の魂までも複製できないためで、今まで処刑してきた罪人の魂を代用として吹き込んでいる。 能力名、鋼鉄
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