食後は外に出て夕焼けを見物に。
ようやく山荘に帰り着いたものの、
緊張でのどがカラカラ。
缶ビールが身体全体に浸みわたる。
( YARIGATAKE )
槍ヶ岳山荘から見る落陽 @。
ようやく到着した狭い頂上で、のんびり休憩する人達。
 
槍の穂先へ、最後の長い鉄梯子は南無三、殆ど目をつぶって登る。
山荘で尋ねると、槍の穂先まで往復約1時間とのこと。

無理なら即刻引き返そうと決めて、おっかなびっくり登ってみることに。
槍の穂先から手前、大喰(ばみ)岳、中岳方面を見る。
登山日  平成21年9月中旬
標 高  槍ヶ岳 3180m
ルート [第1日]
 新穂高バスターミナル(6:30)〜穂高平小屋(7:20)〜白出沢(8:05)〜滝谷避難小屋(9:20)
 〜槍平小屋(10:10)〜最終水場(11:25)〜千丈乗越分岐(12:30)〜飛騨乗越(14:15)
 〜槍ヶ岳山荘(14:35)〜槍の穂先(15:25)
[第2日]
 槍ヶ岳山荘(7:00)〜坊主の岩屋(7:45)〜ババ平避難小屋(9:35)〜槍沢ロッジ(10:15)
 〜横尾山荘(11:30)〜本谷橋(12:55)〜涸沢小屋(14:40)
[第3日]
 涸沢小屋(6:25)〜ザイテングラート取付き(7:30)〜涸沢小屋(8:30)〜本谷橋(10:20)
 〜横尾山荘(11:20)〜徳沢園(12:30)〜明神池(13:30)〜河童橋(14:55)
槍ヶ岳にたどり着いただけでなく、穂先まで登れたこと、
おまけにブロッケン現象まで見られたこと、
予想以上の収穫に満足しつつ、布団に入る。
夕陽と反対方向にはブロッケン現象が!
始めての槍ヶ岳で出会えたのは本当にラッキー。
槍ヶ岳山荘から見る落陽 A。
夕陽に沈んでいく、前穂高岳 ・・・
北穂高岳 ・・・
奥穂高岳 ・・・
涸沢岳 ・・・
ジャンダルム
100m下の山荘前の人がケシ粒のように見える。
約8時間、標高差2000mの歩きの後に着いた槍ヶ岳山荘と槍ヶ岳。
こちらは他日、前穂高岳から見た槍ヶ岳の全貌。
山荘前でにぎやかに歓談する登山客達
下を見おろせば見事に切れ落ちている。右は北鎌尾根。
とっつきからマークを慎重にたどっていく。
早朝から歩き始めた長い一日が終わった。
槍の穂先もオレンジ色に染まっていく。
槍ヶ岳山荘から見る落陽 B。
そのうち案内があって食堂で夕食となる。
帰りも踏み外さぬよう慎重に下る。